JP2008285201A - 中蓋付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップの天面部内面に中蓋を貼り付かせることなく、当該中蓋を、口部の先端開口を遊嵌状態で覆って確実に設置しておくことのできる中蓋付き容器を提供する。
【解決手段】容器本体11の口部13にフランジ部20を載置して口部13の先端開口14に遊嵌状態で設置されるフランジ付き中蓋22を備え、口部13にキャップ12が装着される中蓋付き容器10であって、キャップ12が口部13に装着される際に、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aが口部13に載置されたフランジ部20と接触する前に、中蓋本体21の一部26aがキャップ12の天面部内面18の内方部分18bと先に接触する。天面部内面18がフランジ部20と接触した状態で、中蓋本体の一部26aが天面部内面18の内方部分18bにより押圧されて中蓋本体21が弾性変形することにより、キャップ12を押し上げる方向の付勢力Xを生じる。
【選択図】図2

Description

本発明は、中蓋付き容器及びフランジ付き中蓋に関し、特に容器本体の口部の上端面にフランジ部を載置して設置されるフランジ付き中蓋を備え、口部にキャップを着脱可能に装着して用いる中蓋付き容器、及び該中蓋付き容器に用いるフランジ付き中蓋に関する。
例えば容器本体の口部にキャップを装着する際に、口部の先端開口の密封性を高めて収容物の劣化を防止するために、キャップと口部との間に中蓋を介在させた容器が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような中蓋付き容器では、例えば中蓋の円環状の周壁の外周面を口部の先端部分の開口内周面に密着させるようにして中蓋を口部に嵌め込むことにより口部を閉塞して、収容物を容器本体の内部に強固に封入できるようになっている。また、収容物を使用する際には、口部からキャップを取り外した後に、口部の先端開口に嵌め込まれている中蓋を、嵌合力に抗して取り外すことにより、先端の開口を開放状態とする。
特開平8−217104号公報
一方、例えば化粧品の分野においては、クリーム状、リキッド状等の状態の収容物を収容する容器として、口部の先端開口を遊嵌状態で覆って中蓋を設置するようにした中蓋付き容器が知られている。このような中蓋付き容器では、口部に中蓋が嵌め込まれるものと比較して、キャップを取り外した後に、特別の力を要することなく、口部の先端開口を覆う中蓋を例えば単に指で摘んで容易に取り外すことが可能になる。またキャップを取り外しても、口部の先端開口が載置した中蓋で覆われた状態を保持することにより、収容物を簡易に封止しておくことが可能になると共に、取り外されるキャップの天面部内面や、周壁内側のネジ山等に収容物が付着して、手指を汚したり、キャップが着脱し難くなるのを防止することが可能になる。
口部に遊嵌状態で設置される中蓋は、口部の上端面に沿った円環形状を有するフランジ部と、フランジ部の内方に一体成形された中蓋本体とからなり、口部の上端面にフランジ部を載置すると共に、中蓋本体を口部の開口に落し込むようにしつつ遊嵌状態で配置されて、口部に設置されるのが一般的である。
このような中蓋は、キャップが口部に装着された際に、フランジ部が、口部の上端面と、キャップの天面部内面の周縁部分との間に強く挟み込まれることにより、キャップの天面部内面に密着して、当該天面部内面に貼り付いた状態となりやすい。フランジ部がキャップの天面部内面に貼り付いた状態のまま、キャップが口部から取り外されると、口部の先端開口を中蓋で覆った状態を保持することができなくなり、上述のような収容物を簡易に封止しておく機能や、取り外されるキャップの天面部内面や、周壁内側のネジ山等に収容物が付着するのを防止する機能が阻害される。キャップの天面部に張り付いた中蓋が、不用意に剥がれ落ちると洋服、人体、家具、床、カーペットなどに当たって中蓋についている収容物がこれらのものに付着する恐れがある。収容物の種類によっては付着したものを落とすのが困難である。
