JP2008276538A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツの一覧表示において異なるコンテンツの分類に対して異なるコンテンツの集合の形状に配置して、表示するため、視覚を通して即座に分類を見分けることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定手段と、前記分類種別決定手段において決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定手段と、前記配置方法決定手段において決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示部にコンテンツを表示する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ(DV)等といった電子データ等のコンテンツを生成する機器が普及している。このような機器で取得したコンテンツが大量に記憶装置に記録されている場合、ユーザは、この大量のコンテンツから所望するコンテンツを効率よく検索する必要がある。
例えば、特許文献1には、複数の画像ファイルから所望する画像を検索する技術が開示されている。
また、特許文献2には、データベースからキーワードでデータを検索した場合に、検索結果をわかりやすく表示する技術が開示されている。
特開2005−173739号公報 特開平8−241323号公報
しかしながら、特許文献1では、入力したキーワードに関連するコンテンツのみの一覧しか表示することができない。即ち、ユーザは、入力したキーワードに関連するコンテンツ以外に何のコンテンツが記憶されているかを理解することは困難である。
また、特許文献2では、単に、分類されたデータ群は、背景画像上に並べて配置されているだけである。即ち、ユーザは、直感的にデータ群の集合が何であるかを識別することが困難である。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが視覚を通して即座に分類種別を見分けることができ、効率のよいコンテンツの検索を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定手段と、前記分類種別決定手段において決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定手段と、前記配置方法決定手段において決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定ステップと、前記分類種別決定ステップにおいて決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定ステップと、前記配置方法決定ステップにおいて決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、プログラム及び記録媒体としてもよい。
本発明によれば、ユーザが視覚を通して即座に分類種別を見分けることができ、効率のよいコンテンツの検索を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、情報表示システムの構成の一例を示す図である。情報表示システム1は、情報処理装置2と、メディアサーバ3と、入力手段の一例である赤外線リモコン4と、を含んで構成される。また、情報処理装置2と、メディアサーバ3とは、ローカルエリアネットワークにより接続されている。
情報処理装置2は、コンテンツを表示する表示手段の一例である表示部等を含んで構成される。なお、情報処理装置2の構成は、後述する図2において詳細に説明する。メディアサーバ3は、例えばデジタルカメラ等で撮像された静止画や動画等のコンテンツのデータ(コンテンツデータ)を記憶している。そして、メディアサーバ3は、ローカルエリアネットワークを介して送信されてくる情報処理装置2等からのコンテンツデータの送信要求に応じて、コンテンツデータを、要求元の情報処理装置2等に送信する。赤外線リモコン4は、情報処理装置2に対して、赤外線により指示データを送信する。この指示データには、情報処理装置2の表示部に表示されたカーソルを移動させる指示や、表示部に表示されたコンテンツの画像を選択する指示が含まれる。また、ローカルエリアネットワークは、情報処理装置2と、メディアサーバ3とを接続させるほか、ハードディスクレコーダ等の記録蓄積装置と接続させることができる。
図2は、情報処理装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置2は、表示部5と、赤外線リモコン受光部6と、CPU7と、RAM8と、ROM9と、HD10と、インタフェース11とを含んで構成される。また、各構成部は、システムバス12を介して接続されている。
表示部5は、図示しない液晶表示素子、液晶制御回路及び表示メモリを含んで構成される。また、表示部5は、CPU7からの指示で、コンテンツ等の画像を表示する。
赤外線リモコン受光部6は、赤外線リモコン4から送信される赤外線の指示データを受信する。また、赤外線リモコン受光部6は、指示データをデジタルデータに変換して、CPU7に送信する。
CPU7は、情報処理装置2全体の制御を司る。ROM9には、CPU7によって実行される、電源投入時に最初に読み込まれるプログラム等が記憶されている。RAM8は、CPU7がプログラムを実行するためのワークエリアとして使用され、例えばコンテンツに関するデータ等を一時的に記憶する。
HD10は、プログラムや、システムバス12を経由して送信された静止画や動画等のコンテンツデータ、設定情報等を記憶するエリアとして使用される。
インタフェース11は、情報処理装置2と、ローカルエリアネットワークとを接続するインタフェースである。
CPU7が、HD10に記憶されているプログラムをRAM8上に読み出して、このプログラムに基づき、処理を実行することにより後述する情報処理装置2の機能、又はフローチャートに係る処理を実現する。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置2の機能構成の一例を示す図である。
情報処理装置2は、機能構成として、入力制御部13と、コンテンツ分類種別決定部14と、コンテンツ読み書き部15と、分類種別アイコン表示方法決定部16と、コンテンツアイコン表示配置部17と、表示制御部24とを含んで構成される。
入力制御部13は、赤外線リモコン受光部6を介して受信した指示データを各構成部に受け渡す処理を行う。例えば、入力制御部13は、赤外線リモコン受光部6を介して表示部5に表示されたコンテンツを選択する指示データを受信すると、その指示データを表示制御部24に受け渡す。
