JP2008284681A - ねじ回し装置を制御する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ回し作業を行うべき構造素子の材料特性に関わらず、安定したねじ連結を形成できる方法を得る。
【解決手段】当接領域24を有する固定素子18を構造素子20にねじ込む、ねじ込みプロセスEV中に、ねじ回し用ビット16を最大回転値Dmaxに達する回転数で回転させ、ねじ回し用ビット16と固定素子18との間に回転モーメントMAを発生させ、所定の作動ねじ込み深度s0に達したことを検出した後、緊締プロセスAV中に回転数Dを最大回転値Dmaxから減少し、回転モーメントMAが所定の最終値に達したときねじ回し動作を終了させる方法において、所定の作動ねじ込み深度s0に達した後、回転モーメントMAの基準点Rまでの推移に基づいて、回転モーメントMAの最大緊締値MAmaxAを算出し、この最大緊締値MAmaxAに達するとねじ回しプロセスを終了する。
【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1記載の、電源ケーブルまたは蓄電池パックによって駆動する、とくに手持ち式のねじ回し装置の駆動装置によって行うねじ回しプロセスを制御する方法および、この方法を実行する制御装置を有する手持ち式ねじ回し装置に関する。この方法によれば、ねじ込みプロセスにおいて、ねじ回し用ビットを固定した工具ホルダに駆動装置によって応力を加えることにより、当接領域を有する固定素子を構造素子にねじ込む。この際、ねじ回し用ビットを暫時に回転数の最大回転値で回転し、ねじ回し用ビットと固定素子との間に回転モーメントを発生させる。当接領域が構造素子に接触する手前の、所定の作動ねじ込み深度に達したことを検出すると、緊締プロセスにおいて回転数を最大回転値から減少させる。回転モーメントが所定の最終値達したことを検出すると、ねじ回しプロセスを終了する。
この種の回転モーメントに基づいて駆動装置を制御するねじ回し装置では、使用者が行うプリセットがより少ないため、機械的に操作を停止するねじ回し装置と比較して、固定素子の取り付けが著しく簡単である。同時に、取り付けの欠陥または取り付けの失敗が起こる危険性が著しく減少し、かつ作動速度が上昇し、ねじ回し装置の大きさと重量を小さくできる。
特許文献1(独国特許第3620137号)には、ねじおよびナットをねじ込んで固定するための、純粋な制御方法を有する据付けねじ回し機械が記載されている。このねじ回し機械によって行うねじ回しプロセスは、2個の、休止時間によって分断された段階、すなわち接触段階と緊締段階とを有する。これらの段階はいずれも、所定の作動停止ねじ回転モーメントに達すると自動的に終了する。この際、誘導的深度センサによって制御しながらねじ回転数を、ねじまたはナットが基礎に接触する接触状態に接近する際に最終値まで減少させる。
独国特許第3620137号明細書
この既知の方法によれば、ねじ連結において特定の最大緊締モーメントが順守されることを保証でき、これによって該当する固定素子と構造素子との間で冷間溶接することを回避できる。
上述の既知の方法は、特に深度センサを設けたことと、所定の作動停止ねじ回しモーメントが必須であることから、同一の用途にしか適さないという欠点を有する。さらに、この方法は、複数の直接連続するねじ回しプロセスを、作動軸線と該当する構造素子の表面との間の角を互いに変化させて行う場合や、該当する建造素子の材料特性が様々である場合に用いることには適さない。従って、上述の既知の方法は手持ち式ねじ回し装置において用いることに適さない。特にタッピングを行う場合は、固定素子を事前に形成した凹所にねじ込むのではなく、固定素子を該当する構造素子にねじ込む際に切削または圧入することで凹所を形成するため、この方法を用いることは適さない。
本発明の課題は、電動ねじ回し装置の駆動装置を制御するためのこの種の方法であって、前述の欠点を回避し、かつ、手持ち式で、とくにタッピングを行うねじ回しプロセス(工程)において、ねじ回し作業を行うべき構造素子の材料特性に関わらず、安定したねじ連結の形成を保証する方法を得ることにある。