本発明は、容器本体の口部に装着したキャップを取り外した際に、キャップの天面部内面に中蓋を貼り付かせることなく、当該中蓋を、口部の先端開口を遊嵌状態で覆って確実に設置しておくことのできる中蓋付き容器、及び該中蓋付き容器に用いるフランジ付き中蓋を提供することを目的とする。
本発明は、容器本体の口部に中蓋を備え、中蓋を覆うようにキャップを着脱可能に装着して用いる中蓋付き容器であって、前記中蓋は、中蓋本体とその周辺に設けたフランジ部とを有し、前記容器の口部の先端開口に前記中蓋本体を落し込むようにしつつ前記容器本体の口部の上端面に前記フランジ部を載置することで、前記口部に遊嵌状態で設置され、前記キャップが前記口部に装着される際に、前記キャップの天面部内面の周縁部分が前記口部に載置された前記中蓋のフランジ部と接触する前に、前記中蓋のフランジ部とは異なる部分が前記キャップの天面部内面と先に接触し、前記キャップの天面部内面の周縁部分が前記中蓋のフランジ部と接触した状態では、前記中蓋本体の一部が前記周縁部分よりも内方部分の天面部内面により押圧されて前記中蓋本体が弾性変形することにより、前記キャップと中蓋とを離間させる方向の付勢力を生じる中蓋付き容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、前記中蓋付き容器に用いるフランジ付き中蓋であって、前記容器本体の口部の上端面に沿った円環形状を有するフランジ部と、該フランジ部の内方に一体成形された中蓋本体とからなり、該中蓋本体は、前記フランジ部の内側縁部と連接して下方に延設する前記口部の内径よりも小さな外径を有する環状壁部と、該環状壁部の下端縁部と連接して内方に延設する底板部と、該底板部の内側縁部に連接して該底板部よりも内方部分を閉塞すると共に、上方に隆起して天端部が前記フランジ部よりも上方に突出する閉塞凸部とからなるフランジ付き中蓋を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の中蓋付き容器又は該中蓋付き容器に用いるフランジ付き中蓋によれば、容器本体の口部に装着したキャップを取り外した際に、キャップの天面部内面に中蓋を貼り付かせることなく、当該中蓋を、口部の先端開口を遊嵌状態で覆って確実に設置しておくことができる。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る中蓋付き容器10は、収容物として、例えば化粧料であるクリーム状のファンデーションを収容する容器であって、容器本体11と、キャップ12と、周辺にフランジ部20を設けたフランジ付き中蓋22とによって構成される。本実施形態では、中蓋付き容器10は、容器本体11に収容物を収容した後、容器本体11の口部13の先端開口14を覆ってフランジ付き中蓋22を設置し、口部13の外周面に形成した雄ネジ15にキャップ12の周壁16の内周面に形成した雌ネジ17(図2参照)を締着して、口部13にキャップ12を装着固定した状態で製品化される。中蓋付き容器10を購入した使用者は、キャップ12を取り外して収容物を使用することになるが、本実施形態の中蓋付き容器10は、キャップ12を取り外した後も、口部13の先端開口14をフランジ付き中蓋22で覆った状態を確実に保持しておくことにより、収容物を簡易に封止しておくと共に、取り外されるキャップ12の天面部内面18(図2参照)や、周壁16の内側の雌ネジ17等に収容物が付着するのを回避できるようにするものである。
そして、本実施形態の中蓋付き容器10は、容器本体11の口部13の上端面19にフランジ部20を載置して、口部13の先端開口14に中蓋本体21を落し込むようにしつつ遊嵌状態で設置されるフランジ付き中蓋22を備え、口部13にキャップ12を着脱可能に装着して用いる容器であって、図2(a),(b)に示すように、キャップ12が口部13に装着される際に、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aが口部13に載置されたフランジ部20と接触する前に、中蓋本体21の一部である例えば閉塞凸部26の天端部26aが、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aよりも内方部分である中央部18bと先に接触し、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aがフランジ部20と接触した状態(図2(b)参照)で、中蓋本体21の天端部26aがキャップ天面部内面18の中央部18bにより押圧力Pで押圧されて中蓋本体21が弾性変形することにより、キャップ12を押し上げる、すなわち、中蓋22とキャップ12とを離間させる方向の付勢力Xを生じるようになっている。
