JP3123969B2 - 複数の光ディスク仕様に互換する対物レンズを備えた光ピックアップ - Google Patents

複数の光ディスク仕様に互換する対物レンズを備えた光ピックアップ

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JP3123969B2
JP3123969B2 JP10031839A JP3183998A JP3123969B2 JP 3123969 B2 JP3123969 B2 JP 3123969B2 JP 10031839 A JP10031839 A JP 10031839A JP 3183998 A JP3183998 A JP 3183998A JP 3123969 B2 JP3123969 B2 JP 3123969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は仕様の異なる光記録
媒体の情報記録面に光学的スポットを形成する機能を有
する対物レンズを備えた光ピックアップに係り、さらに
詳しくはDVD、CDーRW、CDーR、CD及びLD
などのような多数の異なる仕様の光ディスクを互換する
対物レンズを備えた光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】映像や音響またはデータなどの情報を高
密度で記録し再生するための記録媒体は、ディスク、カ
ードまたはテープで構成されているが、ディスク状の記
録媒体が主として使用された。最近、光ディスクはL
D、CD及びDVDの形態に開発されてきた。しかし、
DVD、CDーR、CD、CDーRW及びLDなどのよ
うな多数の異なる仕様の光ディスクを互換して使用する
場合、ディスクの厚さと光波長の変わりにより光学収差
が発生する。従って、この光学収差を取除きながらも異
なる仕様に互換する光ピックアップに対する研究が活発
になされてきた。この研究の結果により、異なる仕様に
互換する光ピックアップが製作中である。
【0003】図1及び図2は、異なる仕様に互換する従
来の光ピックアップの一部を示す。図1は薄い光ディス
クに光を集束する場合を示し、図2は厚い光ディスクに
光を集束する場合を示す。図1及び図2において、1は
ホログラムレンズである。2は屈折形対物レンズ、3a
は薄い光ディスク、そして3bは厚い光ディスクであ
る。光源(図示せず)からの光線4はホログラムレンズ
1の格子パターン11により回折され、その結果により
0次光線40及び1次光線41がそれぞれ発生する。非
回折された0次光線40は対物レンズ2により光ディス
ク3aの情報記録面に集束され、回折された1次光線4
1は対物レンズ2により光ディスク3bの情報記録面に
集束される。従って、図1及び図2に示された光ピック
アップは非回折された0次光線40及び回折された1次
光線41を用いて異なる厚さの光ディスク3a及び3b
にそれぞれ情報を書き込んだり読み出せる。
【0004】他の従来の技術としては、1995年11
月14日付けにて出願公開された日本特開平7ー302
437号がある。この公報に開示された光ヘッド装置の
対物レンズは、対物レンズの中心を基準として奇数番目
の領域は薄い光ディスクの情報記録面に一致する焦点を
有し、偶数番目の領域は厚い光ディスクの情報記録面に
一致する焦点を有する。従って、薄い光ディスクの場
合、対物レンズの奇数番目領域を通過した光が薄い光デ
ィスクから情報を読み出すに用いられる。そして、厚い
光ディスクの場合、対物レンズの偶数番目領域を通過し
た光が厚い該当光ディスクから情報を読み出すに用いら
れる。
【0005】しかし、図1及び図2の光ピックアップ
は、入射光を0次光線と1次光線とに分割するため、光
利用効率が落ちる問題点がある。すなわち、ホログラム
レンズ1により入射光が0次光線と1次光線に分割さ
れ、0次光線のみ、または1次光線のみが光ディスクに
情報を書き込んだり読み出すに使用され、光ピックアッ
プが入射光の15%ほどのみ用いるので光利用効率が低
まる。そして、使用する光ディスクの厚さにより、該当
光ディスク3aまたは3bから反射される0次光線と1
次光線のうち一つのみ実際に読み出した情報を収録して
いる。前記問題点はレンズ機器のホログラムレンズ1を
処理することにより克服し得る。しかし、ホログラムレ
ンズ1を作動させる際、微細なホログラムパターンを生
成するための食刻過程が高精度の工程を求める。従っ
て、その製作コストがアップする問題点がある。
【0006】日本特開平7−302437号に開示され
た従来の技術の場合、奇数番目領域を通過する光のみ用
いるか、その偶数番目領域を通過する光のみ用いる。従
って、その光利用効率が低まる。また、焦点が常に二つ
なので情報が載せられていない光線が光検出におけるノ
イズとして作用して、光ディスクから反射された光から
情報を検出し難い問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はディ
スクの仕様を問わず信号検出の良好な光ピックアップを
提供することである。本発明の他の目的は厚さがそれぞ
れ異なる少なくとも二枚の基板を互換して使用する対物
レンズを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために複数の光記録媒体に互換する光ピックアップにお
いて、少なくとも一つの光源と、前記光源から出射され
た光を、前記複数の光記録媒体のうち一つの情報記録面
上に最適の光スポットに集光させる機能を有する対物レ
ンズ、及び光スポットが集光された一つの光記録媒体の
情報記録面から反射され前記対物レンズを通過した光を
検出するための光検出手段を含む。前記対物レンズは、
頂点を中心としてリング状の丸レンズ領域により分割さ
れる内側領域、丸レンズ領域及び外側領域を有し、ここ
で、前記内側領域、丸レンズ領域及び外側領域は、薄い
基板を有する第1光記録媒体の再生時、前記内側領域及
び前記外側領域を通過する光を相対的に薄い第1光記録
媒体の情報記録面から情報を読み出せる単一光スポット
に集光させ、前記内側領域と外側領域との間に位置した
