JP2008278669A - 電力制御装置、スピーカ装置および電力制御方法 - Google Patents

電力制御装置、スピーカ装置および電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】供給電力の最大値が小さい電源を使用してもピーク時の電力を補って高出力駆動をすることができるとともに、小型に形成することができる電力制御装置、スピーカ装置および電力制御方法を提供すること。
【解決手段】本発明のスピーカ装置は、オーディオ信号Sinの出力が一時的に大きくなり、消費電力が増加した場合には、DC−DC変換器11は、出力電圧Voutを降圧することにより、出力電流Ioutを増加させるとともに、コンデンサC1から放電させて、アンプ12への供給電流を増加させる。これにより、USB接続端子10から供給される電力2.5W以上の電力を一時的にアンプ12へ供給することができる。また、コンデンサC1両端の電圧差の変動を大きくすることができるから、コンデンサC1からの放電量を大きくすることができ、コンデンサC1のサイズを小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、供給される電力の電圧値を昇圧して出力する技術に関する。
パーソナルコンピュータなどにおいては、USB(Universal Serial Bus)規格の端子が広く普及し、各種の周辺機器がUSB端子を介して接続可能になっている。このようなUSB端子には、信号ラインと電源ラインがあるために、USB端子に接続された周辺機器は、この電源ラインから電源の供給を受けることができる。この電源ラインは、USB端子の規格から電圧が5V、電流は500mA以下という制約があり、使用できる電力は2.5Wが最大となる。
ところが、USB端子に接続される周辺機器の中には、瞬間的ながらピーク時の消費電力が2.5Wを超えるものもあった。そのため、特許文献1のように、USB端子の電源ラインから電力供給を受ける入力部にコンデンサを設け、このコンデンサに蓄電された電力を利用することにより、USB端子に接続された周辺機器のピーク時の電力を補うということができる装置が提案されていた。
特表2004−503199号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置においては、単にコンデンサを用いるという構成のため、蓄電できる電力が小さいという問題があった。また、蓄電量を増やそうとすると、コンデンサの容量を非常に大きくする必要があり、コンデンサの占める体積が極めて大きくなってしまう。そのため、スピーカを駆動するためのUSBアンプにおいては、大きな容量のコンデンサが必要となり、小型化することができなかった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、供給電力の最大値が小さい電源を使用してもピーク時の電力を補って高出力駆動をすることができるとともに、小型に形成することができる電力制御装置、スピーカ装置および電力制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、外部電源から供給される電力の電圧値を所定の電圧値に変換して出力する電圧変換手段と、前記電圧変換手段から出力された電力の電圧値に基づいて、前記外部電源から供給される電力の電圧値よりも低い電圧値であるフィードバック電圧を生成する電圧生成手段と、前記電圧変換手段に供給される電力の電流値を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合には、前記フィードバック電圧を上昇させる電圧修正手段とを具備し、前記電圧変換手段は、前記フィードバック電圧が予め設定された基準電圧になるように、前記所定の電圧を制御することを特徴とする電力制御装置を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記電圧生成手段は、第1の抵抗と第2の抵抗とを具備し、前記電圧変換手段から出力された電力の電圧値を前記第1の抵抗と前記第2の抵抗とを用いて分圧することにより、フィードバック電圧を生成してもよい。
また、別の好ましい態様において、前記電圧修正手段は、前記電流検出手段によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合にオン状態となるトランジスタを具備し、前記トランジスタがオン状態になることにより、前記外部電源から供給される電力によって前記フィードバック電圧を上昇させてもよい。
また、別の好ましい態様において、充放電するコンデンサをさらに具備し、前記電圧変換手段が、前記所定の電圧を下げる制御を行う場合に、前記コンデンサは前記所定の電圧の低下量に応じて放電してもよい。
