JP2008284049A - 自走式機器 - Google Patents

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Hiroaki Kurihara
裕明 栗原
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Izumi Yamaura
泉 山浦
Osamu Eguchi
修 江口
Kazuhiro Kuroyama
和宏 黒山
Masakazu Onda
雅一 恩田
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Abstract

【課題】障害物検知用のバンパーの可動を円滑にし、確実に障害物が検知できる自走式機器を提供することを目的とする。
【解決手段】バンパー10を機器本体7に対して水平方向に可動可能に支持するバンパー支持部11には、支持用車輪15Aとこの支持用車輪15Aが接して回動する車輪動作面16とを設けてバンパー10を水平方向に可動可能にしたものである。これによって、バンパー10は支持用車輪15Aと車輪動作面16の作用で摺動摩擦が小となり、可動が円滑になされ、確実に障害物を検知することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、床面の清掃、部屋内の巡回監視、あるいはその他の作業などを自動的に行う自走式機器に関するものである。
従来、この種の自走式機器としては、機器本体の前面に配置される障害物検知用のバンパーを機器本体に対して可動するよう構成し、バンパーの可動をバンパー検知部によって検知することで障害物を回避するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−72502号公報
しかしながら、前記従来の構成では、バンパーの可動を円滑にするための配慮がなく、バンパーの可動時にはその支持部間の摺動摩擦によりバンパーが動作しにくいものであった。特に、自走式の掃除機にあっては、清掃中に床面から巻き上げられた塵埃や、摺動部の磨耗で生じた細塵が支持部間の摺動面間に入り込み、バンパーがさらに動作しにくくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、障害物検知用のバンパーの可動を円滑にし、確実に障害物が検知できる自走式機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自走式機器は、バンパーを機器本体に対して水平方向に可動可能に支持するバンパー支持部には、支持用車輪とこの支持用車輪が接して回動する車輪動作面とを設けてバンパーを水平方向に可動可能にしたものである。
これによって、バンパーは支持用車輪と車輪動作面の作用で摺動摩擦が小となり、可動が円滑になされ、確実に障害物を検知することができる。
本発明の自走式機器は、バンパーの可動が円滑になされ、確実に障害物を検知することができる。
第1の発明は、機器本体と、機器本体の底部に配置され機器本体を自走させる駆動部と、機器本体の前面側で水平方向に可動可能に配置される障害物検知用のバンパーと、バンパーの可動を検知するバンパー検知部とを備え、前記バンパーを機器本体に対して水平方向に可動可能に支持するバンパー支持部には、支持用車輪とこの支持用車輪が接して回動する車輪動作面とを設けてバンパーを水平方向に可動可能にした自走式機器とするものである。これによって、バンパーは支持用車輪と車輪動作面の作用で摺動摩擦を小なり、可動が円滑になされ、確実に障害物を検知することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、支持用車輪を、円周の長さがバンパーの可動距離より小さくなるよう構成したことにより、支持用車輪の一部のみが車輪動作面に当たり続けることを防ぐことができるため、支持用車輪に偏った磨耗や変形が生じてバンパーが動作しにくくなることを防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、支持用車輪を、回転方向によって回転しやすさを変える回転規制構造を有する構成としたことにより、支持用車輪が回転しにくい側へ回転する際には回転しやすい方向へ回転する場合よりも支持用車輪の表面で多くのすべりが生じるため、支持用車輪表面の異なる箇所が支持用車輪の動作面にあたるようになり、支持用車輪に偏った磨耗や変形が生じてバンパーが動作しにくくなることを防ぐことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