JP2008281620A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成動作が一定時間以上停止し、次の画像形成動作を開始する前に画質を確認可能とする。
【解決手段】画像形成装置1は、用紙に画像を形成する画像形成部42と、時刻を計時する計時部200と、画像形成部42における画像形成動作が停止したときに計時部200から取得される時刻を停止時刻として記憶する記憶部120と、画像形成動作を制御する制御部110と、を備える。制御部110は、画像形成動作が停止した後に、次の画像形成動作を開始するとき、計時部200から取得される現在の時刻に基づいて、記憶部120に記憶された停止時刻から所定時間経過しているか否かを判定し、所定時間経過していると判定した場合に、画像形成部42に、画像確認のためのサンプル画像を用紙に形成させ、当該サンプル画像の形成後に、本番用の次の画像形成動作を実行させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、複写機等の画像形成装置で画像形成を行う場合、特に大量の用紙に画像形成を行う場合、用紙上の画像の品質劣化(濃度低下、汚れ等)を確認するため、通常の画像形成ジョブの実行中に、テストパターン等のサンプル画像を形成する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、通常の画像形成ジョブの実行途中で、画像形成枚数が所定枚数に達したり、機内温度が所定温度に上昇したりするなどの条件が成立すると、当該画像形成ジョブとは別にサンプル画像を形成させる技術が開示されている。また、特許文献2には、通常の画像形成ジョブの実行中にオペレータの指示に応じてサンプル画像を形成する技術が開示されている。
特開2005−153374号公報 特開2004−284323号公報
しかしながら、画像形成動作が行われていない時間が一定時間(例えば10時間)以上経過した場合、画像形成動作が停止する前と、次の画像形成動作が開始された時とでは、用紙上の画質が変化する可能性がある。連続的な画像形成動作中の画質の変化に関しては、上述の各特許文献に開示された技術を適用することによって知ることができるが、画像形成動作が一定時間以上停止した場合にあっては、画質の変化を見逃して次の画像形成が行われる可能性があった。
本発明の課題は、画像形成動作が一定時間以上停止し、次の画像形成動作を開始する前に画質を確認可能とすることである。
請求項1に記載の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、
時刻を計時する計時部と、
前記画像形成部における画像形成動作が停止したときに前記計時部から取得される時刻を停止時刻として記憶する記憶部と、
前記画像形成動作が停止した後に次の画像形成動作を開始するとき、前記計時部から取得される現在の時刻に基づいて、前記記憶部に記憶された停止時刻から所定時間経過しているか否かを判定し、所定時間経過していると判定した場合、前記次の画像形成動作の開始前に、前記画像形成部に、画像確認のためのサンプル画像を用紙に形成させる制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記停止する前の画像形成動作に係るジョブと、前記停止した後の前記次の画像形成動作に係るジョブとが同一である場合に、前記サンプル画像を形成させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記サンプル画像の画像形成条件として前記所定時間を指定する操作を受け付ける第1操作部を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記サンプル画像の形成後に前記画像形成部における画像形成動作を一時停止させる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記サンプル画像の形成後に前記画像形成部における画像形成動作を一時停止させるか否かを指定する操作を受け付ける第2操作部を備える。
本発明によれば、画像形成動作が停止してから所定時間以上経過した場合、次の画像形成動作を開始する前にサンプル画像を形成することにより、本番用の次の画像形成前に画質を確認することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、本実施形態で使用する用語を定義する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置において、画像の品質劣化(濃度低下、汚れ等)を確認するためにテストパターン等のサンプル画像を形成することを「サンプルプリント」、サンプルプリント以外の通常(本番用)の画像を形成することを「通常プリント」と呼ぶ。
