JP2008274692A - アスベスト含有吹き付け層の処理方法 - Google Patents

アスベスト含有吹き付け層の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、アスベスト含有吹き付け層を水を用いて効率的に剥離するとともに、剥離物および副生物の最終処分まで確実に行えるようにするための方法に関する。
【解決手段】
アスベスト含有吹き付け層に高圧水を吹きつけて、剥離する工程(1)、剥離物をシリコーン樹脂乳化液が共存する状態で圧縮・成型する工程(2)、生成した水の中に含まれていた固体分を回収して工程(2)の圧縮・成型時に加える工程からなる。工程(2)でシリコーン樹脂が共存した状態にするためには、工程(1)の前にシリコーン樹脂乳化液を吹き付ける工程を設けてから工程(1)の剥離作業を行なう、あるいは工程(2)で剥離物にシリコーン樹脂乳化液を添加するなどの方法を取る。さらに工程(1)で用いる高圧水に酸化鉄粉を加える、工程(2)でカルシウム酸化物を加えるなどの手段も併用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アスベスト含有吹き付け層を効率的に剥離して、剥離物および副生物を、環境に悪影響を及ぼさないように安全に最終処分するための方法に関する。
アスベストは,耐熱性、断熱性などに優れた特性を持っているために、建築関係では、断熱、耐火、吸音用などに吹き付けによる被覆材として広く採用されてきた。しかし、最近になって、アスベストに起因すると思われる肺ガン・中皮腫患者が増加して大きな社会問題になっている。これまで使われたアスベスト含有被覆材には、吸音・結露防止用にはアスべスト約70%、耐火被覆用にはアスべスト約60%、それ以外のアスベスト含有吹き付け材としては、アスベスト30%以下あるいは5%以下などがある。現在はアスベスト含有量が0.1%以上のものは使用禁止されている。しかし、すでに施工されているものについては、除去作業中にアスベスト繊維が飛散しないようにするとともに、除去したアスベスト含有物が散らばるおそれがないような最終処分することが必要とされている。
アスベストを含有する吹き付け層の除去は、従来、ヘラ、ブラシ、スクレーパーなどを用いた手作業で行われてきた。この場合に、剥ぎ取り時のアスベスト繊維の飛散の抑制と、剥ぎ取られたものを、できるだけ減容した状態でビニール袋に密封する、あるいは、アスベスト繊維の形を変えて安定化することが望まれる。後者は輸送および管理型最終処分場に埋め立てるための費用低減のためである。特許文献1において、剥ぎ取り前のアスベスト吹き付け層の湿潤材としてシリコーン樹脂乳化液を用いてアスベスト繊維の飛散を防止しつつ従来法での剥ぎ取りを行い、剥ぎ取られたものを圧縮・減容する方法を示している。しかし、この圧縮、減容を行う方法は、剥ぎ取り物の水分量が多すぎると、分離した水の処理という別の課題を生じる。また、最近、剥離作業を人力に頼らないで効率的に行うために、高圧水あるいは高圧の水とガス混合物などを利用する方法(特許文献2,3)などが示されているが、この場合には、剥ぎ取りに用いられた水の最終処分に課題が生じるとともに、圧縮、減容で得られた成型物の強度が十分でなく、加熱などの処理を行うときには、飛散などを起こしやすいという問題がある。
国際出願PCT/JP2006−319520号公報 特開2007−63807号公報 特開2007−92387号公報
本発明は、アスベスト含有吹き付け層を高圧水によって効率的に剥離するとともに、剥離物を最終処分まで安定して行えるようにし、また、副生する水と剥離物の混合物を環境に悪影響を及ぼさないように安全に処分するための方法に関する。
上記の課題を解決するための手段の第1は、次の工程からなる処理を行うことである。
(1)アスベスト含有吹き付け層に高圧水を吹きつけて、アスベスト含有吹き付け層を剥離する工程、
(2)剥離物をシリコーン樹脂乳化液を含む状態で圧縮、成型する工程
(3)工程(1)、(2)で生成した水の中に含まれていた固体分を回収して工程(2)の圧縮、成型時に加える工程
(4)工程(1)あるいは(2)で発生した水を処理して得られる水分を工程(1)に循環使用する工程
