JP2008276359A - 個人認証装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な操作でより短時間で認証を行うことができる個人認証装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴に基づいて認証順序決定部111cで認証順序を決定し、その認証順序を各ユーザの個人認証データと対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶する。認証時には、個人認証データ記憶部113aに記憶されている認証順序に従って、各ユーザの個人認証データを読み取られた指紋情報と順次に照合する。このように、認証の履歴に基づいて認証順序を自動的に決定するとともに、その認証順序に従って各個人認証データを読み取られた指紋情報と順次に照合することにより、簡単な操作でより短時間で認証を行うことができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴に基づいて認証順序決定部111cで認証順序を決定し、その認証順序を各ユーザの個人認証データと対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶する。認証時には、個人認証データ記憶部113aに記憶されている認証順序に従って、各ユーザの個人認証データを読み取られた指紋情報と順次に照合する。このように、認証の履歴に基づいて認証順序を自動的に決定するとともに、その認証順序に従って各個人認証データを読み取られた指紋情報と順次に照合することにより、簡単な操作でより短時間で認証を行うことができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、個人認証装置に係り、さらに詳しくは、指紋認証などの個人認証を行うことができる個人認証装置に関する。
指紋認証などの個人認証を行い、ユーザの認証に成功した場合にのみ所定の処理を実行することにより、セキュリティの向上が図られた種々の個人認証装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
個人認証装置には、予め読み取られた指紋情報などの生体情報を個人認証データとして各ユーザに対応付けて記憶するためのメモリが備えられている。この種の個人認証装置を用いて認証を行う場合には、ユーザ操作に基づいてユーザの生体情報が読み取られると、メモリに記憶されている個人認証データが順次に読み出され、読み出された各個人認証データが読み取られた生体情報と照合されることにより認証が行われる。
最近では、容量の多いメモリを比較的安価で手に入れることができるようになってきているため、そのような容量の多いメモリを搭載することにより、100人分を超えるようなより多くのユーザの個人認証データを記憶することができる個人認証装置も提供されている。
特開2005−6259号公報
特開平8−96135号公報
しかしながら、読み取られた生体情報と照合させる各個人認証データに対応するユーザ数が多いときには、メモリから順次に読み出される個人認証データのうち、読み取られた生体情報に対応するユーザの個人認証データの順序が下位である場合に、認証に時間がかかるといった問題がある。例えば、メモリに100人分程度の個人認証データが記憶されているときには、場合によっては、認証に成功するまでに5秒程度かかってしまうことがある。
このような問題を解決するために、各ユーザに割り当てられた識別情報に対応付けて各個人認証データをメモリに記憶し、ユーザが指定した識別情報に対応する個人認証データをメモリから読み出して認証を行うような構成が考えられる。しかし、このような構成では、ユーザが識別情報を指定する操作と指紋情報などの生体情報を読み取らせる操作とを行わなければならないので、認証を行うための操作が煩雑になるといった問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、簡単な操作でより短時間で認証を行うことができる個人認証装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による個人認証装置は、ユーザの生体情報を読み取るための生体情報読取手段と、予め読み取られた生体情報を個人認証データとして2以上記憶することができる個人認証データ記憶手段と、上記個人認証データ記憶手段から個人認証データを読み出して、各個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と順次に照合することにより認証を行う認証処理手段と、上記認証処理手段による認証の履歴を記憶する認証履歴記憶手段と、上記認証履歴記憶手段に記憶されている履歴に基づいて、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定する認証順序決定手段とを備えて構成される。
このような構成によれば、認証の履歴に基づいて決定された順序に従って、各個人認証データを読み取られた生体情報と順次に照合することができる。したがって、認証の履歴に基づいて、生体情報が読み取られた可能性の高いユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を短縮することができる。
また、認証の履歴に基づいて各個人認証データを読み取られた生体情報と照合する順序が自動的に決定されるので、ユーザは、生体情報を読み取らせるだけの簡単な操作で、より短時間で認証を行うことができる。
第2の本発明による個人認証装置は、上記構成に加えて、上記認証履歴記憶手段が、上記認証処理手段による認証に成功した頻度を各個人認証データに対応付けて記憶し、上記認証順序決定手段が、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を、上記認証に成功した頻度が高い順序に決定するように構成される。
