JP2008279790A - 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法 - Google Patents

電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008279790A
JP2008279790A JP2007123238A JP2007123238A JP2008279790A JP 2008279790 A JP2008279790 A JP 2008279790A JP 2007123238 A JP2007123238 A JP 2007123238A JP 2007123238 A JP2007123238 A JP 2007123238A JP 2008279790 A JP2008279790 A JP 2008279790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
angle sensor
mirror
output voltage
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007123238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4238272B2 (ja
Inventor
Eiki Noro
栄樹 野呂
Kenji Shioiri
健司 塩入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007123238A priority Critical patent/JP4238272B2/ja
Priority to US12/113,545 priority patent/US7885743B2/en
Publication of JP2008279790A publication Critical patent/JP2008279790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4238272B2 publication Critical patent/JP4238272B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/072Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for adjusting the mirror relative to its housing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/025Rear-view mirror arrangements comprising special mechanical means for correcting the field of view in relation to particular driving conditions, e.g. change of lane; scanning mirrors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】複数の仕様の異なるセンサを用いても、その仕様の差異を識別してそれぞれを用いることが可能な電動ミラー制御装置を提供する。
【解決手段】ミラーの鏡面角度を検出する上下センサ7および左右センサ8が鏡面角度に対する検出出力電圧の比例定数が異なる複数の仕様を有する場合、鏡面角度に対する検出出力電圧の比例定数を正または負に変換する定数変換手段9を設け、コントローラ1は角度センサ(7,8)の定数変換手段9を介して出力される検出出力電圧の比例定数の正負から角度センサ(7,8)の仕様を特定し、予め記憶されている特定された角度センサ(7,8)の仕様に基づいて上下モータ6および左右モータ5を制御する電動ミラー制御装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法に関し、特に車両が後退する際に後方路面などが見やすくなるように鏡面を自動的に傾ける電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法に関する。
自動車のドアミラーやフェンダミラー等のバックミラー装置は、車内でミラーコントロール用のスイッチを操作した間だけ鏡面コントロール用の直流モータを働かせて、ミラー面の角度を左右方向および上下方向へ変化させることができるように構成されている。
ミラー面は裏面に設けられたセンター支点を中心にあらゆる方向へ傾くことができるように構成され、そのセンター支点の左右いずれか一方と、上下いずれか一方に設定したピボット軸を進退動させることにより、左右方向および上下方向での角度をそれぞれ変化させ、ミラー面を最終的に左右方向と上下方向での角度で合成された方向へ向けることができる。
左右方向用および上下方向用のピボット軸は、それぞれ別個の直流モータにより進退動する構造になっており、スイッチ操作された方のモータだけが駆動して、その方向でのミラー面の角度を調整できる構造になっている。
また、このようなスイッチ操作によるミラー面の角度調整とは別に、アウタードアミラーではトランスミッションがリバース位置に移ったときに、ミラー面を自動的に予め設定された所定角度分だけ下向きに変化させ、そして、トランスミッションがリバースギアから別のギア、例えばドライブ位置に移ったときに、ミラー面を上向きにして元の角度に戻す機構が設けられているものがある。
