JP2008282438A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

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範晃 寺原
Yasuo Ueda
泰雄 植田
Masahiro Yamazaki
正弘 山崎
Shinsuke Hatanaka
伸介 畑中
Hiromasa Takahashi
宏昌 高橋
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Abstract

【課題】対物レンズ駆動装置に対する対物レンズの傾きを第2面側から測定することを可能にする対物レンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】対物レンズ駆動装置は、第2面側104bの平坦部104baが対物レンズ保持部110の開口部110aから目視可能になるように開口部110aの一部に切り欠き形状110abを設けることによって、対物レンズ駆動装置107に対する対物レンズ4の傾きを第2面側104bから測定することが可能になり、対物レンズ4成型時に通常使用している第2面側平坦部104baの傾きを精度よく測定することが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は円盤状情報記録媒体に記録された情報の記録や再生を行うことができる光ピックアップに搭載される対物レンズ駆動装置に関するものである。
近年、円盤状情報記録媒体記録再生装置は、BD、DVD・MD・CD・CD−ROM用などその用途は年々多様化すると共に益々高密度・小型・高性能・高品質・高付加価値化している。
以下、図面を参照しながら、従来の円盤状情報記録媒体記録再生装置の一例を説明する。
図6、図7は従来の円盤状情報記録媒体記録再生装置の概略的な構成図およびその動作原理を説明する図である。
図6、図7において1は半導体レーザ、受光素子、回折格子によって構成される集積ユニット、2は反射ミラー、3は光学ベース、4は対物レンズ、5はコリメートレンズ、6は円盤状情報記録媒体、7は対物レンズ4を円盤状情報記録媒体6のフォーカスおよびラジアル方向に駆動する対物レンズ駆動装置、8はレーザ光、9は円盤状情報記録媒体の記録面上に結ぶレーザの光スポットを示す。
以上のように構成された従来例について以下その動作について説明を行う。
集積ユニット1の半導体レーザより発せられた光は、コリメートレンズ5によって平行光になり、その後反射ミラー2によって90度の角度で曲げられ、円盤状情報記録媒体6に対し垂直方向に進む。そして対物レンズ駆動装置7に装着された対物レンズ4によって光は収束され、円盤状情報記録媒体6上に直径1ミクロン程度の光スポット9として集光される。円盤状情報記録媒体6からの反射光は、逆の経路をたどり、集積ユニットに戻る。そして集積ユニット1内の回折格子によって分割され、受光素子に入射し、対物レンズ駆動装置7をフォーカス方向及びトラッキング方向に制御する為の信号や円盤状情報記録媒体6に記録された情報に変換される。
ここで、対物レンズ駆動装置7について図8、図9を用いてもう少し詳しく説明する。対物レンズ駆動装置は対物レンズ4と、対物レンズ4にレーザ光が照射可能になるような開口部10aによって構成される対物レンズ保持部10と、対物レンズ保持部10をフォーカス方向(円盤状情報記録媒体6の記録面に対し垂直方向)に移動させるフォーカスコイル11と、対物レンズ保持部10をトラッキング方向(円盤状情報記録媒体半径方向)に移動させるトラッキングコイル12と、フォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に電流を供給する役割を担っていると共に対物レンズ保持部10を中立位置にキープしているバネ性を有したサスペンションワイヤ13と、サスペンションワイヤ13を固定しサスペンションワイヤ13のダンピングに用いるシリコン系のゲルを塗布または溝を有するサスペンションワイヤ保持部14と、フォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に磁場を与えるマグネット15と、マグネット15及びサスペンションワイヤ保持部14が接着などにより固定されると共に、マグネット15の磁場効率を図る働きを持つ対物レンズ駆動ベース16によって構成される。対物レンズ駆動ベース16は基準面7aを有する。
対物レンズ4は図10に示す様に、円盤状記録媒体に近い側を第1面4aとし、第1面4aは第1面平坦部4aaと第1面曲面部4abとに分けられる。また、第1面と反対のレーザに近い側を第2面4bとし、これについても第2面平坦部4baと第2面曲面部4bbに分けられる。