このような構成によれば、認証に成功した頻度が高い順序に従って、各個人認証データを読み取られた生体情報と順次に照合することができる。したがって、使用頻度の高いユーザが認証を行う場合には、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
第3の本発明による個人認証装置は、上記構成に加えて、上記認証履歴記憶手段が、上記認証処理手段による認証に成功した時刻を各個人認証データに対応付けて記憶し、上記認証順序決定手段が、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を、上記認証に成功した時刻が現在時刻に近い順序に決定するように構成される。
このような構成によれば、認証に成功した時刻が現在時刻に近い順序に従って、各個人認証データを読み取られた生体情報と順次に照合することができる。したがって、最近使用したユーザが認証を行う場合には、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
第4の本発明による個人認証装置は、上記構成に加えて、上記認証履歴記憶手段が、上記認証処理手段による認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻を各個人認証データに対応付けて記憶し、上記認証順序決定手段が、上記認証に成功した頻度及び上記認証に成功した時刻に基づいて演算を行うことにより、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定するように構成される。
このような構成によれば、認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻に基づく演算により決定された順序に従って、各個人認証データを読み取られた生体情報と順次に照合することができる。これにより、認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻に基づく各パラメータに重み付けを行って、生体情報が読み取られた可能性の高いユーザをより的確に特定し、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することができるので、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができ、より短時間で認証を行うことができる。
第5の本発明による個人認証装置は、上記構成に加えて、上記個人認証装置が、ファクシミリモード、コピーモード、スキャナモード及びプリンタモードのうち少なくとも2つのモードの中から1つのモードを選択して画像データを処理する画像処理装置であり、上記認証順序決定手段が、上記少なくとも2つのモードの各モードについて上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定するように構成される。
このような構成によれば、各個人認証データを読み取られた生体情報と照合する順序をモードごとに異なる順序に決定し、各モードにおいて生体情報が読み取られた可能性の高いユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することができる。これにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
本発明によれば、認証の履歴に基づいて各個人認証データを読み取られた生体情報と照合する順序を自動的に決定するとともに、その認証の履歴に基づいて決定された順序に従って、各個人認証データを読み取られた生体情報と順次に照合することにより、簡単な操作でより短時間で認証を行うことができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による個人認証装置の構成を示したブロック図であり、個人認証装置の一例としてデジタル複合機1を示している。このデジタル複合機1は、MPU(Micro Processing Unit)からなる制御部111と、この制御部111に対してパラレル通信路124を介してそれぞれ接続されたROM(Read-Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、原稿読取部114、画像処理部115、コーデック116、画像メモリ117、プリンタ118、操作部119、報知部120、ファクシミリ通信部121、LAN(Local Area Network)インターフェース122及びUSB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ123を備えている。
図1は、本発明の実施の形態1による個人認証装置の構成を示したブロック図であり、個人認証装置の一例としてデジタル複合機1を示している。このデジタル複合機1は、MPU(Micro Processing Unit)からなる制御部111と、この制御部111に対してパラレル通信路124を介してそれぞれ接続されたROM(Read-Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、原稿読取部114、画像処理部115、コーデック116、画像メモリ117、プリンタ118、操作部119、報知部120、ファクシミリ通信部121、LAN(Local Area Network)インターフェース122及びUSB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ123を備えている。
