JP2008283475A - 無線通信システム、基地局装置、および無線端末 - Google Patents

無線通信システム、基地局装置、および無線端末 Download PDF

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Abstract

【課題】制御情報のトラヒック量を調整することによりシステムスループットを向上する無線通信システム、基地局装置、および無線端末を提供すること。
【解決手段】複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報(CQI情報)に応じて複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置100に、スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段としてのスケジューリング実行部121と、スケジューリング対象の無線端末数に応じて通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成部123と、指定情報を送信する送信部130と、を設けた。こうして、制御情報に要する情報量を削減できるため、制御情報以外の送信データに用いることができる情報量を増加させることができることにより、システムスループットを向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システム、基地局装置、および無線端末に関し、特に無線端末がフィードバックする通信品質に基づいて基地局装置が無線端末のスケジューリングを行う無線通信システムに関する。
複数の無線端末にサブキャリアを割り当てる方法として、特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1においては、無線端末が下り受信品質情報をサブキャリア(副搬送波)毎に測定し、測定値を上りリンクで基地局装置にフィードバックする。基地局装置は、品質のよいサブキャリアを持ったユーザ(無線端末)に下りリンクの帯域を割り当てる。
従来、システム上で予め割り当てる帯域をユーザ単位に分けておき、基地局が割り当てていた。すなわち、品質情報に基づいて割り当てたわけではないので、下りリンクの特性が悪くなることもある。
これに対して、特許文献1に開示された技術では、各ユーザの品質情報に基づいた帯域割当を行うので、周波数スペクトルの利用効率が改善される。
特開2005−323385号公報
しかしながら、品質情報をそのまま常にフィードバックすると、フィードバック量が膨大になり上りトラフィックに影響を及ぼす問題があるが、従来技術ではこの点について配慮がなされていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、制御情報のトラヒック量を調整することによりシステムスループットを向上する無線通信システム、基地局装置、および無線端末を提供することを目的とする。
本発明の無線通信システムは、複数の無線端末と、前記複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報に応じて前記複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置とを具備する無線通信システムであって、前記基地局装置は、スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段と、前記無線端末の数に応じて前記通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成手段と、前記指定情報を送信する送信手段とを具備し、前記無線端末は、前記指定情報に応じたビット数で通信品質を表現することにより通信品質情報を生成し、生成された前記通信品質情報を前記基地局装置に送信する構成を採る。
本発明の基地局装置は、複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報に応じて前記複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置であって、スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段と、前記無線端末の数に応じて前記通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成手段と、前記指定情報を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線端末は、収容されている基地局装置に対して前記基地局装置との間の通信品質情報をフィードバックする無線端末であって、予め決められた複数のビット数で表現できる各ビット列と、各ビット数に応じた幅で規定された通信品質範囲とが対応づけられたテーブルを具備し、測定通信品質と前記基地局装置から指定されるビット数とに基づいて前記テーブルで対応する通信品質範囲を特定し、特定された通信品質範囲に対応するビット列を前記通信品質情報としてフィードバックする構成を採る。