手段の第2は、0005の工程(2)で剥離物にシリコーン樹脂乳化液を添加して圧縮、成型することである。
手段の第3は、0005において、工程(1)の前に、シリコーン樹脂乳化液を吹き付ける工程を設け、吹き付けられたシリコーン樹脂乳化液が硬化する前に工程(1)の剥離作業を行ない、工程(3)でシリコーン樹脂乳化液を含んだ状態で固体分を回収して工程(2)の圧縮、成型時に加えることである。
手段の第4は、0005において、工程(1)の前に、シリコーン樹脂乳化液を吹き付ける工程を設け、シリコーン樹脂乳化液が硬化した後、工程(1)の剥離作業を行い、工程(2)で剥離物にシリコーン樹脂の乳化液を加えてから圧縮を行うことである。
手段の第5は、0005,0006、0007,あるいは0008において、工程(1)で用いる高圧水に酸化鉄粉を加えることである。
手段の第6は、0005,0006、0007,0008あるいは0009において、工程(2)でカルシウム酸化物を加えることである。
0005,0006,0007あるいは0008の方法によって、高圧水を用いて効率的に剥離を行うとともに、剥離されたものの圧縮、成型物の強度などの性状を改善し、アスベスト含有物を安定に処分する処理を行いやすくするとともに、水に混入してきたアスベスト含有物を安定して処分できるようになる。また、0009の方法によって、アスベスト吹き付け層を剥離処理するに要する高圧水の量をへらして、最終処分する水の量を減らすとともに、圧縮、成型物を加熱してアスベスト含有物を無害化する工程を容易化することができる。さらに0010の方法によって、水分の多い剥離物の圧縮、成型時を行いやすくし、かつ、それを処理してアスベスト含有物を無害化する工程を容易化することができる。
本発明は、アスベストを含有する吹き付け層の剥離を、高圧水などを用いて効率的に行うこと、剥離されたものにシリコーン樹脂を加えた状態で圧縮・成型して、十分な強度を持つ成型物を得て、埋め立て処分するにしても、または加熱してアスベスト繊維自体を無害なものに変えしまうにしても、処理を行いやすくすること、および、高圧水吹き付けに起因する水に混入するアスベスト含有物を行き先がはっきりした形で安定処理できるようにすることが課題である。そのためのプロセスは図1に示すように次ぎの各工程からなる。
工程A.高圧水吹き付け前の処理
工程B.高圧水吹き付けにより剥離処理
工程C.剥ぎ取り物の圧縮・成型処理
工程D.剥ぎ取りに用いた高圧水の後処理
工程E.剥ぎ取り物を圧縮・成型したものの処理
なお、工程(1)は工程Bと、工程(2)は工程Cと、工程(3)は工程Dと対応している。
まず、工程Aについては、次の3つの方法がある。
A−1.アスベスト含有槽に、高圧水を吹き付ける前にシリコーン樹脂乳化液吹き付けを行い、シリコーン樹脂が硬化前に高圧水で剥ぎ取る。
A−2.アスベスト含有槽に、高圧水を吹き付ける前にシリコーン樹脂乳化液吹き付けを行い、シリコーン樹脂が硬化後に高圧水で剥ぎ取る。
A−3.シリコーン樹脂乳化液吹き付けなしで、高圧水で剥ぎ取る。
まず、工程A−1あるいはA−2で用いるシリコーン樹脂について説明する。シリコーン樹脂は、オルガノクロロシラン類を加水分解し重合して得られる三次元網目構造を有するポリマーであり、一般式としてRSiO4−nと表すことができる。通常、RSiO1/2単位、SiO単位、RSiO単位、およびRSiO3/2単位から選択される単位の組み合わせからなるものであることが好ましい。なお、ここでRとしては、アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基)、シクロへキシル基などのシクロアルキル基、またはフェニル基などから選択される1種または2種以上の炭素数1〜6の1価炭化水素基を挙げることができる。制限はされないが、全体の80%モル以上がメチル基であるシリコーン樹脂を好適に用いることができる。
シリコーン樹脂には、通常オイル型、オイルコンパウンド型、溶液型、エマルジョン型、自己乳化型などがある。制限されないが、本発明で用いられるシリコーン樹脂は、好ましくは水と併用することができるエマルジョン型(O/W型エマルジョン)および自己乳化型である。特に好ましくはエマルジョン型であり、中でも架橋反応により硬化し、シリコーン皮膜を形成する反応性のエマルジョン型シリコーン樹脂が好適に使用できる。
