JP2008284169A - 洗濯可能な健康増進用敷布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時において、摩擦及び体温によりマイナスイオンと遠赤外線を発生する機能を有し、優れた消臭性、吸湿性、通気性を示し、しかも高齢者や病人のように長時間の使用が重なり、不潔になりがちな敷布団について洗濯しやすい構造とした健康増進用敷布団を提供する。
【解決手段】(A)マイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層の少なくとも一方の側に、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維から成る不織布層を積層し、その積層体全体をセルロース性繊維織布で被覆して構成された上部マット、及び(B)通気性ポリウレタン弾性発泡体層をセルロース性繊維を含む織布で被覆して構成された下部マットを着脱可能に結合したものとする。
【選択図】図4
【解決手段】(A)マイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層の少なくとも一方の側に、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維から成る不織布層を積層し、その積層体全体をセルロース性繊維織布で被覆して構成された上部マット、及び(B)通気性ポリウレタン弾性発泡体層をセルロース性繊維を含む織布で被覆して構成された下部マットを着脱可能に結合したものとする。
【選択図】図4
Description
本発明は、使用時において、摩擦及び体温によりマイナスイオンと遠赤外線を発生する機能を有し、優れた消臭性、吸湿性、通気性を示す敷布団であり、しかも高齢者や病人のように長時間の使用が重なり、ともすれば不潔になりがちな敷布団について洗濯しやすい構造とした健康増進用敷布団に関するものである。
ところで、このマイナスイオンの発生手段の1つとして、マイナスイオンを発生する機能を付与した繊維を形成させ、これを衣料品や布団カバーに加工して利用する方法が知られている。そして、このような繊維としては、例えば超微粒状トルマリンをアルカリセルロースに混練し、紡糸した帯電性レーヨン繊維(特許文献1参照)、トルマリン微粉末を混入した合繊糸とシルク糸との混紡糸(特許文献2参照)、炭素繊維が、天然繊維中に混合されるようにして含ませ炭素繊維のマイナスイオンを発現させるようにした綿(特許文献3参照)、マイナスイオンを発生する無機物微粒子及びケラチン化した羊毛溶解物質を分散した水溶液と羊毛繊維製品とを接触させたのち、熱処理して得られるマイナスイオンを発生する羊毛繊維製品(特許文献4参照)、ポリアミド合成繊維又は羊毛或いは両者の混紡繊維からなる表地とポリ塩化ビニル繊維からなる裏地との二重構造編成物からなる保温サポータ用マイナスイオン発生布地(特許文献5参照)、遠赤外線放射性化合物を5〜15質量%含有するポリエステル繊維の繊維表面に、マイナスイオンを発生させるエネルギーを放射する天然放射性稀有元素を含有する無機物の微粒子が固着されたマイナスイオン放射繊維(特許文献6参照)、セラミック粉末と、炭粉末とを含むマイナスイオン発生組成物(特許文献7参照)などがこれまで提案されており、また寝具類としては、吸湿によって発熱する繊維層と、芯材層と、カーボン綿層とを重層した健康寝具(特許文献8参照)、長辺の長さが10mm以下に粉砕された微粉状木炭と微粉状トルマリンとを混合した断熱透湿層を備えた布団類(特許文献9参照)、綿及び自然素材で形成された織物を炭化させて得られる植物性炭素繊維材料を用いた寝具(特許文献10参照)などが提案されている。
そのほか、マイナスイオン発生方法として、マイナス静電気を帯びやすい素材を8重量%以上含む材料を、それに比べてマイナス静電気を帯びにくい材料で摩擦するマイナスイオン発生方法(特許文献11参照)が提案されている。
そのほか、マイナスイオン発生方法として、マイナス静電気を帯びやすい素材を8重量%以上含む材料を、それに比べてマイナス静電気を帯びにくい材料で摩擦するマイナスイオン発生方法(特許文献11参照)が提案されている。
しかしながら、トルマリンのようなマイナスイオンを発生する無機物微粒子を繊維素材中に練り込んで紡糸する方法では、乾式粉砕と湿式粉砕とを併用して、粒径0.8μm以下に微粉砕しなければならないため、技術的に煩雑である上に、微粒子を混入しているため紡糸に際し紡糸ノズルが損傷するなどの欠点がある。また、マイナスイオンを発生する無機質微粒子をケラチン化した羊毛溶解物質に分散させた水溶液と羊毛繊維とを接触させる方法では、羊毛溶解物質をケラチン化するために特殊で煩雑な処理を必要とする上に、この分散物を羊毛繊維表面に付着させてもマイナスイオン発生性能の安定性が低く、長期間の使用に耐えないという欠点がある。