この課題は、本発明特許請求の範囲における請求項1に記載の特徴を有する制御方法によって解決する。本発明によれば、所定の作動ねじ込み深度に達した後に、基準点に達するまでの回転モーメントの推移に応じて回転モーメントの最大緊締値を算出し、この最大緊締値に達するとねじ回しプロセスを終了させる。
この方法により、例えば該当する構造素子の材料を切削または変形するねじ込みプロセスにおける回転モーメントの推移を、その材料特性を評価するために用いることができる。このように評価することにより、それぞれの構造素子に特に適すると考えられる回転モーメントの最大緊締値を決定でき、この最大緊締値に達するとねじ回しプロセスを自動的に終了する。
とくに好適な方法では、最大緊締値を回転モーメントの最大回転値に基づいて算出する。これにより、それぞれの構造素子の材料特性を確実かつ簡単に評価することができる。
好適には基準点を、作動ねじ込み深度に達した時点に所定の時間間隔を加えた時点によって定義する。これにより作動ねじ込み深度を、実際に当接領域が接触する深度から十分に差をつけて設けると同時に、基準点を実際の接触直後の範囲に設定することができ、これによって、基準点を算出する際に時間が遅れることにより、基準点が実際に当接領域によって接触した時点よりも大きくずれることを回避できる。
好適には、回転数の減少を基準点に達した後に生ずるようにし、この減少は連続的に減少するものとする。これにより、緊締プロセス(工程)の開始によって直接、回転数を連続的に減少させることによって、緊締プロセスを回転モーメントの最大緊締値に関してとくに正確に終了することができる。
好適には、作動ねじ込み深度の達を接触センサによって検出することにより、比較的頑丈で、汚れ、湿気、とくに建築現場において生じうる振動に対して強いセンサ装置を用いることができる。
さらに、緊締プロセスの際に、好適には回転数を所定の中間値まで減少させる。この場合、中間値を、緊締プロセスが十分に速く行われるように、ただし同時に回転モーメントの最大緊締値に達すると迅速かつ正確に終了することが保証されるように決定できる。
好適には、駆動装置のスイッチを切ることにより駆動装置の作動を停止させ、スイッチを切る時点は、モータの停止をもって必要とする最大緊締値MAmaxAに達するように選択する。この方法により、ねじ回しプロセスを、とくに緊締プロセス中における回転モーメントの推移が一定かつ急激過ぎないようにして、とくに正確かつエネルギー効率よく、最大緊締値に達したときに終了できる。
好適には、駆動装置を、制動を加えることにより停止する構成とする。このように駆動装置に能動的に制動を加えることは、例えばモータ回転方向の転向により可能であり、特に電気的に整流するモータでは、制御エレクトロニクスを設けることにより特に簡単に行える。これにより、最終値と最大緊締値との間の時間的および量的な差異を著しく縮小できるため、ねじ回しプロセスを、とくに緊締プロセスの際に回転モーメントの推移が急激または一定でない場合に、特に正確に最大緊締値に達した時点で終了できる。この際、能動的な制動を受動的な制動の代替として、または付加的に加えることができる。付加的に加える場合は、緊締プロセスにおける回転モーメントの推移に基づいて、駆動装置を受動的に制動するか、能動的に制動するかを決定する。
本発明の課題はさらに、手持ち式ねじ回し装置であって、上述した方法のうちいずれかの実施形態を実行する制御装置を設けたねじ回し装置によって解決する。
このねじ回し装置の接触センサに、工具ホルダを包囲する接触スリーブを設け、この接触スリーブを開始位置においてねじ込み方向に関して当接領域から突出させると有利である。これにより、固定素子の加工すべき構造素子に対する角度が僅かしかとれない場合でも、作動ねじ込み深度を確実に検出できることを保証し、作動ねじ込み深度をこのように検出する場合、固定素子のそれぞれの長さには依存しないものとすることができる。
好適には、駆動モーメントを算出するためにセンサ装置を備え、このセンサ装置により、駆動軸の磁気領域によって生ずる磁場のねじれに依存する変化を検出し、これらの変化を信号化して制御装置に伝送する。これにより、駆動モーメントを特に正確に算出できる。センサ装置は比較的コンパクトに構成し、これによりねじ回し装置内において必要な構造上の空間を比較的小さくできる。