この対物レンズの動作について以下に説明を行う。
集積ユニットによって対物レンズ駆動装置7を円盤状情報記録媒体6の特定の場所に光スポット9が結ぶようにフォーカス方向及びトラッキング方向に制御する為の信号が作り出される。その信号はサスペンションワイヤ13を介してフォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に送られ、その結果電界が発生する。その電界とマグネット15の磁界によって、フレミングの左手の法則に従って対物レンズ保持部10に力が働き、その力とサスペンションワイヤ13のバネ性による力がつりあうところまで変位する。その結果、光スポット9は円盤状記録媒体6の特定の場所に焦点を結ぶことになる。
この対物レンズチルト測定装置の対物レンズの傾き測定方法は図11を用いて説明する。
対物レンズチルト測定装置17は、傾きの基準となり対物レンズ駆動装置を配置するチルト基準面17a、チルトを測定する為の測定平行光17b、測定物から反射された光を受光し、傾きを算出するチルト演算装置17cによって構成される。
この対物レンズ駆動装置7を対物レンズチルト測定装置17の基準面17aに取り付ける。そして測定装置から発射される測定平行光17bを上部方向から対物レンズ4の第1面平坦部4aaに照射し、反射させ、その反射光の傾きをオートコリメータ等で測定する。
この様な、対物レンズの第一面平坦部に光を当てることで対物レンズのチルトを測定する従来の方法は特許文献1に記載されている。
特開2001-134975号公報
光ピックアップとして、円盤状情報記録媒体6に記録された情報を正確に読み取る為には、対物レンズ4によって円盤状情報記録媒体6の記録面上に集光される光の収差が最適値になる様に調整する必要がある。その精度は円盤状情報記録媒体の記録密度が大きくなればなるほど要求され、例えばDVDでは最適な収差状態のレンズ傾きから約0.3°の精度が必要となり、ずれると正しく情報が読み取れなくなる可能性がある。通常、光の収差が最適になるように、光学ベース3に対し対物レンズ駆動装置7自身の傾き調整を実施するか、または円盤状情報記録媒体に対し光ピックアップ装置自体の傾き調整を実施するが、光学ベースに対する対物レンズ駆動装置7の調整範囲は限られている。その為、対物レンズ駆動装置7に対する対物レンズ4の傾きも正確に測定し、傾きの少ない良品のみを使用するか、または対物レンズ駆動装置7に対して対物レンズ4自体の角度調整を実施しなければならない。
従来は、対物レンズ駆動装置の基準面7aに対し、対物レンズ4の第1面平坦部4aaの傾きをオートコリメータ等によって測定し、調整を実施していた。他方、対物レンズ4は第2面側平坦部4baを基準として対物レンズ保持部10に固定され、対物レンズ4部品単体も一般的に第2面側平坦部4baを基準面として作成される為、第1面平坦部4aaで傾きを測定されると第1面平坦部4aaと第2面平坦部の4ba平行度の誤差分の測定誤差が発生することとなる。対物レンズ4を作成する際、第1面側4aの金型と第2面側4bの金型の2種類の型によって作成される為、その第1面側平坦部4aaと第2面側平坦部4baの平行度を0にすることは非常に困難である。その為、対物レンズ第2面平坦部4baを正確に測定できないにも関わらず、対物レンズ4単体では第2面平坦部4baを基準に作成、評価しているという矛盾が生じていた。
従って、本発明の目的は、対物レンズ駆動装置に対する対物レンズの傾きを第2面側から測定することを可能にする対物レンズ駆動装置を提供することにある。
この課題を解決する為に本発明の対物レンズ駆動装置は、円盤状情報記録媒体に面する第1面側と光入射側に面する第2面側にそれぞれ平坦部を持ち前記円盤状情報記録媒体の信号部に光を集光させる対物レンズと、前記対物レンズに前記光を照射可能にする為の開口部を有し前記円盤状情報記録媒体のフォーカス及びトラッキング方向に前記対物レンズを移動させる為の駆動装置とを備えた対物レンズ駆動装置であって、前記第2面側の前記平坦部が前記開口部から目視可能になるように前記開口部の一部に切り欠きを設けている。
上述の構成によって、対物レンズ駆動装置に対する対物レンズの傾きを第2面側から測定することが可能になり、対物レンズ成型時に通常使用している第2面側平坦部の傾きを精度よく測定することが出来る。