、支持用車輪を、支持用車輪が一定量以上回転しないようにする回転止めを有する構成としたことにより、バンパーの動作しやすい範囲と動作しにくい範囲を設けることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、車輪動作面を、曲面で形成したことにより、バンパーの動作に伴って動作面の傾きを変化させることができ、バンパーの動作しやすさを変化させることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、車輪動作面は、支持用車輪の動作範囲を規制する動作規制溝を有する構成としたことにより、支持用車輪は動作範囲規制溝内でしか動作できないためバンパーの動作範囲を規制することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、支持用車輪を、バンパーの重心位置を囲むように配置したことにより、バンパーを安定して支持することができるため、バンパー全体に傾きが生じて意図しない部品同士の干渉や摩擦が生じることがなく、より確実にバンパーを動作させることができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、支持用車輪を、バンパーの中心に対し非対称な位置に配置したことにより、重心や荷重のかかりやすい方向がバンパーの中心にない場合にも容易にバンパーを動作させることができる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明において、支持用車輪を、バンパー端部に設けたことにより、バンパーの変形や傾きによる変位量が大きくなり意図しない部品同士の干渉や摩擦が生じやすいバンパー端部においての変位をなくすことができ、より確実にバンパーを動作させやすくすることができる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明において、支持用車輪を、パンパー検知部毎に取り付けたことにより、バンパー検知部付近でよりバンパーが動作しやすくなり、確実に障害物を検知することができる。
第11の発明は、特に、第10の発明において、支持用車輪を、バンパー検知部のバンパー動作検知方向に向けて回転するよう配置したことにより、バンパーがバンパー検知部の動作検知方向に動きやすくなり、より確実に障害物を検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における自走式機器として自走式掃除機を例示している。
図1に示すように、本実施の形態における自走式機器は、機器本体7と、機器本体7内に設置され床面上の塵埃を吸引する電動送風機8と、機器本体7の底部に配置され機器本体7を自走させる駆動部9と、機器本体7の前面側で水平方向に可動可能に配置される半円状をした障害物検知用のバンパー10と、バンパー10を機器本体7に対して水平方向に可動可能に支持するバンパー支持部11と、バンパー10の可動時に操作されて可動を検知するバンパー検知部12とを備えている。
図2に示すように、機器本体7を自走させる駆動部9は、前輪9aと、後輪9bと、後輪9bを駆動するモータ9cよりなり、前輪9aは1つ、後輪9bとモータ9cは左右に一対それぞれ設けている。
また、バンパー支持部11は、半円状をしたバンパー10の裏面に3箇所設けており、それぞれはバンパー側支持部13と、機器本体7内に設けられた本体側支持部14から構成されている。バンパー側支持部13はバンパー10の裏面から水平方向に腕状に伸びた形状をしており、本体側支持部14は土台形状となっている。また、各バンパー側支持部13にはそれぞれ支持用車輪15A〜15Cが設けられており、本体側支持部14の土台の上面部分には支持用車輪15A〜15Cと対応し、各支持用車輪15A〜15Cが接して回動する車輪動作面16(図1では1箇所のみを示す)が設けられている。すなわち、各支持用車輪15A〜15Cが各車輪動作面16上に乗っており、バンパー側支持部13と本体側支持部14の他の箇所は互いに非接触状態である。これにより、バンパー10は水平方向に円滑に可動可能となっている。また、支持用車輪15A〜15Cはその円周の長さがバンパー10の可動距離より小さくなるよう構成している。