他の実施形態では、制御装置に接続したセンサ手段によって駆動装置において生ずるモータ電流、モータ回転数およびモータ回転数変化を算出する。これにより回転モーメントを、測定した駆動電流に応じて決定する駆動モーメント、測定した回転数に応じて決定する抵抗モーメントおよび、算出した回転数変化に応じて決定する慣性モーメントによって計算できる。この方法により、回転モーメントの決定に必要なすべてのセンサを駆動装置に備えることができ、これによって構造を特にコンパクトにできる。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
図1には、手持ち式乾式施工用ねじ回しとして構成した電動ねじ回し装置を示す。このねじ回し装置は、モータ6を備えた駆動装置4および伝動装置10を有し、このモータ6を例えばブラシレスモータとして構成し、図示のように電源ケーブル8または、代案として蓄電池パックによって給電する。
駆動装置4によって駆動軸12を駆動し、この駆動軸12をビットホルダとして構成した工具ホルダ14に連結する。この工具ホルダ14にはねじ回し用ビット16を挿入し、このねじ回し用ビット16によって、例えばタッピンねじなどの固定素子18をねじ込み方向Rに沿って構造素子20にねじ込むことができる。この構造素子20は、単一部分または、図示するように例えば支持素子に固定すべき金属板などの複数個の部分からなるものとする。
固定素子18は当接領域24を有し、この当接領域24を図示の例では、弾性リング30のねじ込み方向側の側面によって構成する。この弾性リング30は、ねじヘッド26に配置したワッシャ28に設ける。代案として、当接領域24をワッシャ28またはねじヘッド26自体によって構成することもできる。ワッシャ28を使用する場合は、ワッシャ28をねじと一体的または別個に構成することができる。
工具ホルダ14の周方向にスリーブ状の接触センサ32を設け、この接触センサ32をばね手段34によって、とくに図2Aに示すように、ねじ込み方向Rに関して「u」の距離だけ当接領域24から突出させる。この方法により、接触センサ32によって作動ねじ込み深度s0を確定し、この作動ねじ込み深度s0に達すると適切な信号を接触センサ接続ラインKSによって制御装置36に伝送する。この信号により、駆動装置4をねじ込みプロセスEV中に制御する。
図2A、2B、2Cおよび図3には例として、この方法で制御するねじ込みプロセスEVの推移を示す。
この例では、図2Aに示すようにまず固定素子18の先端38を構造素子20に接触させ、操作素子39(図1参照)を押圧することにより駆動装置4を作動させる。これによってねじ込みプロセスEVが開始し、工具ホルダ14によって、ねじ回し用ビット16および固定素子18が回転数Dで回転駆動される。
図3には、回転数Dが最大回転値Dmaxに達した時点以降のねじ込みプロセスEVを示す。ここでは、回転数Dの最大回転値Dmaxにおいて固定素子18を構造素子20にねじ込む。この際に、ねじ回し装置2によって、変動する回転モーメントMAを固定素子18に伝達し、この回転モーメントMAは、通常はねじ込みプロセスEVの中間の時点で最大回転値MAmaxEをとり、この最大回転値MAmaxEに達した後はねじ込みプロセスEVが終了するまで、回転モーメントMAは再び減少する。
作動ねじ込み深度s0が接触時点tKに達すると、図2Bに示すように、接触センサ32が第1構造素子20に接触して適切な信号を接触センサ接続ラインKSによって制御装置36に送る。この接触時点tK以降、接触センサ32は続行するねじ込みプロセスにおいて、図3にsKSによって示すように、ねじ回し装置2のその他の部分に対して相対的に摺動する。
このように検出した作動ねじ込み深度s0によって基準点Rを確定し、この基準点Rは、例えば、接触時点tK自体または、図3に示すように、接触センサ32の所定の摺動経路dsによって決定する基準深度sRまたは、接触時点tKに所定の時間間隔dtを加えることにより決定する基準時点tRによって定義することができる。
いずれの場合にも、基準点Rを可能な限り、実際に当接領域24が構造素子20に接触する時点と一致するように選択し、この基準点R以降はねじ込みプロセスEVを終了し、緊締プロセスAVを開始する。緊締プロセスAVの際は、回転モーメントMAは再び著しく上昇する。