請求項1に記載の発明は、円盤状情報記録媒体に面する第1面側と光入射側に面する第2面側にそれぞれ平坦部を持ち前記円盤状情報記録媒体の信号部に光を集光させる対物レンズと、前記対物レンズに前記光を照射可能にする為の開口部を有し前記円盤状情報記録媒体のフォーカス及びトラッキング方向に前記対物レンズを移動させる為の駆動装置とを備えた対物レンズ駆動装置であって、前記第2面側の前記平坦部が前記開口部から目視可能になるように前記開口部の一部に切り欠きを有することで、前記対物レンズ駆動装置の基準面に対する前記対物レンズの第2面側の傾きを前記対物レンズ駆動装置の開口部方向から精度よく測定することが可能になる。
請求項2に記載の発明は、前記第1面側平坦部の内、少なくとも前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部に対し反対側にあたる部分が、前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部と平行でないことを特徴としており、この構成によって、前記開口部から前記対物レンズの傾きを測定する時に、前記対物レンズ第2面を通過して前記対物レンズ第1面側で反射した光を誤って計測するという間違いが生じない。
請求項3に記載の発明は、前記第1面側平坦部の内、少なくとも前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部に対し反対側にあたる部分が、光が乱反射するように低面粗度加工されていることを特徴としており、本発明の請求項2と同じく、前記対物レンズ第1面側で反射した光によって誤って傾き計測をするという間違いが生じない。
請求項4に記載の発明は、前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部が光軸と角度をなすことを特徴としており、光ピックアップに前記対物レンズ駆動装置を組み込み、前記円盤状情報記録媒体の情報を読み込む際、前記対物レンズに入射する光が平行光である場合でも、前記対物レンズ第2面側で反射した光が前記光ピックアップの集積ユニットに戻ることなく、信号に悪影響を及ぼすことがないという特徴がある。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態1について、図1を参照しながら説明する。従来品と同じ部品については同一番号を付与する。対物レンズ駆動装置107は対物レンズ4と、対物レンズにレーザ光が照射可能になるような開口部110aを有する対物レンズ保持部110と、対物レンズ保持部110をフォーカス方向(円盤状情報記録媒体6の記録面に対し垂直方向)に移動させるフォーカスコイル11と、対物レンズ保持部10をトラッキング方向(円盤状情報記録媒体半径方向)に移動させるトラッキングコイル12と、フォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に電流を供給する役割を担っていると共に対物レンズ保持部10を中立位置にキープしているバネ性を有したサスペンションワイヤ13と、サスペンションワイヤ13を固定しサスペンションワイヤ13のダンピングに用いるシリコン系のゲルを塗布または溝を有するサスペンションワイヤ保持部14と、フォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に磁場を与えるマグネット15と、マグネット15及びサスペンションワイヤ保持部14が接着などにより固定されると共に、マグネット15の磁場効率を図る働きを持つ対物レンズ駆動ベース16によって構成される。対物レンズ駆動ベース16は基準面107aを有する。
対物レンズ4は円盤状記録媒体に近い側を第1面4aとし、第1面4aは第1面平坦部4aaと第1面曲面部4abとに分けられる。また、第1面と反対のレーザに近い側を第2面4bとし、これについても第2面平坦部4baと第2面曲面部4bbに分けられる。
また対物レンズ保持部110の開口部110aは、対物レンズの第1面曲面部4ab及び対物レンズ第2面曲面部4bbにレーザが照射可能になるような円形開口部110aaと、対物レンズ4の第2面側4bの平坦部4baが目視可能になるように円形開口部110aの隣接部に設けた切り欠き開口部110abとで構成される。
この対物レンズの動作について以下に説明を行う。これは従来と同様な動作である。すなわち、集積ユニットによって対物レンズ駆動装置107を円盤状情報記録媒体6の特定の場所に光スポット9が結ぶようにフォーカス方向及びトラッキング方向に制御する為の信号が作り出される。その信号はサスペンションワイヤ13を介してフォーカスコイル11及びトラッキングコイル12に送られ、その結果電界が発生する。その電界とマグネット15の磁界によって、フレミングの左手の法則に従って対物レンズ保持部110に力が働き、その力とサスペンションワイヤ13のバネ性による力がつりあうところまで変位する。その結果、光スポット9は円盤状記録媒体6の特定の場所に焦点を結ぶことになる。