ここで反応性のシリコーン樹脂(エマルジョン型)は、シリコーン樹脂のベースポリマーおよび架橋ポリマーに触媒や乳化剤を加え、上記ポリマーを水に乳化分散させたものである。当該乳化液の中でベースポリマーと架橋ポリマーはそれぞれマイクロカプセルの状態で存在しており、アスベスト含有被覆層などのアスベスト含有物に対して良好な濡れ性を発揮して速やかに浸透浸潤するが、水が蒸散してマイクロカプセルが壊れると、架橋反応が生じて硬化が進行して繊維表面に皮膜が形成される。商業的に入手できる反応性のシリコーン樹脂(エマルジョン型)としては、制限されないが、信越化学工業株式会社のPolon MF−20(商品名)、Polon MF−23(商品名)、Polon MF−56(商品名)、Polon MK−206(商品名)、Polon MWS(商品名)、KM2002T(商品名)、およびKM2002L−1(商品名)などを例示することができる。当該シリコーン樹脂の性質に基づいて、アスベスト含有被覆層またはアスベスト含有物に速やかに浸透浸潤して、かつ被覆層内またはアスベスト含有物内で粘着剤としての性質を発揮してアスベスト繊維を他の繊維と結びつけることができる。また水が蒸散して乾燥すると(または必要に応じて加熱すると)、上記するようにマイクロカプセルが壊れること等によって架橋反応が生じて硬化し、アスベスト繊維をシリコーン樹脂内に安定して包み込み保持することができる。
A−1の場合には、高圧水を吹き付ける前に、アスベスト含有層をシリコーン樹脂乳化液を湿潤させた状態で、それだけで剥ぎ取り時のアスベスト繊維の飛散を完全に防止した状態で、シリコーン樹脂が硬化する前にアスベスト吹き付き層の剥離を高圧水吹き付けを用いて行う。この時に、吹き付けておいたシリコーン樹脂分の1部は水に溶ける。この水に溶けたシリコーン樹脂分は、あとで0017で述べるように回収して工程Cで有効利用する。一方、A−2の場合には、吹き付け後、時間をおくとシリコーン樹脂乳化液の水分の蒸発が進んで硬化した状態で、高圧水を吹き付けて剥離を行う。この場合には、シリコーン樹脂の硬化によって、高圧水で剥ぎ取った時に、剥ぎ取り物が細かく砕けすぎることがないので、水と剥ぎ取り物の分離が行いやすいという利点がある。この硬化した後に高圧水を吹き付けて剥ぎ取りを行う方法には、アスベスト含有吹き付け層をシリコーン樹脂吹き付けによって封じ込め処理を行ってある期間経過した後、剥ぎ取り処理を行う場合も含まれる。
工程Bにおいてはアスベスト含有吹き付け層を高圧水吹き付けによって剥離する。
高圧水は、各種の洗浄などに用いられているが、本発明においては、鉄骨の上などに吹き付けられたアスベスト含有層を取り除くとともに、鉄骨の表面に施されている酸化防止皮膜の層などは傷つけないことが望まれる。水道あるいは回収・循環する水は、ビストンポンプ、プランジャーセラミックポンプなどによって圧縮され吐出圧2.5MPa以上、望ましくは6.0MPa以上,10.0MPa以下にして、1時間500リットル以上、5000リットル以下を、ホース、ガンを通して、アスベスト含有層に吹き付ける。ガンとしてはインサートグリップ銃(カプラー付き、あるいはニップル付き)スパット銃(ニップル付き)などが用いられる。アスベスト含有層の剥離は、アスベスト含有物の吹き付け層と鉄骨の間に高圧水による力を加えて、吹き付け層を剥離させて、細かく砕きすぎないほうが有利であるので、まず、吹き付け層の1部を高圧水あるいは人力によって剥離させて、そのあとは鉄骨との境界面に高圧水を当てて剥ぎ取るという方式も適している。なお、第1次の剥ぎ取ったあとで、ガンを取り替えて、スパット式コンビネーションガン、回転ブラシガンなどに取り替えて、残留したアスベスト含有物の除去作業を行うことも有効である。
