JP2008282178A - 産業用コントローラ - Google Patents

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芳富 鮫田
Hiroshi Nakatani
博司 中谷
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彰 澤田
Jun Takehara
潤 竹原
Hiroyuki Nishikawa
浩行 西川
Motohiko Okabe
基彦 岡部
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Abstract

【課題】本発明は、産業用コントローラにおいて、シンプルな構成で、数値データの演算時のビットエラーを演算命毎にリアルタイムで検出・訂正することが可能な産業用コントローラを提供することを目的とする。
【解決手段】産業用コントローラであって、第1の算術演算部11は、中央制御部31から出力された命令によって送信される数値データを符号化する第1のモジュラ算術符号生成部11bと、符号化された数値データ(モジュラ算術符号)を入力オペランドとして、中央制御部13からの指令に基づく演算を実行してモジュラ算術符号で出力する第1の算術演算処理部11aと、第1の算術演算処理部の出力データのビットエラーの有無を判定し、ビットエラーが検出された場合、検出されたビットエラーを訂正して復号化された数値データを出力する第1のモジュラ算術符号復号部11cとを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、産業用コントローラに関し、特に、演算処理される数値データのフォルトトレラント技術に関する。
社会インフラの制御に使用される産業用コントローラは、24時間の稼働を前提として使用されるコントローラが大半を占める。このような産業用コントローラを使用するシステムでは、稼動中、誤りなく演算処理を行うことが要求されるため、システムの一部の故障に対して、正常に処理を続行することが出来るフォルトトレラントシステムが重要になってきている。
このような背景を基に符号理論の研究(例えば、非特許文献1参照)がされ、フォルトトレラントの技術としての誤り訂正符号が、主に、メモリなどの記憶システムを主体に導入されてきた(例えば、特許文献1参照)。
記憶システムの場合、(1)素子数が、(論理演算や、加減算や乗除算などの算術演算を行う演算回路及びその制御回路から成る)演算回路と比べて非常に多いことや、(2)稼働率が演算回路と比べて高いことなどから、これらのフォルトトレラント技術の実装は必要不可欠となっている。
これに対し、演算回路に関しては、記憶システムに比べ、(1)素子数が少ないこと、(2)稼働率が低いこと、また、(3)実装コストが大きいこと、などの理由から、フォルトトレラント技術の実装はあまり重要視されてこなかった。
ところが、半導体プロセス技術は、高密度化、高速化の要求に答えて、論理回路は一層の微細化が進んでいる。しかし、製造過程でのバラツキが大きく、演算回路は、従来のように十分なマージンを確保したロバストな回路設計を行うことが困難になっている。
また、プロセスが高密度化することによって、微粒子によるソフトエラーの発生が、近年、特に問題視されてきている。
産業用コントローラ等の演算回路においても、回路の微細化によってソフトエラーの発生する確率が増大し、無視できないものになっている。
一方、演算回路単体で、演算速度を上回る処理の高速化、処理量の増加の要求を満たすため、高信頼化を要求されるシステムにおいては、演算回路の並列化が積極的に行われている。
最近では、1つあるいは複数の入力オペランドに対してそれぞれ所望の論理演算を行う複数の演算器を備え、不良率が高い演算器をシステムから切り離すとともに、その演算器に割り当てられた演算処理を別の演算器に再実行させ、システムとしての機能を損なうことなく、セキュリティをも確保することが可能な演算処理装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
福村晃夫、後藤宗弘著、算術符号理論、(株)コロナ社、1978年4月、P32−72、P97−181 特許第2665113号公報 特開2006−228121号公報
従来、産業用コントローラにおいては、メモリに冗長ビットを付加したデータを記憶させ、エラーの検出・訂正を行なう技術が知られている。このような従来の方法では、算術演算を除く論理演算等のビットエラーの検出・訂正は可能であるが、算術演算時のビットエラーの検出・訂正が出来なかった。