分類種別決定手段の一例であるコンテンツ分類種別決定部14は、HD10に記憶されているコンテンツデータのメタ情報から、各コンテンツの分類種別を決定する。ここで、メタ情報とは、コンテンツデータに関連する情報のことをいい、例えば、デジタルカメラで撮影したコンテンツデータであれば、図4で後述するような「撮影モード」「撮影した日時」「撮影機種」等が含まれる。また、コンテンツの分類種別とは、コンテンツが分類される種別をいい、例えば、図5で後述するような「山の写真」「カーレースの動画」「花の写真」「夜景」「旅行」「宴会」等が挙げられる。なお、ユーザは、赤外線リモコン4等を用いてコンテンツの分類種別を自由に追加することができる。つまり、情報処理装置2は、赤外線リモコン4等より、コンテンツの分類種別の追加指示データを受け取ると、この追加指示データに基づき、コンテンツの分類種別を追加する。
コンテンツ読み書き部15は、HD10にコンテンツデータを書き込んだり、HD10に記憶されているコンテンツデータを読み出したりする処理を行う。
配置方法決定手段の一例である分類種別アイコン表示方法決定部16は、コンテンツ分類種別決定部14で決定したコンテンツの分類種別に応じて、表示部5に表示するコンテンツのコンテンツに係る画像(以下、アイコン)の配置方法を決定する。ここで、アイコンとは、表示部5に表示される画面において、処理の内容や処理の対象を小さな絵や記号で表現したものであり、本実施形態においては、各コンテンツを表わす代表的な画像とする。例えば、コンテンツデータが静止画であれば、この静止画を縮小化した画像がアイコンである。また、コンテンツデータが動画であれば、この動画の最初のフレーム画像がアイコンである。
画像配置手段の一例であるコンテンツアイコン表示配置部17は、分類種別アイコン表示方法決定部16で決定されたアイコンの配置方法に基づいて、表示部5に表示する各アイコンの配置する位置(配置位置)を決定する。
表示制御部24は、入力制御部13やコンテンツアイコン表示配置部17からの、指示データに基づいて表示部5における表示の制御を行う。例えば、コンテンツアイコン表示配置部17により、各アイコンを配置する位置が決定された場合、表示制御部24は、表示部5に対してアイコンの表示を行う。
図4は、本実施形態に係るコンテンツデータの内容の一例を示す図である。
このコンテンツデータは、HD10に記憶されている。コンテンツデータの項目には、ファイル名、メタ情報1、メタ情報2、メタ情報3及びファイルデータが含まれる。例えば、図4のファイル名「山の写真1.jpg」は、メタ情報1に「撮影モード風景」、メタ情報2に「撮影日99/07/07」、メタ情報3に「撮影機種:一眼レフ」、ファイルデータに「山の静止画データ1」が記憶(又は設定)されている。ファイル名、メタ情報1、メタ情報2、メタ情報3は、例えば、デジタルカメラの機能により、撮影時等にコンテンツデータに付加される。なお、ファイルデータは、コンテンツの実データである。また、ユーザが直接、赤外線リモコン4等を用いてファイル名、メタ情報1、メタ情報2、メタ情報3を入力し、この入力を受けて、情報処理装置2がこれらの情報を設定してもよい。
図5は、本実施形態に係る分類種別テーブル(分類種別関連情報)の一例を示す図である。
この分類種別テーブルは、HD10に記憶されている。図5に示されるように、分類種別テーブルでは、複数の分類種別と、メタ情報とが関連付けて管理されている。また、分類種別テーブルでは、複数の分類種別と、分類種別毎の輪郭データとが関連付けて管理されている。
各コンテンツの分類種別を決定する場合、コンテンツ分類種別決定部14が、この分類種別テーブルに基づいて、各コンテンツの分類種別を決定する。分類種別テーブルの項目には、コンテンツの分類種類、分類条件1、分類条件2、分類条件3及び分類種別輪郭データが含まれる。コンテンツの分類種類は、コンテンツの分類種別を設定する種別である。コンテンツの分類種別として図5では、「山の写真」「カーレースの動画」等が記憶されている。
また、分類条件1、分類条件2及び分類条件3は、コンテンツデータに付加されている特定のメタ情報を示すものである。例えば、コンテンツの分類種別が「山の写真」の場合は、分類条件1に「撮影モードが風景」、分類条件2に「静止画」、分類条件3に「撮影機種:1眼レフ」が関連付けられている。即ち、コンテンツ分類種別決定部14は、あるコンテンツデータのメタ情報に「撮影モードが風景」、「静止画」、「撮影機種:1眼レフ」が設定されている場合には、そのコンテンツの種別を「山の写真」として決定する。分類種別輪郭データは、図形の輪郭データであり、輪郭図形を表す一般的な軌跡のベクトルデータである。
分類種別アイコン表示方法決定部16は、この分類種別輪郭データに基づき、コンテンツのアイコンの配置方法を決定する。図5では、コンテンツの分類種別が「山の写真」の場合は、分類種別輪郭データに「山の輪郭データ」が関連付けられている。なお、分類種別輪郭データは、予め分類種別テーブルに設定されていてもよく、ユーザが設定してもよい。また、分類種別輪郭データは、図形自体であってもよい。
次に、本実施形態に係る情報処理装置の処理動作について図面を参照して説明する。
図6は、コンテンツ分類種別決定処理の一例を示すフローチャートである。なお、コンテンツ分類種別決定部14による以下の処理が行われる前に、コンテンツ読み書き部15は、メディアサーバ3からコンテンツデータを読み込む等して図4のような複数のコンテンツデータをHD10に記憶しているものとする。
ステップS24において、コンテンツ分類種別決定部14は、RAM8内にワーク領域を確保し、初期化等を行い、コンテンツの分類種別決定処理を開始する。
続いて、ステップS25において、コンテンツ読み書き部15は、図4に示されるコンテンツのファイル名、メタ情報1、メタ情報2及びメタ情報3を含むコンテンツデータ(ファイルデータを除く)を全て、HD10から、RAM8内のワーク領域に読み込む。
ステップS26において、コンテンツ分類種別決定部14は、RAM8内のワーク領域に読み込まれたコンテンツデータのうち1のコンテンツデータを読み込む。
続いて、ステップS27において、コンテンツ読み書き部15は、HD10に記憶されている図5に示される分類種別テーブルを読み出し、RAM8内のワーク領域に格納する。
ステップS28において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータが、分類種別テーブルの分類種別1の条件に合致するか否かの判定を行う。ここで1のコンテンツデータを図4の「山の写真1.jpg」とし、分類種別1を図5の「山の写真」として、より具体的に説明する。分類種別1は、分類種別を「山の写真」とし、撮影モードが風景(分類条件1)であり、静止画データ(分類条件2)であり、撮影機種が1眼レフ(分類条件3)であることを条件としている。
