JPH102437A - 流体緊急遮断システムと感震自動空気抜き装置 - Google Patents

流体緊急遮断システムと感震自動空気抜き装置

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JPH102437A
JPH102437A JP17568396A JP17568396A JPH102437A JP H102437 A JPH102437 A JP H102437A JP 17568396 A JP17568396 A JP 17568396A JP 17568396 A JP17568396 A JP 17568396A JP H102437 A JPH102437 A JP H102437A
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JP
Japan
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air
fluid
pressure
ball
valve
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JP17568396A
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English (en)
Inventor
Tamiaki Inayoshi
民昭 稲吉
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AICHI KOATSU KK
Original Assignee
AICHI KOATSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震発生時に、流体自身の異常流出の有無に
関係なく、空気駆動の流体遮断弁により自動的に供給経
路を遮断する流体緊急遮断システムと、システムの流体
遮断弁の駆動用空気圧を下げる感震自動空気抜き装置を
提供する。また上記装置に外部電気回路遮断機能を持た
せて安全性を高める。 【解決手段】 空気圧力源発生装置5と、空気圧力源発
生装置に接続されていて、外部震動に感応して、入力空
気の圧力を外気圧に等化する感震自動空気抜き装置7、
8と、空気圧力源および感震自動空気抜き装置に接続さ
れていて、圧力一定以上で流体の供給経路3を開放し、
外気圧に等しいとき流体の供給経路を遮断する空気駆動
の流体遮断弁6a、6bを備え、設置環境の一定以上の
強さの震動で、前記感震自動空気抜き装置の作動により
前記流体遮断弁の入力空気圧が低下し流体の供給経路を
遮断するシステムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LPガス等のガス
供給設備、ガス充填設備、あるいは各種工場設備の中の
危険を伴う液体や気体の運搬、配給設備などの安全を守
るため、地震などの外部振動を感知して作動する流体緊
急遮断システムと、そのシステムに使用することができ
る感震自動空気抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震などの災害時の安全対策として、例
えば都市ガス、LPガス等の対需要家ガス供給設備につ
いては、災害の設備破損による供給ガスの異常な流出に
感応してガス供給経路の各所において遮断するシステム
が提案されている。また、そのシステムに使用するため
のガスの過大な流出を感知して自動的にガス供給通路を
遮断する各種の装置が提案されている。しかしながら、
LPガス等の充填設備、あるいは他の工場における危険
物であるガスや液体を扱う施設、システムの対地震安全
対策はそれほどには進んでいない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した災害時の安全
対策は、ガスあるいは他の危険性の高い流体の異常流出
に対応するものであるので、ガス充填設備や工場内の危
険物取扱場所などにおいて、地震発生時などでも、異常
流出の発生までは、危険性の高い流体が供給し続けられ
るという問題点がある。したがって異常流出に到るまで
の流体流出、あるいは近くの火災の影響を受けるなどに
よる爆発事故発生の可能性は高い。本発明の課題は、こ
れらの問題点を解決し、地震発生時などにおいて、前記
問題点のある設備の大半の場所に用意されている空気圧
力源を利用し、流体自身の異常流出の有無に関係なく、
空気駆動の流体遮断弁により自動的に供給経路を遮断す
ることができる流体緊急遮断システムと、前記システム
の流体遮断弁の駆動用空気圧を下げるよう作動する感震
自動空気抜き装置を提供することである。またさらに安
全性を高めるために、上記に加えてシステムに関係する