また、本実施形態では、口部13の上端面19にフランジ部20を載置してフランジ付き中蓋22を口部13に設置した際に、中蓋本体21の一部(閉塞凸部26の天端部26a)がフランジ部20よりも上方に突出し(図2(a)参照)、天面部内面18が平坦面又は略平坦面となるように形成されたキャップ12を口部13に装着することにより、中蓋本体21の一部26aがキャップ12の天面部内面18の内方部分である中央部18bと先に接触するようになっている。
さらに、本実施形態では、中蓋付き容器10に用いるフランジ付き中蓋22は、図3(a),(b)にも示すように、容器本体11の口部13の上端面19に沿った円環形状を有するフランジ部20と、このフランジ部20の内側に一体成形された中蓋本体21とからなり、中蓋本体21は、フランジ部20の内側縁部と連接して下方に延設する口部13の内径よりも小さな外径を有する環状壁部24と、この環状壁部24の下端縁部と連接して内方に延設する円環形状の底板部25と、この底板部25の内側縁部に連接して該底板部25よりも内方部分を閉塞すると共に、上方に隆起して天端部26aがフランジ部20よりも上方に突出する閉塞凸部26とからなる。
本実施形態の中蓋付き容器10を構成する容器本体11は、図1に示すように、例えばガラス材料や合成樹脂材料を用いて形成され、略矩形平断面形状の胴部11aを備える手のひらサイズのコンパクトな形状を有している。また容器本体11の肩部11bから上方に突出して、例えば20〜60mm程度の内径を有する略円形平断面形状の口部13が設けられている。口部13の外周面には雄ネジ15が形成されており、この雄ネジ15を介して、キャップ12が口部13に着脱可能に装着される。
キャップ12は、例えば合成樹脂材料を用いて形成され、円形板状の天面部27と、天面部27の周縁部から円環スカート形状に下方に延設する周壁16とからなる。周壁16の内周面には雌ネジ17が設けられており、この雌ネジ17を介して、キャップ12が容器本体11の口部13に着脱可能に装着される(図2参照)。また天面部27の内側面には、これと密着するようにしてパッキン35がキャップ12に嵌め込むようにして取り付けられており、このパッキン35の内側面によって、略平坦面となったキャップ12の天面部内面18が形成される。
本実施形態では、フランジ付き中蓋22は、合成樹脂材料として例えばポリエチレンテレフタレートを用い、好ましくは真空(圧空)成形によって安価且つ容易に形成され、図3(a),(b)に示すように、例えば厚さが0.1〜0.5mm程度の透明な合成樹脂シートを立体形状に成形加工した形状を有している。フランジ付き中蓋22の外周部分のフランジ部20は、容器本体11の口部13の上端面19に沿った円環形状として、例えば内径が20〜60mm、外径が23〜70mm、幅1.5〜5mm程度の大きさの、円環帯状の部分となっている。
また、フランジ部20の内側に一体成形される中蓋本体21の、口部13の内径よりも小さな外径として例えば20〜60mm程度の外径を有する環状壁部24は、例えば1〜10mm程度の高さで形成される。これによって、口部13に落し込むようにして設置される中蓋本体21の外周面と、口部13の内周面との間には、例えば0.1〜1mm程度の隙間s(図2参照)が保持されて、フランジ付き中蓋22は、取り外しが容易な遊嵌状態で口部13の先端開口14に設置される。また環状壁部24の下端縁部から内方に延設する底板部25は、幅1〜10mm程度の大きさの、フランジ部20と同心の円環帯状に形成される。さらに、底板部25の内側縁部に連接して底板部25よりも内方部分を閉塞する閉塞凸部26は、天端部26aが閉塞面として平坦に切り取られた、例えば1.5〜11.5mm程度の高さの、フランジ部20と同心の扁平な円筒ドラム形状を有している。これによって、閉塞凸部26の天端部26aは、フランジ部20よりも好ましくは0.5〜1.5mmの高さhで上方に突出して設けられる。