また、特許文献2に示す演算器のフォルトトレラントシステムは、演算器を多重化して冗長システムを構成することを目的とするもので、複数の演算器を用意し、論理演算前の符号化により得られた符号と論理演算後の符号化により得られた符号とを比較して、両者の一致/不一致で演算の不良を検知し、不良回数が所定の頻度以上の演算回路をシステムから切り離すようにしている。
したがって、演算器が増えるため、エラーの確率が増すだけでなく構成も複雑になる問題がある。
また、産業用コントローラのように一過性のビットエラーに対して、演算毎に訂正し、訂正処理が所定の制御周期内で応答することが要求される場合には対応出来ない問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、産業用コントローラにおいて、シンプルな構成で、数値データの演算時のビットエラーを演算命令毎に、リアルタイムで検出・訂正することが可能な産業用コントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項1に係る産業用コントローラは、算術演算する数値データを符号化し、算術演算後のデータを復号化してビットエラーを訂正する第1の算術演算部と、論理データを論理演算する論理演算部と、予め記憶される制御プログラム及び演算パラメータを記憶するメモリ部と、前記数値データ及び前記論理データを入力し、前記算術演算及び前記論理演算後の数値データ及び論理データを出力する入出力部と、前記第1の算術演算部及び前記論理演算部に所定の演算を出力して、前記制御プログラムを実行する中央制御部と、これら各部を接続するバスとを備える産業用コントローラであって、前記第1の算術演算部は、前記中央制御部から出力された命令によって送信される前記数値データを符号化する第1のモジュラ算術符号生成部と、前記符号化された前記数値データ(モジュラ算術符号)を入力オペランドとして、前記中央制御部からの指令に基づく演算を実行してモジュラ算術符号で出力する第1の算術演算処理部と、前記第1の算術演算処理部の出力データのビットエラーの有無を判定し、ビットエラーが検出された場合、検出されたビットエラーを訂正して復号化された数値データを出力する第1のモジュラ算術符号復号部とを備え、前記第1の算術演算部で発生するビットエラーの訂正を演算時に行なえるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項3に係る産業用コントローラは、符号化された数値データ(モジュラ算術符号)を演算する第2の算術演算部と、論理データを論理演算する論理演算部と、予め記憶される制御プログラム及び演算パラメータを記憶する第2のメモリ部と、前記数値データ及び前記論理データを入力し、前記算術演算及び前記論理演算後の数値データ及び論理データを出力する入出力部と、前記制御プログラムに基づき、前記算術演算部及び前記論理演算部に所定の命令を出力して、前記論理データとモジュ算術符号化された数値データとを識別して前記制御プログラムを実行する中央制御部と、これら各部を接続するバスとを備える産業用コントローラであって、前記入出力部は、前記入力データに含まれる前記数値データを符号化する第2のモジュラ算術符号生成部と、出力データに含まれる前記数値データを復号化して、ビットエラーの有無を検出し、ビットエラーが検出された場合にはビットエラーを訂正し、復号化された数値データを出力する第2のモジュラ算術符号復号部とを備え、前記第2のメモリ部は、前記中央制御部で指定される符号化されたアドレスデータを復号化して与える第3のモジュラ算術符号復号部と、前記産業用コントローラ内で演算処理する数値データを全てモジュラ算術符号として記憶するメモリとを備え、前記数値データを前記入出力部で符号化し、前期産業用コントローラ内の前記数値データを前記モジュラ算術符号として処理し、前記入出力部で復号化してエラービットを訂正して出力するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、産業用コントローラにおいて、シンプルな構成で、数値データの演算時のビットエラーを演算命令毎にリアルタイムで検出・訂正することが可能な産業用コントローラを提供することが出来る。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
以下に、本発明による実施例1の産業用コントローラについて、図1乃至図9を参照して説明する。
図1は、本発明の産業用コントローラの構成を示す。同図において、該産業用コントローラは、数値データを演算する第1の算術演算部11、論理データを論理演算する論理演算部12、制御対象とするプロセス等を制御するための制御プログラムを記憶する第1のメモリ部20、制御対象の状態を検出するセンサ等からの入力信号入力する入力回路40a及び制御対象を制御するアクチュエータ等への出力信号を出力する出力回路40bとから成る入出力部40、及び、制御プログラムにしたがって、入力回路40aから入力データを取り込み、所定の演算を論理演算部12、第1の算術演算部11に指令し、演算処理された出力データを入出回路40bから出力させる中央制御部13、及びこれら各部を結合するバス30とから構成される。