電気回路遮断用の外部電気回路遮断部を組み込んだ感震
自動空気抜き装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の流体緊急遮断システムは、外部震動に感
応して流体の供給経路を遮断するシステムであって、空
気圧力源を発生する装置と、入力が前記空気圧力源に接
続され、一定以上の強さの外部震動に感応して、入力空
気の圧力を外気圧に等化する感震自動空気抜き装置と、
前記空気圧力源および感震自動空気抜き装置に接続さ
れ、入力空気の圧力が、一定以上のとき前記流体の供給
経路を開放し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮
断する流体遮断弁を備え、システムの設置環境に一定以
上の強さの震動があったとき、前記感震自動空気抜き装
置の作動により前記流体遮断弁の入力空気の圧力を低下
させて前記流体の供給経路を遮断するシステムとする。
【0005】あるいは、前記の課題を解決するために、
本発明の流体緊急遮断システムは、外部震動に感応して
流体の供給経路を遮断するシステムであって、空気圧力
源を発生する装置と、入力が前記空気圧力源に接続さ
れ、一定以上の強さの外部震動に感応して、入力空気の
圧力を外気圧に等化する空気抜き部と、前記空気抜き部
の機構の一部と連動する電気接点により該電気接点に接
続されている外部電気回路を接続あるいは遮断する電気
回路遮断部を有する感震自動空気抜き装置と、前記空気
圧力源および感震自動空気抜き装置に接続され、入力空
気の圧力が、一定以上のとき前記流体の供給経路を開放
し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮断する空気
駆動の流体遮断弁を備え、システムの設置環境に一定以
上の強さの震動があったとき、前記感震自動空気抜き装
置の作動によりシステムに関係する電気回路を遮断する
とともに、前記流体遮断弁の入力空気の圧力を低下させ
て前記流体の供給経路を遮断するシステムとする。
【0006】あるいは、前記の課題を解決するために、
本発明の流体緊急遮断システムは、外部震動に感応して
流体の供給経路を遮断するシステムであって、空気圧力
源を発生する装置と、入力が前記空気圧力源に接続され
ていて、一定以上の強さの外部震動に感応して、入力空
気の圧力を外気圧に等化する空気抜き部と、装置内の空
気圧に応じて作動するシリンダに連動する電気接点に接
続されている外部電気回路を接続あるいは遮断する電気
回路遮断部を有する感震自動空気抜き装置と、前記空気
圧力源および感震自動空気抜き装置に接続され、入力空
気の圧力が、一定以上のとき前記流体の供給経路を開放
し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮断する流体
遮断弁を備え、システムの設置環境に一定以上の強さの
震動があったとき、前記感震自動空気抜き装置の作動に
よりシステムに関係する電気回路を遮断するとともに、
前記流体遮断弁の入力空気の圧力を低下させて前記流体
の供給経路を遮断するシステムとする。
【0007】前記の課題を解決するために、本発明の感
震自動空気抜き装置は、装置の入口が空気圧力源に接続
されている空気配管に接続され、一定以上の強さの外部
震動に感応して、入力空気の圧力を外気圧に等化する感
震自動空気抜き装置であって、リセット位置とセット位
置と空気抜き位置の間を自由に動くことができるボール
と、前記入口に通じる場所に設けられ、前記ボールを前
記各位置間に自由に移動できるよう収容するボール移動
空間と、装置の内壁の一部に設けた装置外部に通じる空
気抜き用の貫通孔と、前記ボールが空気抜き位置にある
とき、前記ボールを下方から支持するボール受け皿と、
前記貫通孔の内側開口部を塞ぐ弁を前記ボール受け皿に
連動させる弁開閉手段と、前記空気抜き位置にあるボー
ルを外部操作により押すことによって空気抜き位置から
前記リセット位置に移動させるボール復帰手段と、前記
リセット位置にあるボールを下方から支持し外部操作に
より上昇させることによりリセット位置から前記セット
位置に移動させるリセット・セット操作手段とを備え、
装置が外部から受けた振動により、前記セット位置にあ
るボールが前記リセット・セット操作手段のボール支持
部の上面から滑り落ちて前記空気抜き位置に到り前記ボ
ール受け皿に当接して入口から入力された空気を、前記
弁開閉手段により前記貫通孔を開放して外部に逃がし、
装置内の空気圧を外気圧に等しくなるよう構成されてい
る。
【0008】あるいは、前記の課題を解決するために、
本発明の感震自動空気抜き装置は、前記の構成に加え
て、外部電気回路を開閉するための装置外壁に付加され
