JP2008274478A - 感湿潜在捲縮複合繊維 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性のある感湿捲縮性複合繊維を提供する。
【解決手段】ポリエステルとポリアミドとがサイドバイサイド型に接合された複合繊維であって、下記要件を満足する感湿潜在捲縮複合繊維。a)該複合繊維を沸騰水で処理し、次いで100℃の乾熱にて乾燥処理を行なった後、乾熱温度160℃にて熱処理した後の捲縮率(DC)が1.3%〜15.0%、該熱処理した複合繊維を水中に浸漬した後の捲縮率(HC)が0.5〜10.0%、且つ△C(DC−HC)=0.5〜7.0であること。b)複合繊維の応力―伸度曲線において、10%伸長時の応力が1.6〜3.5cN/dtex及び強度が3.0〜4.7cN/dtexであること。c)ポリエステルが5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を全酸成分に対して2.0〜4.5モル%共重合されており、且つ、固有粘度(IV)が0.30〜0.43であること。
【選択図】なし

Description

本発明は湿度変化により可逆的に捲縮率が変化する複合繊維であり、該複合繊維にて織編物を作成した時に発汗時の吸湿にて通気性が向上する特性を有して、ムレ感が改善された快適な布帛とすることができる複合繊維に関する。
木綿・羊毛・羽毛等の天然繊維が湿度変化にて可逆的に形態・捲縮率が変化することは、従来から良く知られている。
合成繊維に天然繊維同様の可逆的な形態・捲縮率の変化する性能(感湿捲縮性能)を付与する検討は古くから行われている。
例えばナイロン6と変性ポリエチレンテレフタレートとをサイドバイサイド型複合繊維での提案が特公昭45−28728号公報、特公昭46−847号公報等でなされている。しかしこれら公知の複合繊維では湿度変化による可逆的な捲縮率の変化が小さいため実用に到っていない。さらに、この技術の改良として熱処理条件を改良した特開昭58−46118号公報及び特開昭58−46119号公報が提案されている。更に、特開昭61−19816号公報及び、最近では特開2003−82543号公報、特開2003−41444号公報及び特開2003−41462号公報等この概念を用いた提案が依然としてなされている。
こうした繊維の性質、即ち低湿時に高捲縮率で高湿時に低捲縮率という性質を利用して、布帛環境が低湿時には布帛の目が詰まり、高湿時や発汗時に布帛の目が拡がり通気性が発生するということが可能な合成繊維の開発が盛んに行われている。
しかしながら、従来のNY−6と5−ナトリウムスルフォイソフタル酸共重合ポリエステルからなる複合繊維においては、熱処理を経ない場合は確かに感湿性捲縮性能は有するものの、布帛の仕上げ段階で通過する160〜180℃の乾熱処理にてその性能が全くなくなるという問題があった。即ち、布帛を仕上げる工程にて付与される熱処理にて、繊維の捲縮率が失われてしまうために、低湿時に高捲縮で、高湿時に低捲縮を示す感湿性捲縮性能を利用した布帛の通気性調節能が発現しなくなるのである。
より性能を上げる目的で、特開平3−213518号公報には、ポリエステル成分とポリアミド成分とが扁平状に接合され、且つ、ポリアミド成分をナイロン4の如く吸湿率の高いポリアミドを用い前述の課題を改善する試みもなされている。しかしながらが、NY−4の製糸安定性や汎用性がないこと及び捲縮性能の熱処理後に低下することは依然として解決されておらず実用には到ってはいなかった。
又このような複合繊維は、湿度変化に応じて、繰り返しの形態・捲縮率の変化に耐えうるものでなければならず、その為には、長時間にわたってポリエステル/ポリアミドから構成される複合繊維の物性(強度等)が安定していることが必要である。しかしながら、ポリアミド成分は耐候性に劣るため、一般的に紫外線吸収剤が用いられているが、公知の紫外線吸収剤では長時間直射日光や様々な気象に曝されるようなスポーツ衣料に用いられた場合には、着用時間、着用回数とともに、強度が低下し、可逆的な捲縮率変化も維持出来なくなる為、満足する通気性能が得られない。又強度等を維持するためには多量の紫外線吸収剤を使用しなければならず、そのため鮮明な色調が得られない等の問題があった。
従って、長時間の直射日光や汗又様々な気象に曝されるようなスポーツ衣料への適用性等、まだまだ実用面で課題が多いのが実情である。
こうした現状に鑑み高温熱処理しても感湿性捲縮性能を有し且つ高耐候性の複合繊維が大いに望まれていた。
特公昭45−28728号公報 特公昭46−847号公報 特開昭58−46118号公報 特開昭58−46119号公報 特開昭61−19816号公報 特開2003−82543号公報 特開2003−41444号公報 特開2003−41462号公報 特開平3−213518号公報