第1の算術演算部11、論理演算部12、及び中央制御部13は、これらを一括してCPU(中央演算処理部)と称する場合もある。
産業用コントローラで演算処理されるデータには、数値データと論理データがあるが、数値データは、例えば、温度センサなどからのアナログ信号をデジタル変換するADC回路を介して、また、論理データは、例えば、警報信号等はデジタル回路を介して入力される。
そして、これらの数値データ、論理データは、中央制御部13の命令に従って、論理演算部12及び算術演算部1の入力オペランドとして与えられ、演算処理される。
次に、この数値データの演算を実行する第1の算術演算部11の構成について、図2及び図3を参照して説明する。第1の算術演算部11は、バス30を介して入力される入力オペランドを後述する2進巡回AN符合で符号化する第1のモジュラ算術符号生成部11bと、符号化された数値データ(モジュラ算術符号と言う)を中央制御部13で指令された算術命令に従って演算する第1の算術演算処理部11aと、第1の算術演算処理部11aの演算出力を数値データに変換するとともに、出力されたモジュラ算術符号にビットエラーが無いか否かを判定し、判定されたエラービットの信号を訂正し、数値データに復号して出力する第1のモジュラ算術符号復号部11c3とから成る。
次に、第1の算術演算部11の各部の詳細について説明する。2進巡回AN符合のモジュラ算術符号パラメータ選定は、例えば、非特許文献1に開示されたAN符号(P238、付録B最適符号の例)から、処理する情報量の対象とするエラーの訂正能力から最適な符号が選定できる。
例えば、この2進巡回AN符号のパラメータとして、基数r=2、の場合において、1ビットエラーが検出可能な符号間最小モジュラ距離=3の符号パラメータ、
生成数A=47、
情報域B=17ビット、
符号のビット数n=23、
即ち、法M=A・B=2−1=223−1
の場合の符号を使用した場合について説明する。
この場合、入力オペランドとして与えられる数値データを符号化する第1の算術符号生成部11bは、図2に示すように、入力された数値データに生成数Aを乗じる第1の乗算部11b1と、第1の乗算部11b1の出力を法Mで除す第1の除算部11b2とから成る。
また、第1のモジュラ算術符号復号部11cは、図3に示すように、後述する第1の算術演算処理部11aで演算され、モジュラ算術符号で出力された信号を受信して、該モジュラ算術符号出力を生成数Aで除し、その商と余り(シンドローム)を求める第2の除算部11c1と、余りから、予め記憶されるシンドロームテーブル11c21を参照して、エラー位置を判定するエラー位置判定部11c2と、エラー位置判定部11c2で判定されたモジュラ算術符号のエラービット位置のビット信号を訂正するとともに、数値データとして出力するエラービット訂正部11c3とから成る。
次に、入力オペランドの指令毎の算術を実行する第1の算術演算処理部11aについて、算術命令毎の構成について説明する。先ず、中央制御部13の命令が加算命令の場合、第1の算術演算処理部11aは、図4に示すように、入力オペランドXとYとを加算する加算部11a1と、該加算部11a1の出力を、法Mで除す除算部11a2とで構成される。
また、算術命令が減算命令の場合、図5に示すように、第1の算術演算処理部11aは、入力オペランドXからYを減算する減算部11a3と、該減算部11a3の出力を法Mで除す除算部11a2とで構成される。
また、算術命令が乗算命令の場合、図6に示すように、第1の算術演算処理部11aは、入力オペランドXとYとを乗じ、さらに、生成数Aで割る乗算部11a4と、該乗算部11a4の出力を法Mで除す除算部11a2とで構成される。
また、算術命令が除算命令の場合、図7に示すように、第1の算術演算処理部11aは、入力オペランドXをYで除し、さらに、生成数Aを乗じる除算部11a5と、該除算部11a5の出力を法Mで除す除算部11a2とで構成される。
次に、図8及び図9を参照して、本発明による第1の算術演算部11の演算時のビットエラーの訂正動作について、例えば、入力オペランドX及びYが、夫々2と3で、算術命令が加算命令の場合の演算動作について、符号を前述した2進巡回AN符号とした場合について説明する。
先ず、入第1のモジュラ算術符号生成部11b1で、生成数A(=47)を乗じ、さらに、法M(223−1)で除してモジュラ算術符合とする。その結果は、図8に示すように、数値データ2及び3は、夫々、モジュラ算術符号94、141に変換される。