前記丸レンズ領域を通過した散乱された光を前記第1光
記録媒体に集束できなくする非球面形状を有する。前記
対物レンズは第2光記録媒体の再生時、前記内側領域及
び前記丸レンズ領域を通過した光を相対的に厚い第2光
記録媒体の情報記録面から情報を読み出せる単一光スポ
ットに集光させ、前記外側領域を通過した光を厚い基板
を有する前記第2光記録媒体に集束できなくする。
【0009】本発明の他の目的を達成するために、光を
用いてそれぞれ厚さの異なる少なくとも二枚の基板を使
用する対物レンズは、頂点を中心としてリング状の丸レ
ンズ領域により分割される内側領域、丸レンズ領域及び
外側領域を有し、ここで、前記内側領域と外側領域は前
記内側領域及び前記外側領域を通過した光を相対的に薄
い第1基板の情報記録面から情報を検出できる単一光ス
ポットに集光させる非球面形状を有する。前記丸レンズ
領域は、前記内側領域と外側領域との間に位置した前記
丸レンズ領域を通過した光を一層薄い前記第1基板に集
束できなく散乱させる。前記対物レンズは前記内側領域
及び前記丸レンズ領域を通過した光を相対的に厚い第2
基板の情報記録面から情報を検出できる単一光スポット
に集光させ、外側レンズ領域を通過した光を厚い前記第
2基板に集束できなく散乱させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施の形態を詳述する。図3及び図6は本
発明による対物レンズを示す。図3は薄い光ディスク3
0Aの再生のために対物レンズ20の作動距離が“WD
1”の際の光学経路を示し、図4は厚い光ディスク30
Bの再生時に作動距離が“WD2”の際の光学経路を示
す。図5は光源側から対物レンズ20を眺めた図であっ
て、対物レンズ20の光源側レンズ面22が内側領域A
1、丸レンズ領域A2及び外側領域A3に区分されるこ
とを示す。図6は対物レンズ20の丸レンズ領域A2付
近を拡大して示した図であって、理想的に製作された場
合の本発明による対物レンズ20を示す。
【0011】本発明による対物レンズ20において、対
物レンズ20の光源側レンズ面22の頂点V1を中心と
して楕円あるいは円形のリング状を有する丸レンズ領域
A2により対物レンズ20の光源側レンズ面22は内側
領域A1、丸レンズ領域A2及び外側領域A3に分割さ
れる。ここで、頂点V1は対物レンズ20の軸と光源側
レンズ面22とが合う地点である。内側領域A1及び外
側領域A3は薄い光ディスク30Aの情報記録面31A
に最先の焦点を形成するよう最適化された非球面形状を
有する。また、内側領域A1は厚い光ディスク30Bの
情報記録面31Bでややの球面収差を発生させるが、厚
い光ディスク30Bを再生するには十分小さい球面収差
を有するよう製作される。特に、内側領域A1は既存の
CDのような厚い光ディスク30Bの再生に最適化され
た光学的スポットを提供するために次の式(1)を満た
す開口数(NA)を有する。内側領域A1、丸レンズ領
域A2及び外側領域A3はそれぞれ入射光の近軸領域、
中間軸領域及び遠軸領域に当たる。650nm波長の光
を使用する場合、既存のCDを再生するための対物レン
ズ20の開口数(NA)は0.37以上が望ましい。
【0012】
【数1】 ここで、λは使用する光の波長であり、NAは内側領域
A1の開口数である。内側領域A1及び外側領域A3に
より最上の焦点が形成される対物レンズ20の作動距離
を“WD1”とすれば、内側領域A1及び外側領域A3
を透過した光線は作動距離“WD1”について薄い光デ
ィスク30Aの情報記録面31Aに最適のスポットを形
成し、球面収差を発生しない。そして、対物レンズ20
の内側領域A1を通過した光線のみを使用する場合、相
対的に厚いCDのような既存の光ディスク30Bを再生
でき、この技術は韓国特許出願番号第96−3605号
に記載されている。しかし、既存の光ディスクのうちL
Dのようにさらに小さいスポットが使用される光ディス
クを再生するためには、開口数0.4以上が求められ
る。従って、丸レンズ領域A2が内側領域A1の非球面
形状が延伸された形状を有する場合、LDを再生する際
丸レンズ領域A2を通過した光線はLDを再生できない
ほど一層大きい光学的収差を発生させる。丸レンズ領域
A2はこの光学的収差を補正するためのもので、丸レン
ズ領域A2を透過した光線が内側領域A1により最上の
焦点が形成される位置における光学的収差を補正するこ
とになる非球面形状を有する。
【0013】図4は厚い光ディスク30Bの再生時の光
経路を示す図であって、外側領域A3を透過した光が光
ディスクにスポットを形成せず散乱されることを示す。
一方、対物レンズ20の作動距離が“WD1”の場合、
丸レンズ領域A2を透過した光線は薄い光ディスク30
Aの情報記録面31Aから散乱される。図3に実線で示
された光学経路は、作動距離が“WD1”の際、内側領
域A1及び外側領域A3を透過した光線の光学経路であ
る。点線で示した光学経路は丸レンズ領域A2を透過し
た光線により形成された光学経路であって、光が散乱さ
れることを示す。
【0014】図7は厚い光ディスク30Bを再生する際
の対物レンズ20の作動距離及び光学的縦球面収差(lon
gitudinal spherical aberration) を説明するための収
差図である。対物レンズ20が厚い光ディスク30Bを
再生する場合、内側領域A1が球面収差を有しているの
で、光学的には対物レンズ20をデフォーカシング(def
ocusing)させ、すなわち作動距離を調整して最小の光学
収差値を有させうる。薄い光ディスク30Aと厚い光デ
ィスク30Bとのディスク厚さ差により生ずる球面収差
係数W40は次の式(2)を満たす。
【0015】
【数2】 一般に球面収差を含む光学収差は次の式(3)と表現さ
れ、
【数3】 ここで、W20はデフォーカス係数である。光学収差の平
方根は次の式(4)を満たす。
【数4】
【0016】従って、光学収差を最小にするデフォーカ
ス係数の条件はW20=−W40であり、実際のデフォーカ
ス量は次の式(5)に従う。
【数5】 ここで、内側領域の開口数NA、ディスク屈折率n及び