このデジタル複合機1では、ファクシミリモード、コピーモード、スキャナモード及びプリンタモードのいずれかを選択し、その選択したモードに対応する処理を実行することができるようになっている。ファクシミリモードでは、読み取った原稿の画像データを他のファクシミリ装置へ送信したり、他のファクシミリ装置から受信した画像データに基づく画像を用紙に印刷したりすることができる。コピーモードでは、読み取った原稿の画像データに基づく画像を用紙に印刷することができる。スキャナモードでは、読み取った原稿の画像データをネットワーク接続された端末装置へ送信することができる。プリンタモードでは、ネットワーク接続された端末装置から受信した画像データに基づく画像を用紙に印刷することができる。
ROM112には、制御部111が実行するコンピュータプログラムが記憶されており、制御部111のプログラム処理に基づいて、必要なデータがRAM113に格納される。原稿読取部114は、原稿に向けて光を照射し、原稿からの反射光を受光することにより、その受光量に応じた信号を出力する。画像処理部115は、原稿読取部114からの出力信号に基づいて画像処理を行うことにより画像データを生成し、その画像データをコーデック116へ出力する。コーデック116は、画像処理部115から入力された画像データに対して圧縮処理を行い、圧縮後の画像データを画像メモリ117に格納する。
プリンタ118は、感光体ドラム、帯電器、現像装置、転写装置及び定着装置などを備えた周知の構成からなり、画像データに基づいて用紙に画像を印刷する。コピーモードでは、原稿読取部114で読み取った原稿の画像データに基づいて、プリンタ118で用紙に画像が印刷される。操作部119は、ユーザが入力操作を行うための複数の操作キーを備えており、上記モードを選択する操作の他、各種設定操作を行うことができる。報知部120は、ユーザに所定の情報を報知するためのものであり、表示部又はスピーカなどを用いて各種報知を行う。
ファクシミリ通信部121は、電話回線などの公衆通信回線(図示せず)を介して他のファクシミリ装置と接続されている。ファクシミリ送信を行う場合には、ファクシミリ通信部121により相手方のファクシミリ装置との間で接続状態が確立された後、原稿読取部114で読み取った原稿の画像データが送信される。一方、ファクシミリ受信を行う場合には、ファクシミリ通信部121を介して相手方のファクシミリ装置から画像データを受信し、その画像データに基づく画像がプリンタ118において用紙に印刷される。
LANインターフェース122は、LAN(図示せず)に対する信号の入出力を制御する。スキャナモードでは、原稿読取部114で読み取った原稿の画像データが、LANインターフェース122を介してLANに接続されている他の端末装置へ送信される。また、プリンタモードでは、LANに接続されている他の端末装置からLANインターフェース122を介して受信した画像データに基づいて、プリンタ118で用紙に画像が印刷される。
USBホストコントローラ123は、接続部123aにシリアル通信路3を介してUSB接続された外部機器に対する信号の入出力を制御する。本実施の形態では、上記外部機器の一例である指紋認証モジュール2が、シリアル通信路3を介して接続部123aに接続されている。接続部123aは、デジタル複合機1の外面に設けられた汎用のコネクタであるUSBコネクタからなり、この接続部123aにシリアル通信路3をUSB接続することにより、当該シリアル通信路3を介して指紋認証モジュール2をデジタル複合機1の外部から着脱可能に接続することができる。
このように、本実施の形態では、指紋認証モジュール2がデジタル複合機1の接続部123aに対して着脱可能となっているので、必要に応じて指紋認証モジュール2を接続部123aに取り付けることにより、ユーザの認証を行うことが可能な個人認証装置としてのデジタル複合機1を構成することができる。ただし、指紋認証モジュール2がデジタル複合機1に対して外部から接続されるような構成に限らず、デジタル複合機1の内部で接続されることにより、指紋認証モジュール2がデジタル複合機1内に組み込まれたような構成であってもよい。
図2は、図1の指紋認証モジュール2の構成を示したブロック図である。この指紋認証モジュール2は、MPUからなる制御部211と、この制御部211に対してパラレル通信路216を介してそれぞれ接続されたROM212、RAM213、指紋読取部214及びUSB通信部215が一体的に保持されることによりユニット化されている。ROM212には、制御部211が実行するコンピュータプログラムが記憶されており、制御部211のプログラム処理に基づいて、必要なデータがRAM213に格納される。
指紋読取部214は、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取手段を構成しており、読取面に接触しているユーザの指から生体情報の一例である指紋情報を読み取る。この指紋読取部214では、ROM212に記憶されているアルゴリズムに基づいて、ユーザの指紋から分岐点の位置情報などの特徴点を抽出する処理が行われることにより、それらの特徴点の情報が指紋情報として読み取られ、RAM213に格納される。
この指紋認証モジュール2は、各種装置に接続して使用できる汎用の個人認証装置であり、この例では、画像処理装置の一例であるデジタル複合機1に対してシリアル通信路3を介してUSB接続されている。USB通信部215は、接続部215aにシリアル通信路3を介してUSB接続されたデジタル複合機1との間で信号の送受信を行う。
RAM213には、予め読み取られた各ユーザの指紋情報が個人認証データとして記憶され、認証時には、指紋読取部214で読み取られた指紋情報が、RAM213に記憶されている個人認証データと照合される。そして、照合した指紋情報の各特徴点との一致度に応じて、認証に成功又は失敗した旨の認証結果が制御部211からデジタル複合機1へ送信される。
