JP2008276585A - 組込み装置、その開発システム、開発プログラム、データの転送方法およびデータ構造 - Google Patents

組込み装置、その開発システム、開発プログラム、データの転送方法およびデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 新規の組込み技術を開発する。
【解決手段】 制御信号を入力するための入力手段30と、制御信号を受け取り、これを動作信号として出力する制御部10と、動作信号に基づいて所定の動作を行う動作部20とを有する組込み装置において、制御部10は、制御信号に基づいて動作信号を生成して前記動作部に出力する第1の制御部11と、制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給するデータブロック部12と、データブロック部12における制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段と接続可能で、前記制御データ群を前記データブロック部に登録または更新するとともに、前記外部入力手段からの前記制御データ群の登録または更新の際に前記第1の制御部のアクセス制御を行う第2の制御部と、から構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、組込み装置、その開発システム、開発プログラム、データの転送方法およびデータ構造に関する。
組込みシステムとは電子回路にいわゆるマイコンと呼ばれる「電子制御装置」を装備して、当該電子制御装置上で動作するプログラムにより「組込み装置」を制御することによって特定の機能を実現するシステムをいう。このように組込みシステムを採用することによって、必要最小限の機能だけを構築して、「組込み装置」の最小化・最軽量化が図られている。このようにサイズがとても小さいシステムであり、種々の機器に組込むことができることからこのようなシステムは、組込みシステムと言われ、携帯電話や家電製品、産業用機械などに採用されており、最近では、ロボットや自動車に高度な組込みシステムが使用され、注目を浴びている。
また、組込みシステムを動作させるための組込みソフトウェアとは、「組込み装置」を制御するために組込みシステムの電子制御装置上で動くプログラムのことを言う。一般に、組込みソフトウェアはパーソナルコンピュータ上で開発され、通信などを利用して組込み装置に転送される方式を取っている。このような方式で組込みソフトウェアを開発することをクロス開発と言う。
さらに、組込み装置とは組込みソフトウェアによって制御されているハードウェアを意味する。
このような組込み装置では、その機能が加速度的に増加し、また、その機能自体も高度に複雑化している。特に、携帯電話等の組込み装置では機能の増加や高度化・複雑化が著しい。このような機能は主としてソフトウェアにて実現されており、その機能を組込み装置の使用者(以降、ユーザと呼称する。)が利用する為の組込み装置のユーザインターフェース(主に画面。以降、UIと呼称する。)のソフトウェア開発に、多くの時間と費用が必要となっている。一方では、シェア獲得の為に他社に先駆けて組込み装置を市場に投入する必要から、開発に多くの時間を掛けることができない状況にある。また、UIの開発の特性として、製品の出荷間際まで仕様の変更が発生する場合が多々ある。
そのため、UIの画面構成および画面遷移に関わるソフトウェアを容易に作成することができ、また、仕様の変更によるUIのソフトウェアの改変を容易にすることが望まれている。
従来の技術では、画面構成または画面遷移の情報はソフトウェアのソースコード上に記述する手法で行われている。しかし、この手法では、例えば複数の機器に同一のソフトウェアを組込んで実行しようとする場合で、機器が使用するCPUが、それぞれ異なる場合には、ソースコードを当該機器上で実行可能なプログラムに変換する為のコンパイラなどの開発環境が異なる為に、当該ソフトウェアを実行する為には、その都度ソースコードを当該機器で使用する開発環境をもちいて実行可能なプログラムに変換する必要があった。また、このことは、同一機器上に於いて画面構成や画面遷移を変更する場合でも、画面構成または画面遷移の情報がソースコード上に記述されている為に、異なる機器上で当該ソフトウェアを実行する場合と同様に再度、変更後のソースプログラムを実行可能なプログラムに変換する必要がある。
これに対する改善の1つとして、異なる機器で使用するCPUやコンパイラの違いの影響を無くす為、プログラミング言語のJAVA(登録商標)のように、プログラムを実行する機器、あるいは、実行環境に依存しない中間言語として実行可能なプログラムに変換する技術がある。しかし、この場合も、ソースコード上に画面構成または画面遷移の情報が記述されている為、これらの情報を変更する都度、再度、修正後のソースプログラムを、実行可能なプログラムに変換する必要がある。
特開平6−19695号公報(全文)
本発明の課題は、実行の対象とする機器および開発環境が異なる場合、あるいは、仕様の変更、不具合等による修正を行った場合でも、再度ソースコードから実行可能なプログラムへ変換を行う必要を最小限にすること、それにより開発の期間を短縮することを可能とする、組込み装置、組込み方法、組込み装置の開発プログラムを提供することである。
本発明の別の課題は、UIの画面構成および画面遷移に関わるソフトウェアを容易に作成することができ、また、仕様の変更によるUIのソフトウェアの改変を容易にすることが可能な組込み技術を提供することである。
上記課題を解決する本発明は、次の各項目に関する。
(1) 制御信号を入力するための入力手段と、前記入力手段から制御信号を受け取り、受け取った制御信号を動作信号として出力する制御部と、前記制御部から入力された動作信号を受信し受信した動作信号に基づいて所定の動作を行う動作部とを有する組込み装置であって、
前記制御部は、前記入力手段から受信した制御信号に基づいて動作信号を生成して、生成した動作信号を前記動作部に出力する第1の制御部と、
前記第1の制御部とは独立して設けられ、前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給するデータブロック部と、
前記第1の制御部と前記データブロック部とは独立して設けられ、前記データブロック部における前記制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段と接続可能で、前記外部入力手段からの一部または全部の前記制御データ群を前記データブロック部に登録または更新するとともに、前記外部入力手段からの前記制御データ群の登録または更新の際に前記第1の制御部のアクセス制御を行う第2の制御部と、から構成されていることを特徴とする組込み装置。
なお、本発明でいうデータブロックとは、ある意味を持った一連の制御データの塊を意味するものであり、前記データブロック部には、このような一連の制御データの塊であるデータブロックを1以上有している。また、所望により、第2の制御部内または第2の制御部とは独立して前記制御部内に、外部入力手段からのデータを一時的に記憶する一時記憶領域を設けることができる。
(2) 前記組込み装置は、動作部として画面情報を含む情報を表示するための表示手段を有しており、前記制御部は、前記表示手段の表示画面の構成と遷移を制御することを特徴とする(1)に記載の組込み装置。
(3) 前記データブロック部が、
データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部と、
前記表示手段の1つの画面から遷移先画面である別の画面へと遷移するための、画面の遷移先とその画面遷移条件を定義する画面遷移の定義である画面遷移データブロックと、
前記表示手段の1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義する画面構成データブロックと、
画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックと、
から主として構成され、
前記第1のインデックス部は各データブロックの先頭を示すインデックスから構成されていることを特徴とする(2)に記載の組込み装置。
なお、本発明でいうリソースデータとは、テキストデータと、グラフィックデータ、音声データ等のバイナリーデータとの両方から構成されているのが一般的であり、このように種類の異なるリソースデータが存在する場合には各データは項目毎に格納されていることが好ましい。
すなわち、本発明の組込み装置は、(1)または(2)に記載の組込み装置において、前記リソースデータブロックがテキストデータブロックと、バイナリーデータブロックの両方から構成される組込み装置まで拡張される。
(4) 前記画面遷移データブロックは、
各画面を識別するための画面識別子と、
遷移元画面である前記1つの画面から遷移する遷移先画面を識別するための遷移先画面識別子と、
前記遷移元画面から前記遷移先画面への画面遷移を実行するための条件識別子と、
から構成されていることを特徴とする(3)に記載の組込み装置。
(5)前記画面遷移データブロックは、複数の画面遷移の定義を有しており、
前記1つの画面遷移の定義には、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、(4)に記載の組込み装置。
(6) 前記画面遷移の定義は、異なる条件識別子により定義される複数の画面の遷移先の定義を有しており、
1つの条件識別子で定義された1つの画面の遷移先の定義には、次の画面の遷移先の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする(4)または(5)に記載の組込み装置。
(7) 前記画面構成データブロックは、
前記1つの画面の画面構成に対して、
前記表示手段の各画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と、
前記画面を構成する1以上の画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
を含んで構成されることを特徴とする(3)に記載の組込み装置。