このように、マイナスイオンを発生する無機微粒子又は炭素粉末を固体表面に付着させる方法は、いずれも物理的吸着力のみによって結合しているので、安定性を欠くという共通した欠点を有している。
さらに、マイナス静電気を帯びやすい材料をマイナス静電気を帯びにくい材料で摩擦してマイナスイオンを発生する方法は、長期間にわたってマイナスイオンを発生させることができない。
そのほか、前記の方法においてマイナスイオンを帯びやすい素材としてポリ塩化ビニリデンを用いることも知られているが(特許文献12参照)、ポリ塩化ビニリデンは、成形性が低く、摩擦帯電性が大きいため、これを繊維状に成形することができず、これを用いたマットは知られていなかった。
そのほか、前記の方法においてマイナスイオンを帯びやすい素材としてポリ塩化ビニリデンを用いることも知られているが(特許文献12参照)、ポリ塩化ビニリデンは、成形性が低く、摩擦帯電性が大きいため、これを繊維状に成形することができず、これを用いたマットは知られていなかった。
他方、高齢者や病人に使用する敷布団については、長時間にわたって使用する関係上、汚れが多くともすれば不潔になりがちなため、頻繁に洗濯する必要があるが、通常の構造の敷布団では丸洗いするのが困難であるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、これまでに複数枚の編布の中間に変形しにくいモノフィラメントを直列状に配置したマットに通気層と受圧層を組み合わせた外層マットカバーを貼付又は縫合により固着した構造のマットが提案され(特許文献13参照)、またマットレスと敷布団兼用の三つ折り敷布団において、マットレスを1枚ずつ取替え可能としたものも提案されている(特許文献14参照)。
しかしながら、前者は、その敷布団の構造自体を水洗いに耐える特定な材料で構成し、丸洗い可能にしたものであって、敷布団に普遍的に適用できるものではないし、後者は簡単な構造のマットレス兼用敷布団にのみ適用しうるものである。
本発明は、トルマリンのような特別のマイナスイオン発生物質を使用することなく、使用素材自体のもつ特性を利用してマイナスイオンを発生させる能力を有し、しかもこの能力が長期間にわたって持続し、このマイナスイオンにより安眠に重要な役割を果す交感神経と副交感神経とのバランスが保たれる上に、多量の遠赤外線を発生して身体の深部まで温めるという特性を有し、かつ通気性、消臭性及び吸湿性がよく、さらに体重を特定部分に集中することなく、均一に分散させることができる敷布団であって、容易に洗濯可能であって、常に清潔な状態を維持することができる構造を有するものを提供するためになされたものである。
本発明者らは、先に三次元立体織物層、天然タンパク繊維と負電荷が帯電されたポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維からなる不織布層、マイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層及び通気性ポリウレタン発泡体層を順次積層してなる積層体を、表生地及び裏生地で被覆した構造を有することを特徴とする健康増進マットを提案したが、このものは、かさ張っているため、通常の洗濯機では丸洗いできない上に、汚れが著しく頻繁に洗濯しなければならない部分と比較的汚れが少なく、頻繁に洗濯する必要がない部分があるにもかかわらず、汚れやすい部分に合わせて洗濯しなければならないという欠点がある。
そこで、本発明者らは、さらに研究を進めた結果、汚れやすい部分と汚れにくい部分とを分離して構成し、両者を着脱可能な手段で結合することにより、上記の欠点を克服しうることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、(A)マイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層の少なくとも一方の側に、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維から成る不織布層を積層し、その積層体全体をセルロース性繊維織布で被覆して構成された上部マット、及び(B)通気性ポリウレタン弾性発泡体層をセルロース性繊維を含む織布で被覆して構成された下部マットを着脱可能に結合したことを特徴とする洗濯可能な健康増進用敷布団を提供するものである。
次に添付図面に従って、本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明敷布団における上部マット(A)の構造を示す断面図であって、この上部マット(A)は、フェルト層1と不織布層2との積層体と、その積層体全体を被覆する織布4,4´から構成されている。
