JP2008279255A - 外科器具と被吸収性ファスナとに対する複数部材の相互接続 - Google Patents

外科器具と被吸収性ファスナとに対する複数部材の相互接続 Download PDF

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Abstract

【課題】被吸収性のねじファスナと、外科器具の作動を防止する新たな連動システムを有する複数発射外科器具を提供すること。
【解決手段】ファスナを送達する外科器具であって、作動アセンブリを含む筐体と、筐体から遠位方向に延びている細長い管状部材430であって、細長い管状部材は、その中に複数のファスナを受け取るように、かつ、少なくとも1つのバンド450aを所持するように配置されており、少なくとも1つのバンドは、少なくとも1つのファスナの通過を可能にするための第1の位置と、最遠位ファスナを係合するための少なくとも第2の位置とを有する、細長い管状部材とを備えており、作動アセンブリの作動は、少なくとも1つのバンドの遠位面を先頭のファスナに向かって押しやり、このことが、最遠位のファスナを遠位方向に強制的に動かす、外科器具。
【選択図】図50

Description

本開示は、被吸収性ねじファスナと、組織の中にファスナを挿入する複数発射外科器具とに関する。さらに詳細には、本開示は、被吸収性のねじファスナと、外科器具の作動を防止する新たな連動システムを有する複数発射外科器具に関する。
様々な外科処置が、ファスナを組織に適用して、組織の接続を形成するか、または組織に物を固定することが可能である器具を必要としている。例えば、ヘルニアの治療処置の間、メッシュを体の組織に固定することが、多くの場合に望ましい。特定のヘルニア、例えば、直接的または間接的な鼠蹊ヘルニアにおいて、腸の一部分が、支持腹壁における欠損を通って突出し、ヘルニア嚢を形成する。欠損は、切開手術処置を使用して治療され得、該切開手術においては、比較的大きな切開が作成され、ヘルニアは、縫合によって腹壁の外から閉じられる。メッシュは、開口部の上に縫合糸を用いて取り付けられ、補強を提供する。
より侵襲性の低い外科処置が、現在、ヘルニアを治療するために利用可能である。腹腔鏡処置においては、手術は、腹腔において、小さな切開を介して行われ、一方、内視鏡処置においては、手術は、細い内視鏡チューブを介して行われるか、または体における小さな切開を介して挿入されるカニューレを介して行われる。腹腔鏡処置および内視鏡処置は、概して、体の中の深くに到達することが可能であり、かつ、腹腔鏡および内視鏡が挿入された切開またはチューブを用いて密閉するように構成された長くて細い器具を必要とする。さらに、器具は、概して、遠隔、すなわち、体の外側から作動させることが可能である。
現在、ヘルニアの治療のための内視鏡技術は、外科ステープルまたはクリップなどのファスナを利用し、組織にメッシュを固定し、組織の再成長のために修復箇所および構造における補強を提供する。ステープルまたはクリップは、組織およびメッシュに対して圧縮され、2つを共に固定する。
ヘルニアの治療のような処置の間に、メッシュを組織に付着する際の使用に適した1つの他のタイプのファスナおよび外科器具は、組織を貫通する先端において終了する螺旋状に巻かれた本体部分を有するコイルファスナである。器具は、これらの螺旋状に巻かれたファスナを組織の中で回転するように開発されている。このタイプの外科ファスナおよび外科器具の例が、共有に係る特許文献1に開示されている。
米国特許第5,830,221号明細書
本開示の外科ねじファスナは、概して、ヘッドを含み、先細シャフトが、ヘッドから遠位方向に延びている。のこ歯ねじは、先細シャフトに沿って延びており、丸い先端において終了する。一実施形態において、一対の対向するスロットが、ヘッドの中に形成されている。さらなる対の対向するスロットがまた、のこ歯ねじに沿って縦に形成され得る。ヘッドと、先細シャフトとは、外科器具の噛合部分の受け取りのために貫通ボアを画定する。のこ歯ねじは、平坦な近位対面表面と円錐形の遠位対面表面とを有する。一実施形態において、ねじファスナは、非吸収性である。のこ歯ねじの最近位のねじ山と、ヘッドの遠位対面表面とが、補綴物の受け取りのためのギャップを画定する。
本体と、本体から遠位方向に延びている細長い管状部材とを有する外科器具がまた、開示されている。細長い管状部材が、本体に対して長手方向に動くことができる。本体は、細長い管状部材に含まれるコンポーネントに回転運動を提供するために、歯車列とかさ歯車アセンブリとを含む。外科器具は、ロックアウト部材を含み、該ロックアウト部材は、歯車列とかさ歯車アセンブリとの運動を防止する。本体に対する細長い管状部材の運動は、ロックアウト部材を脱着し、歯車列とかさ歯車アセンブリとの運動を可能にする。
一実施形態において、外科器具は、ドライバアセンブリと、複数のファスナを含むカートリッジアセンブリとを含む。ドライバアセンブリは、細長い管状部材から標的組織の中にファスナを駆動する。外科器具は、ドライバアセンブリとカートリッジアセンブリと関連付けられるソケットを含む。ソケットに提供されるピンは、ロックアウト機構と係合可能である。一実施形態において、ロックアウト機構は、ピンと係合可能なフックを含み、ソケットの運動を防止する。
歯車アセンブリと、歯車アセンブリと関連付けられるかさ歯車アセンブリとを有するハンドルを含む外科器具がまた、開示される。細長い管状部材は、ハンドルから遠位方向に延びている。外科器具はまた、かさ歯車アセンブリから歯車アセンブリを脱着するように構成されたリンク部材を含む。リンク部材は、カムを含み、該カムは、歯車アセンブリと関連付けられるクラッチと係合可能である。
一実施形態において、カートリッジアセンブリは、少なくとも1つの長手方向に延びているビームを含み、該ビームは、外科ファスナに形成された対応するスロットと係合可能である。トルク部材が、ドライバと関連付けられており、かつ、外科ファスナを組織の中に駆動するために、外科ファスナとも係合可能である。
本発明はさらに以下の手段を提供する
(項目1)
ファスナを送達する外科器具であって、
作動アセンブリを含む筐体と、
該筐体から遠位方向に延びている細長い管状部材であって、該細長い管状部材は、その中に複数のファスナを受け取るように、かつ、少なくとも1つのバンドを所持するように配置されており、該少なくとも1つのバンドは、少なくとも1つのファスナの通過を可能にするための第1の位置と、最遠位ファスナを係合するための少なくとも第2の位置とを有する、細長い管状部材と
を備えており、
該作動アセンブリの作動は、該少なくとも1つのバンドの遠位面を先頭のファスナに向かって押しやり、このことが、該最遠位のファスナを遠位方向に強制的に動かす、外科器具。
(項目2)
上記筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを含み、該可動ハンドルを該固定ハンドルに向かって動かすことが、作動アセンブリを作動させて、上記最遠位ファスナを遠位に動かす、項目1に記載の外科器具。
(項目3)
上記可動ハンドルおよび上記作動アセンブリの一部分を機械的に協働し、その両者の間に機械接続を提供するラックをさらに含む、項目2に記載の外科器具。
(項目4)
上記筐体の中に少なくとも部分的に配置され、かつ、上記細長い管状部材と上記最遠位ファスナとを回転するために作動可能である歯車アセンブリをさらに含む、項目1に記載の外科器具。
(項目5)
上記筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを含み、該可動ハンドルを該固定ハンドルに向かって動かすことが、上記作動アセンブリと上記歯車アセンブリとを作動し、上記最遠位ファスナを遠位方向に動かし、かつ、該最遠位ファスナを回転し、それによって、完全な作動ストロークは、該可動ハンドルを動かすことによって、該細長い管状部材から該最遠位ファスナを排出するために充分な距離を画定される、項目4に記載の外科器具。
(項目6)
上記歯車アセンブリは、遊星歯車と、それと機械的に係合してそれに配置された複数の遊星とを含み、該遊星歯車と該複数の遊星とは、完全な作動ストロークに応答して、上記最遠位ファスナを複数回回転させることを可能にする、項目5に記載の外科器具。
(項目7)
上記遊星歯車と上記複数の遊星とが、完全な作動ストロークに応答して、上記最遠位ファスナを約11回回転させることを可能にする、項目6に記載の外科器具。
(項目8)
上記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、上記作動アセンブリは、作動前の位置に戻る、項目5に記載の外科器具。
(項目9)
上記歯車アセンブリの一部分と機械的に協働するように配置された歯止めをさらに含み、該歯止めは、完全な作動ストロークを実行し終えるまで、上記可動ハンドルが、発射前の位置に動くこと防止する、項目5に記載の外科器具。
(項目10)
上記歯車アセンブリの一部分と機械的に係合しているクラッチをさらに含み、上記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、該クラッチは、該細長い管状部材が反対方向に回転することを防止する、項目5に記載の外科器具。
(項目11)
上記細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトをさらに含み、該ロックアウトは、それが上記可動ハンドルの近位方向の運動を防止する第1の位置から、それが該可動ハンドルの近位方向の移動を可能にする第2の位置まで動くことができ、これによって、適切な量の遠位方向の圧力を外科器具の表面に適用することが、該ロックアウトをそれの第1の位置から第2の位置に動かす、項目1に記載の外科器具。
(項目12)
上記細長い管状部材の中に少なくとも部分的には配置されたイントロデューサをさらに含む、項目1に記載の外科器具。
(項目13)
上記細長い管状部材が、その中にファスナを全く含まないことを示す視覚インジケータをさらに含む、項目1に記載の外科器具。
(項目14)
ファスナを送達する外科器具であって、
作動アセンブリと歯車アセンブリとを含む筐体と、
該筐体から遠位方向に延び、外側チューブと内側チューブとを含む細長い管状部材であって、該細長い管状部材は、その中に少なくとも1つのファスナを受け取るように構成されている、細長い管状部材と、
該筐体と機械的に協働し、固定ハンドルと可動ハンドルとを含むハンドルアセンブリであって、該可動ハンドルは、発射前の位置と作動された位置との間で動くことができる、ハンドルアセンブリと、
該細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトであって、該ロックアウトは、それが該可動ハンドルと該固定ハンドルとの間の相対運動を防止する第1の位置から、それが該固定ハンドルに対する該可動ハンドルの相対運動を可能にする第2の位置まで動くことができ、それによって、該外側チューブを距離xだけ遠位方向に動かすことが、ロックアウトをそれの第1の位置から第2の位置まで動かす、ロックアウトと
を備えており、
該可動ハンドルをそれの発射前の位置から作動された位置に向かって動かすことが、該作動アセンブリを作動し、該作動アセンブリは、最遠位ファスナを押しやって、遠位方向に動かし、該歯車アセンブリを作動し、該歯車アセンブリは、該最遠位ファスナを回転させ、完全な作動ストロークは、該可動ハンドルを動かすことによって、該細長い管状部材から該最遠位ファスナを排出するために充分な距離を画定される、外科器具。
(項目15)
上記細長い管状部材の中に少なくとも部分的に配置されているイントロデューサをさらに備えている、項目14に記載の外科器具。
(項目16)
上記細長い管状部材は、少なくとも1つのバンドを所持するように配置されており、該少なくとも1つのバンドは、少なくとも1つのファスナの通過を可能にするための第1の位置と、最遠位ファスナを係合するための少なくとも第2の位置とを有しており、該作動アセンブリの作動は、該少なくとも1つのバンドの遠位面を先頭のファスナに向かって押しやり、それによって該最遠位のファスナを遠位方向に強制的に動かす、項目14に記載の外科器具。
(項目17)
上記歯車アセンブリは、遊星歯車と、それと機械的に係合して配置された複数の遊星とを含み、該遊星歯車と該複数の遊星とは、完全な作動ストロークに応答して、上記最遠位ファスナを複数回回転させることを可能にする、項目14に記載の外科器具。
(項目18)
上記歯車アセンブリの一部分と機械的に協働するように配置された歯止めをさらに含み、該歯止めは、完全な作動ストロークを実行し終えるまで、上記可動ハンドルが、発射前の位置に動くこと防止する、項目14に記載の外科器具。
(項目19)
上記歯車アセンブリの一部分と機械的に係合しているクラッチをさらに含み、上記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、該クラッチは、該細長い管状部材が反対方向に回転することを防止する、項目14に記載の外科器具。
(項目20)
上記可動ハンドルは、それの発射前の位置に偏向されている、項目14に記載の外科器具。
(項目21)
上記歯車アセンブリは、第1の軸に配置された第1のかさ歯車と、第2の軸に配置された第2のかさ歯車とを含み、該第1の軸は、該第2の軸に対して横方向である、項目14に記載の外科器具。
(項目22)
外科ファスナを送達する方法であって、
外科器具を提供することであって、該外科器具は、
作動アセンブリと歯車アセンブリとを有する筐体であって、該筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを有する、筐体と、
該筐体から遠位方向に延び、中に少なくとも1つのファスナを受け取るように構成されている細長い管状部材と、
該細長い管状部材の中に少なくとも部分的には配置されたイントロデューサと
を含む、ことと、
該イントロデューサを該細長い管状部材から前進させることと、
該イントロデューサを越えて最遠位ファスナを前進させることと
を包含する、方法。
(項目23)
