JP2008283334A - モノポールアンテナ - Google Patents

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惠哉 青山
Manabu Sato
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Abstract

【課題】広帯域の確保が容易なモノポールアンテナを提供する。
【解決手段】モノポールアンテナが,境界で区分される第1,第2の領域を有する絶縁基板と,前記第1の領域に配置され,かつ前記境界に配置される端部を有する第1の接地導体と,前記第2の領域に配置される放射導体と,前記第2の領域に配置される線状または矩形状の第2の接地導体と,を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は,モノポールアンテナに関する。
平板導体からなる放射導体により構成されるモノポールアンテナに関する技術が公開されている(例えば,特許文献1参照)。モノポールアンテナは,平板導体を放射導体として用いることで,UWB(Ultra Wide Band)等広い周波数範囲(広帯域)での無線通信が可能となる。
特開2005−45407
しかしながら,例えば,放射導体を小型化した場合,モノポールアンテナが狭帯域化し易くなる。
上記に鑑み,本発明は,広帯域の確保が容易なモノポールアンテナを提供することを目的とする。
本発明に係るモノポールアンテナは,境界で区分される第1,第2の領域を有する絶縁基板と,前記第1の領域に配置され,かつ前記境界に配置される端部を有する第1の接地導体と,前記第2の領域に配置される放射導体と,前記第2の領域に配置される線状または矩形状の第2の接地導体と,を具備することを特徴とする。
本発明によれば,広帯域の確保が容易なモノポールアンテナを提供できる。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るモノポールアンテナ10を上面から見た状態を表す上面図である。図2は,モノポールアンテナ10の一部を拡大した状態を表す拡大上面図である。図3は,図2の線III−IIIでモノポールアンテナ10を切断した状態を表す断面図である。
モノポールアンテナ10は,絶縁基板11,平板接地導体12a,12b,線状接地導体13,チップアンテナ14,給電線15,放射導体16,給電ケーブル17を有する。
絶縁基板11は,絶縁材料,例えば,FR4(Flame Retardant Type 4の略であり,ガラス繊維とエポキシ樹脂の複合材料からなる難燃性のプリント基板材料(比誘電率ε1r=4.8))からなり,例えば,50mm×20mm×1mmの略矩形平板形状の基板である。
平板接地導体12a,12bはそれぞれ,絶縁基板11の上面および下面に配置され,銀,白金,銅等からなり,幅W0(例えば,20mm),長さL0(例えば,36mm)の略矩形平板状の導体である。平板接地導体12a,12bはいずれも,境界18に沿って配置される端部を有する。境界18は,平板接地導体12a,12bが配置された領域(領域A)と,配置されない領域(領域B)を区分する。
本実施形態での平板接地導体12aは,領域B内に矩形状の切り欠き部(導体が配置されない領域)121を有する。平板接地導体12aと給電線15が絶縁基板11の同一面上に配置されていることから,これらの接触を防止する必要が有る。
線状接地導体13は,第1導体部131,第2導体部132に区分される。第1導体部131,第2導体部132はそれぞれ,境界18に垂直,平行であり(給電線15に平行,垂直),長さL1,L2,幅W1,W2の略矩形状である。後述のように,線状接地導体13での共振によるモノポールアンテナ10の広帯域化が図られる。
なお,第1導体部131,第2導体部132は,絶縁基板11の辺に沿って配置されている。絶縁基板11上のスペースを有効に利用するためである。なお,第1導体部131,第2導体部132を絶縁基板11の辺以外に配置することも可能である。
チップアンテナ14は,例えば,8mm×4mm×0.8mmの直方体状(略平板状)の形状をなし,誘電体部材141,142,放射導体143,パッド144(144a〜144f),層間接続部145(145a〜145f)を有する。なお,チップアンテナ14の長手方向は給電線15と略平行である。
誘電体部材141,142は,絶縁基板11よりも誘電率が大きい誘電体材料(例えば,ホウケイ酸ガラス系セラミック(比誘電率ε2r=7.5)等のセラミック材料)からなり,例えば,8mm×4mm×0.4mmの直方体状の部材である。誘電体部材141,142の誘電率が比較的大きいのは,放射導体143の実効長を大きくしてその小型化を図るためである。