また、1のコンテンツデータは、撮影モードが風景(メタ情報1)であり、コンテンツデータの種別が静止画(ファイル名)であり、撮影機種情報が1眼レフ(メタ情報3)である。したがって、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータである「山の写真1.jpg」を、分類種別1の条件に合致すると判定する。分類種別1の条件に合致したと判定した場合、コンテンツ分類種別決定部14は、ステップS29に処理を進める。分類種別1の条件に合致していないと判定した場合、コンテンツ分類種別決定部14は、次の条件に合致するかを判定するため、ステップS30に処理を進める。
ステップS29において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツの分類種別を分類種別1に決定する。例えば、1のコンテンツデータの「山の写真1.jpg」が、分類種別1「山の写真」に合致した場合は、コンテンツ分類種別決定部14は「山の写真1.jpg」のコンテンツを分類種別1の「山の写真」として記憶する。ここで、コンテンツ分類種別決定部14は、RAM8内の特定領域に分類種別毎にコンテンツデータを振り分けて記憶する。このコンテンツデータが振り分けられた特定領域は、後述する図7及び図8のフローチャートの処理で参照される。
ステップS30において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータが、分類種別テーブルの分類種別2の条件に合致するか否かの判定を行う。ここで、分類種別2は、図5の「カーレースの動画」として説明する。分類種別2は、分類種別が「カーレースの動画」であり、撮影モードが動画(分類条件1)であり、ファイル名、又は、メタ情報にカーレースに関する記載(分類条件2)があり、撮影機種がデジタルビデオカメラ(分類条件3)であることを条件としている。
そして、1のコンテンツデータを図4の「車の動画1.mov」とする。1のコンテンツデータは、コンテンツデータの種別が動画(ファイル名)であり、撮影機種がDV(メタ情報1)であり、メタ情報3の記述がカーレースである。したがって、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータである「車の動画1.mov」が、分類種別2の条件に合致すると判定する。分類種別2の条件に合致したと判定した場合、コンテンツ分類種別決定部14は、ステップS31に処理を進める。分類種別2の条件に合致していないと判定した場合、コンテンツ分類種別決定部14は、次の条件に合致するかを判定するためステップS32に処理を進める。
ステップS31において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツの分類種別を分類種別2に決定する。例えば、1のコンテンツデータの「車の動画1.mov」が分類種別2「カーレース動画」に合致した場合は、コンテンツ分類種別決定部14は「車の動画1.mov」のコンテンツを分類種別2の「カーレースの動画」として記憶する。
ステップS32において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータが、分類種別テーブルの分類種別3の条件に合致するか否かの判定を行う。ここで、分類種別3は、図5の「花の写真」として説明する。分類種別3は、分類種別が「花の写真」であり、撮影モードがマクロモード(分類条件1)であり、静止画(分類条件2)であり、撮影機種が1眼レフ(分類条件3)であることを条件としている。
コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツデータが分類種別3の条件に合致していると判定した場合、ステップS33に処理を進め、分類種別3の条件に合致していないと判定した場合、次の条件に合致するかを判定するためステップS34に処理を進める。
ステップS33において、コンテンツ分類種別決定部14は、1のコンテンツの分類種別を分類種別3に決定する。コンテンツ分類種別決定部14は1のコンテンツを分類種別3として記憶する。
次に、ステップS34において、コンテンツ分類種別決定部14は、全ての分類条件に合致しない1のコンテンツの分類種別を、その他として設定する。
ステップS35において、コンテンツ分類種別決定部14は、次のコンテンツデータがあるか否かの判定を行う。読み出していないコンテンツデータがある場合は、コンテンツ分類種別決定部14は、ステップS26に処理を進める。全てのコンテンツデータを読み出している場合は、コンテンツ分類種別決定部14は、ステップS36に処理を進める。ステップS36において、コンテンツ分類種別決定部14は、コンテンツ分類種別設定処理を終了する。
上述した処理は、情報処理装置が起動したときに行われる。また、コンテンツ分類種別決定部14により、コンテンツの分類種別を決定し、記憶しておくことによって、後に分類条件の変更がない限り、新規に取得したコンテンツのみ、分類種別を決定すればよい。
なお、本実施形態では、分類種別を3種類として説明したが、特に3種類に限定されるものではなく、コンテンツ分類種別決定部14は、分類種別テーブルに記憶された全ての分類種別について合致するか否かの判定を行う。
図7は、分類種別アイコン表示方法決定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS37において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、分類種別アイコン表示方法の決定処理を開始する。ここでは、全てのコンテンツの分類種別が決定されているものとする。
ステップS38において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、分類種別の番号を変数Nとして設定し、この変数Nに1を代入する。分類種別アイコン表示方法決定部16は、この処理により分類種別1から処理を行う準備をする。
ステップS39において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、N番目の分類種別の分類種別輪郭データをHD10に記憶されている分類種別テーブルから読み込む。なお、分類種別輪郭データは、上述したように一般的な軌跡のベクトルデータで記述されている。したがって、後述するコンテンツアイコン表示配置部17は、この分類種別輪郭データから輪郭図形を任意の大きさに描画することができる。