上記外科器具は、上記細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトをさらに含み、該ロックアウトは、それが上記可動ハンドルの近位方向の運動を防止する第1の位置から、それが該可動ハンドルの近位方向の移動を可能にする第2の位置まで動くことができる、項目22に記載の方法。
(項目24)
上記イントロデューサを前進させる上記ステップの前に、上記ロックアウトを、それの第1の位置から第2の位置に動かすステップをさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
上記ロックアウトは、上記細長い管状部材の少なくとも一部分を近位方向に移動することによって、それの第1の位置から第2の位置に動かされる、項目24に記載の方法。
(項目26)
外科ファスナを送達するシステムであって、
該外科ファスナは、
外科器具であって、該外科器具は、
作動アセンブリと歯車アセンブリとを有する筐体であって、該筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを有する、筐体と、
該筐体から遠位方向に延び、中に少なくとも1つのファスナを受け取るように構成されている細長い管状部材と、
該細長い管状部材の中に少なくとも部分的には配置されたイントロデューサと
を含む、外科器具と、
該イントロデューサを該細長い管状部材から前進させる手段と、
該イントロデューサを越えて最遠位ファスナを前進させる手段と
を備える、システム。
(項目27)
前記外科器具は、前記細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトをさらに含み、該ロックアウトは、それが前記可動ハンドルの近位方向の運動を防止する第1の位置から、それが該可動ハンドルの近位方向の移動を可能にする第2の位置まで動くことができる、項目26に記載のシステム。
(項目28)
前記イントロデューサを前進させる前に、前記ロックアウトは、それの第1の位置から第2の位置に動かされる、項目27に記載のシステム。
(項目29)
前記ロックアウトは、前記細長い管状部材の少なくとも一部分を近位方向に移動することによって、それの第1の位置から第2の位置に動かされる、項目24に記載のシステム。
(摘要)
ヘッドと、ヘッドから遠位方向に延びている先細シャフトとを含む被吸収性外科ねじファスナが提供される。のこ歯ねじが、先細シャフトの周りに提供され、ファスナを組織の中に固定する。ファスナは、ヘッドおよびのこ歯ねじにおいて形成されたスロットを含む。ギャップが、ヘッドにおけるのこ歯ねじの間に提供され、補綴物を固定する。新たなロックアウト構造を有し、偶発的な作動を防止する外科器具がまた、提供される。
本開示の被吸収性ファスナと外科器具との様々な実施形態が、本明細書において図面を参照に開示される。
本開示の被吸収性ねじファスナと複数発射外科器具との実施形態が、図面を参照にして詳細に記述されており、図面においては、同様な数字は、いくつかの図面のそれぞれにおける同一の要素または対応する要素を示す。当該分野においては一般的であるように、用語「近位」は、ユーザまたはオペレータ、例えば、外科医または内科医により近い部分またはコンポーネントを指すが、用語「遠位」は、ユーザからより遠くに離れた部分またはコンポーネントを指す。
図1A〜図1Eは、本開示の被吸収性ねじファスナの実施形態を例示する。最初に、図1Aを参照すると、開示された被吸収性ねじファスナ10は、概して、ヘッド12を含み、ヘッド12から遠位方向に延びている先細シャフト14を有する。ヘッド12は、概ね縮められたプロフィールを有し、高いプロフィールのヘッドを有するファスナが使用されたときの潜在的な不快感または炎症を減少させる。一連ののこ歯ねじ16が、先細シャフト14に沿って延びている。のこ歯ねじ16は、概して、平坦な近位対向表面18と概ね円錐形の遠位対向表面20とを有する。平坦な近位対向表面18は、より広い表面積を提供し、ファスナ10の移動を防止し、円錐形の遠位対向表面10は、組織の中への挿入の容易さを高める。のこ歯ねじ16は、概ね丸い遠位端22で終了し、該概ね丸い遠位端22はまた、組織の中への挿入を容易にする。一実施形態において、のこ歯ねじ16は、ファスナに充分なねじ山を提供し、組織からの移動を防止するために、1インチ当たり約0.045スレッドのピッチを有する。1つのタイプのファスナが、共有に係る米国特許出願第11/113,879号(代理人整理番号第H−US−00178(203−4349))の様々な実施形態に開示されている。
ここで、図1Bおよび図1Cを参照すると、のこ歯ねじ16の近位端は、平坦な表面24を有し、該平坦な表面24は、ヘッド12の遠位面26から間隔を空けられ、その間にギャップ28を画定する。ギャップ28は、組織に適用される補綴物、例えば、外科用メッシュなどのための空間を提供するように設計されている。
図1A、図1Dおよび図1Eに最良に示されているように、ファスナ10は、トルクスロット30を提供されており、該トルクスロット30は、複数発射外科器具の駆動アセンブリの部材を係合するように構成されている。トルクスロット30は、ヘッド12に形成されるヘッドスロット32と、のこ歯ねじ16に形成されるねじ山スロット34とを含む。代替の実施形態において、ねじ山スロット34は省かれ、駆動アセンブリとの係合のためにヘッドスロット32だけを残し得る。示されているように、ファスナ10は、貫通ボア36を有し、該貫通ボア36は、外科器具の中でファスナ10を前進させるために、ファスナ10が複数発射外科器具の接触部分に沿って乗ることを可能にする。
ここで、図2から図5を参照すると、組織にファスナ10を取り付ける複数発射外科器具50の実施形態が開示されている。外科器具50は、概して、本体52を含み、本体52に可動に据え付けられたトリガ54を有する。例示された図において、本体52は、内部コンポーネントを見るために開いた部分を示されているが、しかしながら、実際の商業的実施形態は、外科器具50の内部コンポーネントを完全に囲む本体52を有することが考えられる。外科器具50は、本体52から遠位方向に延びている外側管状部材56を有する。外側管状部材56は、本体52に可動に据え付けられている。特に、外側管状部材56は、本体52に対して遠位方向および近位方向に限られた距離を動き得る。外側管状部材56は、以下でさらに詳細に開示されるようなファスナカートリッジサブアセンブリと駆動サブアセンブリとを囲む。
ここで、図4を参照すると、外科器具50は歯車列58を含み、該歯車列58は、トリガ54の直線運動を、外側管状部材56の中での回転運動に変換するように設計されている。図4にまた示されているように、外科器具50は、ロックアウト部材60を含む新たなロックアウト機構を含み、該ロックアウト部材60は、バネ62によって本体52の中で偏向されている。ロックアウト部材60は、歯車列58を抑制または「ロック」するために提供され、その結果、外側管状部材56が近位の位置に動かされるまで、外科器具50の作動を防止する。
図5、図6および図7は、外科器具50の底側、前側、および後側からそれぞれ見たような外科器具50を例示する。歯車列58は、図5および図7において視認可能である。ロックアウト部材60の一部分とロックアウトバネ62とがまた、図5において視認可能である。
ここで、図8を参照すると、内部ハンドルコンポーネントの詳細が、ここで記述される。上に記述されたように、ロックアウト部材60は、外側管状部材56がハンドル52の中の近位の位置に動かされるようなときまで歯車列58を動けなくするために提供される。これは、外側管状部材56が組織に押し込まれるまで、外科器具50が作動され得ないことを確実にする。これは、ファスナ10のあらゆる偶発的な排出を回避し、外側管状部材56の遠位端が、メッシュおよび/または組織に対して適切に配置されることを確実にする。ロックアウト部材60は、概して、ベースプレート64を含み、それを貫通するボア66を有する。ベースプレート64は、外側管状部材56の近位端が偏向され得る表面を提供する。ボア66は、様々なドライバサブアセンブリおよびカートリッジサブアセンブリが、以下でさらに詳細に記述されるように、その中を通って動くことを可能にする。ロックアウト部材60は、近位方向に延びているアーム68をさらに含み、該近位方向に伸びているアーム68は、フック70において終了する。フック70は、トルクピン72を係合し、歯車列58の回転を防止するように構成されている。上に記述されているように、ロックアウトバネ62は、ロックアウト部材60を最遠位の位置に偏向され、従って、外側管状部材56を本体に対して遠位方向に偏向される。
一対のリング74が、ソケット76を回転可能に支持するように提供される。特に、リング74内に形成される突起78は、ソケット76に形成されるソケット溝80と協働する。リンク82が提供されており、トリガ54が近位方向に完全に引かれ、ファスナ10が排出された後に、該リンク82は、リング74を支持することと、歯車列58を使用不可にすることとを含むいくつかの機能を務める。リンク82は、ブラケット84を含み、該ブラケット84は、リング74のリングピン86を係合するように構成されている。リンク82は、近位方向に延びているアーム90をさらに含み、該近位方向に延びているアーム90は、クラッチカム92において終了する。クラッチカム92は、歯車列58と関連付けられるかさ歯車からクラッチを脱着するように構成されている。スロット94がリンク82に提供され、リンク82が上側に旋回して、クラッチカム92をクラッチと係合することを可能にする。
ベベルピニオン96が提供され、以下でさらに詳細に記述されるように、外側管状部材56を通って延びている駆動アセンブリコンポーネントを係合する。ベベルピニオン96は、ベベルティース98を含み、該ベベルティース98は、駆動列58のコンポーネントを係合するように提供される。ベベルピニオン96は、ベベルティース98から遠位方向に延びているチューブ100を含み、ソケット76の中で、回転可能にかつ長手方向に動くことができる。ベベルピニオン96はまた、ニードルアセンブリと関連付けられるコンポーネントを受け取る貫通ボア102を含む。特に、ニードルカップリング104は、ベベルピニオン96の中で、回転可能にかつ長手方向に動くことができ、かつ、外側管状部材56を通って延びているニードルの近位端に取り付け、ニードルが外側管状部材56の中で長手方向に動くことを可能にするように提供される。ニードルカップリング104は、ニードルカップリング104と関連付けられるニードルバネ106を有し、本体52の中でニードルカップリング104を偏向させる。ニードルピン108が、ニードルカップリング104内の近位スロット110を通って延び、本体52の中でのニードルカップリング104の近位方向の移動距離と遠位方向の移動距離とを制限する。
上に記述されたように、トリガ54が本体52内に旋回可能に据え付けられている。トリガ54は、トリガピン112に据え付けられており、該トリガピン112は、本体52の両方の半分に付着される。トリガバネ(この実施形態においては明確に示されていない)がまた、本体52の中に提供され、外科器具50の作動の前に、開いた位置、すなわち引き込まれていない位置にトリガ54を偏向させる。トリガ54は、歯車列58のコンポーネントを係合するように構成されたトリガ歯車114を提供される。
歯車列58は、様々なコンポーネントを含み、該様々なコンポーネントは、トリガ54の直線運動を歯車列58の回転運動に変え、それにより外科器具50と関連付けられる駆動アセンブリに伝えるために共に機能する。歯車列58は、組合せ歯車116を含み、該組合せ歯車116は、いくつかの機能を務める。組合せ歯車116は、トリガ平歯車118を含み、該トリガ平歯車118は、トリガ54のトリガ歯車114と係合可能である。歯車プレート120が本体52の中に提供されており、様々な歯車アセンブリを支持する。組合せ歯車116は、歯車プレート120を通って延びているDピン122によって本体52の中に提供される。組合せ歯車116は、ラチェット特徴を含み、該ラチェット特徴は、歯止め124と共に機能し、トリガ54が完全に押し下げられるまで、組合せ歯車116の逆回転を防止する。歯止め124は、歯止めバネ126によって、組合せ歯車116と係合するように偏向させる。歯止め124は、歯止めピン128によって、本体52の中で支持される。
組合せ歯車116は、第1の10歯の歯車130と係合される。第1の10歯の歯車130は、カップリング132に据え付けられており、該カップリング132は、歯車プレート120を通って延びる。27歯の歯車134が、歯車プレート120の反対側に提供され、カップリング132に据え付けられる。第2の10歯の歯車136がDピン122に据え付けられ、27歯の歯車134と係合可能となる。クラッチ138は、Dピン122の一端に据え付けられており、その結果、Dピン122の回転が、本体52の中でクラッチ138を回転する。大きなかさ歯車140がクラッチ138と係合可能であり、クラッチ138の回転運動をベベルピニオン96に伝える。歯車バネ142はクラッチ138を偏向させ、大きなかさ歯車140と係合させる。本体52内のリセス144は、外科器具50の中で大きなかさ歯車140を回転するように支持する。上で述べられたように、リンク90に提供されたクラッチカム92は、完全な作動ストロークの後に、クラッチ138が大きなかさ歯車140から脱着され、歯車列58から外科器具50の駆動アセンブリを分離することを可能にする。
ここで、図9を参照すると、歯車列58のさらなる詳細が記述されている。上に示されたように、組合せ歯車116は、Dピン122に回転可能に据え付けられる。組合せ歯車116は、円形の貫通ボア150を含み、その結果、組合せ歯車116がDピン122の上で自由に回転し得る。組合せ歯車116のトリガ平歯車118は、ティース152を含み、該ティース152は、トリガ歯車114と係合可能である。従って、トリガ54が旋回させられると、トリガ平歯車118はティース152を係合し、歯車列58の回転を開始する。