そして、第1の算術演算処理部11aで、モジュラ算術符号での加算演算が実行され、第1の算術演算処理部11aでエラーが無い場合には、下記が出力される。
94+141=235
第1のモジュラ算術符号復号部11cの第2除算部11c1で除算し、エラー位置判定部11c2からエラービット位置が通知されない場合、エラービット訂正部11c3から数値データ5が出力される。
ところが、演算途中で1ビットエラーが発生した場合について、モジュラ算術符号をビットデータで示すと、エラーが無ければ、
94 = 00000000000000001011110
141 = 00000000000000010001101
235 = 00000000000000011101011
となる。
ところが、演算結果が、
171 = 00000000000000010101011
となった場合、第1のモジュラ算術符号復号部11cの第2除算部11c1で除算した結果、
171÷47=3余り30となり、
エラー位置判定部11c2では、図9に示すシンドロームテーブル11c21から、シンドローム30に対応するエラービット位置が6と判定され、さらに、そのエラーが「E−」、即ち、エラー位置のビットが1であるが0の誤りであることが判定される。「E+」の場合、即ち、エラー位置のビットが0であるが1の誤りであることが判定される。
その結果が、エラービット訂正部11c3に通知され、6に対応する7ビット目が0→1に書き換えられ、訂正されたモジュラ算術符号の数値データが出力される。
以上説明したように、2進巡回AN符号を使用して、数値データをモジュラ算術符合の復号化時のシンドロームの有無で、エラーの検出と訂正が、算術演算命令ごとに訂正が可能となる。
以下に、本発明の実施例2に係る産業用コントローラについて、図10を参照して説明する。図10に示す実施例2の各部について、実施例1の産業用コントローラの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1では、第1の算術演算部11で数値データをモジュラ算術符号に符号化し、演算出力(モジュラ算術符号)のシンドロームの有無からビットエラーを判定し、ビットエラーを訂正するようにしたが、実施例2では、入出力部40に入力される入力データのうち数値データに対してモジュラ算術符合を生成し、バス30を介して授受する数値データを全てモジュラ算術符号とし、入出力部40から出力される数値データに対してモジュラ算術符号の復号化処理を行って、数値データのビットエラーを訂正するようにしたことにある。
実施例1と異なる各部の構成について説明すると、入出力部40は、論理データ入力回路40a1と数値データ入力回路40a2とから成る入力回路40aと、論理データ出力回路40b1と数値データ出力回路40b2とから成る出力回路40bとを備える。
そして、入力回路40aは、アナログ信号をデジタル信号に変換するADCを備えて数値データをデジタル化した数値データの入力回路40a2の出力を受けてモジュラ算術符号を生成しバス30に出力する第2のモジュラ算術符号生成部41と、バス30を介して出力されるモジュラ算術符号化された数値データを受信して、商と余りを求め、シンドロームの有無からビットエラーとその発生位置を判定し、ビットエラーがある場合には訂正して数値データとして出力する第2のモジュラ算術符号復号部42とを備える。
このモジュラ算術符号生成部41の構成は、モジュラ算術符号生成部11bと、また、モジュラ算術符号復号部42の構成は、モジュラ算術符号復号部11cと同様の構成であるので、その詳細な説明を省略する。
算術演算に使用される数値データは、全て、モジュラ算術符号とされるので、中央処理部13a、第2の算術演算部14は、数値データをモジュラ算術符号として処理する。
また、第2のメモリ部21は、中央制御部13aから指定される命令のアドレス情報がモジュラ算術符号で指定されるので、これを復号して数値データとしてアドレス信号とする第3のモジュラ算術復号部21aと、予め設定される演算パラメータなど、数値データ入力回路40a2を介さない数値データもモジュラ算術符号として記憶するメモリ21bとから成る。
即ち、中央制御部13aは、論理データとモジュラ算術符号化された数値データとを識別して、論理データは論理演算部12で、数値データは第2の算術演算部14で演算処理を実行する。
したがって、入出力部40において、算術時の数値データのビットエラーだけでなく、バスエラー等によるによる数値データのビットエラーも訂正することが可能となる。