本発明によれば、制御情報のトラヒック量を調整することによりシステムスループットを向上する無線通信システム、基地局装置、および無線端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
図1に示すように実施の形態1の基地局装置100は、受信部110と、スケジューリング部120と、送信部130とを有する。受信部110は、無線受信部141と、同期処理部142と、FFT部143と、デスクランブル部144と、チャネル推定部145と、チャネル補償部146と、復調部147と、誤り訂正復号部148とを有する。送信部130は、誤り訂正符号化部151と、変調部152と、チャネル多重部153と、サブキャリアマッピング部155とスクランブル部156とIFFT部157とを備えるOFDM変調部154と、無線送信部158とを有する。
無線受信部141は、アンテナを介して受信した受信OFDM信号に所定の無線受信処理(ダウンコンバート、A/D変換など)を施し、無線受信処理後のOFDM信号を同期処理部142および高速フーリエ変換(FFT)部143に出力する。
同期処理部142は、シンボル同期確立処理およびフレーム同期確立処理を行い、検出されたシンボルタイミングおよびフレームタイミングを同期タイミング情報としてFFT部143に出力する。
FFT部143は、同期処理部142にて特定されたシンボルタイミングに基づいて、無線受信処理後のOFDM信号をフーリエ変換することにより、周波数方向の信号を形成する。
デスクランブル部144は、スクランブルコード番号を特定すると共に、この番号に対応するスクランブルコードでFFT処理後の信号をデスクランブルする。
チャネル推定部145は、FFT処理後の信号に含まれるパイロット信号(これを「受信パイロット信号」と呼ぶことがある)と、パイロット信号レプリカとに基づいて、チャネル推定値を算出する。なお、同期処理部142にて特定されたフレームタイミングから受信フレーム中のパイロット信号の位置が分かるので、チャネル推定部145は、FFT処理後の信号から受信パイロット信号を抽出することができる。
チャネル補償部146は、チャネル推定部145にて算出されたチャネル推定値に基づいて、FFT処理後の信号に対してチャネル補償を行う。
復調部147は、チャネル補償後の信号を復調する。誤り訂正復号部148は、復調後の信号に誤り訂正復号処理を施し、復号データを得る。
スケジューリング部120は、基地局装置100がカバーするセル(以下、単に「セル」と呼ぶことがある)内の状況に応じたCQIインデックス情報をそのセル内に存在する無線端末に向けて送信する。このCQIインデックス情報の送信には、報知チャネルが用いられる。CQIインデックス情報は、基地局装置100から送信されるパイロットに基づいて無線端末がCQI情報を基地局装置100に対してフィードバックする際に、CQI情報を表すビット数(以下、「CQI情報ビット数」と呼ぶことがある)を指定する情報である。
またスケジューリング部120は、無線端末からフィードバックされるCQI情報に基づいてセル内の状況を判定する。スケジューリング部120は、セル内のスケジューリング対象である無線端末数に応じてセル内の状況を判定する。スケジューリング対象の無線端末数は、例えば、無線端末からフィードバックされるCQI情報の数に基づいて特定される。
またスケジューリング部120は、セル内の状況に応じたCQIインデックス情報を生成する。スケジューリング部120は、具体的には、スケジューリング対象の無線端末数に応じたCQIインデックス情報を生成する。スケジューリング部120は、記憶部(図示せず)に格納される、無線端末数の範囲毎のCQI情報ビット数が示されるテーブルを参照し、特定されたスケジューリング対象の無線端末数に対応するCQI情報ビット数を示す情報をCQIインデックス情報として生成する。
またスケジューリング部120は、少なくとも1つのサブキャリアからなるサブキャリアグループであるリソースブロック(RB)毎に、スケジューリング対象の無線端末を割り当てることにより、スケジューリングする。このスケジューリングは、無線端末からRB毎にフィードバックされるCQI情報に基づいて行われる。無線端末からフィードバックされるCQI情報は、直近に送信されたCQIインデックス情報に対応するビット数(初期段階ではデフォルトのビット数)で送信されている。スケジューリング部120は、CQI情報に基づいてRB毎に通信品質の良い無線端末が特定できるので、各RBにおいてできるだけ通信品質の良い無線端末にRBが割り当てられるようにスケジューリングする。
具体的には、スケジューリング部120は、スケジューリング実行部121と、帯域割り当て部122と、指定情報生成部123とを有する。