また、通常プリント及びサンプルプリントの何れの画像形成も行われていないことを「停止」状態とし、画像形成が停止した時刻を「停止時刻」、画像形成が行われていない時間間隔を「停止時間」と呼ぶ。
次に、本実施形態における構成を説明する。
図1に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略的な立断面図を示す。画像形成装置1は、図1に示すように、読取部20と、操作表示部30と、プリンタ部40と、積載部60と、を備えて構成される。
読取部20は、自動紙送り機構であるADF(Auto Document Feeder)21から搬送された原稿又はプラテンガラス上に載置された原稿に光を投射して原稿の画像を読み取り、原稿の画像信号を取得する。
操作表示部30は、表示部31と、第1操作部、第2操作部としての操作部32とを備える。表示部31は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイにより構成される。操作部32は、数字ボタン、画像形成の開始を指示するためのスタートボタン、ユーティリティボタン、動作の停止を指示するためのストップボタン等の各種機能ボタンと、表示部31の表面を覆うように一体的に構成されたタッチパネルとを備える。
プリンタ部40は、給紙ユニット50から搬送機構41によって搬送された用紙に、電子写真方式の画像形成を行う。なお、本実施形態では、プリンタ部40が電子写真方式の画像形成を行うこととして説明するが、これに限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、ドットインパクト方式等、他の画像形成方式としてもよい。
給紙ユニット50は、給紙トレイ51〜53を備えて構成される。また、各給紙トレイ51〜53には、普通紙、裏紙、再生紙、上質紙等の用紙種及びサイズが異なる用紙を収容することが可能である。なお、給紙トレイの数は限定されない。
積載部60は、プリンタ部40において画像形成された用紙を積載するものであり、サブトレイ611と、積載ステージ612と、を備えて構成される。
サブトレイ611は、サンプルプリントのジョブに基づいてサンプル画像が形成された用紙を積載する。積載ステージ612は、通常プリントのジョブに基づいて画像が形成された用紙を積載する。
なお、本実施形態の画像形成装置1において、画像形成された用紙にソート処理、パンチ(穴開け)処理、ステープル処理、中折り処理、断裁処理等の各種後処理を施す後処理装置を更に設ける構成としてもよい。
図2に、画像形成装置1内部の主要部構成を示す。画像形成装置1は、プリンタコントローラ10と、読取部20と、操作表示部30と、プリンタ部40と、全体制御部100と、積載部60と、を備えて構成される。
プリンタコントローラ10は、制御部11と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC12と、画像メモリ13と、通信制御部14と、を備えて構成される。
制御部11は、プリンタコントローラ10を構成する各部の動作を統括的に制御し、通信制御部14を介して、通信ネットワークN上の外部機器としてのPC(Personal Computer)2から受信したデータを、画像形成装置1の動作状態に応じたデータ形式のデータに変換し、DRAM制御IC12に出力する。
DRAM制御IC12は、通信制御部14を介して受信された画像データの画像メモリ13への格納や、画像メモリ13からの画像データの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC12は、全体制御部100のDRAM制御IC160とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、DRAM制御IC160とのデータの受け渡しを制御する。
画像メモリ13は、例えばDRAMから構成され、入力された画像データを一時的に格納する。
通信制御部14は、NIC(Network Interface Card)やモデム等の、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNに接続するための通信用インターフェースであり、PC2等の外部機器とのデータの送受信を行う。
読取部20は、CCDイメージセンサを有するスキャナ23と、読取制御部24と、を備えて構成される。読取制御部24は、制御部110から入力される制御信号に従って、スキャナ23を制御して原稿面の光走査を実行させ、読み取られたアナログ画像信号を読取処理部140に出力する。