また、本発明は、前記電力制御装置と、前記電圧変換手段から供給される電力を用いて、入力されたオーディオ信号を増幅するアンプと、前記アンプによって増幅されたオーディオ信号を放音するスピーカとを具備し、前記アンプは、前記コンデンサが放電する場合には、当該放電によって生じた電力をさらに用いて、前記入力されたオーディオ信号を増幅することを特徴とするスピーカ装置を提供する。
また、本発明は、外部電源から供給される電力の電圧値を所定の電圧値に変換して出力する電圧変換過程と、前記電圧変換過程によって出力された電力の電圧値に基づいて、前記外部電源から供給される電力の電圧値よりも低い電圧値であるフィードバック電圧を生成する電圧生成過程と、前記電圧変換過程に対して供給される電力の電流値を検出する電流検出過程と、前記電流検出過程によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合には、前記フィードバック電圧を上昇させる電圧修正過程とを備え、前記電圧変換過程は、前記フィードバック電圧が予め設定された基準電圧になるように、前記所定の電圧を制御することを特徴とする電力制御方法を提供する。
本発明によれば、供給電力の最大値が小さい電源を使用してもピーク時の電力を補って高出力駆動をすることができるとともに、小型に形成することができる電力制御装置、スピーカ装置および電力制御方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
<実施形態>
本実施形態においては、USB端子に接続して高出力駆動が可能なスピーカ装置1について説明する。まず、スピーカ装置1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスピーカ装置1の構成を示す回路図である。
USB接続端子10は、外部電源となるパーソナルコンピュータに設けられたUSB接続端子と接続することにより、電力の供給を受ける端子である。外部電源は定電圧源であって、USB接続端子10に供給される電圧Vusbは5Vであり、電流Iusbは最大500mAである。
DC−DC変換器11は、入力された電圧Vinを電圧Voutに変換して出力する直流電圧変換器である。この出力電圧Voutは、別途入力されるフィードバック電圧Vfbが予め設定された基準電圧になるように調整される。ここで、後述するトランジスタQ1がオフ状態であるときには、フィードバック電圧Vfbは、出力電圧Voutを抵抗R1、R2で分圧することにより生成された電圧値となる。
本実施形態においては、基準電圧が1Vと設定され、フィードバック抵抗Vfbが1Vになるように出力電圧Voutを制御すると、出力電圧Voutは10Vになるような直流電圧変換器となっている。例えば、フィードバック電圧Vfbが1Vより大きくなった場合には、DC−DC変換器11は出力電圧Voutが上昇していると認識して出力電圧Voutを下げるように制御する。一方、フィードバック電圧Vfbが1Vより小さくなった場合には、DC−DC変換器11は出力電圧Voutが下降していると認識して出力電圧Voutを上げるように制御する。ここで、基準電圧は、USB接続端子10から入力される電圧Vusbよりも低い電圧に設定される。
また、抵抗R1、R2は、出力電圧Voutが10Vのときに、フィードバック電圧Vfbが1Vになるように設定されているから、抵抗R1、R2の抵抗比は9:1(本実施形態においては、抵抗R1は9kΩ、抵抗R2は1kΩとする)となっている。また、この抵抗は、後述するアンプ12の内部抵抗に比べ、非常に大きな抵抗と設定され、抵抗R1、R2へ流れる電流は微小なものとして考えることができる。そのため、以下の説明においては、当該微小な電流は無視できるものとし、DC−DC変換器11からの出力電流Ioutは、全てアンプ12、コンデンサC1などへ流れるものとして説明する。
また、DC−DC変換器11は、変換効率が80%とする。つまり、入力された電力の80%の電力が出力される。例えば、入力された電力が2.5W(5V、500mA)の場合には、出力する電力が2.0W(10V、200mA)となる。
アンプ12は、DC−DC変換器11から電力を供給され、入力されたオーディオ信号Sinを増幅してスピーカ13から放音させる増幅回路である。ここで、スピーカ13は、本実施形態においては、インピーダンスZspが8Ωとする。
抵抗Rinは、USB接続端子10とDC−DC変換器11の間に設けられ、抵抗Rinによる電圧降下後の電圧をトランジスタQ1のベース端子に印加する。そして、抵抗Rinの抵抗値は、本実施形態においては1Ωとし、入力電流Iusbが上限500mAになるとトランジスタQ1のベース端子に4.5Vが印加されるようになっている。