ステップS40において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、N番目の分類種別として記憶されているコンテンツデータの個数が規定値以上であるか否かを判定する。ここで、分類種別アイコン表示方法決定部16は、コンテンツデータの個数を、RAM8内の特定領域に分類種別で振り分けられたコンテンツデータの個数から算出する。本実施形態では、コンテンツアイコン表示配置部17は、同一分類種別のコンテンツのアイコンを分類種別毎に設定された輪郭図形の内側に配置し、ユーザに図形として認識させる。したがって、規定数以上のアイコンの個数が必要であり、分類種別アイコン表示方法決定部16は、この個数の判定を行う。規定値以上の個数がある場合には、分類種別アイコン表示方法決定部16は、ステップS41に処理を進める。規定値未満の個数である場合、同一分類種別のコンテンツのアイコンの表示方法を決定せず、分類種別アイコン表示方法決定部16は、ステップS43に処理を進める。
ステップS41において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、コンテンツデータの個数からコンテンツのアイコンをまとめて表示部5に表示させたときの面積を算出する。続いて、分類種別アイコン表示方法決定部16は、表示部5に表示する輪郭図形の大きさを算出する処理を行う。例えば、コンテンツの個数が20個であった場合、表示部5に表示されるコンテンツのアイコンの数は20個となり、分類種別アイコン表示方法決定部16は、アイコンの数20個にアイコンの面積を乗じて面積を算出する。次に、分類種別アイコン表示方法決定部16は、画面上の300ドット×300ドットの領域内に輪郭図形を描画したときの面積を輪郭図形の基準面積とする。次に、分類種別アイコン表示方法決定部16は、輪郭図形の基準面積×倍率X=20×アイコンの面積になるように倍率を算出し、輪郭図形の大きさを算出する。
ステップS42において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、決定した倍率で輪郭図形を作成するために、座標データを算出する。例えば、分類種別「山の写真」に対応する山の輪郭データにおいて、倍率を10と算出した場合、分類種別アイコン表示方法決定部16は基準面積で表示される山の輪郭の座標点を倍率10で変換することで、表示部5に表示される山の輪郭の座標データを算出する。分類種別アイコン表示方法決定部16は、算出した輪郭図形の座標データをRAM8の記憶領域に記憶する。
ステップS43において、分類種別アイコン表示方法決定部16は、次の分類種別があるか否かの判定を行う。分類種別アイコン表示方法決定部16は、分類種別の番号の変数Nの値をインクリメントし、このNが分類種別の番号の最大値未満か否かを判定する。未満であれば、分類種別アイコン表示方法決定部16は、ステップS39に処理を進める。Nが、最大値以上であれば、全ての分類種別の処理が終了しているので、分類種別アイコン表示方法決定部16は、ステップS44に処理を進め、分類種別アイコン表示方法決定処理を終了する。
なお、図7では、ステップS40において、コンテンツデータの個数が、規定値未満の個数である場合、分類種別アイコン表示方法決定部16は、ステップS43に処理を進めるよう説明を行った。しかしながら、必ずしも輪郭図形の内側全てにコンテンツのアイコンを埋める必要はなく、情報処理装置2は、内側が空欄の輪郭図形を表示するようにしてもよい。
図8は、コンテンツアイコン表示配置処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS45において、コンテンツアイコン表示配置部17は、RAM8内にワーク領域を確保し、初期化等を行い、分類別種別アイコン表示処理を開始する。
ステップS46において、コンテンツアイコン表示配置部17は、RAM8内の特定領域に分類種別に振り分けられたコンテンツデータをRAM8内のワーク領域に読み込む。
ステップS47において、コンテンツアイコン表示配置部17は、図7のステップS42で算出され、RAM8の記憶領域に記憶された輪郭図形の座標データをワーク領域に読み込む。
ステップS48において、コンテンツアイコン表示配置部17は、表示制御部24に輪郭図形の座標データから仮想画面に座標点を描画する指示を行う。続いて、コンテンツアイコン表示配置部17は、輪郭図形の内側に、同一分類種別のコンテンツのアイコンを左上隅から順次右下隅まで配置して、コンテンツ画像で輪郭図形を形成するように指示を行う。表示制御部24は、表示指示に従い、表示部5にコンテンツのアイコンを表示する制御を行う。
ステップS49において、コンテンツアイコン表示配置部17は、RAM8内のワーク領域に次の分類種別があるか否かを判定する。コンテンツアイコン表示配置部17は、次の分類種別がない場合には、ステップS50に進み、まだ未処理の分類種別があれば、ステップS46に処理を進める。
ステップS50において、コンテンツアイコン表示配置部17は、コンテンツアイコン表示配置部の処理を終了する。
図9は、図8のコンテンツアイコン表示配置処理により表示部5に表示される画面の一例を示す図である。
画面は、コンテンツのアイコンの一覧表示を行う表示領域18と、他の機能への移動するための移動ボタン19と、メニューボタン20とを含んで構成される。また、表示領域18には、山の輪郭図形21と、車の輪郭図形22と、星の輪郭図形23とが表示されている。山の輪郭図形21の中は、分類種別を「山の写真」とするコンテンツのアイコンが配置されている。また、車の輪郭図形22の中は、分類種別を「カーレースの動画」とするコンテンツのアイコンが配置されている。更に、星の輪郭図形23の中は、分類種別を「星の写真」とするコンテンツのアイコンが配置されている。
ユーザは、山の写真を見たいときは、山の輪郭図形21の中に配置された何れかのコンテンツのアイコン上にカーソルを移動して、選択することで、山の写真を観賞することができる。
このように、本実施形態によれば、コンテンツの一覧表示において、分類種別毎に異なる図形(輪郭図形)が表示される。したがって、例えばユーザは表示部から離れた地点で画面を見ている場合であっても、コンテンツの分類の違いを直感的に理解でき、分類種別の選択を簡単にすることができる。
また、本実施形態によれば、情報処理装置2は、分類種別に応じた輪郭図形で表示するので、例えば文字が読めない子供であっても、分類種別の選択を容易に行うことができる。
〈第2の実施形態〉
第1の実施形態では、コンテンツのアイコンを配置する輪郭図形は、分類種別テーブルに関連付けられていた。本実施形態では、コンテンツのファイルデータの画像から輪郭図形を抽出してコンテンツのアイコンの配置方法を決定する処理について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置2の機能構成の一例を示す図である。
図10の各機能構成のうち、図3と同一の構成は、同一符号を付して、その説明を省略する。本実施形態の情報処理装置2は、機能構成として、入力制御部13と、コンテンツ分類種別決定部14と、コンテンツ読み書き部15と、コンテンツ内容輪郭抽出部51と、コンテンツアイコン表示配置部17と、表示制御部24とを含んで構成される。