操作表示部30の表示部31は、制御部110から入力される制御信号に従って、所要の表示処理を行う。操作部32は、ユーザによるボタン操作、タッチパネルの操作による操作信号を制御部110に出力する。
プリンタ部40は、画像形成部42と、プリンタ制御部44と、を備えて構成される。プリンタ制御部44は、制御部110から入力される制御信号に従って、プリンタ部40の各部の動作を制御し、書込処理部190から入力された画像データに基づいて画像形成部42に対し用紙に画像形成させる。
画像形成部42は、像担持体である感光ドラムと、感光ドラムの帯電を行う帯電部と、画像データに基づいて感光ドラム表面に露光走査するLD(LASER Diode)等の露光部と、感光ドラムにトナーを付着させる現像部と、感光ドラム上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部と、感光ドラム上の残トナーを除去するクリーニング部と、用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部と、を備えて構成される。
全体制御部100は、制御部110と、記憶部120と、読取処理部140と、圧縮IC150と、DRAM制御IC160と、画像メモリ170と、伸長IC180と、書込処理部190と、計時部200と、を備えて構成される。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成され、画像形成装置1の各部を制御する。制御部110のCPUは、ROMに格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを読み出してRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
具体的に、制御部110は、画像形成部42において通常プリントの画像形成動作が停止し、アイドリング状態に移行した後に次の通常プリントの画像形成動作が開始されるとき、前回の画像形成動作が停止してから所定時間経過しているか否かを判定し、所定時間経過していると判定した場合、次の通常プリントを開始する前に、画像形成部42にサンプルプリントを実行させる。
記憶部120は、不揮発メモリ等により構成され、画像形成に係る各種の設定情報と、プリンタ部40において画像形成動作が停止したときに計時部200から取得された時刻(停止時刻)と、停止時のジョブ名とを表すデータを記憶する。
読取処理部140は、読取部20の読取制御部24から入力されるアナログ画像信号に対し、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施してデジタルの画像データを生成し、圧縮IC150に出力する。圧縮IC150は、読取処理部140又はプリンタコントローラ10から入力された画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC160に出力する。
DRAM制御IC160は、制御部110からの指示に従って、圧縮IC150による画像データの圧縮処理及び伸長IC180による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ170への画像データの入出力制御を行う。
例えば、DRAM制御IC160は、読取部20により読み取られたアナログ画像信号の保存が指示されると、読取処理部140から入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC150により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ170の圧縮メモリ171に格納させる。
また、DRAM制御IC160は、圧縮メモリ171に格納された圧縮画像データの画像形成が指示されると、圧縮メモリ171から圧縮画像データを読み出し、伸長IC180により伸長処理を施してページメモリ172に格納させる。更に、DRAM制御IC160は、ページメモリ172に格納された非圧縮画像データの画像形成が指示されると、ページメモリ172から非圧縮画像データを読み出して書込処理部190に出力する。
画像メモリ170は、DRAM等の圧縮メモリ171と、ページメモリ172と、を備えて構成される。圧縮メモリ171は、圧縮画像データを格納するためのメモリである。ページメモリ172は、画像形成前の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