以上の対物レンズ駆動装置における対物レンズの傾きの測定方法を説明する。
図2で対物レンズチルト装置117は、傾きの基準となり対物レンズ駆動装置を配置するチルト基準面117a、チルトを測定する為の測定平行光117b、測定物から反射された光を受光し、傾きを算出するチルト演算装置117cによって構成される。
対物レンズ駆動装置107を対物レンズ駆動装置107の基準面107aと測定装置117の基準面117aが接触するように取り付ける。そして測定装置から発射される測定光を下方向から対物レンズ保持部110の開口部110aの切り欠き開口部110abを通じて対物レンズ4の第2面平坦部4baに照射し、反射させ、その反射光の傾きを測定する。こうすることで対物レンズ駆動装置107の基準面に対する対物レンズ4の第2面側の傾きを対物レンズ駆動装置の開口部方向から精度よく測定することが可能になる。対物レンズ4部品単品はー般的に第2面側平坦部を基準面として作成される為、第1面平坦部で傾きを測定されると第1面平坦部と第2面平坦部の平行度の誤差分の測定誤差が発生することとなる。対物レンズ4を作成する際、第1面側の金型と第2面側の金型の2種類の型によって作成される為、その第1面側と第2面側の平行度を0にすることは非常に困難である。そのため、第2面平坦部の傾きを測定することが精度の向上につながり、誤判定によって不良品を使用してしまうという誤使用や、対物レンズ駆動装置107に対する対物レンズ4の角度を調整する必要があるにもかかわらず調整しないという誤判定が無くなる。このことにより、対物レンズ駆動装置7が光学ベース3に対して調整が出来ないという問題を解消することが出来る。
この方法を用いた時の課題として、レンズチルト測定時に測定平行光117bの内一部の光が対物レンズの第2面側平坦部104baを通過し、第1面側面側平坦部に反射され、対物レンズ測定装置107に戻ってしまうと、その光が対物レンズチルト表す光であると錯覚し、誤判定を引き起こす可能性がある。その解決方法を図3を用いて説明する。対物レンズ104の第1面側平坦部104aaの内、開口部と逆側に位置する第1面側平坦部A104aaaが、第2面側平坦部104baが平行でないことを特徴としている。第1面側平坦部A 104aaaから反射される光を対物レンズチルト測定装置107の測定範囲から大きく外せば上記のような誤使用、誤判定を生じることは無くなる。第1面側平坦部A 104aaaから反射される光を対物レンズチルト測定装置107の測定範囲から大きく外さなくても、第1面側平坦部A104aaaの反射光と第2面側平坦部104baの反射光の関係を明確化すれば上記誤判定、誤使用は無くなる。例えば、第1面平坦部A104aaaを第2面側平坦部104baよりディスク円周方向に+0.5度傾けておけば、対物レンズチルト測定装置107で測定される傾きが2箇所表示された時、2箇所のうちトラッキング方向に+0.05度大きく測定される点を無視し、残りのもう1点を第2面側平坦部104baからの反射光として測定すればよい。
また第一面側平坦部の反射による誤判定の別の対策を図4を用いて説明する。対物レンズ204の第1面側平坦部204aaの内、開口部と逆側に位置する部分A 204aaaが、乱反射するような低面粗度になっていることを特徴とする。こうすることで、実施の形態2で説明した事と同様、開口部を通してレンズ傾きを測定する際、第2平坦部を通過する光は第1面側平坦部A 204aaaによって反射され、測定装置にその光は戻り、誤判定を行う可能性を未然に防ぐことが可能となる。
また、第1面側平坦部4aaの反射による誤判定とは別の課題について、図1、図6を用いて説明する。光ピックアップの一部として対物レンズ駆動装置107を使用する場合、通常レーザ光8は対物レンズ第一面平坦部304aaに対し直角に入射し、しかもレーザ光8の大きさは対物レンズ駆動装置107の開口部110aより大きいため、レーザ光8が切り欠き開口部を通過し、第1面平坦部304aaに入射し、反射される。そして反射されたレーザ光8はそのまま入射する光と同じ光路をたどり、集積ユニット1に不必要な光として戻ってくるため、その光が必要な光と混ざり、光ピックアップとしてうまく信号が読み込めないような誤動作が生じる可能性がある。