図3は、デジタル複合機1及び指紋認証モジュール2の制御部111,211の一構成例を示した機能ブロック図である。デジタル複合機1の制御部111は、個人認証データ読出部111a、制限処理部111b及び認証順序決定部111cを備え、これらの各機能ブロックは制御部111が実行するコンピュータプログラムにより実現される。また、指紋認証モジュール2の制御部211は、認証処理部211aを備え、当該機能ブロックは制御部211が実行するコンピュータプログラムにより実現される。
デジタル複合機1のRAM113には、予め読み取られた各ユーザの指紋情報を個人認証データとして記憶する個人認証データ記憶部113aと、認証の履歴を記憶する認証履歴記憶部113bとが割り当てられている。個人認証データ記憶部113aは、各ユーザに対応付けて個人認証データを記憶しており、各ユーザを優先ユーザと一般ユーザに分けて管理している。認証時には、優先ユーザに対応する個人認証データが個人認証データ記憶部113aから読み出されて認証が行われた後、一般ユーザに対応する個人認証データが個人認証データ記憶部113aから読み出されて認証が行われるようになっている。
すなわち、個人認証データ記憶部113aには、一般ユーザのユーザ名(以下、「一般ユーザ名」と呼ぶ。)に対応付けて個人認証データを記憶することができるとともに、一般ユーザよりも優先して認証が行われる優先ユーザのユーザ名(以下、「優先ユーザ名」と呼ぶ。)に対応付けて、所定数までの個人認証データを記憶することができるようになっている。認証時には、まず、各優先ユーザ名に対応付けられている個人認証データが個人認証データ読出部111aにより読み出されて指紋認証モジュール2のRAM213に格納され、認証処理部211aがそれらの個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と予め定められた順序で照合することにより、優先ユーザの認証が行われる。
優先ユーザがいずれも認証できなかった場合には、各一般ユーザ名に対応付けられている個人認証データが、個人認証データ読出部111aにより読み出されて指紋認証モジュール2のRAM213に格納され、認証処理部211aがそれらの個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と照合することにより、一般ユーザの認証が行われる。個人認証データ記憶部113aには、各一般ユーザ名に対応付けて認証順序が記憶されており、一般ユーザの認証を行う際には、各一般ユーザ名に対応付けられた認証順序に従って各個人認証データが読み取られた指紋情報と照合されるようになっている。
指紋認証モジュール2の認証処理部211aにおいて行われた認証の結果は、デジタル複合機1の制限処理部111bに入力される。制限処理部111bは、デジタル複合機1による所定の処理の実行を制限しており、認証に成功した旨の認証結果が指紋認証モジュール2から入力された場合に、上記所定の処理の制限を解除し、当該処理を実行可能とする。制限処理部111bにより実行が制限される処理の一例としては、電話番号などが記憶されているアドレス帳をRAM113から読み出す処理のように、セキュリティ対策の必要性が高い処理が挙げられる。
認証履歴記憶部113bには、認証処理部211aにより行われた認証の履歴として、各一般ユーザが認証に成功した頻度(以下、「認証成功頻度」と呼ぶ。)がそのユーザの個人認証データに対応付けて記憶されるようになっている。ここで、認証成功頻度とは、所定期間内に各一般ユーザが認証に成功した回数であり、上記所定期間は、例えば現在時刻から遡った一定期間である。認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴は、ユーザが操作部119を操作していずれかの一般ユーザ名又は優先ユーザ名を選択することにより、そのユーザ名に対応する履歴を消去することができるようになっていることが好ましい。
認証順序決定部111cは、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴に基づいて、各一般ユーザに対応付けられた個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取った指紋情報と照合する順序を決定し、その順序を認証順序として各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶させる。この例では、上記認証順序が、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証成功頻度が高い順序に決定されるようになっている。
図4は、ユーザの認証を行う際にデジタル複合機1及び指紋認証モジュール2で行われる処理の一例を示したフローチャートである。認証を行う際には、まず、各優先ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶されている個人認証データが読み出され(ステップS101)、各個人認証データが指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と予め定められた順序で照合されることにより、優先ユーザの認証が行われる(ステップS102)。
優先ユーザの認証の結果、いずれかの優先ユーザの認証に成功した場合には(ステップS103でYes)、制限処理部111bにより制限されている処理を解除する処理が行われる(ステップS109)。一方、いずれの優先ユーザも認証できなかった場合には(ステップS103でNo)、各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶されている個人認証データが読み出され(ステップS104)、各個人認証データが指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と認証順序決定部111cにより予め決定されている認証順序で照合されることにより、一般ユーザの認証が行われる(ステップS105)。
