JP2008282829A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線および施工作業を容易にし、かつ安全な照明器具を提供する。
【解決手段】光源部12を配設する支持部20c、電線40を挿通する挿通孔20mを有する取付部20e、この取付部および側壁20hにより構成され、当該側壁に一対の対向する開口部20jが設けられてなる凹部20i、および電源部13を収容する空間部20fを有してなる器具本体20と;電源端子部14bが前記開口部近傍に位置すると共に、引き込み端子部14dが前記挿通孔近傍に位置するように前記取付部に配設される電源端子台14と;を具備する照明器具10を構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、発光ダイオード等を光源とした照明器具に関する。
近年、光源として発光ダイオードを用いた照明器具が開発されている。
発光ダイオードは直流で駆動されるために別途の電源が必要であり、また器具としては
小型化が要求されることから、電源部を内蔵したダウンライト形の照明器具が開発されて
いる(例えば、特許文献1参照)。
また、発光ダイオードは、温度が上昇するにしたがって光出力が低下することから、特許文献1にも示されているように、発光ダイオードから発生する熱を外部に放熱することが行われている。
特開2004−179048号公報
この種の電源部を内蔵した照明器具においては、商用電源から点灯回路に電源を供給するために、器具本体に電源端子台を設け、電源端子台に電源ケーブルを接続すると共に、電源端子台から点灯回路に電線を引き込む配線が必要となる。
一方、この種のダウンライト形の照明器具は、天井等に設置孔を形成して天井裏に埋め込む作業が行われる。
このため、電源ケーブルや引き込み用の電線が弛んで器具本体から飛び出して配線された場合、天井裏のダクト等の突出物に引っ掛かり、電源ケーブルの被覆が損傷したり、また弛んだ電源ケーブルや引き込み用の電線が突出していると施工作業がし難くなる。
このため、電源ケーブルや引き込み用の電線は可能な限り短く、かつ張力がかからないようにすることが要望されている。
一方、上記のように器具本体は、発光ダイオードの放熱作用で温度が上昇している。このため、電源ケーブルや引き込み用の電線と器具本体との接触を防ぐための安全性を考慮した設計が必要となる。
近年、発光ダイオードがますます高輝度、高出力化され、発生する熱がますます増大していることから、この種の安全性の確保は重要な課題となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、配線および施工作業を容易にし、かつ安全な照明器具を提供しようとするものである。
請求項1に記載の照明器具の発明は、光源部を配設する支持部、電線を挿通する挿通孔を有する取付部、この取付部および側壁により構成され、当該側壁に一対の対向する開口部が設けられてなる凹部、および電源部を収容する空間部を有してなる器具本体と;電源端子部が前記開口部近傍に位置すると共に、引き込み端子部が前記挿通孔近傍に位置するように前記取付部に配設される電源端子台と;を具備することを特徴とする。
本発明によれば、電源端子部が開口部近傍に位置すると共に、引き込み端子部が挿通孔近傍に位置するように取付部に配設される電源端子台により、電源ケーブルおよび引き込み用の電線の配線および施工作業を容易にし、かつ安全な照明器具が構成される。
光源部は、光源有し、例えば、発光ダイオードや半導体レーザなどの半導体発光素子、小型の電球やハロゲン電球等の白熱電球等でもよい。特に半導体発光素子の場合には、放熱効果が得られるので好適である。
光源部は、例えば、円盤状の配線基板に、光源を円形状に1列または同心状に複数列配置し、全体として、平面視で円形、矩形、多角形等をなした形状の発光面を構成するようにしてもよい。
光源部には、反射体やレンズ体等の光制御部材を設けるようにしてもよい。
電源部は、例えば、円盤状の配線基板に、電源回路を構成する電気部品を実装し器具本体内部に収容しても、さらには電気絶縁性を有する合成樹脂、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等で構成した電源ボックス内に配線基板を収納し、この電源ボックスを器具本体内部に収容して構成してもよい。