た開閉器と、前記開閉器の可動片と弁開閉手段の弁の装
置外部に露出する部分とを係合する手段を備え、一定以
上の外部震動があったとき前記弁開閉手段の作動により
装置内の空気圧を外気圧に等化するとともに、前記開閉
器の接点を開き前記外部電気回路を遮断するよう構成し
てもよい。
【0009】あるいは、前記の課題を解決するために、
本発明の感震自動空気抜き装置は、外部電気回路を開閉
するための装置外壁に付加された開閉器と、ボール移動
空間に通じる空間に、装置内外の空気圧差とスプリング
の附勢のバランスによって作動し往復運動をするシリン
ダと、前記シリンダと前記開閉器の可動片を連動させる
手段を備え、一定以上の外部震動があったとき前記弁開
閉手段の作動により装置内の空気圧を外気圧に等化する
とともに、前記開閉器の接点を開き前記外部電気回路を
遮断するよう構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について、
図面を参照して詳しく説明する。図1は、本発明の一実
施形態として、LPガスタンク充填所における感震自動
ガス遮断システムの一例を示す説明図である。図1にお
いて、Tは、LPガス貯蔵タンク、Pは、LPガス容器
2、2・・・2にLPガスを充填するための充填ポンプ
である。1は、LPガス容器2、2・・・2と、LPガ
ス容器2、2・・・2にガスを充填するために必要な機
械設備を収容する構造物である。3は、LPガス供給用
のガス管である。4は、コンプレッサ5によって圧力が
高められた空気を、空気圧によって作動する機器に送る
ためのエア管である。なお、図中では、ガス管3は一点
鎖線で示し、エア管4は点線で示してある。
【0011】6a、6bは、流体遮断弁として空気圧に
よって駆動されるもので、ここではエアキャッチ弁を使
用している。7は、6a、6bのエアキャッチ弁を作動
させる空気圧を、外気圧まで低下させる(エア抜きす
る)ための感震自動空気抜き装置である。8は、感震自
動空気抜き装置7と同等の働きをするものであるが、そ
の本体部分に、外部の電気回路を制御するリレーが組み
込まれているか、あるいは付加されている。9は、感震
自動空気抜き装置8に含まれるリレー接点によって、常
時は接続され、緊急時に遮断される電気配線であって、
図中には波線で示してある。10a、10bは、LPガ
スの通過を止めるための手動開閉弁である。なお、図1
のシステムは本実施形態の単なる一例に過ぎず、他にも
感震自動空気抜き装置や流体遮断弁の配置や数の異なる
もの、さらには取り扱う流体の特性や種類に応じて異な
る構成など、種々の応用例が考えられる。
【0012】図2は、図1の実施形態例のシステムに使
用することのできる緊急流体遮断弁6a(あるいは6
b)の例を、垂直面で前後に分割するよう切断して示し
た断面図である。ただし図2は開閉弁13を開いた通常
状態で示し、緊急時の開閉弁13を閉じた状態は二点鎖
線で示してある。11は、バルブボディである。12
は、バルブボディ11に結合され、エアシリンダ14の
往復運動を案内する筒状部である。15は、エアシリン
ダ14を開閉弁13が閉じる方向に附勢するスプリング
である。4aは、筒状部12の内部空隙12aに空気を
送り込むためのパイプで、図1のエア管4の一部に相当
する。本実施形態例では9mm以上の銅パイプを使用し
ている。なお、13c、14aは、空隙12aの気密を
保つために、開閉弁13のシャフト13a、及びエアシ
リンダ14の外周に取り付けられたOリングである。
【0013】パイプ4a内の空気が外部空気と同じ圧力
の場合は、スプリング15の附勢によって、エアシリン
ダ14は、開閉弁13のシャフト13aを介してパッキ
ン13bを、弁座の孔11cに押しつけている。このよ
うに開閉弁13が閉じている状態(流体が入口11aか
ら出口11bに通過できない状態)では、空隙12aは
狭く、エアシリンダ14は図中で最も右側に寄っている
(2点鎖線で示す)位置にある。
【0014】外部の空気圧力源、例えば図1のエアコン
プレッサ5から高圧(例えば1.5〜2kg/m2 )の
空気がパイプ4aに送られてくると、空隙12a内の圧
力が高くなり、スプリング15の反発力(本実施形態例
では1kg/m2 )に抗してエアシリンダ14を図中の
左方向に押し、空隙12aを押し拡げる。エアシリンダ
14は、開閉弁13のシャフト13aを介してパッキン
13bを、弁座の孔11cより引き離す。したがって図
2に示すように、エアシリンダ14は空隙12a内で図
中の最も左側に寄り、開閉弁13は開いた状態(流体が
入口11aから出口11bに通過できる状態)となる。
【0015】前記の開閉弁13か開いている状態から、
もし何らかの原因で、パイプ4a内の空気圧が外気圧に