(8) 前記画面構成データブロックは、
前記画面遷移データブロックにおける画面識別子と関連付けされ、前記表示手段の1つの画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と
前記画面を構成する画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
を含んで構成されることを特徴とする(4)から(6)のいずれか1項に記載の組込み装置。
(9) 前記1つの画面は、複数の既定の画面要素の属性の定義から構成され、
前記既定の画面要素の属性は、次の既定の画面要素の属性の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、(7)または(8)に記載の組込み装置。
(10) 前記既定の画面要素の属性は、
前記画面要素のX軸座標と、
前記画面要素のY軸座標と、
前記画面要素の種別と、
前記画面要素を構成するリソースの格納場所と、
を含むことを特徴とする、(9)に記載の組込み装置。
本発明の組込み装置において、画面要素の属性を、画面要素の位置(すなわち、X軸座標とY軸座標)、画面要素の種類(例えば、テキストデータ、アイコン等の画像データ)、画面要素を構成するリソースにより予め定義し、前記定義以外の画面要素の属性を1つまたはそれ以上の任意に定義できる任意の画面要素の属性により定義することが好ましい。
なお、本発明の組込み装置として種々の組込み装置であることができるが、好ましくは表示手段を有する通信端末(例えば、携帯電話やPHS)、デジタルカメラ、DVDプレイヤー、カーナビゲーションシステム等である。
(11) (1)から(10)に記載の組込み装置と、
前記データブロック部に前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換する制御データ群を、入力または更新する外部入力手段と、
前記組込み装置と前記外部入力手段を認識可能に接続する接続手段と、
から構成された組込み装置の開発システム。
(12) 前記外部入力手段は、前記接続手段を介して接続され、
表示装置と、前記制御部のデータブロック部に転送するための前記制御部のデータブロック部におけるデータを格納する格納手段と、を備えたコンピュータシステムであり、
前記格納手段に格納されたデータブロック部におけるデータを前記接続手段を介して前記組込み装置のデータブロック部のデータの一部または全部を登録または更新することを特徴とする(11)に記載の組込み装置の開発システム。
(13) (11)または(12)に記載の組込み装置の開発システムで組込み装置に所定の機能を付与するための開発プログラムであって、
前記第2の制御部に格納され、前記外部入力手段を認識する機能と、
前記認識した外部入力手段からデータの登録または更新を実行する要求があった際に、前記第1の制御部からの前記データブロック部へのアクセスを禁止し、前記第1の制御部から前記データブロック部へのアクセスの禁止を受け付けると、前記外部入力手段から前記データブロック部へ要求されたデータを転送する機能と、
を有している
ことを特徴とする開発プログラム。
(14) (13)に記載の開発プログラムが格納された記憶媒体。
(15) (11)または(12)に記載の開発システムで組込み装置の所定の機能を付与させるための外部入力装置から組込み装置におけるデータブロック部へのデータの転送方法であって、
前記第2の制御部は、認識された外部入力手段からデータブロック部へのデータの転送要求命令を受けると、前記第1の制御部に対して、前記データブロック部へのアクセス禁止命令を送信する工程と、
前記第1の制御部からデータブロック部へのアクセスの禁止受付を受信すると、前記外部入力手段からの転送要求を受付けて、前記外部入力手段からのデータブロック部へ転送するデータのデータブロック部への転送を許可して、前記外部入力手段から前記データブロック部への転送を実行する工程と、
前記外部入力手段から前記データブロック部の転送が完了して、前記外部入力手段から転送完了命令を受け取ると、転送の完了を確認する工程と、
前記転送の確認を完了後に前記外部入力手段にデータの転送完了の確認を送信する工程と、
前記転送の確認を完了後に前記第1の制御部にデータブロック部へのアクセス許可命令を送信する工程と、
を含むことを特徴とするデータの転送方法。
(16) (1)から(10)のいずれか1項に記載の組込み装置を動作させるための制御装置であって、
前記制御部は、前記入力手段から受信した制御信号に基づいて動作信号を生成して、生成した動作信号を前記動作部に出力する第1の制御部と、
前記第1の制御部とは独立して設けられ、前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給するデータブロック部と、
前記第1の制御部と前記データブロック部とは独立して設けられ、前記データブロック部における前記制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段と接続可能で、前記外部入力手段からの一部または全部の前記制御データ群を前記データブロック部に登録または更新するとともに、前記外部入力手段からの前記制御データ群の登録または更新の際に前記第1の制御部のアクセス制御を行う第2の制御部と、から構成されていることを特徴とする制御装置。
(17) (16)に記載の制御装置において、入力手段より入力があった際に、第1の制御部で所定の機能を実行させる動作信号を生成して動作部に動作信号を送信するために参照されるデータブロック部におけるデータ群のデータ構造であって、
前記組込み装置は、動作部として画面情報を含む情報を表示するための表示手段を有しており、前記制御部は、前記表示手段の表示画面の構成と遷移を制御するものであり、
前記データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部と、
前記表示手段の1つの画面から遷移先画面である別の画面へと遷移するための、画面の遷移先とその画面遷移条件を定義する画面遷移の定義である画面遷移データブロックと、
前記表示手段の1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義する画面構成データブロックと、
画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックと、
から主として構成され、
さらに前記第1のインデックス部は各データブロックの先頭を示すインデックスを含むことを特徴とするデータブロックにおけるデータ群のデータ構造。
(18) 前記画面遷移データブロックは、
各画面を識別するための画面識別子と、
遷移元画面である前記1つの画面から遷移する遷移先画面を識別するための遷移先画面識別子と、
前記遷移元画面から前記遷移先画面への画面遷移を実行するための条件識別子と、
から構成されていることを特徴とする(17)に記載のデータ構造。
(19) 前記画面遷移データブロックは、複数の画面遷移の定義を有しており、
前記1つの画面遷移の定義には、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、(18)に記載のデータ構造。
(20) 前記画面構成データブロックは、
前記1つの画面の画面構成に対して、
前記画面遷移データブロックにおける画面識別子と関連付けされ、前記表示手段の1つの画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と、
前記画面を構成する画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
を含んで構成されることを特徴とする(18)または(19)に記載のデータ構造。
(21) 前記1つの画面は、複数の既定の画面要素の属性の定義から構成され、
前記画面遷移の定義は、異なる条件識別子により定義される複数の画面の遷移先の定義を有しており、
1つの条件識別子で定義された1つの画面の遷移先の定義には、次の画面の遷移先の定義を示すためのインデックスを有しており、そして
前記既定の画面要素の属性は、
前記画面要素のX軸座標と、
前記画面要素のY軸座標と、
前記画面要素の種別と、
前記画面要素を構成するリソースの格納場所と、
を含むことを特徴とする、(20)に記載のデータ構造。
従来の技術では、プログラム実行の対象とする機器および開発環境毎、あるいは、ソースコードに記載された画面構成または画面遷移の情報が更新される毎にソースコードから実行可能なプログラムへ変換を行っていたのに対して、本発明では、実行の対象とする機器および開発環境が異なる場合、あるいは、仕様の変更、不具合等による修正を行った場合でも、再度ソースコードから実行可能なプログラムへ変換を行う必要がなくなり、組込みシステムの開発の期間を短縮することが可能となった。
特に、本発明の組込み装置(またはその開発環境)がディスプレイ等の表示手段を有する場合には、組込み装置の制御部のデータブロック部を、データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部と、前記表示手段の1つの画面から遷移先画面である別の画面へと遷移するための、画面の遷移先とその画面遷移条件を定義する画面遷移の定義である画面遷移データブロックと、前記表示手段の1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義する画面構成データブロックと、画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックと、から構成し、さらに前記第1のインデックス部は各データブロックの先頭を示すインデックスから構成することによって前記表示手段の画面の構成と遷移を容易に変更可能に開発できるようになった。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の構成を示す概略図である。まず、図1に基づいて、本発明の組込み装置、組込み装置の開発環境の基本構成を説明する。
