JP2008126203A - アスベスト関連作業に用いられた廃棄用品の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、アスベストを取り扱う作業に用いられたシート、防護服、防護用品などの合成樹脂系廃棄用品をアスベストの飛散のおそれがない状態で減容して最終処分するための方法に関する。
【解決手段】
廃棄用品を槽に装入し、加熱と減容を行い、成形物を取り出して最終処分する。
この加熱・減容の手段の第1は、加熱プレスを用いて加熱と減容を並行して行うものであり、手段の第2は、マイクロ波による加熱とプレスを用いた圧縮の繰り返しで行うものである。
(2)この処理過程で槽内のガスを吸引して、吸引ポンプの前と後ろに排出ガスの浄化器具を取りつけ、浄化による発生物も安定な状態で最終処分する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アスベストを取り扱う作業に用いられたシート、防護服、防護用品などの合成樹脂製の廃棄用品をアスベストの飛散のおそれがない状態で減容して最終処分するための方法に関する。
アスベストは,耐熱性、耐磨耗性など工業的に優れた特性を持っているために、建築関係では、保温、吸熱、吸音用などに被覆材として広く採用されてきた。しかし、最近になって、アスベストに起因すると思われる肺ガン・中皮腫患者が増加して大きな社会問題になっている。
これまで使われたアスベスト含有被覆材には、吸音・結露防止用にはアスべスト約70%、耐火被覆用にはアスべスト約60%、それ以外のアスベスト含有吹き付け材としては、アスベスト30%以下あるいは5%以下などがある。アスベスト以外のものは、成分的にはアスベスト同様、SiOやMgOが主体であるが、繊維径がアスベストに比べて大きいバーミキュライト、ロックウールなどで、その毒性は小さい。
現在はアスベスト含有量がある値以上のものは使用禁止されている。しかし、すでに施工されているものについては、アスベスト含有物を取り除き安定化することが望まれている。この場合に、剥ぎ取られたもののほかに、アスベストの飛散防止用のシートや作業者の防御に用いられた防御服、防御用品のような合成樹脂製のものも、アスベストが付着しているおそれがあることから、袋などに密封して、土中や水中への流出防止等を施した管理型処分場に埋めることが行われている。しかし、管理型処分場の余力が少なくなってきている。このためには限られた処分場の寿命延長のためにも、また運搬の距離が延びることに対応して運搬の効率を上げるためにもできるだけ減容することが望まれる。ただし、この減容処理に伴ってアスベスト繊維の飛散がないようにすることが前提条件である。
廃プラスチックの圧縮減容機が特許文献1、2などに示されている。しかし、このような方法の中で、アスベスト繊維が付着しているおそれのある合成樹脂系廃棄物を、アスベスト関連作業の現場で確実に処理できるような方法は見あたらない。また、特許文献3,4,5などには、マイクロ波加熱を利用し廃プラスチックの処理方法が示されている。しかし、このような方法の中にも、アスベスト繊維が付着しているおそれのある合成樹脂系廃棄物を、アスベスト関連作業の現場で確実に処理できるような方法は見あたらない。
特開2005−28391号公報 特開2004−330175号公報 特開2006−36882号公報 特開2002−332374号公報 特開2006−82123号公報
本発明は、アスベスト関連作業に用いられた用品、とくにシート、防御服などの合成樹脂製の用品を、廃棄物としてアスベストの飛散のおそれがない状態で減容して安全かつ効率的に最終処分までを行うための方法に関する。
上記の課題を解決するための手段の第1は、次の工程からなる処理を行うことである。
(1).廃棄用品を槽に装入する工程
(2).工程(1)の槽からガスを吸引するポンプの前および後でガスを浄化する工

(3).工程(1)で装入されたものを加熱、圧縮して成形物を取り出す工程
手段の第2は、0005の工程(2)において、吸引のためのポンプの前に使い捨て可能なフィルターを取り付けることである。
手段の第3は、0005の工程(2)においてポンプで吸引された排出ガスをシリコーン樹脂の乳化液の中に吹き込んで浄化することである。
手段の第4は、0005の工程(3)を、加熱プレスによる加熱と圧縮を並行して行い、続いて成型物を押し出すことである。
手段の第5は、0005において、槽の上部の水平断面積Scmに対して、槽の下部の水平断面積を0.5Scm以下とし、かつ0008の加熱と圧縮を行う器具は、内部と外周部が分離されたものを用いることである。