本発明の目的は、仕上げ工程の熱処理を経た後でも、乾燥時の捲縮性能を維持し、吸湿時にはその捲縮がへたる感湿捲縮特性を有するポリエステルとポリアミドからなるサイドバイサイド型複合繊維を提供するもので、さらには高耐候性も具備する感湿性複合繊維を提供するものである。
下記要件を満足するポリエステル/ポリアミドからなるサイドバイサイド型感湿潜在捲縮複合繊維とする。
a)複合繊維を沸騰水で処理し、次いで100℃の乾熱にて乾燥処理を行なった後、乾熱温度160℃にて熱処理した後の糸条(A)の捲縮率(DC)が1.3%〜15.0%、該糸条(A)を水中に浸漬した後の糸条(B)の捲縮率(HC)が0.5〜10.0%、該捲縮率(DC)と該捲縮率(HC)との差(△C)が0.5〜7.0%であること。
b)複合繊維の応力−伸度曲線において、10%伸長時の応力が1.6〜3.5cN/dex及び強度が3.0〜4.7cN/dexであること。
c)ポリエステルが5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を2.0〜4.5モル%共重合されており、且つ、固有粘度(IV)が0.30〜0.43であること。
d)ポリエステル及び/又はポリアミドに、ベンゾオキサジン系紫外線吸収剤が各ポリマー全重量に対して0.1〜5.0重量%含まれていること。
ポリアミドとポリエステルからなるサイドバイサイド型複合繊維の低湿時と吸湿時の捲縮率を特定範囲とすること、複合繊維の10%伸長応力とポリエステル成分の粘度を特定範囲とすることにより、特定の紫外線吸収剤を用いることにより、感湿潜在捲縮複合繊維を得ることが可能となった。
以下本発明の実施形態について、詳細に説明する。
ポリエステル/ポリアミドからなるサイドバイサイド型複合繊維の捲縮特性につき詳細に検討した。一般に複数のポリマーを接合させた複合繊維はその断面方向の収縮差にて捲縮が発生する。その際、複数のポリマーが同一ポリマー種である、ポリエステル/ポリエステルの組合わせより、ポリエステル/ポリアミドの如く異なるポリマー種の方が捲縮性能が大きい。複合繊維を沸騰水中で処理して捲縮を発現させた場合、ポリアミド/ポリエステルは大きな捲縮値を有する。しかしながら、捲縮発現後に更に高温乾熱処理するとポリアミド/ポリエステルの場合は捲縮が大きく低下し、場合によっては全く捲縮がなくなってしまう事を本発明者達は見出した。
繊維の段階で或いは製織して布帛とした後に染色等の加工工程等でこのような乾熱処理を経るなら、捲縮が低下或いは無くなることにより、狙いとする低湿時と吸湿時の捲縮変化(以下感湿捲縮性と略称)が発生しないため感湿性を有するものとはならない。
本発明者らは更に鋭意検討した結果、下記の要件を満足するポリエステル/ポリアミド複合繊維とすることにより感湿捲縮性を有する繊維又は布帛とすることが出来ることを見出した。即ちポリエステルとポリアミドとが接合された断面形状を有する複合繊維であり、該複合繊維を沸騰水で処理し、次いで100℃の乾熱にて乾燥処理を行なった後、乾熱温度160℃にて熱処理した後の乾燥時捲縮率(以後DCと略称)が1.3%〜15.0%、該熱処理後の複合繊維を水中に浸漬した後の湿潤時捲縮率(以後HCと略称)が0.5〜10.0%、△C(DC−HC)が0.5〜7.0%である複合繊維とすることである。
このような感湿捲縮性を発現させる方法として、ポリエステル/ポリアミド複合繊維を沸騰水中で処理し、次に乾熱温度100℃にて処理して水分を除き、捲縮を顕在化させる(水分を含んだ状態ではポリアミドが伸びた状態にあり捲縮形態にはならず、100℃乾燥にとり捲縮が発現する)。この段階で繊維のDCを目的の捲縮値に設定することが肝要である。
ここでDCは1.3〜15.0%好ましくは2.0〜10.0%より好ましくは、2.5〜8.0%である。DCが1.3%未満の場合は、捲縮値が小さすぎるので引き続き行なう水浸漬処理にてえられるHCの値のほうが大きくなり、布帛にした場合、吸湿にて目がつんだ布帛になり、その結果、吸湿にて通気性が低下する性能になるため好ましくない。一方、DCは基本的には高目の方が良いが吸湿による捲縮のヘタリには限界があるので、DCの上限は15.0%程度に押さえる必要がある。DCが15%を超える場合はHCも大きくなるので布帛の通気性の観点から好ましくない。
次にHCは0.5〜10.0%、好ましくは0.5〜5.0%よりこの好ましくは0.5〜3.0%以下にする事が肝要である。HCは0に近いほど通気性変化の観点から好ましいが、0.5%以下にコントロールする場合は、DCも小さくする必要があり、条件設定を誤ると吸湿にて通気性がアップする布帛になることがあり、工業的な面からの品質コントロールが大変難しくなるので好ましくない。一方、HCが10.0%を超える場合は、吸湿しても捲縮が残るため通気性に優れた布帛を得ることが難しいので好ましくない。
又△C(DC−HC)は0.5〜7.0%、好ましくは1.0〜5.5%より好ましくは1.5〜5.0%である。△Cが0.5%未満の場合は、乾燥状態から吸湿状態に変化した時の布帛の通気性変化が小さいので好ましくない。△Cは大きいほうが好ましいが、7.0%を超える場合はDC自体が高くなり、その結果HCも高くなるので、吸湿によって通気性が大きく向上する布帛を得ることが難しいので好ましくない。