一般ユーザの認証の結果、いずれかの一般ユーザの認証に成功した場合には(ステップS106でYes)、このとき行われた認証の履歴が認証履歴記憶部113bに記憶されるとともに(ステップS107)、当該履歴に基づいて認証順序決定部111cにより認証順序が決定され(ステップS108)、制限処理部111bにより制限されている処理を解除する処理が行われる(ステップS109)。このとき、認証順序決定部111cにより新たに決定された認証順序が、各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶されることにより、認証順序が更新される。
一方、いずれの一般ユーザも認証できなかった場合には(ステップS106でNo)、制限処理部111bにより制限されている処理は解除されず、認証に失敗した旨を報知部120で報知することによりエラー報知が行われる(ステップS110)。
本実施の形態では、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴に基づいて決定された順序に従って、各個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と順次に照合することができる。したがって、認証の履歴に基づいて、指紋情報が読み取られた可能性の高いユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を短縮することができる。
また、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証の履歴に基づいて、各個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と照合する順序が自動的に決定されるので、ユーザは、指紋認証モジュール2で指紋情報を読み取らせるだけの簡単な操作で、より短時間で認証を行うことができる。
特に、本実施の形態では、認証に成功した頻度が高い順序に従って、各個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と順次に照合することができる。したがって、使用頻度の高いユーザが認証を行う場合には、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
また、本実施の形態では、各ユーザに対応する個人認証データを優先ユーザと一般ユーザに分けて個人認証データ記憶部113aに記憶し、認証時には優先ユーザに対応する個人認証データを優先的に読み出して認証を行うことができる。これにより、当該デジタル複合機1を新たに使用するようになったユーザのように、認証の履歴に基づいて認証順序を決定した場合には上位の順序で認証を行うことができないようなユーザであっても、優先ユーザとして個人認証データを個人認証データ記憶部113aに登録することにより優先的に認証を行うことができるので、利便性が向上する。
実施の形態2.
実施の形態1では、認証の履歴として、認証に成功した頻度が各ユーザの個人認証データに対応付けて認証履歴記憶部113bに記憶されるような構成について説明した。これに対して、実施の形態2では、認証に成功した時刻(以下、「認証成功時刻」と呼ぶ。)が各ユーザの個人認証データに対応付けて認証履歴記憶部113bに記憶されるようになっている点が異なっている。
実施の形態1では、認証の履歴として、認証に成功した頻度が各ユーザの個人認証データに対応付けて認証履歴記憶部113bに記憶されるような構成について説明した。これに対して、実施の形態2では、認証に成功した時刻(以下、「認証成功時刻」と呼ぶ。)が各ユーザの個人認証データに対応付けて認証履歴記憶部113bに記憶されるようになっている点が異なっている。
図5は、本発明の実施の形態2による個人認証装置の一例であるデジタル複合機1及び指紋認証モジュール2の制御部111,211の一構成例を示した機能ブロック図である。本実施の形態では、認証成功頻度の代わりに認証成功時刻が認証履歴記憶部113bに記憶されている点、及び、デジタル複合機1の制御部111に計時部111dが備えられている点以外は、実施の形態1の場合と同様の構成を有しているので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
本実施の形態では、認証履歴記憶部113bには、認証処理部211aにより行われた認証の履歴として、各一般ユーザの認証成功時刻がそのユーザの個人認証データに対応付けて記憶されるようになっている。
計時部111dは、現在の時刻を計測しており、認証順序決定部111cは、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証成功時刻を計時部111dで計時している現在の時刻と比較することにより一般ユーザの認証順序を決定し、その認証順序を各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶させる。この例では、上記認証順序が、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証成功時刻が現在時刻に近い順序に決定されるようになっている。
本実施の形態では、認証に成功した時刻が現在時刻に近い順序に従って、各個人認証データを指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報と順次に照合することができる。したがって、最近使用したユーザが認証を行う場合には、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功頻度に基づいて認証順序を決定するような構成について説明した。また、実施の形態2では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功時刻に基づいて認証順序を決定するような構成について説明した。これに対して、実施の形態3では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功頻度及び認証成功時刻に基づいて演算を行うことにより認証順序を決定するようになっている点が異なっている。