図1に示す通り本発明は、制御信号を入力するための入力手段30と、前記入力手段から制御信号を受け取り、受け取った制御信号を動作信号として出力する制御部10と、制御部10から入力された動作信号を受信し受信した制御に基づいて所定の動作を行う動作部20とから主として構成された組込み装置1(第1の発明)に関する。
また、図1に示す通り本発明は、第1の発明に係る組込み装置1と前記組込み装置と接続手段50を介して接続された外部入力手段40とから構成された組込み装置の開発システム(第2の発明)に関する。
さらに、図1に示す通り本発明は、第1の発明に係る組込み装置1における制御部10(第3の発明)に関する。以下、順を追って第1の発明、第2の発明および第3の発明を説明する。
本発明の組込み装置1は、従来技術で定義したような各種組込み装置であることができ、特に限定されるものではない。特に後述の具体例に記載の通り、本発明において、は画面の構成や画面の遷移を制御するのに好適であるので、携帯電話、PHS等に代表される通信装置(通信端末)、DVDプレイヤー、デジタルカメラ、ディスプレイ付き携帯ミュージックプレイヤー、ワンセグメントプレイヤー、電子辞書等の動作部20として、所定の入力により画面が遷移するような表示手段を有する組込み装置が好ましい。
(第1の発明:組込み装置)
第1の発明の組込み装置1において、制御部10は、ROM、RAM等の公知の記憶媒体から構成されており、そしてこのような記憶媒体内で、第1の制御部11と、データブロック部12と、第2の制御部13とが各々独立して設けられている。なお、本発明において、RAM等の公知の記憶媒体から構成されており、そしてこのような記憶媒体内で、第1の制御部11と、データブロック部12と、第2の制御部13とが各々独立して設けられているとは、ROM、RAM等の記憶媒体において、各々明確に異なるデバイスとして認識されるように設けられていることを意味している。
制御部10における第1の制御部11は、組込み装置1の入力手段30から受信した制御信号に基づいて動作信号を生成して、生成した動作信号を前記動作部に出力する機能を有している。
また、制御部10におけるデータブロック部12は、入力手段30から入力された制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給する機能を有している。ここで、データブロックとは、ある意味を持った一連の制御データの塊を意味するものであり、データブロック部12には、このような一連の制御データの塊であるデータブロックを1以上、一般には複数有している。
さらに、第2の制御部13は、データブロック部12における前記制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段40と接続可能で、外部入力手段40からの一部または全部の前記制御データ群を前記データブロック部に書き込みあるいは書き換えるとともに、外部入力手段40からの制御データ群の書き込みの際に第1の制御部11のアクセス制御を行う機能を有している。
さらに、後述するように、第2の制御部13は、外部入力手段40と接続を確立するために、外部入力手段40をデバイスとして認識するための当該技術分野に周知のデバイスドライバーを有している。
また、第2の制御部13は、後述するように外部入力手段40からデータブロック部12へデータを転送する際に、一時的にデータを記憶するための一時記憶領域を備えていることが好ましい。この一時記憶領域は、第2の制御部13内部に備えてあってもあるいは第2の制御部13と分離、独立して制御部10内に設けられていてもよい。
なお、第1の発明の組込み装置1において、入力手段30とは、組込み装置の機種に依存して適宜定められる入力手段であって、動作命令を行うボタンや、例えば第1の発明の組込み装置1が携帯電話等である場合には、受信装置などを意味する。一方、第1の発明の組込み装置1において、動作部20とは、同様にして組込み装置の機種に依存して適宜定められる動作部であって、入力手段30から所定の入力があった際に動作を行う対象を意味し、例えば組込み装置1が携帯電話である場合には表示画面やスピーカ等の音声出力手段やバイブレータ等のその他の動作を行うデバイスである。
従来の組込み装置における制御部は、第1の制御部、第2の制御部およびデータブロックという概念がなくこれらが渾然一体となって構成されていたのに対して、第1の発明では制御部10を第1の制御部11と、データブロック12と、第2の制御部13とにそれぞれ分離して独立して設けていることを特徴としている。
このように構成することによって、第1の発明の組込み装置1に導入された組込みソフトウェアを、更新したい場合、データブロック部12内のデータ(すなわち、1以上のデータブロック)を更新することで容易に組込みソフトウェアを更新できることが可能となる(詳細は後述の組込み装置の開発システムの項を参照)。
(組込み装置の開発システム)
次に、本発明の第2の発明である組込み装置の開発システムについて、図1〜図3に基づいて説明する。なお、第1の発明の組込み装置1と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。図2(a)は従来の組込み装置の開発を示すフローであり、図2(b)は本発明の開発環境における組込み装置の開発を示すフローであり、図3は、本発明の開発システムを用いたデータの登録方法を示すフローチャートである。
まず、図1に示す通り第2の発明の組込み装置1の開発システムは、制御信号を入力するための入力手段30と、前記入力手段から制御信号を受け取り、受け取った制御信号を動作信号として出力する制御部10と、制御部10から入力された動作信号を受信し受信した制御に基づいて所定の動作を行う動作部20とから主として構成された第1の発明の組込み装置1と、組込み装置1と接続するための接続手段50を介して接続された外部入力手段40とから主として構成されている。
第2の発明の組込み装置1の開発システムにおいて、制御部10は、第1の発明と同様にして、第1の制御部11と、データブロック12と、第2の制御部13とにそれぞれ分離して独立して構成されている。
第2の発明の組込み装置1の開発システムにおいて、外部入力手段40とは、組込み装置1の開発に一般的に使用されているコンピュータシステムであって、ネットワークシステムにおけるコンピュータシステムであってもスタンドアロンコンピュータシステムであってもよい。一般に、組込み装置の開発には、所定の開発ソフトウェアがインストールしてあるコンピュータシステムが用いられる。第2の発明の組込み装置1の開発システムにおいても、同様にしてこのようなコンピュータシステムを用いる。
しかしながら、第2の発明における特定の実施形態においては、予め保存されているデータブロック部12における一連の制御データ群である1以上のデータブロックを更新する目的で、外部入力手段40は、例えば所定の組込み装置1のデータブロックに対応するデータを格納し、送受信可能な記憶装置(ネットワークハードディスク、DVDドライブ、CDドライブ、その他の読み書き可能な記憶装置であってもよい。
すなわち、第2の発明の組込み装置1の開発システムにおける外部入力手段40とは、組込み装置1と接続手段50を介して接続可能であり、外部入力手段40と組込み装置1とが互いに認識可能であり、なおかつ少なくともデータブロック部12におけるデータブロックを格納できなおかつデータブロック部12に転送可能な装置であれば特に限定されるものではない。
このようにして、組込み装置1を外部入力手段40に所定のインターフェース(例えばLANケーブル等の通信ケーブル)を介して接続することにより、従来の組込み装置の開発環境と同様にして、本発明の開発環境下で組込み装置に組込みソフトウェアを導入することが可能となる。
しかも、第2の発明において、組込み装置1における制御部10において、第1の制御部11、データブロック部12および第2の制御部13が、例えば制御部10を構成する記憶装置内で各々独立した領域に存在している。さらに、組込み装置の開発において開発した組込みソフトウェアを組込み装置に組込んだ後に、最もデータの更新される可能性が高いのは、データブロック部12に格納されている制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群である。
すなわち、図2(a)に示す通り、従来の開発環境下では、制御部に導入した組込みソフトウェアに修正がある場合には、修正を行い、再度コンパイルして組込みソフトウェアを制御部に導入する必要があった。これに対して、本発明の開発環境下では、図2(b)に示す通り、第1の制御部11の内容、第2の制御部13の内容とは別個にデータブロック部12の内容の開発を行い、もし、修正がある場合にはデータブロック部12の対応する部分を修正して組込み装置1の制御部10におけるデータブロック部12を更新すればよい。
しかも、後述するようにコンピュータシステムが、例えば表示手段を有する組込み装置の画像イメージを前記コンピュータシステムの表示装置に前記組込み装置の表示手段の1以上の画面構成を表示する表示機能を有している場合、開発した内容をコンピュータシステムのディスプレイ等の表示装置上で(あるいはプリンタ等による出力手段により出力した紙等により)確認することが可能であるので、修正等を最小限に抑えることが可能である。
次に、図3に基づいて、本発明の組込み装置1の開発システムで開発したデータの登録・更新方法について説明する。第2の発明の組込み装置1の開発システムを用いたデータの登録方法は、第2の制御部13が外部入力手段40から送信されたデータを一時的に記憶するための一時記憶領域を有している場合、あるいは第2の制御部13とは独立して一時的に当該データを格納するための一時記憶領域を備えているデータ転送方法ある。
図3に示す実施形態は、主としてデータブロック部12のデータの登録および更新方法である。すなわち、第2の発明の組込み装置1の開発システムにおいて、データブロック部12へのデータの登録更新に特徴があり、第1の制御部11、第2の制御部13へ開発した内容を登録する方法は、当該技術分野に周知の方法と同様に行う。あるいは、例えば第2の制御部13の内容については予め制御部10に第2の制御部13の領域を設けておいてもよい。