以下に、本発明の実施例3に係る産業用コントローラについて、図11及び図12を参照して説明する。図11に示す実施例の各部について、実施例2の産業用コントローラの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例3が実施例2と異なる点は、実施例2では、入出力部40に入力される数値データに対してモジュラ算術符合を生成し、バス30を介して授受する数値データを全てモジュラ算術符号とし、入出力部40から出力されるモジュラ算術符号とされた数値データに対して復号処理を行って、数値データのエラー訂正をするようにしたが、本実施例3では、さらに、第2の算術演算部14aに、モジュラ算術符号の数値データの演算を実行する第2の算術演算処理部14a1と、演算後の出力のビットエラーを検出して訂正し、モジュラ算術符号として数値データをバス30に出力するモジュラ算術符号エラー訂正部14a2とを備えたことにある。
次に、次に、図12を参照してモジュラ算術符号エラー訂正部14a2の構成について説明する。
モジュラ算術符号エラー訂正部14a2は、第2の算術演算処理部14a1から出力されるモジュラ算術符号出力を受信して、モジュラ算術符号出力を生成数Aで除して商と余りを出力する除算部14a21と、余りの出力からシンドロームテーブル11c21を参照してエラーの有無とエラービットの位置とを出力するエラー位置判定部14a22と、このエラービットの位置の出力がある場合、除算部14a21の商出力を訂正して出力するエラービット訂正部14a23と、エラービット訂正部14a23の出力に生成数Aを乗じる乗算部14a24と、さらに、法Mで除してモジュラ算術符合とする除算部14a25とを備える。
したがって、本実施例3に拠れば、第2の算術演算部の演算時のビットエラーの有無だけでなく、バスエラーによる数値データのエラーも一括して訂正することが可能となるだけでなく、数値データのエラーが算術演算部で発生したエラーか、その他で発生したエラーかを識別して認識することが可能となる。
本発明は、上述した実施例に何ら限定されるものではなく、数値データを演算する演算部を備える装置でれば、演算部のビットエラーの訂正が可能で、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の産業用コントローラの実施例1の構成図。 本発明の第1のモジュラ算術符号生成部の構成図。 本発明の第2のモジュラ算術符号復号部の構成図。 本発明の第1の算術演算処理部(加算)の構成図。 本発明の第1の算術演算処理部(減算)の構成図。 本発明の第1の算術演算処理部(乗算)の構成図。 本発明の第1の算術演算処理部(除算)の構成図。 本発明のモジュラ算術符号の例を説明する図。 本発明のシンドロームテーブルの例を説明する図。 本発明の産業用コントローラの実施例2の構成図。 本発明の産業用コントローラの実施例3の構成図。 本発明の実施例3のモジュラ算術符号エラー訂正部の構成図。
符号の説明
11 第1の算術演算部
11a 第1の算術演算処理部
11a1 加算部
11a2 除算部
11a3 減算部
11a4 乗算部
11a5 除算部
11b 第1のモジュラ算術符号生成部
11b1 第1の乗算部
11b2 第1の除算部
11c 第1のモジュラ算術符号復号部
11c1 第2の除算部
11c2 エラー位置判定部
11c3 エラービット訂正部
11c21 シンドロームテーブル
12、12a 論理演算部
13、13a 中央制御部
14,14a 第2の算術演算部
14a1 第2の算術演算処理部
14a2 モジュラ算術符号エラー訂正部
14a21 除算部
14a22 エラー位置判定部除算部
14a23 エラービット訂正部
14a24 乗算部
14a25 除算部
20 第1のメモリ
21a 第3のモジュラ算術符号復号部
21b メモリ部
30 バス
40 入出力部
40a 入力回路
40a1 論理データ入力回路
40a2 数値データ入力回路
40b 出力回路
40b1 論理データ出力回路
40b2 数値データ出力回路
41 第2のモジュラ算術符号生成部
42 第2のモジュラ算術符号復号部

Claims (5)

  1. 算術演算する数値データを符号化し、算術演算後のデータを復号化してビットエラーを訂正する第1の算術演算部と、論理データを論理演算する論理演算部と、予め記憶される制御プログラム及び演算パラメータを記憶するメモリ部と、前記数値データ及び前記論理データを入力し、前記算術演算及び前記論理演算後の数値データ及び論理データを出力する入出力部と、前記第1の算術演算部及び前記論理演算部に所定の演算を出力して、前記制御プログラムを実行する中央制御部と、これら各部を接続するバスとを備える産業用コントローラであって、
    前記第1の算術演算部は、前記中央制御部から出力された命令によって送信される前記数値データを符号化する第1のモジュラ算術符号生成部と、
