JP2008280050A - 基板搬送用ボックス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蓋体2により本体1の上部開口を閉ざした状態において、蓋体2の天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとの間において、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22が、天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとにより挟み込まれ弾性変形する。これにより、支持プレート3は、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22の弾性変形後の復元力に基づく付勢力によりガラス基板100側に押え付けられる。
【選択図】図1
Description
本発明に基づいた実施の形態1における基板搬送用ボックスの一例としてのガラス基板搬送用発泡ボックス1000について、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、図1は、実施の形態1におけるガラス基板搬送用発泡ボックス1000の全体構成を示す全体斜視図であり、図2は、ガラス基板を収容した状態におけるガラス基板搬送用発泡ボックス1000の内部構造を示す部分拡大断面図であり、図3(A),(B)は、後述する支持補助発泡部材の、弾性変形の前後の状態を示す模式図である。
このように、本実施の形態の形態におけるガラス基板搬送用発泡ボックス1000によれば、蓋体2により本体1の上部開口を閉ざした状態において、蓋体2の天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとの間において、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22が、天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとにより挟み込まれ弾性変形する。これにより、支持プレート3は、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22の弾性変形後の復元力に基づく付勢力によりガラス基板100側に押え付けられることとなる。
上記実施の形態1において採用した第1支持補助部材21および第2支持補助部材22においては、支持プレート3と第1支持補助部材21および第2支持補助部材22とは分離した構造である。よって、支持プレート3に対して任意の位置に、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22を配置することが可能である。一方、本実施の形態2においては、支持プレート3と第1支持補助部材21および第2支持補助部材22との少なくともいずれか一方には、支持プレート3と第1支持補助部材21および第2支持補助部材22との間の相互の位置を決定するための位置決め領域が設けられる構成を採用している。
このように、支持プレート3と第1支持補助部材21および第2支持補助部材22との間の相互の位置を決定するための位置決め領域が設けることで、上記実施の形態1において得られる作用効果に加え、ガラス基板100の梱包時における第1支持補助部材21および第2支持補助部材22の挿入作業の効率化を向上させることが可能となる。
上記実施の形態1および2においては、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22の2つの支持補助部材を採用しているが、この支持補助部材は2つ設けることに限定されるものではなく、一つの支持補助部材または2以上の複数個設けることも可能である。また、十字形状、井桁形状等、様々な平面形状の採用が可能である。そこで、本実施の形態においては、図6の部分拡大斜視図に示すように、第1支持補助部材21および第2支持補助部材22に替わり、支持プレート3と略同一面積の支持補助プレート23を用いている。支持補助プレート23の設計における材料、寸法等の考え方は、上記実施の形態1の場合と同様である。
この支持補助プレート23を用い場合にも、図7に示すように(図2で示した状態と同様に)、蓋体2により本体1の上部開口を閉ざした状態においては、支持プレート23は、天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとにより挟み込まれることで弾性変形することとなる。その結果、実施の形態1の場合と同様の採用効果を得ることができる。
上記実施の形態1から3において採用した支持補助部材においては、支持部材と支持補助部材とは分離した構造である。一方、本実施の形態においては、支持部材と支持補助部材とが一体成形された部材である。具体的には、図8(A)の拡大断面図に示すように、支持部材としての支持プレート3とこの支持プレート3の表面から突出する支持補助部材3dとが一体成形されている。支持プレート3と支持補助部材3dとを一体として形成する場合、採用される寸法・材料関係は、上記実施の形態1の場合と同様の考え方を適用すれば良い。