実施の形態1では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功頻度に基づいて認証順序を決定するような構成について説明した。また、実施の形態2では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功時刻に基づいて認証順序を決定するような構成について説明した。これに対して、実施の形態3では、各ユーザの個人認証データに対応付けられた認証成功頻度及び認証成功時刻に基づいて演算を行うことにより認証順序を決定するようになっている点が異なっている。
図6は、本発明の実施の形態3による個人認証装置の一例であるデジタル複合機1及び指紋認証モジュール2の制御部111,211の一構成例を示した機能ブロック図である。本実施の形態では、認証成功頻度及び認証成功時刻が認証履歴記憶部113bに記憶されている点、及び、ROM112に記憶されている重み付け演算式を用いて認証順序決定部111cが演算を行う点以外は、実施の形態2の場合と同様の構成を有しているので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
本実施の形態では、認証履歴記憶部113bには、認証処理部211aにより行われた認証の履歴として、各一般ユーザの認証成功頻度及び認証成功時刻がそのユーザの個人認証データに対応付けて記憶されるようになっている。
認証順序決定部111cは、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証成功頻度が高い順序からなる認証成功頻度順位と、認証履歴記憶部113bに記憶されている認証成功時刻が計時部111dにより計時される現在の時刻に近い順序からなる認証成功時刻順位とをパラメータとして、ROM112に記憶されている重み付け演算式を用いて所定の演算を行うことにより、一般ユーザの認証順序を決定する。認証順序決定部111cにより決定された認証順序は、各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶される。
認証順序決定部111cは、例えば下記式(1)に示すような重み付け演算式を用いて演算を行うことにより、認証順序を決定する。すなわち、認証成功頻度順位及び認証成功時刻順位の各パラメータにそれぞれ異なる係数を乗算して、それらを加算することによって比較値を算出し、その比較値が小さい順に認証順序を決定している。ただし、認証順序決定部111cによる演算は、下記式(1)を用いて行われるような構成に限らず、他の演算式を用いて行われるような構成であってもよい。
比較値=(認証成功頻度順位)×1.0+(認証成功時刻順位)×0.5 ・・・式(1)
比較値=(認証成功頻度順位)×1.0+(認証成功時刻順位)×0.5 ・・・式(1)
このような演算を行うことにより、例えば、認証成功頻度順位が「2」で認証成功時刻順位が「1」のユーザAと、認証成功頻度順位が「1」で認証成功時刻順位が「2」のユーザBと、認証成功頻度順位が「3」で認証成功時刻順位が「3」のユーザCとが、一般ユーザとして個人認証データ記憶部113aに登録されている場合、上記式(1)を用いて下記のような演算が行われる。この例では、下記演算の結果、認証順序が、ユーザB、ユーザA、ユーザCの順序に決定される。
ユーザAの比較値=2×1.0+1×0.5=2.5
ユーザBの比較値=1×1.0+2×0.5=2.0
ユーザCの比較値=3×1.0+3×0.5=4.5
ユーザAの比較値=2×1.0+1×0.5=2.5
ユーザBの比較値=1×1.0+2×0.5=2.0
ユーザCの比較値=3×1.0+3×0.5=4.5
本実施の形態では、認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻に基づく演算により決定された順序に従って、各個人認証データを読み取られた指紋情報と順次に照合することができる。これにより、認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻に基づく各パラメータに重み付けを行って、指紋情報が読み取られた可能性の高いユーザをより的確に特定し、そのユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することができるので、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができ、より短時間で認証を行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、ユーザが認証を行って実行したモードに関わらず、各ユーザにつき1つの認証順序を決定するような構成について説明した。これに対して、実施の形態4では、ユーザが認証を行って実行した各モードについて、各ユーザの認証順序を決定するようになっている点が異なっている。
実施の形態1〜3では、ユーザが認証を行って実行したモードに関わらず、各ユーザにつき1つの認証順序を決定するような構成について説明した。これに対して、実施の形態4では、ユーザが認証を行って実行した各モードについて、各ユーザの認証順序を決定するようになっている点が異なっている。