低下した場合は、エアシリンダ14がスプリング15の
附勢によって作動し、シャフト13aを介してパッキン
13bを、弁座の孔11cに押しつける。そこで、直ち
に開閉弁13は閉じられ、流体の入口11aから出口1
1bへの流体通路は閉鎖される。なお、エアシリンダ1
4の後方の空隙は、エア抜き孔12bによって外部と通
じているので、常に外気圧に等しい。通常の運用中にパ
イプ4a内の空気圧が外気圧まで低下するのは、例え
ば、大きな地震発生などで、図1の感震自動空気抜き装
置が作動してエア供給系統の空気が抜かれた場合であ
る。
【0016】図3及び図4は、図1の実施形態例のシス
テムに使用することのできる感震自動空気抜き装置7
(外部電気回路遮断部なし)の一例を示す説明図(垂直
面で前後に分割するよう切断して示した断面図)であ
る。図3及び図4において、21は、装置のボディであ
る。21aおよび21bは、装置のボディ21の内部に
閉じられた空間22を形成するためのグランドナットで
ある。4bは、装置ボディ21内の空間22へ通じるパ
イプで、図1のエア管4の一部に相当する。23は、空
間22内にあって、ボールセット位置23a、感震落下
位置23c、ボールリセット位置23eの間を自由に移
動することができるボール(以下感震ボールという)で
ある。
【0017】感震ボール23は、例えば本実施形態例の
場合、震度5〜6によって作動するよう設計され、金属
球を使用している。感震ボール23の正常時の位置(セ
ット位置)は、図3の実線で示す23aの位置にある
が、別に動作時の位置を2点鎖線(感震落下位置に到る
経過位置は23b、感震落下位置は23c)で示してあ
る。34は、ボール受け皿で、ボール受け皿34の底の
中心部に、垂下する形に固定された受け皿支持棒34a
は、装置ボディ21の内壁の一面に固定された受け皿支
持ガイド35、35によって、垂直方向に移動自由に支
持されている。ボール受け皿34の通常の位置は実線で
示す通りであるが、感震ボール23が作動してボール受
け皿34上に落下した場合には、ボール受け皿34は図
中の2点鎖線で示すように真下に下がる。
【0018】40は、エア抜き弁を作動させるための天
秤である。天秤40は、支点40aによって空間22内
の一部に、支点40aの両側が上下に移動自在に揺動で
きるよう支持されている。天秤40の一端40bは、受
け皿支持棒34aの先端に接触している。他端40c
は、フリーであるが、他端40c側の下部には、下向き
半球形の弁蓋部40dが形成されている。弁蓋部40d
は、例えばナイロン製のシートパッキンで形成され、筒
状体41の上端開口部41aと共働してエア抜き弁を構
成する。筒状体41は、例えば装置ボディ21の下部に
設けられた貫通孔21cに嵌め込まれている。なお、天
秤40を傾かせるときの支点40aに掛かる回転モーメ
ントは、本実施形態例の場合、弁蓋部40d側の1に対
し、受け皿支持棒34a側を4〜5倍にしてある。
【0019】天秤40の通常の姿勢は図3に示す通り
で、弁蓋部40dが筒状体41の上端開口部41aを塞
いでいるので、装置ボディ21の空間22は閉じられた
状態にある。従って空間22内の圧力は、パイプ4bに
よって供給される空気圧に等しい。感震ボール23が作
動してボール受け皿34上に落下した場合には、天秤4
0は、ボール受け皿34に感震ボール23の重みが加わ
って傾き、図4の姿勢(図3の2点鎖線で示す姿勢)と
なる。図4の天秤40の姿勢では、弁蓋部40dは筒状
体41の上端開口部41aから離れているので、装置ボ
ディ21の空間22は、筒状体41を介して外部に開放
され、空気圧は外気と等しくなる。したがってエアキャ
ッチ弁6aにつながるパイプ4b(エアキャッチ弁6a
側のパイプは4a)を介して、エアキャッチ弁6aを通
過する流体(図1の場合はPLガス)を遮断する。
【0020】26は、感震落下位置23cにある感震ボ
ール23を、図4に実線で示すリセット位置に移すため
のボール復帰ロッドである。ボール復帰ロッド26の平
常時の位置は、スプリング27の附勢によって図3の位
置にある。ボール復帰ロッド26は、図3に示す位置か
ら、その頭部26aを押すことによって、図4に示す位
置に移行し、その先端26bが感震ボール23を押し
て、感震ボール23は、図4に示すように23cの位置
から途中経過の23dの位置を経てリセット位置23e
に移る。ボール復帰ロッド26のバルブボディ21に対
する気密は、ボール復帰ロッド26がどの位置にあって
も、Oリング28によって保たれる。
【0021】31は、感震ボール23をリセット位置に
受入れた後、セット位置(図3の23aの位置)に移す
ためのリセット/セットロッドである。リセット/セッ
トロッド31の平常時の位置は、スプリング32の附勢