放射導体143は,誘電体部材141,142の間に配置され,導体,例えば,銀,白金,銅からなる平板電極である。即ち,本実施形態の放射導体143は,誘電体部材141,142の内層に配置される。放射導体143を誘電体部材の表面上に配置しても良い。放射導体143は,放射導体本体部146,線状部147,接続部148(148a〜148f)を有する。
放射導体本体部146は,2つの矩形を接続した形状であり,ある程度の広がりを有することから,比較的広帯域の放射特性を有する。この2つの矩形の内,上側が大きいことから,放射導体本体部146は,給電側(下側)より開放端側(上側)の方が幅広となっている。但し,放射導体本体部146の外形として,台形状,単一の矩形状,円形状等を採用することも可能である。放射導体本体部146の外形が縦横にある程度の広がりを有すれば,比較的広帯域の放射特性が期待できる。
放射導体本体部146には,略矩形の開口部146aが配置される。開口部146aは,放射導体143を焼成等で形成する際に,放射導体143と誘電体部材141,142とでの収縮率の相違により反りが生じるのを防止するために設けられる。なお,開口部146aを省略することも可能である。
線状部147は,例えば,線幅0.15mmの略線状の電極であり,給電線15との間でインピーダンスを整合する。また,線状部147は,放射導体16と共に,放射導体全体としての線路長を大きくして,その特性の低周波化および共振周波数の調整が図られる。
接続部148(148a〜148f)は,層間接続部145(145a〜145f)に接続される。
層間接続部145(145a〜145f)は,誘電体部材142を貫通して配置される導電性材料(例えば,導電性ペースト)からなる一種のビアホールであり,接続部148a〜148fと,パッド144a〜144fをそれぞれ接続する。
パッド144(144a〜144f)はそれぞれ,例えば,導体ペーストにより,放射導体16a〜16fと接続される。この接続は,電気的接続のみならず,チップアンテナ14と絶縁基板11との物理的接続をも兼ねる。
給電線15は,導体,例えば,銀,白金,銅からなる,例えば,幅1.4mmの略線状の電極であり,放射導体143に電力を供給する。給電線15は,チップアンテナ14と線状接地導体13の間に配置されている。即ち,給電線15の片側にチップアンテナ14が,その反対側に線状接地導体13が配置される。この結果,線状接地導体13と放射導体143,放射導体16間の距離を確保し,それぞれから形成される電界の相互干渉の防止が図られる。
給電線15は,平板接地導体12aと同一平面上に配置されるいわゆるコプレーナ線路である。即ち,給電線15の両脇(切り欠き部121)に沿って平板接地導体12aが配置されている。給電線15は平板接地導体12aと近接し,境界18によって,放射導体16aと区分される。
給電線15と平板接地導体12a,12bとが近接して対向することから,給電線15からの電界が平板接地導体12a,12bによって制限され,給電線15は放射導体として実質的に機能しない。
放射導体16(16a〜16f)は,導体,例えば,銀,白金,銅からなる略平板状の導体である。
放射導体16a〜16fは,電磁波を放射する放射導体として機能すると共に,チップアンテナ14を絶縁基板11に固定するパッドとして機能する。チップアンテナ14と放射導体16とが例えば,導体ペーストで接続されることで,チップアンテナ14が絶縁基板11に固定され,かつ電気的に接続される。
放射導体16aは,給電端側に配置され,例えば,幅1.0mmの略線状の電極であり,パッド144a,層間接続部145aを介して,給電線15と放射導体143とを電気的に接続する。図1に示すように,給電線15と放射導体16aとは共に同一の幅の電極から構成することが可能である。前述のように,給電線15と放射導体16aとは,境界18によって区分される。
放射導体16b〜16fは開放端側に配置され,それぞれ,略矩形状の電極であり,パッド144b〜144f,および層間接続部145b〜145fを介して放射導体143に接続される。
放射導体16は,放射導体143と共に,電磁波を放射する放射導体として機能する。放射導体16は,放射導体143に線路長を付加して,モノポールアンテナ10の放射特性を低周波側にシフトさせ,かつ広帯域化を図っている。
ここで,境界18(平板接地導体12a,12bの端部)と,放射導体143,16の端部との距離L3は,放射導体143,16全体の長さとしての意味を有し,モノポールアンテナ10の特性に影響を与える。