ここで、本実施形態では、フランジ付き中蓋22のフランジ部20には、これの外側縁部から外方に突出して、径方向に対向する位置に、一対の指掛けつば部23が設けられている。フランジ部20に指掛けつば部23が設けられていることにより、キャップ12を取り外した後に、口部13の先端開口14を覆って残置されたフランジ付き中蓋22を指で摘んで着脱する操作を、容易に行うことが可能になる。また、フランジ付き中蓋22は、フランジ部20と環状壁部24との接合角部、環状壁部24と底板部25との接合角部、底板部25と閉塞凸部26との接合角部、及び閉塞凸部26の天端部26aの周縁角部が、各々湾曲する面取り部27となっている。これらの角部が面取り部27となっていることにより、閉塞凸部26の天端部26aがキャップ12の天面部内面18の内方部分である中央部18bによって押圧された際に、中蓋本体21が弾性変形しやすくなる。
そして、上述の構成を備える容器本体11、キャップ12、及びフランジ付き中蓋22からなる本実施形態の中蓋付き容器10によれば、容器本体11の口部13に装着したキャップ12を取り外した際に、キャップ12の天面部内面18に中蓋22を貼り付かせることなく、当該中蓋22を、口部13の先端開口14を遊嵌状態で覆って確実に設置しておくことができる。すなわち、本実施形態によれば、キャップ12が口部13に装着される際に、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aがフランジ部20と密着した状態(図2(b)参照)で、中蓋本体21の天端部26aがキャップ12の天面部内面18の中央部18bに接することにより押圧されて中蓋本体21が弾性変形することにより、キャップ12を押し上げる方向の付勢力Xが生じている。したがって、フランジ部20が、口部13の上端面19と、キャップ12の天面部内面18の周縁部分18aとの間に強く挟み込まれて、当該周縁部分18aに貼り付いていても、キャップ12を口部13から取り外す際に、キャップ12を押し上げる方向Xへの付勢力によって、フランジ部20と周縁部分18aとを密着状態から確実に剥離させることが可能になり、これによってフランジ付き中蓋22を、口部13の先端開口14に遊嵌状態で容易に残置しておくことが可能になる。
図4(a),(b)〜図6(a),(b)は、フランジ付き中蓋の他の形態を例示するものである。図4(a),(b)のフランジ付き中蓋28は、底板部25の内側縁部に連接して底板部25よりも内方部分を閉塞する閉塞凸部29が、天端部29aを閉塞面として平坦に切り取った、フランジ部20と同心の扁平な切頭円錐形状を有している。図5(a),(b)のフランジ付き中蓋30は、底板部25の内側縁部に連接して底板部25よりも内方部分を閉塞する閉塞凸部31が、天端部31aが閉塞する湾曲面となったドーム形状を有している。図6(a),(b)のフランジ付き中蓋32は、底板部25の内側縁部に連接して底板部25よりも内方部分を閉塞する閉塞凸部33が、天端部33aを閉塞面として平坦に切り取った、扁平な円筒ドラムを同心階段状に積み重ねた形状を有している。これらのフランジ付き中蓋28,30,32もまた、閉塞凸部29,31,33の天端部29a,31a,33aが、フランジ部20よりも例えば0.5〜1.5mm上方に突出して設けられているので、口部13の先端開口14に遊嵌状態で設置されて、上述のフランジ付き中蓋22と同様の作用効果を奏することになる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、キャップが口部に装着される際に、キャップの天面部内面の周縁部分よりも内方部分によって押圧される中蓋本体の一部は、フランジ部と同心状に設けられた部分である必要は必ずしもなく、また突起状の部分であっても良い。また、本発明の中蓋付き容器は、中蓋本体の一部をフランジ部よりも上方に突出させたフランジ付き中蓋を用いて、当該中蓋本体の一部をキャップの天面部内面の内方部分と先に接触させるようにする必要は必ずしもなく、例えば図7(a),(b)に示すように、キャップ12の天面部内面18’の内方部分18b’に凸部34を設けておき、この凸部34によって、フランジ部20’と同じ高さかこれよりも低く設けられた中蓋本体21’の一部21a’に先に接触させて、フランジ付き中蓋22’にキャップ12を押し上げる方向Xの付勢力を生じさせるようにしても良い。