図1は、本発明敷布団における上部マット(A)の構造を示す断面図であって、この上部マット(A)は、フェルト層1と不織布層2との積層体と、その積層体全体を被覆する織布4,4´から構成されている。
上記フェルト層1と不織布層2とは、前者を上層とし、後者を下層としてもよいし、また後者を上層とし、前者を下層としてもよい。さらに、所望に応じフェルト層1の上下に不織布層2を2層積層して3層構造にすることもできるし、上層の上にさらに三次元立体織物層3を設けることもできる。
図2は、この三次元立体織物層3を設けた例の断面図である。
図2は、この三次元立体織物層3を設けた例の断面図である。
フェルト層1は、マイナスイオン発生能力をもつピッチ系炭素繊維からなっている。このピッチ系炭素繊維は、石炭タールを精製して得られた等方性ピッチを原料として、紡糸、不融化、炭化の工程を経て得られた等方性の炭素繊維であり、繊維径10〜15μm、引張強度700〜1000MPa、引張り伸度1.5〜2.5%、飽和水分率8〜10%であり、吸湿性、防臭性に優れたものである。
これをフェルト状に加工するには、原繊維を積み重ねたのち、ニードルパンチにより一体化する。このフェルト層の厚さとしては、5〜10mmが適当である。
このフェルト層1の引張り弾性率は35GPa以上、圧縮による歪の回復率は90%以上が好ましい。
これをフェルト状に加工するには、原繊維を積み重ねたのち、ニードルパンチにより一体化する。このフェルト層の厚さとしては、5〜10mmが適当である。
このフェルト層1の引張り弾性率は35GPa以上、圧縮による歪の回復率は90%以上が好ましい。
次に、このフェルト層1の片面又は両面に積層される不織布層2は、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維で構成されている。この天然タンパク繊維としては、羊毛繊維及び絹繊維が好適である。
羊毛繊維は、繊維表面のエピキューティクル層のために摩擦で生じる荷電が繊維上に滞留しやすく、火花放電による荷電消滅が起りやすいので、繊維の最外層のエピキューティクル層を除去し、吸湿速度を大きくして用いるのが好ましい。このエピキューティクル層の除去は、例えば塩素のような酸化剤で処理することによって行うことができるが、このような化学的処理を行うと内部に存在するケラチン分子を損傷するおそれがあるので、薄板などを用いて最外層を削り取る物理的処理の方が好ましい。
他方、絹繊維は、親水性であるので、特に前処理を行うことなく、そのまま用いることができる。この絹繊維は、通常家蚕が作出した生糸を原料としたものが用いられるが、繊度の大きい柞蚕も使用することができる。
次に、これらの天然タンパク繊維と混紡するポリ塩化ビニリデン系繊維は、塩化ビニリデン単独の重合体からなるものでもよいし、塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体であってもよい。このポリ塩化ビニリデン系繊維の繊維径としては、10〜30μmの範囲が好ましい。
そして、本発明においては、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合割合は、質量比で80:20ないし10:90の範囲内で選ばれるが、多量のマイナスイオンを長時間にわたって発生させるためには、この質量比を60:40ないし20:80の範囲内で選ぶのが好ましい。
このポリ塩化ビニリデン繊維は、本来成形性に欠くため、布状に織成することはできなかったが、本発明においては、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン繊維のステープルファイバーをそれぞれ10〜100mm、好ましくは30〜80mmのシート状に成形し、解繊しながら均一に混合しながら、不織布を形成したのち、ニードルパンチングすることにより所望の不織布を調製することができる。
このようにして形成された不織布2は、機械的に摩擦を加えるか、空気流により繊維相互の接触を行わせ、負電荷を帯電させることにより、マイナスイオン発生能力を付与することができる。
例えば、帯電列の最下位にあるポリ塩化ビニリデン系繊維と、帯電列の上位でかつ含水率約16%の羊毛繊維又は含水率約11%の絹繊維を混合した不織布においては、摩擦により生じた荷電は、多量に含まれる天然タンパク繊維の水分のため、火花放電により消滅することなく、コロナ放電及び水との作用によりマイナスイオン及びプラスイオンを発生させることができる。