ディスク厚さdの変化は次の通りである。NA=0.3
8、n=1.58、そしてd=0.6mm、8.3μmほ
どデフォーカスされた状況において、厚い光ディスク3
0Bについて最上のスポットを形成し、球面収差が発生
しないよう丸レンズ領域A2を設計すれば、図3のよう
な縦球面収差を得られる。この場合、光軸におけるデフ
ォーカス量である8.3μmにより内側領域A1の形成
する焦点距離及び丸レンズ領域A2の形成する焦点距離
との差は8.3μmとなり、光学用プログラム(s/
w)の算出により焦点距離は内側領域A1が3.302
5mmであり、丸レンズ領域A2が3.3111mmで
ある。8.3μmは手動による3次計算の結果である
が、8.6μmは光学プログラムを使用することにより
3次を含む高次元計算の結果である。
【0017】対物レンズ20の作動距離を“WD1”か
ら丸レンズ領域A2を透過した光線による光学的収差を
ほぼ“0”にする“WD2”に変更する場合、丸レンズ
領域A2を透過した光線は図4において実線で示した光
学経路を形成して、厚い光ディスク30Bの情報記録面
31Bに最適のスポットを形成する。“WD2”が厚い
光ディスク30Bの再生のために最適化された作動距離
となれば、丸レンズ領域A2は使用される光の利用効率
を増大させ開口数も増やす。この場合、内側領域A1は
厚い光ディスク30Bを再生するに十分小さい球面収差
を保つ。内側領域A1により発生された球面収差は最小
となり、全波面収差は略0.07λrms程の値を有す
る。従って、内側領域A1及び丸レンズ領域A2を通過
した光ビ−ムは、丸レンズ領域A2が内側領域A1と同
一な非球面形状を有する際に比べて、光学収差の増加な
しで15%以上縮まったサイズのスポットを厚い光ディ
スク30Bの情報記録面31Bに形成させる。従って、
CDのみならず高密度が求められる既存のLDのような
光記録媒体の再生も可能になる。この際、外側領域A3
を透過する光は散乱され厚い光ディスク30Bの情報記
録面31Bに形成される光スポットに影響を与えなくな
る。外側領域A3を透過する光の光学経路は図4におい
て点線で示された。従って、一つの光スポットを情報記
録面31Bに形成させうるようになる。図3及び図4に
係わって説明された作動距離の例はそれぞれWD1=
1.897、WD2=1.525である。
【0018】記録された情報を読み出す場合、薄い光デ
ィスク30Aは相対的に短波長の光を用いて、厚い光デ
ィスク30Bは短波長の光と相対的に長波長の両方を用
いられる。従って、薄い光ディスク30AがDVDであ
り、厚い光ディスク30BがCD、LD、CDーRWま
たはCDーRの場合、内側領域A1及び外側領域A3は
DVDの情報記録面に最適化した非球面形状を有し、内
側領域A1及び丸レンズ領域A2はCD、LD、CD−
RWまたはCD−Rの情報記録面について情報を再生で
きるように収差が補正され、作動距離が最適化された非
球面形状を有する。この領域A1、A2及びA3のう
ち、丸レンズ領域A2は非球面を表現する次の式(6)
によりその非球面形状が定められる。
【0019】
【数6】 上記式(6)において、Zは対物レンズ20の頂点V1
を過ぎながら光軸に垂直な面から光源側レンズ面22ま
での距離であり、hは対物レンズ20の軸から垂直な特
定地点までの距離であり、Rは非球面形状を決定するに
基準となる曲率である。ZOFFSETは丸レンズ領域A2が
内側領域A1と形成する段差を表現するために新たに導
入した媒介変数である。上記式(6)は当業者にとって
公知なので、これ以上の説明は省いた。丸レンズ領域A
2は内側領域A1及び外側領域A3に比べて突出状を有
したり、あるいは凹んだ形態を有し得る。突出状の丸レ
ンズ領域A2は図6において拡大して示した。内側領域
A1及び外側領域A3の有する非球面形状は式6におい
てオフセット成分ZOFFSETを取り除けば得られる。丸レ
ンズ領域A2の幅は相対的に厚い光ディスクの再生に最
適化したスポットを提供するように決定され、光源から
の光線が入射する対物レンズ20の入射面22の略15
%を占める。定量的に表現する場合、丸レンズ領域A2
の幅は略100〜200μmの範囲を有する。
【0020】領域A1、A2及びA3に最適の非球面形
状を提供するために得られたデータが次の表に示されて
いる。
【表1】
【0021】上記式(6)及び表により領域A1、A2
及びA3の非球面形状が決定される場合、図9に示した
ように、点線で示した丸レンズ領域A2の非球面を延伸
した仮想面は内側領域A1の非球面より対物レンズ20
の頂点V1から遠く離れている。しかし、非球面形状の
領域A1、A2及びA3を対物レンズ20の光源側レン
ズ面に容易に形成するため、内側領域A1及び外側領域
A3を一次に加工してから丸レンズ領域A2を加工する
のが望ましい。従って、リング状の丸レンズ領域A2は
内側領域A1と接する部分または外側領域A3と接する
部分に段差を有する。
【0022】図9は内側領域A1と丸レンズ領域A2が
接する部分に段差が存するよう加工された対物レンズ2
0を示し、図10は丸レンズ領域A2と外側領域A3と
が接する部分に段差が存するよう加工された対物レンズ
20’を示す。この段差は内側領域A1を通過する光線
と丸レンズ領域A2を通過する光線との光経路差による
収差を発生させる。この段差は光源から出射される相対
的に長い波長の光あるいは厚い光ディスクの再生のため
の光について内側領域A1を通過する光線と丸レンズ領
域A2を通過する光線との光経路差による光学収差を取
り除ける高さを有する。特に、段差の高さは丸レンズ領
域A2を通過する光線と対物レンズ20の光軸を通過す
る光線との光経路差が、使用する光の有する波長の整数
倍となる光経路差を有するよう決定される。かかる段差
の高さは上記式(6)におけるオフセットZOFFSET及び
丸レンズ領域A2の有する幅を考慮して光経路差による
光学収差を取り除ける値に決定される。望ましくは、段
差の高さは対物レンズの屈折率により略1μm〜1.5
μm程である。
【0023】図11は本発明による対物レンズ20、2
0’を採用した光ピックアップを示す。 図11の光ピ