第2の発明の組込み装置1の開発システムにおいて、外部入力手段40に格納してあるデータブロック部12の内容を登録・更新するに当たって、まず、外部入力手段40は、接続手段50を介して組込み装置1の第2の制御部12との接続を確立する。
このために第2の制御部12は、外部入力手段40をデバイスとして認識するための当該技術分野に周知のデバイスドライバーを有する必要がある。また、同様にして外部入力手段も、第2の制御部13をデバイスとして入力するためのデバイスドライバーを有する必要がある。
このようにして周知の方法により外部入力手段40と第2の制御部13との接続が確立した後に、外部入力手段40に格納されたデータブロック部12へのデータの転送要求を行う(図3中、データ転送要求命令)。
第2の制御部13は、外部入力手段40からデータ転送要求命令を受けると、データ転送要求を受け付けて、外部入力手段40からデータブロックのデータを取得し、一時記憶領域にこのデータを記憶させる。
外部入力手段40からのデータの転送が完了すると、第2の制御部13は、外部入力手段40にデータ転送確認受付を送信し、そして、第1の制御部11に対してデータブロック部12へのアクセス禁止命令を送信する。
アクセス禁止命令を受け取ると、第1の制御部11は、停止可能時期を待ち、停止可能となった際に第2の制御部13へデータブロック部12へのアクセス禁止受付を送信し、動作待機状態へと移行する。
このようにして、組込み装置1の制御部10において、第1の制御部11がデータブロック部12とのアクセスを禁止することによって、第2の制御部13内のデータ格納領域に格納されたデータ、すなわち、外部入力手段40に格納されたデータブロック部12の登録・更新用のデータをデータブロック部12に書き込む準備をする。
第1の制御部11からアクセス禁止受付を受け取ると、すなわち、データブロック部12への書き込み準備が終了すると、第2の制御装置13は、一時的に記憶させた外部入力手段40からのデータをデータブロック部12へ転送し、データブロック部12へのデータの書き込み(書き換え)を行う(登録・更新)。
このようにしてデータブロック部12のデータの登録・更新を完了すると第2の制御装置13は、第1の制御部に対してデータブロック部12に対するアクセス許可命令を送信する。
第2の制御部13からデータブロック部12に対するアクセス許可命令を受け取ると、第1の制御部11は、データブロック部12に対するアクセスを再開する(動作状態)。
このようにして、第2の発明の組込み装置1の開発システムは、第1の制御部11のデータブロックブロック部12へのアクセスを禁止した状態で、外部入力手段40からデータブロック部12のデータを容易にデータブロック部12へ転送することが可能であり、制御装置10で誤作動やデータの書き込みエラーをすることなしに、データブロック部12のデータの登録・更新を容易に行うことができる。
なお、図3に示す例では、第2の制御部13に記憶領域を設けて、外部入力手段40からのデータを一時記憶領域に一時的に記憶させた例を示したが、例えば第2の制御部13内の記憶領域に一時的にデータを格納せず、直接外部入力手段40からデータブロック部12へデータを転送することが可能である。
この場合、まず、外部入力手段40からデータ転送要求があった際に、第2の制御部13は、データブロック部12へのアクセス禁止命令を第1の制御部11へ送信する。そして、図3に示す実施形態と同様にして第1の制御部11からアクセス禁止受付を受けた後に、第2の制御部13は、データブロック部12へのデータ転送受付を送信して、外部入力手段40からデータブロック部12へ直接データを転送することとなる。そして、外部入力手段40からデータブロック部12へ直接データを転送して、データの登録または更新が終了した後に、第1の制御部11に対してデータブロック部12に対するアクセス許可命令を送信する。
以上、第1の発明である組込み装置1および第2の発明である組込み装置1の開発システムについて説明したが、本発明は、組込み装置1の制御部10を、前述した第1の制御部11と、データブロック部12と、第2の制御部13とを分離独立して設けるという技術的思想に立脚したものであれば限定されず、例えば、第1の制御部11と、データブロック部12と、第2の制御部13とを分離独立して設けた組込み装置の制御部自体も本発明の対象である(第3の発明)。
(第1実施形態)
次に本発明の組込み装置1の特定の実施形態について、図4〜図14に基づいて説明する。図4(a)は、本発明の一実施形態におけるデータブロックの基本構成の一例を示す図面であり、図4(b)は、図4(a)に示す第1のインデックス部に含まれる各データブロックの先頭を示すインデックスを示す図面であり、図5(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子の一例を示す図面であり、図5(b)は、図5(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面であり、図6(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子の別の一例を示す図面であり、図6(b)は、図6(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面であり、図7(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子のさらに別の一例を示す図面であり、図7(b)は、図7(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面であり、図8は、組込み装置における画面遷移の様子を示すフローチャートであり、図9は、組込み装置における画面構成の一例を示す図面であり、 図10(a)、図10(b)、図11および図12は、各々組込み装置の画面構成を定義するための画面構成データブロックの一例を示す図面であり、
図13は、画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとの関連付けを示すフローチャートであり、そして図14は、画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとを有するデータブロックを含む組込み装置の画面遷移の一例を示すフローチャートである。
なお、この第1実施形態は、本発明の組込み装置1において、動作部20として画面情報を含む情報を表示するための表示手段(ディスプレイ)を有しており、前記制御部10は、前記表示手段の画像の表示構成や遷移を制御するものである。以下、具体例として組込み装置が携帯電話である場合を例示して説明するが、本発明は携帯電話に限定されるものではない。ここで想定する携帯電話は、電波などの受信機、テンキーやファンクションキー等の入力ボタンなどの入力手段30、ディスプレイ、スピーカなどの動作部20、その他組込み回路、マイクロフォンなどから主として構成されている。なお、ディスプレイは1つであっても複数あってもよい。なお、組込み装置1である携帯電話は、制御部10の機能を果たす記憶手段が内蔵されている。
本実施形態において、組込み装置1の制御部10は、図1に示す通り、各々分離独立して設けられた第1の制御部11と、データブロック部12と、第2の制御部13とから構成されている。なお、以下の説明では、適宜図1に示す組込み装置1の符号を参照する。
本実施形態における第1の制御部は、携帯電話の受信機やボタンなどの入力手段30からの入力を受けた際に、動作部20である画面を遷移させるか否か、あるいは動作部20であるスピーカに音声を出力するか否かをデータブロック部12を参照して判断して、動作(画面の遷移・音声の出力)させる場合にはデータブロック部のデータ群に基づいて動作を行う機能を有するプログラム本体の役割を果たす。
一方、データブロック部12は、入力手段30からの入力に応じた画面の遷移や音声の出力などの具体的データを格納するデータ群であり、第1の制御部11に入力手段から何らかの入力があった際に、第1の制御部11に参照させるためのデータ群(すなわち、データブロック)を格納してあるデータ格納部である。
また、第2の制御部13は、本発明の組込み装置を開発する際に接続手段50を介してコンピュータシステム等の外部入力手段40により第1の制御部11、データブロック部12へデータを入力・書き換えを行う際にデータの入力制御を行う機能を有している。この第2の制御部13は、前述の通りデータの格納領域を有することによって入力データや更新データを一時的に記憶できることが好ましい。なお、第2の制御部13の詳細については図3に基づくデータの登録・更新方法の項で詳細に説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
(基本構成)
このような構成を有する本実施形態において、データブロック部12は、図4(a)に示すような基本構成を有している。すなわち、データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部であるData Block Index(以下、DBIという)と、各1つ画面に対して画面の遷移を定義するデータブロックである画面遷移データブロック〔Screen Transition Data Block(以下、STDBという)〕と、1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義するデータブロックである画面構成データブロック〔Screen Layout Data Block(以下、SLDBという)〕、画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックとから主として構成され、リソースデータブロックは、テキストに関するリソース〔Text Resource Data Block(以下、TRDBという)〕と、グラフィック等のバイナリーデータに関するリソース〔Binary Resource Data Block (以下、BRDBという)〕の二つのデータブロック部から構成されている。