上に記述されたように、組合せ歯車116は、ラチェット特徴の機能を含む様々な機能を提供する。ラチェット特徴154は、歯止め124のコンポーネントと組合せ歯車116のコンポーネントとを含む。特に、組合せ歯車116は、鋸歯状表面156と平滑な表面158とを含む。歯止め124は、トゥースまたは先端160を有し、該トゥースまたは先端160は、鋸歯状表面156および平滑な表面158に乗るように構成されている。鋸歯状表面156に乗っているときであり、かつ、トリガ54が押し下げられて、組合せ歯車116が時計回りに回転させられると、組合せ歯車116が反時計回り方向に回転し得ないように、先端160は向けられている。トリガ54が完全に押し下げられると、先端160は、平滑な表面158に乗り、トリガ54が最初の位置に戻ることを可能にし得る。上に記述されたように、歯止め124は、歯止めピン128に回転可能に据え付けられる。歯止めピン128の一方の端部は、歯止め124の中のボア162を通って延び、歯止めピン128の反対の端部は、歯車プレート120の中の穴164の中に据え付けられる。
組合せ歯車154の回転運動を歯車列の58の残りのコンポーネントに伝えるために、組合せ歯車154は、歯166を含み、該歯166は、第1の10歯の歯車130における歯168と係合可能である。第1の10歯の歯車130は、D字形ボア170を含み、該D字形ボア170は、カップリング132の片側から延びているD字形ピン174に据え付けるように構成され、その結果、第1の10歯の歯車130が、カップリング132と共に回転する。カップリング132は、第2のD字形ピン174を含み、該D字形ピン174は、歯車プレート120内の穴176を通って延びている。D字形ピン174は、27歯の歯車134のD字形ボア178を係合し、その結果、27歯の歯車134が、カップリング132と共に回転する。27歯の歯車134は、ティース180を含み、該ティース180は、第2の10歯の歯車136におけるティース182と係合可能である。Dピン122は、歯車プレート120内の穴184を通って延び、第2の10歯の歯車136内のD字形の穴186の中で係合可能である。Dピン122は、クラッチバネ142を通り、かつ、クラッチ138内のD字形の穴188を通って続く。Dピン122は、大きなかさ歯車140内に形成される穴190を通って、本体52内のリセスの中に続く。
一連のティース192が、大きなかさ歯車140に形成され、ベベルピニオン96のティース98を係合するように構成されており、該ベベルピニオン96は、歯車列58の回転運動を、ベベルピニオン96に対して約90°の角度で伝え、従って、外側管状部材56の中に含まれるカートリッジのコンポーネントおよび駆動アセンブリのコンポーネントに対して約90°の角度で伝えられることを可能にする。
歯車プレート120はまた、ラック146から延びているシャフトまたはピン(非表示)の受け取りのためのスロット194を含み、ラック146の直線運動を歯車プレート120の片側から歯車プレート120の反対側に伝えることに留意されたい。このピンは、リンク82内のスロット94を係合し、本体52の中で長手方向にリンク82を動かすように構成されている。
上に記述されたように、クラッチ138はかさ歯車140と係合可能であり、かつ、脱着可能であり、クラッチ138が、大きなかさ歯車140と係合されたときに、大きなかさ歯車140の回転を可能にする。従って、クラッチ138は、一連の連動ティースまたは突起196とリセス198とを含み、該一連の連動ティースまたは突起196とリセス198とは、大きなかさ歯車140における対応する突起200とリセス202とに噛み合う。従って、トリガ54が作動の間に圧搾されると、組み合わせギア116に伝えられる回転は、大きなかさ歯車140の回転に変えられる。トリガ54の動きを大きなかさ歯車140に伝えるための、歯車プレート120のいずれかの側における複数の平行な歯車の組の使用が、全ての噛み合う歯車のピッチの直径を隙間のないように保つことによって歯車の効率を良くする。
ここで、図10を参照すると、外科器具50の遠位端の様々な構成要素の特定の詳細が開示されている。上に記述されたように、外科器具50は、本体52から遠位方向に延びている外側管状部材56を含む。外側管状部材56は、限定された所定の距離にわたって、本体52に対して長手方向に動くように構成されている。外側管状部材56は、開いた遠位端204と開いた近位端206とを含む。外側管状部材56の近位端に隣接したフラット208が、本体52の中の外側管状部材56の長手方向の動きを可能にする。
外側管状部材56の中に、カートリッジサブアセンブリ210とドライバサブアセンブリ212とが含まれる。カートリッジサブアセンブリ210は、概して、近位中空チューブ214と、一対の平行なビーム216と、遠位中空チューブ218とを含む。一対のスロット220が、近位中空チューブ214に提供され、ビーム216の近位端222を係合する。一対のスロット224が、遠位中空チューブ218に提供され、段を付けて細くされた遠位端226を係合する。
ドライバサブアセンブリ212は、概して、遠位端232にタブ230を有する中空チューブ228を含む。タブ230は、組織の中に外科ファスナ10を回転させるために、トルクリング234を係合するように構成されている。タブ230は、トルクリング234内のスロット236を係合する。近位スロット238が、以下でさらに詳細に記述されるようなトルクピンの受け取りのために、中空チューブ228に提供される。
複数のファスナ10が、カートリッジサブアセンブリ210の中に含まれる。ファスナ10は、圧縮バネ240によって、カートリッジサブアセンブリ210の中で遠位方向に偏向される。プッシャ242が、圧縮バネ240とファスナ10との間に提供される。
ニードル244がまた、外側管状部材56の中に含まれ、本体52に対して長手方向に動くことができる。ニードル244は、ファスナ10の挿入に先立ち、メッシュおよび組織を貫くことを容易にするために提供される。ニードル244は、尖った遠位先端246と、遠位先端246の近くの保持特徴248とを含み、該保持特徴248の目的は、以下でさらに詳細に述べられる。ニードル244はまた、ニードルカップリング104との係合のための近位フック250を含む。
ここで、図11〜図17を参照すると、外科器具50は、様々な組み立てられた構成で示されており、明確さの目的で特定の部品を取り外されている。最初に図11を参照すると、外科器具50は、1つの本体半分を取り外して示されている。外科器具50は、最初の発射前の状態にあり、外側管状部材56とロックアウト68とが最遠位の位置にある。細長い管状部材56のフラット208もまた、本体半分52に対して最遠位の位置にある。フック70はトルクピン72を束縛し、該トルクピン72は、ソケット76に圧入されている。示されているように、トリガ54はまだ動かされておらず、その結果、トリガ歯車114は、組合せ歯車116におけるトリガ平歯車118に対して最初の位置にある。
ここで、図12を参照すると、外科器具50が、両方の本体半分52を取り外して例示されている。クラッチ138は、大きなかさ歯車140と係合されて示されており、大きなかさ歯車140のティース192は、ベベルピニオン96のティース98と係合されて示されている。歯止め124は、組合せ歯車116と係合されて示されている。穴252は、その中を通るニードルピン108の受け取りのために、歯車プレート120を貫通して提供される。上に記述されたように、ニードルピン108は、ニードルカップリング104内のスロット110の中に延びており、ニードル244が本体52に対して近位方向および遠位方向に動くことを可能にする。ロックアウト部材60もまた、最遠位の位置に示されており、フック70がトルクピン72を係合している。
図13は、両方の本体半分52を取り外して、外科器具50を背後から例示している。示されているように、クラッチ138は、大きなかさ歯車140と係合されている。リンク82は、最近位の位置にあり、クラッチカム92は、クラッチ138から離れている。上に示されたように、リンク82は、ラック146の運動に応答して、本体52を介した直線運動が可能である。特に、ラック146は、シャフト254を含み、該シャフト254は、歯車プレート120内のスロット194を通って、リンク82のスロット94の中に延びている。ラック146が遠位方向または近位方向に動くにつれ、ラック146は、自身と共にリンク82を運ぶ。リンク82が最遠位の位置に到達したときに、スロット94はまた、リンク82、特に、クラッチカム92が、上方向に旋回することを可能にするように提供される。最遠位の位置において、クラッチカム92は、大きなかさ歯車140から離れるように、クラッチ138をカム作用で動かし、大きなかさ歯車140から歯車列58を離し、大きなかさ歯車140が回転することなく、歯止め124をリセットすることを可能にする。
ここで、図14を参照すると、外科器具50が、1つの本体半分52が取り除かれて、側面から示されている。リンク82は、最近位の位置にあり、ロックアウト部材60は、ロックアウトバネ62の偏向に対して最遠位の位置にある。さらに、ベースプレート64は、外側管状部材56を最遠位の位置に偏向される。上に示されたように、外側管状部材56におけるスロット208は、本体52に対する外側管状部材56の限られた範囲の長手方向の運動を可能にする。さらに、上に記述されたように、リンク82は、ソケット76の周りに付着されたリング74によって、ソケット80に接続される。リング74におけるリングピン86は、リンク82におけるブラケットスロット88を通って延びている。従って、リンク82が遠位方向に動くと、ソケット76もまた、本体52を通って遠位方向に動かされる。
図15を参照すると、外科器具50が、両方の本体半分が側面全体から取り外されて例示されている。大きなかさ歯車140は、明快さの目的で、この図には示されていない。上に示されたように、リング74は突起78によってソケット76を係合および支持し、該突起78は、ソケット76における溝80の中に延びている。示されているように、外側管状部材56は、ロックアウト部材60のベースプレート64に抵抗して、かつ、ロックアウトバネ62の偏向に抵抗して近位方向に押されている。これは、外科器具50の作動に先立つ、メッシュおよび/または組織に対する外側管状部材56の最初の位置に対応する。ロックアウト部材60のフック70は、トルクピン72から動いて外され、外科器具50の最初の作動の際に、ソケット76が回転することを可能にする。ピン252はまだ、ニードルカップリング104におけるスロット110の中の最近位の位置にある。
カートリッジサブアセンブリ210とドライバサブアセンブリ212とはそれぞれ、トルクピン72によってソケット76に留められることに留意されたい。これが、以下で記述されるように、ソケット76と共に、サブアセンブリを回転し、直線状に動かすことを可能にする。
ここで、図16を参照すると、ニードルカップリング104とベベルピニオン96との間の内部接続が、記述されている。ファスナ10が、メッシュおよび/または組織を通って挿入されるように、ニードル244が使用され、メッシュおよび/または組織を通る最初の穴を開ける。ベベルピニオン96の回転は、ベベルピニオン96に対して遠位方向および近位方向にニードルカップリング104を動かす。ニードルカップリング104は、近位方向に約3.5mmの距離を動き得る。ニードルカップリング104におけるねじ山258が、ベベルピニオン96におけるねじ山260から脱着したとき、ニードルカップリング104は、直線運動を終える。カップリングバネ106は、ニードル244が引っ込められた後のシーケンスまで、ニードルカップリング104がベベルピニオン96を再係合することを防止する。
ニードルピン108が、ニードルカップリング104内のスロット110を通って延びるので、ニードルカップリング104は、ベベルピニオン96と共に回転し得ない。さらに、スロット110は、ニードルカップリング104の遠位方向の移動および近位方向の移動を制限し、従って、ニードル244の遠位方向の移動および近位方向の移動を制限する。ベベルピニオン96は、ソケット76のスロット(明確には表示せず)に適合されており、このことが、ソケット76の平行移動を可能にする。ニードルカップリング104がベベルピニオン96から脱着されたときには、ソケット76は回転して、直線状に移動を続け得る。これが、ファスナ10を回転させ、ニードル244よりも遠くに移動することを可能にする。上に記述されたように、ニードル244は、ニードルカップリング104からカートリッジサブアセンブリ210とドライバサブアセンブリ212とをそれぞれ通って、外科器具50の遠位端に延びている。
ここで、図17を参照すると、外科器具50の様々な組み立てられたコンポーネントが、上側から見ることができる。示されているように、外側管状部材56が標的エリアを係合し、近位方向に動くにつれて、ロックアウト部材60が近位方向に偏向されるようなときまで、ロックアウト部材60は、ドライバサブアセンブリ210の外側表面に乗り、運動に抵抗して、ソケット76におけるトルクピン72を束縛する。上に記述されたように、組み合わせギア116は、平歯車262を含み、該平歯車262は、ラック148を係合し、本体52の中で近位方向および遠位方向にラック148を動かす。
図18を参照すると、外側管状部材56は、ファスナ10とニードル244とを示すために、遠位端においては断面図で示されている。上に記述されたように、ドライバサブアセンブリ212は、近位端にスロット238を有する中空チューブ228を有する。トルクリング234は、中空チューブ238の遠位端232に隣接して配置されている。トルクリング234は、カートリッジアセンブリ210におけるタブ237(図29を参照)、およびドライバアセンブリ228の遠位端におけるタブ230との係合のためのスロット236を含む。スロット236とタブ230、237との間の相互作用は、カートリッジビーム216とトルクリング234との遠位の整列を助ける。