また、バンパー検知部12は、バンパー10の可動時に操作されて可動を検知するものであればよく、その構成、配置、数などは問わないが、図2に示すように、ここでは3箇所に設けており(バンパー検知部12A〜12C)、各支持用車輪15A〜15Cはバンパー検知部12A〜12C毎に取り付けている。支持用車輪15A〜15Cは対向するバンパー検知部12A〜12Cのバンパー動作検知方向に向けて回転し動作するように取り付けられており、前方の支持用車輪15Aは前後方向に回転し、左方の支持用車輪15Bと右方の支持用車輪15Cは左右方向に回転する。また、支持用車輪15A〜15Cはバンパー10の重心を囲うように配置されている。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、自走式機器を起動すると、電動送風機8と駆動部9が駆動される。電動送風機8によって空気が流されて床面上の塵埃が吸引され、駆動部9によって自走式機器が移動する。
自走式機器の移動すると、機器本体7が段差を乗り越える際などにバンパー10に対して振動が加わる。しかし、支持用車輪15がバンパー10の重心を囲うように配置されているため、バンパー10が傾くことはなく意図しない部品同士の干渉や摩擦が生じることはない。
続いて、機器本体7が清掃作業中に障害物にぶつかるとバンパー10が押される。バンパー10が前方から押された場合には前方の支持用車輪15Aが車輪動作面16上を転がり移動するため、バンパー10の前方は容易に動作しバンパー検知部12Aによってバンパー10の動作が検知できる。その際、左方の支持用車輪15Bと右方の支持用車輪15Cは押された方向と回転方向が異なるため車輪動作面16上を摺動する。左方の支持用車輪15Bと右方の支持用車輪15Cは摺動するため動作しにくいが、左方のバンパー検知部12Bと右方の動作検知部12Cはバンパー10の前後動の検知は行わないため問題は生じない。
また、前方の支持用車輪15Aも左方の支持用車輪15Bと右方の支持用車輪15Cが摺動することによって抵抗を受けるが、バンパー10全体が撓み前後方向に縮むよう変形するため、前方の支持用車輪15Aが左方の支持用車輪15Bと右方の支持用車輪15Cから受ける抵抗は小さい。
バンパー10が左右側方のいずれかの方向から押された場合も同様に、押された方向にある左方の支持用車輪15Bもしくは右方の支持用車輪15Cが回転して移動し、前方の支持用車輪15Aが車輪動作面16上を摺動する。押された側にある支持用車輪15は容易に移動し、バンパー検知部12でバンパー10の動作を検知することができる。
支持用車輪15が転がる際、支持用車輪15の円周の長さはバンパー10の動作距離よりも小さいため、支持用車輪15の表面全体が車輪動作面16に当たることになり、均一に磨耗が生じる。このため偏って磨耗が生じる場合に比べバンパー10の動作しやすさをより維持することができる。
このように、本実施の形態では、バンパー10が容易に押された方向に動作するため、確実に障害物が検知でき障害物を回避することができる。
なお、本実施の形態において、支持用車輪15はバンパー検知部12毎に1個づつ配置する構成としたが、支持用車輪15に対しバンパー検知部12を複数個配置する構成としてもかまわない。
なお、本実施の形態において支持用車輪15A〜15Cをバンパー側支持部13に配し車輪動作面16を本体側支持部14に配する構成としたが、支持用車輪15A〜15Cを本体側支持部14に配し車輪動作面16をバンパー側支持部13に配する構成としてもかまわない。また、支持用車輪15もバンパー検知部12と同様、その個数は3つに限られるものではない。
(実施の形態2)
図3、図4は、本発明の実施の形態2における自走式機器を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態における自走式機器は、支持用車輪15を、回転方向によって回転しやすさを変える回転規制構造17を有する構成とした。この回転規制構造17は支持用車輪15の表面につけられた規制用毛18で構成されている。規制用毛18には一方向に向けて癖がつけられているものである。
また、車輪動作面16は、バンパー10が押されて支持用車輪15が回転するにしたがって動作面の傾きが大となるよう変化する曲面で形成している。
また、図4に示すように、機器本体7にはバンパー検知部12A〜12Cが配置されており、バンパー10にはバンパー回路19と支持用車輪15A〜15Cを有するバンパー側支持部13A〜13Cが配置されている。バンパー回路19はバンパー検知部12A〜12Cと干渉しない位置に配置されており、支持用車輪15A〜15Cはバンパー回路19近傍とバンパー10の左右側方に配置されている。