伸長IC180は、圧縮メモリ171に格納された圧縮画像データに伸長処理を施す。書込処理部190は、ページメモリ172に格納された非圧縮画像データに基づいて、画像形成のためのデータを生成し、プリンタ部40の画像形成部42に出力する。
計時部200は、日付、時刻を表す時間情報をカウントし、制御部110からの要求により、その要求時の時間情報を制御部110に出力する。
積載部60は、図1及び図2に示すように、取り出しボタン614と、積載制御部615と、ドアセンサ616と、用紙上限センサ617aと、ステージ下限センサ617bと、ステージ上限センサ617cと、排出センサ618と、切替部631と、を備えて構成される。
積載部60の前面側にはドア(図示略)が設けられ、積載ステージ612に蓄積された画像形成後の用紙を取り出すときに取り出しボタン614の押下操作によって開けられ、画像形成時には閉められる。
ドアセンサ616は、積載部60のドアが開いているか否かを検出してその検出信号を積載制御部615に出力する。
用紙上限センサ617aは、積載ステージ612上の用紙の上限の位置を検出して検出信号を積載制御部615に出力する。
ステージ下限センサ617bは、積載ステージ612が下限の位置に移動したか否かを検出して検出信号を積載制御部615に出力する。
ステージ上限センサ617cは、積載ステージ612が上限の位置に移動したか否かを検出して検出信号を積載制御部615に出力する。
排出センサ618は、サブトレイ611又は積載ステージ612に画像形成後の用紙が排出されたか否かを検出してその検出信号を積載制御部615に出力する。
積載制御部615は、制御部110の制御に従って、積載部60内の各部を制御する。具体的に、積載制御部615は、用紙上限センサ617a、ステージ下限センサ617b、ステージ上限センサ617cの検出信号に基づいて、積載ステージ612を駆動して上下に調整する。また、積載制御部615は、ドアセンサ616、排出センサ618の検出信号に基づき切替部631を制御し、サブトレイ611又は積載ステージ612への用紙の排出を制御する。
図3に、積載部60の積載ステージ612上に用紙が積載されていない状態を示す。通常プリントのジョブに基づいて画像形成が行われると、積載部60において、図4に示すように、画像形成された用紙Pが積載ステージ612上に積載される。画像形成動作が継続し、積載ステージ612上に積載される用紙Pの量が増加すると、図5に示すように、用紙Pの量に応じて積載ステージ612は下降する。
図5に示す状態で取り出しボタン614が押下されると、新たな用紙への画像形成動作が中断する。そして、画像形成された用紙Pが全て積載ステージ612上に排出されると、図6に示すように、積載ステージ612が下限の位置まで下降する。図6に示す状態で積載部60のドアが開けられ、積載ステージ612上の全ての用紙Pが取り除かれると、図7に示す状態となる。図7に示す状態でドアが閉められると、積載ステージ612は上昇し、図3に示す状態に戻る。積載部60のドアは、画像形成が行われている最中はインターロックにより開閉することができない。
〈画像形成条件の設定〉
次に、サンプルプリントの画像形成条件の設定について説明する。サンプルプリントの画像形成条件は、画像形成装置1の操作部32の操作によって行われる。
図8に、表示部31に表示されるサンプルプリントの設定画面80の一例を示す。設定画面80は、図8に示すように、サンプルプリントのモードを指定するための指定欄81と、サンプルプリントの実行の可否の判断基準となる画像形成動作の停止時間(アイドル時間)を指定するための指定欄82と、サンプルプリントの対象を指定するための指定欄83と、サンプルプリント後の動作を指定するための指定欄84と、サンプルプリント用の給紙トレイを指定するための指定欄85と、から構成される。
指定欄81では、サンプルプリントを実行する場合は「ON」、実行しない場合には「OFF」が指定可能となっている。指定欄81が「ON」に指定された場合、サンプルプリントの実施条件として指定欄82〜指定欄85での指定が可能となり、指定欄81が「OFF」に指定された場合、指定欄82〜指定欄85での指定は不可となる。指定欄82では、例えば、1時間〜9999時間までの時間が指定可能となっている。
指定欄83では、「同一ジョブのみ」又は「常にサンプルプリント」の何れか一方が指定可能となっている。「同一ジョブのみ」は、同一ジョブ内で画像形成動作の停止時間が指定欄82で指定された時間を越えた場合、画像形成動作の再開時に先頭でサンプルプリントを実行することを意味する。「常にサンプルプリント」は、画像形成動作の停止前と再開時のジョブが同一であるか否かに関わらず、画像形成動作の停止時間が指定欄82で指定された時間を越えた場合、画像形成動作の再開時に先頭でサンプルプリントを実行することを意味する。