すなわち、自動車を後進させて車庫に入れるような場合には、バックミラー装置により、自動車の真後ろよりも、やや下向きの後輪付近を確認できた方が、死角となる後輪が視認できて好ましいため、リバース時にミラー面が下向きになり、非リバース時に自動的に元の角度に戻るようになっている。この機構は、リバース時に、2つのモータのうちの上下方向の角度を変化させる方のモータを、下向きに所定量だけ回転させ、非リバース時に、同じ量だけ上向きに回転させる構造になっている。
このとき、従来の電動ミラー制御装置では上下方向の角度および左右方向の角度をそれぞれセンサによって検出し、アウタードアミラーを下に下げる角度を予め設定して、下げるときはその角度に相当するセンサの出力値となるまで動作させ、戻すときは下げる前のセンサ出力値に戻すようにしている。このときアウタードアミラーを下げるときにはセンサ値に対してフィードフォワード制御を行う(例えば特許文献1参照)。
特開2003−200783号公報
前記のようなアウターミラーにおいて、コスト削減のためにセンサとして仕様の異なる色々なメーカのものを用いると、アウタードアミラーを下げる角度に対応するセンサ値がそれぞれの仕様で異なるために、各メーカのセンサ仕様に基づいて制御装置の設定を個別に行う必要があった。
図6は、同一の角度変動を異なった仕様のセンサで検出した場合の検出出力電圧の差異を示す説明図である。
この例では、たとえば、Aメーカのセンサは、5°の角度変動で出力電圧は0.2V、Bメーカのセンサは、5°の角度変動で出力電圧は0.5Vであるのに対して、Dメーカのセンサは、5°の角度変動で検出出力電圧は1.0Vである。
したがって、センサの仕様が異なると、それぞれの仕様に基づいて制御装置の設定を個別に行う必要があった。
また、各メーカのセンサの仕様が近似する比例定数を有するために、センサの仕様を混同してしまい、誤った設定、誤った組み付けを行ってしまうおそれがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の仕様の異なるセンサを用いた場合であっても、その仕様の差異を自動的に確実に識別して正常に動作可能な電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法の実現することである。
上記課題を解決するため、本発明の電動ミラー制御装置は、鏡面体の角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出出力電圧に基づいて前記鏡面体を傾動して鏡面角度を変える駆動手段を制御する制御手段とを備える電動ミラー制御装置であって、前記角度センサは、前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数が異なる複数の仕様を有し、前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数を正または負に変換する定数変換手段を備え、前記制御手段は、前記角度センサの前記定数変換手段を介して出力される前記検出出力電圧の比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定する角度センサ仕様特定機能と、予め記憶されている複数の角度センサの仕様のうち前記角度センサ仕様特定機能で特定された前記角度センサの仕様に基づいて前記駆動手段を制御する仕様別制御機能とを有することを特徴とする(請求項1)。
これにより、角度センサの検出出力電圧の比例定数を角度センサの仕様ごとに正または負に設定して出力させることができ、角度センサの仕様を自動的に確実に判定することができて、その判定した仕様に基づいて鏡面角度を制御することが可能な電動ミラー制御装置を実現することができる。
ここで、前記角度センサは、前記鏡面角度の上下方向に関する検出出力電圧と、左右方向に関する検出出力電圧とを別々に出力するとともに、前記制御手段の角度センサ仕様特定機能は、それぞれの方向について前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧のそれぞれの比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定することを特徴とする(請求項2)。
これにより、最大4通りの異なる傾きの比例定数を設定できるため、4種類の異なる仕様のセンサを混同することなく、その仕様を正確に判別することができる。
また、前記制御手段は、前記駆動手段に、車両のトランスミッションのリバースギア選択時に前記鏡面を自動的に下向きに傾動するリバース傾動動作と、前記リバースギアから復帰したとき前記鏡面を元の角度に戻すリバース復帰動作とを行わせるリバース連動機能を有し、前記角度センサ仕様特定機能は、前記リバースギアが選択されて前記鏡面が下向きに傾動した時の前記角度センサの前記検出出力電圧の比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定することを特徴とする(請求項3)。
これにより、トランスミッションのリバースギア動作によって、簡単に角度センサの仕様を判定することが可能な電動ミラー制御装置を実現することができる。