0015のように、吹き付け物は水だけ、あるいは1部剥ぎ取り物の微粒が混合した状態のものであっても、水圧、水量を適正値に設定されていれば剥離作業は行えるが、高圧水に鉄鉱石の粉など酸化鉄分を高濃度に含有することによって比重の大きいものを、水中に1.5重量%以上存在させたものを吹き付けることによって、剥離のための水量を2割以上低下することができる。ただし、この鉄鉱石の粉の径が0.3mm以上のものが重量の1割以上含まれていると、アスベスト含有層だけでなく鉄骨の表面に塗られていた酸化防止層などにも影響を及ぼすので、本発明で使用する酸化鉄含有粒子の粒径は、0.3mmを超えないこと、望ましくは0.1mm以下が適している。なお、この酸化鉄を含有する粒子はアスベスト剥離のための必要水量を減少するという効果のほかに、使用した高圧水を工程Dで処理して固体分を剥離物に加えて圧縮・成型する時に酸化鉄が剥離物に加えられ、成型物を加熱焼成あるいは溶融してアスベスト繊維を無害化焼成する場合には、必要加熱温度を低下するという効果も持つ。たとえば成型物の酸化鉄が2重量%含まれていると、必要温度を約50℃低下できる。
剥ぎ取り物、吹き付け水は集められ、分離された剥ぎ取り物は工程Cで圧縮・成型される。一方、水はアスベスト含有物が細かく砕けたものが混入しているので、工程Dで沈殿、ろ過の処理、あるいは遠心分離機にかけて、固体分の大半を取り除き、水は高圧水による剥ぎ取り工程Bに循環使用する。この循環使用する水分の中にシリコーン樹脂が含まれている場合には、高圧水で剥離後の鉄骨表面に残った水分に含まれていたシリコーン樹脂が時間経過とともに硬化して、もし、アスベスト繊維の1部が残留した場合にもそれを封じ込める作用をする。分離された固体物は、工程Cで剥ぎ取り物に加えて圧縮・成型される。なお、高圧水による剥ぎ取り作業が終わった後に、生成した処理水は、放置あるいは加熱して水分の1部を蒸発させ、残ったものは工程Cの剥ぎ取り物の圧縮・成型工程に加える。とくに、工程A−1で得られたものは、シリコーン樹脂を含んだ状態であるので、工程Cで必要なシリコーン樹脂乳化液の供給手段の1つになる。
次に工程Cについて述べる。本発明では、圧縮・成型する剥ぎ取り物にシリコーン樹脂乳化液、すなわち硬化前のシリコーン樹脂を共存させた状態にすることが特色である。これによって成型物の硬化が促進され、アスベスト含有物の飛散が効率的に防止できるという効果がある。圧縮・成型前の剥ぎ取り物に硬化前のシリコーン樹脂分を共存させる方法として、(1)A−1で剥ぎ取り前に吹きつけたシリコーン樹脂の1部が残留したもの、(2)剥ぎ取り物に、あらたにシリコーン樹脂乳化液を添加するもの、(3)0017に示した、A−1で処理したものの剥ぎ取りに用いた高圧水を濃縮したものを、剥ぎ取り物に加えることなどがある。剥ぎ取り物の中に共存しているシリコーン樹脂分は、剥ぎ取り物の固体分100に対して、2.0以上、望ましくは4.0以上である。
このような剥ぎ取り物、およびそれに0017で述べた工程Dで得られた固体分を加えたものは、水分を50重量%以上、多い場合には65重量%以上含んでいる。これは手で握ると水が滴り落ちる状態であるであるが、これを圧縮・成型する装置を図2示す。アスベスト含有物が投入される槽1の部分、そのアスベスト含有物をスクリューコンベア5により所定量ずつ切り出し供給する部分2、およびそのアスベスト含有物を受け、押圧機で圧縮する収容体3の部分から構成される。槽1は支持台6によって支持されている。収容体3は、槽1およびスクリューコンベアにより所定量ずつ切り出し供給する部分2が1つに対して3つ設けて、回転によって、収容、プレスによる圧縮、および圧縮成型物の取り出しを並行して行えようにする。具体的には、収容体3は、軸線が鉛直方向を向くように配置されており、円形の回転板230に貫通孔4を設けて取り付けられ軸線周りに回転可能に構成されている。収容体3の下面は固定された基板240に接しており、回転時には摺動する。回転板230が回転することによって収容体3が軸線周りに回転し、収容体3は、3つの位置に配置されるようになっている。第1の位置は、スクリューコンベア5の直下であり、スクリューコンベア5からのアスベスト含有体が収容体3内に投入される。第2の位置は、第1の位置で投入されたアスベスト含有体がこの位置で圧縮される。つまり、第2の位置の上方には、プレスのような押圧具250が配置されており、上方から収容体3に進入可能となっている。