また、所望に応じて設けられる三次元立体織物層3は、平織り状布地からなる上下生地の間に縦糸を林立させて織成又は編成した構造でもよいし、1種又は2種以上の織糸を用いて三次元立体織成したものでもよい。この際の上下生地又は立体織成用織糸としては、必要に応じ1〜2mmの細孔を穿孔したポリエステル生地、綿生地、ポリエステルと綿との混紡生地のように、水分をある程度吸収又は透過させうる素材からなるものが好ましい。また、これらの生地間に林立させる縦糸は、ポリアミド繊維例えばナイロン繊維のように、剛性を有する素材からなるものが好ましい。
この上生地の厚さは0.5〜1.5mm、好ましくは1.1〜1.2mm、中間の縦糸層の厚さは6〜9mm、好ましくは7〜8mm、下生地の厚さは0.1〜0.2mmの範囲にするのがよい。
この上生地の厚さは0.5〜1.5mm、好ましくは1.1〜1.2mm、中間の縦糸層の厚さは6〜9mm、好ましくは7〜8mm、下生地の厚さは0.1〜0.2mmの範囲にするのがよい。
この上部マット(A)は、フェルト層1、不織布層2及び所望により設けられる三次元立体織物層3を強固に固定することにより構成されているが、この固定は例えば上記の各層を重ねて積層体を形成し、両面より高密度の厚手のセルロース性繊維織布4,4´、例えば180〜200本ブロード木綿織布で被覆し、2〜8インチ角に上糸、下糸でキルティングすることによって行うことができる。
このようにして構成された上部マット(A)は、マイナスイオンを発生する機能を有するものであるが、このマイナスイオン濃度は、例えば、ゲルディエン法による測定原理に基づいて作製された空気イオン測定装置を用いることにより測定することができる。
図5は、ゲルディエン法原理に基づいて作製された空気イオン測定装置の説明図である。この装置は、たがいに電気的に絶縁された外筒(印加電圧筒)11と内筒(集電極円筒)12から構成されている。そして、この外筒11は直流電源14に、内筒12はエレクトロメーター13にそれぞれ接続している。この外筒11と内筒12の間隙に、軸方向に空気イオンを含む空気を一定流速で通しながら、外筒11に負電流を印加すると、円筒間を通過する空気中のマイナスイオンは内筒12に捕捉され、内筒12に流れる電流は次第に増大する。そして、P点を通過するイオンがすべてT点で捕捉可能な印加電圧下では、内筒12内に入ってくるイオンはすべて内筒12に捕捉され、印加電圧がこれ以上になると内筒12に流れる電流は一定値となる。
図6は、外筒11への印加電圧と内筒12に流れる電流との関係を示すグラフである。この図5において印加電圧とともに増大する内筒12に流れる電流(オーム電流)は、ある時点で印加電圧を上げても内筒12に流れる電流が一定値を示し飽和する(飽和電流)。
また、すべてのマイナスイオンが捕捉されるイオンの移動度すなわち臨界移動度をkcとすると、このkcは次の式(1)で示される。
kc=[F/(4π・aV)] (1)
ただし、F:空気流の流量(cm3/sec)
V:印加電圧(V)
a:装置定数
また、すべてのマイナスイオンが捕捉されるイオンの移動度すなわち臨界移動度をkcとすると、このkcは次の式(1)で示される。
kc=[F/(4π・aV)] (1)
ただし、F:空気流の流量(cm3/sec)
V:印加電圧(V)
a:装置定数
また、飽和電流において一定時間に流れた平均電流から、1cm3当りのマイナスイオン数密度[D]は次式(2)で与えられる。
[D]=[I/(e・F)] (2)
ただし、eは1個の電子の荷電量(1.6×10-17クローン)
式(2)のIの値は、一定時間t秒に内筒12に蓄積される荷電量Qより次式(3)に従って求めることができる。
I=(Q/t) (3)
[D]=[I/(e・F)] (2)
ただし、eは1個の電子の荷電量(1.6×10-17クローン)
式(2)のIの値は、一定時間t秒に内筒12に蓄積される荷電量Qより次式(3)に従って求めることができる。
I=(Q/t) (3)
そして、ゲルディエン法空気イオン測定装置から得られる測定値を代入することにより、上記の式に基づいてマイナスイオン数密度を求めることができる。この測定に際しては、マイナスイオンを測定しようとする試料を40℃で2時間乾燥したのち、12時間デシケーターに保管する。
図3は、下部マット(B)の構造を示す断面図であって、この図における通気性ポリウレタン発泡体層5は、JIS K6400規格に従い、反発弾性率28%以上、好ましくは45〜50%の高密度、高硬度発泡ポリウレタンからなっている。このものは、板状体でもよいが、シート基部上に多数の三角錐状凹凸を設けたものが好ましい。このような形状に構成すれば、いっそう通気性を向上させることができ、また体圧分散性も良好になる。このポリウレタン発泡体層の厚さは、基部において5〜15mm、高さ15〜20mmの錐体を設けたものが好ましい。