カートリッジサブアセンブリ210は、図19においては組み立てられた状態で例示されている。上に記述されたように、カートリッジアセンブリ210は、近位チューブ214と、近位チューブ214から遠位方向に延びている一対のビーム216と、ビーム216の反対側の端部に付着される中空遠位チューブ218とを含む。ファスナ10は、ビーム216とトルクスロット30(図1)の係合によって、カートリッジサブアセンブリ210の中に拘束される。示されているように、トルクリング234によって保持される最遠位ファスナ264を除いて、全てのファスナ10が、カートリッジアセンブリ210の中に拘束されている。明確には示されていないが、バネ240とプッシャ242とは、カートリッジアセンブリ210の中で遠位方向にファスナ10を偏向させる。
ここで図20を参照すると、外科器具50の遠位端が、遠位のコンポーネントが組み立てられて、部分的に断面図で示されている。特に、ニードル244は、外側管状部材56の中に配置されており、ドライバサブアセンブリ212を通って延びている。最初の発射されていない位置においては、ニードル244の尖った先端246は、外側管状部材56の中に引っ込められている。最初または第1の最遠位ファスナ264は、ニードル244を覆って配置されており、トルクリング234とニードル保持特徴248とによって、適切な位置に保持されている。上に記述されているように、外科器具50は、最遠位ファスナ264を供給されており、該最遠位ファスナ264は、カートリッジアセンブリ210の中に含まれている残りのファスナ10とは分離されている。この状態において、外科器具50は、最遠位ファスナ264と残りのファスナ10とを、外科メッシュおよび/または組織に適用するために使用される準備が整う。
ファスナ10を適用して、メッシュを組織に固定する外科器具50の使用が記述されている。最初に、図21から図25を参照すると、ロックアウト機構を脱着、すなわち、ソケット76の上のトルクピン72からロックアウト部材60を脱着し、その結果、歯車列58が回転し得、外科器具50が作動され得る手順が例示されている。上に示されたように、ロックアウト機構は、所望されるまで、器具の作動を防止するために使用される。さらに、ロックアウト機構は、外科器具50が作動される前に、メッシュに対してしっかりと固定されるように、外科器具50の遠位端を押しつける。
図21を参照すると、外側管状部材56の遠位端が、引っ込められた位置における尖ったニードル先端246と共に例示されている。一連の小さな突起または狭間266が、開口部204の周りにおいて、外側管状部材56の遠位端に形成されている。狭間266は、組織に対して仕込まれたメッシュを保持しており、かつ、最遠位ファスナ264および次のファスナ10が、メッシュに挿入され、そして組織の中に挿入されるように、ニードル244が、メッシュを貫通して穴を開けたときに、メッシュをねじること防止する。
暫くの間、図22を参照すると、外側管状部材56の近位端のフラット208は、本体52の遠位端に形成される対応するフラットと噛み合う。フラット208は、歯車列58が作動されると、外側管状部材56が、カートリッジサブアセンブリ210およびドライバサブアセンブリ212のそれぞれに沿って回転することを防止するが、それでも外側管状部材56が直線状に移動することを可能にする。外科器具50の代替の実施形態において、例えば、ロックアウト部材60に対する直接接続部のような、他の特徴が提供され得、外側管状部材56が回転することを防止するが、外側管状部材56が直線状に移動することを可能にすることを留意されたい。
上に記述されたように、ロックアウト部材60は、ソケット76に付着されたトルクピン72を係合し、該ロックアウト部材60は、歯車列58が回転することを防止し、それによりトリガ54が動かされることを防止する。図23を参照すると、外側管状部材56の遠位端は、ロックアウト部材60のベースプレート64にもたれている。ロックアウトバネ62は、最遠位の位置に、ロックアウト部材60を偏向させ、従って外側管状部材56を偏向させる。この最初の位置において、フック70は、運動に抵抗するようにトルクピン72を囲み、かつ、保持する(図11)。最初の位置に示されているように、ロックアウト部材60、および特に、フック70は、本体半分52に形成されるリブ268によって、垂直方向に動くことを防止される。これは、トルクピン72が、フック70によってしっかりと拘束されることを確実にする。
ここで、図24を参照すると、使用において、外科医は、アクセスポートを通して外科器具50を挿入し、メッシュおよび組織に対して外側管状部材56の遠位端を適用する。次に、外側管状部材56の遠位端は、ロックアウトバネ62の偏向を克服するために充分な所定の量の力を用いて、メッシュおよび組織に対して押しつけられる。一実施形態において、ロックアウトバネ62は、約2ポンドの力を用いて乗り越えられ得る。ロックアウトバネ62が、外科器具50の意図された用途に依存して、2ポンドを上回るか、または下回る力によって乗り越えられ得るように、ロックアウトバネ62は選ばれ得ることに留意されたい。示されているように、外側管状部材56が組織を圧迫させられるときには、外側管状部材56は、矢印Aの方向に、本体52に対して近位方向に押し付けられる。外側管状部材56の移動距離は、本体リブ53によって制限される。ロックアウト部材60の一部分は、本体リブ53に接触し、これが、外側管状部材56の近位方向の運動の継続を妨げる。外側管状部材56が近位方向に押しつけられると、外側管状部材56は、ロックアウトバネ62の偏向に抵抗して近位方向にロックアウト部材60を押しつける。ロックアウト部材60が近位方向に動くと、フック70は、トルクピン72から脱着し、下側リブ268から移動する(図15をまた参照)。ロックアウト部材60が、ソケット76におけるトルクピン72から脱着されると、歯車列58は、回転に対して自由にされ、すなわち、ここで、トリガ54が押し下げられ得る。
暫くの間、図25を参照すると、外科器具50の遠位端が示されており、外側管状部材56は、引っ込められた位置にあり、ニードル244のニードル先端246は、狭間266と概ね整列している。この時点において、ロックアウトシーケンスは完了し、ニードル244は、メッシュおよび組織に穴を開ける位置にある。
ここで、図26〜図31を参照すると、外科器具50の最初の作動が、ここで記述される。トリガ54を圧搾することによるこの最初の作動の間、カートリッジサブアセンブリ210が、外側管状部材56に対して約90°の角度で回転されるか、または角度付けされている。作動シーケンスにおけるこの時点において、ドライバサブアセンブリ212は、回転しない。この最初の作動、およびカートリッジサブアセンブリ210の角度付けが、カートリッジサブアセンブリ210内の残りのファスナ10から最遠位ファスナ264を隔離する。さらに、カートリッジサブアセンブリ210を約90°の角度で回転することが、再遠位のファスナ264の近位面と、ビーム216の段を付けて細くされた遠位端226を整列する。
図26を参照すると、トリガ54が最初に押し下げられると、トリガ歯車114が、トリガ平歯車118におけるティース152を係合し、トリガ平歯車118を回転し始め、その結果、組合せ歯車116を回転し始める。組合せ歯車116が回転し始めると、歯止め124が、組合せ歯車116における鋸歯状表面156の上に乗り始める。上に示されたように、鋸歯状表面156と歯止め124の係合は、トリガ54が完全に押し下げられるまで、歯車列58が反転することを防止する。示されたように、ロックアウト部材60のフック70は、トルクピン72から脱着され、ソケット76はまだ、回転し始めていない。
ここで、図27および図28を参照し、最初に図27に関して参照すると、カートリッジサブアセンブリ210の回転が記述されている。示されているように、トルクピン72は、ソケット76に圧入される。トルクピン72は、ドライバサブアセンブリ212内のスロット234を通って延び、カートリッジサブアセンブリ210に圧入される。トルクピン72は、ソケット76およびカートリッジサブアセンブリ210に圧入されるように記述されているが、トルクピン72を付着する他の方法、例えば、接着、溶接などが想定されている。ロックアウト部材60は、トルクピン72から脱着され、トルクピン72を自由にし、ソケット76およびカートリッジサブアセンブリ210と共に回転する。
図28を参照すると、トリガ54が旋回され、歯車列58をさらに回転すると、ソケット76が回転し始め、従ってトルクピン72が回転し始める。トルクピン72は、ドライバサブアセンブリ212におけるスロット234を通って約90°回転し、それによりカートリッジサブアセンブリ210を約90°回転するか、または角度を付ける。上に記述されたように、これが、最遠位ファスナ264の近位面とカートリッジサブアセンブリ210の遠位端を整列する。この時点において、ドライバサブアセンブリ212はまだ、回転し始めていない。
ここで、図29〜図31を参照すると、最初の位置から約90°の角度が付けられた位置へのカートリッジサブアセンブリ210の角度付けが、カートリッジサブアセンブリ210の遠位端に関連して示されている。図29に示されているように、最初の位置において、ビーム216は、最遠位ファスナ264におけるスロット30と整列させられている。
ビーム216が最初の位置にあるときの次のファスナ10に関しては、ビーム216が、次のファスナ10にトルクリング234を通過することを可能にすることに留意するべきである。
ここで、図30を参照すると、カートリッジサブアセンブリ210は、約90°回転されるか、または角度が付けられ、ビーム216を最遠位ファスナ264におけるスロット30との整列から動かして示されている。この位置において、ビーム216の段を付けて細くされた遠位端226(明確には示されていない)は、最遠位ファスナ264の近位面と整列されている。カートリッジサブアセンブリ210は、トルクリング234に対して角度を付けられた位置で、図31に示されている。
ここで、図32から図37を参照し、最初に図32を参照すると、ニードル216にメッシュおよび組織に穴を開けさせ、メッシュを通って組織の中に最遠位ファスナ264を挿入させるトリガ54の最後の動きが、記述されている。図32に示されているように、ニードル216は、外側管状部材56の遠位端を越えて延ばされており、ニードル216の尖った先端246にメッシュおよび組織に穴を開けさせる(非表示)。これは、図16に関して上に記述された方法で達成される。暫くの間、図16に戻って参照すると、かさ歯車96が回転すると、ねじ山260がニードルカップリング104におけるねじ山258に対して回転し、ニードルカップリング104を遠位方向に約3.5mmの距離だけ駆動することが開示された。これが、メッシュを通って組織の中に遠位方向にニードル244を延ばす。図16を参照して上に記述されたように、ニードルカップリング104、従ってニードル244は、スロット110の長さを遠位方向に動かし得るだけであり、該スロット110は、ニードルピン118によって拘束されている。
ここで、図33を参照すると、最遠位ファスナ264が、トルクリング234によって保持され、かつ、トルクリング234とビーム216の段を付けて細くされた遠位端226とによって、組織と係合するように駆動および回転させられて例示されている。図71を参照して以下でさらに詳細に記述されているように、最遠位ファスナ264は、ニードル244のニードル保持特徴の上を前進させられる。
トリガ54が解放され、歯車列58が方向を反転したときに、最遠位ファスナ264のねじを抜くことを防止するために、トルクリング234が反対方向に回転し始める前に、トルクリング234は、最遠位ファスナ264から取り外されなければならない。これは、大きなかさ歯車140からクラッチ138を脱着することによって達成される。ここで、図34を参照すると、トリガ54のトリガの圧搾の一番最後に、ブラケット84が本体52に形成されたストップ270を係合するように、リンク82が遠位方向に駆動される。シャフト254が遠位方向に動き続け、スロット94の中にあるように、ラック146(非表示)がさらに、遠位方向に駆動される。この時点において、リンク82は、近位のストップ272を通り越しており、該近位のストップ272は、この時点までは、リンク82が上方向に回転することを制限している。
ここで、図35を参照すると、シャフト254が、まだ遠位方向に動いており、リンク82は、ストップ270を係合し、これ以上遠くに直線状に移動し得ないので、シャフト254がスロット94の中で動くと、リンク82は、上方向に旋回し得るだけである。特に、ブラケット84は、ブラケットスロット88の中に配置されたリングピン86の周りを旋回する。この動きが、クラッチ138と係合するようにクラッチカム92を上に駆動し、大きなかさ歯車140とクラッチ138の脱着を開始する(非表示)。
図36に示されているように、リンク82のクラッチカム92は、大きなかさ歯車140から離れるようにクラッチ138をカム作用で動かし、それにより大きな二重歯車140における突起200およびリセス202から、クラッチ138における突起196およびリセス198を脱着する。ここで、歯車列58は、大きなかさ歯車140から脱着され、それにより、トリガ54が解放され、歯止め124がリセットされると、歯車列58は、反回転し得る。
図37を参照すると、トリガ54が移動の限界に到達すると、トリガ歯車114は、反時計回りの回転の全範囲を、平歯車118を回転させ、従って組合せ歯車116を回転する。この時点において、歯止め124のポイント160は、組合せ歯車116の鋸歯状表面156を通り越し、組合せ歯車116の平滑な表面158に隣接して存在する。従って、外科器具50のラチェット特徴は、組合せ歯車116から脱着される。トリガバネ(本実施形態においては示されていない)の偏向に対するトリガ54の解放の際に、ポイント160が、最初の発射前の位置まで、鋸歯状表面156の上を引き戻るように、歯止め124はピン138の周りで旋回し得る。