トランジスタQ1は、ベース・エミッタ間の電圧差VBEが0.5V(入力電流Iusbが500mAのとき)を超えると、電流をほとんど流さない状態であるオフ状態から、エミッタ・コレクタ間が導通したオン状態になるPNPトランジスタである。また、エミッタはUSB接続端子10に接続され、5Vが印加されている。
ここで、トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値と抵抗R3の抵抗値の合計の抵抗値は、抵抗R1と同じ抵抗値、すなわち9kΩとなっている。このように設定されていることにより、トランジスタQ1がオン状態になった場合には、USB接続端子10の電圧Vusbの影響を受け、フィードバック電圧Vfbが上昇することになるが、DC−DC変換器11が出力電圧Voutを制御して6Vまで低下させることにより、フィードバック電圧Vfbを基準電圧1Vに下げることができる。なお、トランジスタQ1は電圧差VBEが0.5Vに達する前(入力電流Iusbが500mAに達する前)であっても、トランジスタQ1のエミッタ・コレクタ間の抵抗が減少しはじめるために、フィードバック電圧Vfbが上昇しはじめるから、DC−DC変換器11は、出力電圧Voutを低下させるように制御する。
このように、入力電流Iusbが500mAに近づくと、DC−DC変換器11の出力電圧Voutが減少する。そして、出力電圧Voutが減少するから、同じ電力であれば、出力電流Ioutを上昇させることができる。例えば、出力電圧Voutが10Vのときの出力電流Ioutの上限が200mAであっても、出力電圧Voutが6Vになったときは出力電流Ioutの上限を333mAまで上昇させることができる。
ここで、トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値と抵抗R3の抵抗値の合計の抵抗値は、抵抗Rin、DC−DC変換器11などの内部抵抗に比べて、非常に大きな抵抗として設定されているため、USB接続端子10から入力される電流Iusbのうち、トランジスタQ1へ流れる電流は微小なものとして考えることができる。そのため、以下の説明においては、当該微小な電流は無視できるものとし、DC−DC変換器11への入力電流Iinは、USB接続端子10から入力される電流Iusbと同じであるとして説明する。
コンデンサC1は、DC−DC変換器11とアンプ12の間に設けられた、容量が10000uFのコンデンサであり、DC−DC変換器11からの出力電圧Voutに応じた電荷を蓄積する。そして、出力電圧Voutが低下したときには、その電荷を放出して、アンプ12へ供給する電流を増加させる。例えば、出力電圧Voutが10Vから6Vへ低下した場合には、10000uF×(10V−6V)=40mCの電荷を放出することができる。そのため、当該電荷の放出時間に応じて発生する電流、例えば、約0.1秒間で放出するのであれば、400mAの電流をコンデンサC1からアンプ12へ供給することができる。
次に、パーソナルコンピュータに接続されたスピーカ装置1における動作について説明する。まず、アンプ12にオーディオ信号Sinが入力されるが、このオーディオ信号Sinは楽曲を示す信号であるものとする。ここで、一般的に楽曲などのオーディオ信号は、ピーク出力と平均出力には大きな差があり、ジャンルや曲によって異なるものの、平均出力はピーク出力の1/8〜1/10程度と言われている。そのため、ピーク時の電力を一時的に補うことができれば、ピーク時以外は、最大電力の1/8〜1/10の電力でアンプ12を駆動することができる。
まず、オーディオ信号Sinの出力がピーク時以外の出力であるときの動作について説明する。スピーカ13のインピーダンスZspは8Ωであるから、例えば、オーディオ信号Sinの出力により、DC−DC変換器11からの出力電流Ioutが150mA供給される場合には、0.18Wの出力が得られる。このとき、コンデンサC1には、100mCの電荷が蓄積される。そして、オーディオ信号の出力が低く、電流Iusbが500mAに達しないうちは、この状態が持続する。
次に、オーディオ信号Sinの出力が大きくなり、ピーク出力に向かって変化するときの動作について説明する。オーディオ信号Sinの出力が大きくなり、出力電流Ioutが180mA程度まで増加して、約0.26Wの出力になると、電流Iusbは、ほぼ500mAとなる。ここで、電流Iusbが500mAに達するにあたって、出力電圧Voutが10Vで出力電流Ioutが180mA程度までしか増加しないのは、抵抗Rinによる0.5V程度の電圧降下により、0.25W程度消費し、DC−DC変換器11から出力できる最大電力は(2.5W−0.25W)×80%=1.8Wとなるからである。