この通気性ポリウレタン発泡体層5は、セルロース性繊維を含む織布6,6´、例えば綿布、綿とポリエステル繊維との混紡布によってマットの上下及び三方の側縁部が閉じられ、一方の側縁部が開放された袋状に被覆されている。そして、一方の開放された側縁部には、開閉可能なファスナー、その他の閉止具が付設され、必要時に内部のポリウレタン弾性発泡体層5が取り出せるようになっている。
図4は、上部マット(A)と下部マット(B)とを結合した状態の1例を示す断面図であって、上記した上部マット(A)と下部マット(B)とが、例えば複数組の結さつ紐又はループ絡合テープ、例えばマジックテープ(登録商標名)7,…により着脱自在に結合されており、選択する際には、両者を分離して別々に洗濯できるようになっている。
本発明の敷布団は、正常時は上部マット(A)と下部マット(B)を重ねて結合し、使用されるが、必要に応じて、両者を分離し、それぞれ洗濯機で別々に丸洗いできるので、常に清潔さを保つことができるという利点がある。また、トルマリンのようなマイナスイオンを発生させるための特殊な物質を混入することなく、摩擦、熱等による素材自体のマイナスイオン発生能力を利用して効率よくマイナスイオンを発生しうるという効果も奏される。
次に実施例により本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。
参考例
天然タンパク繊維として、外側のエピキューティクル層を機械的に削り取った羊毛繊維(以下E−ウールという)(A)、絹繊維(B)及びメリノウール(C)の3種を用い、これらの繊維を51mmの長さにカットして調製したステープルファイバーと、ポリ塩化ビニリデン繊維(旭化成ライフ・アンド・リビング社製、繊度7デニール)を51mmにカットして調製したステープルファイバーとを、それぞれ異なった割合で混合して固めたのち、解繊し、カーディングして得たシート状ウェブ(目付け530g/m2)をニードルパンチして不織布を製造した。これらの不織布より方形片(150×150mm)を切り取り、40℃において12時間乾燥後、図5に示すゲルディエン法測定装置の試料装入部に収納し、温度25℃、相対湿度30%、空気流速(F)33.3fcm3/secの条件下でマイナスイオン数密度(−D)を測定した。
その結果をグラフとして図7に示す。
この図から分るように、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン繊維との割合が80:20ないし10:90の範囲でマイナスイオンの発生数が大きくなっている。
天然タンパク繊維として、外側のエピキューティクル層を機械的に削り取った羊毛繊維(以下E−ウールという)(A)、絹繊維(B)及びメリノウール(C)の3種を用い、これらの繊維を51mmの長さにカットして調製したステープルファイバーと、ポリ塩化ビニリデン繊維(旭化成ライフ・アンド・リビング社製、繊度7デニール)を51mmにカットして調製したステープルファイバーとを、それぞれ異なった割合で混合して固めたのち、解繊し、カーディングして得たシート状ウェブ(目付け530g/m2)をニードルパンチして不織布を製造した。これらの不織布より方形片(150×150mm)を切り取り、40℃において12時間乾燥後、図5に示すゲルディエン法測定装置の試料装入部に収納し、温度25℃、相対湿度30%、空気流速(F)33.3fcm3/secの条件下でマイナスイオン数密度(−D)を測定した。
その結果をグラフとして図7に示す。
この図から分るように、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン繊維との割合が80:20ないし10:90の範囲でマイナスイオンの発生数が大きくなっている。
(一)上部マット(A)の作製
(1)不織布層の作製
不織布層の素材として、E−ウール(新潟大東紡社製、商品名「E−ウールスライバー」)を51mmの長さにカットして調製したステープルファイバー30質量部とポリ塩化ビニリデン繊維(旭化成ライフ・アンド・リビング社製、繊度7デニール)を51mmにカットして調製したステープルファイバー70質量部を混合して固めたのち、解繊し、カーディングして得たシート状ウェブ(目付け530g/m2)をニードルパンチを行って不織布を得た。
(1)不織布層の作製
不織布層の素材として、E−ウール(新潟大東紡社製、商品名「E−ウールスライバー」)を51mmの長さにカットして調製したステープルファイバー30質量部とポリ塩化ビニリデン繊維(旭化成ライフ・アンド・リビング社製、繊度7デニール)を51mmにカットして調製したステープルファイバー70質量部を混合して固めたのち、解繊し、カーディングして得たシート状ウェブ(目付け530g/m2)をニードルパンチを行って不織布を得た。