スケジューリング実行部121は、誤り訂正復号部148にて復号された制御チャネルの復号データから、複数の無線端末からRB毎に送信された複数のCQI情報を抽出する。スケジューリング実行部121は、抽出されたCQI情報に基づいて各RBに割り当てる無線端末を決定し、即ちスケジューリングを行い、RB毎に決定された無線端末の識別情報を帯域割り当て部に出力する。スケジューリング実行部121は、すべてのRBに割り当てた無線端末、即ちスケジューリング対象の無線端末の数を計数し、計数値を指定情報生成部123に出力する。
帯域割り当て部122は、各RBを構成するサブキャリアに対して各RBに割り当てられた無線端末宛のサブストリームがマッピングされるように、OFDM変調部154を制御する。
指定情報生成部123は、スケジューリング実行部121からのスケジューリング対象の無線端末数に応じたCQIインデックス情報を生成する。このCQIインデックス情報は、送信部にて所定の送信処理が施された後に、アンテナを介して送信される。
誤り訂正符号化部151は、報知チャネル、制御チャネル、データチャネルなどの送信データを入力し、誤り訂正符号化処理を施して変調部152に出力する。
変調部152は、誤り訂正符号化後の送信データに変調処理を施してチャネル多重部153に出力する。
チャネル多重部153は、各チャネルの変調後の送信信号を多重し、チャネル多重信号をOFDM変調部154に出力する。
OFDM変調部154は、スケジューリング部120のスケジューリングに従って、各RBに割り当てられた無線端末宛のサブストリームを、各RBを構成するサブキャリアに対してマッピングする。このマッピングは、サブキャリアマッピング部155にて行われる。スクランブル部156は、基地局固有のスクランブリングコードで各サブストリームをスクランブルする。IFFT部157は、周波数方向の信号から時間方向の信号に変換することにより、OFDM信号を形成する。
無線送信部158は、OFDM信号に所定の無線送信処理を施してアンテナを介して送信する。
次に上記構成を有する基地局装置および無線端末から構成される無線通信システムの動作について図2を参照して説明する。なお、説明を簡単にするために、無線通システムには基地局装置100と2つの無線端末A,Bとが存在する場合について説明する。
ステップS201およびステップS202で無線端末Aおよび無線端末BからRB毎のCQI情報が送信される。このときCQI情報は、この送信以前に基地局装置100から送信されたCQIインデックス情報に応じたビット数で表されている。
ステップS203で基地局装置100のスケジューリング部120は、CQI情報に基づいて無線端末A及び無線端末Bに対するスケジューリングを行うと共に、CQIインデックス情報を生成する。実施の形態1では、スケジューリング対象の無線端末数に応じたCQIインデックス情報が生成される。スケジューリング対象の複数の無線端末に関する受信品質の相対的な善し悪しが分かればスケジューリングを行うことが可能なので、スケジューリング対象の無線端末数が少ない場合、CQIを細かく分類する必要、即ち通信品質を細かい範囲に分けて各範囲にCQI情報を対応づける必要がない。そのため、スケジューリング対象の無線端末数が少ない場合には、少ないビット数を示すCQIインデックス情報が生成される。
ステップS204およびステップS205で基地局装置100は、スケジューリングにより各無線端末に割り当てられたRBに含まれるサブキャリアを用いて各無線端末宛の送信データを送信する。例えば、図3(a)に示すように無線端末Aでは両端付近のRBにおける通信品質が良好である一方、図3(b)に示すように無線端末Bでは中央付近のRBにおける通信品質が良好である場合には、ステップS203では、無線端末Aに両端付近のRBが割り当てられ、無線端末Bに中央付近のRBが割り当てられる。この結果、基地局装置100からは、図4に示したような形で各無線端末宛の送信データが送信されることになる。
ステップS206およびステップS207で基地局装置100は、生成されたCQIインデックス情報を共通チャネルでセル内の全無線端末宛てに送信する。
ステップS208およびステップS209でセル内のすべての無線端末である無線端末Aおよび無線端末Bは、基地局装置100にCQI情報を送信する。
ここで無線端末は、例えば図5に示すようなCQIテーブルを保持している。図5に示すようにCQIテーブルは、CQIインデックス情報に応じた幅で通信品質範囲(同図では、−10dB〜30dB)が区分けされている。即ち、CQIテーブルでは、CQIインデックス情報の示すビット数のビット列で表すことができる数のそれぞれと、CQI範囲とが対応づけられている。ビット数が増える程、1つのビット列に対応するCQI範囲は狭くなる。すなわち、ビット数が増える程細かくCQI範囲が設定される。図5では、6ビットが最大のビット数であり、このとき1つのCQI幅が0.5dBで最小となる。