電源端子台は、電源端子部および引き込み端子部を有し、さらに送り端子部を有していることが好ましいが、送り端子部は必要条件ではなく設けずに構成してもよい。
器具本体は、光源部の発光面の形状に合わせた、例えば、丸形、角形状等のダウンライト形の照明器具を構成するようにしてもよい。
器具本体の材質は、熱伝導性の良好なアルミニウム(Al)、銅(Cu)、鉄(Fe)などで構成しても、さらには高熱伝導樹脂等の合成樹脂で構成してもよく、光源の熱を放熱させるための全ての材質が許容される。
器具本体の凹部は、電源端子台の一部または全てを収納して配設しつつ、凹部の側壁が器具本体の放熱面積を確保するような全ての形態が許容される。
凹部の側壁は、筒体形状等をなす器具本体の他端部を一体に延長して形成しても、別体の側壁をビス等の手段で取り付けて構成してもよい。
凹部の開口部は、2個以上の開口部でもよく、電源ケーブルの配線のためのガイド機能を発揮しつつ、凹部に外気を流通させるための全ての形態が許容される。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の照明器具において、電源部の端子台は、前記挿通孔に略対向して配設されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の照明器具において、前記光源は、発光ダイオードで構成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3いずれか一記載の照明器具において、前記器具本体は、透光性のカバー部材および被設置面に設置するためのバネ材からなる支持具が配設されていることを特徴とする。
透光性のカバー部材は、透明または乳白色の半透明なアクリル樹脂やポリカーボネート等で構成しても、着色したものでも、さらに材質としては合成樹脂に限らず、透光性を有する強化ガラスで構成してもよい。
透光性のカバー部材は、例えば、ダウンライトにおける化粧枠に設けるようにしてもよい。
請求項1の発明によれば、電源端子部が開口部近傍に位置すると共に、引き込み端子部が挿通孔近傍に位置するように取付部に配設される電源端子台により、電源ケーブルは、電源端子部に接続する直近まで開口部によってガイドされ、容易かつ確実に配線接続することができ、施工作業が容易になると共に安全な照明器具を提供することができる。
同時に、引込み用の電線40は、電源端子台の引き込み端子部と電源部の端子台とが近くなり、直近での配線ができ、可能な限り短く、かつ器具本体から突出しないように確実に配線することができ、施工作業が容易になると共に安全な照明器具を提供することができる。
請求項2の発明によれば、電源部の端子台は、挿通孔に略対向して配設されているので、引き込み用電線の電源部の端子台への配線が、より直近で行うことができ、可能な限り短く確実に配線することができる。
請求項3の発明によれば、光源部の光源は、発光ダイオードで構成したので、器具本体の小型化を、図ることが可能な照明器具を提供することができる。
請求項4の発明によれば、器具本体は、透光性のカバー部材および被設置面に設置するためのバネ材からなる支持具が配設されているので、配線および器具の施工作業を容易にすると共に安全なダウンライト形の照明器具を提供することができる。
以下、本発明に係る照明器具の実施形態について説明する。
本実施例の照明器具は、高輝度、高出力の複数個の発光ダイオードを用い、例えば、一般家屋におけるダウンライト形の照明器具として構成したものである。
10は照明器具で、複数の光源11、光源を配置した光源部12、光源を点灯する電源部13、電源部に電源を供給する電源端子台14、一端部に光源部12を他端部に電源端子台14を配設し、内部に電源部13を収容する器具本体20で構成する。
光源は、発光ダイオード11(以下「LED」と称す)で構成し、LED11は、同一色、本実施形態では高輝度、高出力の白色のLEDが4個用意され、この各LEDは、一方向、すなわちLEDの光軸方向に光線が主として放射される同種性能のもので構成する。
光源部12は、上記4個のLED11と反射体12aからなり、4個のLED11は、直径が約60mmの円板状の配線基板12b上に同心円状に等間隔に配置して実装する。
配線基板12bは、耐熱性で電気絶縁性を有するプリント配線基板で構成する。