そして、第2の位置に隣接する第3の位置の下方には、ベルトコンベア270が配置されている。一方、第3の位置の上方には、上下動可能に支持された押し出し具280が配置されており、第3の位置に収容体3内に進入し、圧縮成型物をベルトコンベア270上に押し出すようになっている。なお、基板240の圧縮成型物が下方へと押し出されるようになっている。また、水分などの回収容器260、ベルトコンベア270、及び収容体3を回転させるモーター290は、支持台6内部に収容されている。まず、収容体3は鉄などの金属で作られた円柱体であるが、その壁面に複数個の孔を設けられている。その孔は、圧縮時に水をスムースに排出するとともに、できるだけアスベスト含有物が収容体の外に出るのを抑制するという役割をする。そのために、その孔7の断面積は、収容体の壁面の内部より外部の方が大きいものとする。このように孔の断面積を変えるには、孔に断面が円形でテーパーを設けても、あるいは2段階あるいはそれ以上の階段状であってもよい。収容体の内面に開いた部分の直径は、1mm以上、3mm以下(円形でない場合は断面積として、3.2mm以上、28.8mm 以下とする。一方、収容体3の外面に開けられた孔の部分は、2mm以上、8mm以下(円形でない場合は断面積として、12.8mm以上、205mm以下とする。このように、収容体から出てきた一部、泥状のアスベスト含有物を含む水分は、基板240に取り付けられた遮蔽版12によって、基板から外に流れ出るのを押さえられ、基板240に設けられた開口部から下に流れ落ち、回収装置260に集められる。なお、収容体3を支える基板240にも同様の孔を設けて、水を排出する。
次に上記のように構成された処理装置用いた圧縮・成型の処理工程について説明する。槽1にアスベスト含有の処理対象物を投入すると、このアスベスト含有体は、スクリューコンベア5によって所定量ずつ下方に落下していき収容体3において第1の位置にある収容体3に投入される。所定量のアスベスト含有体が投入されると、収容体3は回転板230とともに回転し、アスベスト含有体が収容された収容体3が第2の位置に移動される。続いて、第2の位置では、押圧具250が下降し、収容体3内のアスベスト含有体を圧縮する。この過程において、アスベスト含有体に含有されていた水分が、収容体3の壁面に設けられ孔などを通して絞り出され、基板240の開口部から流れ出し、回収容器260で回収される。所定の圧縮が完了すれば、収容体2がさらに回転し、成型物が入っている収容体3が第3の位置へ移動される。そして、この位置においては、押し出し具280が下降して、収容体3内の成型物をベルトコンベア270上に落下させる。こうして、成型物はベルトコンベア270によって搬送されていく。各収容体3でこの処理が1つづつずれて並行して行われる。そのため、アスベスト含有体の圧縮は、半連続的に行われる。斯くしてアスベスト含有物(乾燥時の見かけ比重:0.3−0.4程度)であったものを、見かけ比重1.5以上、好ましくは1.8〜2.1程度にまで増すことができ、アスベスト含有物の見かけ容積(乾燥時)を1/5〜1/7程度まで減らすことができる。なお、回収容器中の1部、泥状のアスベストを含有する水は、ろ過、遠心分離、あるいは加熱蒸発によって水を分離し、残渣は処理対象物に混合して、圧縮、減容する。なお、分離された水分は、0017で述べた水処理に加えて行うことができ、水分は工程Bの高圧水吹き付けによるアスベスト剥ぎ取りに用いられる。この場合には、水分の中にシリコーン樹脂が含まれている場合には、高圧水で剥離後の鉄骨表面に残った水分に含まれていたシリコーン樹脂が時間経過とともに硬化して、もし、アスベスト繊維の1部が残留した場合にもそれを封じ込める作用をする。なお、その現場の剥離作業が終わった後に発生した水は、必要によって、加熱濃縮して、別の作業場での工程C、あるいは工程Dで有効利用することができる。
