JP2008280925A - エキゾーストマニホールド - Google Patents
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Abstract
【課題】 排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるエキゾーストマニホールドの提供。
【解決手段】 自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを後方へ導くため、車両前後方向に配列された複数の排気ポートから後方の集合部ジョイント3までの間をつなぐ複数のブランチ21、22、23を備えたエキゾーストマニホールドにおいて、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきに応じ、該通気抵抗に比例して集合ジョイント3に接続される各ブランチ21、22、23の接続部側断面積が不均一に設定され、各ブランチ21、22、23の断面積が各排気ポート側断面積から接続部側断面積になるように徐々に変化するように構成されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを後方へ導くため、車両前後方向に配列された複数の排気ポートから後方の集合部ジョイント3までの間をつなぐ複数のブランチ21、22、23を備えたエキゾーストマニホールドにおいて、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきに応じ、該通気抵抗に比例して集合ジョイント3に接続される各ブランチ21、22、23の接続部側断面積が不均一に設定され、各ブランチ21、22、23の断面積が各排気ポート側断面積から接続部側断面積になるように徐々に変化するように構成されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エキゾーストマニホールドに関する。
従来、自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを後方へ導くため、車両前後方向に配列された複数の排気ポートから後方の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−27931号公報
上述のエキゾーストマニホールドにおいては、各排気ポートの通気抵抗を均一にするために各排気ポートに接続された複数のブランチの長さを同一にする必要があるが、上述の従来例のように、エンジンルーム内レイアウトにより集合部ジョイントまでのブランチの曲げ角度が各排気ポートにより異なり、曲げ角度が小さくなると管内抵抗(通気抵抗)が増加するため、各排気ポートに接続された複数のブランチの長さを同一にしても、各排気ポートにおける通気抵抗にばらつきが生じ、この通気抵抗の差は排気量が増加するにつれて増加するため、排気の脈動による排気騒音を発生させるという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるエキゾーストマニホールドを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明請求項1記載のエキゾーストマニホールドは、
自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを車体の後方へ導くため、複数の各気筒の排気ポートから下流の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドにおいて、
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じて、前記集合ジョイントに接続される各ブランチの接続部側断面積が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。
自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを車体の後方へ導くため、複数の各気筒の排気ポートから下流の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドにおいて、
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じて、前記集合ジョイントに接続される各ブランチの接続部側断面積が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。
本発明請求項2記載のエキゾーストマニホールドは、自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを車体の後方へ導くため、複数の各気筒の排気ポートから下流の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドにおいて、
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じ、前記各ブランチの口径が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じ、前記各ブランチの口径が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。
本発明請求項1記載のエキゾーストマニホールドでは、上述のように、各ブランチの通気抵抗の差に応じ、集合ジョイントに接続される各ブランチの接続部側断面積が設定され、各ブランチの長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきが修正されるため、レイアウト困難なエキゾーストマニホールドにおいても、各排気ポートにおける均一な通気抵抗の確保が可能となる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
本発明請求項2記載のエキゾーストマニホールドでは、上述のように、通気抵抗の差に応じて各ブランチの口径が設定されることで、各ブランチの長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきが修正されるため、レイアウト困難なエキゾーストマニホールドにおいても、各排気ポートにおける均一な通気抵抗の確保が可能となる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1のエキゾーストマニホールドは、請求項1、3に記載の発明に対応する。
まず、この実施例1のエキゾーストマニホールドを図面に基づいて説明する。なお、この実施例1では、V型六気筒エンジン用エキゾーストマニホールドについて説明する。
図1はこの実施例1の車両左側のエキゾーストマニホールドを示す側面図、図2は同平面図、図3は図1のA−A線における拡大端面図である。
このエキゾーストマニホールドは、図示をしないエンジンのシリンダヘッドに結合され該シリンダヘッドの3つの排気ポートに対応した孔が形成された取付フランジ1と、この取付フランジ1の各孔に上流側端部が接続された3本のブランチ21、22、23と、該3本のブランチ21、22、23の下流側端部を円筒状に集合させその集合させた円筒状集合端部を差し込んだ状態で連結固定された集合部ジョイント3と、この集合部ジョイント3の中途部側壁から差し込まれた酸素濃度センサー4と、を備えている。