このように支持プレート3と支持補助部材3dとが一体成形されている場合にも、図8(B)に示すように、蓋体2により本体1の上部開口を閉ざした状態においては、支持補助部材3dは、天板2aの下面2cと支持プレート3の上面3aとにより挟み込まれることで弾性変形することとなる。その結果、実施の形態1の場合と同様の採用効果を得ることができる。また、ガラス基板100の梱包作業の効率化を図ることも可能となる。
次に、本発明に基づいた実施の形態5における基板搬送用ボックスの一例としてのガラス基板搬送用発泡ボックス2000について、図15および図16を参照しながら説明する。なお、図15は、本実施の形態5におけるガラス基板搬送用発泡ボックス2000の全体構成を示す全体斜視図であり、図16は、本実施の形態5におけるガラス基板を収容した状態におけるガラス基板搬送用発泡ボックス2000の内部構造を示す断面図である。
このように、本実施の形態におけるガラス基板搬送用発泡ボックス2000においては、第1支持補助部材2021および第2支持補助部材2022を配設させる構成を採用していることから、設計上、蓋体2002により本体2001の上部開口を閉ざした状態において、蓋体2002の天板2002aの下面2002cと支持プレート2003の上面3aとの間寸法は、寸法誤差を考慮して、10mm〜100mmになるように成形している。
上記各実施の形態において、ガラス基板100の上面に支持プレート3を配置する場合には、支持プレート3に設けられた支持溝10Bに、ガラス基板100の側部を挿入する必要がある。ここでガラス基板100を起立させた状態においては、ガラス基板100が撓むことが考えられ、ガラス基板100が大型化するにしたがってこの撓みは顕著に表われる。その結果、支持プレート3に設けられた支持溝10Bにガラス基板100の側部を効率良く挿入することが困難になることが考えられる。
Claims (7)
- 内部に基板を収容するための基板搬送用ボックスであって、
上部が開口する箱型の発泡体製の本体(1,2001)と、
前記本体(1,2001)の上部開口を閉じるため、天板(2a,2002a)を有する箱型の発泡体製の蓋体(2,2002)と、
前記本体(1)の内部に前記基板を収容した状態において、前記基板の上部側に載置される支持部材(3,2003)と、
前記本体(1,2001)の内部に前記基板を収容し、前記蓋体(2,2002)により前記本体(1,2001)の上部開口を閉ざした状態において、前記蓋体(2,2002)の前記天板(2a,2002a)の下面(2c、2002c)と前記支持部材(3,2003)の上面(3a,2003a)との間に位置し、前記天板(2a,2002a)の下面(2c、2002c)と前記支持部材(3,2003)の上面(3a,2003a)とにより挟み込まれることで弾性変形する支持補助部材(21,22,2021,2022)と、
を備える基板搬送用ボックス。 - 前記本体(1)は、前記基板を起立させた状態で前記基板を収容するため、相対向する内壁に前記基板の側部を支持するための複数の支持溝(10A)を有し、
前記支持部材(3)は、前記基板の上部側に載置された状態において、前記基板を支持する複数の支持溝(10B)を有する、請求項1に記載の基板搬送用ボックス。 - 前記本体(2001)は、前記基板を横に寝かせた積層状態で前記基板を収容し、
前記支持部材(3)の外形は、前記本体(2001)の上部開口を閉じるため、上部開口よりも大きく、かつ、前記蓋体(2002)の内形よりも同一または小さく設けられる、請求項1に記載の基板搬送用ボックス。 - 前記蓋体(2,2002)および前記支持部材(3,2003)に対して、前記支持補助部材(21,22,2021,2022)は分離した部材である、請求項1から3のいずれかに記載の基板搬送用ボックス。
- 前記支持部材(3,2003)および前記支持補助部材の少なくともいずれか一方には、前記支持部材(3)と前記支持補助部材(21,22,2021,2022)との間の相互の位置を決定するための位置決め領域(3b、3c、22a)が設けられる、請求項4に記載の基板搬送用ボックス。
- 前記支持部材(3,2003)に対して、前記支持補助部材(21,22,2021,2022)は一体成形された部材である、請求項1から3のいずれかに記載の基板搬送用ボックス。
- 前記支持補助部材は前記支持部材(3,2003)の表面から突出する領域である、請求項6に記載の基板搬送用ボックス。
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2007
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