ックアップは典型的な光学系構造を有するもので、本発
明の第1及び第2の実施の形態による対物レンズ20、
20’を使用して同一波長の光を使用する多種の仕様の
異なる光ディスクに互換する。光源41は特定波長のレ
ーザー光を出射する。光検出器43は厚い光ディスク3
0Bの再生時に対物レンズ20、20’の外側領域A3
を透過した光を検出しないよう設計される。言い換えれ
ば、光検出器43は厚い光ディスク30Bから情報を再
生する際、対物レンズ20、20’の内側領域A1及び
丸レンズ領域A2を通過した光についてのみ光検出を行
うよう設計される。
【0024】説明の明瞭さのため、図11の光ピックア
ップが対物レンズ20、20’を備えると共に、光源4
1が650nm波長の光を出射する場合を説明する。光
源41から出射される650nm波長の光線は光分割器
42から反射される。光分割器42は入射光の略50%
を反射させ、反射された光線は視準レンズ70によりほ
ぼ平行になる。視準レンズ70を使えば、光源側から対
物レンズ20、20’に入射する光線をほぼ平行にする
ことができるため、より安定的な再生動作が可能にな
る。薄いディスク30A、例えばDVDに対する再生動
作を行う場合、視準レンズ70を透過した光線は対物レ
ンズ20、20’により薄いディスク30Aの情報記録
面31Aにビームスポット形態に集光される。この際、
対物レンズ20、20’は作動距離“WD1”を有し図
11において実線で示した。従って、650nm波長の
光線は図11において実線で示した光経路を形成する。
薄いディスク30Aの情報記録面31Aから反射された
光は対物レンズ20、20’、視準レンズ70を通過し
てから光分割器42に入射する。光分割器42はこの入
射光の略50%を透過させ、透過された光は光検出レン
ズ44により光検出器43に集光される。この場合、対
物レンズ20、20’の内側領域A1及び外側領域A3
を通過した光ビ−ムは薄いディスク30Aの情報記録面
31Aに情報を読み出せる特定サイズのスポットを形成
する。
【0025】一方、対物レンズ20、20’の丸レンズ
領域A2を通過した光ビームは内側領域A1及び外側領
域A3を通過した光ビームによるスポットの位置からデ
ィスク上で略5μmほど外れた位置に散乱された形態の
帯を形成させる。従って、丸レンズ領域A2を透過した
光ビームは光検出器43により検出されなくなるのみな
らず、薄いディスク30Aに対する有効な再生信号に対
するノイズとして作用しなくなる。厚いディスク30
B、例えばCD、LDに対する再生動作を行う場合、視
準レンズ70を透過した光線は位置Bにおいて対物レン
ズ20、20’により厚いディスク30Bの情報記録面
31Bにビームスポット形態に集光される。この際、対
物レンズ20、20’は作動距離“WD2”を有し、図
11において点線で示されている。この場合の光線は図
11において点線で示した光学経路を形成する。この場
合、対物レンズ20、20’の内側領域A1及び丸レン
ズ領域A2を通過した光ビームは厚いディスク30Bの
情報記録面に情報を読み出せるサイズのスポットを形成
する。
【0026】一方、対物レンズ20、20’の外側領域
A3を通過した光ビームは内側領域A1及び外側領域A
2を通過した光ビームによるスポットの位置から外れた
位置を有し、相対的に弱い強さを有するスポットを形成
させる。従って、光検出器43は対物レンズ20、2
0’の内側領域A1及び丸レンズ領域A2を通過した光
ビームを用いて厚いディスク30Bから情報を読み出せ
るようになる。さらに詳しくは、内側領域A1を通過し
た光は厚い光ディスク30Bの情報記録面31B上で球
面収差を発生させるが、この球面収差は厚い光ディスク
30Bを再生するに十分小さく、光軸における球面収差
量ほどデフォーカスさせることにより最小化された光学
収差を保てる。このように作動距離が10μm内外に調
整された状態で丸レンズ領域A2のレンズ曲率と非球面
係数がこれ以上の球面収差を発生させないよう無収差光
学系に補正される。すると、光学収差は増加せず開口数
を増やしスポットサイズを縮められる。従って、LDの
ようにCDより高密度を求める既存の光ディスクを再生
できる。参考に、LDを再生するためには1.2μm水
準のスポットサイズが求められ、CDは1.4μmのス
ポットサイズを必要とする。DVDは0.9μm水準の
スポットサイズを求める。結局、本発明は簡単な構造の
光ピックアップでDVD、LD、CDなどのような多様
な光ディスクを再生できるようになる。
【0027】図16は本発明の第1及び第2の実施の形
態により薄い光ディスク30Aから情報を再生する際光
検出器43における光ビーム分布を示す。図16におい
て、暗くなった部分は対物レンズ20、20’の内側領
域A1及び外側領域A3を透過した光によるもので、有
効な再生信号として検出される。しかし、暗くなった部
分中明るい部分は対物レンズ20、20’の丸レンズ領
域A2を透過した光が光検出器43で検出されないこと
を示したもので、有効な再生信号として検出されない。
図17は本発明の対物レンズ20、20’を使用して厚
い光ディスク30Bから情報を再生する場合に光検出器
43から検出された光分布を示す。B1は光検出器にお
いて内側領域A1を透過した光の分布であり、B2は丸
レンズ領域A2を透過した光の分布であり、B3は外側
領域A3を透過した光の分布である。図17を通してB
1及びB2の分布をなす光は光検出器43で有効な信号
として検出されるが、B3の分布をなす光は有効な再生
信号として検出されないことが分かる。
【0028】図12は図11の光学系の変形を示す。図
12において、ユニット40は光源41と光検出器43
が一つのモジュールで構成される。ホログラム形光分割
器50は光利用効率に鑑みて偏光ホログラムよりなり、
1/4波長板60の使用により高い光利用効率を得られ
る。1/4波長板60を使用しない場合は偏光ホログラ
ムを一般のホログラムに代替するのが望ましい。光源4
1からの650nm波長の光線はホログラム形光分割器
50及び1/4波長板60を透過した後、視準レンズ7
0により平行光線となる。対物レンズ20、20’は視