画像抽出手段の一例であるコンテンツ内容輪郭抽出部51は、コンテンツのファイルデータの画像から代表的な輪郭図形を抽出する。コンテンツ内容輪郭抽出部51によって抽出された輪郭図形は、コンテンツアイコン表示配置部17に送られる。
図11は、コンテンツ内容輪郭抽出部処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下ではコンテンツデータを静止画とした場合に、輪郭図形を抽出する処理について説明する。
まず、ステップS52において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、コンテンツの静止画データから輪郭図形を抽出する処理を開始する。ここでは、全てのコンテンツの分類種別が決定されているものとする。
ステップS53において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、RAM8内の特定領域に記憶された最初の分類種別から最後の分類種別までをRAM8内のワーク領域に読み出す。
ステップS54において、コンテンツ読み書き部15は、HD10に記憶されている図5の分類種別テーブルから、同一分類種別のコンテンツのファイルデータをRAM8内の記憶領域に読み出す。例えば、分類種別が「花の写真」である場合、コンテンツ読み書き部15は、この分類種別に決定されたコンテンツである「花の写真」のファイルデータを読み出す。
ステップS55において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、読み込んだファイルデータをカラー画像からグレースケールに変換する。グレースケールに変換する処理は、従来からある一般的な変換方法により行う。
ステップS56において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、グレースケールに変換した画像のエッジを抽出し、輪郭図形を生成する。ここで、図12を参照し、より具体的に説明する。65は、分類種別を「花の写真」とし、コンテンツデータのファイル名を「花の写真1.jpg」とするファイルデータのカラー画像である。66は、分類種別を「花の写真」とし、コンテンツデータのファイル名を「花の写真2.jpg」とするファイルデータのカラー画像である。67は、65の「花の写真1.jpg」のカラー画像をグレースケールに変換し、エッジを抽出して生成した、輪郭図形である。また、68は、66の「花の写真2.jpg」のカラー画像をグレースケールに変換し、エッジを抽出して生成した、輪郭図形である。画像輪郭を抽出する処理は、従来からある画像輪郭を抽出処理により行う。
ステップS57において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、分類種別の最初に読み出したコンテンツと、次に読み出したコンテンツとにおいて、生成した輪郭図形の輪郭図形データを比較し、両者に共通する輪郭図形を抽出する処理を行う。この共通する輪郭図形を抽出処理において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、例えば、輪郭図形1と、輪郭図形2とを100ドット×100ドットに正規化する。次に、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、輪郭図形1と、輪郭図形2との画素同士を比較し、同一画素が規定値以上あれば、同一とする。なお、小さな輪郭データはノイズなので、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ある規定値以下の輪郭データを消去する。また1つの輪郭データ内に輪郭データが存在する場合もあるが、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、その輪郭データを削除する。この様に処理することにより、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、共通輪郭データを抽出する。
例えば、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、図12の輪郭図形67と、輪郭図形68の輪郭図形との共通部分を抽出すると、69の花の共通輪郭図形を抽出する。なお、同一分類種別において、読み出された全てコンテンツデータのファイルデータに対して、共通する輪郭を抽出するのが困難な場合がある。この場合、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ユーザに代表的なコンテンツデータを選択させて、選択されたコンテンツデータのファイルデータの共通部分を抽出するようにしてもよい。また、ユーザに選択したコンテンツデータである静止画の領域を更に指定させて、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ユーザが指定した領域の画像から共通輪郭図形を抽出するようにしてもよい。
次に、ステップS58において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、抽出した共通輪郭図形と、各コンテンツのファイルデータとから共通輪郭図形を修正する処理を行う。コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS57で抽出した共通輪郭図形と、他のコンテンツデータの輪郭図形とを比較して、共通輪郭図形を修正する。ここで、共通輪郭図形と比較するコンテンツデータは、同一分類種別のコンテンツデータの3番目又は4番目であってもよく、全てのコンテンツデータと比較してもよく、またユーザが選択したコンテンツデータと比較してもよい。コンテンツ内容輪郭抽出部51は、修正した共通輪郭図形をRAM8内の記憶領域に記憶する。
ステップS59において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、次の分類種別があるか否かの判定をする。コンテンツ内容輪郭抽出部51は、記憶された分類種別の全てについて輪郭図形を抽出した場合、ステップS60に進み、次の分類種別がある場合は、ステップS53に処理を進める。
ステップS60において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、分類種別の共通輪郭図形をRAM8内のワーク領域に読み込む。例えば、ループ処理の1回目であれば、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、分類種別1の共通輪郭データを読み込む。