によって図3の位置にある。リセット/セットロッド3
1が感震ボール23をリセット位置に受入れるために
は、スプリング32の附勢に抗して引き、図3の位置か
ら図4の位置に移す。その皿状の先端31bが最下位に
あるようにしてから、ボール復帰ロッド26を押せば、
感震ボール23は、ガス遮断位置は23cから途中経過
の23dの位置を経てリセット位置23eに移すことが
できる。感震ボール23をリセット位置23eからセッ
ト位置(平常時の位置)に戻すには、引いていたリセッ
ト/セットロッド31を静かに元に戻せばよい。リセッ
ト/セットロッド31のバルブボディ21に対する気密
は、リセット/セットロッド31がどの位置にあって
も、Oリング33によって保たれる。
【0022】図5は、図1の実施形態例のシステムに使
用することのできる感震自動空気抜き装置8(外部電気
回路遮断部あり)の一例を、垂直面で前後に分割するよ
う切断して示した説明図(断面図)である。図5の感震
自動空気抜き装置8aは、図3(図4)の感震自動空気
抜き装置7に、外部電気回路を開閉することができる外
部電気回路遮断部(継電器)50を付加したものであ
る。図5において、装置ボディ21、その内部の空間2
2、感震ボール23、ボール受け皿34、同支持棒34
a、受け皿支持ガイド35、天秤40その支点40a、
弁蓋部40d、筒状体41ボール復帰ロッド26、リセ
ット/セットロッド31などはすべて図3のものと略同
一である。これらの部分の詳細な構造と動作についての
説明は省略する。
【0023】図5に示すように、外部電気回路遮断部
(継電器)50には、装置ボディ21の外側に、継電器
支持部51によってそれぞれの一端が固定されている可
動片52と固定片54が有って、可動片52と固定片5
4は互いに相対し、通常は可動片52の他端付近にある
接点53によって、電気的に接触している。また、可動
片52の他端部は連結糸42によって、天秤40の弁蓋
部40dの外部より見える部分に連結されている。
【0024】そして弁蓋部40dが丁度筒状体41の上
端開口部41aを塞いでいる状態で、接点53が固定片
54の先端部に接触し、継電器の端子部(可動片側端子
52a、固定片側端子54a)間を導通させる。したが
って、可動片側端子52aと固定片側端子54aを、そ
れぞれ外部の電気回路(図1の場合は、エアコンプレッ
サ5及び充填ポンプPを駆動する電気回路)に挿入して
おけば、その外部電気回路は閉回路を形成する。この状
態は、通常の状態、すなわち感震ボール23がセットさ
れた位置23aにある状態から、外部より強い震動を受
けてボール受け皿34上に落下しない限り、いつまでも
持続する。
【0025】もし震度5〜6の地震が発生して、感震ボ
ール23がリセット/セットロッド31の頂部より転が
り落ちてボール受け皿34上に載ると、天秤40は傾
き、弁蓋部40dは筒状体41の上端開口部41aより
離れる。そこで装置ボディ21の空間22の空気圧は外
気と等しくなり、したがってエアキャッチ弁6bにつな
がるパイプ4c(エアキャッチ弁6b側のパイプは4
a)を介して、エアキャッチ弁6bは通過する流体(図
1の場合はLPガス)を遮断する。このとき同時に、天
秤40が傾き弁蓋部40dが上昇するので、連結糸42
に引かれて可動片52の先端が上昇し、接点53は固定
片から離れ、外部電気回路は開放される。したがってエ
アコンプレッサ5及び充填ポンプPなどの駆動は直ちに
停止される。
【0026】図6は、図1の実施形態例のシステムに使
用することのできる感震自動空気抜き装置8(外部電気
回路遮断部あり)の図5の8aとは異なる他の一例を、
垂直面で前後に分割するよう切断して示した説明図(断
面図)である。図6の感震自動空気抜き装置8bは、図
3(図4)の感震自動空気抜き装置7に、外部電気回路
を開閉することができる外部電気回路遮断部(継電器)
60の接点関係部分を装置ボディ21の外側に付加し、
その接点を駆動する機構を装置ボディ21内に組み込ん
だものである。図6において、装置ボディ21、その内
部の空間22、感震ボール23、ボール受け皿34、同
支持棒34a、受け皿支持ガイド35、天秤40その支
点40a、弁蓋部40d、筒状体41ボール復帰ロッド
26、リセット/セットロッド31などはすべて図3の
ものと略同一である。これらの部分の詳細な構造と動作
についての説明は省略する。
【0027】図6に示すように、外部電気回路遮断部
(継電器)60には、装置ボディ21の外側に、継電器
支持部61によってそれぞれの一端が固定されている可
動片62と固定片64が有って、可動片62と固定片6
4は互いに相対しているが、通常は、可動片62の他端
部は、プッシュロッド44によって固定片64側に押さ
れ、その他端部付近にある接点63によって、電気的に