給電ケーブル17は,給電線15を介して,放射導体143に電力を供給する。給電ケーブル17には,例えば,セミリジットケーブル等の同軸ケーブルを用いることができる。セミリジットケーブルは,内部導体171(例えば,銅線),内部絶縁体172(例えば,テフロン(登録商標)),外皮導体173(例えば,銅パイプ)から構成される同軸ケーブルである。
(アンテナ特性)
図4A〜図7Aは,VSWR(Voltage Standing Wave Ratio(電圧定在波比.インピーダンス不整合により,反射波が発生している伝送線路上に発生する電圧振幅分布の山と谷の比))と周波数の関係を表すグラフである。図4B〜図7Bは,周波数が2〜6GHzでのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。
帯域幅B.W.は,VSWR=2.5となる最低周波数fL,最大周波数fHの差であり,B.W.=fH−fLで表される。また,比帯域Rは,B.W./中心周波数f0=2*(fH−fL)/(fH+fL)で表される。なお,何れの結果でも帯域幅B.W.が1.7GHz以上,比帯域Rが40%以上であった。
一般に,送信機とアンテナとの間で,インピーダンスの整合が取れていることが要求される(インピーダンス・マッチング)。インピーダンスの整合が取れているときに,一方のインピーダンスが変化すると,この整合状態が崩れることになる。例えば,送信機のインピーダンスが固定されているときに(言い換えれば,インピーダンス・マッチングを積極的には行わない),アンテナのインピーダンスが何らかの原因で変化すると,インピーダンスは不整合状態となる。
アンテナのインピーダンスが周波数によって変化すると,インピーダンスが整合状態から不整合状態へと変動する可能性がある。このとき,周波数に対するインピーダンスの変化の割合(インピーダンスの周波数依存性)が大きいと,整合のとれている(整合状態の)周波数範囲(周波数帯域)は狭くなる。一方,周波数に対するインピーダンスの変化の割合が小さいと,整合のとれている周波数範囲(周波数帯域)は広くなる。このように,インピーダンスの周波数依存性と,周波数帯域の広狭との間に対応関係が有り得る。
A.第2導体部132が無い場合
図4A,図4B,図5A,図5Bでは,第2導体部132が無く(L2=0mm),第1導体部131の長さL1を変化させている。なお,幅W1=1mm,距離L3=10mmとした。また,第1導体部131とチップアンテナ14(放射導体143)間の距離D0=13mmとした。
(1)長さL1が0〜6mmの範囲では最低周波数fLはさほど変化せず,最大周波数fHが小さくなる。即ち,この範囲では,長さL1の増大と共に,帯域幅B.W.が小さくなる傾向がある。低周波側に発生する線状接地導体13での共振と,高周波側に発生するチップアンテナ14での共振とが,共振周波数が近いために,相互に影響を受けてVSWRが大きくなるためと考えられる。
(2)長さL1が8,10mm付近のとき,長さL1が0〜6mmの場合と比べ,最低周波数fLはさほど変化せず,最大周波数fHが急激に大きくなる。即ち,帯域幅B.W.が急激に大きくなる。高周波側にVSWRの谷(ピーク)が出現することで,帯域幅B.W.が大きくなる。低周波側に線状接地導体13での共振によるVSWRの谷が発生し,その影響でチップアンテナ14での共振によるVSWRの谷(ピーク)が高周波側に発生するために帯域幅B.W.が大きくなるためと考えられる。
(3)長さL1が14〜22mmのとき,最低周波数fLが小さくなり,最大周波数fHはさほど変化しない。即ち,帯域幅B.W.が大きくなる。さらに,VSWR=2.5以下の範囲でのVSWRの最大値(2つの谷に挟まれた山)が低下する傾向がある。長さL1を大きくすることで低周波側に発生する線状接地導体13での共振周波数が下がるために,低周波側のVSWRの谷が低周波側に移動し,最低周波数fLが小さくなり,帯域幅B.W.が大きくなるためと考えられる。
また,低周波側に発生する線状接地導体13での共振周波数が下がるために,低周波側に発生する線状接地導体13での共振と,高周波側に発生するチップアンテナ14での共振において,それぞれの共振周波数がある程度離れる。このため,相互の影響が少なくなり,VSWRの最大値が低下したと考えられる。
(4)以上のように,長さL1が距離L3付近(8,10mm)のときに,VSWRの新たな谷が出現し,特に長さL1が距離L3以上の場合に,モノポールアンテナ10の広帯域化が図られる。即ち,低周波側に線状接地導体13での共振によるVSWRの谷が発生し,チップアンテナ14での共振によるVSWRの谷が高周波側に発生することで,複共振による広帯域化が図られる。
