JP2008279194A - アクセサリー構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセサリーとして付加価値を与えるような新しい透明石の利用技術として、従来にはない新しいアクセサリー構造体を提供する。
【解決手段】 ファセットカットを施した透明石10の下方あるいは底部に被写対象となる物体または意匠11を有し、透明石10の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠11の視認性が変化してファセット12に映り込むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセサリー構造体に関するものである。より具体的には、最終的にリング、ペンダント、イヤリング、ピアス、ブレスレット等のアクセサリーとして仕上げられる、アクセサリーの基本構造となるアクセサリー構造体に関する。
従来、透明石が宝石とされる際には、透明石は、ファセット(カット面)で囲まれた多面体にカット(ファセットカット)が施され、透明石自体が本来有している色、透明度、輝き等を最大限活かしながら美しい形状にカットされて意匠性を向上させている。そして、これらの宝石は、リング、ペンダント、イヤリング、ピアス、ブレスレット等のアクセサリー等に使用されている。近年では、透明石の人工宝石の製造技術は進歩しており、色、透明度、輝き等は天然石とほぼ同程度の人工宝石が提供されるようになり、人工宝石あるいはこれを用いたアクセサリーは低価格化も進んでいる。
ただ、従来、透明石は、色、透明度、輝き、形状等を楽しむものとして利用されていることに変わりなく、アクセサリーとして付加価値を与えるような新しい透明石の利用技術はあまり提案されていないのが現状である。例えば、特許文献1のように、装身具(透明石)内部に遺骨等の収容物を収容可能な空間として円孔を形成し、その円孔を収容物が封入されるように光重合硬化型樹脂を用いて閉塞することによって、お守りや礼拝の対象として利用することができるものが開示されるに留まっている。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、アクセサリーとして付加価値を与えるような透明石の利用技術として、従来にはない新しいアクセサリー構造体を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、第1には、ファセットカットを施した透明石の下方あるいは底部に被写対象となる物体または意匠を有し、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠の視認性が変化してファセットに映り込むことを特徴としている。
第2には、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠が複数のファセットに映り込むことを特徴としている。
第3には、ファセットカットを施した透明石は、曲面のファセットを有していて、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠がファセットに歪んで映り込むことを特徴としている。
第4には、地金枠体の上部に、透明石が嵌め込まれ、地金枠体の下部に、被写対象となる物体が取付けられた板状体または被写対象となる意匠が形成された板状体が嵌め込まれていることを特徴としている。
第5には、地金枠体の上部に、底部に被写対象となる物体が内蔵されているまたは被写対象となる意匠が形成されている透明石が嵌め込まれ、地金枠体の下部に、板状体が嵌め込まれていることを特徴としている。
第6には、被写対象となる物体が、ダイヤモンド、サファイヤのいずれかであることを特徴としている。
本発明によれば、ファセットカットによって、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠の視認性が変化してファセットに映り込み、従来にはない新しいアクセサリー構造体を提供することができる。
本発明者らは、従来にはない新しいアクセサリー構造体について鋭意検討を行った結果、従来のように透明石を色、透明度、輝き、形状等を楽しむものとして利用することに加えて、透明石に対して光の屈折を緻密に計算してファセットカットを施した透明石の下方あるいは底部に被写対象となる物体または意匠を配すれば、カットによって透明石がレンズのごとく役割を果たし、被写対象となる物体や意匠の視認性が変化してファセットに映り込む、つまり、実際の物体や意匠とは異なった数や形状としてファセットに映り込むということを見出し、本発明に至ったものである。
以下、本発明について詳しく説明する。
ここで、本発明のアクセサリー構造体とは、より具体的には、最終的にリング、ペンダント、イヤリング、ピアス、ブレスレット等のアクセサリーとして仕上げられる、アクセサリーの基本構造となるアクセサリー構造体である。
本発明においては、上下の定義は、透明石と被写対象となる物体または意匠との相対的な位置関係を基に、透明石の位置を上、被写対象となる物体または意匠の位置を下として用いている。透明石に被写対象となる物体が内蔵されている場合も同様の上下の定義としている。
図1は、本発明のアクセサリー構造体の一実施形態の断面図である。
図1(a)に示されるように、本発明のアクセサリー構造体1は、ファセットカットを施した透明石10の下方に被写対象となる物体または意匠11を有している。ただし、単にファセットカットが施されたものではなく、光の屈折を緻密に計算してファセットカットを施してあることによって、被写対象となる物体や意匠11の視認性が変化してファセット12に映り込む、つまり、実際の物体や意匠とは異なった数や形状としてファセット12に映り込むのである。
ここで視認性の変化とは、被写対象となる物体または意匠が、拡大、縮小、複数化、収束化、歪曲化等、変化して見えることであり、より具体的には、被写対象となる物体または意匠が複数のファセットに映り込んだり、歪んで映り込んだりと、アクセサリーとして付加価値を与えるような新しい透明石の利用技術が提供されるのである。