制御装置36によって、回転モーメントMAの基準時点tRまでの推移に応じて回転モーメントMAの最大緊締値MAmaxAを計算し、この最大緊締値MAmaxAに達するとねじ回しプロセス全体を終了する。この計算は、例えば基準点Rまでの間に生じた最大回転値MAmaxEに基づいて行うことができる。代案として、検出したその他すべての回転モーメントの基準点Rまでの曲線特性のうち、構造素子20の材料特性を評価することに適すると考えられる曲線特性を、必須の最大締結値MAmaxAを決定するために参考にすることもできる。同時に、制御装置36によって回転数Dを最大回転値Dmaxから中間値Dzwまで減少し、まず、この中間値Dzwで緊締プロセスAVを続行する。
図1にさらに示すように、図示のねじ回し装置の実施例において、制御装置36は、接触センサ接続ラインKSによって接触センサ32に接続するほかに、モーメントセンサ接続ラインMSによってモーメントセンサ装置40に接続でき、このモーメントセンサ装置40によって駆動軸12において発生する回転モーメントMAを直接測定する。測定は例えば、駆動軸12の磁気領域42によって形成される磁場の変化を検出することによって行う。
代案として、回転モーメントMAを計算モデルによって算出することもできる。このためには、モータ6にセンサ手段44を設けることにより、モータ6において発生するモータ電流CM、モータ回転数DMおよびモータ回転数変化dDMを算出する。センサ手段44によって算出したデータを駆動センサ接続ラインAS(図1参照)によって再び制御装置36に伝送する。制御装置36により、測定したモータ電流CMに基づいて駆動モーメントを、また算出したモータ回転数DMに基づいて摩擦モーメントMRを算出する。さらに、算出したモータ回転数変化dDMおよび制御装置内に保存したモータ慣性モーメントJMに基づいて、系の慣性によって生ずるモーメントを算出する。
伝動装置10における各伝達係数grの使用下において、制御装置36により作動中にその時点での回転モーメントMAを以下の公式によって計算する:
MA=gr ×[MM−MR−JM×dDM]
当接領域24が図2Cに示すように構造素子20に接触し、最大緊締値MAmaxAを上述の方法を用いて制御装置36によって算出した後、モータ6を停止することにより、緊締プロセスAVおよび、それによりねじ回しプロセス全体を終了する。
ねじ回しプロセスを可能な限り正確に、最大緊締値MAmaxAに達してすぐに終了するために、最大緊締値MAmaxAに達する少し前から、回転数Dを中間値Dzwからさらに連続的に減少させ、駆動装置4のスイッチを切る。スイッチを切る時間はアルゴリズムによって好適には、モータ6が停止するときに必要とする最大緊締値MAmaxAに達するように選択する。
このように受動的に駆動装置4を停止するほかに、代案として、または付加的に、例えばモータの回転方向を転向するなど、能動的に制動を加えることもできる。このような能動的な制動は、例えば緊締プロセスAV中における駆動モーメントMAの上昇が急激過ぎる、または不規則である場合に、受動的な制動とともに行い、最大緊締値MAmaxAの到達とねじ回しプロセスの終了を十分に正確に合わせる。
本発明のねじ回し装置の部分縦断面図である。 図1に示すねじ回し装置の、ねじ込みプロセスの開始時における前方端部の部分縦断面図である。 図2Aに示すねじ回し装置の、所定の作動ねじ込み深度に達した際の前方端部の部分縦断面図である。 図2Bに示すねじ回し装置の、緊締プロセスの終了時における前方端部の部分縦断面図である。 図1に示すねじ回し装置のねじ回しプロセス中における、回転数、回転モーメントおよび、接触センサの摺動経路の推移を示す図表である。
符号の説明
2 ねじ回し装置
4 駆動装置
6 モータ
8 電源ケーブル
10 伝動装置
12 駆動軸
14 工具ホルダ
16 ねじ回し用ビット
18 固定素子
20 構造素子
24 当接領域
26 ねじヘッド
28 ワッシャ
30 弾性リング
32 接触センサ
34 ばね手段
36 制御装置
38 先端
39 操作素子
40 モーメントセンサ装置
42 磁気領域
AV 緊締プロセス
AS 駆動センサ接続ライン
CM モータ電流
D 回転数