反射体12aは、耐光性および電気絶縁性を有する白色の合成樹脂、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等で構成され、配線基板12bの直径よりやや大なる直径寸法を有する円盤形状に形成され、一面に上記配線基板12bが嵌合する凹部12cを形成する。
反射体12aには、上記4個のLED11に、それぞれ対向した位置に回転放物面状をなす反射面12dを形成した4個のすり鉢状の貫通孔12eを形成する。
上記配線基板12bに実装された各LED11に、反射体の貫通孔12eの下端を対向させて配置し、配線基板12bを反射体12aの凹部12cに嵌合して組み立て、全体として平面視で略円形状の発光面を有する光源部12を構成する。
電源部13は、上記の各LED11を点灯する電源回路13aを実装した配線基板13bからなり、電源回路は、図7に示すように、商用電源に接続される入力端子13c、13cに、サージ吸収用のバリスタ13dを介してダイオードブリッジからなる全波整流器13eを並列に接続して構成する。13fは電流ヒューズ、13g、13gは出力端子である。
配線基板13bは、円板状のプリント配線基板からなり、その表裏両面に電源回路13aを構成する電気部品が実装されている。
上記に構成した電源回路の電気部品の内、バリスタ13dを配線基板13bの裏面側に配置し、他の電気部品は表面側に配置する。
さらに、図5に示すように、配線基板13bの上面に電源部の端子台13hが設置され、電源回路の入力端子13c、13cが端子台13hと直結して配線される。
端子台13hは、SL(スクリューレス)端子で構成し、SL端子における電線の差し込み方向が、後述する器具本体20の軸線o−oと略平行する鉛直方向になるようにして配線基板上に設置される。
電源端子台14は、電源部13に商用電源を供給するための端子台で、難燃性で電気絶縁性を有する合成樹脂で構成されたボックス14aの両側面に電源ケーブル30用の電源端子部14bを構成する差込口、送りケーブルa用の端子部となる送り端子部14cを構成する差込口、器具内引き込み用の電線40のための引き込み端子部14dとなる差込口をそれぞれ設ける。
さらにボックス上面に電源ケーブル30、送りケーブルa、引き込み用の電線40を、それぞれ離脱させるためのリリースボタン14eを設ける。
各端子部14b、14c、14dの差込口に設けられる端子は、電源部端子台13hと同様にSL端子で構成する。
次に、器具本体20は、光源部12および電源端子台14を配設し、内部に電源部13を収容するための両端が開放した円筒体をなす熱伝導性の良好なアルミニウムで構成する。
器具本体20は、アルミニウムのダイカスト製で、両端に開口20a、20bを有する断面略円形の円筒状のケース部材として構成する。円筒体内部の一端部の開口20a側に位置して、光源部12を配設するための支持部となる仕切り板20cを一体に形成し、開口20aと仕切り板20cとの間に光源部13を収納する収納部20dを形成する。
さらに、他端部側の開口20bは、別個に構成した端板20eで閉塞する。端板20eは、本発明の電源端子台14を配設するための取付部となるもので、器具本体と同様にアルミニウムのダイカスト製で、皿状をなす円形の蓋体として構成し、他端部側の開口20bに嵌合し、径方向に対向する側面から2本のネジ51、51を使って固定される。
これにより、仕切り板20cと端板20eとの間に電源部13を収容する空間部20fが形成される。
取付部となる端板20eには、引込み用の電線40を挿通させるための挿通孔20mを貫通して形成し、挿通孔には電線の被覆を保護するためのゴムや合成樹脂からなる絶縁ブッシュ20pを嵌合する。
上述した、電源部13の端子台13hは、電線の差込口が挿通孔20mに略対向して配設される。
図2中20gは、仕切り板20cの空間部20f側に面して一体に形成された電源部13の配線基板13bを支持するための支持段部である。
さらに、器具本体20は、他端部側の開口20bを筒体の軸線o−o方向に一体に延長して側壁20hを形成し、この側壁および電源端子台14を配設するための取付部となる端板20eの上面により凹部20iを形成する。器具本体20は、この側壁20hを延長形成することにより放熱面積を増大している。
凹部20iは、上記電源端子台14を収納し、電源端子台を外力から保護しつつ支持するための凹部で、凹部を形成する側壁20hには、外部に連通する開口部20jが対向した位置に一対設けられる。