指定欄84では、「一時停止」又は「停止しない」の何れか一方が指定可能となっている。「一時停止」は、サンプルプリントを実行後、画像形成動作を一時停止することを意味する。「停止しない」は、サンプルプリントを実行後、直ちに次の通常プリントを実行することを意味する。
指定欄85では、サンプルプリント用の給紙トレイとして、「トレイ1」、「トレイ2」、…、「通常プリントと同一給紙段」の何れか一つが指定可能となっている。
設定画面80の各指定欄で指定された内容に基づいて、制御部110によりサンプルプリントの設定情報が作成され、制御部110内のRAM又は記憶部120に記憶される。
なお、図8に示すサンプルプリントの画像形成条件の設定を、PC2の操作部を操作することによって行ってもよい。
図8の指定欄83において「常にサンプルプリント」が指定された場合に、異なる通常プリントのジョブ間で画像形成動作が停止し、停止時間が指定欄82で指定された時間を超過したとする。例えば、図9の上段に示すように、ジョブ1とジョブ2の画像形成を行う場合に、ジョブ1とジョブ2との間で画像形成動作が停止したとき、図9の下段に示すように、ジョブ2を開始する前にサンプルプリントが実行され、サンプル画像が形成された用紙がサブトレイ611に排出される。
また、図8の指定欄83において「常にサンプルプリント」が指定された場合に、同一の通常プリントのジョブ内で画像形成動作が停止し、停止時間が指定欄82で指定された時間を超過したとする。例えば、図10の上段に示すように、一つの通常プリントのジョブにおける画像が11ページからなる画像である場合に、5ページ目の画像形成の後に画像形成動作が停止したとき、図10の下段に示すように、6ページ目以降の画像形成を行う前にサンプルプリントが実行され、サンプル画像が形成された用紙がサブトレイ611に排出される。
一方、図8の指定欄83において「同一ジョブのみ」が指定された場合、異なる通常プリントのジョブ間(ジョブ1とジョブ2との間)で画像形成動作が停止し、停止時間が指定欄82で指定された時間を超過したときであっても、図11の下段に示すように、サンプルプリントは実行されずにジョブ2の画像形成が開始される。
また、図8の指定欄83において「同一ジョブのみ」が指定された場合、同一の通常プリントのジョブ内で画像形成動作が停止し、停止時間が指定欄82で指定された時間を超過したとき、図12の下段に示すように、当該ジョブにおける画像形成動作を再開する前にサンプルプリントが実行され、サンプル画像が形成された用紙がサブトレイ611に排出される。
次に、本実施形態における動作を説明する。
まず、図13のフローチャートを参照して、画像形成装置1において実行される処理の流れを説明する。
ジョブを実行するとき、まず、制御部110において当該ジョブが新規のジョブであるか否かが判定される(ステップS1)。ステップS1において新規のジョブであると判定された場合(ステップS1;YES)、サンプルプリントの設定処理が行われる(ステップS2)。ステップS2では、例えば、図8に示す設定画面80上での操作部32の操作により、サンプルプリントの画像形成条件が指定され、この指定内容に基づいて制御部110においてサンプルプリントの設定情報が作成される。
ステップS2の終了後、又はステップS1において新規のジョブではないと判定された場合(ステップS1;NO)、画像形成対象の画像の読み込みが行われる(ステップS3)。
ステップS3の画像の読み込みが終了すると(ステップS4;YES)、制御部110からプリンタ制御部44へエンジンの起動が指示され、ステップS3で読み込まれた画像に基づいて画像形成処理が行われ(ステップS5)、画像形成装置1での処理が終了する。ステップS5の画像形成処理については、後に図14を参照して詳細に説明する。
次に、図14のフローチャートを参照して、制御部110の制御の下で実行される画像形成処理(図13のステップS5)について説明する。
まず、サンプルプリントの設定情報が取得される(ステップS10)。次いで、ステップS10で取得された設定情報から、サンプルプリントのモードがON(即ち、サンプルプリントを実行する)に設定されているか否かが判定される(ステップS11)。
ステップS11において、サンプルプリントのモードがOFFに設定されていると判定された場合(ステップS11;NO)、画像形成部42において通常プリントが開始される(ステップS18)。
一方、ステップS11において、サンプルプリントのモードがONに設定されていると判定された場合(ステップS11;YES)、記憶部120から、前回画像形成動作が停止した時刻が取得される(ステップS12)。そして、計時部200から現在時刻が取得され、現在時刻及びステップS12で取得された停止時刻から、画像形成動作の停止時間が算出される(ステップS13)。
次いで、ステップS13で算出された停止時間が、設定時間以上であるか否かが判定される(ステップS14)。この設定時間は、ステップS10で取得された設定情報に含まれるもので、図8の指定欄82で指定された時間である。
ステップS14において、ステップS13で算出された停止時間が設定時間内であると判定された場合(ステップS14;NO)、サンプルプリントは実行されずに、画像形成部42において通常プリントが開始される(ステップS18)。
一方、ステップS14において、ステップS13で算出された停止時間が設定時間以上であると判定された場合(ステップS14;YES)、ステップS10で取得された設定情報から、サンプルプリントの対象が「同一ジョブのみ」であるか否かが判定される(ステップS15)。
ステップS15において、サンプルプリントの対象が「同一ジョブのみ」ではなく「常にサンプルプリント」に設定されていると判定された場合(ステップS15;NO)、画像形成部42においてサンプルプリントの実行が開始される(ステップS16)。
一方、ステップS15において、サンプルプリントの対象が「同一ジョブのみ」に設定されていると判定された場合(ステップS15;YES)、記憶部120から、前回画像形成動作が停止した時のジョブ名が取得される(ステップS19)。そして、ステップS19で取得されたジョブ名と、現在の通常プリントのジョブ名とが一致するか否かが判定される(ステップS20)。
ステップS20において、ステップS19で取得されたジョブ名と、現在の通常プリントのジョブ名とが一致しないと判定された場合(ステップS20;NO)、サンプルプリントは実行されずに、画像形成部42において現在のジョブ名に対応する通常プリントの実行が開始される(ステップS18)。
一方、ステップS20において、ステップS19で取得されたジョブ名と、現在の通常プリントのジョブ名とが一致すると判定された場合(ステップS20;YES)、画像形成部42においてサンプルプリントの実行が開始される(ステップS16)。
ステップS16におけるサンプルプリントの実行が開始されると、ステップS10で取得された設定情報から、サンプルプリントの実行後の画像形成動作が「一時停止」に設定されているか否かが判定される(ステップS17)。
ステップS17において、サンプルプリントの実行後の画像形成動作が「一時停止」ではなく「停止しない」に設定されていると判定された場合(ステップS17;NO)、サンプルプリントの実行後、直ちに通常プリントが実行され(ステップS18)、サンプルプリントで画像形成された用紙がサブトレイ611に排出されるとともに、通常プリントで画像形成された用紙が積載ステージ612に排出される(ステップS21)。
一方、ステップS17において、サンプルプリントの実行後の画像形成動作が「一時停止」に設定されていると判定された場合(ステップS17;YES)、サンプルプリントで画像形成された用紙のみがサブトレイ611に排出される(ステップS21)。
また、サンプルプリントが実行されずに、通常プリントのみが実行された場合は、通常プリントで画像形成された用紙のみが積載ステージ612に排出される(ステップS21)。
ステップS21の後、通常プリントのジョブが全て終了したか否かが判定される(ステップS22)。ステップS22において、全てのジョブが終了していないと判定された場合(ステップS22;NO)、ジョブを停止する要因が発生しているか否かが判定される(ステップS23)。
ジョブを停止する要因としては、給紙ユニット50に用紙がない場合や、ユーザが操作部32のストップボタンを押下したことによる停止指示などがある。また、ステップS17において「一時停止」に設定されていると判定された場合も、ジョブの停止要因となる。
ステップS23において、ジョブを停止する要因が発生していないと判定された場合(ステップS23;NO)、ステップS18及びS21の処理が繰り返される。
一方、ステップS23において、ジョブを停止する要因が発生したと判定された場合(ステップS23;YES)、又はステップS22において、全てのジョブが終了したと判定された場合(ステップS22;YES)、制御部110からプリンタ制御部44へエンジンの停止が指示される(ステップS24)。
そして、ステップS24で停止が指示された時刻が計時部200から取得され、その取得された時刻が停止時刻として記憶部120に記憶されるとともに、現在のジョブ名が停止時のジョブ名として記憶部120に記憶され(ステップS25)、本画像形成処理が終了する。