工程Cで採用可能な別法は、剥ぎ取り物にカルシウム酸化物の粉を加えることである。これによって、水分とカルシウム酸化物が水熱反応を起こし、圧縮・成型物の強度が向上して、ビニール袋に入れる場合も、あるいは成型物を加熱してアスベスト繊維を消滅させて安定化処理する場合のもハンドリング性が向上する。また、添加されたカルシウム分によって、必要な焼成温度を下げられるという効果もある。添加する酸化カルシウム分の量は、剥ぎ取り物の2.0重量%以上、10.0%以下が適当である。カルシウム酸化物は、純粋なCaOであっても、他の酸化物と混合した状態のものであってよい。後者の例としてはセメントがある。なお、0016の工程Bにおける酸化鉄含有物の添加と、この工程Cにおけるカルシウム酸化物の添加は、それぞれ単独でのよいが、併せて行うこともでき、その場合は、必要な焼成温度の低下には相乗効果をもつ。
工程Cで得られた圧縮・成型物は工程Eにおいて、最終処分に向けての処理が加えられる。その1つは、ビニール袋につめて密封してから、管理型最終処分場に埋め立てる方法である。もう1つは、成型物を加熱してアスベスト繊維を無害が形態にし、
廃棄物として最終処分する(この場合には、安定型最終処分場が利用できる可能性がある。そのための1つの方法は、成型物の融点以上に加熱して溶解する方法である。
この融点は、アスベスト含有物の成分によって異なり1400あるいは1500℃程度であるが、本発明の酸化鉄やカルシウム酸化物を加えることによって、その温度を30〜60℃低くできる。なお、溶融する方法は剥ぎ取り物本体についてはアスベスト繊維が完全に消滅するが、この高温までの加熱過程でアスベスト繊維がダストとして飛散するおそれがある。本発明のように、圧縮・成型した状態で溶融のための装置に加える方法は、ダスト生成を減少させるための手段の1つである。もっとダスト生成などによるアスベストの散らばりを確実に抑制し、かつ圧縮・成型物中のアスベスト繊維を確実に消滅させる方法は、成型物を所定温度以上に加熱して、原子を移動させることである。このための温度は1000あるいは1100℃以上である。この焼成工程においては、圧縮・成型してシリコーン樹脂の硬化作用を利用できるようにしたことは加熱時の伝熱促進、ダスト生成防止などの本質的な意味を持っている。この焼成工程で得られたものは、必要によって粉砕して、例えばセメントなどを加えて成型すれば、ブロックなどに有効利用できる。
体育館の天井の施されたアスベストを40重量%の割合で含むバーミキュライトの吹付け層(半乾式アスベスト含有被覆層)(平均厚さ30mm)に、アスベスト含有被覆層の体積(100容積%)の30容積%に相当する割合のシリコーン樹脂乳化液(エマルジョン型シリコーン樹脂(商品名Polon MWS、信越化学(株)製、樹脂含量46重量%)の重量1に対して、乳化液を重量3の割合で配合したものを吹きつけ、30〜70分後の樹脂硬化が起こる前の状態で、高圧水を吹き付けて剥離作業を行った。高圧水は、プランジャーセラミックポンプによって圧縮された吐出圧7.5MPa、1時間2500リットルを、ホース、インサートグリップ銃(カプラー付き)を通して供給した。
この剥離作業時の雰囲気ガスの試料を採取して5ミクロン以上のアスベスト繊維の数は1本/リットル以下であった。剥離物は水とともに集めて、沈殿とろ過法によって、水分含有量が65重量%の固体剥ぎ取り物を得た。この状態でシリコーン樹脂分は1.5重量%含まれていた。これを図1に示す圧縮・成型機にかけて、見かけ比重1.9の成型物を得た。そしてビニール袋に密封して最終処分場に埋め立てた。一方、高圧水吹き付け後の水、および圧縮・成型時に分離した水から沈殿とろ過で固体分を分離した水分は、高圧水に加えて循環使用した。そして、剥ぎ取り作業後に発生したこの水分は、80℃以上に加熱して水分の蒸発を進め、シリコーン樹脂濃度を35%にして、保管し、別の作業場での高圧水に加えて剥ぎ取り作業に利用した。また、剥離処理後の鉄骨の表面の酸化防止皮膜の損傷はとくに認められず、表面はシリコーン樹脂の硬化皮膜によって覆われていた。