凹部20iには、電源端子台14が、前述した電源部13の端子台13hと略直交して、換言すれば、略水平方向に配置される。
また、凹部を形成する側壁20hの開口部20j、20jは、電源端子台14の電源端子部14b、送り端子部14c、引き込み端子部14dにそれぞれ対向して設ける。
同時に、電源端子部14bおよび送り端子部14cが、前記開口部20j、20jの近傍に位置すると共に、引き込み端子部14dが端板20eの挿通孔20mの近傍に位置するようにして配設する。
これにより、凹部20iの開口部20j、20jは、電源ケーブル30、送りケーブルaなどを各端子部の差込口に引き込むためのガイドを行い、かつ凹部20i内に外気を流通させる作用を行う。また、引き込み用電線40の直近での配線を可能としている。
なお、凹部の側壁20hの高さh1は、凹部20iに電源端子台14を支持した際のリリースボタン14eの高さh2より若干、本実施例では約2.5mm高くなるように形成する。(図5)
21は、器具本体20一端部の開口20aに設けられた化粧枠で、リング状をなし、リングの断面が略L字形をなす合成樹脂で構成され、L字の垂直内面を器具本体20の開口20a外面に嵌め込みリベット等で固定する。
さらに、化粧枠21のリング内面に透明なアクリル樹脂で構成したカバー部材22を嵌め込み固定する。
23は支持具で、ステンレスの板材をプレス加工して形成した略L字形の2枚の板バネからなり、L字の垂直部分を器具本体20の外側面に、径方向に対向して位置させてネジ54、54で固定する。
この板バネからなる支持具は、互いに内方に撓まされた状態で器具本体20と共に、天井等の被設置面Xの設置孔Yに挿入され、挿入後は自らの弾性により元の状態に復帰して設置孔Yの内面に圧接し、その圧接力により器具本体20を天井Xに固定する。なお、取り外す場合には、上記と逆の操作を行う。
次に、上記に構成された器具本体20に、光源部12、電源部13、さらに電源端子台14を組み込む構成につき説明する。
まず、光源部12を組み込む。すなわち上記のように配線基板12bと反射体12aを組み立てて構成した円盤状の光源部12を、配線基板12bが仕切り板20c側に位置するようにして、器具本体20の一端部側に形成した収納部20dに嵌合し、中心部をネジ52で締め付けて固定する。
これにより、光源部12の配線基板12bが仕切り板20cに強固に密着して固定される。
さらに、仕切り板20cと端板20eとの間に形成された空間部20fに、電源部13の配線基板13bを挿入し、配線基板13bの周縁部を支持段部20gに当接してネジ55で固定する。
この際、配線基板13bの裏面に実装されたバリスタ13dが、仕切り板20c側に面するように位置させて収容する。さらに支持段部20gによって配線基板13bと仕切り板20cとの間に所定寸法の空間部Sが形成され、アルミニウムからなる仕切り板20cと配線基板13bとの間の電気絶縁距離が確保される。
上記のように、器具本体20に収容された電源部13の配線基板13bと光源部12の配線基板12bは、リード線L1により電源回路13aの出力端子13g、13gとLEDの入力端子が仕切り板20cに形成された挿通孔20kを介して接続される。
さらに、器具本体20の端板20eの上面に電源端子台14を載置してネジ53で固定する。さらに電源端子台14を固定した端板20eを器具本体の他端部側の開口20bに、電源端子台14が外方に面するように位置させて嵌合し、径方向に対向する側面から2本のネジ51、51を使って固定する。
これにより、また、電源端子台14は、電源部の端子台13hと略直交して、略水平方向に支持される。
さらに、凹部20iの側壁20hに形成した開口部20j、20jが、電源ケーブル30等を電源端子台14の各端子部の差込口に引き込むためのガイドが行えるように、電源端子台14両側面の端子部である電源端子部14b、送り端子部14c、引き込み端子部14dが、それぞれの開口部20j、20jに対向して位置するようにして支持される。
同時に、電源端子部14bおよび送り端子部14cが、前記開口部20j、20jの近傍に位置すると共に、引き込み端子部14dが端板20Eの挿通孔20mの近傍に位置するようにして支持される。
また、器具本体20の他端部に形成した凹部20iに、電源端子台14のリリースボタン14eが凹部の側壁20hより、約2.5mm低くなった状態で配設され支持される。