歯車列58、リンク82、ニードルカップリング104、ならびにカートリッジサブアセンブリ210およびドライバサブアセンブリ212のそれぞれをリセットするトリガ54の解放が、開示されている。反転の手順は、明確には示されていないが、様々なコンポーネントの例示に対して、図16と図35とに参照が行なわれる。トリガ54が解放されると、トリガ54は、最初の位置に戻るように動く。これが、歯車列58を反転し、その結果、ここで、ラック146が、リンク82を近位方向に引く。シャフト254がスロット94の中で上方向に動き、かつ、リンク82がクラッチ138からクラッチカム92を脱着するために充分に近位方向に、ラック146が動くまで、リンク82におけるクラッチカム92は、クラッチ138と係合されたままである。ラック146が近位方向に動く距離は、トルクリング234が最遠位端のファスナ264から脱着されるために近位方向に動く距離と概ね等しく、それにより最遠位ファスナ264はメッシュを貫通し、組織の中に差し込まれた状態にされる。
クラッチカム92がクラッチ138から脱着されると、クラッチ138は、大きなかさ歯車142を再係合し、カートリッジサブアセンブリ210およびドライバサブアセンブリ212の逆回転に作用する。ソケット76が、ソケット76に取り付けられたリング74に付着されたリンク82の近位方向の運動によって近位方向に引っ張られる。ソケット76は、ニードルカップリング104に接触して、ニードルカップリングバネ106を圧縮し、その結果、ニードルカップリング104における左側のねじ山258は、ベベルピニオン96における左側のねじ山260に再係合する。このようにして、ニードル244は、ニードルカップリング104の近位方向の運動によって、最初の位置まで近位方向に引っ張られる。
ここで、図38〜図41を参照すると、外科器具50の遠位端のコンポーネントにおける、外科器具50のリセットに対応する効果が記述される。最初に図38を参照すると、最遠位ファスナ264が、組織の中に設置され、ニードル244はまだ引き抜かれていない。新たなファスナ10が、ニードル244における保持部材248に隣接している。ニードルカップリング104が最遠位の位置にあることに対応して、ニードル244はまだ、延ばされた位置にある。この位置において、カートリッジサブアセンブリ210はまだ、約90°回転させられており、その結果、ビーム216が、トルクリング234におけるスロット236との整列から外れている。
ここで、図39を参照すると、カートリッジビーム216は、約90°戻るように回転させられており、その結果、ここでカートリッジビーム216は、新たなファスナ10がトルクリング234の中に配置されることを可能にするように、トルクリング234におけるスロット236と整列する。
ここで、図40を参照すると、ドライバサブアセンブリ212およびカートリッジサブアセンブリ210のそれぞれが、歯車列58によって引っ込められた位置(発射ストロークの中に約3.5mm入った状態で示されている)まで近位方向に引っ込められ、ニードル244はまだ、延ばされた位置にあるが、ニードルカップリング104が近位方向に動き、ベベルピニオン96の中にニードルカップリング104自身を通すと引っ込む。
図41に示されているように、ニードル244は、近位の最初の位置にあり、新たなファスナ10は、ニードル244におけるニードル保持特徴248の上を前進させるための位置にある。この時点において、外科器具50は、再発射され、それにより次のファスナ10をメッシュを通過して組織の中に挿入するための状態にある。
ここで、図42を参照すると、最遠位ファスナ264が、メッシュMを通って組織Tの中に挿入された状態で示されている。外科器具50は、組織Tから離れるように引っ張られ、その結果、メッシュMおよび組織Tに対する約2ポンドの圧力が軽減されるので、外側管状部材56が、最遠位の位置に動く。さらに、最遠位の位置への外側管状部材56の運動が、外科器具50から最遠位ファスナ264を押すことを補助する。こうして発射サイクルは完了する。
図43を参照すると、外科器具50の遠位端が示されており、最後のファスナ10が外科器具50から排出されている。プッシャ242は、外側管状部材56の中のバネ240およびトラップバネ240の偏向によって、ニードル保持特徴248に対して偏向される。
図44に示されているように、使用の間、外科器具50は、患者PにおけるアクセスポートAPを通して挿入され、腹腔鏡処置または内視鏡処置を行なう。図45は、最遠位ファスナ264および次に取り付けられたファスナ10によって組織Tに付着された外科メッシュMを例示する。
ここで、図46〜図76を参照すると、組織の中にファスナを取り付ける複数発射外科器具300の別の実施形態が示されている。外科器具300は、シャフトアセンブリ310(概略的に図47を参照)と、ハンドルアセンブリ700(概略的に図56を参照)とを含む。シャフトアセンブリ310は、イントロデューサまたはニードル330とプッシャ340とフィードバネ360とを有する第1のサブアセンブリ320(図47)と;カップリング410と内側チューブ430とバンド450とソケット470とトルクピン490とニードルピン494とを有する第2のサブアセンブリ400(図47〜図53)と;リング510を形成する第1のリング半分510aと第2のリング半分510bとを有する第3のサブアセンブリ(図53)と;ラック560を有する第4のサブアセンブリ550(図54)と;ニードルプレート610とロックアウト620と外側チューブ640と小さなかさ歯車660とを有する第5のサブアセンブリ600(図55)とを含む。ハンドルアセンブリ700は、筐体710と、可動ハンドル720と、固定ハンドル722と、大きなかさ歯車730と、歯止め740と、クラッチ750と、遊星歯車760と、遊星歯車リングプレート770と、トゥース歯車780と、遊星太陽歯車780と、平歯車800とを含む。
外科器具300の様々な部品の相互接続が、図47〜図64を参照して記述される。最初に、シャフトアセンブリ310の記述、さらに詳細には第1のサブアセンブリ320の記述が、図47を参照して記述される。ニードル330は、近位端332と、遠位端334と、近位端332に隣接するベンド336と、遠位端334の近くのニードル保持特徴338(図65)とを含む。ニードル330は、遠位端334において先細にされ得る。複数のファスナ10が、ニードル330の上に例示される。プッシャ340(プッシャ340のより大きな図が、図75に示されている)は、ファスナ10の近くの位置において、ニードル330の周りに配置される(ニードル330は、プッシャ340の穴を通して挿入される)。フィードバネ360は、ニードル330の周りに放射状に配置されており、フィードバネ360の遠位部分362は、プッシャ340と機械的に協働する。さらに、フィードバネ360は、プッシャ340とベンド336との間に配置される。フィードバネ360は、ニードル330の遠位端334に向かってプッシャ340を遠位方向に偏向される。最初に、ニードル保持特徴338は、フィードバネ360によって及ぼされる遠位方向の力に耐え、それによりニードル330の上にファスナ10を維持する。
図47〜図53を参照すると、第2のサブアセンブリ400が例示される。第2のサブアセンブリ400のカップリング410が、図47に例示されている。カップリング410は、近位部分412と、遠位部分414と、近位穴416と、遠位穴418と、スロット420とを含む。遠位穴418は、ニードル330のベンド336を受け取る。近位穴416とスロット420とは、以下でさらに詳細に記述されるように、ニードルピン494とトルクピン490とをそれぞれ受け取る。
細長い管状部材または内側チューブ430が、図48〜図52に例示されている。内側チューブ430は、近位部分432(図51)と、遠位部分434(図48)と、一対の溝436aおよび436b(図48)と、一対の近位スロット438aおよび438b(近位スロット438aが図49に示されている)と、一対の遠位スロット439aおよび439b(遠位スロット439aが図49に示されている)と、近位部分432の近くに配置されたピンホール440(図51)と、ピンホール440の遠位に配置された整列穴442(図51)とを含む。内側チューブ430は、ニードル330およびファスナ10(図49および図50を参照)を少なくとも部分的に囲むと共に、プッシャ340(図75)、フィードバネ360(図75)、およびカップリング410(図51)を少なくとも部分的に囲む。図50に例示されているように、一対のバンド450aおよび450b(1つのバンド450aだけが示されている)が、内側チューブ430に挿入される。特に、バンド450aの近位面452aが、内側チューブ430の近位スロット438aの中に挿入され、バンド450bの近位面452bが近位スロット438b(非表示)の中に挿入される。同様に、バンド450aの遠位面454aは、内側チューブ430の遠位スロット439aの中に挿入され、バンド450bの遠位面454bは、バンド450bの遠位スロット439b(非表示)の中に挿入される。バンド450aおよび450bは、内側チューブ430の溝436aおよび436bのそれぞれに存在する。少なくとも1つのバンド450aおよび450bが、弾性の材料を有し、その結果、バンド450aおよび/または450bが可撓性であることが想定されている。
ソケット470が、図52に最も良く示されている。ソケット470は、近位部分472と、遠位部分474と、中間部分476と、遠位穴478と、スロット480と、溝482とを含む。ソケット470の遠位部分474は、カップリング410の近位部分412と、内側チューブ430の近位部分432とに連結されるように構成されている(図51をまた参照)。ソケット470の遠位穴478は、内側チューブ430のピンホール440と整列する。トルクピン490は、遠位穴478とピンホール440との両方を通って挿入可能である(図53および図54を参照)。ソケット470のスロット480は、ソケット470を通って延びている。スロット480の一部分は、カップリング410の近位穴416と整列するように配列されている。ニードルピン494は、スロット480とカップリング410の近位穴416との両方を通って挿入可能である(図53〜図55を参照)。この配列は、ソケット470とカップリング410との間の相対運動を可能にする。さらに、内側チューブ430における整列穴442は、ソケット470と内側チューブ430との間の適切な配列を容易にする。
図53を参照すると、第3のサブアセンブリ500が、例示されており、リング510を含んでいる。リング510は、2つのリング半分510aおよび510b(リング半分510aだけが図53に例示されている)から構成されており、該2つのリング半分510aおよび510bは、ソケット470の近位部分472の上において(スナッピング、溶接などのいずれかによって)一体となるような大きさにされている。特に、リング半分510aおよび510bのそれぞれの突起512は、ソケット470の溝482の中に適合する。さらに、各リング半分510aおよび510bは、ボス516とアパーチャ518とを含み(図53)、ボス516は、アパーチャ518の中に適合するように適切なサイズにされ、各リング半分510aおよび510bを共にロックする。さらに、各リング半分510aおよび510bは、以下で記述されるようなラック560との接続のための取り付け構造514(図54)を含む。リング510とソケット470とは、ソケット470がリング510に対して回転可能であるように位置を定められる。
第4のサブアセンブリ550が、図54に例示されており、ラック560を含んでいる。ラック560は、近位部分562と、遠位部分564と、一対の開口部566と、複数のティース568とを含む。一対の開口部566は、リング半分510aおよび510bの取り付け構造514と機械的に係合可能である。従って、ラック560の遠位方向の運動は、以下でさらに詳細に記述されるように、リング510と、ソケット470と、内側チューブ430と、バンド450aおよび450bとを長手方向に移動し、結果として最遠位ファスナ264を長手方向に移動する。ラック560と、リング510と、ソケット470とが、少なくとも部分的には筐体710の中に配置されており、ひとまとめにして、作動アセンブリと呼ばれる。
図55を参照すると、第5のサブアセンブリ600が例示されている。第5のサブアセンブリ600のニードルプレート610は、その中に開口部612を含む。開口部612は、ニードルプレート610がソケット470の周りに適合することを可能にするように適切なサイズにされている。ニードルプレート610は、ソケット470の周りに配置されており、その結果、ソケット470が、ニードルプレート610に対する長手方向の運動および/または回転運動をすることができる。図55に見られるように、ニードルピン494は、ニードルプレート610における開口部612の直径よりも大きい長さを有し、その結果、ニードルピン494の遠位方向の移動を制限する。第2の筐体リブ674(図68)は、ニードルプレート610の遠位方向の運動を制限する。
続けて、図55を参照すると、第5のサブアセンブリ600のロックアウト620は、近位部分622と遠位部分624とを含む。スロット(明確には示されず)は、少なくとも部分的には、近位部分620に隣接したロックアウト620を通って配置され、トルクピン490の一部分が、スロットの中を通って長手方向に移動することを可能にするように構成されている。開口部628は、遠位部分624を通って配置され、内側チューブ430が、開口部628を通過することを可能にする。ロックアウトバネ630は、ロックアウト620の遠位部分624に隣接して配置され、近位部分622に向かって延びている。ロックアウトバネ630は、筐体670(図67を参照)の中において第1の筐体リブ672と近位部分において隣接している。
続けて、図55を参照すると、外側チューブ640が、ロックアウト620の遠位方向に、かつ、内側チューブ430の周りに配置されている。外側チューブ640の近位部分632に隣接して配置されたスロット648は、内側チューブ430のピン444を係合する。この関係は、内側チューブ430に対する外側チューブ640の長手方向の移動を可能にし、内側チューブ430に対する外側チューブ640の回転運動を防止する。