手段の第6は0005の工程(3)を、マイクロ波を用いた加熱と、プレスを用いた圧縮を行い、成型物を押し出すことの繰り返しによって行うことである。
これらの方法によって、アスベスト関連作業に用いられたアスベストが付着しているおそれがある合成樹脂系の廃棄用品をアスベスト飛散が生じない方法で減容し、安全かつ効率的に最終処分まで行うという目的が達せられる。
本発明の作業の流れを図1に示す。本発明の処理の対象となるのは、アスベスト含有被覆層の剥ぎ取りなどのアスベスト関連作業に用いられたシート、防御服、手袋用品など合成樹脂系の廃棄用品である。これを槽に入れて加熱と圧縮を行い、圧縮されて減容されたものは、必要によって包装されて、最終処分場に埋め立てられる。一方、槽への装入、加熱、圧縮の工程でのアスベスト繊維の飛散を防止するために、雰囲気のガスが吸引され、吸引ポンプの前、後でガスの浄化が行われ、さらに、その分離生成物がアスベスト繊維を含有しているおそれがあるので確実に最終処分まで行われる。
槽への装入、加熱、圧縮の工程の実施形態の第1は、上方から槽1に処理対象物5を装入して、ついで上方からの加熱プレス2を動かして処理対象物5の加熱と圧縮を並行して行ない、その後で得られた成型物6を取り出す方式である。これに用いられる装置の1例を図2に示す。合成樹脂系廃棄物は常温から軟化点温度までは固体としての強度を保っており、特にシート類は装入の仕方によってはかさばっている。しかし、加熱プレス2に接して軟化点以上に加熱されると軟化、溶融状態になり、上から抑えられると簡単に下方の隙間に押し出される。したがって、加熱はこの上方からのプレスだけで行うことができる。プレスの加熱は、ステンレス鋼のような金属製プレス内の発熱体4に通電させて行うことができる。装入される合成樹脂Aの軟化温度をTa(℃)、合成樹脂Bの軟化温度をTb(℃)とすると、プレスによる加熱温度は、TaとTbのうちの高い方を採用する。その温度は、70℃以上、270℃以下の範囲内にある。加熱されたプレス2をゆっくり降下させると、装入物の軟化、減容が行われる。なお、槽1の他の部分は加熱体にしないことによって、成型物を取り出すまでに早く冷やすことができて、装置の生産性をあげることができる。処理対象物5の槽1への装入と、加熱プレス2の移動による加熱、減容の操作を1回、あるいは2回以上繰り返して行い、槽の底に形成された成型物6は、取り出し口7を開いて横からの押し出し具8を移動させて、外部に押し出させる。あるいは図3に示すように、槽の下に移動式の枠9を設け、処理対象物の加圧時は、フラットな面10で受け、ついで枠9を左に移動して、プレス2によって成型物を底のない箱型部11に落とし、枠9をもとの位置に移動させて、成型物6を取り出すとともに、並行して処理対象物の加熱、圧縮を行う。
図2に示した方法では、槽の水平断面積が高さによって変わらないので、減容による成型物も断面積は槽の断面積と同じである。しかし、処理対象物のうちシート類はかさばることから槽への装入口の断面積はある程度大きいことが必要であるが、圧縮された成形物の断面積が小さいほうが後の処理に適している場合がある。その場合には、図4に示すように、槽を上方の断面積Scmに対して槽の下方の断面積は0.5Scm以下とし、かつ上方から移動させる加熱と圧縮を行う器具、すなわち加熱プレス2は、内部加熱プレス部28と外周部加熱プレス部29の二重構造として、独立に動けるものを用いる。これを用いて、槽に装入された処理対象物を、まず、槽内の位置30までは加熱プレスを下面がほぼ平坦な状態にして加熱と減容を行い、それ以降は内部加熱プレス部28だけを下げて加熱、減容を行う。なお、成型物の取り出し方法は、0013で述べたのと同じである。
槽への装入、加熱、圧縮工程の実施形態の第2は、マイクロ波を用いた加熱と、プレスを用いた圧縮の繰り返しによって行う方法である。それに用いる装置の1例を図5に示す。槽に装入された処理対象物5はスクリューコンベア12によって横方向に移動され、マイクロ波加熱室31に入れられる。所定量のものが入った状態でマイクロ波遮断扉32を閉めて、マイクロ波発振器14とマイクロ波攪拌機15によってマイクロ波をかけて装入物の加熱を行い、装入物を軟化点まで加熱する。複数の種類の合成樹脂が入っている場合には、合成樹脂Aの重量をa(kg),軟化温度をTa(℃)、合成樹脂Bの重量をb(kg)、軟化温度をTb(℃)とすると、装入物の加熱温度は (Ta×a+Tb×b)÷(a+b)を目安として行う。この温度に達したらマイクロ波の発振をとめ、マイクロ波遮断扉32を開いて、横から加圧シリンダー13を動かして、軟化状態にある装入物を成型のために壁面17に押しつけて圧縮、成型する。そして、成型物取り出し口18を開いて成形物6を外に取り出す。このとき、プレス33、成型のために壁面17や成型物取り出し口の扉18は、成形物を冷却して固化を促進する働きもする。