バンパー回路19の重量によりバンパー10の重心はバンパー10の中心からずれた位置にあり、支持用車輪15A〜15Cはバンパー10の中心に対し非対称に配置されることでバンパー10の重心を囲っている。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、自走式機器を起動すると、電動送風機8と駆動部9が駆動される。電動送風機8によって空気が流されて床面上の塵埃が吸引され、駆動部9によって機器本体7が移動する。
機器本体7が移動すると段差を乗り越える際などにバンパー10に対して振動が加わる。しかし、支持用車輪15A〜15Cがバンパー10の重心を囲うように配置されているため、バンパー10が傾くことはなく、意図しない部品同士の干渉や摩擦が生じることはない。また支持用車輪15A〜15Cは車輪動作面16の最も低い位置にあるためバンパー10が誤って動作することもない。さらに、バンパー10のバンパー回路19の取り付けられた箇所は、バンパー回路19の重量により傾きや変形が生じやすくなっているがバンパー回路19の近傍に設けた支持用車輪15A、15Bによって重量が支えられるため、バンパー10の傾きや変形は生じない。
続いて、機器本体7が清掃作業中に、例えば、支持用車輪15A部の箇所が障害物にぶつかるとバンパー10が押され、支持用車輪15Aは車輪動作面16上を転がりながら進む。車輪動作面16の傾きは初期位置でほぼ水平であるためバンパー10は動作しやすく、バンパー検知部12Aによる検知は容易である。また、大きな力が加えられた場合は、支持用車輪15Aの動作に伴い車輪動作面16の傾きが増すため、初期は動きやすいが徐々に押し込まれにくくなり、バンパー10が大きく動作しすぎることはない。
機器本体7が障害物を回避すると、バンパー10は初期位置に戻る。支持用車輪15Aは車輪動作面16上を滑り落ちるためバンパー10は初期位置に戻ろうとする動作を助ける。支持用車輪15Aは車輪動作面16上を移動するが、初期位置に戻る際には回転規制構造17である規制用毛18によって回転しにくくなるため、車輪動作面16上を転がらずに滑り落ちることになる。これによって次にバンパー10が動作する際には、支持用車輪15A表面の異なる位置が車輪動作面16に当たるようになり、支持用車輪15A全体に均一に磨耗や変形が生じることになる。このため偏って磨耗や変形が生じる場合に比べバンパー10の動作しやすさをより維持することができる。なお、支持用車輪15Aについて説明したが、支持用車輪15B、15Cについても同様である。
なお、本実施の形態において、回転規制構造17はバンパー10が押し込まれる際に支持用車輪15A〜15Cが回転しやすくバンパー10が戻る際には回転しにくい構成としたが、バンパー10が押し込まれた際には支持用車輪15A〜15Cが回転しにくくバンパー10が戻る際には回転しやすい構成としてもかまわない。
なお、本実施の形態において、車輪動作面16は支持用車輪15A〜15Cが進むにつれ傾きを常に大としていく形状になっているが、支持用車輪15A〜15Cが進むにつれ傾きを増減させてもかまわない。
なお、本実施の形態において支持用車輪15A〜15Cはバンパー10の重量バランスと重心を囲むことのみを考えて非対称に配置したが、バンパー10が荷重を受けやすい位置に支持用車輪15A〜15Cを設ける構成としてもかまわない。
(実施の形態3)
図5、図6は、本発明の実施の形態3における自走式機器を示すものである。
図5に示すように、本実施の形態における自走式機器は、支持用車輪15を、支持用車輪15が一定量以上回転しないようにする回転止め20を有する構成としている。また、車輪動作面16には支持用車輪15の動作範囲を規制する動作規制溝21が設けられている。支持用車輪15は動作規制溝21の中に位置している。
また、図6に示すように、バンパー10の端部に支持用車輪15B、15Dの2個が設けられており、バンパー10の略前方に2個の支持用車輪15A、15Cが配置されている。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、自走式機器を起動すると、電動送風機8と駆動部9が駆動される。電動送風機8によって空気が流されて床面上の塵埃が吸引され、駆動部9によって機器本体7が移動する。
機器本体7が移動すると段差を乗り越える際などにバンパー10に対して振動が加わる。バンパー10の端部はバンパー10の変形や傾きによる変位量が大きくなり、意図しない部品同士の干渉や摩擦が生じやすい。しかし、バンパー10の端部に支持用車輪15B、15Dが設けられているため、バンパー10の端部での変位は生じずバンパー10は容易に動作する。
続いて、機器本体7が清掃作業中に障害物にぶつかるとバンパー10が押され、例えば、支持用車輪15Aは車輪動作面16上を転がりながら進む。支持用車輪15Aが車輪動作面16上を転がるためバンパー10は動作しやすく、バンパー検知部12Aによる検知は容易である。