図58を参照すると、第1のブッシュ680と第2のブッシュ682とが、本開示の実施形態に従って示されている。第1のブッシュ680は、(作動されていない位置において例示された)ソケット470の遠位部分474の周りに配置された中空の円筒形部材である。第1のブッシュ680は、筐体710の本体部分710aおよび710b(図46)が、ソケット470、ロックアウト620、および/または内側チューブ430の回転運動および/または長手方向の運動を摩擦によって妨げることを防止する。同様に、第2のブッシュ682は、小さなかさ歯車660の一部分の周りに配置された中空の円筒形部材であり、筐体710の本体部分710aおよび710bが、小さなかさ歯車660の回転運動を摩擦によって妨げることを防止する。第1のブッシュ680と第2のブッシュ682とのうちの少なくとも1つが、そこ(外部表面および/または内部表面)に潤滑剤を含み、所望されないあらゆる力または摩擦の影響を最小化することが想定されている。
ここで、図65を参照すると、ロックアウト620を脱着することに先立ち(図55を参照)、外側チューブ640の遠位部分644が、内側チューブ430の遠位部分434を通って延びている。この実施形態において、複数の狭間650が、外側チューブ640の遠位部分644の周辺の周りに配置されている。図65に例示された実施形態において、狭間650は、正弦波状の波を形成するが、他の規則的なパターンまたは不規則的なパターンが、本開示の範囲内で想定される。狭間650は、トロカール(非表示)の挿入およびメッシュ「M」(図66)の操作を容易にする。
続けて、図65を参照すると、外側チューブ640は、外側周辺の周りに、かつ、遠位部分644に隣接して配置されたフレアーセクション652を含む。ロックアウト620を脱着することに先立ち、フレアーセクション652の少なくとも一部分は、バンド450aおよび450bの遠位方向に配置されている。
図66は、メッシュ「M」に向かって押している外側チューブ640を例示しており、このことが、外側チューブ640を近位方向に移動し、その結果、ロックアウト620を脱着し、最遠位ファスナ264が、複数発射外科器具300から排出されることを可能にする。この実施形態において、外側チューブ640のフレアーセクション652は、バンド450aおよび450bを半径内側に押しやり、その結果、遠位面454aおよび454bが最遠位ファスナ264にぶつかる。複数発射外科器具300の作動の際、以下でさらに詳細に記述されるように、バンド450aおよび450bの遠位方向の運動が、最遠位ファスナ264を遠位方向に押しやり、その結果、最遠位ファスナ264が、複数発射外科器具300から排出される。
図55に戻って参照すると、第5のサブアセンブリ600はまた、小さなかさ歯車660を含む。小さなかさ歯車660は、ソケット470の近位部分472と機械的に協働し、その結果、小さなかさ歯車660の回転(以下でさらに詳細に記述される)が、ソケット470の回転と、内側チューブ430の回転と、従って最遠位ファスナ264の回転とに対応する。
ハンドルアセンブリ700が、図46、図56〜図64、図69〜図70および図73を参照して記述される。本体部分710aと710b(図46)とは、(スナップフィットの関係、溶接などを介して)機械的に結合して、概ね中空の筐体710を形成し、該概ね中空の筐体710は、特に、歯車列の少なくとも一部分を収容しており、該歯車列は、遊星歯車760(図60)と、遊星770a、770b、770c(図60)と、遊星太陽歯車780(図61)と、平歯車800(図64)と、大きなかさ歯車730(図64)とを含む。歯車列と小さなかさ歯車660とは、ひとまとめにして歯車アセンブリと呼ばれる。図56を参照すると、可動ハンドル720は、筐体710の中に配置される部分と、筐体710から外に伸びている把持部分721とを含む。トリガピン723は、可動ハンドル720における穴を通って配置され、その結果、周りを回転するための、軸を可動ハンドル720に提供する。可動ハンドル720は、作動されていない位置(例えば、図56)から、固定ハンドル722により近い作動された位置(例えば、図73)まで動く。
図56に示されるように、トリガバネ724は、一端において、可動ハンドル720の一部分に結合し、他端において、筐体ピン702に結合している。理解され得るように、トリガバネ724は、作動されていない位置に可動ハンドル720を偏向される。可動ハンドル720はまた、平歯車ティース726を含み、該平歯車ティースは、遊星歯車760(図59)を機械的に係合する。
図59〜図62を参照すると、遊星歯車760は、遊星歯車キャリア762と、遊星770a、770b、770cと、遊星歯車リングプレート774と、遊星太陽歯車780とを含む。遊星歯車キャリア762は、概して、トゥース歯車763と、遊星ピン764a、764b、764cと、ラチェット766と、中を通って延びているボア768とを含む。遊星歯車キャリア762は、遊星歯車キャリアピン790を介して遊星歯車リングプレート774と回転可能な係合にあり、該遊星歯車キャリアピン790は、ボア768を通って延びている。概して、遊星歯車760は、所望の歯車比を可能にしながら、筐体710の中で占められる空間の量を最小化するために使用される。
トゥース歯車763は、遊星歯車キャリア762の第1の面761aに配置され、可動ハンドル720の平歯車ティース726と機械的に係合し、かつ、ラック560のティース568(図54)とも協働している。図73を参照すると、トゥース歯車764と平歯車ティース726とラック560との間の機械的な協働が例示されている。理解され得るように、(図73において完全に圧搾して示されている)近位方向に可動ハンドル720を圧搾することが、平歯車ティース726に、(図73に例示された方向に対して)反時計回りの方向にトゥース歯車763を回転させる。次に、トゥース歯車763は、ラック560のティース568と相互作用し、ラック560を遠位方向に移動する。さらに、平歯車ティース726とトゥース歯車763との間の相互作用は、理解されうるように、遊星歯車キャリア762を回転させる。
遊星ピン764a、764b、764cが、図60および図60aに例示されているように遊星歯車キャリア762の第2の面761bに配置されている。遊星ピン764a、764b、764cは、遊星770a、770b、770cのボア(明確には示されていない)のそれぞれを通って延びており、その結果、遊星760は、遊星歯車キャリア762に対して回転可能である。ラチェット766は、歯止め740(図70)との相互作用のために、遊星歯車キャリア762の縁に配置されている。遊星歯車キャリア762が、回転し始めると、歯止めバネ742が、歯止め740を偏向され、その結果、歯止め740が、遊星歯車キャリア762のラチェット766の上に乗る。ラチェット766と歯止め740の係合は、以下で記述されるように、可動ハンドル720が完全に圧搾される前に、遊星歯車キャリア762および他の歯車が、反転することを防止する。
図69、図70および図73に例示されているように、遊星歯車リングプレート774は、筐体710の一部分に据え付け、その結果、筐体710に対する遊星歯車リングプレート774の相対運動が、ほとんどないか、または全くない。遊星歯車リングプレート774は、その中に第1の開口部776(図60A)を含み、該第1の開口部776は、遊星歯車キャリアピン790が、その中を通ることを可能にし、かつ、遊星歯車770a、770b、770cが、その中に収容されることを可能にする。さらに詳細には、遊星770、770b、770cの厚さは、遊星歯車リングプレート774の厚さと実質的に等しくなり得、その結果、遊星歯車リングプレート774が遊星歯車キャリア762(図63を参照)に隣接させられたときに、遊星770a、770b、770cは、遊星歯車リングプレート774から突出しない。刻み目778は、第1の開口部776(図60a)の周辺の周りに配置されており、該刻み目778は、遊星770a、770b、770cのティースと機械的に協働する。従って、遊星歯車キャリア762の回転が、遊星770a、770b、770cを遊星歯車リングプレート774の刻み目778に係合させ、それに従って回転させる。
図61は、遊星太陽歯車780を例示しており、該遊星太陽歯車780は、第1の遊星太陽歯車782と、第2の遊星太陽歯車784と、遊星太陽歯車780を通って配置されたボア786とを含む。図62を参照すると、遊星歯車キャリアピン790が、遊星歯車キャリア762(上記)を通って延び、遊星歯車リングプレート774(上記)における第1の開口部776(上記)を通って延び、遊星太陽歯車780のボア786を通って延びている。遊星太陽歯車780と遊星歯車キャリアピン790との間のこの相互作用は、遊星歯車リングプレート774に対する遊星太陽歯車780の回転を可能にする。
第1の遊星太陽歯車782は、遊星歯車リングプレート774の第1の開口部776の中に適合するような大きさにされ、かつ、遊星770a、770b、770cを機械的に係合するような大きさにされている。従って、遊星770a、770b、770cの回転は、上に記述されたように、遊星太陽歯車780を回転させる。遊星太陽歯車780が、回転するにつれ、第2の遊星太陽歯車784が回転し、平歯車800(図64)を機械的に係合する。
図63および図64に例示されたように、平歯車800は、平歯車ピン802に回転可能に配置されており、該平歯車ピン802は、遊星歯車リングプレート774における第2の開口部777(図60A)を通って配置される。平歯車800は、第2の遊星太陽歯車784と機械的に協働し、その結果、遊星歯車リングプレート774に対する平歯車800の回転運動を可能にする。
図63にまた例示されているものは、クラッチ750およびクラッチバネ752である。クラッチバネ752は、遊星歯車リングプレート774とクラッチ750との間に配置されている。さらに、クラッチバネ752は、第1端において、平歯車800の開口部804を係合し、かつ、第2端において、クラッチ750を係合するように構成されている(および平歯車800の開口部8043に接続され得る)。あるいは、クラッチバネ752は、第1端において自由であり得、第2端においてクラッチ750に固定され得る。図63および図64に見られるように、クラッチ750は、平歯車800として、遊星歯車リングプレート774の反対側に配置される。クラッチ750は、そこに配置された複数のランプ754を含み、該複数のランプ754は、以下でさらに詳細に記述されるように、大きなかさ歯車730に配置された第2のかさ歯車734を機械的に係合する。
クラッチバネ752は、大きなかさ歯車730に向かってクラッチ750を促すように設計されている。クラッチバネ752によって及ぼされる力は、可動ハンドル720が押し下げられたときに、クラッチ750が大きなかさ歯車730を回転させるのに充分に強い。さらに、クラッチバネ752によって及ぼされる力は、可動ハンドル720が押し下げられた位置から解放されたときに、クラッチ750が、第2のかさ歯車ランプ734の「上で傾斜する」(すなわち、回転しない)ことを可能にするのに充分に弱い。従って、以下で記述されるように、可動ハンドル720が部分的に解放された後、または別のファスナ10の発射に先立って、内側チューブ430は、発射されたファスナ10のねじを抜かない。
図64を続けて参照すると、大きなかさ歯車730は、小さなかさ歯車660と機械的に係合している。小さなかさ歯車660の回転軸A−Aは、大きなかさ歯車700の回転軸B−Bに対して横向きである。さらに詳細には、軸B−Bに対する大きなかさ歯車730の回転が、軸A−Aに対する小さなかさ歯車660の回転をもたらす。この横向きの回転は、歯車660、730のティースの方向によって促進され、該歯車660、730のティースは、約90°の角度を形成するように組み合う。小さなかさ歯車660の回転は、最遠位ファスナ264の回転をもたらす。
本開示の実施形態の複数発射外科器具300が、どのように働くかに関する簡潔な記述が、図46〜図76を参照して、以下で記述される。図65〜図68を特に参照すると、複数発射外科器具300の外側チューブ640の遠位部分664が、組織Tに隣接したメッシュMに配置される。ロックアウト620を脱着することに先立っては、可動ハンドル720は、押し下げることができない。ロックアウト620を脱着するために、外科医は、メッシュMに対して複数発射外科器具300を押し、それによりメッシュMの中に遠位部分664を埋め込み、ロックアウト620を脱着する。ロックアウト620が脱着されるために、約2ポンドの力が必要であることが想定されれている。外側チューブ640が、約0.060インチの距離を近位方向に移動させられ、ロックアウト620を脱着し得ることがまた、想定されている。
ロックアウト620が脱着されると、可動ハンドル720が完全に圧搾され、メッシュMを通ってその下にある標的組織Tに中に単一のファスナ10を配置する。可動ハンドル720が完全に圧搾された後に、外科医は可動ハンドル720を解放し、可動ハンドル720が元の位置に戻るように移動することを可能にし、それにより複数発射外科器具300をリセットする。ロックアウト620を再係合するために、外科医は、メッシュMに対する複数発射外科器具300の圧力を緩和する(すなわち、複数発射外科器具300が近位方向に動かされる)。複数発射外科器具300が、もはやファスナ10を含まなくなるまで、外科医は、これらのステップを繰り返し得る。
複数発射外科器具300が、どのように働くかに関するさらなる詳細が、図65〜図68を参照して記述される。上で詳細に記述されたように、複数発射外科器具300は、ロックアウト620が一時的に動かなくなる前においては、発射されることが防止される。これは、外側チューブ640が組織またはメッシュに押し込まれるまで、複数発射外科器具300が作動され得ないことを確実にする。これは、ファスナ10のあらゆる偶発的な排出を回避し、外側チューブ640の遠位部分644がメッシュおよび/または組織に対して適切に配置されることを確実にする。