    前記符号化された前記数値データ(モジュラ算術符号)を入力オペランドとして、前記中央制御部からの指令に基づく演算を実行してモジュラ算術符号で出力する第1の算術演算処理部と、
    前記第1の算術演算処理部の出力データのビットエラーの有無を判定し、ビットエラーが検出された場合、検出されたビットエラーを訂正して復号化された数値データを出力する第1のモジュラ算術符号復号部と
    を備え、
    前記第1の算術演算部で発生するビットエラーの訂正を演算時に行なえるようにしたことを特徴とする産業用コントローラ。
  2. 前記第1のモジュラ算術符号生成部は、前記数値データに対して、予め定められる2進巡回AN符号の生成数を乗ずる第1の乗算部と、該乗算出力を前記2進AN符号の前記生成数に対応する予め定められた法で除す第1の除算部とから成り、
    前記第1のモジュラ算術符号複合部は、第1の算術演算処理部の出力を前記生成数で除し、商及び余り(シンドローム)を求める第2の除算部と、該第2の除算部の出力で余りが検出された場合、予め記憶されるシンドロームテーブルを参照してエラービット位置を判定するエラー位置判定部と、前記エラー位置判定部のエラービット位置出力に基づき、前記商のエラービットを訂正し数値データとして出力するエラービット訂正部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の産業用コントローラ。
  3. 符号化された数値データ(モジュラ算術符号)を演算する第2の算術演算部と、論理データを論理演算する論理演算部と、予め記憶される制御プログラム及び演算パラメータを記憶する第2のメモリ部と、前記数値データ及び前記論理データを入力し、前記算術演算及び前記論理演算後の数値データ及び論理データを出力する入出力部と、前記制御プログラムに基づき、前記算術演算部及び前記論理演算部に所定の命令を出力して、前記論理データとモジュ算術符号化された数値データとを識別して前記制御プログラムを実行する中央制御部と、これら各部を接続するバスとを備える産業用コントローラであって、
    前記入出力部は、前記入力データに含まれる前記数値データを符号化する第2のモジュラ算術符号生成部と、出力データに含まれる前記数値データを復号化して、ビットエラーの有無を検出し、ビットエラーが検出された場合にはビットエラーを訂正し、復号化された数値データを出力する第2のモジュラ算術符号復号部とを備え、
    前記第2のメモリ部は、前記中央制御部で指定される符号化されたアドレスデータを復号化して与える第3のモジュラ算術符号復号部と、前記産業用コントローラ内で演算処理する数値データを全てモジュラ算術符号として記憶するメモリと
    を備え、
    前記数値データを前記入出力部で符号化し、前期産業用コントローラ内の前記数値データを前記モジュラ算術符号として処理し、前記入出力部で復号化してエラービットを訂正して出力するようにしたことを特徴とする産業用コントローラ。
  4. 前記第2のモジュラ算術符号生成部は、前記数値データに対して、予め定められる2進巡回AN符号の生成数を乗ずる第1の乗算部と、該乗算出力を前記2進巡回AN符号の前記生成数に対応する予め定められた法で除す第1の除算部とから成り、
    前記第2のモジュラ算術符号複合部は、前記出力データを前記生成数で除し、商及び余り(シンドローム)を求める第2の除算部と、該第2の除算部の出力に余りが検出された場合、予め記憶されるシンドロームテーブルを参照してエラービット位置を判定するエラー位置判定部と、前記エラー位置判定部のエラービット位置出力に基づき、前記商のビットエラーを訂正し数値データとして出力するエラービット訂正部と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の産業用コントローラ。
  5. 前記第2の算術演算部は、前記入出力部で符号化された前記数値データ(モジュラ算術符号)を入力オペランドとして演算する第2の算術演算処理部と、前記第2の算術演算処理部の出力を前記生成数で除し、商及び余り(シンドローム)を求め、該余りが検出された場合、予め記憶されるシンドロームテーブルを参照してエラービット位置を判定するとともに、該商のビットエラーを訂正し、該訂正された数値データに前記生成数を乗じ、さらに、前記法で除してモジュラ算術符号に復号された数値データを出力するモジュラ算術符号エラー訂正部と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の産業用コントローラ。
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