なお、本実施形態ではリソースデータをTRDBとBRDBとによって定義しているが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、TRDBとBRDBを1つのリソースデータブロック部としてもよくあるいはBRDBをグラフィックリソースデータブロック部とサウンドリソースデータブロック部と二つのデータブロック部から構成してもよい。これらは適宜選択することが可能である。
本実施形態における図4(a)に示す構成のうち、DBIは、データブロック部における各データブロックの先頭を示すインデックスであり、図4(b)に示す通り、画面遷移データブロックであるSTDBの先頭を示すStart point of STDBと、画面構成データブロックであるSLDBの先頭を示すStart point of SLDBと、テキストに関するリソースを定義するデータブロックであるTRDBの先頭を示すStart point of TRDBと、バイナリーデータに関するリソースを定義するデータブロックであるBRDBの先頭を示すStart point of BRDBとから構成されている。
このようにDBIは、データブロック部に使用される各データブロックの先頭を示すデータブロックの先頭を示すインデックスから構成されている。
本実施形態における画面遷移データブロックであるSTDBは、携帯電話における表示画面の画面遷移を定義するものである。このような画面の遷移を定義するために、本実施形態において、画面遷移データブロックは、図5に示す通りの基本構成を有している。
すなわち、画面遷移データブロックSTDBの基本構成は、図5(a)に示す通り、ある画面(=遷移元の画面)AAAAからある遷移条件が入力手段30から受けた場合、すなわち画面遷移のきっかけ(Triggers)があった場合に別の画面(=遷移先の画面)BBBBに遷移することを定義するものである。
そのため、この実施形態におけるSTDBは、図5(b)に示す通り、各画面を識別するための画面識別子であるScreen IDと、遷移元画面である前記1つの画面から遷移する遷移先画面を識別するための遷移先画面識別子であるDestination Screen IDと、遷移元画面(この場合Screen ID AAAAの画面)から遷移先画面(この場合Screen ID BBBBの画面)への画面遷移を実行するための条件識別子であるTriggersとから構成されている。
このように画面遷移データブロックSTDBを図5(b)に示す通り構成することによって、図5(a)に示すような画面の遷移を容易に定義することが可能である。
なお、図5(a)、図5(b)に示した実施形態では、画面遷移データブロックSTDBは、1つの画面の遷移について定義したが、例えば、図6(a)に示すように複数の画面遷移を1つの画面遷移データブロックSTDBにより定義したい場合がある。
このような場合には、1つの画面遷移の定義と別の画面遷移の定義とを明確にする必要が生じる。そのため、図6(b)に示す通り、1つの画面遷移の定義中(例えば図5(b)中画面遷移の定義AAAA、画面遷移の定義BBBB)に、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスであるStart Point of Next Destinationを設けて次の画面遷移の定義の場所を指定している。
このように1つの画面遷移の定義中に次の画面遷移の定義を示すためのインデックスであるStart Point of Next Destinationを設けて次の画面遷移の定義の場所を指定することによって、1つのSTDBで複数の画面における画面遷移の定義を行うことができる。なお、STDBにおける画面の遷移は、図6(a)に示す通り、Screen ID AAAAで示される画面の定義からScreen ID BBBBで示される画面の定義へ、そしてScreen ID BBBBからScreen ID CCCCで示される画面の定義と、遷移する順に設けることに限定されるものではなく、例えば、後述するように画面ID AAAAからある条件により画面ID BBBBへ遷移し、そして別の条件により画面ID AAAAから画面ID CCCCへと遷移する場合(図7(a)参照)でも同様に、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスであるStart Point of Next Destinationを設けることによって複数の画面の遷移の定義を1つのSTDBにより行うことが可能となる。
すなわち、図6(a)、図6(b)で示す実施形態は、複数の画面遷移の定義が存在するSTDBの構成の一例を示すものであり、複数の画面の遷移の定義における各画面の定義においてある画面の遷移から次の画面の遷移の定義が存在する場合には、その1つの画面遷移の定義中に次の画面遷移の定義を示すためのインデックスであるStart Point of Next Destinationを設けて、次の画面の遷移の定義の開始位置を指定し、次の画面の遷移の定義が存在しない場合は、図5(b)に示す通り、1つの画面遷移の定義中に次の画面遷移の定義を示すためのインデックスであるStart Point of Next Destinationに終端を示す特別な値を指定する。ここで、指定する特別な値とはScreen IDに使用しない値であり、例えば0である。
また、図5(a)、図5(b)に示した実施形態および図6(a)、図6(b)で示した実施形態では、画面遷移データブロックSTDBは、1つの画面の遷移について定義し、例えば図7(a)に示す通り、1つの画面遷移の定義において、複数の画面へ遷移する場合について1つの画面遷移データブロックSTDBで定義したい場合がある。換言すると、1つの画面の画面遷移の定義において、複数の条件識別子が存在する場合がある。
この場合には、図7(a)に示す通り、例えばScreen ID AAAAで示される1つの画面遷移の定義には、ある条件によるScreen ID AAAAで示される画面からScreen ID BBBBで示される画面へ遷移するための画面遷移の定義と、別の条件によるScreen ID AAAAで示される画面からScreen ID DDDDで示される画面へ遷移するための画面遷移の定義との複数の画面遷移の定義を行う必要が生じる。
そのため、1つの画面から異なる遷移条件(条件識別子)により遷移する画面の遷移先の定義を、条件識別子毎に遷移画面の定義を行う必要がある(Multi Destinations)。そこで、図7に示す実施形態においては、図7(b)に示す通り、1つの条件識別子で定義された1つの画面遷移の定義には、次の画面の遷移の定義を示すためのインデックスを設けている。
このように1つの画面から、複数の条件識別子(Multi Triggers)により異なる画面へと遷移する場合において、1つの画面の画面遷移の定義を、複数の画面遷移先の定義により定義して、1つの画面遷移先の定義に、次の画面の遷移先のインデックスを設けることによって、画面遷移データブロックSTDBの1つの画面の遷移の定義で定義することが可能である。
そのため、図6に示す実施形態と、図7に示す実施形態とを組み合わせることによって、図8に示す通りの画面の遷移のフローを1つの画面遷移データブロックSTDBで定義することが可能となる。
すなわち、図6に示す通り、複数の画面に対して各々の画面の識別子(Screen ID)を設けて1つ1つの画面に対して画面の遷移を行い、各画面の定義中に次の画面の画面遷移の定義のインデックスを設けることによって複数の画面の画面遷移の定義を行い、そして図7に示す通り、1つの画面に対しての画面の遷移先の定義が複数ある場合、各画面の遷移先の定義に、次の画面の遷移先の定義を設け、1つの画面に対して複数の画面の遷移先の定義を行うことによって、種々の画面の遷移を1つの画面遷移データブロックSTDBにより定義を行うことが可能となる(このような画面の遷移フローの詳細は、後述の第2実施形態で詳細に説明する)。
次に、図9〜図12に基づいて本実施形態における画面構成データブロックSLDBについて説明する。
図9に示す通り、1つの画面には、テキスト、アイコンなどの複数の画面要素から構成されているのが一般的である。例えば、図9に示す画面では、1画面に対して、複数の画面要素、すなわち画面要素の1つであるアイコン「受信状況」(図9中、左上)(画面要素ID=aaaa)、画像要素の1つであるアイコン「メール受付」(図9中上中央)(画面要素ID=bbbb)、画面要素の1つである文字列「メニュー」(画像要素ID=cccc)、画面要素の1つである文字列「メール閲覧」(画像要素ID=dddd)画面要素の1つである文字列「カメラ」(画像要素ID=eeee)、画面要素の1つである文字列「ツール設定」(画像要素ID=ffff)、画面要素の1つであるアイコン「決定」(画面要素ID=gggg)、画面要素の1つであるアイコン「上向き矢印」(画面要素ID=hhhh)、および画面要素の1つであるアイコン「下向き矢印」(画面要素ID=iiii)の、9つの画像要素から構成されている。
そして、各画面要素は、各々属性(例えば、画面の表示位置、画面要素の型、画面要素の格納場所など)によって定義されている。このようにして、1つの画面の構成は、これらを構成する(1つまたは複数の)画面要素と、各画面要素の属性により定義されている。
1つの画面の構成を定義する画面構成データブロックSLDBは、1つの画面構成要素から構成される場合には、図10(a)に示す通り、画面構成情報を識別する為の画面識別子(Screen ID)と、画面を構成する画面要素を定義するための画面要素の属性(Attribute of Element)とから構成される。Screen IDは、前述した画面遷移データブロックSLDBに付与したScreen IDと関連付けされたScreen IDを設けることが特に好ましい。
そして、1つの画面の構成を定義する画面構成データブロックSLDBは、例えば図9に示す通り、複数の画面構成要素から構成される場合には、1つの画面構成要素の属性の定義内に次の画面構成要素の属性の定義を指定するインデックスが必要となる。
そのため、図10(b)に示す通り、1つの画面構成要素の属性の定義には次の画面要素の属性の定義を示すためのインデックスであるStart point of next Attribute of Elementを設けている。