また、電源部13の端子台13hが、挿通孔20mに略対向して配設される。
上記のように、器具本体20の凹部20iに配設され支持された電源端子台14と電源部13の端子台13hは、器具内引込み用の電線40により配線接続される。
すなわち、引込み用の電線40の一端を、電源端子台14の引き込み端子部14d、14dに差し込んで接続し、他端を器具本体の凹部20iをガイドにして、凹部内に沿って這わせ、さらに端板20eに形成された挿通孔20mに設けられた絶縁ブッシュ20pを介して、電源部の空間部20f内に導入し電源部の端子台13hに差し込んで接続する。(図5)
これにより、電源回路13aの入力端子13c、13cが、電源部の端子台13hおよび電源端子台14を介して電源に接続される。
この作業において、引込み用の電線40は、略L字形状に折り曲げ、ケーブルに張力をかけないようにして配線する。
また、引込み用の電線40は、器具本体の凹部20iや側壁20hに接触しないようにして可能な限り短く配線する。
さらに、引込み用の電線40は、凹部20i内に全てが収容され器具本体20から突出しないように配線する。
これらの作業は、引き込み端子部14dが挿通孔20mの近傍に位置しているので、電源端子台14の引き込み端子部14dと電源部13の端子台13hとが近くなり、直近での配線ができ、可能な限り短く、かつ器具本体20から突出しないように確実に配線することができる。
さらに、電源部13の端子台13hが、挿通孔20mに略対向して配設されているので、引き込み用電線40の電源部の端子台への配線が、より直近で行うことができ、可能な限り短く確実に配線される。
上記により、光源を4個のLED11で構成し、一端部に光源部12を他端部に凹部20iを形成して電源端子台14を配設し、内部に電源部13を収容し、電源部13を器具本体20に一体化した照明器具10が構成される。
この照明器具は、図5に示すように、高さ寸法Hが約84mm、化粧枠の直径寸法D1が約88mm、器具本体の直径寸法D2が約65mm、消費電力5WのAC100Vで駆動する小型のダウンライトとして構成される。
上記構成の照明器具10は、被設置面である天井Xに単体若しくは複数個を送りケーブルにより接続させて使用する。例えば、一般家屋における廊下の天井灯として2台設置する場合の施工手順につき説明する。
先ず、図8に示すように、天井Xの所定の位置に円形の設置孔Yを2個形成する。器具本体20は小型であるので小さな設置孔で済み施工が容易となる。
設置孔Yの直径寸法D3は、D3=D1<D2で、本実施例では約75mmの円形の貫通孔を形成する。
次に、予め商用電源に接続して配線された電源ケーブル30の一端を、器具本体の開口部20jをガイドに凹部20i内に導入し、電源端子台14の電源端子部14b、14bに挿入して接続する。
この際、電源ケーブル30は、ケーブルに張力をかけないように略直線状になるようにして配線する。
また、電源ケーブル30は、器具本体の凹部20jや側壁20hに接触しないように可能な限り短く配線する。
さらに、電源ケーブル30は、弛みをもって器具本体から突出しないように配線する。
これらの作業は、電源端子部14bが開口部20jの近傍に位置しているので、電源ケーブル30は、電源端子部14b、14bに接続する直近まで開口部20jによってガイドされ、容易かつ確実に配線接続することができる。
同様に、予め配線された2台目の器具用の送りケーブルaを送り端子部14c、14cに挿入して接続する。送りケーブルaも電源ケーブル30と同様に直近まで開口部20jによってガイドされ、容易かつ確実に配線接続することができる。
次に、上記のように電源ケーブル30および送りケーブルaを接続した状態で、器具本体20の板バネからなる支持具23を手で内方に撓ませて器具本体と共に設置孔Yに挿入し、化粧枠21のL字リングの上面を天井面Aに当接させ位置を決める。
位置が決まった状態で支持具23から手を離す。これにより板バネが自らの弾性により元の状態に復帰して設置孔Yの内面に圧接し、その圧接力により器具本体20が天井Xに固定される。設置孔Yの切り口は化粧枠21によって綺麗に覆われる。
この際、例えば、天井裏に突出した梁、断熱材、空調用やケーブル用のダクト等に器具本体20の上面が当たっても、電源端子台14のリリースボタン14eが凹部の側壁20hより、約2.5mm低くなった状態で支持されているので、凹部側壁20hがこれらの突出物に対するストッパーとなり、不用意にリリースボタン14eが押され電源ケーブル等が外れたりすることがない。