機械室の天井、壁に施されたアスベストを40重量%の割合で含むロックウール層(半乾式アスベスト含有被覆層、平均厚さ30mm)が、アスベスト飛散防止のための封じ込め処理として、アスベスト含有被覆層の体積(100容積%)の30容積%に相当する割合のシリコーン樹脂乳化液(エマルジョン型シリコーン樹脂(商品名Polon MWS 、信越化学(株)製、樹脂含量46重量%)の重量1に対して、乳化液を重量3の割合で配合したものを吹き付けする処理がなされ、3年間使用されていた。それを高圧水吹き付けによって剥離処理を行うことになった。高圧水の吹き付け条件は実施例1と同じである。このときの作業者近傍の大気中に含まれる5ミクロン以上のアスベスト繊維数は2本/リットル以下であった。剥離物を水とともに集めて、沈殿とろ過法によって、水分含有量が60重量%の固体剥ぎ取り物を得た。なお、剥離物の中の、細かい泥状のものの割合は、実施例1の場合の50%以下に低下し、12重量%であった。これに、シリコーン樹脂(硬化前の)の共存量が、3.5重量%になるようにシリコーン樹脂乳化液(商品名Polo MWS)を添加して混合し、図1に示す圧縮・成型機にかけて、見かけ比重1.9の成型物を得た。この成型物は、工場に運んで樹脂硬化後、焼成炉で1100℃、1時間加熱し、アスベスト繊維の組織を粒状に変えることによって無害化した。これは再度、粉砕して、セメントを加えてブロックを製造した。なお、高圧水吹き付け後の水、および圧縮・成型時に分離した水から沈殿とろ過で固体分を分離した水分の処分は実施例1と同じである。また、剥離処理後の鉄骨の表面の酸化防止皮膜の損傷はとくに認められず、表面はシリコーン樹脂の硬化皮膜によって覆われていた。
駐車場の天井に施されたアスベストを15重量%の割合で含むロックウール層(アスベスト含有被覆層、平均厚さ35mm)を、高圧水を用いて実施例1で述べたのと同じ条件で剥離した。このときの作業者近傍の大気中に含まれる5ミクロン以上のアスベスト繊維数は3本/リットル以下であった。剥離物を水とともに集めて、沈殿とろ過法によって、水分含有量が70重量%の固体剥ぎ取り物を得た。なお、剥離物の中の、細かい泥状のものの割合は、22重量%であった。これに、シリコーン樹脂(硬化前の)の共存量が、4.5重量%になるようにシリコーン樹脂乳化液(商品名Polon MWS)を添加して混合し、図1に示す圧縮・成型機にかけて、見かけ比重1.8の成型物を得た。この成型物は、工場に運んで樹脂硬化後、焼成炉で1110℃以上、1時間加熱し、アスベスト繊維の組織を粒状に変えることによって無害化した。これは試験的に安定型処分場に埋め立てて、経過を追跡して問題のないことを確認した。なお、高圧水吹き付け後の水、および圧縮・成型時に分離した水から沈殿とろ過で固体分を分離した水分の処分は実施例1と同じである。
体育館の天井に施されたアスベストを15重量%の割合で含むロックウールの吹付け層(湿式アスベスト含有被覆層)(平均厚さ40mm)に、アスベスト含有被覆層の体積(100容積%)の30容積%に相当する割合のシリコーン樹脂乳化液(エマルジョン型シリコーン樹脂(商品名Polon MWS、信越化学(株)製、樹脂含量46重量%)の重量1に対して、乳化液を重量3の割合で配合したものを吹きつけ、30〜70分後の樹脂硬化が起こる前の状態で、高圧水を吹き付けて剥離作業を行った。高圧水には、粒径が0.1mm以下の酸化鉄粉(鉄分濃度68重量%)を水中に2.5重量%を含ませた状態で吹き付け、供給水量は実施例1の70%とした。高圧水吹き付けのその他の条件は実施例1と同じである。この剥離作業時の雰囲気ガスの試料を採取して5ミクロン以上のアスベスト繊維の数は1本/リットル以下であった。剥離物は水とともに集めて、沈殿とろ過法によって、水分含有量が68重量%、鉄分含有量が1〜3重量%の固体剥ぎ取り物を得た。この状態でシリコーン樹脂分は1.5重量%含まれていた。これを図1に示す圧縮・成型機にかけて、見かけ比重2.0の成型物を得た。この成型物をこの成型物は、工場に運んで樹脂硬化後、焼成炉で1060℃以上、1時間加熱し、アスベスト繊維の組織を粒状に変ったことを確認した。なお、高圧水吹き付け後の水、および圧縮・成型時に分離した水から沈殿とろ過で固体分を分離した水分の処分は実施例1と同じである。