図65は、ロックアウト620が脱着される前の複数発射外科器具300を例示する。この段階において、外側チューブ640のフレアー部分652は、半径内側方向にバンド450a、450bを押しやらない。図66を参照すると、ロックアウト620を脱着するために、外側チューブ640は、メッシュMに対して押され、それにより外側チューブ640をハンドルアセンブリ700に対して近位方向に動かす。外側チューブ640の近位方向への運動の際に、外側チューブ640のフレアー部分652は、バンド450a、450bに接触し、その遠位面452a、452bを半径内側方向に促し、その結果、遠位面542a、452bが最遠位ファスナ264に隣接している。従って、バンド450a、450bは、ここで、最遠位ファスナ264を遠位方向に駆動する位置にある。理解され得るように、ロックアウト620を脱着することに先立ち、バンド450a、450bは、最遠位ファスナ624を駆動する位置にはない。
図67および図68は、ロックアウト620を脱着する前と、ロックアウト620を脱着した後とのそれぞれの外側チューブ640の近位部分642を例示する。図67を参照すると、ロックアウト620を脱着することに先立ち、ロックアウト620のフィンガ626におけるスロットは、トルクピン490を覆い、その結果、ロックアウト620に対するトルクピン490(従って、ソケット470および内側チューブ430)の回転運動を制限する。トルクピン490がロックアウト620と係合されるときに、ソケット470の直線運動がまた制限される。なぜならば、ソケット470が回転させられると、遠位方向にも促されるからである(すなわち、ソケット470が、回転し、同時に、遠位方向に移動する)。従って、ロックアウト620を脱着することに先立って、最遠位ファスナ264は、遠位方向に移動し得ず、かつ、上で定義されたような軸A−Aに対して回転され得ない。図68は、ロックアウト620が脱着された後(すなわち、外側チューブ640がメッシュMに対して押された後)の外側チューブ640の近位部分642を例示する。この構成において、ロックアウトバネ630は、少なくとも部分的には圧縮され、ロックアウト620のスロットは、トルクピン490を通過して近位方向に移動され、その結果、ソケット470と内側チューブ430とが回転し、遠位方向に移動することを可能にする。外側チューブ640とロックアウト620とは、ロックアウト620がトルクピン490の上を通るために、約0.06インチ近位方向に移動することを必要とし得ることが想定されている。さらに、例示された実施形態において、第2の筐体リブ674が筐体670に配置されており、該第2の筐体リブ674は、ロックアウト620の近位方向の運動を制限する。
ロックアウト620が脱着されると、複数発射器具300は、発射する準備が整う。発射プロセスは、図69〜図76を参照して述べられる。図69は、可動ハンドル720が圧搾される前の複数発射外科器具300を例示する。この位置において、歯止め740は、遊星歯車キャリア762のラチェット766と機械的に係合しない。
図70および図71は、可動ハンドル720が圧搾される間の複数発射外科器具300を例示する。作動のこの段階において、歯止め740は、遊星歯車キャリア762のラチェット766と機械的に係合している。従って、可動ハンドル720を作動することが、遊星歯車キャリア762を回転させ、次に、遊星歯車キャリア762が、上で記述されたような、以下でひとまとめにして「歯車列」と呼ばれる、遊星770a、770b、770c(これらの図には明確に示されていない)と、遊星太陽歯車780と、平歯車800(これらの図には明確には示されていない)と、大きなかさ歯車730との回転をもたらす。続いて、歯車列は小さなかさ歯車660を回転する。可動ハンドル720が圧搾される毎に、小さなかさ歯車660を11回回転させる様々な歯車比が、想定される。さらに、可動ハンドル720を約30°圧搾することが、小さな歯車660を11回回転させ、その結果、最遠位ファスナ264を11回回転させることが、想定される。小さなかさ歯車660は、ソケット470と機械的に協働するので、ソケット470がまた回転させられる。
さらに、(上で記述されたような)可動ハンドル720の圧搾によってもたらされた遊星歯車キャリア762の回転が、ラック560と、従ってソケット470とを遠位方向に移動させる。従って、ソケット470は、同時に、小さなかさ歯車660によって回転され、かつ、ラック560によって遠位方向に駆動される。ソケット470が回転させられ、遠位方向に駆動されると、トルクピン490を介してソケット470とカップリング410とに留められている内側チューブ430がまた、回転させられ、(カップリング410のスロット420の長さによって画定されるような限定された距離だけ)メッシュMに向かって遠位方向に駆動される。さらに、カップリング410(ニードルピン494を介してソケット470に留められている)と、ニードル330(ソケット470に結合されており、図47を参照)とがまた、回転させられ、(ニードルピン494とニードルプレート610との間の距離によって画定されるような限定された距離、例えば、約3.5mmだけ)メッシュMに向かって遠位方向に駆動される。すなわち、可動ハンドル720が圧搾されるときに、ソケット470と、内側チューブ430と、カップリング410と、ニードル330と、(最遠位ファスナ264を含む)ファスナ10とが回転させられ、ニードルピン494がニードルプレート610に接触するまで遠位方向に移動される。ニードルピン494とニードルプレート610との間のこのような接触の際には、カップリング410とニードル330と先頭ではないファスナ10とは、回転運動および遠位方向の運動を停止するが、ソケット470と、内側チューブ430と、最遠位ファスナ264とは、回転し続け、かつ、遠位方向に移動し続ける。さらに詳細には、この大きさの圧力が、上で記述されたようなニードル保持特徴338を越えてメッシュMの中に、最遠位ファスナ264を押しやる。
ラック560とファスナ10との遠位方向の移動が、図71を参照して、さらに詳細に記述されている。可動ハンドル720の作動の間、ラック560が、所定の距離、例えば、約3.5mmを移動すると、ニードルピン494は、(示されているように)ニードルプレート610に接触する。この時点において、カップリング410とニードル330との遠位方向の移動が、停止する。可動ハンドル720の引き続く作動の際に、スロット480は、ソケット470が遠位方向の運動を続けることを可能にする。従って、最遠位ファスナ264は、固定ハンドル(図74)のニードル保持特徴338を超えて遠位方向に押しやられることが可能である。残りのファスナ10は、ニードル保持特徴338の近位において、内側チューブ430の中に残っている。この時点において、図73に示されているように、可動ハンドル720が完全に圧搾されると、ラック560は、完全に延ばされ、歯止め740が、ラチェット766から解放される。さらに、複数発射外科器具300が、発射されたときに、内側チューブ430とファスナ10のヘッド11とが、メッシュMを通過して移動しないように、複数発射外科器具300は、設計および構成されている。図75を参照すると、最後のファスナ10が発射された後、ニードル保持特徴338は、プッシャ340が遠位方向にさらに遠くに移動することを防止する。
発射ストロークが完了した後、外科医は可動ハンドル720を解放し、その結果、複数発射外科器具300が発射前の位置に戻る。トリガバネ724が、可動ハンドル720を発射前の位置に戻し、それにより歯止め740をラチェット766の上に戻して乗せ、発射前の位置に戻させる。さらに、発射前の位置への可動ハンドル720の戻りが、平歯車726に、(大きなかさ歯車730を除いて)歯車列を反転させ、かつ、ラック560を引っ込めさせ、その結果、コンポーネントが発射前の位置にある。特に、ソケット470がラック560によって近位方向に押しやられると、内側チューブ430がまた近位方向に押しやられる。その結果として、ソケット470は、ニードルピン494を近位方向に動かし、このことが、ニードル330をまた近位方向に動かす。上で述べられたように、クラッチバネ752の圧縮力は、可動ハンドル720が押し下げられた位置から解放されたときに、クラッチ750が、第2のかさ歯車730のランプ734の「上で傾斜する」(すなわち、回転しない)ことを可能にするには充分に弱い。従って、内側チューブ430は、発射されたファスナ10のねじを抜かない。さらに、係合されていない位置に複数発射外科器具300のロックアウト620を戻すために、外側チューブ640に及ぼされた圧力が、解放される(例えば、複数発射外科器具300が、近位方向に動かされる)。この圧力の解放がまた、バンド450を最初の位置に戻し、その場所において次のファスナ10を駆動する。
図76に例示された本開示の実施形態において、複数発射外科器具300は、細長いプッシャ342を含む。最後のファスナ10が排出された後、および外側チューブ640に及ぼされた圧力が解放された後に、細長いプッシャ342は、外側チューブ640を越えて遠位方向に(例えば、外側チューブ640を約0.2インチ越えて)延びるような大きさにされ、かつ、構成されている。外側チューブ640を越えた細長いプッシャ342のこの延伸は、最後のファスナ10が排出されたことと、細長い管状部材またはカートリッジサブアセンブリ210が、その中にファスナ10を全く含まないこととを示す視覚インジケータである。
本明細書において開示された実施形態に対して様々な改変が行われ得ることが理解される。例えば、上に記述されたように、開示された外科ファスナは、組織の中への回転のための他の手段、例えば、その中を通って延びている円形ではない穴、外科ファスナのヘッドにおける代替の構造などを含み得る。さらに、上に示されたように、筐体におけるスロットの中で滑動するリンクおよびピンに対して外側管状部材を付着することを含む、外側管状部材の直線運動を限定する代替の方法が、想定される。従って、上の記述は限定として考えられるべきではなく、特定の実施形態の単なる例示として考えられるべきである。当業者は、本明細書に添付された特許請求の範囲の範囲および精神の範囲内で他の改変を想定する。
図1Aは、被吸収性ねじファスナの斜視図である。 図1Bは、被吸収性ねじファスナの側面図である。 図1Cは、被吸収性ねじファスナの正面図である。 図1Dは、被吸収性ねじファスナの上面図である。 図1Eは、被吸収性ねじファスナの底面図である。 図2は、複数発射外科器具の一実施形態の斜視図である。 図3は、複数発射外科器具の側面図である。 図4は、複数発射外科器具の上面図である。 図5は、複数発射外科器具の底面図である。 図6は、複数発射外科器具の正面図である。 図7は、複数発射外科器具の背面図である。 図8は、ハンドルの部品が分解された複数発射外科器具の斜視図である。 図9は、部品が分解された複数発射外科器具の歯車列の斜視図である。 図10は、部品が分解された複数発射外科器具の遠位端の斜視図である。 図11は、1つのハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図12は、両方のハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図13は、複数発射外科器具の近位端の、背後から取られた斜視図である。 図14は、1つのハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の側面図である。 図15は、両方のハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図16は、ロックアウト機構を例示する、複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図17は、両方のハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の上面図である。 図18は、複数発射外科器具の遠位端の、部分的に断面で示された斜視図である。 図19は、外側チューブが取り外された複数発射外科器具の遠位端の斜視図である。 図20は、複数発射外科器具の最遠位端の、断面で示された側面図である。 図21は、複数発射外科器具の最遠位端の斜視図である。 図22は、ロックアウトのシーケンスの最初における複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図23は、作動を停止される直前のロックアウト機構の斜視図である。 図24は、作動を停止されたロックアウト機構を例示する上面図である。 図25は、ロックアウト機構の作動を停止している間の、複数発射外科器具の最遠位端の、部分的に断面で示された側面図である。 図26は、最初の作動の間の、両方のハンドル半分が取り外された複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図27は、カートリッジが最初の位置にある複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図28は、カートリッジアセンブリが90°で角度が付けられた複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図29は、最初の位置におけるカートリッジアセンブリの遠位端の斜視図である。 図30は、90°で角度が付けられたカートリッジアセンブリの遠位端の側面斜視図である。 図31は、90°で角度が付けられたカートリッジアセンブリの遠位端の正面斜視図である。 図32は、作動の間の複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図33は、ファスナを排出している、断面で示された複数発射外科器具の遠位端の斜視図である。 図34は、作動の間の複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図35は、クラッチを脱着するためにリンクを回転された複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図36は、かさ歯車から脱着されたクラッチを例示する、複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図37は、トリガ圧搾シーケンスの終了における複数発射外科器具の近位端の斜視図である。 