接触している。
【0028】プッシュロッド44は、装置ボディ21の
内部空間22内に設けられたシリンダ43に、外側に突
き出るようにその根元が固定されている。また、プッシ
ュロッド44は、装置ボディ21の端部を塞ぐグランド
ナット21dの孔21eを貫通している。シリンダ43
は、装置ボディ21内で可動片62の前記他端部方向に
前進後退自由に支持され、装置ボディ21の内壁との間
の気密は、Oリング45、45によって保たれている。
なお、孔21eとプッシュロッド44の間には、シリン
ダのエア抜きを兼ねるため、適当な隙間が設けられてい
る。
【0029】通常の状態では、装置ボディ21内の空気
圧が高いため、シリンダ43はスプリング46の反発力
に抗して接点63方向に押しつけられている。そこで、
接点63は、継電器の端子部(可動片側端子62a、固
定片側端子64a)間を導通させる。したがって、可動
片側端子62aと固定片側端子64aを、それぞれ外部
の電気回路(図1の場合は、エアコンプレッサ5及び充
填ポンプPを駆動する電気回路)に挿入しておけば、そ
の外部電気回路は閉回路を形成する。この状態は、通常
の状態、すなわち感震ボール23がセットされた位置2
3aにある状態から、外部より強い震動を受けてボール
受け皿34上に落下しない限り、いつまでも持続する。
【0030】もし震度5〜6の地震が発生して、感震ボ
ール23が転がり落ちると、図5の実施形態例の場合同
様に、弁蓋部40dは筒状体41の上端開口部41aよ
り離れ、装置ボディ21内の空間22の空気圧は外気と
等しくなる。そこで、エアキャッチ弁6bは通過する流
体(図1の場合はLPガス)を遮断すると同時に、シリ
ンダ43を接点63方向に押しつける力が無くなり、ス
プリング46の反発力によってプッシュロッド44とと
もに接点63から遠ざかる方向に移動する。プッシュロ
ッド44の先端が可動片62の他端部から離れると、可
動片62自身の弾性によって、その先端は固定片64か
ら遠ざかる方向に動いて、接点63は固定片64から離
れ、外部電気回路は開放される。したがってエアコンプ
レッサ5及び充填ポンプPなどの駆動は直ちに停止され
る。
【0031】もし万一、本実施形態例の感震自動空気抜
き装置が地震発生直後に、転倒し横向きあるいは逆さに
なった場合は、一旦載った感震ボールがボール受け皿3
4上から離れる。エア抜きが完全に終了するのには、若
干の時間を要するので、装置の転倒によって、空気圧低
下が不十分なまま筒状体41の上端開口部41aが閉じ
てしまう恐れがある。また特に図5の実施形態例の場合
は、一旦切断された外部電気回路が再び接続されること
となり、エアコンプレッサ5及び充填ポンプPなどの駆
動が再び開始されることがあり得る。この不都合を無く
すためには、一旦開放された筒状体41の上端開口部4
1aが、装置の転倒によって再び閉じることがないよ
う、開口部開放状態でロックすればよい。
【0032】図7及び図8は、このようなロックができ
る構造の一例を示す説明図で、図3、図5、あるいは図
6を正面図(断面図)とした場合、図7はその関係部分
を拡大した平面図(断面図)であり、図8はその右側面
図(断面図)である。ただし図7は、平常時のロック前
の状態で示し、図8は、地震発生後のロック状態で示し
てある。図7及び図8において、71は、ロックバーで
ある。71aは、装置ボディ21の外部に突き出してい
るロックバー71の頭部摘みである。71bは、ロック
バー71の先端部である。71cは、ロックバー71の
中央部に設けられた鍔である。鍔71bは、常にスプリ
ング72の一端に当接し、ロックバー71がスプリング
72によって、ボール受け皿34の支持棒34a方向に
附勢されている。
【0033】支持棒34aにはロックのために、穴34
bが設けられている。ボール受け皿34に感震ボール2
3が落下し、その重みが加わって支持棒34aが最下位
まで下がったとき、支持棒の穴34bが丁度ロックバー
の先端部71bに対向し、穴34bに先端部71bが嵌
合するようになっている。平常時は、支持棒の穴34b
はロックバーの先端部71bに対向していないので、ロ
ックバー71がスプリング72によって附勢されていて
も、その先端部71bは支持棒34aの表面をスライド
するので、ボール受け皿34の上下動を妨げることはな
い。しかも、地震発生により一度でもボール受け皿34
に感震ボール23が落下すれば、支持棒の穴34bにロ
ックバーの先端部71bが嵌合して、その位置を固定す
るので、何らかの理由で、感震ボール23がボール受け
皿34から離れることがあっても、エア抜き状態(筒状
体の上端開口部41aが開放されている状態)にロック
される。
【0034】図3(図4)〜図6に示した感震自動空気