準レンズ70から入射する光を薄い光ディスク30Aの
情報記録面31Aまたは厚い光ディスク30Bの情報記
録面31Bに光スポットの形態を集束させる。この図1
2の光ピックアップにおいて、対物レンズ20に関わる
内容は図11と同様なので、その説明を省く。情報記録
面31A、31Bから反射された光は最終的にホログラ
ム形光分割器50により光検出器43に集光される。
【0029】図8は本発明の第1及び第2の実施の形態
による対物レンズ20、20’と二つの光源41、45
及び単一光検出器43を備えた光ピックアップを示す。
光源41は650nm波長のレーザー光を出射し、光源
45は780nm波長のレーザー光を出射する。CD、
CD−RW、LDまたはCDーRに780nm光源を使
い、DVD、CDまたはCDーRWに650nm光源を
使用する。
【0030】光源41を使用する場合、出射する光線は
図13において実線で示した光学経路を形成し、この場
合の対物レンズ20、20’は位置Aにおいて実線で示
されている。光源45を使用する場合、出射される光線
は点線で示された光学経路を形成し、この場合の対物レ
ンズ20、20’は位置Bにおいて点線で示されてい
る。対物レンズ20、20’により厚い光ディスク30
Bまたは薄い光ディスク30Aに集光される光スポット
は図11に関連して前述した通りである。光分割器46
は色分離可能な光分割器であって、光源41からの光を
透過させ、光源45からの光を反射させる。光分割器4
6から反射された光は偏光ビーム分割器47に入射す
る。偏光ビーム分割器47は直線偏光光を透過または反
射させる光学的特性を有するもので、650nm波長の
光と780nm波長の光について全て動作する光学的特
性を有する。偏光ビーム分割器47は光分割器46から
入射する光を透過させ、透過された光は1/4波長板6
0により円形偏光状態となり、この光は対物レンズ2
0、20’により薄い光ディスク30Aまたは厚い光デ
ィスク30Bの情報記録面31Aに集光される。情報記
録面から反射される光は対物レンズ20、20’及び視
準レンズ70を通過してから1/4波長板60により直
線偏光光となる。この光は偏光ビーム分割器47から反
射され、反射された光は光検出レンズ44により光検出
器43に集光される。この偏光ビーム分割器47は1/
4波長板60を使用しない場合は入射光を部分的に透過
及び反射させる光分割器に置き換えられる。
【0031】図13に示した通り、対物レンズ、二つの
光源、単一の光検出器及び板形ビーム分割器を備えた光
ピックアップを使用できる。図14は板形ビーム分割器
を立方形ビーム分割器に代替する図13の光ピックアッ
プの光学系を変形した例を示す。さらに、二つの光源4
1、45は対向して置かれ、光検出器は光源41、45
に直角に向かう。これは、図13に示した光ピックアッ
プと対照的に、光源41、45が互いについて直角に置
かれ、光検出器43が光源45方向に対向し、光源41
に直角に向かう。
【0032】図15は本発明の対物レンズ20、20’
と二つの光源41、45及び二つの光検出器83を備え
た光ピックアップを示す。図15において、光源41は
650nm波長の光線を出射し、光検出器83は光源4
1、光源41は光検出器に対応し、光源41と光検出器
83、45及び105はそれぞれ780nm波長の光の
ための光源及び光検出器であり、110は光分割器であ
る。他の光学素子は同一な参照番号を有する図13及び
図14の対応する光学素子と同様である。光検出器10
5は光検出器45とは異なり、一般に通用される光検出
器素子をそのまま採用しうる。この図15の光ピックア
ップの光学系は図8に関わる説明に基づき当業者にとっ
てよく理解できるものなので、その具体的な説明は省
く。以上では光ピックアップに関連して本発明の対物レ
ンズを説明したが、本発明の対物レンズを顕微鏡や光ピ
ックアップ評価装置などに適用できることは当業者にと
って明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光ピッ
クアップは、ディスクの厚さまたは記録密度を問わず異
なる仕様に互換自在なので、使用するディスクから良好
な読み出し信号が得られる。そして、本発明による対物
レンズは射出などを用いて安価に制作できる。特に光デ
ィスク互換のために二つ以上の波長を用いるべき場合も
単一の対物レンズと単一光検出器を用いて光ピックアッ
プを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホログラムレンズ及び屈折形対物レンズを有
する従来の光ピックアップを示す図である。
【図2】 ホログラムレンズ及び屈折形対物レンズを有
する従来の光ピックアップを示す図である。
【図3】 本発明の第1及び第2の実施の形態による対
物レンズが薄い光ディスクの情報記録面に光学的スポッ
トを形成させることを示す図である。
【図4】 本発明の第1及び第2の実施の形態による対
物レンズが厚い光ディスクの情報記録面に光学的スポッ
トを形成させることを示す図である。
【図5】 本発明の第1及び第2の実施の形態による光
源側から対物レンズを眺めた図であって、対物レンズの
内側領域、丸レンズ領域及び外側領域を区分して示す図
である。
【図6】 本発明による理想的な対物レンズの丸レンズ
領域の付近を拡大して示す図である。
【図7】 厚い光媒体を再生する際の本発明の第1の実
施の形態による対物レンズの縦球面収差を示す図であ
る。
【図8】 厚い光媒体を再生する際の本発明の第1の実
施の実施の形態による対物レンズの波面収差を示す図で
ある。
【図9】 本発明の第1の実施の形態による対物レンズ
を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態による対物レン
ズの丸レンズ領域付近を拡大して示す図である。
【図11】 本発明の第1及び第2の実施の形態による
対物レンズを採用した単一光源を有する光ピックアップ
の光学系を示す図である。
【図12】 図11の光ピックアップの光学系を変形し
た例を示す図である。
【図13】 本発明の第1及び第2の実施の形態による