そして無線端末は、基地局装置100から送信されるパイロットを用いて測定されたRB毎の通信品質を、基地局装置100から送信されている直近のCQIインデックス情報の示すビット数で表現したCQI情報を生成し、生成されたCQI情報を基地局装置100に送信する。無線端末における通信品質の測定およびCQI情報の送信は、フレーム毎又はサブフレーム(例えばTTI:Transmit Time Interval)毎に行われる。そのため、基地局装置100においても、フレーム毎又はサブフレーム毎にスケジューリングおよびCQIインデックス情報の送信が行われる。
図6には、CQIインデックス情報が4ビットである場合に無線端末から基地局装置にフィードバックされるCQI情報が示されている。このときCQIテーブルにおける2dBの幅で均等に区分けされたCQI範囲が使用される。無線端末は、各RBの通信品質に対応するCQI範囲が4ビット列で表現されたCQI情報を送信する。
図7は、ステップS203にて行われるCQIインデックス情報の生成方法の説明に供する図である。図7では、(a)から(d)に行くに従い基地局装置がカバーするセル内に存在する無線端末の数が増えている。無線端末数が増えるに従い無線端末の通信品質を区別して相対的に分類するためには、幅の小さいCQI範囲に分ける必要がある。そのため、(a)から(d)に行くに従いCQIインデックス情報の示すビット数は大きく設定される。
図7(a)では、基地局装置は3つの無線端末のCQI情報をもとに下りのスケジューリングを行う。このときCQIテーブルの分解能が低くても、3ユーザのCQIの相対関係を知ることができる可能性が高い。したがって、基地局装置は報知チャネルを用いてCCQIインデックスが3bitであることを全ユーザに通知する。報知チャネルを受信した各ユーザは、現在のCQIインデックスが3bitであることを認識し、CQI情報のフィードバック時に3bitの情報を用いて基地局装置に送信する。全ユーザからの3bitのCQI情報を受信した基地局装置は、3ユーザのCQIの相対関係を求め、スケジューリングを行う。図7(b)〜(d)でも基地局装置がスケジューリング対象ユーザ数に応じて、CQIインデックスを決定(ユーザ数が多いほど、CQIインデックスも大きくなる)し、そのCQIインデックスを全ユーザに報知し、各セル内の無線端末は基地局装置から通知されたCQIインデックスに応じて上りCQI情報のフィードバックを行う。セル内では時々刻々とユーザ数が変化するので、その変化に合わせて基地局装置がCQIインデックスの制御を行うことで、上りフィードバック量の最適化を図る。上りのフィードバック量を最適化することで上りの空き領域ができるので、本来ユーザが送信したいデータを送ることに有効活用することが可能となる。
このように本実施の形態によれば、複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報(CQI情報)に応じて複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置100に、スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段としてのスケジューリング実行部121と、スケジューリング対象の無線端末数に応じて通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成部123と、指定情報を送信する送信部130と、を設けた。
こうすることにより、スケジューリングに細かな通信品質の違いを判別する必要のない無線端末数の場合には、少ないビット数で表された通信品質情報をフィードバックすることができる。そのため、制御情報に要する情報量を削減できるため、制御情報以外の送信データに用いることができる情報量を増加させることができることにより、システムスループットを向上することができる。
また本実施の形態によれば、収容されている基地局装置に対して前記基地局装置との間の通信品質情報をフィードバックする無線端末に、予め決められた複数のビット数で表現できる各ビット列と、各ビット数に応じた幅で規定された通信品質範囲とが対応づけられたテーブルを設け、無線端末が、測定通信品質と前記基地局装置から指定されるビット数とに基づいて前記テーブルで対応する通信品質範囲を特定し、特定された通信品質範囲に対応するビット列を前記通信品質情報としてフィードバックする。
(実施の形態2)
実施の形態2では、CQI情報を送信してきた無線端末のすべてがスケジューリング対象とされず、一定の基準以上の通信品質が保証される無線端末のみがスケジューリングの対象とされる。具体的には、瞬時のスケジューリング対象ユーザのうち、CQIが或るしきい値を超えた受信状態のユーザ数に応じて、CQIインデックス情報を変更する。なお、基本的には、実施の形態2の基地局装置は、実施の形態1の基地局装置の構成と同じなので、図1を参照して説明する。
実施の形態2の基地局装置は、スケジューリング実行部121を備えるスケジューリング部を有する。スケジューリング実行部121は、CQIが所定のしきい値を超えるユーザのみをスケジューリング対象としてスケジューリングすると共に、スケジューリング対象の無線端末数を指定情報生成部123に出力する。スケジューリング実行部121は、各無線端末に関し全RBの通信品質を平均化した後に、その平均値としきい値との比較を行う。このしきい値を超える無線端末がスケジューリング対象となる。そして、スケジューリング実行部121は、スケジューリング対象の無線端末の数を指定情報生成部123に出力する。