抜き装置は、単に本実施形態の一例を示したものに過ぎ
ず、他に色々な変形例が考えられる。例えばボール受け
皿34の支持構造、その支持構造の動きをエア抜きの動
作に伝える方法とその構造、エア抜きの方法とその構造
などは、図3(図4)〜図6に示したものに限られるこ
とはない。また、エア抜き後にその状態をロックする方
法とその構造についても、図7(図8)に示したものに
限られることはなく、一般公知の種々の技術が適用でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上詳しく説明したように本発明によれ
ば、入力が空気圧力源に接続されていて、一定以上の強
さの外部震動に感応し、入力空気圧を外気圧に等化する
感震自動空気抜き装置と、前記空気圧力源および感震自
動空気抜き装置に接続されていて、入力空気の圧力が、
一定以上のとき前記流体の供給経路を開放し、外気圧に
等しいとき前記流体の供給経路を遮断する空気駆動流体
遮断弁を備え、上記構成によるシステムの設置環境に、
一定以上の強さの震動があったとき、前記感震自動空気
抜き装置の作動により前記空気駆動流体遮断弁の入力空
気の圧力が低下し前記流体の供給経路を遮断するので、
地震発生時に、流体自身の異常流出の有無に関係なく、
自動的にその流体の供給経路を遮断することができると
いう効果がある。またさらに、上記システムに関係する
電気回路遮断用の外部電気回路遮断部を組み込んだ感震
自動空気抜き装置を使用することにより、より一層安全
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の感震自動ガス遮断システ
ム例を示す説明図である。
【図2】図1の実施形態例に使用の緊急流体遮断弁の一
例を示す説明図(断面図)である。
【図3】図1の実施形態例に使用の感震自動空気抜き装
置(外部電気回路遮断部なし)の一例を示す説明図(断
面図)である。
【図4】図3の感震自動空気抜き装置の各部作用の説明
図(断面図)である。
【図5】図1の実施形態例に使用の感震自動空気抜き装
置(外部電気回路遮断部あり)の一例を示す説明図(断
面図)である。
【図6】図1の実施形態例に使用の感震自動空気抜き装
置(外部電気回路遮断部あり)の他の一例を示す説明図
(断面図)である。
【図7】図5の実施形態例の外部電気回路遮断部のロッ
ク構造を示す平面図(断面図)である。
【図8】図7の外部電気回路遮断部の同構造の右側面図
(断面図)である。
【符号の説明】
1 構造物 2 LPガス容器 3 ガス管 4、4a、4b エア管 5 コンプレッサ 6a、6b エアキャッチ弁 7 感震自動空気抜き装置(外部電気回路遮断部なし) 8、8a、8b 感震自動空気抜き装置(外部電気回路
遮断部あり) 9 電気配線 11 バルブボディ 12 筒状部 13 開閉弁 14 エアシリンダ 15 スプリング 21 感震自動空気抜き装置のボディ 22 装置ボディ内の空間 23 感震ボール 26 ボール復帰ロッド 31 リセット/セットロッド 34 ボール受け皿 40 天秤 40d 蓋部 41 筒状体 43 シリンダ 50、60 外部電気回路遮断部 52、62 継電器の可動片 53 63 継電器の接点 54 64 継電器の固定片 T LPガス貯蔵タンク P 充填ポンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部震動に感応して流体の供給経路を遮
    断するシステムであって、 空気圧力源を発生する装置と、 入力が前記空気圧力源に接続され、一定以上の強さの外
    部震動に感応して、入力空気の圧力を外気圧に等化する
    感震自動空気抜き装置と、 前記空気圧力源および感震自動空気抜き装置に接続さ
    れ、入力空気の圧力が、一定以上のとき前記流体の供給
    経路を開放し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮
    断する流体遮断弁を備え、 システムの設置環境に一定以上の強さの震動があったと
    き、前記感震自動空気抜き装置の作動により前記流体遮
    断弁の入力空気の圧力を低下させて前記流体の供給経路
    を遮断することを特徴とする流体緊急遮断システム。
  2. 【請求項2】 外部震動に感応して流体の供給経路を遮
    断するシステムであって、 空気圧力源を発生する装置と、 入力が前記空気圧力源に接続され、一定以上の強さの外
    部震動に感応して、入力空気の圧力を外気圧に等化する
    空気抜き部と、前記空気抜き部の機構の一部と連動する
    電気接点により該電気接点に接続されている外部電気回
    路を接続あるいは遮断する電気回路遮断部を有する感震