電流Iusbが500mA程度になると、フィードバック電圧Vfbが上昇するから、DC−DC変換器11は、出力電圧Voutを低下させるように制御する。これにより、上述したように、出力電圧Voutは最大で4V低下して6Vとなる。このとき、DC−DC変換器11からの出力電流Ioutの最大値は300mAとなり、0.72Wまで出力が得られる。一方、コンデンサC1は、出力電圧Voutが4V低下したことにより、40mCの電荷を放出する。そのため、上述したように、例えば、0.1秒間だけ400mAの電流をさらにアンプ12に供給することができる。これにより、コンデンサC1が放電している0.1秒間は、700mA程度の電流をアンプ12に供給することができるから、3.92W程度の出力が得られる。これにより、USB接続端子10から供給される電力2.5W以上の電力を一時的に出力することができる。
その後、オーディオ信号Sinの出力が下がり、電流Isubが低下すると、トランジスタQ1がオフ状態となり、フィードバック電圧Vfbが低下するから、DC−DC変換器11の出力電圧Voutを上昇させるように制御し、出力電圧Voutは10Vに戻る。これにより、再び、コンデンサC1に100mCの電荷が蓄積される。
このように、本発明のスピーカ装置1は、入力されるオーディオ信号Sinの出力が小さく、消費電力が少ない場合には、DC−DC変換器11によって昇圧された出力電圧VoutによってコンデンサC1が充電される。そして、オーディオ信号Sinの出力が一時的に大きくなり、消費電力が増加した場合には、DC−DC変換器11は、出力電圧Voutを降圧することにより、出力電流Ioutを増加させるとともに、コンデンサC1から放電させて、アンプ12への供給電流を増加させる。これによりUSB接続端子10から供給される電力2.5W以上の電力を一時的にアンプ12へ供給することができる。また、DC−DC変換器11が出力電圧Voutを消費電力に応じて変動させることにより、変動させない場合に比べて、コンデンサC1両端の電圧差の変動を大きくすることができるから、コンデンサC1からの放電量を大きくすることができる。そのため、コンデンサC1の容量を小さくすることができるから、コンデンサC1のサイズを小さくすることによって、スピーカ装置1を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
<変形例1>
実施形態においては、トランジスタQ1は、PNPトランジスタであったが、PチャネルFET(Field Effect Transistor)であってもよい。この場合には、PNPトランジスタのベースに接続されるラインをPチャネルFETのゲートへ接続し、PNPトランジスタのエミッタ、コレクタに接続されるラインをPチャネルFETのソース、ドレインに接続されるようにすればよい。このようにしても、実施形態と同様な効果を得ることができる。
<変形例2>
実施形態においては、トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値と抵抗R3の抵抗値の合計の抵抗値が所定の抵抗値になるようにしていたが、必ずしも抵抗R3は用いなくてもよい。この場合は、トランジスタQ1のサイズを調整することにより当該トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値が所定の抵抗値になるようにすればよい。このようにすれば抵抗R3を用いなくても、実施形態と同様な効果を得ることができる。
<変形例3>
実施形態においては、トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値と抵抗R3の抵抗値の合計の抵抗値が抵抗R1の抵抗値と同じになるようにしていたから、トランジスタQ1がオン状態を維持した場合、すなわち電流Iusbが500mA程度の状態が続いた場合には、フィードバック電圧Vfbが基準電圧1VになるようにDC−DC変換器11の出力電圧Voutは6Vまで低下した。ここで、出力電圧Voutをどの電圧まで低下させるかによって、トランジスタQ1のオン状態におけるエミッタ・コレクタ間の抵抗値と抵抗R3の抵抗値の合計の抵抗値を調整するようにすれば良い。すなわち、出力電圧Voutが下限の電圧値になったときに、フィードバック電圧Vfbが1Vになるように当該合計の抵抗値を調整すればよい。
<変形例4>
実施形態におけるUSB接続端子10とDC−DC変換器11の間に、500mA以上の電流が流れないようにするリミッタを設けてもよい。このようにすれば、USB接続端子10に接続されているパーソナルコンピュータのUSB接続端子に電力を供給する電源に500mA以上の電流が流れなくなり、当該電源への負荷を低減できる。
<変形例5>