対物レンズと二つの光源及び単一光検出器を備えた光ピ
ックアップを示す図である。
【図14】 図13の光ピックアップの光学系を変形し
た例を示す図である。
【図15】 本発明の第1及び第2の実施の形態による
対物レンズと二つの光源及び二つの光検出器を備えた光
ピックアップを示す図である。
【図16】 本発明の第1及び第2の実施の形態による
光ピックアップで薄い光ディスクを再生する際の光検出
部の光ビーム分布を示す図である。
【図17】 本発明の第1及び第2の実施の形態による
対物レンズを用いて厚い光ディスクを再生する際の光検
出器で検出された光ビーム分布を示す図である。
【符号の説明】
20,20’ 対物レンズ 30A 薄い光ディスク(第1光記録媒体) 30B 厚い光ディスク(第2光記録媒体) 31A,31B 情報記録面 40 ユニット 41,45 光源 43,83,105 光検出器 47 偏光ビーム分割器 50 ホログラム形光分割器 60 1/4波長板 70 視準レンズ A1 内側領域 A2 丸レンズ領域 A3 外側領域 NA 開口数 V1 頂点 W20 デフォーカス係数 W40 球面収差係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 哲雨 大韓民国ソウル特別市龍山區二村1洞 (番地なし)現代アパート32棟902戸 (72)発明者 趙 虔晧 大韓民国京畿道水原市八達區梅灘洞(番 地なし)三星1次アパート1棟1506戸 (56)参考文献 特開 平8−263869(JP,A) 特開 平8−203115(JP,A) 特開 平7−302437(JP,A) 特開 平6−715406(JP,A) 特開 平7−98431(JP,A) 特開 平7−311945(JP,A) 特開 平6−70291(JP,A) 特開 平8−55363(JP,A) 特開 平6−325405(JP,A) 特開 平6−259804(JP,A) 特開 平9−219035(JP,A) 特開 平5−196896(JP,A) 特開 平9−237431(JP,A) 特開 平5−81693(JP,A) 特表 平10−504927(JP,A)

Claims (43)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さの異なる複数の光記録媒体に互換す
    る光学装置に使われる光ピックアップにおいて、 光を出射する一つの光源と、前記光源から出射された光
    を、前記複数の光記録媒体のうち一つの情報記録面上に
    単一の光スポットに集光させる機能を有する対物レン
    ズ、及び光スポットが集光された一つの光記録媒体の情
    報記録面から反射され前記対物レンズを通過する光を検
    出するための光検出手段を含み、 前記対物レンズはリング状の丸レンズ領域により内側領
    域が外側領域と分割され、頂点を中心として内側領域、
    丸レンズ領域及び外側領域を有し、 ここで、前記内側領域、丸レンズ領域及び外側領域は、
    一つの光記録媒体が第1厚さを有する第1光記録媒体の
    場合、前記内側領域及び前記外側領域を通過する光を一
    つの光記録媒体の情報記録面から情報を読み出せる単一
    の光スポットに集光させ、前記内側領域と外側領域との
    間に形成された前記丸レンズ領域を通過する光線を散乱
    させ、散乱された光線を一つの光記録媒体の情報記録面
    に集束できなくし、一つの光記録媒体が第1厚さより一
    層厚い第2厚さを有する第2光記録媒体の場合、前記内
    側領域及び前記丸レンズ領域を通過する光線を前記第2
    光記録媒体の情報記録面から情報を読み出せる単一の光
    スポットに集光させ、前記外側領域を通過する光を散乱
    させ、散乱された光を一つの光記録媒体に集束できなく
    する非球面形状を有する光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記対物レンズは、第2光記録媒体の再
    生時には前記内側領域を通過する光を前記第2光記録媒
    体の情報記録面に最小の光学収差を有する単一の光スポ
    ットに集光させる作動距離を有する請求項1に記載の光
    ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記内側領域の非球面形状は、内側領域
    を通過する光が、第1光記録媒体の再生時には第1光記
    録媒体の情報記録面に単一の光スポットに集光され、前
    記作動距離による第2光記録媒体の再生時には第2光記
    録媒体の情報記録面に最小の光学収差を有する光スポッ
    トに集光させる形状である請求項2に記載の光ピックア
    ップ。
  4. 【請求項4】 前記丸レンズ領域の非球面形状は、丸レ
    ンズ領域を通過する光が、厚い基板を有する第2光記録
    媒体の再生時には第2光記録媒体の情報記録面に球面収
    差のない単一光スポットに集光させる形状である請求項
    2に記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記丸レンズ領域の有する焦点距離と前
    記内側領域の有する焦点距離との差(ΔZ)は次の関係
    式により決定されるデフォーカス量と同等であり、 ΔZ=−(2W40)/(NA)2 ここで、NAは内側領域の開口数、W40は第2光記録媒
    体の再生時に内側領域の有する球面収差係数である請求
    項2に記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 前記対物レンズの前記内側領域の開口数
    は少なくとも0.3以上を保つ請求項1に記載の光ピッ
    クアップ。
  7. 【請求項7】 前記対物レンズの前記丸レンズ領域は、
    第2光媒体から情報再生時に前記内側領域及び前記丸レ
    ンズ領域が第2光記録媒体の情報記録面に単一光スポッ
    トを形成させうるようにする開口数を有する請求項1に
    記載の光ピックアップ。
  8. 【請求項8】 前記内側領域、前記丸レンズ領域及び前