上記課題を解決するため本発明の電動ミラー制御方法は、鏡面体の角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出出力電圧に基づいて前記鏡面体を傾動して鏡面角度を変える駆動手段を制御する制御手段とを備える電動ミラー制御装置における電動ミラー制御方法であって、前記角度センサは、その種別ごとに、前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数を正または負に設定され、車両のトランスミッションのリバースギア選択時に前記鏡面角度を自動的に下向きに傾動するリバース連動動作を実行するリバース連動工程と、前記リバース連動工程時の前記検出出力電圧の比例定数の正負から前記角度センサの仕様を判定する角度センサ仕様判定工程と、前記制御手段が予め記憶されている複数の角度センサの仕様のうち前記角度センサ仕様特定工程で特定された前記角度センサの仕様に基づいて前記駆動手段を制御する制御工程とを有することを特徴とする(請求項4)。
これにより、角度センサの仕様を自動的に判定して、その判定した仕様に基づいて鏡面角度を制御することが可能な電動ミラー制御方法を実現することができる。
本発明は、以上に述べたように構成し動作するので、複数の仕様の異なるセンサをその仕様の差異を自動的に識別して同一の制御手段で用いることができるとともに、確実にセンサの仕様を判別し、誤った設定、誤った組み付けをなくすことが可能な電動ミラー制御装置と電動ミラー制御方法とを実現することができる。
以下、本発明に係る電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を添付した図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の電動ミラー制御装置のコントローラ(制御手段)とその周辺装置の構成を示すブロック図の例である。
図1を参照して、コントローラ1は、イグニッシヨンスイッチ3によって電源が入力される。そして、ミラースイッチ2からの信号に応じて、ミラースイッチ2が操作される間だけ演算制御装置13を作動させてモータ駆動部11を制御し、左右モータ5および上下モータ6(駆動手段)を駆動して、図示しないアウタードアミラーの鏡面角度を上下左右に移動させて、運転者が所望する角度を形成する。
また、シフトレバーがリバース位置に入ると、リバーススイッチ4が連動してオンになり、演算制御装置13は、モータ駆動部11を制御し、上下モータ6をアウタードアミラーの鏡面が下を向くように下方向に駆動させ、上下モータ6の駆動によって移動する上下センサ7の値が所定の値になるまで変化したところで上下モータ6を停止させる。これによって車庫入れなどの車両の後退時に車両後方の路面や車輪留めの位置などの確認を容易にする。
シフトレバーがリバース位置から例えばドライブ位置などに戻ると、リバーススイッチ4がオフになり、演算制御装置13はモータ駆動部11を制御して、リバース前の鏡面位置に戻るように、上下モータ6を上方向に駆動する。
このようなシフトレバーがリバース位置に入ったときとリバース位置から戻ったときとの一連の動作を、以降、リバース連動動作と呼ぶことにする。
上下センサ7、左右センサ8の検出出力電圧は定数変換手段9を経てコントローラ1の角度検出部12に入力され、それぞれの仕様に応じた検出角度に変換される。
ところで、上下センサ7および左右センサ8は、抵抗体と、その抵抗体上をアウタードアミラーの鏡面角度によって摺動する摺動子とからなるポテンショメータで構成されており、抵抗体の両端に一定の電圧を与えることによって摺動子から上下方向および左右方向の角度に応じた電圧が出力される仕組みになっている。このようなセンサのミラーの鏡面角度に対する検出出力電圧の比例定数はセンサメーカの仕様によって異なっている。
複数のメーカのセンサを用いる場合、センサの仕様を正しく特定できないと、動作角度が異なってリバース連動動作が正常に動作しないという問題が生じる。
本発明ではこの問題を解決して、センサの仕様を自動的に確実に判別して仕様の違いに対処することができる。
図2に、本発明の第1実施形態例におけるリバース連動動作でのセンサ出力電圧の変化を示し、(a)は、左右センサ8のセンサ出力電圧を、(b)は、上下センサ7の出力電圧をそれぞれ示す。なお、同一のアウタードアミラーにおいて、上下センサ7および左右センサ8は同一種類のセンサを用いることとする。
本実施形態例では、図2(b)に示すように、2つの仕様のセンサをリバース連動動作によって鏡面が下がったときに、上下センサ7の摺動子から出力される検出出力電圧が高くなるA型と低くなるB型とに設定するようにする。これにより、リバース連動動作時の検出出力電圧が上がるか下がるかで仕様の異なりを判定することができる。
このような設定は、定数変換手段9を用いてセンサのポテンショメータの抵抗体の両端にかかる電圧の極性を変えることで実現できるし、また、センサ自体に設定機能を設けても良い。
これにより、コントローラ1の演算制御装置13の角度センサ仕様特定機能131は、検出出力電圧の変化方向の正負だけで2つの仕様を確実に区別することができる。
このように自動判定した後、その判定に基づいて演算制御装置13の仕様別制御機能132は、記憶手段に予め記憶されている仕様を用いて鏡面角度を制御することができる。
なお、本実施形態例の場合、上下センサ7のみで、2種類のセンサを判定することができ、2種類のセンサを判別する場合には、図2(a)に示した左右センサ8のセンサ出力電圧の出力は判別に用いる必要はない。
このように、本発明の第1実施形態例では、コントローラ1でセンサの仕様を自動判定することで、センサ仕様が2種類あるアウタードアミラーであってもコントローラ1は1種類で共用することができ、コントローラ1を様々な設定に作り分ける必要もなく、誤組付け防止対策のためのコストも発生しないので、その分、製造コストを下げることができる。