例えば、本発明のアクセサリー構造体は、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠が複数のファセットに映り込む、つまり、被写対象となる物体または意匠が、本来ある数よりも何倍もあるかのように映し出されているアクセサリー構造体とすることもできる。また、ファセットは必ずしも完全な平面にカットされている必要はない。本発明のアクセサリー構造体は、ファセットを曲面とすることも発明の一つであり、この場合、被写対象となる物体または意匠はファセットに歪んで映り込むこととなる。
本発明のアクセサリー構造体は、より具体的には、図1(a)に示されるように、地金枠体13の上部に、透明石10が嵌め込まれ、地金枠体13の下部に、被写対象となる物体11が取付けられた板状体14または被写対象となる意匠11が形成された板状体14が嵌め込まれているアクセサリー構造体1とすることができる。地金枠体13を用いて、被写対象となる物体11が取付けられた板状体14または被写対象となる意匠11が形成された板状体14と、透明石10とが嵌め込まれるアクセサリー構造体1は、その間が空洞15であり、被写対象となる物体または意匠11と透明石10との距離を調節することができ、透明石10の種類やカット等によって微妙に変化する焦点距離等を嵌め込み時に調節することができるため好ましい。
ただし、図1(a)に示されるように、必ずしも透明石10の下方に被写対象となる物体または意匠11を有する必要はない。図1(b)のように、透明石10の底部に被写対象となる物体または意匠11を有する、つまり、内蔵させていてもよいことは言うまでもない。この場合は、カット時において、被写対象となる物体または意匠11の映り込み方を随時確認することができるため、このようなアクセサリー構造体1も好ましい。
そして、本発明のアクセサリー構造体は、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
本発明において、カットについては、図1において底部が平面にカットされているが、当然に平面である必要はなく、上部のカット面も三角、矩形、ひし形等様々であってよく、シェイプについても特に制限されず、透明石がスタイルとしてファセットカットが施されていればよい。実際に、図2のように、ハートシェイプカットを施し、リングとして作製した本発明のアクセサリー構造体1では、被写対象となる物体11は、実際には3つ配置されているのだが、各ファセット12に映り込まれた被写対象となる物体11の合計数は、あたかも3つ以上存在するかのように映り込んでいた。
本発明において、透明石については、アメジスト、アクアマリン、クウォーツ、トルマリン、シトリン等、様々な透明石を使用することができ、カラーバリエーション等も豊富にすることができる。
本発明において、被写対象となる物体については、様々なものを挙げられる。好ましいものとしては、例えば、ダイヤモンド、サファイヤ等の屈折率が高い透明石が挙げられ、被写対象となる物体の屈折率が高いことによって、ファセットに映り込んだ際に、輝きを放って見えるため、美的外観が向上する。
本発明において、被写対象となる意匠については、形成方法は、接着、彫刻、切抜き等、様々な方法が可能であり、例えば、ハート、クローバー等の意匠をレーザー加工によって形成することが例示される。
ここで、本発明のアクセサリー構造体の製造方法としては、例えば、(1)透明石にファセットカットを施し、透明石の底部を平面にカットして、次いで(2)鋳造により作製した板状体に被写対象となる物体または意匠を石留めして、(3)鋳造により作製した地金枠体に、板状体および透明石を嵌め込む、という簡便な工程で作製することができる。
以上のような本発明は、上記特許文献1との差異として、アクセサリーの外から被写対象となる物体等を見せる点は類似するものの、特徴として、カットによって被写対象となる物体等の視認性が変化している点が相違し、これらは光の屈折を緻密に計算してファセットカットが施されていて、従来にはない全く新しいアクセサリー構造体である。
本発明のアクセサリー構造体の断面図である。 ハートシェイプカットを施した本発明のアクセサリー構造体を利用して作製したリングの上方斜視図である。
符号の説明
1 アクセサリー構造体
10 透明石
11 被写対象となる物体または意匠
12 ファセット
13 地金枠体
14 板状体
15 空洞

Claims (6)

  1. ファセットカットを施した透明石の下方あるいは底部に被写対象となる物体または意匠を有し、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠の視認性が変化してファセットに映り込むことを特徴とするアクセサリー構造体。
  2. 透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠が複数のファセットに映り込むことを特徴とする請求項1記載のアクセサリー構造体。
  3. ファセットカットを施した透明石は、曲面のファセットを有していて、透明石の上方視あるいは上方斜視で、被写対象となる物体または意匠がファセットに歪んで映り込むことを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリー構造体。
  4. 地金枠体の上部に、透明石が嵌め込まれ、地金枠体の下部に、被写対象となる物体が取付けられた板状体または被写対象となる意匠が形成された板状体が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアクセサリー構造体。
  5. 地金枠体の上部に、底部に被写対象となる物体が内蔵されているまたは被写対象となる意匠が形成されている透明石が嵌め込まれ、地金枠体の下部に、板状体が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアクセサリー構造体。
  6. 被写対象となる物体が、ダイヤモンド、サファイヤのいずれかであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のアクセサリー構造体。
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