1つの画面要素は、一般的には前述の通り、画面要素の位置と、画面要素の型と、画面要素の格納場所(すなわち、リソースの格納場所)により定義することができる。このように1つの画面要素は、一般的にはこのような既定の定義項目により定義することができる。
一方、このような既定の定義項目では定義できない画面構成要素を定義したい場合がある。そのため、画面要素の位置と、画面要素の型と、画面要素の格納場所(すなわち、リソースの格納場所)により定義することができる既定の画面構成要素の定義に加えて、任意に定義できる任意の画面要素の属性とを画面構成データブロックに設けることが望ましい。
より具体的には、図11に示す通り、既定の画面構成要素の定義に当たっては、画面構成要素のX座標位置であるPosition XとY座標位置であるPosition Yにより画面構成要素の位置を定義し、画面要素の型(すなわち、テキストデータであるかアイコン等のバイナリーデータであるか等)を定義するType of Element)、リソースデータ(テキストリソースデータブロックTRDBまたはバイナリーリソースデータブロックBRDB)の格納場所を示すStart Point of Resourceと、により画面要素の格納場所を定義することによって各画像要素の属性を定義している。
一方、既定の画面要素の定義では定義できない画面要素の属性の定義を行うため、すなわち、画面要素の属性を拡張を行うために、本実施形態において、任意の画面要素の属性の定義項目としてExtendを設けている。
本実施形態における任意の画面要素の定義項目であるExtrendは、画面要素の拡張を行うものであれば、特に限定されるものではなく、また、所望に応じて複数のExtendを設けることもできる。このような任意の画面要素の定義として、例えばテキストデータの文字の装飾、文字サイズや、アイコンの重なり、2画面以上の画面を有する組込み装置における各画面の定義、画面全体に表示する背景画像などを挙げることができる。
このようにして、図11に示すような画面構成データブロックを用いることによって、図9に示すような画面構成の定義を行うことが可能となる。なお、図11において、括弧でくくった部分は、1つの画面要素の属性の定義を行う単位であり、図9に示すような画面構成の定義を行うに当たっては9つの画面要素の属性の定義により構成することができる。なお、最後の画面要素の属性の定義においては、次の画面要素の属性の定義が存在しないので、Start point of next Attribute of Elementに終端を示す特別な値を指定する。ここで、指定する特別な値とは通常次の画面要素の定義を示すのに使用しない値であり、例えば0である。
さらに、本発明の特定の実施形態において、前述した画面遷移データブロックSTDBの実施形態と同様に、複数の画面の画面構成を1つ画面構成データブロックSLDBにより定義することが可能である。
この場合には、図12に示す通り、1つの画面構成の定義において、次の画面構成の定義を示すインデックスとしてStart point of next Screen Layout Dataを設ける。
このように1つの画面構成の定義において、次の画面構成の定義を示すインデックスとしてStart point of next Screen Layout Dataを設けることによって、各画面構成の定義の範囲が明確となるので、1つの画面構成データブロックSLDBにより、複数の画面構成を定義することが可能となる。
なお、Screen IDは、前述した画面遷移データブロックSLDBに付与したScreen IDと関連付けされたScreen IDを付与することで、例えば図13に示す通り、画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとの関連付けを行うことができる。
このように、画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとの関連付けを行うことによって、画面の遷移と各画面の構成を定義することが可能となる。
このような、画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとの関連付けされたデータブロック部12を有する本発明の組込み装置1である携帯電話での画面遷移の動作を図14に基づいて説明する。
図14に示す実施形態は、例えば、本実施形態の組込み装置1である携帯電話において、所定の画面(画面ID AAAA)の状態で、入力手段30である受信機から制御信号を受信した場合が想定される。
図14に示す通り、入力手段30である受信機から制御信号を受信すると、第1の制御部11は、まずデータブロック部12の画面遷移データブロックSTDBを参照して、受信した制御信号が画面遷移のTriggersであるか否かを判断する。
受信した制御信号が画面遷移データブロックSTDBにおける画面遷移のきっかけとなるTriggersでない場合にはそのまま終了し(エンド)、一方、画面遷移のきっかけとなるTriggersである場合には、画面遷移データブロックSTDBから画面の遷移を先参照する(遷移先のScreen ID獲得)。すなわち、Screen IDを獲得することによって、第1の制御部11は、遷移先の画面がどこであるか認識する(例えば、Screen ID BBBBで示される画面に遷移することを認識する)。
画面遷移先のScreen IDを獲得すると、第1の制御部11は、次に画面構成データブロックSLDBを参照し、画面構成データブロックより獲得したScreen IDで示される画面を構成する各画面要素の属性(画面構成情報)を獲得する。
このようにして画面構成情報を獲得すると、第1の制御部11は、画面ID AAAAで示される画面(遷移元の画面)から例えば画面ID BBBBで示される画面(遷移先の画面)への画面遷移を行うという動作信号を生成して、動作部20であるディスプレイ(の制御回路)に出力する。
動作信号には、画面構成データブロックSLDBで取得した遷移先の画面の構成情報を含んでおり、このような遷移先の画面の構成情報を含む動作信号を受け取った動作部20は、動作信号に含まれる画面構成情報に基づいて遷移先画面の画面構成を構築して画面遷移を行う。
以上説明した通り、本実施形態において、組込み装置1である携帯電話の画面の構成および画面遷移を、制御部10を、第1の制御部11とデータブロック部12とに分離独立しても充分動作可能であることが明らかである。しかも、データブロック部12へのデータの登録・更新は、図3に示す実施形態と同様に、第2の制御部13を介して行うことが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明のより具体的な実施形態である第3実施形態を図15から図19に基づいて説明する。
図15(a)は、本発明の特定の実施形態における組込み装置の遷移前の画面を示す図面であり、図15(b)は本発明の特定の実施形態における組込み装置の遷移後の画面を示す図面であり、図16は、図15に示す実施形態における画面遷移データブロックの一例を示す図面であり、図17は、図15に示す実施形態における画面構成データブロックの一例を示す図面であり、図18(a)、(b)は、本発明の特定の実施形態における組込み装置の画面構成の変更を示す図面であり、図19は、図18(b)に示す画面構成における画面構成データブロックの一例を示す図面である。
図15(a)、(b)に示す実施形態は、本実施形態における組込み装置1は、携帯電話であり、そしてその画面が図示しない携帯電話の受信機からメールの受信を受けた際に、携帯電話の画面が図15(a)から図15(b)に遷移する場合を示す実施形態である。
図15(a)に示す携帯電話の画面は、画面要素の1つであるアイコン「受信状況」(画面要素ID=aaaa)、画面要素の1つであるアイコン「メール受付」(図9中上中央)(画面要素ID=bbbb)、画面要素の1つである文字列「メニュー」(画面要素ID=cccc)、画面要素の1つである文字列「メール閲覧」(画面要素ID=dddd)画面要素の1つである文字列「カメラ」(画面要素ID=eeee)、画面要素の1つである文字列「ツール設定」(画面要素ID=ffff)、画面要素の1つであるアイコン「決定」(画面要素ID=gggg)、画面要素の1つであるアイコン「上向き矢印」(画面要素ID=hhhh)、および画面要素の1つであるアイコン「下向き矢印」(画面要素ID=iiii)の9つの画面要素から構成されている。
一方、図15(b)に示す携帯電話の画面は、図15(a)に示す実施形態と同様に画面要素の1つであるアイコン「受信状況」(画面要素ID=aaaa)、画面要素の1つであるアイコン「決定」(画面要素ID=gggg)、画面要素の1つであるアイコン「上向き矢印」(画面要素ID=hhhh)、および画面要素の1つであるアイコン「下向き矢印」(画面要素ID=iiii)を有しており、そして画面要素ID=ccccから画面構成要素ID=iiiiの画面構成要素の代わりに画面要素の1つである文字列「新着メールがあります」(画面要素ID=jjjj)を有している。
すなわち、図15(b)に示す画面は、メール受信というきっかけ(Triggers)を受けて(入力手段30である受信機から第1の制御部11はメール受信という制御信号を受けた状態)、図15(a)に示す画面から遷移した画面である。
本実施形態では、このような画面遷移の定義を行うため、図16に示すような画面データ遷移ブロックSTDBを有しており、そして、図17に示すような画面構成データブロックSLDBを有している。なお、図16および図17中、図15(a)に示す画面のScreen IDはAAAAであり、図15(b)に示す画面のScreen IDはBBBBである。そして、Screen ID CCCCは図示しないメール閲覧画面である。
図16に示す通り、本実施形態の画面遷移データブロックは、図15(a)に示すScreen ID AAAAで示されるメニュー画面と、図15(b)に示すScreen ID BBBBで示されるメール受信画面と、図示しないSceen ID CCCCで示される画面の画面遷移を定義した画面遷移データブロックである。各画面の画面遷移の定義は図5から図8で示す実施形態と同様であるのでここでの説明は省略する。
本実施形態では、ある画面、すなわちメニュー画面において、Triggersとして、どのようなイベント(入力手段30からの入力)があった際に、画面に遷移するかを具体的に示している。