実施形態においては、トランジスタQ1がオフ状態であるときには、DC−DC変換器11からの出力電圧Voutが10Vになるように設定されていたが、10Vに限られない。この場合は、利用者が操作することによって、当該電圧値を設定できる操作部を設ければよい。また、抵抗R1、抵抗R2の少なくとも一方を抵抗値が利用者によって変更可能な可変抵抗とし、抵抗R1、R2の抵抗比を調節して、出力電圧Voutが変更されるようにしてもよい。例えば、抵抗R1、R2の抵抗比を7:1とすれば、フィードバック電圧Vfbを1Vとするために、出力電圧Voutは8Vとなる。
ここで、出力電圧Voutを10Vより大きく設定すると、10V以上になっている通常時は、出力できる電力がより小さくなってしまうが、ピーク時にコンデンサC1から放出できる電荷Qcが大きくなるから、ピーク時に出力できる電力を大きくすることができる。逆に、出力電圧Voutを10Vより小さく設定すれば、ピーク時に出力できる電力が減ってしまうが、通常時に出力できる電力は大きくなる。そのため、入力されるオーディオ信号Sinの出力特性、すなわち出力の変動が大きいか小さいかによって、最適な出力電圧Voutを設定することができる。なお、入力されるオーディオ信号Sinの出力特性を事前に取得する出力特性取得手段を設け、出力特性取得手段は、取得した出力特性に応じて、DC−DC変換器11または抵抗R1、R2の抵抗比を自動的に制御して、出力電圧Voutを決定するようにしてもよい。
実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
1…スピーカ装置、10…USB接続端子、11…DC−DC変換器、12…アンプ、13…スピーカ

Claims (6)

  1. 外部電源から供給される電力の電圧値を所定の電圧値に変換して出力する電圧変換手段と、
    前記電圧変換手段から出力された電力の電圧値に基づいて、前記外部電源から供給される電力の電圧値よりも低い電圧値であるフィードバック電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧変換手段に供給される電力の電流値を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合には、前記フィードバック電圧を上昇させる電圧修正手段と
    を具備し、
    前記電圧変換手段は、前記フィードバック電圧が予め設定された基準電圧になるように、前記所定の電圧を制御する
    ことを特徴とする電力制御装置。
  2. 前記電圧生成手段は、第1の抵抗と第2の抵抗とを具備し、前記電圧変換手段から出力された電力の電圧値を前記第1の抵抗と前記第2の抵抗とを用いて分圧することにより、フィードバック電圧を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記電圧修正手段は、前記電流検出手段によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合にオン状態となるトランジスタを具備し、前記トランジスタがオン状態になることにより、前記外部電源から供給される電力によって前記フィードバック電圧を上昇させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 充放電するコンデンサをさらに具備し、
    前記電圧変換手段が、前記所定の電圧を下げる制御を行う場合に、前記コンデンサは前記所定の電圧の低下量に応じて放電する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電力制御装置。
  5. 請求項4に記載の電力制御装置と、
    前記電圧変換手段から供給される電力を用いて、入力されたオーディオ信号を増幅するアンプと、
    前記アンプによって増幅されたオーディオ信号を放音するスピーカと
    を具備し、
    前記アンプは、前記コンデンサが放電する場合には、当該放電によって生じた電力をさらに用いて、前記入力されたオーディオ信号を増幅する
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  6. 外部電源から供給される電力の電圧値を所定の電圧値に変換して出力する電圧変換過程と、
    前記電圧変換過程によって出力された電力の電圧値に基づいて、前記外部電源から供給される電力の電圧値よりも低い電圧値であるフィードバック電圧を生成する電圧生成過程と、
    前記電圧変換過程に対して供給される電力の電流値を検出する電流検出過程と、
    前記電流検出過程によって検出した電流値が所定の電流値以上になった場合には、前記フィードバック電圧を上昇させる電圧修正過程と
    を備え、
    前記電圧変換過程は、前記フィードバック電圧が予め設定された基準電圧になるように、前記所定の電圧を制御する
    ことを特徴とする電力制御方法。
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