図38は、カートリッジアセンブリが引っ込められる直前の複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図39は、再び90°で角度が付けられた複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図40は、カートリッジアセンブリが引っ込められた複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図41は、外側管状部材が再び延ばされた複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図42は、トリガの作動および解放の後の複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された斜視図である。 図43は、最後のファスナが排出された後の複数発射外科器具の遠位端の、断面で示された側面図である。 図44は、患者内のアクセスポートを通って挿入される複数発射外科器具の斜視図である。 図45は、開示された被吸収性ねじファスナによって組織に固定された外科メッシュの斜視図である。 図46は、複数発射外科器具の別の実施形態の斜視図である。 図47は、図46の複数発射外科器具のニードル、ファスナ、バネ、およびカップリングの斜視図である。 図48は、図46および図47の複数発射外科器具の内側チューブの遠位端の斜視図である。 図49は、中にニードルとファスナとをさらに含む、図48に例示された内側チューブの遠位端の斜視図である。 図50は、内側チューブの上に配置されたバンドをさらに含む、図49に例示された内側チューブの遠位端の斜視図である。 図51は、図46〜図51の複数発射外科器具の内側チューブとカップリングとの近位端の斜視図である。 図52は、ソケットをさらに含む、図51の複数発射外科器具の斜視図である。 図53は、ニードルピン、トルクピン、およびリング半分をさらに含む、図52の複数発射外科器具の斜視図である。 図54は、第2のリング半分とラックとをさらに含む、図53の複数発射外科器具の斜視図である。 図55は、外側チューブ、ロックアウト、ニードルプレート、および小さなかさ歯車をさらに含む、図54の複数発射外科器具の斜視図である。 図56は、大きなかさ歯車、可動ハンドル、および筐体の一部分をさらに含む、図55の複数発射外科器具の斜視図である。 図57は、遊星歯車リングプレート、遊星歯車キャリア、および遊星をさらに含む、図56の複数発射外科器具の斜視図である。 図58は、第1のブッシュおよび第2のブッシュをさらに含む、図57の複数発射外科器具の斜視図である。 図59は、図46〜図59の複数発射外科器具の可動ハンドルと遊星歯車キャリアとの斜視図である。 図60は、図46〜図60の複数発射外科器具の遊星歯車キャリアおよび遊星との斜視図である。 図60aは、遊星リングプレートの上に例示された、図60の遊星歯車キャリアと遊星との正面図である。 図61は、図46〜図60aの複数発射外科器具の遊星太陽歯車の斜視図である。 図62は、図61の遊星太陽歯車と図60aの遊星リングプレートとの斜視図である。 図63は、クラッチとクラッチバネとをさらに含む、図62の複数発射外科器具の斜視図である。 図64は、小さなかさ歯車をさらに含む、図63の複数発射外科器具の斜視図である。 図65は、ロックアウトを脱着する前を例示された、図46〜図64の複数発射外科器具の遠位端の部分断面図である。 図66は、ロックアウトを脱着されて例示された、図46〜図65の複数発射外科器具の遠位端の部分断面図である。 図67は、ロックアウトを脱着する前を例示された、図46〜図66の複数発射外科器具の側面図である。 図68は、ロックアウトを脱着されて例示された、図46〜図67の複数発射外科器具の遠位端の側面図である。 図69は、ロックアウトを脱着する前を例示された、図46〜図68の複数発射外科器具の側面図である。 図70は、ロックアウトを脱着されて例示された、図46〜図69の複数発射外科器具の側面図である。 図71は、ニードルプレートに接触しているニードルピンを例示している、図46〜図70の複数発射外科器具の斜視図である。 図72は、外側チューブの遠位端を越えて延びているニードルを例示する、図46〜図71の複数発射外科器具の遠位端の部分断面図である。 図73は、可動ハンドルを完全に圧搾されて例示された、図46〜図72の複数発射外科器具の側面図である。 図74は、可動ハンドルを完全に圧搾されて例示された、図46〜図73の複数発射外科器具の遠位端の断面図である。 図75は、内側チューブの中の発射される最後のファスナを例示する、図46〜図74の複数発射外科器具の遠位端の部分断面図である。 図76は、本開示の実施形態に従った、細長いプッシャを例示する、図46〜図75の複数発射外科器具の遠位端の断面図である。
符号の説明
10 被吸収性ねじファスナ
12 ヘッド
14 先細シャフト
16 のこ歯ねじ
50 外科器具
52 本体
54 トリガ
56 外側管状部材
58 歯車列
60 ロックアウト部材
62 バネ

Claims (25)

  1. ファスナを送達する外科器具であって、
    作動アセンブリを含む筐体と、
    該筐体から遠位方向に延びている細長い管状部材であって、該細長い管状部材は、その中に複数のファスナを受け取るように、かつ、少なくとも1つのバンドを所持するように配置されており、該少なくとも1つのバンドは、少なくとも1つのファスナの通過を可能にするための第1の位置と、最遠位ファスナを係合するための少なくとも第2の位置とを有する、細長い管状部材と
    を備えており、
    該作動アセンブリの作動は、該少なくとも1つのバンドの遠位面を先頭のファスナに向かって押しやり、このことが、該最遠位のファスナを遠位方向に強制的に動かす、外科器具。
  2. 前記筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを含み、該可動ハンドルを該固定ハンドルに向かって動かすことが、作動アセンブリを作動させて、前記最遠位ファスナを遠位に動かす、請求項1に記載の外科器具。
  3. 前記可動ハンドルおよび前記作動アセンブリの一部分を機械的に協働し、その両者の間に機械接続を提供するラックをさらに含む、請求項2に記載の外科器具。
  4. 前記筐体の中に少なくとも部分的に配置され、かつ、前記細長い管状部材と前記最遠位ファスナとを回転するために作動可能である歯車アセンブリをさらに含む、請求項1に記載の外科器具。
  5. 前記筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを含み、該可動ハンドルを該固定ハンドルに向かって動かすことが、前記作動アセンブリと前記歯車アセンブリとを作動し、前記最遠位ファスナを遠位方向に動かし、かつ、該最遠位ファスナを回転し、それによって、完全な作動ストロークは、該可動ハンドルを動かすことによって、該細長い管状部材から該最遠位ファスナを排出するために充分な距離を画定される、請求項4に記載の外科器具。
  6. 前記歯車アセンブリは、遊星歯車と、それと機械的に係合してそれに配置された複数の遊星とを含み、該遊星歯車と該複数の遊星とは、完全な作動ストロークに応答して、前記最遠位ファスナを複数回回転させることを可能にする、請求項5に記載の外科器具。
  7. 前記遊星歯車と前記複数の遊星とが、完全な作動ストロークに応答して、前記最遠位ファスナを約11回回転させることを可能にする、請求項6に記載の外科器具。
  8. 前記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、前記作動アセンブリは、作動前の位置に戻る、請求項5に記載の外科器具。
  9. 前記歯車アセンブリの一部分と機械的に協働するように配置された歯止めをさらに含み、該歯止めは、完全な作動ストロークを実行し終えるまで、前記可動ハンドルが、発射前の位置に動くこと防止する、請求項5に記載の外科器具。
  10. 前記歯車アセンブリの一部分と機械的に係合しているクラッチをさらに含み、前記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、該クラッチは、該細長い管状部材が反対方向に回転することを防止する、請求項5に記載の外科器具。
  11. 前記細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトをさらに含み、該ロックアウトは、それが前記可動ハンドルの近位方向の運動を防止する第1の位置から、それが該可動ハンドルの近位方向の移動を可能にする第2の位置まで動くことができ、これによって、適切な量の遠位方向の圧力を外科器具の表面に適用することが、該ロックアウトをそれの第1の位置から第2の位置に動かす、請求項1に記載の外科器具。
  12. 前記細長い管状部材の中に少なくとも部分的には配置されたイントロデューサをさらに含む、請求項1に記載の外科器具。
  13. 前記細長い管状部材が、その中にファスナを全く含まないことを示す視覚インジケータをさらに含む、請求項1に記載の外科器具。
  14. ファスナを送達する外科器具であって、
    作動アセンブリと歯車アセンブリとを含む筐体と、
    該筐体から遠位方向に延び、外側チューブと内側チューブとを含む細長い管状部材であって、該細長い管状部材は、その中に少なくとも1つのファスナを受け取るように構成されている、細長い管状部材と、
    該筐体と機械的に協働し、固定ハンドルと可動ハンドルとを含むハンドルアセンブリであって、該可動ハンドルは、発射前の位置と作動された位置との間で動くことができる、ハンドルアセンブリと、
    該細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトであって、該ロックアウトは、それが該可動ハンドルと該固定ハンドルとの間の相対運動を防止する第1の位置から、それが該固定ハンドルに対する該可動ハンドルの相対運動を可能にする第2の位置まで動くことができ、それによって、該外側チューブを距離xだけ遠位方向に動かすことが、ロックアウトをそれの第1の位置から第2の位置まで動かす、ロックアウトと
    を備えており、
    該可動ハンドルをそれの発射前の位置から作動された位置に向かって動かすことが、該作動アセンブリを作動し、該作動アセンブリは、最遠位ファスナを押しやって、遠位方向に動かし、該歯車アセンブリを作動し、該歯車アセンブリは、該最遠位ファスナを回転させ、完全な作動ストロークは、該可動ハンドルを動かすことによって、該細長い管状部材から該最遠位ファスナを排出するために充分な距離を画定される、外科器具。
  15. 前記細長い管状部材の中に少なくとも部分的に配置されているイントロデューサをさらに備えている、請求項14に記載の外科器具。
  16. 前記細長い管状部材は、少なくとも1つのバンドを所持するように配置されており、該少なくとも1つのバンドは、少なくとも1つのファスナの通過を可能にするための第1の位置と、最遠位ファスナを係合するための少なくとも第2の位置とを有しており、該作動アセンブリの作動は、該少なくとも1つのバンドの遠位面を先頭のファスナに向かって押しやり、それによって該最遠位のファスナを遠位方向に強制的に動かす、請求項14に記載の外科器具。
  17. 前記歯車アセンブリは、遊星歯車と、それと機械的に係合して配置された複数の遊星とを含み、該遊星歯車と該複数の遊星とは、完全な作動ストロークに応答して、前記最遠位ファスナを複数回回転させることを可能にする、請求項14に記載の外科器具。
  18. 前記歯車アセンブリの一部分と機械的に協働するように配置された歯止めをさらに含み、該歯止めは、完全な作動ストロークを実行し終えるまで、前記可動ハンドルが、発射前の位置に動くこと防止する、請求項14に記載の外科器具。
  19. 前記歯車アセンブリの一部分と機械的に係合しているクラッチをさらに含み、前記可動ハンドルが、発射前の位置に戻ったときに、該クラッチは、該細長い管状部材が反対方向に回転することを防止する、請求項14に記載の外科器具。
  20. 前記可動ハンドルは、それの発射前の位置に偏向されている、請求項14に記載の外科器具。
  21. 前記歯車アセンブリは、第1の軸に配置された第1のかさ歯車と、第2の軸に配置された第2のかさ歯車とを含み、該第1の軸は、該第2の軸に対して横方向である、請求項14に記載の外科器具。
  22. 外科ファスナを送達するシステムであって、
    該外科ファスナは、
    外科器具であって、該外科器具は、
    作動アセンブリと歯車アセンブリとを有する筐体であって、該筐体は、固定ハンドルと、そこに旋回可能に取り付けられた可動ハンドルとを有する、筐体と、
    該筐体から遠位方向に延び、中に少なくとも1つのファスナを受け取るように構成されている細長い管状部材と、
    該細長い管状部材の中に少なくとも部分的には配置されたイントロデューサと
    を含む、外科器具と、
    該イントロデューサを該細長い管状部材から前進させる手段と、
    該イントロデューサを越えて最遠位ファスナを前進させる手段と
    を備える、システム。
  23. 前記外科器具は、前記細長い管状部材と機械的に協働するように配置されたロックアウトをさらに含み、該ロックアウトは、それが前記可動ハンドルの近位方向の運動を防止する第1の位置から、それが該可動ハンドルの近位方向の移動を可能にする第2の位置まで動くことができる、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記イントロデューサを前進させる前に、前記ロックアウトは、それの第1の位置から第2の位置に動かされる、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記ロックアウトは、前記細長い管状部材の少なくとも一部分を近位方向に移動することによって、それの第1の位置から第2の位置に動かされる、請求項24に記載のシステム。
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