ステップS61において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS60で読み込んだ共通輪郭図形と、他の分類種別の共通輪郭図形との画素同士を比較し、差分データを求め、その差が規定値以上か否かの判定を行う。規定値以上の場合、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS63に処理を進める。規定値未満であれば、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS62に処理を進める。
例えば、分類種別1の共通輪郭図形を、図12に示す69の花の共通輪郭図形とし、分類種別2の共通輪郭図形を、図13に示す70の車の共通輪郭図形とする。2つは明かに異なる図形なので、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、差分データは規定値以上と判定し、ステップS63に処理を進める。また、例えば、分類種別1の共通輪郭図形をボールの形状とし、分類種別2の共通輪郭図形を皿の形状とする。2つが同じような円の図形の場合、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、差分データは規定値未満と判定し、ステップS62に処理を進める。
ステップS62において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、共通輪郭図形を変更する処理を行う。コンテンツ内容輪郭抽出部51は、予めHD10に記憶されている複数の輪郭図形を表示部5に表示させ、ユーザに選択させるように表示制御部24に指示する。なお、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ユーザに所望の輪郭図形を入力させる入力画面を表示するよう、表示制御部24に指示してもよい。
次に、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、分類種別の輪郭図形に他の候補がある場合には、その候補を選択させ、ステップS60、ステップS61の処理を行う。
ステップS63において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、次の分類種別の輪郭図形があるか否かを判定する。次の分類種別の輪郭図形がある場合には、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS60に処理を進める。次の分類種別の輪郭図形がない場合には、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、ステップS64に処理を進める。
ステップS64において、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、コンテンツのファイルデータの画像から代表的な輪郭図形を抽出する処理を終了する。
なお、本実施形態では、コンテンツのファイルデータとして静止画を用いて説明を行った。しかしながら、ファイルデータは動画であってもよく、この場合、コンテンツ内容輪郭抽出部51は、動画内の代表的なフレーム画像を切り出すことで、上述した処理と同様な処理を行うことができる。
本実施形態によれば、例えば、分類種別が「花の写真」であれば輪郭図形に花の図形を抽出するので、分類種別に応じたコンテンツの輪郭図形を抽出することができる。したがって、ユーザはより視覚的に分類種別の内容を簡単に理解することができる。また、本実施形態によれば、予め分類種別テーブルにおいて、分類種別と、輪郭データとを対応付けておかなくてもよい。
〈第3の実施形態〉
第1の実施形態及び第2の実施形態では、コンテンツのアイコンを輪郭図形の内側に配置する構成について説明した。本実施形態では、コンテンツの分類種別毎にコンテンツのアイコンを異なる配置規則で配置する処理について説明する。
図14は、第3の実施形態に係る情報処理装置2の機能構成の一例を示す図である。
図14の機能構成のうち、図3と同一の構成は、同一符号を付して、その説明を省略する。情報処理装置2は、機能構成として、入力制御部13と、コンテンツ分類種別決定部14と、コンテンツ読み書き部15と、分類別コンテンツ配置ルール決定部71と、コンテンツアイコン表示配置部17と、表示制御部24とを含んで構成される。
分類別コンテンツ配置ルール決定部71は、分類種別毎に異なる配置図形になるように配置規則を適用してコンテンツのアイコンを配置する配置方法を決定する。
図15は、分類種別毎にコンテンツのアイコンの配置ルールが記述された配置規則テーブル(配列規則情報)の一例を示す図である。分類別コンテンツ配置ルール決定部71は、この配置規則テーブルに基づいて、コンテンツのアイコンの配置ルールを決定する。この配置規則テーブルの項目には、分類種別とアイコン配置ルールの記述とが含まれる。なお、この配置規則テーブルはHD10に記憶されている。
図16は、分類種別毎にコンテンツのアイコンを配置する一例を示す図である。
72は、分類種別1のコンテンツのアイコンを配置する一例である。
分類種別1の配置ルールは、図15の配置規則テーブルの分類種別1に記述されている。
この配置ルールによると、「最初のアイコンを中央に配置し、次のアイコンはアイコンの各頂点にアイコンを配置していく。最初のアイコンからコーナに右上から時計廻りに放射状に配置していく。」である。この配置ルールによってアイコンが配置された結果は、図16の72のようになる。
73は、分類種別2のコンテンツのアイコンを配置する一例である。
分類種別2の配置ルールは、図15の配置規則テーブルの分類種別2に記述されている。
この配置ルールによると、「一番目のアイコンを最下段の中央に置き、次はそこに積上げる。一段積上げたら、次は横に並べ、次は、1段また積上げていく。」である。この配置ルールによってアイコンが配置された結果は、図16の73のようになる。
74は、分類種別3のコンテンツのアイコンを配置する一例である。
分類種別3の配置ルールは、図15の配置規則テーブルの分類種別3に記述されている。
この配置ルールによると、「前に置いたアイコンの下にアイコンがある時は横に接続し、前に置いたアイコンの下にアイコンが無い時は上に接続する。」である。この配置ルールによってアイコンが配置された結果は、図16の74のようになる。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、コンテンツのファイルデータを静止画や動画として説明した。しかしながら、コンテンツのファイルデータを、例えば音楽データとしてもよい。
ファイルデータを音楽データとする場合、図5の分類別テーブルは、例えば、次のようになる。
分類種別1は、音楽ジャンルがラテン(条件1)、製作年代が90年代(条件2)とする。
分類種別2は、音楽ジャンルがロック(条件1)、曲名にLoveという単語があるもの(条件2)とする。
分類種別3は、音楽ジャンルがR&B(条件1)、評価値が3以上(条件2)、再生回数が1以下(条件3)とする。