外部に取り出された成型物は、必要によりプラスチックの袋に入れて、最終処分地に埋め立てられる。
0013、0014および0015の装入、加熱、圧縮に伴う槽内のガスの吸引および浄化は、図6のような装置、器具を用いて行う。吸引口3の取り付け位置は、槽の上部である。ここから作業中、吸引ポンプ21につながる配管7を通して吸引が行なわれ、アスベスト繊維を含むおそれがある粉塵の外部への放散を防止する。吸引されたガスは、まず、図7に示すような合成樹脂製の筒あるいはアルミニュームのような金属19の筒の中にフィルター材24が装入されたフィルター部19を通過してから吸引ポンプに入る。このフィルター部19は、ガスに含まれる比較的粗いダストを除去して、吸引ポンプ21を通るのに問題のないようなガスの性状にするためのものである。このフィルター部19は、ある程度ダストがたまると取替え、使用ずみのものは、本発明の処理対象物と同時に処理して成型物の中に封じこめて最終処分場に埋め立てられる。
次に吸引ポンプ21を通って排出されるガスは図6に示すようにシリコーン樹脂の乳化液による排出ガス浄化装置22を通して外気に放散させる。この浄化装置22のシリコーン樹脂の乳化液25は、排出ガスに含まれている可能性のある微細なアスベスト繊維を濡らして除去するためのものである。このシリコーン樹脂の乳化液25は、シリコーン樹脂に水などから構成される乳化液を加え、シリコーン樹脂分の割合が5〜45重量%の範囲、とくに好ましくは5〜20重量%の範囲に調整したものとする。微細なアスベスト繊維を捕捉効率に関連する、液体としての粘度および最終的に水を蒸発させて硬化させたときの強さの兼ね合いによってこの配合割合度が選ばれる。
吸引ポンプ21から押し出された排出ガスは、液中の配管の先端に図8に示すような気泡分散用器具23を取り付けて、シリコーン樹脂の乳化液の中に、30cm以上深いところに吹き込まれる。この器具23は気泡が分散して液体との接触効率を上げるためのものである。なお、排出ガスの中に含まれているおそれがあるアスベスト繊維片とシリコーン樹脂の乳化液との接触効率を上げるために、排出ガス浄化装置22を2段に設置することもできる。
この排出ガスの浄化に用いた液11は、取替えまで使用した後、最終的には、水分を自然乾燥などによって蒸発させてシリコーン樹脂を硬化する。硬化したものは撥水性をもっているので、硬化した状態のものを最終処分地に埋め立てることで、アスベスト繊維の飛散を完全に防止することができる。この方法によって、吸引ポンプ通過後の排出ガス中のアスベスト繊維のちらばりを完全に防止できる。
処理対象物は、厚さ0.5mおよび0.8mmのシート(塩化ビニール製、軟化温度120℃〕および防御服および手袋(デュポン製 軟化温度130℃)で、その重量比率は85;15である。
槽および加熱プレスは図2にしめす通りで、槽の水平断面積は40cm×50cmで一定である。ここに水平断面が39cm×49cmのステンレス鋼製の加熱プレスを上から降ろす。プレスは通電によって加熱され、表面温度が130~140度に保たれている。槽の中に、シートと防御服、防御器具を合わせて、20kg程度装入して加熱プレスを降ろして、加熱、圧縮を繰り返し、2回行って、成型物を取り出した。成型物は40cm×50cm×15cmである。これを冷却後、ビニール袋に入れて運搬して管理型最終処分場に埋め立てた。
一方、ガスは槽の吸引口から吸引し、図7に示すようなフィルター部を取り付けて吸引ポンプにつながる配管に結合し、装入、加熱、圧縮作業中は連続的に吸引した。配管は外径40mm、内径20mmの合成樹脂製の管である〔軟化温度205℃〕。吸引ポンプはメカニカルポンプ方式である。排気速度、排出ガス浄化装置は、シリコーン樹脂分15重量%と乳化液分85重量%からなる液を、1つの装置に5kg、液60cmの高さに入れ、2段とした。このシリコーン樹脂を含む乳化液の深さ50cmのところに図8に示す気泡分散用器具を取り付けた管を挿入して排出ガスの浄化を行った。この処理を終わった排出ガスの中には、1ミクロン以上のアスベスト繊維は検出されなかった。吸引ポンプの運転を45時間行った後、シリコーン樹脂の乳化液は取替え、使用後の液は自然乾燥して残渣を硬化して、硬化物を最終処分場に埋めた。フィルター部 は、約2時間の吸引を行った時点で取替え、使用が終わったフィルター部は、その次に処理する袋状容器に収めて処理した。