また,長さL1が距離L3付近以外では,最低周波数fL,最大周波数fHの一方が変化し,他方は変化が小さい。
B.第2導体部132が有る場合
図6A,図6B,図7A,図7Bでは,第2導体部132の長さL2を変化させている。なお,幅W1,W2=1mm,長さL1=14mm,距離L3=10mmとした。また,第1導体部131とチップアンテナ14(放射導体143)間の距離D0=13mmとした。
(1)長さL2が大きくなると共に,最低周波数fLが小さくなり,最大周波数fHはさほど変化しない。即ち,帯域幅B.W.が大きくなる。
(2)第2導体部132が無い場合と比較すると,第2導体部132が有る場合の方が有効と考えられる。即ち,全長L1+L2が同一の場合(図6AのL2=8mm(L1+L2=22mm)と図5AのL1=22mm)を比較すると,第2導体部132が有る場合での最低周波数fLの方が小さい。第2導体部132と放射導体143の間に容量成分が生じることで,共振周波数が低下したものと考えられる。
なお,第2導体部132が無い場合と比較すると,絶縁基板11の長さが同一でも全長L1+L2を大きくすることが可能である(絶縁基板11上のスペースの有効利用)。
(3)但し,長さL2が14,16mm程度まで大きくなると,帯域幅B.W.が却って小さくなる。このとき,長さL2が距離D0より大きくなる。即ち,第2導体部132の端部が,チップアンテナ14の端部からの延長線上に到達すると(第2導体部132が延長線と交わると),第2導体部132による広帯域化の効果が低減する。長さL2が距離D0より大きくなることで,線状接地導体13の全長が長くなることに加えて,第2導体部132と放射導体143が近接して容量成分が大きくなり,線状接地導体13における共振周波数が低下する。即ち,低周波側(線状接地導体13)での共振のピーク(VSWRの谷)が低周波側に移行し,高周波側での共振のピーク(VSWRの谷)との周波数差が過剰に大きくなる。この結果,これらの谷の間でのVSWRの最大値(2つの谷の間の山P1〜P4)が大きくなり,帯域幅B.W.が低下すると考えられる。
C.第1導体部132の幅を変化させた場合
図8A,図8Bでは,第1導体部131の幅W1を変化させている。なお,幅W0を幅W1とともに大きくしている(平板接地導体12aの左辺と,線状接地導体13の左辺を同一線上とした。幅W1=1,21mmのときそれぞれ,幅W0=20,40mm)。また,長さL1=11mm,L2=8mm,幅W2=1mm,距離L3=10mmとした。
幅W1を1mmから21mmに変化させると,最低周波数fLが大きくなり,最大周波数fHが小さくなる。即ち,帯域幅B.W.が小さくなる。但し,幅W1が21mmの場合でも,線状接地導体13が無い場合(L1=0)よりも帯域幅B.W.が大きい。即ち,線状接地導体13を付加することで,帯域幅B.W.を拡大できることに変わりはない。
モノポールアンテナ10は以下の特徴を有する。
(1)放射導体143,16での共振に加えた線状接地導体13での共振(複共振)により,帯域幅の増大が図られる。線状接地導体13の長さ(L1+L2)を平板接地導体12a,12bの端部(境界18)と,放射導体143,16の端部との距離L3以上とすることで,VSWRの周波数特性の谷が新たに出現する。この谷の間に帯域を確保できる。
(2)線状接地導体13の長さ(L1+L2)を調節することで,帯域幅を調節することができる。
(3)線状接地導体13およびチップアンテナ14を給電線15の左右に配置することで,線状接地導体13と放射導体143,放射導体16間の距離を確保し,それぞれから形成される電界の相互干渉の防止が図られる。モノポールアンテナ10の給電側では,流れる電流が大きくインピーダンスが変動し易い。このため,給電線15付近での配置は相互干渉の防止の観点から重要である。
(4)線状接地導体13をチップアンテナ14側に曲げることで(第2導体部132が有る),帯域幅が大きくなり,かつ絶縁基板11上のスペースが有効に利用される。また,第1導体部131,第2導体部132それぞれの長さL1,L2を調節することが可能となり,周波数特性の調節の自由度が向上する。
(5)線状接地導体13の幅の調節することでも,帯域幅の制御が可能である。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)図9のモノポールアンテナ20のように,線状接地導体23の第2導体部232を複数回折り曲げた形状とすることもできる。