本発明の好ましい一実施形態に係る中蓋付き容器の構成を説明する分解斜視図である。 (a),(b)は、本発明の好ましい一実施形態に係る中蓋付き容器において、容器本体の口部にフランジ付き中蓋を介在させてキャップを装着する状況を説明する略示断面図である。 フランジ付き中蓋の(a)は側面図、(b)は上面図である。 フランジ付き中蓋の他の形態を例示する(a)は側断面図、(b)は上面図である。 フランジ付き中蓋の他の形態を例示する(a)は側断面図、(b)は上面図である。 フランジ付き中蓋の他の形態を例示する(a)は側断面図、(b)は上面図である。 (a),(b)は、他の実施形態に係る中蓋付き容器において、容器本体の口部にフランジ付き中蓋を介在させてキャップを装着する状況を説明する略示断面図である。
符号の説明
10 中蓋付き容器
11 容器本体
12 キャップ
13 口部
14 口部の先端開口
18 キャップの天面部内面
18a 天面部内面の周縁部分
18b 中央部(天面部内面の内方部分)
19 口部の上端面
20 フランジ部
21 中蓋本体
22 フランジ付き中蓋
23 指掛けつば部
24 環状壁部
25 底板部
26 閉塞凸部
26a 閉塞凸部の天端部(天面部内面の内方部分と接触する中蓋本体の一部)
X 付勢力

Claims (6)

  1. 容器本体の口部に中蓋を備え、中蓋を覆うようにキャップを着脱可能に装着して用いる中蓋付き容器であって、
    前記中蓋は、中蓋本体とその周辺に設けたフランジ部とを有し、前記容器の口部の先端開口に前記中蓋本体を落し込むようにしつつ前記容器本体の口部の上端面に前記フランジ部を載置することで、前記口部に遊嵌状態で設置され、
    前記キャップが前記口部に装着される際に、前記キャップの天面部内面の周縁部分が前記口部に載置された前記中蓋のフランジ部と接触する前に、前記中蓋のフランジ部とは異なる部分が前記キャップの天面部内面と先に接触し、
    前記キャップの天面部内面の周縁部分が前記中蓋のフランジ部と接触した状態では、前記中蓋本体の一部が前記周縁部分よりも内方部分の天面部内面により押圧されて前記中蓋本体が弾性変形することにより、前記キャップと中蓋とを離間させる方向の付勢力を生じる中蓋付き容器。
  2. 前記口部の上端面にフランジ部を載置して前記フランジ付き中蓋を前記口部に設置した際に、前記中蓋本体の一部が前記フランジ部よりも上方に突出し、前記天面部内面が平坦面又は略平坦面となるように形成された前記キャップを前記口部に装着することにより、前記中蓋本体の一部が前記キャップの天面部内面の前記内方部分と先に接触する請求項1に記載の中蓋付き容器。
  3. 請求項2に記載の中蓋付き容器に用いるフランジ付き中蓋であって、
    前記容器本体の口部の上端面に沿った円環形状を有するフランジ部と、該フランジ部の内方に一体成形された中蓋本体とからなり、
    該中蓋本体は、前記フランジ部の内側縁部と連接して下方に延設する前記口部の内径よりも小さな外径を有する環状壁部と、該環状壁部の下端縁部と連接して内方に延設する底板部と、該底板部の内側縁部に連接して該底板部よりも内方部分を閉塞すると共に、上方に隆起して天端部が前記フランジ部よりも上方に突出する閉塞凸部とからなるフランジ付き中蓋。
  4. 前記閉塞凸部の天端部は、前記フランジ部よりも0.5〜1.5mm上方に突出する請求項3に記載のフランジ付き中蓋。
  5. 前記フランジ部には、外側縁部から外方に突出する指掛けつば部が設けられている請求項3又は4に記載のフランジ付き中蓋。
  6. 真空成形によって形成される請求項3〜5のいずれかに記載のフランジ付き中蓋。
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