基地局装置は、各ユーザからフィードバックされたCQI情報をもとにCQIインデックスを決定する。その際或るCQIのしきい値を予めシステムで決めておき、そのしきい値を超えたユーザのみをスケジューリング対象の数をカウントし、そのカウント値をもとにCQIインデックスを決定する。Max CIR法でのスケジューリングは、受信状態が劣悪なユーザをスケジューリング対象としない方法なので、受信状態の悪いユーザを無視することで、更なる上りフィードバック量の最適化を図ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、無線端末の通信品質の分布度合いに応じてCQIインデックスを変更する。具体的には、いくつかの分布パターンに応じたCQIテーブルを用意しておき、実際の分布パターンと最も近いパターンのCQIテーブル識別情報をCQIインデックス情報として用いる。なお、基本的には、実施の形態3の基地局装置は、実施の形態1の基地局装置の構成と同じなので、図1を参照して説明する。
実施の形態3の基地局装置は、スケジューリング実行部121と指定情報生成部123とを備えるスケジューリング部を有する。
スケジューリング実行部121は、スケジューリングを行うと共に、スケジューリング対象の無線端末数を指定情報生成部123に出力する。また、スケジューリング実行部121は、各無線端末に関し全RBの通信品質を平均化した後に、その平均値に基づいて通信品質の分布を求める。求められた分布(以下、「測定分布」と呼ぶことがある)は、指定情報生成部123に出力される。
指定情報生成部123は、測定分布と最も類似する分布パターンを特定する。指定情報生成部123は、無線端末数に応じたビット数および特定された分布パターンを示す情報を表すCQIインデックス情報を生成する。指定情報生成部123は、いくつかの分布パターンを予め保持している。
基地局装置は、各ユーザからフィードバックされたCQI情報をもとにCQIインデックスを決定する。その際CQIの分布度合いを考慮してCQIインデックスを決定する。すなわち、CQIが集中している部分のテーブル分解能を大きくし、ユーザが存在しない部分のテーブル分解能を小さくする。詳細には、図5に示したCQIテーブルでは、CQIインデックス情報の示すビット数に関わらず、ビット数を固定した場合、各CQI範囲の幅が一定である。これに対して、本実施の形態では、分布パターンに応じた複数のCQIテーブルが用意されている。各CQIテーブルでは、分布パターンに応じて不均一な幅を持つCQI範囲が用意されている。通信品質の良い無線端末が多く通信品質の悪い無線端末が少ない分布パターンに対応するCQIテーブルでは、無線品質の良い範囲は小さい幅のCQI範囲に分けられる一方、無線品質の悪い範囲は大きな幅のCQI範囲に分けられる。例えば、このような分布パターンで、且つ、CQIインデックス情報が5ビットを示す場合、28dB〜30dBのような通信品質の良い範囲は、0.25dBの幅を持つCQI範囲に分けられる一方、−10dB〜−9.5dBのような通信品質の悪い範囲は、1.0dBの幅を持つCQI範囲に分けられる。つまりCQIインデックスの各値が示すCQIの範囲が異なる。
本実施の形態によれば、演算手段としてのスケジューリング実行部121は、スケジューリング対象の無線端末に関して通信品質の分布を算出し、指定情報生成部123は、分布のパターンを示す情報を含めた指定情報を生成する。
こうすることにより、無線端末側から分布パターンに即した通信品質情報がフィードバックされるので、基地局装置100はセル内の状況を十分に反映させたスケジューリングを行うことができる。
なお、上記説明においては、無線端末数および分布パターンという2つのパラメータを用いてCQI情報の生成、遣り取り等を制御するものとして説明を行った。しかしながら、ビット数は固定として分布パターンに応じてCQI情報の生成を制御してもよい。このとき各CQIテーブルでは、CQIインデックスのビット数は1通りである。そして、各CQIテーブルは、各分布パターンと対応しており、それぞれ分布パターンに応じて不均一な幅を持つCQI範囲に分けられている。こうすることによって、制御情報の情報量を減らすことは必ずしもできないが、無線端末側から分布パターンに即した通信品質情報がフィードバックされるので、基地局装置100はセル内の状況を十分に反映させたスケジューリングを行うことができる。この結果として、システムスループットを向上することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、基地局装置の最大収容ユーザ数に応じてCQIインデックスを決定する。すなわち、各基地局装置の最大収容ユーザ数は固定的であるので、各基地局装置で生成されるCQIインデックスも固定的である。ただし、システム内には様々な最大収容ユーザ数を持つ基地局装置が混在しているため、無線端末は移動先のセルに対応する基地局装置から送信されるCQIインデックス情報に対応するビット数で表現したCQI情報を基地局装置にフィードバックする。
実施の形態4の無線通信システムは、収容できる最大の無線端末の数が異なる複数の基地局装置と、通信品質情報を収容されている基地局装置に対してフィードバックする複数の無線端末とを具備する。そして、基地局装置は、収容できる最大の端末数に応じたビット数で通信品質情報を表すことを指定する指定情報を生成する指定情報生成部123と、指定情報を送信する送信部130とを具備し、無線端末は、指定情報に応じたビット数で通信品質を表現することにより通信品質情報を生成し、生成された通信品質情報を送信する。
本発明の無線通信システム、基地局装置、および無線端末は制御情報のトラヒック量を調整することによりシステムスループットを向上するものとして有用である。
本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る無線通信システムの動作の説明に供する図 各無線端末において測定されるサブキャリアブロック毎の通信品質の状況例を示す図 図3の通信品質状況のときのサブキャリアブロック割り当ての一例を示す図 CQIテーブルを示す図 無線端末から送信されるCQI情報の形式の説明に供する図 無線端末数に応じたCQI情報の形式変更制御の説明に供する図
符号の説明
100 基地局装置
110 受信部
120 スケジューリング部
121 スケジューリング実行部
122 帯域割り当て部
123 指定情報生成部
130 送信部
141 無線受信部
142 同期処理部
143 FFT部
144 デスクランブル部
145 チャネル推定部
146 チャネル補償部
147 復調部
148 誤り訂正復号部
151 誤り訂正符号化部
152 変調部
153 チャネル多重部
154 OFDM変調部
155 サブキャリアマッピング部
156 スクランブル部
157 IFFT部
158 無線送信部

Claims (6)

  1. 複数の無線端末と、前記複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報に応じて前記複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段と、前記無線端末の数に応じて前記通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成手段と、前記指定情報を送信する送信手段とを具備し、
    前記無線端末は、前記指定情報に応じたビット数で通信品質を表現することにより通信品質情報を生成し、生成された前記通信品質情報を前記基地局装置に送信する
    無線通信システム。
  2. 収容できる最大の無線端末の数が異なる複数の基地局装置と、通信品質情報を収容されている基地局装置に対してフィードバックする複数の無線端末とを具備する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記収容できる最大の端末数に応じたビット数で前記通信品質情報を表すことを指定する指定情報を生成する指定情報生成手段と、前記指定情報を送信する送信手段とを具備し、
    前記無線端末は、前記指定情報に応じたビット数で通信品質を表現することにより通信品質情報を生成し、生成された前記通信品質情報を送信する
    無線通信システム。
  3. 複数の無線端末からフィードバックされる通信品質情報に応じて前記複数の無線端末へ帯域を割り当てることによりスケジューリングする基地局装置であって、
    スケジューリングの対象である無線端末の数を計数する演算手段と、
    前記無線端末の数に応じて前記通信品質情報を表すビット数を決定すると共に、決定されたビット数を示す指定情報を生成する指定情報生成手段と、
    前記指定情報を送信する送信手段と、
    を具備する基地局装置。
  4. 前記演算手段は、前記スケジューリング対象の無線端末に関して前記通信品質の分布を算出し、
    前記指定情報生成手段は、前記分布のパターンを示す情報を含めた前記指定情報を生成する
    請求項3に記載の基地局装置。
  5. 前記スケジューリング対象の無線端末は、前記通信品質情報が示す通信品質が予め決められたレベル以上の無線端末のみである請求項3に記載の基地局装置。
  6. 収容されている基地局装置に対して前記基地局装置との間の通信品質情報をフィードバックする無線端末であって、
    複数の予め決められたビット数で表現できる各ビット列と、各ビット数に応じた幅で規定された通信品質範囲とが対応づけられたテーブルを具備し、
    測定通信品質と前記基地局装置から指定されるビット数とに基づいて前記テーブルで対応する通信品質範囲を特定し、特定された通信品質範囲に対応するビット列を前記通信品質情報としてフィードバックする無線端末。
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