図3に、本発明の第2実施形態例におけるリバース連動動作でのセンサ出力電圧の変化を示し、(a)は、左右センサ8のセンサ出力電圧を、(b)は、上下センサ7の出力電圧をそれぞれ示す。
本発明の第2実施形態例では、図3(b)に示すように、リバース連動動作によって鏡面が下がったときに、上下センサ7の摺動子から出力される検出出力電圧が下がるB型の場合と、図3(a)に示すように左右センサ8の摺動子から出力される検出出力電圧が下がるC型の場合とに2つの仕様のセンサを設定するようにする。これにより、リバース連動動作時に上下センサ7または左右センサ8のどちらのセンサ検出出力電圧が下がるためセンサの仕様を判別することができる。
このような設定は、定数変換手段9を用いてセンサのポテンショメータの抵抗体の両端にかかる電圧の極性を変えたり、入出力端子を切り替えることで実現できる。
なお、本実施形態例の場合、リバース連動動作時の上下センサ7に適用されるB型センサの検出出力電圧は下がるように設定され、左右センサ8に適用されるC型センサの検出出力電圧は下がるように設定されている。
これにより、コントローラ1の演算制御装置13の角度センサ仕様特定機能131は、検出出力電圧の上下方向側が下がるか左右方向側が下がるかの判定だけで2つの仕様を確実に区別することができる。
このように自動判定した後、その判定に基づいて演算制御装置13の仕様別制御機能132は、記憶手段に予め記憶されている仕様を用いて鏡面角度を制御することができる。
このように、第2実施形態例においても、コントローラ1でセンサの仕様を自動判定することで、ミラー仕様が2種類あってもコントローラ1は1種類で共用できるので、1種類で済み、誤組付けも発生しないので、その分、製造コストを下げることができる。
さらに、以上の2つの実施形態例では、上下センサ7または左右センサ8の比例定数をそれぞれ正または負に設定して判別を行うことができるので、最大4通りの異なる傾きの比例定数を設定できるため、4種類の異なる仕様の上下センサ7または左右センサ8を混同することなく、仕様を正確に判別することができる。
次に示す表1は、リバース連動動作によって鏡面が下がったときに、センサの種類ごとに、上下センサ7および左右センサ8から出力される検出出力電圧の上昇下降の組合せを示す表であり、図4はリバース連動動作での4種類のセンサの検出出力電圧の変化を示す図表である。
Figure 2008279790
表1および図4に示すように、例えば、リバース連動動作によって鏡面が下がったときに、上下センサ7の出力電圧が上昇し、左右センサ8の出力電圧が変化無しとすると、そのセンサはA型であることが特定できる。
これよって、リバース連動動作を1回実行することで、最大4種類ある上下センサ7および左右センサ8の仕様を自動判定し、センサ仕様の違いを同一のコントローラ1で吸収して、コントローラ1を上下センサ7および左右センサ8の仕様によって作り分ける必要がない電動ミラー制御装置を実現することができる。また、自動判定のため、部品組み付け時の間違いを防止することができる。このようにコントローラ1の作りわけがなく組み付け時の間違いがないため、その分コストを低減することができる。
次に、本実施形態の電動ミラー制御方法を、図5に示す電動ミラー制御方法のフローチャートに沿って説明する。なお、以下の説明では、前記の第1実施形態例を想定し、角度センサの種類は2種類である場合を説明する。
まず、準備として、角度センサ(上下センサ7および左右センサ8)の種類ごとに、出力電圧の比例定数を正または負に設定する(ステップS101:比例定数設定工程)。この設定は、定数変換手段9を用いてセンサのポテンショメータの抵抗体の両端にかかる電圧の極性を変えたり、入出力端子を切り替えることでなされる。
次に、ドライバなどがトランスミッションのリバースギアを選択すると、演算制御装置13は、リバース連動動作を実行する(ステップS102:リバース連動工程)。
このとき、角度センサ仕様特定機能131は、上下センサ7の検出出力電圧の変動(比例定数)の正負から角度センサの仕様を判定する(ステップS103:角度センサ仕様判定工程)。
検出出力電圧の比例定数が正のときは、角度センサ仕様特定機能131は、角度センサの仕様を一方側(例えば、図2におけるA型)と判定し(ステップS104)、以後、コントローラ1の仕様別制御機能132は、この一方側の角度センサ仕様に基づいて左右モータ5または上下モータ6を制御する(ステップS105:制御工程)。
一方、検出出力電圧の比例定数が負のときは、角度センサ仕様特定機能131は、角度センサの仕様を他方側(例えば、図2におけるB型)と判定して(ステップS106)、以後、コントローラ1の仕様別制御機能132は、この他方側の角度センサ仕様に基づいて左右モータ5または上下モータ6を制御する(ステップS107:制御工程)。
以上の手順により、複数の角度センサの仕様を自動判定し、センサ仕様の違いをコントローラ1で吸収して、コントローラ1を上下センサ7または左右センサ8の仕様によって作り分ける必要がなくなる。
以上、説明した本発明の好適な実施形態に係る電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法によると、複数種類のセンサを混在して電動ミラー装置を製造する場合などで、そのコストの削減に有効であり、自動車産業の分野で広く利用することができる。