この対策として、図5を用いて説明する。第2面側平坦部304baのうち、切り欠き開口部110abに位置する第2面平坦部A304baaが光ピックアップのレーザ光8と直角でない角度になる様に一定の傾きを持たせると言う方法がある。例えば、レーザ光軸とディスク円周方向に+0.5度の傾きを持たせておけば、対物レンズチルトの測定の際にはその+0.5度を考慮し、演算でキャンセルすることで正しく測定することが出来るのに加え、その対物レンズ駆動装置を反射した光は集積ユニット1に戻らないため、光ピックアップとしてうまく信号が読めないといった問題は発生しない。
本発明にかかる対物レンズ駆動装置は様々な円盤状情報記録媒体に再生、記録する光ピックアップに用いることが可能で、特に対物レンズの傾き精度に対する検査、調整が必要な時に有効に作用する。
本発明の実施の形態1における対物駆動装置対物レンズ駆動装置の平面図 本発明の実施の形態1における対物レンズチルト測定装置の構成図 本発明の実施の形態1おける対物レンズチルト駆動装置の対物レンズ平面図 本発明の実施の形態1おける対物レンズチルト駆動装置の対物レンズ平面図 本発明の実施の形態1おける対物レンズチルト駆動装置の対物レンズ平面図 円盤状情報記録媒体記録再生装置の光学構成図 円盤状情報記録媒体記録再生装置の部品構成図 対物レンズ駆動装置の部品構成図 対物レンズ駆動装置の平面図 対物レンズ平面図 従来例における対物レンズチルト測定装置の構成図
符号の説明
1 集積ユニット
2 反射ミラー
3 光学ベース
4、104、204、304 対物レンズ
4a、104a、204a、304a 対物レンズ 第1面
4aa、104aa、204aa、304aa 対物レンズ 第1面平坦部
104aaa、204aaa 対物レンズ第1面平坦部A
4ab、104ab、204ab、304ab 対物レンズ 第1面曲面部
4b、104b、204b、304b 対物レンズ 第2面
4ba、104ba、204ba、304ba 対物レンズ 第2面平坦部
304baa 対物レンズ第2面平坦部A
4bb、104bb、204bb、304bb 対物レンズ 第2面曲面部
5 コリメートレンズ
6 円盤状情報記録媒体
7、107 対物レンズ駆動装置
7a、107a 対物レンズ駆動装置の基準面
8 レーザ光
9 光スポット
10、110 対物レンズ保持部
10a、110a 開口部
110aa 円形開口部
110ab 切り欠き開口部
11 フォーカスコイル
12 トラッキングコイル
13 サスペンションワイヤ
14 サスペンションワイヤ保持部
15 マグネット
16 対物レンズ駆動ベース
17、117 対物レンズチルト測定装置
17a、117a 対物レンズチルト測定装置のチルト基準面
17b、117b 対物レンズチルト測定装置の測定平行光
17c、117c 対物レンズチルト測定装置のチルト演算装置

Claims (4)

  1. 円盤状情報記録媒体に面する第1面側と光入射側に面する第2面側にそれぞれ平坦部を持ち前記円盤状情報記録媒体の信号部に光を集光させる対物レンズと、前記対物レンズに前記光を照射可能にする為の開口部を有し前記円盤状情報記録媒体のフォーカス及びトラッキング方向に前記対物レンズを移動させる為の駆動装置とを備えた対物レンズ駆動装置であって、前記第2面側の前記平坦部が前記開口部から目視可能になるように前記開口部の一部に切り欠きを有することを特徴とした対物レンズ駆動装置。
  2. 前記第1面側平坦部の内、少なくとも前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部に対し反対側にあたる部分が、前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部と平行でないことを特徴とした請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 前記第1面側平坦部の内、少なくとも前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部に対し反対側にあたる部分が、光が乱反射するように低面粗度加工されていることを特徴とした請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 前記開口部から目視可能な前記対物レンズ第2面側平坦部が光軸と角度をなすことを特徴とする請求項1から請求項3いずれかに記載の対物レンズ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012133596A1 (ja) * 2011-03-28 2012-10-04 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 光学素子、成形金型、及び光学素子の製造方法

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