そして、コンテンツ分類種別決定部14は、HD10に記憶されている全音楽コンテンツデータのメタ情報から、各コンテンツの分類種別を決定する。
そして、分類別コンテンツ配置ルール決定部71は、決定した分類種別毎に、図15の配置規則テーブルを参照して、コンテンツのアイコンを配置する配置方法を決定する。
本実施形態によれば、コンテンツのファイルデータに画像データが含まれない場合であっても、分類種別毎にコンテンツの一覧を表示することができ、ユーザが異なる分類種別のコンテンツを視覚的に区別することができる。
〈第4の実施形態〉
第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態では、コンテンツ分類種別決定部14が、コンテンツデータの複数のメタ情報から、コンテンツの分類種別を決定する処理について説明した。本実施形態では、ユーザが分類種別を決定したいコンテンツを選択し、複数ある分類種別から決定したい分類種別を選択することで、コンテンツの分類種別を決定する処理について説明する。
図17は、コンテンツ分類種別設定を行うための操作画面の一例を示す図である。表示制御部24は、図17に示されるように操作画面に、分類種別が決定されていないコンテンツを表示する未設定コンテンツ領域75と、分類種別を表わすアイコンを表示する分類種別アイコン領域76とを含めて表示する。表示制御部24は、未設定コンテンツ領域75に、コンテンツのサムネール80、コンテンツのサムネール81等を表示している。また、表示制御部24は、分類種別アイコン領域76に、分類種別を表わすアイコン77、アイコン78、アイコン79を表示している。
ユーザは、例えば、赤外線リモコン4により、コンテンツのサムネール80を選択し、車の分類種別を表すアイコン79の上まで移動する操作を行う。入力制御部13は、この操作を、赤外線リモコン受光部6を介して受信する。次にコンテンツ分類種別決定部14は、選択されたサムネール80のコンテンツを、車の分類種別に決定する。このように、ユーザが、分類種別が設定されていないコンテンツのサムネールを選択し、分類種別を表すアイコンの上まで移動する操作を行うことで、情報処理装置2は、コンテンツに対して分類種別を決定することができる。
このように、本実施形態によれば、例えば、コンテンツにメタ情報が設定されていない場合であっても、コンテンツの分類種別を決定することができる。
〈第5の実施形態〉
第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態では、コンテンツ分類種別決定部14が、コンテンツデータの複数のメタ情報から、コンテンツの分類種別を決定する処理について説明した。本実施形態では、コンテンツの内容によってコンテンツの分類種別を決定する処理について説明する。
図18は、第5の実施形態に係る情報処理装置2の機能構成の一例を示す図である。
図18の機能構成のうち、図3と同一の構成は、同一符号を付して、その説明を省略する。情報処理装置2は、機能構成として、入力制御部13と、コンテンツ分類部82と、コンテンツ読み書き部15と、分類種別アイコン表示方法決定部16と、コンテンツアイコン表示配置部17と、表示制御部24とを含んで構成される。また、コンテンツ分類部82は、特徴情報算出部83を含んで構成される。
本実施形態では、複数の分類種別、と分類種別毎の特徴情報とが関連付けられた分類種別テーブル(分類種別関連情報)がHD10に記憶されている。分類種別決定手段の一例であるコンテンツ分類部82は、コンテンツの内容の特徴を表す特徴情報と、この分類別種別テーブルとに基づいて、コンテンツの分類種別を決定する。また、特徴情報算出手段の一例である特徴情報算出部83は、コンテンツの特徴を表す特徴情報を算出する。
例えば、分類種別テーブルには、森の写真とする分類種別に、全画素中で緑の画素が70%以上存在するという特徴情報が関連付けられているものとする。特徴情報算出部83は、分類種別を決定するコンテンツのファイルデータから、基準値以内のRGB値である緑の画素数をカウントし、全画素中における緑の画素数の割合を算出する。このファイルデータから算出された情報は、コンテンツの内容の特徴を表す特徴情報である。
次に、コンテンツ分類部82は、算出した緑の画素数の割合が、分類種別テーブルの特徴情報に合致するか否か、即ち特徴情報の閾値内であるか否かを判定する。算出した緑の画素数の割合が70%以上の場合、コンテンツ分類部82は、分類種別を決定するコンテンツを森の写真とする分類種別に決定する。また、例えば、花の写真とする分類種別には、全画素中で緑の画素が40%から60%で、赤、黄色、白、紫又はピンクの色が、中央付近に20%から30%存在するという特徴情報を分類種別テーブルに関連付けておけばよい。
本実施形態によれば、例えば、コンテンツにメタ情報が付加されていない場合であっても、コンテンツの分類種別を決定することができる。
上述した各実施形態によれば、情報処理装置2は、異なるコンテンツの分類種別に対してコンテンツ画像を異なる配置方法で表示部5に配置する。よって、ユーザは視覚を通して即座に分類種別を見分けることができ、効率のよいコンテンツの検索を行うことができる。
上述した本発明の実施形態における情報処理装置を構成する各手段、並びに情報処理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器からなるシステムに適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
情報表示システムの構成の一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 コンテンツデータの内容の一例を示す図である。 分類種別テーブルの一例を示す図である。 コンテンツ分類種別決定部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 分類種別アイコン表示方法決定部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 コンテンツアイコン表示配置部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 コンテンツアイコン表示配置部の処理手順により表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 コンテンツ内容輪郭抽出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 グレースケールに変換した画像のエッジを抽出し、輪郭図形を生成する一例を示す図である。 抽出された共通輪郭図形の一例を示す図である。 第3の本実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 分類種別毎にコンテンツのアイコンの配置ルールが記述された配置規則テーブルの一例を示す図である。 分類種別毎のコンテンツのアイコンを配置する一例を示す図である。 第4の本実施形態に係るコンテンツ分類種別設定を行うための操作画面の一例を示す図である。 第5の本実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 情報表示システム