    記外側領域は、前記対物レンズの光源側のレンズ面に形
    成される請求項1に記載の光ピックアップ。
  9. 【請求項9】 前記丸レンズ領域の非球面を延伸した仮
    想面は前記内側領域の非球面に存する頂点から遠く離れ
    ている請求項8に記載の光ピックアップ。
  10. 【請求項10】 前記丸レンズ領域の幅は略100〜3
    00μmの範囲を有する請求項8に記載の光ピックアッ
    プ。
  11. 【請求項11】 前記丸レンズ領域の表面積は光源から
    光の対物レンズの入射面の略10%である請求項10に
    記載の光ピックアップ。
  12. 【請求項12】 少なくとも一つの付加の光源を更に備
    え、前記光源及び前記少なくとも一つの付加の光源は異
    なる波長の光を出射する請求項1に記載の光ピックアッ
    プ。
  13. 【請求項13】 前記光源及び少なくとも一つの付加の
    光源からそれぞれ出射される複数の前記光のそれぞれに
    ついて偏光分割特性を示す光分割手段をさらに備える請
    求項12に記載の光ピックアップ。
  14. 【請求項14】 前記光源がDVDに適した波長の光を
    出射する場合、前記第1光記録媒体はDVDであり、前
    記第2光記録媒体はCDとLDのうちいずれか一つであ
    る請求項1に記載の光ピックアップ。
  15. 【請求項15】 少なくとも一つの付加の光源をさらに
    含み、光を出射する光源のうち第1光源がDVDに適し
    た波長の光を出射し、光源のうち第2光源が記録可能な
    CD−Rに適した波長の光を出射する際、前記第1光記
    録媒体はDVDであり、前記第2光記録媒体はCD、記
    録可能なCD及びLDのうち一つである請求項1に記載
    の光ピックアップ。
  16. 【請求項16】 少なくとも二つの光源を使用し、第1
    光記録媒体及び第2光記録媒体を互換して再生する場
    合、光検出器は単一光検出器を使用して第1光記録媒体
    及び第2光記録媒体からの光を光学的情報として検出す
    る請求項1に記載の光ピックアップ。
  17. 【請求項17】 前記対物レンズは、前記丸レンズ領域
    と前記内側領域とが合う部分に形成され、第2光記録媒
    体から情報を再生する場合、前記対物レンズの内側領域
    を通過する光線と丸レンズ領域を通過する光線との光経
    路差が光源から出射される光の有する波長の整数倍とな
    るようにする段差を含む請求項1に記載の光ピックアッ
    プ。
  18. 【請求項18】 前記段差の高さは略1.0〜1.5μm
    である請求項17に記載の光ピックアップ。
  19. 【請求項19】 前記対物レンズは、前記丸レンズ領域
    と前記外側領域とが合う部分に形成され、第2光記録媒
    体から情報を再生する場合、前記対物レンズの内側領域
    を通過する光線と丸レンズ領域を通過する光線との光経
    路差が光源から出射される光の有する波長の整数倍とな
    るようにする段差を含む請求項1に記載の光ピックアッ
    プ。
  20. 【請求項20】 それぞれ異なる厚さを有し情報を貯蔵
    する情報記録面を有する少なくとも二枚の基板を互換し
    て使用する対物レンズにおいて、 リング状の丸レンズ領域により内側領域が外側領域と分
    割され、頂点を中心として内側領域、丸レンズ領域及び
    外側領域を有し、 ここで、前記内側領域、丸レンズ領域及び外側領域は、
    第1基板を使用する場合、前記内側領域及び前記外側領
    域を通過した光を第1厚さを有する少なくとも二枚の基
    板のうち第1基板の情報記録面から情報を検出できる単
    一光スポットに集光させ、前記内側領域と外側領域との
    間に形成された前記丸レンズ領域を通過した光を散乱さ
    せ、散乱された光が第1基板の情報記録面上に形成され
    なくし、 第2基板を使用する場合、前記内側領域及び前記丸レン
    ズ領域を通過した光を第1厚さより一層厚い第2厚さを
    有する少なくとも二枚の基板のうち第2基板の情報記録
    面から情報を検出できる単一光スポットに集光させ、前
    記外側領域を通過した光を散乱させ、散乱された光が第
    2基板の情報記録面上に形成されなくする非球面形状を
    有する対物レンズ。
  21. 【請求項21】 前記丸レンズが有する焦点距離と前記
    内側領域が有する焦点距離との差(ΔΖ)は次の関係式
    により決定されるデフォーカス量と同等であり、 ΔΖ=−(2W40)/(NA)2 ここで、NAは内側領域の開口数、W40は前記第2基板
    が使用される際の球面収差係数である請求項20に記載
    の対物レンズ。
  22. 【請求項22】 前記対物レンズは、前記丸レンズ領域
    と前記内側領域とが合う部分に形成され、第2基板を使
    用する場合、前記対物レンズの内側領域を通過する光線
    と丸レンズ領域を通過する光線との光経路差が光源から
    出射された光の有する波長の整数倍となるようにする段
    差を含む請求項20に記載の対物レンズ。
  23. 【請求項23】 前記対物レンズは、前記丸レンズ領域
    と前記外側領域とが合う部分に形成され、第2基板を使
    用する場合、前記対物レンズの内側領域を通過する光線
    と丸レンズ領域を通過する光線との光経路差が光源から
    出射された光の有する波長の整数倍となるようにする段
    差を含む請求項20に記載の対物レンズ。
  24. 【請求項24】 厚さの異なるディスクと互換する光学
    装置における光ピックアップにおいて、 一つの光源と、内側領域及び外側領域は第1厚さを有する第1光ディス
    クの情報記録面に最適化された 曲率を有し、丸レンズ領
    域は第1厚さより一層厚い第2厚さを有する第2光ディ
    スクの情報記録面に最適化された曲率を有する、内側領
    域、丸レンズ領域及び外側領域を備え、前記丸レンズ領