バンパー10が一定量進むと回転止め20が支持用車輪15Aの回転を止める。バンパー10が動作するためには支持用車輪15Aを車輪動作面16の上で摺動させる必要があり、摺動抵抗のためバンパー10は押し込まれにくくなる。
さらにバンパー10を押し込むと、支持用車輪15Aは動作規制溝21の端部に当たり、それ以上バンパー10を押し込むことができなくなる。
ここで、機器本体7が障害物を回避すると、バンパー10は初期位置に戻る。支持用車輪15Aはバンパー10が押し込まれた場合とは逆方向に回転し回転止め20も初期位置へと戻る。なお、支持用車輪15Aについて説明したが、支持用車輪15B〜15Dについても同様である。
上記した各実施の形態1〜3における構成は、必要に応じて適宜組み合わせて使用することができるものであり、各実施の形態そのものの構成に限られるものではない。
以上のように、本発明にかかる自走式機器は、バンパーの可動が円滑になされ、確実に障害物を検知することができるので、床面の清掃、部屋内の巡回監視、あるいはその他の作業などを自動的に行う自走式機器全般に適用できる。
本発明の実施の形態1における自走式機器の断面図 同自走式機器のバンパー部分の構成を示す平面図 本発明の実施の形態2における自走式機器のバンパー支持部の詳細図 同自走式機器のバンパー部分の構成を示す平面図 本発明の実施の形態3における自走式機器のバンパー支持部の詳細図 同自走式機器のバンパー部分の構成を示す平面図
符号の説明
7 機器本体
9 駆動部
10 バンパー
11 バンパー支持部
12A〜12C バンパー検知部
15A〜15C 支持用車輪
16 車輪動作面
17 回転規制構造
20 回転止め
21 動作規制溝

Claims (11)

  1. 機器本体と、機器本体の底部に配置され機器本体を自走させる駆動部と、機器本体の前面側で水平方向に可動可能に配置される障害物検知用のバンパーと、バンパーの可動を検知するバンパー検知部とを備え、前記バンパーを機器本体に対して水平方向に可動可能に支持するバンパー支持部には、支持用車輪とこの支持用車輪が接して回動する車輪動作面とを設けてバンパーを水平方向に可動可能にした自走式機器。
  2. 支持用車輪を、円周の長さがバンパーの可動距離より小さくなるよう構成した請求項1に記載の自走式機器。
  3. 支持用車輪を、回転方向によって回転しやすさを変える回転規制構造を有する構成とした請求項1または2に記載の自走式機器。
  4. 支持用車輪を、支持用車輪が一定量以上回転しないようにする回転止めを有する構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の自走式機器。
  5. 車輪動作面を、曲面で形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の自走式機器。
  6. 車輪動作面は、支持用車輪の動作範囲を規制する動作規制溝を有する構成とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の自走式機器。
  7. 支持用車輪を、バンパーの重心位置を囲むように配置した請求項1〜6のいずれか1項に記載の自走式機器。
  8. 支持用車輪を、バンパーの中心に対し非対称な位置に配置した請求項1〜7のいずれか1項に記載の自走式機器。
  9. 支持用車輪を、バンパー端部に設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の自走式機器。
  10. 支持用車輪を、パンパー検知部毎に取り付けた請求項1〜9のいずれか1項に記載の自走式機器。
  11. 支持用車輪を、バンパー検知部のバンパー動作検知方向に向けて回転するよう配置した請求項10に記載の自走式機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530369A (ja) * 2008-08-12 2011-12-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 衝突センサを持つ可動ロボット装置
JP2017174467A (ja) * 2017-06-22 2017-09-28 シャープ株式会社 自走式電子機器
JP2017200592A (ja) * 2017-06-22 2017-11-09 シャープ株式会社 自走式電子機器

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