機械室の天井、壁に施されたアスベストを40重量%の割合で含むロックウール層(半乾式アスベスト含有被覆層、平均厚さ30mm)に、アスベスト含有被覆層の体積(100容積%)の30容積%に相当する割合のシリコーン樹脂乳化液(エマルジョン型シリコーン樹脂(商品名Polon MWS、信越化学(株)製、樹脂含量46重量%)の重量1に対して、乳化液を重量3の割合で配合したものを吹きつけ、30〜70分後の樹脂硬化が起こる前の状態で、高圧水を吹き付けて剥離作業を行った。高圧水には、粒径が0.1mm以下の酸化鉄粉(鉄分濃度68重量%)を水中に2.5重量%を含ませた状態で吹き付け、供給水量は実施例1の70%とした。高圧水吹き付けのその他の条件は実施例1と同じである。この剥離作業時の雰囲気ガスの試料を採取して5ミクロン以上のアスベスト繊維の数は1本/リットル以下であった。剥離物は水とともに集めて、沈殿とろ過法によって、水分含有量が71重量%、鉄分含有量が1〜3重量%の固体剥ぎ取り物を得た。これに粉状の生石灰(CaO)を3.5重量%とポルトランドセメント2.0重量%、加えて混合し、図1に示す圧縮・成型機にかけて見かけ比重2.0の成型物を得た。この成型物をこの成型物は、工場に運んで焼成炉で103℃以上、1時間加熱し、アスベスト繊維の組織を粒状に変わったことを確認した。なお、高圧水吹き付け後の水、および圧縮・成型時に分離した水から沈殿とろ過で固体分を分離した水分の処分は実施例1と同じである。
本発明の方法は、アスベスト含有吹き付きの処理だけでなく、アスベストを実質的に含まない吹き付け層の処理にも応用することができる。
本発明における作業の流れを示す。 本発明の剥ぎ取り物の圧縮・成型に用いる装置の1例を示す。
符号の説明
1 槽
2 所定量づつ切り出し供給する部分
3 収容体
4 貫通孔
5 スクリューコンベア
6 支持台
7 収容体3の壁面に設けられた孔
8 装入物に下方に向けての力を加えることができる棒あるいは管
9 槽内のもっとも下げた位置での内壁形状に沿った棒あるいは管の成型物
11 バネ構造物
12 遮蔽板
14 スクリューコンベアの回転軸
60 圧縮・成型物
230 回転板
240 基板
250 押圧具
260 回収容器
270 ベルトコンベア
280 押し出し具
290 モーター

Claims (6)

  1. 次の工程からなることを特徴とするアスベスト含有吹き付け層の処理方法
    (1)アスベスト含有吹き付け層に高圧水を吹きつけて、アスベスト含有吹き付け層を剥離する工程
    (2)剥離物をシリコーン樹脂乳化液を含む状態で圧縮・成型する工程
    (3)工程(1)、(2)で発生した水分を処理して含まれていた固体分を回収して工程(2)の圧縮、成型時に加える工程
    (4)工程(1)あるいは(2)で発生した水を処理して得られる水分を工程(1)に循環使用する工程。
  2. 請求項1において、工程(2)で剥離物にシリコーン樹脂乳化液を添加して圧縮、成型することを特徴とするアスベスト含有吹きつけ層の処理方法。
  3. 請求項1において、工程(1)の前に、シリコーン樹脂乳化液を吹き付ける工程を設け、吹き付けられたシリコーン樹脂乳化液が硬化する前に工程(1)の剥離作業を行ない、工程(3)でシリコーン樹脂乳化液を含んだ状態で固体分を回収して工程(2)の圧縮、成型時に加えることを特徴とするアスベスト含有吹きつけ層の処理方法。
  4. 請求項1において、工程(1)の前に、シリコーン樹脂乳化液を吹き付ける工程
    を設け、シリコーン樹脂乳化液が硬化した後、工程(1)の剥離作業を行い、工程(2)で剥離物にシリコーン樹脂の乳化液を加えてから圧縮を行うことを特徴とするアスベスト含有吹きつけ層の処理方法。
  5. 請求項1、2、3および4において、工程(1)で用いる高圧水に酸化鉄粉を加えることを特徴とするアスベスト含有吹きつけ層の処理方法。
  6. 請求項1、2、3および4において、工程(2)でカルシウム酸化物を加えることを特徴とするアスベスト含有吹きつけ層の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201371A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Taisei Corp 被処理廃棄物の溶融無害化処理装置およびこれを用いた溶融無害化処理方法。

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