すなわち、図15(a)で示すScreen ID AAAAで示される画面の状態において、Triggerとして「メール受信」があるとDestination Screen ID BBBBで示される項目に定義されている通りScreen IDBBBBで示される画面へと遷移し、そして、Triggersとして「メール閲覧キー選択」があるとDestination ID CCCCで示される項目に定義されている通りScreen ID CCCCで示される画面へと遷移する。同様にして遷移先のScreen ID nnnnnで示されるDestination ID nnnnnで示される項目まで必要数に応じて定義する((図15(a)の例においては、「「カメラキー選択」、「ツールキー設定」など)。そして、図7で示す実施形態と同様に1つの条件識別子で定義された1つの画面遷移の定義には、次の画面の遷移の定義を示すためのインデックスを設けている。
また、図17に示す画面構成データブロックSLDBには、図15(a)、図15(b)、と図16の画面遷移データブロックで定義されている各画面の画面構成が定義されている。図17に示す画面構成データブロックの説明についても、図10から図12で示す実施形態に詳細に説明してある。
また、図18および図19に示す実施形態は、図18(a)に示す携帯電話の画面構成を図18(b)に示す画面構成に変化させた場合を示す実施形態である。なお、図18(a)に示す画面は、図15(a)で示す画面と実質的に同一であり、従って、図18に示す画面構成データブロックSLDBの構成は図17に示す画面構成データブロックSLDBの構成と同一の画面構成データブロックを有している。
なお、以上の実施形態では、画面構成要素のメニュー画面およびメニュー画面から遷移するメール受信画面について主として説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。
例えば上記の実施形態において、画面要素の1つであるアイコン「受信状況」(画面要素ID=aaaa)、画面要素の1つであるアイコン「決定」(画面要素ID=gggg)、画面要素の1つであるアイコン「上向き矢印」(画面要素ID=hhhh)、および画面要素の1つであるアイコン「下向き矢印」(画面要素ID=iiii)については変化していない。
このように、画面の遷移に伴って、変化しない画面構成と、遷移に伴って変化する画面構成とを有する場合には、例えば、画面構成データブロックにおいて背景画面(若しくは基礎画面)として、定義し、遷移する画面構成要素のみを各画面構成の定義において定義することも可能である。また、例えばExtendに前記画面の重ね合わせの順序を指定してもよい。
このような条件下で、図18(a)に示す画面構成のうち、例えばその1つの画面構成要素であるアイコン「受信状況」(画面要素ID=aaaa)を図18(b)に示す通りX軸方向に移動させた場合、画面構成データブロックSLDBのうち変化するのは、図19に示す通り、メニュー画面の画面構成要素aaaaの位置だけである(本実施形態においてはX軸がX1からX4へと変化)。
従って、このような場合には、変化させた画像構成要素の変化部分のみを修正することによって、画面構成の定義を行うことができる。この例においては、アイコンの位置をX軸方向に変化させた例を示しているが、例えばアイコン自体を変化させたり(Start point of Resourceにおける異なる保存してあるアイコンの格納場所を指定)、別の画面構成要素を変化させたりすることも同様にして可能である。
さらに、本実施形態の組込みシステムの開発においては、例えば、外部入力装置40内に、メニュー画面等の1画面に対して複数の画面構成データブロックを設けることができる。また、近年の開発環境はGUIを中心としているので、このようにして設けた各画面における画面構成を、外部入力装置40に設けられたディスプレイにより確認することも可能である。
同様にして、例えば、外部入力装置40内に、メニュー画面等の1画面に対して複数の画面構成データブロックを設けた各画面を図示しないプリンタなどによってプリントアウトして開発した画面構成を確認することも可能である。
また、このようにして画面構成を変化させた場合には、図3に示した実施形態と同様の方法で、データブロック部12において変化した部分のみ、あるいはデータブロック部12全体を更新処理することで、全てのデータを更新せずに画面構成の変化を行うことができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、幅広く適用可能である。
さらに、図3に示すような開発システムでの組込み装置におけるデータブロック部へのデータのエントリー方法は新規である。したがって、本発明は、このようなデータエントリープログラムおよび当該プログラムを格納した記録媒体にまで拡張される。
本発明の構成を示す概略図である。 図2(a)は従来の組込み装置の開発を示すフローであり、そして図2(b)は本発明の開発環境における組込み装置の開発を示すフローである。 本発明の開発システムを用いたデータの登録方法を示すフローチャートである。 図4(a)は、本発明の一実施形態におけるデータブロックの基本構成の一例を示す図面であり、図4(b)は、図4(b)に示す第1のインデックス部に含まれる各データブロックの先頭を示すインデックスを示す図面である。 図5(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子の一例を示す図面であり、図5(b)は、図5(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面である。 図6(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子の別の一例を示す図面であり、図6(b)は、図6(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面である。 図7(a)は、組込み装置における画面の遷移の様子のさらに別の一例を示す図面であり、図7(b)は、図7(a)に示す画面の遷移を定義する画面遷移データブロックSTDBの一例を示す図面である。 組込み装置における画面遷移の様子を示すフローチャートである。 組込み装置における画面構成の一例を示す図面である。 図10(a)、図10(b)は、各々組込み装置の画面構成を定義するための画面構成データブロックの一例を示す図面である。 組込み装置の画面構成を定義するための画面構成データブロックの別の一例を示す図面である。 組込み装置の画面構成を定義するための画面構成データブロックのさらに別の一例を示す図面である。 画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとの関連付けを示すフローチャートである。 画面遷移データブロックSTDBと画面構成データブロックSLDBとを有するデータブロックを含む組込み装置の画面遷移の一例を示すフローチャートである。 図15(a)は、本発明の特定の実施形態における組込み装置の遷移前の画面を示す図面であり、図15(b)は本発明の特定の実施形態における組込み装置の遷移後の画面を示す図面である。 図15に示す実施形態における画面遷移データブロックの一例を示す図面である。 図15に示す実施形態における画面構成データブロックの一例を示す図面である。 図18(a)、(b)は、本発明の特定の実施形態における組込み装置の画面構成の変更を示す図面である。 図18(b)に示す画面構成における画面構成データブロックの一例を示す図面である。
符号の説明
1 組込み装置
10 制御部
11 第1の制御部
12 データブロック部
13 第2の制御部
20 動作部
30 入力手段
40 外部入力手段
50 接続手段

Claims (21)

  1. 制御信号を入力するための入力手段と、前記入力手段から制御信号を受け取り、受け取った制御信号を動作信号として出力する制御部と、前記制御部から入力された動作信号を受信し受信した動作信号に基づいて所定の動作を行う動作部とを有する組込み装置であって、
    前記制御部は、前記入力手段から受信した制御信号に基づいて動作信号を生成して、生成した動作信号を前記動作部に出力する第1の制御部と、
    前記第1の制御部とは独立して設けられ、前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給するデータブロック部と、
    前記第1の制御部と前記データブロック部とは独立して設けられ、前記データブロック部における前記制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段と接続可能で、前記外部入力手段からの一部または全部の前記制御データ群を前記データブロック部に登録または更新するとともに、前記外部入力手段からの前記制御データ群の登録または更新の際に前記第1の制御部のアクセス制御を行う第2の制御部と、から構成されていることを特徴とする組込み装置。
  2. 前記組込み装置は、動作部として画面情報を含む情報を表示するための表示手段を有しており、前記制御部は、前記表示手段の表示画面の構成と遷移を制御することを特徴とする請求項1に記載の組込み装置。
  3. 前記データブロック部が、
    データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部と、
    前記表示手段の1つの画面から遷移先画面である別の画面へと遷移するための、画面の遷移先とその画面遷移条件を定義する画面遷移の定義である画面遷移データブロックと、
    前記表示手段の1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義する画面構成データブロックと、
    画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックと、
    から主として構成され、
    前記第1のインデックス部は各データブロックの先頭を示すインデックスから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の組込み装置。