2 情報処理装置
3 メディアサーバ
4 赤外線リモコン
5 表示部
6 赤外線リモコン受光部
7 CPU
8 RAM
9 ROM
10 HD
11 インタフェース
13 入力制御部
14 コンテンツ分類種別決定部
15 コンテンツ読み書き部
16 分類種別アイコン表示方法決定部
17 コンテンツアイコン表示配置部
24 表示制御部
51 コンテンツ内容輪郭抽出部
71 分類別コンテンツ配置ルール決定部
82 コンテンツ分類部
83 特徴情報算出部

Claims (14)

  1. 記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定手段と、
    前記分類種別決定手段において決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定手段と、
    前記配置方法決定手段において決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記分類種別決定手段は、コンテンツに付加されたメタ情報と、分類種別及びメタ情報が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記コンテンツの分類種別を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンテンツに基づきコンテンツの特徴を表す特徴情報を算出する特徴情報算出手段を更に有し、
    前記分類種別決定手段は、前記特徴情報算出手段において算出された特徴情報と、分類種別及び特徴情報が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記コンテンツの分類種別を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記配置方法決定手段は、前記分類種別決定手段において決定された分類種別と、分類種別及び輪郭図形が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記輪郭図形を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 同一分類種別の複数のコンテンツから共通する共通輪郭図形を抽出する画像抽出手段を更に有し、
    前記配置方法決定手段は、前記画像抽出手段において抽出された共通輪郭図形を輪郭図形に決定し、決定した輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記配置方法決定手段は、前記輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の個数から、前記輪郭図形の大きさを算出し、前記コンテンツに係る画像で前記算出した大きさの輪郭図形を形成するよう前記配置方法を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定ステップと、
    前記分類種別決定ステップにおいて決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定ステップと、
    前記配置方法決定ステップにおいて決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置における情報処理方法。
  8. 前記分類種別決定ステップでは、コンテンツに付加されたメタ情報と、分類種別及びメタ情報が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記コンテンツの分類種別を決定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置における情報処理方法。
  9. 前記コンテンツに基づきコンテンツの特徴を表す特徴情報を算出する特徴情報算出ステップを更に有し、
    前記分類種別決定ステップでは、前記特徴情報算出ステップにおいて算出された特徴情報と、分類種別及び特徴情報が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記コンテンツの分類種別を決定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置における情報処理方法。
  10. 前記配置方法決定ステップでは、前記分類種別決定ステップにおいて決定された分類種別と、分類種別及び輪郭図形が関連付けられた分類種別関連情報とに基づいて、前記輪郭図形を決定することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置における情報処理方法。
  11. 同一分類種別の複数のコンテンツから共通する共通輪郭図形を抽出する画像抽出ステップを更に有し、
    前記配置方法決定ステップでは、前記画像抽出ステップにおいて抽出された共通輪郭図形を輪郭図形に決定し、決定した輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置における情報処理方法。
  12. 前記配置方法決定ステップでは、前記輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の個数から、前記輪郭図形の大きさを算出し、前記コンテンツに係る画像で前記算出した大きさの輪郭図形を形成するよう前記配置方法を決定することを特徴とする請求項7乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置における情報処理方法。
  13. 記憶手段に記憶されたコンテンツの分類種別を決定する分類種別決定ステップと、
    前記分類種別決定ステップにおいて決定された分類種別毎に、輪郭図形を形成するコンテンツに係る画像の配置方法を決定する配置方法決定ステップと、
    前記配置方法決定ステップにおいて決定された配置方法に基づいて、表示手段にコンテンツに係る画像を配置する画像配置ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013531300A (ja) * 2010-06-22 2013-08-01 マイクロソフト コーポレーション 画像を使用したサーチ体験のカスタム化

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