本発明の電動ミラー制御装置のコントローラとその周辺装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態例におけるリバース連動動作でのセンサ出力電圧の変化を示す図表である。 本発明の第2実施形態例におけるリバース連動動作でのセンサ出力電圧の変化を示す図表である。 リバース連動動作での4種類のセンサの検出出力電圧の変化を示す図表である。 本発明の電動ミラー制御方法のフローチャートである。 同一の角度変動を異なった仕様のセンサで検出した場合の検出出力電圧の差異を示す説明図である。
符号の説明
1 コントローラ(制御手段)
2 ミラースイッチ
3 イグニッシヨンスイッチ
4 リバーススイッチ
5 左右モータ(駆動手段)
6 上下モータ(駆動手段)
7 上下センサ(角度センサ)
8 左右センサ(角度センサ)
9 定数変換手段
11 モータ駆動部
12 角度検出部
13 演算制御装置

Claims (4)

  1. 鏡面体の角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出出力電圧に基づいて前記鏡面体を傾動して鏡面角度を変える駆動手段を制御する制御手段とを備える電動ミラー制御装置であって、
    前記角度センサは、前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数が異なる複数の仕様を有し、
    前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数を正または負に変換する定数変換手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記角度センサの前記定数変換手段を介して出力される前記検出出力電圧の比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定する角度センサ仕様特定機能と、
    予め記憶されている複数の角度センサの仕様のうち前記角度センサ仕様特定機能で特定された前記角度センサの仕様に基づいて前記駆動手段を制御する仕様別制御機能とを有すること
    を特徴とする電動ミラー制御装置。
  2. 前記角度センサは、
    前記鏡面角度の上下方向に関する検出出力電圧と、左右方向に関する検出出力電圧とを別々に出力するとともに、
    前記制御手段の角度センサ仕様特定機能は、それぞれの方向について前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧のそれぞれの比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載の電動ミラー制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記駆動手段に、車両のトランスミッションのリバースギア選択時に前記鏡面を自動的に下向きに傾動するリバース傾動動作と、前記リバースギアから復帰したとき前記鏡面を元の角度に戻すリバース復帰動作とを行わせるリバース連動機能を有し、
    前記角度センサ仕様特定機能は、
    前記リバースギアが選択されて前記鏡面が下向きに傾動した時の前記角度センサの前記検出出力電圧の比例定数の正負から、前記角度センサの仕様を特定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動ミラー制御装置。
  4. 鏡面体の角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出出力電圧に基づいて前記鏡面体を傾動して鏡面角度を変える駆動手段を制御する制御手段とを備える電動ミラー制御装置における電動ミラー制御方法であって、
    前記角度センサは、その種別ごとに、前記鏡面角度に対する前記検出出力電圧の比例定数を正または負に設定され、
    車両のトランスミッションのリバースギア選択時に前記鏡面角度を自動的に下向きに傾動するリバース連動動作を実行するリバース連動工程と、
    前記リバース連動工程時の前記検出出力電圧の比例定数の正負から前記角度センサの仕様を判定する角度センサ仕様判定工程と、
    前記制御手段が予め記憶されている複数の角度センサの仕様のうち前記角度センサ仕様特定工程で特定された前記角度センサの仕様に基づいて前記駆動手段を制御する制御工程とを有すること
    を特徴とする電動ミラー制御方法。
JP2007123238A 2007-05-08 2007-05-08 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法 Expired - Fee Related JP4238272B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007123238A JP4238272B2 (ja) 2007-05-08 2007-05-08 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法
US12/113,545 US7885743B2 (en) 2007-05-08 2008-05-01 Electric mirror control device and electric mirror control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007123238A JP4238272B2 (ja) 2007-05-08 2007-05-08 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008279790A true JP2008279790A (ja) 2008-11-20