以上のように、本実施形態の画像形成装置1によれば、画像形成動作が停止してから設定時間以上経過した場合、次の本番の画像形成動作を開始する前にサンプルプリントを実行することにより、次の本番の画像形成前に画質を確認することが可能となる。
特に、同一のジョブ内で画像形成動作が停止した場合、当該ジョブの画像形成動作を再開する前にサンプルプリントを実行し、画質を確認可能にしたことにより、例えば、同一の文書内で異なる画質の画像が混在するのを防止することができる。
また、サンプルプリントの実行後に、画像形成動作を一時停止可能としたことにより、ユーザが画質を確認する時間を確保することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略立断面図。 本実施形態に係る画像形成装置の内部の主要部構成を示すブロック図。 積載部の積載ステージに用紙がない状態を示す図。 積載部の積載ステージに用紙が積載された状態を示す図。 用紙の量に応じて積載ステージが下降する様子を示す図。 用紙が積載された積載ステージが下限まで下降した状態を示す図。 積載ステージが下限まで下降した状態で積載ステージ上の用紙が全て取り除かれた状態を示す図。 表示部に表示されるサンプルプリントの設定画面の一例を示す図。 「常にサンプルプリント」が設定された場合において、異なるジョブ間でのサンプルプリントの実行の仕方を説明するための図。 「常にサンプルプリント」が設定された場合において、同一ジョブ内でのサンプルプリントの実行の仕方を説明するための図。 「同一ジョブのみ」が設定された場合において、異なるジョブ間でのサンプルプリントが実行されないことを説明するための図。 「同一ジョブのみ」が設定された場合において、同一ジョブ内でのサンプルプリントの実行の仕方を説明するための図。 画像形成装置において実行される処理を示すフローチャート。 制御部の制御の下で実行される画像形成処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
100 全体制御部
110、11 制御部
120 記憶部
140 読取処理部
150 圧縮IC
160 DRAM制御IC
170 画像メモリ
180 伸長IC
190 書込処理部
200 計時部
10 プリンタコントローラ
12 DRAM制御IC
13 画像メモリ
14 通信制御部
20 読取部
21 ADF
23 スキャナ
24 読取制御部
30 操作表示部
31 表示部
32 操作部
40 プリンタ部
41 搬送機構
42 画像形成部
44 プリンタ制御部
50 給紙ユニット
60 積載部
611 サブトレイ
612 積載ステージ
615 積載制御部
616 ドアセンサ
617a 用紙上限センサ
617b ステージ下限センサ
617c ステージ上限センサ
618 排出センサ
631 切替部
80 設定画面

Claims (5)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    時刻を計時する計時部と、
    前記画像形成部における画像形成動作が停止したときに前記計時部から取得される時刻を停止時刻として記憶する記憶部と、
    前記画像形成動作が停止した後に次の画像形成動作を開始するとき、前記計時部から取得される現在の時刻に基づいて、前記記憶部に記憶された停止時刻から所定時間経過しているか否かを判定し、所定時間経過していると判定した場合、前記次の画像形成動作の開始前に、前記画像形成部に、画像確認のためのサンプル画像を用紙に形成させる制御部と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記停止する前の画像形成動作に係るジョブと、前記停止した後の前記次の画像形成動作に係るジョブとが同一である場合に、前記サンプル画像を形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記サンプル画像の画像形成条件として前記所定時間を指定する操作を受け付ける第1操作部を備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記サンプル画像の形成後に前記画像形成部における画像形成動作を一時停止させる請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記サンプル画像の形成後に前記画像形成部における画像形成動作を一時停止させるか否かを指定する操作を受け付ける第2操作部を備える請求項4に記載の画像形成装置。
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