図7は、本発明の実施の形態4による個人認証装置の一例であるデジタル複合機1において個人認証データ記憶部113aに記憶される認証順序の一例を示した図である。本実施の形態では、図7に示すように、認証順序決定部111cがファクシミリモード、コピーモード、スキャナモード及びプリンタモードの各モードについて認証順序を決定し、それらの認証順序を各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶するようになっている。
認証履歴記憶部113bには、認証成功頻度又は認証成功時刻が、各ユーザが認証を行って実行したモードに対応付けて記憶されており、その履歴に基づいて認証順序決定部111cが実施の形態1〜3と同様の態様で各モードについて認証順序を決定する。その結果、図7に示すようにモードによって異なる認証順序が決定され、それらの認証順序が各一般ユーザ名に対応付けて個人認証データ記憶部113aに記憶される。認証時には、各一般ユーザの個人認証データが、指紋認証モジュール2で読み取られた指紋情報とユーザが予め選択したモードに対応する認証順序で照合されることにより、一般ユーザの認証が行われる。
本実施の形態では、各個人認証データを読み取られた指紋情報と照合する順序をモードごとに異なる順序に決定し、各モードにおいて指紋情報が読み取られた可能性の高いユーザに対応する個人認証データを優先的に照合することができる。これにより、認証に成功するまでの時間を効果的に短縮することができるので、より短時間で認証を行うことができる。
以上の実施の形態では、個人認証装置の一例として、ユーザの指紋情報を読み取って認証を行うような構成について説明したが、このような構成に限らず、ユーザの静脈情報、網膜情報、声紋情報といった指紋情報以外の生体情報を読み取って認証を行うような構成であってもよい。また、指紋認証モジュール2は、デジタル複合機1とは別個にユニット化されたものに限らず、デジタル複合機1と一体的に構成されていてもよい。この場合、デジタル複合機1の制御部111によって認証処理部211aが構成されていてもよい。
また、以上の実施の形態では、個人認証装置の一例としてデジタル複合機1について説明したが、本発明は、デジタル複合機に限らず、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、プリンタ装置などの各種画像処理装置の他、画像処理装置以外の装置にも適用可能である。
1 デジタル複合機
2 指紋認証モジュール
111 制御部
111a 個人認証データ読出部
111b 制限処理部
111c 認証順序決定部
111d 計時部
112 ROM
113 RAM
113a 個人認証データ記憶部
113b 認証履歴記憶部
211 制御部
211a 認証処理部
214 指紋読取部
2 指紋認証モジュール
111 制御部
111a 個人認証データ読出部
111b 制限処理部
111c 認証順序決定部
111d 計時部
112 ROM
113 RAM
113a 個人認証データ記憶部
113b 認証履歴記憶部
211 制御部
211a 認証処理部
214 指紋読取部
Claims (5)
- ユーザの生体情報を読み取るための生体情報読取手段と、
予め読み取られた生体情報を個人認証データとして2以上記憶することができる個人認証データ記憶手段と、
上記個人認証データ記憶手段から個人認証データを読み出して、各個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と順次に照合することにより認証を行う認証処理手段と、
上記認証処理手段による認証の履歴を記憶する認証履歴記憶手段と、
上記認証履歴記憶手段に記憶されている履歴に基づいて、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定する認証順序決定手段とを備えたことを特徴とする個人認証装置。 - 上記認証履歴記憶手段は、上記認証処理手段による認証に成功した頻度を各個人認証データに対応付けて記憶し、
上記認証順序決定手段は、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を、上記認証に成功した頻度が高い順序に決定することを特徴とする請求項1に記載の個人認証装置。 - 上記認証履歴記憶手段は、上記認証処理手段による認証に成功した時刻を各個人認証データに対応付けて記憶し、
上記認証順序決定手段は、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を、上記認証に成功した時刻が現在時刻に近い順序に決定することを特徴とする請求項1に記載の個人認証装置。 - 上記認証履歴記憶手段は、上記認証処理手段による認証に成功した頻度及び認証に成功した時刻を各個人認証データに対応付けて記憶し、
上記認証順序決定手段は、上記認証に成功した頻度及び上記認証に成功した時刻に基づいて演算を行うことにより、上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の個人認証装置。 - 上記個人認証装置は、ファクシミリモード、コピーモード、スキャナモード及びプリンタモードのうち少なくとも2つのモードの中から1つのモードを選択して画像データを処理する画像処理装置であり、
上記認証順序決定手段は、上記少なくとも2つのモードの各モードについて上記個人認証データを上記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報と照合する順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の個人認証装置。
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- 2007-04-26 JP JP2007116680A patent/JP2008276359A/ja active Pending
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