JP4238272B2 JP4238272B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=39969262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007123238A Expired - Fee Related JP4238272B2 (ja) 2007-05-08 2007-05-08 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7885743B2 (ja)
JP (1) JP4238272B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4280294B2 (ja) * 2007-05-08 2009-06-17 本田技研工業株式会社 電動ミラー制御装置およびリバース連動動作制御方法
US7911754B2 (en) 2008-01-21 2011-03-22 Biosense Webster, Inc. Detection of current leakage through opto-switches
US9010946B1 (en) 2014-06-10 2015-04-21 Seymour Setnor Automobile mirror control system

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1208243B (it) * 1987-02-11 1989-06-12 Nardino Righi Specchio retrovisore per autoveicoli
US6075370A (en) * 1998-03-27 2000-06-13 Aladdin Enterprises, Inc. Method of calibrating a potentiometer
JP2003200783A (ja) 2002-01-08 2003-07-15 Nissan Motor Co Ltd 電動ミラー制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080278786A1 (en) 2008-11-13
US7885743B2 (en) 2011-02-08
JP4238272B2 (ja) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4280294B2 (ja) 電動ミラー制御装置およびリバース連動動作制御方法
JP4238272B2 (ja) 電動ミラー制御装置および電動ミラー制御方法
JP2019188992A (ja) ステアリング装置
JP5052424B2 (ja) ミラー装置
KR102044288B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102515225B1 (ko) 조향 제어 장치 및 방법과, 조향 장치
KR102010526B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
JP4858363B2 (ja) 車両用電動ミラー制御装置
JP2003200783A (ja) 電動ミラー制御装置
KR102044287B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044000B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044278B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102043997B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044281B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102043993B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102043998B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044284B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044280B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR102044283B1 (ko) 차량용 스마트 미러 제어 장치 및 방법
KR19990075454A (ko) 차량의 전동미러 자동조절장치
JP4761798B2 (ja) 車両のステアリング制御方法
KR101749333B1 (ko) 조타 장치의 부하 감응형 구동부 제어 방법
JP2006290223A (ja) 車両用電動ミラー装置
JP2006341721A (ja) リモコン式サイドミラーの制御装置
KR20140025808A (ko) 차량의 후방 카메라 제어 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees