JP2008283771A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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靖憲 真田
Tsutomu Tanaka
田中  勉
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敏之 内井
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Abstract

【課題】母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続されたガス絶縁開閉装置において、回線間寸法を広げることなく変流器二次端子箱への接近が容易にできるコンパクトなガス絶縁開閉装置を提供する。
【解決手段】遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1と、前記変流器1より遮断器ユニットの容器内壁面に沿い遮断器操作駆動部近傍を経由する前記変流器1の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の下部に配置し前記変流器1の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、母線側ユニット、遮断器ユニット及び線路側機器ユニットで構成され、特に遮断器ユニットを縦置きとしたガス絶縁開閉装置に関する。
一般に、ガス絶縁開閉装置の一回線機器は母線側機器ユニットと遮断器ユニット及び線路側機器ユニットに大別され、絶縁ガスを充填した容器内に収納されている。最近、最小個数の容器内に収納された各ユニットの配置順序としては母線側機器ユニットと遮断器ユニット及び線路側機器ユニットで構成することで、より縮小化を図り、ガス絶縁開閉装置を合理的に配置することが多い。中央に配置される遮断器ユニットは、遮断器とその遮断器の片側あるいは両側に配置される変流器が遮断器容器内に収納されている。特許文献1では、両側に配置された変流器の一つが、ここでは母線側変流器であり遮断器の上部の線路側機器ユニット側に配置され、もう一つが、ここでは線路側変流器であり遮断器容器の水平分岐部内に配置されている構成が示されている。
特許文献2では、変流器の二次端子箱(二次端子箱は「密封端子板」とも呼ぶ。本出願において同じ)の配置は変流器を収納している容器の近傍に設けている構成が示されている。
特開2004−266969号公報 特開2001−258112号公報
上述したガス絶縁開閉装置の構成においては、中央に配置された変流器を有する遮断器ユニットでは変流器近傍に配置された二次端子箱への接近が困難となり、保守点検性は悪くなる。そのために回線間に保守点検通路を確保する必要があるため回線間寸法が広がり、ガス絶縁開閉装置の大型化が課題となっており、その解決が希求されていた。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、遮断器ユニットの変流器二次端子箱を母線側機器ユニットの方向に配置することで、回線間寸法を広げることなく変流器二次端子箱への接近が容易にできるコンパクトなガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1によるガス絶縁開閉装置は、遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1と、前記変流器1より遮断器ユニットの容器内壁面に沿い遮断器操作駆動部近傍を経由する前記変流器1の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の下部に配置し前記変流器1の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴としている。
また、請求項2によるガス絶縁開閉装置は、遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1と、前記変流器1より遮断器ユニットの容器内壁面および前記遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2を支持している上部支え板の上側に沿って配線した前記変流器1の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の上部に配置し前記変流器1の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴としている。
更に、請求項3は、遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2の2次リード線を、請求項1と同様の経路で配線し、遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の下部に配置した2次端子箱を有することを特徴としている。
請求項4は、遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2の2次リード線を、請求項2と同様の経路で配線し、遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の上部に配置した2次端子箱を有することを特徴としている。
本発明によれば、遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1、または遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2の2次リード線を、遮断器ユニット容器内に沿って配線し、遮断器ユニット容器の下部または上部で母線機器ユニット側の方向に配置した2次端子箱に接続した構成としているため、回線間寸法を広げることなく変流器二次端子箱への接近が容易にできるコンパクトなガス絶縁開閉装置を提供できる。
以下、本発明に係るガス絶縁開閉装置の実施例について、図面を参照して説明する。
まず、図1から図4を用いて第1の実施例を説明する。図1はガス絶縁開閉装置の代表的な1回線の単線結線図で、図2は図1の単線結線図による実施例1の構造図である。図3は図2の矢視A−Aを示し、図4は図2の矢視B−Bを示す。本実施例1では、1回線は左から母線側機器ユニット1、遮断器ユニット2、線路側機器ユニット3で構成されている。細部に図示されていない消弧室を有する遮断器4の下方に配置された遮断器容器5の水平分岐部6には線路側変流器7が収納されており、線路側変流器7を固定している支え板8aが水平分岐部6の内壁に設けられた突起物9aに取り付けている。線路側変流器7のほぼ中央に変流器一次導体10aが配置され、その一端が遮断器4に接続されている。線路側変流器7の二次リード線11aは遮断器容器5の内壁に沿って下部に配置された操作駆動部12を経由して、母線側機器ユニット1方向に設けられた変流器二次端子箱13a、ここでは1個に接続されている。変流器二次端子箱13aは複数個を取り付けることも可能である。図示されていないが、二次リード線11aを電気的に保護するためにシールドを設けることもあり得る。一方、変流器一次導体10aの他端には線路側機器ユニット3が接続されている。線路側機器ユニット3は線路側機器容器14の主胴部に設けられた線路側断路器15と線路側接地装置16が接続されており、下方には電力ケーブル17が、上方には計器用変圧器18が配置されている。図示されていないが、ブッシング取り合いの場合は電力ケーブル17の代わりに計器用変圧器18の端子にブッシング接続装置を配置することも可能である。
一方、遮断器4の上部に母線側変流器19が配置され、母線側変流器19を固定している支え板8bが遮断器容器5の内壁に設けられた突起物9bに取り付けている。水平導体20が支え板8bに取り付けられたポストスペーサ21で絶縁支持されており、その一端には遮断器4と接続するために母線側変流器19の変流器一次導体10bがスライド接点22を介して電気的に接続されている。図中ではスライド接点22は変流器一次導体10bの両端に設けられているが、少なくとも一箇所でも構成可能である。遮断器容器5の上部開口部には蓋23が設けられている。
一方、水平導体20の他端には2つの母線側機器ユニット1と接続する母線接続導体24が接続されている。2個の母線機器ユニット1は母線容器25a、25bの主胴が紙面の表裏方向に配置されており、母線容器25a、25bの主胴内に母線26a、26bと母線側断路器27a、27bが収納されている。母線側変流器19の二次リード線11bは支え板8bの上面に、且つ遮断器容器5の内壁に沿って、母線側機器ユニット1方向に設けられ且つ、母線側機器ユニット1の上部に設けられた2次端子箱13b、ここでは1個に接続されている。変流器二次端子箱13bは複数個を取り付けることも可能である。図示されていないが、二次リード線11bを電気的に保護するためにシールドを設けている。図3及び図4に示すように変流器二次端子13a、13bは回線軸に対する角度θ1またはθ2傾けて配置しても良い。これにより、母線側機器ユニット背後に障害物がある場合でも、ケーブル接続等の作業スペースを確保することができる。また、変流器二次端子13a、13bを回線軸に対しある距離を隔てて平行に配置しても良い。
母線側機器ユニット1の前面には回線制御盤28及び母線側機器ユニット1の機器操作スペースとして保守点検通路29が確保されている。
図2は単相器で表現しているが、3相器への適用も可能である。また、2個の母線側機器ユニットで表現しているが、1個への適用も可能である。
本実施の形態にすれば、変流器二次端子箱13a、13bが母線方向に配置されているため、保守点検通路29から変流器二次端子箱13a、13bへ容易に接近することができる。そのため回線間に保守点検通路を設ける必要がないため、回線間寸法の最小限化が可能となり、複数回線で構成されるガス絶縁開閉装置では大幅な縮小が図られる。
図5、図6は第2の実施例を示す図である。第1の実施例と同じ構成要素については、同じ符号を付し、説明を省略する。
図5は母線側変流器19の二次リード線11bを、遮断器ユニット内を下部方向に這わせ、水平分岐部を迂回して配線し、下部に配置された操作駆動部12を経由して、母線側機器ユニット1方向に設けられた変流器二次端子箱13aに接続されている。これにより、線路側変流器7の二次リード線11aが接続されているのと同じ位置の二次端子箱13aに、母線側変流器19の二次リード線11bも接続されているため、外部ケーブルの接続が1箇所で扱いやすいという長所がある。
同様に図6は、線路側変流器7の二次リード線11aを、遮断器容器内壁を上部方向に沿わせ、支え板8bの上面に配線し、母線側機器ユニット1方向に設けられ且つ、母線側機器ユニット1の上部に設けられた2次端子箱13bに接続されている。これにより、母線側変流器19の二次リード線11bが接続されているのと同じ位置の二次端子箱13bに、線路側変流器7の二次リード線11aも接続されているため、外部ケーブルの接続が1箇所で扱いやすいという長所がある。
図7は、第3の実施例を示したものである。図7は、第3の実施例における図2の矢視A−Aを示している。遮断器容器内に変流器二次リード線を収納する溝30を設けたものであるが、変流器二次リード線を溝内に収納することにより、一次導体からのシールド効果が期待できる。
本発明の第1の実施形態のガス絶縁開閉装置の代表的な単線結線図 本発明の第1の実施形態のガス絶縁開閉装置の内部構造を表す構成図 本発明の第1の実施形態の矢視A−Aを表す断面図 本発明の第1の実施形態の矢視B−Bを表す断面図 本発明の第2の実施形態のガス絶縁開閉装置の内部構造を表す構成図 本発明の第2の実施形態のガス絶縁開閉装置の内部構造を表す構成図 本発明の第3の実施形態を示す矢視A−Aを表す断面図
符号の説明
1…母線側機器ユニット
2…遮断器ユニット
3…線路側機器ユニット
4…遮断器
5…遮断器容器
6…水平分岐部
7…線路側変流器
8a,8b…支え板
9a,9b…突起物
11a,11b…変流器二次リード線
12…操作駆動部
13a,13b…変流器二次端子箱
15…線路側断路器
16…線路側接地装置
17…電力ケーブル
18…計器用変圧器
19…母線側変流器
20…水平導体
21…ポストスペーサ
22…スライド接点
26a,26b…母線
28…回線制御盤
29…保守点検通路
30…変流器二次リード線を収納する溝

Claims (7)

  1. 母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続されたガス絶縁開閉装置において、遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1と、前記変流器1より遮断器ユニットの容器内壁面に沿い遮断器操作駆動部近傍を経由する前記変流器1の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の下部に配置し前記変流器1の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続されたガス絶縁開閉装置において、遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に収納した変流器1と、前記変流器1より遮断器ユニットの容器内壁面および前記遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2を支持している上部支え板の上側に沿って配線した前記変流器1の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の上部に配置し前記変流器1の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続されたガス絶縁開閉装置において、前記遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2と、前記変流器2より遮断器ユニットの容器内壁面に沿い遮断器操作駆動部近傍を経由する前記変流器2の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の下部に配置し前記変流器2の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続されたガス絶縁開閉装置において、前記遮断器の消弧室の上部に配置した変流器2と、前記変流器2より変流器2を支持している上部支え板の上側および前記遮断器ユニットの容器内壁面に沿って配線した前記変流器2の2次リード線と、前記遮断器ユニット容器内の母線機器ユニット側の上部に配置し前記変流器2の2次リード線を接続した2次端子箱と、を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 請求項1乃至4記載のガス絶縁開閉装置において、2次端子箱の位置を遮断器ユニット容器内で、2次端子箱中心と遮断器ユニットの中心軸を結ぶ線と、回線軸とが所定の角度を有する方向としたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  6. 請求項1乃至5記載のガス絶縁開閉装置において、前記遮断器ユニット容器内面に変流器2次リード線を沿わせる経路に2次リード線を収納する溝を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  7. 請求項1乃至6記載のガス絶縁開閉装置において、3相器に適用したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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