このようにして得た不織布より方形片(150×150mm)を切り取り、40℃において12時間乾燥後、図5に示すゲルディエン法測定装置の試料装入部に収納し、発生するマイナスイオン数密度(−D)を測定した。この際の測定条件は、温度25℃、相対湿度30%、空気流速(F)33.35cm3/secであった。
その結果、マイナスイオン数密度は(−D)=62,580(個/cm3)であることが分った。
その結果、マイナスイオン数密度は(−D)=62,580(個/cm3)であることが分った。
(2)フェルト層の作製
フェルト層として、厚さ7mm、目付300g/m2のピッチ系炭素繊維フェルト(大阪ガスケミカル社製、商品名「ドナカーボS−223」)を用いた。このものは、密度43kg/m3、引張り弾性率40GPa、10MPaの圧力を加えたときの厚さの変化率70%、圧力を除いたときの厚さの回復率は95%であった。このフェルトから試片(150×150mm)を切り取り、40℃で12時間乾燥後、ゲルディエン法測定装置によりマイナスイオン数密度(−D)を測定した。測定条件は、温度25℃、相対湿度47%、空気流速33.35cm3/secであった。その結果、マイナスイオン数密度(−D)を測定した。測定条件は、温度25℃、相対湿度47%、空気流速33.35cm3/secであった。
その結果、マイナスイオン数密度は(−D)=61,057(個/cm3)であることが分った。
フェルト層として、厚さ7mm、目付300g/m2のピッチ系炭素繊維フェルト(大阪ガスケミカル社製、商品名「ドナカーボS−223」)を用いた。このものは、密度43kg/m3、引張り弾性率40GPa、10MPaの圧力を加えたときの厚さの変化率70%、圧力を除いたときの厚さの回復率は95%であった。このフェルトから試片(150×150mm)を切り取り、40℃で12時間乾燥後、ゲルディエン法測定装置によりマイナスイオン数密度(−D)を測定した。測定条件は、温度25℃、相対湿度47%、空気流速33.35cm3/secであった。その結果、マイナスイオン数密度(−D)を測定した。測定条件は、温度25℃、相対湿度47%、空気流速33.35cm3/secであった。
その結果、マイナスイオン数密度は(−D)=61,057(個/cm3)であることが分った。
(3)上部マット(A)の作製
(1)で得たカーボン繊維フェルトを長さ2.3m、幅1.0mに裁断し、その両面に同じサイズの(2)で得た不織布をサンドイッチ状に重ね、さらにその外側両面を同じサイズに裁断した180本ブロードの綿布で被覆し、キルティング機を用い、上糸と下糸により30mm間隔で、波形にキルティング加工して繊維集合体を形成する。
次いで側面部の木綿ブロード布の端を上下合わせて巻き込みミシンでヘム加工し、固定する。
(1)で得たカーボン繊維フェルトを長さ2.3m、幅1.0mに裁断し、その両面に同じサイズの(2)で得た不織布をサンドイッチ状に重ね、さらにその外側両面を同じサイズに裁断した180本ブロードの綿布で被覆し、キルティング機を用い、上糸と下糸により30mm間隔で、波形にキルティング加工して繊維集合体を形成する。
次いで側面部の木綿ブロード布の端を上下合わせて巻き込みミシンでヘム加工し、固定する。
(二)下部マットの作製
厚さ30mmの高密度、高硬度ポリウレタン発泡体シート(アキレス社製、反発弾性率30%)を基部の厚さ10mm、凸部の高さ20mmの三角錐状凹凸を1m2当り2000個設けた形状に成形し、幅1m、長さ2.3mのシートとした。
次いで、このシートの両面を木綿、ポリウレタンを用いたジャガード織物で被覆し、三方をヘム加工で閉じ、一方にファスナーを付して開閉自在として、内部のポリウレタンシートを取り出し可能とした。
厚さ30mmの高密度、高硬度ポリウレタン発泡体シート(アキレス社製、反発弾性率30%)を基部の厚さ10mm、凸部の高さ20mmの三角錐状凹凸を1m2当り2000個設けた形状に成形し、幅1m、長さ2.3mのシートとした。
次いで、このシートの両面を木綿、ポリウレタンを用いたジャガード織物で被覆し、三方をヘム加工で閉じ、一方にファスナーを付して開閉自在として、内部のポリウレタンシートを取り出し可能とした。
(三)敷布団の作製
図4は上部マット(A)と下部マット(B)とを結合して健康増進敷布団とした状態の1例を示す断面図である。
この図に示すように、上部マット(A)の下面の適所に6個のループ絡合テープの雌部を付設し、下部マット(B)の上面に、上部のループ絡合テープの雌部と対応する位置に、その雄部を付設し、両者を絡合させ、固定して敷布団として使用する。
この敷布団を洗濯する際には、上記のループ絡合テープを引き離し、上部マット(A)と下部マット(B)に分離し、別々に洗濯機に入れる。