DM モータ回転数
dDM モータ回転数変化
Dmax 最大回転値
dt 期間
Dzw 中間値
EV ねじ込みプロセス
KS 接触センサ接続ライン
MA 回転モーメント
MAmaxA 最大緊締値
MAmaxE 一時的な最大回転値
MS モーメントセンサ接続ライン
R 基準点
R ねじ込み方向
s0 作動ねじ込み深度
sR 基準深度
tK 接触時点
tR 基準時点
u 突出量

Claims (12)

  1. 電動ねじ回し装置(2)の駆動装置(4)をねじ回しプロセス中に制御するため、
    ねじ込みプロセス(EV)中、ねじ回し用ビット(16)を固定した工具ホルダ(14)に、当接領域(24)を有する固定素子(18)を構造素子(20)にねじ込むために駆動装置(4)によって応力を加え、この際、ねじ回し用ビット(16)を最大回転値(Dmax)に達する回転数で回転させ、ねじ回し用ビット(16)と固定素子(18)との間に回転モーメント(MA)を生ずるようにし、
    所定の作動ねじ込み深度(s0)に達したことを検出した後、緊締プロセス(AV)中に回転数(D)を最大回転値(Dmax)から減少し、
    回転モーメント(MA)が所定の最終値に達したことを検出するとねじ回しプロセスを終了する方法において、
    所定の作動ねじ込み深度(s0)に達した後、回転モーメント(MA)の基準点(R)までの推移に基づいて、回転モーメント(MA)の最大緊締値(MAmaxA)を算出し、この最大緊締値(MAmaxA)に達するとねじ回しプロセスを終了させる
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、最大緊締値(MAmaxA)を回転モーメント(MA)の最大回転値(MAmaxE)に応じて算出する方法。
  3. 請求項1または2記載の方法において、基準点(R)を、作動ねじ込み深度(s0)に達した時点に所定の時間間隔(dt)を加えた時点によって定義する方法。
  4. 請求項3記載の方法において、基準点(R)に達した後、回転数(D)を減少させ、この減少は連続的に減少するものとした方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法において、作動ねじ込み深度(s0)に達したことを接触センサ(32)によって検出する方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法において、緊締プロセス(AV)中に、回転数(D)を所定の中間値(Dzw)まで減少させる方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法において、駆動装置(4)を、スイッチを切ることにより作動を停止できる方法。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法において、駆動装置(4)に制動を加えることにより作動を停止できる方法。
  9. 手持ち式ねじ回し装置(2)であって、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法を実行するための制御装置(36)を備えたねじ回し装置(2)。
  10. 請求項9記載のねじ回し装置において、接触センサ(32)に工具ホルダ(14)を包囲する接触スリーブを設け、この接触スリーブを開始位置においてねじ込み方向(R)に関して当接領域から突出させたねじ回し装置。
  11. 請求項9または10記載のねじ回し装置において、回転モーメント(MA)を算出するためにセンサ装置(40)を備え、このセンサ装置(40)により駆動軸(12)の磁気領域(42)によって生ずる磁場のトーションに応じた変化を検出し、かつこれらの変化を信号化するために前記センサ装置(40)を制御装置(36)に接続したねじ回し装置(2)。
  12. 請求項9または10記載のねじ回し装置において、制御装置(36)に接続したセンサ手段(44)によって駆動装置(4)において生ずるモータ電流(CM)、モータ回転数(DM)およびモータ回転数変化(dDM)を算出するねじ回し装置(2)。
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