(2)図10のモノポールアンテナ30のように,チップアンテナ14の下部を給電端としても良い。このとき,放射導体36a〜36fがモノポールアンテナ30の上下に配置される。
(3)図11のモノポールアンテナ40のように,開放側の放射導体を放射導体46b,46cとして纏めても良い。
(4)放射導体16,16への電力の供給に際し,種々の伝送線路を用いることができる。上記実施形態では,平板接地導体12a,12bが絶縁基板11の表裏に配置されている。これに替えて,平板接地導体12a,12bの一方のみを用いても良い。
(5)絶縁基板11上に,他の素子を配置することも可能である。例えば,他のアンテナ,アンテナを切り替えるためのスイッチ,フィルタ(バンドパスフィルタ等),水晶振動子,受信用のIC(集積回路),送信用のIC,高周波増幅用のICである。
本発明の一実施形態に係るモノポールアンテナの上面図である。 本発明の一実施形態に係るモノポールアンテナの拡大上面図である。 本発明の一実施形態に係るモノポールアンテナの断面図である。 モノポールアンテナのVSWRと周波数の関係を表すグラフである。 モノポールアンテナのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。 モノポールアンテナのVSWRと周波数の関係を表すグラフである。 モノポールアンテナのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。 モノポールアンテナのVSWRと周波数の関係を表すグラフである。 モノポールアンテナのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。 モノポールアンテナのVSWRと周波数の関係を表すグラフである。 モノポールアンテナのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。 モノポールアンテナのVSWRと周波数の関係を表すグラフである。 モノポールアンテナのインピーダンスの変化を表すスミスチャートである。 本発明の他の実施形態に係るモノポールアンテナの上面図である。 本発明の他の実施形態に係るモノポールアンテナの上面図である。 本発明の他の実施形態に係るモノポールアンテナの上面図である。
符号の説明
10 モノポールアンテナ
11 絶縁基板
12a,12b 平板接地導体
121 切り欠き部
13 線状接地導体
131 第1導体部
132 第2導体部
14 チップアンテナ
141,142 誘電体部材
143 放射導体
144(144a-144f) パッド
145(145b-145f) 層間接続部
146 放射導体本体部
146a 開口部
147 線状部
148(148a-148f) 接続部
15 給電線
16(16a-16f) 放射導体
17 給電ケーブル
171 内部導体
172 内部絶縁体
173 外皮導体
18 境界

Claims (7)

  1. 境界で区分される第1,第2の領域を有する絶縁基板と,
    前記第1の領域に配置され,かつ前記境界に配置される端部を有する第1の接地導体と,
    前記第2の領域に配置される放射導体と,
    前記第2の領域に配置される線状または矩形状の第2の接地導体と,
    を具備することを特徴とするモノポールアンテナ。
  2. 前記第2の接地導体の長さが,前記第1の接地導体の端部から前記放射導体の端部までの距離以上である
    ことを特徴とする請求項1記載のモノポールアンテナ。
  3. 前記第2の接地導体が,一または複数の折れ曲がりを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のモノポールアンテナ。
  4. 前記第2の接地導体が,第1の部材とこの第1の部材に対して所定の角度をなす第2の部材を有する
    ことを特徴とする請求項3記載のモノポールアンテナ。
  5. 前記放射導体が所定の方向を向いた略矩形状であり,
    前記第2の部材が,前記所定の方向への延長線と交わらない
    ことを特徴とする請求項4記載のモノポールアンテナ。
  6. 前記境界が直線状である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモノポールアンテナ。
  7. 前記放射導体と前記第2の接地導体の間に配置され,前記放射導体に接続される給電線
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のモノポールアンテナ。
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