また、同時に、電源ケーブル、送りケーブルaおよび引き込み用の電線40が、弛んで器具本体から突出していないので、天井裏のダクト等に引っ掛かる恐れもなく施工がし易くなる。
次に、2台目の器具本体20´の電源端子部に、1台目の器具本体20に一端を接続した送りケーブルaの他端を挿入し接続する。
送用ケーブルaを接続した状態で、上記1台目と同様にして天井の設置孔Yに挿入し設置が完了する。
上記に設置された2台の照明器具10を点灯すると、各LED11から出射された光が反射体12aの回転放物面からなる反射面12dで反射して略円形状に下向きに広がって放射され、廊下の長手方向に沿った所望の照明を行う。
また、各LED11から発生する熱は、配線基板12bから密着して固定された器具本体20の仕切り板20cに直接伝達され、さらに表面積の大きな本体側壁20hにも直接伝達されて外周面から効果的に外部に放熱され、同時に、器具本体20の凹部20iを構成する側壁20hからも放熱される。
また、側壁20hの一方の開口部20jから他方の開口部20jに対して外気の流れが生じ、凹部20i内面側も冷却され、器具本体20全体が効果的に冷却される。
これらにより、各LED11から発生する熱を十分効果的に放熱させることができ光束が低下することなく、所定照度の明るい照明が行える。
なお、電源部13の電気部品から発生する熱も器具本体20から直接放熱される。
長い廊下に沿って、さらに照明器具を設置する場合には、2台目の器具本体20´における電源端子台の送り端子部を使用して、必要な台数の照明器具を順次連続させて設置する。
この場合も、天井に設置されたそれぞれの照明器具は、上述と同様に、LEDから発生した熱は器具本体自体により効果的に放熱され、光束が低下することなく所定照度の明るい照明が行える。
以上、本実施例によれば、電源ケーブル30の電源端子台14への配線は、電源端子部14bが開口部20jの近傍に位置しているので、電源端子部14b、14bに接続する直近まで開口部20jによってガイドされ、容易かつ確実に配線接続することができる。
また、電源ケーブルに張力をかけないように略直線状になるようにし、器具本体の凹部20iや側壁20hに接触しないように可能な限り短く配線することができ、弛みをもって器具本体から突出するようなことがない。
これにより、電源ケーブル30が器具本体20に接触することが防止でき、熱により被覆が損傷することもなく安全な照明器具を提供することができる。
同時に、弛んで器具本体から突出するようなことがないので、電源ケーブルが天井裏のダクト等の突出物に引っ掛かり、被覆が損傷したりすることもなく、また施工作業もし易くなる。
また、引込み用の電線40は、引き込み端子部14dが挿通孔20mの近傍に位置しているので、電源端子台14の引き込み端子部14dと電源部13の端子台13hとが近くなり、直近での配線ができ、可能な限り短く、かつ器具本体20から突出しないように確実に配線することができる。
さらに、電源部13の端子台13hが、挿通孔20mに略対向して配設されているので、引き込み用電線40の電源部の端子台への配線が、より直近で行うことができ、可能な限り短く確実に配線される。
また、略L字形状に折り曲げて張力がかからないようにして配線したので、器具本体の凹部20iや側壁20hに接触しないように可能な限り短くでき、さらに凹部20i内に全てが収容され器具本体から突出しないように配線することができる。
これにより、引き込み用の電線40が器具本体に接触することが防止でき、熱により被覆が損傷することもなく安全な照明器具を提供することができる。
同時に、弛んで器具本体20から突出するようなことがないので、引き込み用の電線が天井裏のダクト等の突出物に引っ掛かり、被覆が損傷したりすることもなく施工作業もし易くなる。
また、器具本体の凹部20iの側壁20hは、LED11の放熱作用に寄与する開口部20j、20jを形成したことにより、電源ケーブル、送りケーブルおよび引き込み用の電線のガイドとなって、より一層施工がし易くなる。
特に、器具本体が小型に構成され、ケーブルを引き込む凹部20iが小さく配線がし難くなるが、凹部には開口部20j、20jが形成されているので、電源ケーブル、送りケーブおよび引き込み用の電線を各端子台の差込口に差し込む際に、作業者の手先が入り配線作業もし易くなる。