  4. 前記画面遷移データブロックは、
    各画面を識別するための画面識別子と、
    遷移元画面である前記1つの画面から遷移する遷移先画面を識別するための遷移先画面識別子と、
    前記遷移元画面から前記遷移先画面への画面遷移を実行するための条件識別子と、
    から構成されていることを特徴とする請求項3に記載の組込み装置。
  5. 前記画面遷移データブロックは、複数の画面遷移の定義を有しており、
    前記1つの画面遷移の定義には、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、請求項4に記載の組込み装置。
  6. 前記画面遷移の定義は、異なる条件識別子により定義される複数の画面の遷移先の定義を有しており、
    1つの条件識別子で定義された1つの画面の遷移先の定義には、次の画面の遷移先の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の組込み装置。
  7. 前記画面構成データブロックは、
    前記1つの画面の画面構成に対して、
    前記表示手段の各画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と、
    前記画面を構成する1以上の画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
    前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載の組込み装置。
  8. 前記画面構成データブロックは、
    前記画面遷移データブロックにおける画面識別子と関連付けされ、前記表示手段の1つの画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と
    前記画面を構成する画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
    前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の組込み装置。
  9. 前記1つの画面は、複数の既定の画面要素の属性の定義から構成され、
    前記既定の画面要素の属性は、次の既定の画面要素の属性の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の組込み装置。
  10. 前記規定の画面要素の属性は、
    前記画面要素のX軸座標と、
    前記画面要素のY軸座標と、
    前記画面要素の種別と、
    前記画面要素を構成するリソースの格納場所と、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の組込み装置。
  11. 請求項1から請求項10に記載の組込み装置と、
    前記データブロック部に前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換する制御データ群を、入力または更新する外部入力手段と、
    前記組込み装置と前記外部入力手段を認識可能に接続する接続手段と、
    から構成された組込み装置の開発システム。
  12. 前記外部入力手段は、前記接続手段を介して接続され、
    表示装置と、前記制御部のデータブロック部に転送するための前記制御部のデータブロック部におけるデータを格納する格納手段と、を備えたコンピュータシステムであり、
    前記格納手段に格納されたデータブロック部におけるデータを前記接続手段を介して前記組込み装置のデータブロック部のデータの一部または全部を登録または更新することを特徴とする請求項11に記載の組込み装置の開発システム。
  13. 請求項11または請求項12に記載の組込み装置の開発システムで組込み装置に所定の機能を付与するための開発プログラムであって、
    前記第2の制御部に格納され、前記外部入力手段を認識する機能と、
    前記認識した外部入力手段からデータの登録または更新を実行する要求があった際に、前記第1の制御部からの前記データブロック部へのアクセスを禁止し、前記第1の制御部から前記データブロック部へのアクセスの禁止を受け付けると、前記外部入力手段から前記データブロック部へ要求されたデータを転送する機能と、
    を有している
    ことを特徴とする開発プログラム。
  14. 請求項13に記載の開発プログラムが格納された記憶媒体。
  15. 請求項11または請求項12に記載の開発システムで組込み装置の所定の機能を付与させるための外部入力装置から組込み装置におけるデータブロック部へのデータの転送方法であって、
    前記第2の制御部は、認識された外部入力手段からデータブロック部へのデータの転送要求命令を受けると、前記第1の制御部に対して、前記データブロック部へのアクセス禁止命令を送信する工程と、
    前記第1の制御部からデータブロック部へのアクセスの禁止受付を受信すると、前記外部入力手段からの転送要求を受付けて、前記外部入力手段からのデータブロック部へ転送するデータのデータブロック部への転送を許可して、前記外部入力手段から前記データブロック部への転送を実行する工程と、
    前記外部入力手段から前記データブロック部の転送が完了して、前記外部入力手段から転送完了命令を受け取ると、転送の完了を確認する工程と、
    前記転送の確認を完了後に前記外部入力手段にデータの転送完了の確認を送信する工程と、
    前記転送の確認を完了後に前記第1の制御部にデータブロック部へのアクセス許可命令を送信する工程と、
    を含むことを特徴とするデータの転送方法。
  16. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の組込み装置を動作させるための制御装置であって、
    前記制御部は、前記入力手段から受信した制御信号に基づいて動作信号を生成して、生成した動作信号を前記動作部に出力する第1の制御部と、
    前記第1の制御部とは独立して設けられ、前記入力手段から入力された制御信号を動作信号に変換するための一連の制御データ群をデータブロックとして有し、前記データブロックにおける前記制御データ群を前記第1の制御部に供給するデータブロック部と、
    前記第1の制御部と前記データブロック部とは独立して設けられ、前記データブロック部における前記制御データ群の一部または全部を入力する外部入力手段と接続可能で、前記外部入力手段からの一部または全部の前記制御データ群を前記データブロック部に登録または更新するとともに、前記外部入力手段からの前記制御データ群の登録または更新の際に前記第1の制御部のアクセス制御を行う第2の制御部と、から構成されていることを特徴とする制御装置。
  17. 請求項16に記載の制御装置において、入力手段より入力があった際に、第1の制御部で所定の機能を実行させる動作信号を生成して動作部に動作信号を送信するために参照されるデータブロック部におけるデータ群のデータ構造であって、
    前記組込み装置は、動作部として画面情報を含む情報を表示するための表示手段を有しており、前記制御部は、前記表示手段の表示画面の構成と遷移を制御するものであり、
    前記データブロック部におけるデータ群の先頭を示す第1のインデックス部と、
    前記表示手段の1つの画面から遷移先画面である別の画面へと遷移するための、画面の遷移先とその画面遷移条件を定義する画面遷移の定義である画面遷移データブロックと、
    前記表示手段の1つの画面に対してのその1つの画面に関する画面構成情報を定義する画面構成データブロックと、
    画面に使用するリソースを定義するリソースデータブロックと、
    から主として構成され、
    さらに前記第1のインデックス部は各データブロックの先頭を示すインデックスを含むことを特徴とするデータブロックにおけるデータ群のデータ構造。
  18. 前記画面遷移データブロックは、
    各画面を識別するための画面識別子と、
    遷移元画面である前記1つの画面から遷移する遷移先画面を識別するための遷移先画面識別子と、
    前記遷移元画面から前記遷移先画面への画面遷移を実行するための条件識別子と、
    から構成されていることを特徴とする請求項17に記載のデータ構造。
  19. 前記画面遷移データブロックは、複数の画面遷移の定義を有しており、
    前記1つの画面遷移の定義には、次の画面遷移の定義を示すためのインデックスを有していることを特徴とする、請求項18に記載のデータ構造。
  20. 前記画面構成データブロックは、
    前記1つの画面の画面構成に対して、
    前記画面遷移データブロックにおける画面識別子と関連付けされ、前記表示手段の1つの画面に関する画面構成情報を識別する為の画面識別子と、
    前記画面を構成する画面要素毎に設けられ、前記画面要素を定義するための既定の画面要素の属性と、
    前記既定の画面要素の属性以外に任意に画面要素の属性を定義できる任意の画面要素の属性と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項18または請求項19に記載のデータ構造。
  21. 前記1つの画面は、複数の既定の画面要素の属性の定義から構成され、
    前記画面遷移の定義は、異なる条件識別子により定義される複数の画面の遷移先の定義を有しており、
    1つの条件識別子で定義された1つの画面の遷移先の定義には、次の画面の遷移先の定義を示すためのインデックスを有しており、
    前記既定の画面要素の属性は、次の既定の画面要素の属性の定義を示すためのインデックスを有しており、そして
    前記既定の画面要素の属性は、
    前記画面要素のX軸座標と、
    前記画面要素のY軸座標と、
    前記画面要素の種別と、
    前記画面要素を構成するリソースの格納場所と、
    を含むことを特徴とする、請求項20に記載のデータ構造。
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