    自動空気抜き装置と、 前記空気圧力源および感震自動空気抜き装置に接続さ
    れ、入力空気の圧力が一定以上のとき前記流体の供給経
    路を開放し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮断
    する流体遮断弁を備え、 システムの設置環境に一定以上の強さの震動があったと
    き、前記感震自動空気抜き装置の作動によりシステムに
    関係する電気回路を遮断するとともに、前記流体遮断弁
    の入力空気の圧力を低下させて前記流体の供給経路を遮
    断することを特徴とする流体緊急遮断システム。
  3. 【請求項3】 外部震動に感応して流体の供給経路を遮
    断するシステムであって、 空気圧力源を発生する装置と、 入力が前記空気圧力源に接続されて、一定以上の強さの
    外部震動に感応して入力空気の圧力を外気圧に等化する
    空気抜き部と、装置内の空気圧に応じて作動するシリン
    ダに連動する電気接点により該電気接点に接続されてい
    る外部電気回路を接続あるいは遮断する電気回路遮断部
    を有する感震自動空気抜き装置と、 前記空気圧力源および感震自動空気抜き装置に接続さ
    れ、入力空気の圧力が一定以上のとき前記流体の供給経
    路を開放し、一定以下のとき前記流体の供給経路を遮断
    する流体遮断弁を備え、 システムの設置環境に一定以上の強さの震動があったと
    き、前記感震自動空気抜き装置の作動によりシステムに
    関係する電気回路を遮断するとともに、前記流体遮断弁
    の入力空気の圧力を低下させて前記流体の供給経路を遮
    断することを特徴とする流体緊急遮断システム。
  4. 【請求項4】 装置の入口が空気圧力源に接続されてい
    る空気配管に接続され、一定以上の強さの外部震動に感
    応して、入力空気の圧力を外気圧に等化する感震自動空
    気抜き装置であって、 リセット位置とセット位置と空気抜き位置の間を自由に
    動くことができるボールと、 前記入口に通じる場所に設けられ、前記ボールを前記各
    位置間に自由に移動できるよう収容するボール移動空間
    と、 装置の内壁の一部に設けた装置外部に通じる空気抜き用
    の貫通孔と、 前記ボールが空気抜き位置にあるとき、前記ボールを下
    方から支持するボール受け皿と、 前記貫通孔の内側開口部を塞ぐ弁と該弁を前記ボール受
    け皿に連動させる機構を有する弁開閉手段と、 前記空気抜き位置にあるボールを外部操作により押すこ
    とによって空気抜き位置から前記リセット位置に移動さ
    せるボール復帰手段と、 前記リセット位置にあるボールを下方から支持し外部操
    作により上昇させることによりリセット位置から前記セ
    ット位置に移動させるリセット・セット操作手段とを備
    え、 装置が外部から受けた振動により、前記セット位置にあ
    るボールが前記リセット・セット操作手段のボール支持
    部の上面から滑り落ちて前記空気抜き位置に到り前記ボ
    ール受け皿に当接して入口から入力された空気を、前記
    弁開閉手段により前記貫通孔を開放して外部に逃がし、
    装置内の空気圧を外気圧に等しくなるよう構成したこと
    を特徴とする感震自動空気抜き装置。
  5. 【請求項5】 外部電気回路を開閉するための装置外壁
    に付加された開閉器と、前記開閉器の可動片と弁開閉手
    段の弁の装置外部に露出する部分とを係合する手段を備
    え、 一定以上の外部震動があったとき前記弁開閉手段の作動
    により装置内の空気圧を外気圧に等化するとともに、前
    記開閉器の接点を開き前記外部電気回路を遮断するよう
    構成した請求項4に記載の感震自動空気抜き装置。
  6. 【請求項6】 外部電気回路を開閉するための装置外壁
    に付加された開閉器と、ボール移動空間に通じる空間
    に、装置内外の空気圧差とスプリングの附勢のバランス
    によって作動し往復運動をするシリンダと、前記シリン
    ダと前記開閉器の可動片を連動させる手段を備え、 一定以上の外部震動があったとき前記弁開閉手段の作動
    により装置内の空気圧を外気圧に等化するとともに、前
    記開閉器の接点を開き前記外部電気回路を遮断するよう
    構成した請求項4に記載の感震自動空気抜き装置。
JP17568396A 1996-06-14 1996-06-14 流体緊急遮断システムと感震自動空気抜き装置 Pending JPH102437A (ja)

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