また、凹部20iは、側壁20hが一体に上方に突出し延長して形成され、器具本体20の外気に接する面積を、さらに確保して放熱作用にも寄与することができ、同時に、側壁20hには電源ケーブル等のガイド用に対向した一対の開口部20j、20jが形成されていることから、一方の開口部20jから他方の開口部20jに対して外気の流れが常に生じ、凹部20i内面側、すなわち、凹部の側壁20hの内面、端板20eの上面、さらには電源端子台14も効果的に冷却され、器具本体20全体がより一層効果的に冷却される。
これらにより、LEDから発生する熱を十分効果的に放熱させることができ光束が低下することなく、所定照度の明るい照明が行える。
以上、本実施形態においてLED11を円形状に1列配置した平面視で円形のダウンライト形の照明器具を構成したが、略正方形の配線基板上にLEDを配置して角形和風のダウンライト形の照明器具を構成してもよい。
各LED11は白色LEDで構成したが、照明器具の用途に応じ、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等で発光するLEDで構成してもよい。若しくはこれらを混合して、電球色、昼白色、昼光色等の光を発光させるようにしてもよい。
器具本体20の凹部20iに一対の開口部20j、20jを形成したが、図9(a)に示すように側壁20hが放熱フィン状になるように多数形成してもよい。
光源部12の配線基板12bを器具本体20の仕切り板20cに直接密着して固定させたが、シリコーンシート等を介して固定させてもよい。
引き込み用の電線40を略L字形状に折り曲げて配線したが、図9(b)に示すように、凹部20iの一方の開口部20jにガイドされてループ状に曲げて張力がかからないように配線してもよい。
この場合、器具本体20側壁からループ状になった部分が極力突出しないように構成する。
本実施形態は、一般家屋用のダウンライト形の照明器具として構成したが、オフィス等の施設用、さらに大型の業務用等のダウンライト、さらに、例えば天井直付け形のスポットライト等、各種の照明器具として構成してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具の斜視図。 同じく照明器具の縦断面図。 同じく照明器具の上面図。 同じく照明器具の下面図。 同じく図3のA−A線に沿う断面図。 同じく図2のB−B線に沿う断面図。 同じく照明器具の電源部における電源回路図。 同じく照明器具を天井面に設置した状態を断面して示す説明図。 同じく照明器具の変形例を示し、(a)は斜視図、(b)は引き込み用の電 線部分を示す断面図。
符号の説明
10 照明器具
11 光源
12 光源部
13 電源部
13h 端子台
14 電源端子台
14b 電源端子部
14d 引き込み端子部
20 器具本体
20c 支持部
20e 取付部
20f 空間部
20h 側壁
20i 凹部
20j 開口部
20m 挿通孔
30 電源ケーブル
40 電線

Claims (4)

  1. 光源部を配設する支持部、電線を挿通する挿通孔を有する取付部、この取付部および側壁により構成され、当該側壁に一対の対向する開口部が設けられてなる凹部、および電源部を収容する空間部を有してなる器具本体と;
    電源端子部が前記開口部近傍に位置すると共に、引き込み端子部が前記挿通孔近傍に位置するように前記取付部に配設される電源端子台と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 電源部の端子台は、前記挿通孔に略対向して配設されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記光源部の光源は、発光ダイオードで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
  4. 前記器具本体は、透光性のカバー部材および被設置面に設置するためのバネ材からなる支持具が配設されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の照明器具。
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