    域は前記第1光ディスクの情報記録面に集束できないよ
    うに丸レンズ領域を通過する光を散乱させ、前記外側領
    域は第1厚さより一層厚い第2厚さを有する光ディスク
    の情報記録面に集束できないように外側領域を通過する
    光を散乱させる、対物レンズと、 前記第1光ディスク及び第2光ディスクのうち一つから
    反射された光を検出するための光検出手段と、及び前記
    光源から出射された光から前記一つの光ディスクから反
    射された光を分離させる分離手段を含む 光ピックアッ
    プ。
  25. 【請求項25】 前記内側領域は次の関係式により開口
    数NAを有し、 0.8λスポットサイズ; ここで、λは光源から出射した光線の波長であり、スポ
    ットサイズは対物レンズを通過した光線が一枚のディス
    ク上に形成するスポットサイズである請求項24に記載
    の光ピックアップ。
  26. 【請求項26】 前記波長は650nmであり、開口数
    は少なくとも0.37である請求項25に記載の光ピッ
    クアップ。
  27. 【請求項27】 前記丸レンズ領域が内側領域の焦点位
    置において光源から内側領域を通過する光線の光学収差
    を補正する非球面形状を有する請求項24に記載の光ピ
    ックアップ。
  28. 【請求項28】 前記対物レンズは次の関係式により光
    学収差を最小にするデフォーカス係数W20を有し、 W20=−W40 ここで、W40は第1厚さと第2厚さとの差により発生し
    た球面収差係数である請求項27に記載の光ピックアッ
    プ。
  29. 【請求項29】 前記対物レンズのデフォーカスΔΖは
    次の関係式により決定され、 ΔΖ=−(2W40)/(NA)2≒−8.3μm ここで、NAは内側領域の開口数である請求項28に記
    載の光ピックアップ。
  30. 【請求項30】 前記丸レンズ領域の幅は光源から光源
    が通過する対物レンズの入射面の少なくとも10%を形
    成する請求項24に記載の光ピックアップ。
  31. 【請求項31】 前記丸レンズ領域の幅は略100〜3
    00μmの範囲を有する請求項24に記載の光ピックア
    ップ。
  32. 【請求項32】 前記丸レンズ領域の表面は内側領域と
    外側領域の表面から突出された請求項24に記載の光ピ
    ックアップ。
  33. 【請求項33】 前記丸レンズ領域の表面は内側領域と
    外側領域の表面から切り離された請求項24に記載の光
    ピックアップ。
  34. 【請求項34】 前記丸レンズ領域の表面は内側領域と
    外側領域のうちいずれか一つの表面と段差を形成する請
    求項24に記載の光ピックアップ。
  35. 【請求項35】 前記丸レンズ領域の表面は内側領域の
    表面と共に内側領域を通過する光線と丸レンズ領域を通
    過する光線との光経路差が光源から出射した光波長の整
    数倍となるようにする値の段差を形成する請求項34に
    記載の光ピックアップ。
  36. 【請求項36】 前記丸レンズ領域の表面は外側領域の
    表面と共に内側領域を通過する光線と丸レンズ領域を通
    過する光線との光経路差が光源から出射した光波長の整
    数倍となるようにする値の段差を形成する請求項34に
    記載の光ピックアップ。
  37. 【請求項37】 前記対物レンズと光検出器との間の線
    形経路に配置され、分離部により分離された入射光を視
    準し、一枚のディスクから反射された光線を分離部に透
    過させる視準レンズと、 偏光ビーム分割器である分離部を通過した反射光を光検
    出器に集束する光検出レンズを含む請求項34に記載の
    光ピックアップ。
  38. 【請求項38】 前記光源と光検出器が互いに隣接して
    形成されたユニットと、ホログラム形光分割器である分
    離部、及び光源から前記ホログラム形光分割器を通過す
    る光線を視準し、一枚のディスクから反射された光線を
    前記ホログラム形光分割器に透過させる視準レンズを含
    み、前記ホログラム形光分割器は反射光を光検出器に向
    かわせる請求項24に記載の光ピックアップ。
  39. 【請求項39】 前記ホログラム形光分割器と視準レン
    ズとの間に配置された1/4波長板をさらに含む請求項
    38に記載の光ピックアップ。
  40. 【請求項40】 前記ホログラム形光分割器は偏光ホロ
    グラムである請求項38に記載の光ピックアップ。
  41. 【請求項41】 前記光源と光検出器が互いに隣接して
    形成されたユニットと、ホログラム形光分割器である分
    離部と、光源から前記ホログラム形光分割器を通過する
    光線を視準し、一枚のディスクから反射された光線を前
    記ホログラム形光分割器に透過させる視準レンズを含
    み、前記ホログラム形光分割器は反射光を光検出器に向
    かわせる請求項34に記載の光ピックアップ。
  42. 【請求項42】 前記第1光記録媒体が前記光学装置に
    ロードされた場合、前記第1光源が光を出射し、前記第
    2光記録媒体が前記光学装置にロードされた場合、前記
    第2光源が光を出射する請求項15に記載の光ピックア
    ップ。
  43. 【請求項43】 前記第1光源から第1光を透過し、前
    記第2光源から第2光を反射する第1偏光ビーム分割器
    と、 前記第1偏光ビーム分割器を透過した第1光と前記第1
    偏光ビーム分割器により反射された第2光を透過する第
    2偏光ビーム分割器と、 前記第2偏光ビーム分割器を透過した第1光と反射され
    た第2光を視準し、視準された光を前記対物レンズに透
    過させる視準レンズをさらに含み、前記第2偏光ビーム
    分割器は前記光記録媒体から反射された第1及び第2光
    を反射する請求項42に記載の光ピックアップ。
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