図4は上部マット(A)と下部マット(B)とを結合して健康増進敷布団とした状態の1例を示す断面図である。
この図に示すように、上部マット(A)の下面の適所に6個のループ絡合テープの雌部を付設し、下部マット(B)の上面に、上部のループ絡合テープの雌部と対応する位置に、その雄部を付設し、両者を絡合させ、固定して敷布団として使用する。
この敷布団を洗濯する際には、上記のループ絡合テープを引き離し、上部マット(A)と下部マット(B)に分離し、別々に洗濯機に入れる。
洗濯の容易な高齢者用又は病人用敷布団として老人養護施設、病院等で広く利用することができる。
1 フェルト層
2 不織布層
3 三次元立体織物層
4,4´6,6´セルロース性繊維織布
5 通気性ポリウレタン発泡体層
7 ループ絡合テープ
11 空気イオン測定装置の外筒
12 内筒
13 エレクトロメーター
14 直流電流
2 不織布層
3 三次元立体織物層
4,4´6,6´セルロース性繊維織布
5 通気性ポリウレタン発泡体層
7 ループ絡合テープ
11 空気イオン測定装置の外筒
12 内筒
13 エレクトロメーター
14 直流電流
Claims (9)
- (A)マイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層の少なくとも一方の側に、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維から成る不織布層を積層し、その積層体全体をセルロース性繊維織布で被覆して構成された上部マット、及び(B)通気性ポリウレタン弾性発泡体層をセルロース性繊維を含む織布で被覆して構成された下部マットを着脱可能に結合したことを特徴とする洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットがマイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルト層の両側に、天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合繊維からなる不織布層を積層し、その積層体全体をセルロース性繊維織布で被覆して構成されている請求項1記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットの不織布層で用いる天然タンパク繊維が、羊毛繊維、外皮を形成しているエピキューティクル層を除去した羊毛繊維、及び絹繊維の中から選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットで用いる不織布層を構成する天然タンパク繊維とポリ塩化ビニリデン系繊維との混合割合が、質量比で80:20ないし10:90である請求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットで用いるマイナスイオン発生能力をもつ炭素繊維からなるフェルトがピッチ系炭素繊維からなり、圧縮回復率90%以上、引張り弾性率35Gpa以上である請求項1ないし4のいずれかに記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットにおいて積層体全体を被覆するセルロース性繊維織布が、木綿の厚手織物であり、キルティング加工されている請求項1ないし5のいずれかに記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 下部マットにおける通気性ポリウレタン弾性発泡体層がJIS K6400に規定する反発弾性率で28%以上の高密度、高硬度のポリウレタンである請求項1ないし6記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 下部マットを被覆する織布が、三方の側縁部を閉じ、一方の側縁部を開放した袋状に形成され、開放された側縁部がファスナーにより内部のポリウレタン弾性発泡体層を取り出し可能に開閉しうるようにした請求項1ないし7のいずれかに記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
- 上部マットと下部マットとを両マットに取り付けられた複数組の結さつ紐又はループ絡合テープにより着脱自在に結合する請求項1ないし8のいずれかに記載の洗濯可能な健康増進用敷布団。
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- 2007-05-17 JP JP2007132199A patent/JP2008284169A/ja active Pending
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