槽および加熱プレスとして図4に示したものを用いたこと以外は、実施例1と同じ条件である。槽および加熱プレスは、槽の水平断面積は上部では40cm×50cm、下部では20cm×25cmである。ここに水平断面の外郭が39cm×49cm、その内部に、19cm×24cmのステンレス鋼製の加熱プレスを上から降ろすことができる。プレスは通電によって加熱され、表面温度が130~140度に保たれている。槽の中に、シートと防御服、防御器具を合わせて、20kg程度装入して加熱プレスを降ろして、まず、39cm×49cmの水平面で加熱。圧縮し、槽内の位置30から後は、内部の水平断面19cm×24cmの加熱プレスを動かして、最終的に 20cm×25cm×(20〜30)cmの成型物を得た。これを冷却後、ビニール袋に入れて、運搬して管理型最終処分場に埋め立てた。
処理対象物および排出ガス処理は、実施例1で述べたのと同じである。図5に示すような装置を用いて、槽への処理対象物の装入量は、毎回約10kgである。マイクロ波加熱波は、2.45GHzを用いて、3分加熱して、平均 130℃に加熱した。加熱を止めてプレスで押し付けて、20cm×25cm×(20〜30)cmの成型物をえた。これを冷却後、ビニール袋に入れて、運搬して管理型最終処分場に埋め立てた。
本発明の方法は、アスベスト関連作業に用いられた合成樹脂系廃棄物だけでなく、アスベストが付着している可能性のある他の廃棄物の処理にも応用することができる。
本発明における作業の流れを示す。 槽の断面積が一定の場合の廃棄用品の加熱と圧縮を並行して行う装置の1例を示す。 成型物の取り出し方法の別法を示す。 槽の上方の断面積より下方の断面積を小さくした場合の廃棄用品の加熱と圧縮を並行して行う装置の1例を示す。 マイクロ波を用いて加熱する場合の装置の1例を示す。 吸引ガスの浄化システムを示す。 使い捨てが可能なフィルター部の構造の1例を示す。 液中への気泡分散用器具の1例を示す。
符号の説明
1.槽
2.加熱プレス
3.ガス吸引口
4.発熱体
5、処理対象物
6.成型物
7.取り出し口
8.押し出し具
9.移動式の底枠
10.フラットな面
11.底のない箱型部
12.スクリューコンベア
13.加圧シリンダー
14.マイクロ波発振器
15.マイクロ波攪拌機
16.断熱、マイクロ波遮壁
17.圧縮成型のための型面
18.成型物取り出し口
19.使い捨て可能なフィルター部
20.配管
21.吸引ポンプ
22.シリコーン樹脂の乳化液による排出ガス浄化装置
23.気泡分散用器具
24.フィルター材
25.シリコーン樹脂の乳化液
26.弁
27.ガス流量計
28.内部加熱プレス部
29.周辺部加熱プレス部
30.加熱プレスの動きを切り替える槽内の位置
31.マイクロ波加熱室
32.可動式マイクロ波遮断壁

Claims (6)

  1. 次の工程からなるアスベスト関連作業に用いられた廃棄用品の処理方法。
    (1).廃棄用品を槽に装入する工程
    (2).工程(1)の槽からガスを吸引するポンプの前および後でガスを浄化する工程
    (3).工程(1)で装入されたものを加熱、圧縮して成形物を取り出す工程
  2. 請求項1の工程(2)において、吸引のためのポンプの前に使い捨て可能なフィルターを取り付けることを特徴とするアスベスト関連作業にも用いられた廃棄用品の処理方法。
  3. 請求項1の工程(2)において、ポンプの後で吸引された排出ガスをシリコーン樹脂の乳化液の中に吹き込んで浄化することを特徴とするアスベスト関連作業に用いられた廃棄用品の処理方法。
  4. 請求項1の工程(3)において、加熱プレスによる加熱と圧縮を並行して行い、続いて、成型物を押し出すことを特徴とするアスベスト関連作業に用いられた廃棄用品の処理方法。
  5. 請求項1において、槽の上部の水平断面積Scmに対して、槽の下部の水平断面積を0.5Scm以下とし、かつ請求項4の加熱と圧縮を行う器具は、内部と外周部が分離されたものを用いることを特徴とするアスベスト関連作業に用いられた廃棄用品の処理方法。
  6. 請求項1の工程(3)において、マイクロ波を用いた加熱と、プレスを用いた圧縮を行い、成型物を押し出すことの繰り返しによって行うことを特徴とするアスベスト関連に用いられた廃棄用品の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014128830A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Tobishima Corp 保温保冷廃材の減容装置

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