さらに詳述すると、上記3本のブランチ21、22、23は各排気ポートの通気抵抗を均一にするためにその長さを同一にすることが望ましいが、図1、2に示すように、エンジンルーム内レイアウトにより集合部ジョイント3までの各ブランチ21、22、23の曲げ角度が各排気ポートから集合部ジョイント3までの距離により異なり、曲げ角度が小さくなると管内抵抗(通気抵抗)が増加するため、この実施例1では、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗の差に応じ、該通気抵抗に比例して集合ジョイント3に接続される各ブランチ21、22、23の接続部側断面積が不均一に設定され(図3参照)、各ブランチ21、22、23の断面積が各排気ポート側断面積から接続部側断面積になるように徐々に変化するように構成されている。
即ち、曲げ角度の小さいブランチ21より、曲げ角度が準に大きくなるブランチ22、23の準で接続部側断面積が大きくなるように不均一に設定されている。
上記酸素濃度センサー4は、図3に鎖線で示すように、その感知部4aが各ブランチ21、22、23の接続部側断面比率に応じて集合部ジョイント3の軸心部から偏心した各ブランチ21、22、23からの流れ込み中心位置に配置されている。
次に、この実施例1の作用・効果を説明する。
この実施例1のエキゾーストマニホールドでは上述のように、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきに応じ、該通気抵抗に比例して集合ジョイント3に接続される各ブランチ21、22、23の接続部側断面積が不均一に設定され、各ブランチ21、22、23の断面積が各排気ポート側断面積から接続部側断面積になるように徐々に変化するように構成されることで、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきが修正されるため、レイアウト困難なエキゾーストマニホールドにおいても、各排気ポートにおける均一な通気抵抗の確保が可能となる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
従って、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2は、実施例1におけるエキゾーストマニホールドの変形例を示すものであり、図4の側面図に示すように、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗の差に応じ、該通気抵抗に比例して各ブランチ21、22、23の口径が不均一に設定されている点が、上記実施例1とは相違したものである。
この実施例2では、上述のように各排気ポート側から接続部側に至るまでの全長に亘り、各ブランチ21、22、23の口径が不均一に設定されることで、各ブランチ21、22、23の長さや曲げ角度の相違に基づく通気抵抗のばらつきが修正されるため、レイアウト困難なエキゾーストマニホールドにおいても、各排気ポートにおける均一な通気抵抗の確保が可能となる。
従って、この実施例2では実施例1と同様に、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
従って、この実施例2では実施例1と同様に、排気の脈動による排気騒音の発生を防止することができるようになるという効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、直列六気筒エンジンに本発明を適用した例をしめしたが、エンジンの形式や気筒数は任意である。
また、実施例では、酸素濃度センサー4の感知部4aが各ブランチ21、22、23の接続部側断面比率に応じて集合部ジョイント3の軸心部から偏心した各ブランチ21、22、23からの流れ込み中心位置に配置したが、特定の排気ポートからの排気を当たりやすくすることにより、各排気ポートの感度を向上させるようにしてもよい。
1 取付フランジ
21 ブランチ
22 ブランチ
23 ブランチ
3 集合部ジョイント
4 酸素濃度センサー
4a 感知部
21 ブランチ
22 ブランチ
23 ブランチ
3 集合部ジョイント
4 酸素濃度センサー
4a 感知部
Claims (3)
- 自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを車体の後方へ導くため、複数の各気筒の排気ポートから下流の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドにおいて、
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じて、前記集合ジョイントに接続される各ブランチの接続部側断面積が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。 - 自動車用エンジンの複数の気筒から排気される排気ガスを車体の後方へ導くため、複数の各気筒の排気ポートから下流の集合部ジョイントまでの間をつなぐ複数のブランチを備えたエキゾーストマニホールドにおいて、
前記各ブランチの通気抵抗の差に応じ、前記各ブランチの口径が設定されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。 - 請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールドにおいて、前記集合部ジョイント内に酸素濃度センサーが配置され、該酸素濃度センサーの感知部が前記各ブランチの接続部側断面比率に応じて前記集合部ジョイントの軸心部から偏心した前記各ブランチからの流れ込み中心位置に配置されていることを特徴とするエキゾーストマニホールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125997A JP2008280925A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | エキゾーストマニホールド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125997A JP2008280925A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | エキゾーストマニホールド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008280925A true JP2008280925A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40141957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007125997A Pending JP2008280925A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | エキゾーストマニホールド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008280925A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020002923A (ja) * | 2018-06-30 | 2020-01-09 | 株式会社クボタ | 排気マニホルド |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007125997A patent/JP2008280925A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020002923A (ja) * | 2018-06-30 | 2020-01-09 | 株式会社クボタ | 排気マニホルド |
JP7141869B2 (ja) | 2018-06-30 | 2022-09-26 | 株式会社クボタ | 排気マニホルド |
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