上記の捲縮特性に設定するためには、ポリマーの組合わせだけでなく繊維構造面からの品質設計が必要である。即ち、捲縮性能を堅固なものにするべき繊維構造が必要である。即ち、その繊維形成においては十分に配向度を高めて十分に熱セットしてモジュラス及び強度を高める必要がある。
即ち、繊維構造の観点から、そのモジュラスの特性値を示す10%伸長時の応力は1.6〜3.5cN/dtex、好ましくは1.8〜3.0cN/dtex,より好ましくは2.0〜2.8cN/dtexに設定する必要がある。10%伸長時の応力は1.6cN/dtex未満の場合は、堅固な捲縮性能を有する複合繊維を得ることが出来ず、DCが1.5%未満となるので好ましくない。10%伸長時の応力が3.5cN/dtexを超える場合は、DCが15%を超えるので好ましくない。
複合繊維の強度は3.0〜4.7cN/dtex、好ましくは3.3〜4.3cN/dtex,より好ましくは3.4〜4.0cN/dtexある。強度が3.0cN/dtex未満の場合は、繊維形成時の延伸効果が不十分でDCが1.3%未満となり、又、延伸熱処理工程にて融着による糸切れが多くなるので延伸熱処理効果が不十分となるので好ましくない。一方強度が4.7cN/dtexを超える場合はDCが15%を超え、更に、延伸熱処理工程での糸切れが多くなるので好ましくない。
上記の如き繊維構造を形成せしめるためには、ポリアミドとポリエステルからなる複合繊維の繊維形成を十分考慮したポリマー構成にする必要がある。より具体的には、ポリアミドとポリエステルから複合繊維でありながらあたかもポリアミド単独糸の如き紡糸性・延伸性を備えた複合繊維の発想が必要である。本発明者達は更に鋭意検討した結果、従来公知のポリアミド(NY−6)とポリエステルからなる複合繊維においては、ポリエステル成分に5−スルフォイソフフタル酸共重合ポリエステルを用いているので、特にポリエステル成分のポリマーの固有粘度を0.45以上に設定しているため、ポリエステル成分の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸による分子間架橋効果にてポリエステル成分の粘度が増大して、ポリエステル成分が紡糸性及び延伸性を支配してしまうため、前述の繊維構造を得ることが出来ないのではとの結論に達した。
従って、上記の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸共重合による分子間架橋が存在しても、紡糸性及び延伸性をポリアミド成分が支配すべく、ポリエステル成分の固有粘度を大きく下げる必要があるとの結論に達し、本発明においては、ポリエステル成分の固有粘度を0.30〜0.43の値に設定する事が肝要である。ポリエステル成分の固有粘度を0.30未満の場合は溶融粘度が低すぎて製糸性が低下すると共に毛羽発生が多くなるので、工業的な生産及び品質の面で好ましくない。一方、ポリエステル成分の固有粘度が0.43を超える場合は、ポリエステル成分側の紡糸性及び延伸性が支配的になり、ポリアミド成分が十分配高度の高い複合繊維を得ることが出来ないので好ましくない。
又、ポリエステル成分には5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を2.0〜4.5モル%共重合させる必要がある。5−ナトリウムスルフォイソフタル酸の共重合量が2.0モル%未満の場合は、優れた捲縮性能が得られるが、ポリアミド成分とポリエステル成分との接合界面にて剥離が生じるため好ましくない。一方、5−ナトリウムスルフォイソフタル酸の共重合量が4.5モル%を超える場合は、共重合量が多すぎるため延伸熱処理にてポリエステル成分が結晶化が進みにくなり、又、結晶化を促進するために延伸熱処理温度を上げると糸切れが多発するので好ましくない。
本発明で用いるポリアミドとは主鎖中にアミド結合を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ナイロン−4、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン46、ナイロン12等が挙げられ、ポリマーコスト・製糸安定性・汎用性の観点から特にナイロン−6、ナイロン66が製造面から好ましい。
ポリアミドとポリエステルから構成される複合繊維の耐候性を改善するため、有機系紫外線吸収剤として、ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤をポリエステル成分に含有することが特に好ましい。ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤が特に優れる理由としては明らかではないが他の紫外線吸収剤と比べて、高耐熱性であること、環状イミドエステルに基づくポリエステルとの親和性がよいためブリードアウトの少なさ等を挙げることが出来る。屋外で使用する機会の多い本発明のスポーツ用品用基布の場合は、日光のほか雨水、汗等の影響が大きく紫外線吸収剤は親和性がない場合は容易に効果が消失してしまうのである。
ここでベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤はポリエステルに分散している状態でもよく又はポリエステルと反応して共重合されているものでもよい。ポリエステル成分に含むことにより紫外線を吸収し、ポリアミド成分の耐候性をもカバーすることが出来る。
ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤がポリエステル成分にポリエステル全重量に対して0.1〜5.0重量%(好ましくは0.5〜3.0重量%)含まれることが好ましい。有機系紫外線吸収剤の含有量が0.1重量%よりも小さいと、十分な紫外線吸収性能が得られず、長時間の紫外線照射により、複合繊維の強度が低下し、スポーツ衣料としては好ましくない。逆に、ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤の含有量が5.0重量%よりも大きいと、ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤を含むポリエステルを紡糸してポリエステル繊維を得る際、紡糸の工程安定性が損なわれ、また、スポーツ衣料に要求される、色の鮮明性も低下するので好ましくない。
かかるベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤としては、特開昭62−11744号公報に開示されたものが好適に例示される。すなわち、2−メチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−ブチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−フェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2,2’−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−テトラメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ベンゼン、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ナフタレンなどである。
これらをベースに、酸化チタンやカーボンブラック等の顔料、公知の抗酸化剤、帯電防止剤耐光剤等を含有していても良い。又、ポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等を挙げることが出来、中でも、コスト及び汎用性の観点からポリエチレンテレフタレートがより好ましい。この際、共重合成分として、5―ナトリウムスルフォイソフタル酸の他に、必要に応じて公知の各種の成分を共重合及びブレンドしても構わない。
又、ポリアミド成分とポリエステル成分からなる複合繊維の形態であるが、両成分がサイドバイサイド型に接合した形態が捲縮発現の観点から好ましい。尚、複合繊維の断面形態は円形断面でも非円形断面でも特に限定はされなく、三角断面や四角断面等公知の断面形状のものを採用する事が出来る。勿論、本発明の複合繊維においてはその断面内に中空部を存在せても構わない。
尚、ポリアミド成分とポリエステル成分との比率であるが、通常はポリアミド/ポリエステル=50/50にて目的を達成することが出来るが、必要に応じてポリアミド/ポリエステル=30/70〜70/30の範囲で調整することが出来る。
本発明の複合繊維の総繊度は特に限定されないが、通常の衣料用素材として用いられるのは40〜200dtex,単繊度は1〜6dtexのものを用いることが出来る。尚、必要に応じて交絡処理を施して良い。
本発明の複合繊維は単独で使用することが出来るのは勿論、他繊維と混繊しての混繊糸としても使用できる。又、必要に応じて更に仮撚り加工を行い仮撚り加工糸としても使用することが出来る。
本発明の複合繊維は衣料用の各種の用途に使用することが出来、例えば、各種のスポーツウェア・インナー素材、ユニフォーム等快適性を要求される用途において、特に好ましく使用することが出来る。勿論、本複合繊維と天然繊維との複合にてもより一層効果を発揮することが出来、更に、ウレタン或いはポリプロピレンテレフタレートとの組み合わせにて更にストレッチ性を付与して用いても構わない。
本発明の如き断面形状の複合繊維を製造するには例えば特開2000−144518号公報に記載されているが如き、高粘度成分側と低粘度側の吐出孔を分離し且つ、高粘度側の吐出線速度を小さくした(吐出断面積を大きくした)紡糸口金を用い、高粘度側吐出孔に溶融ポリエステルを通過させ低粘度側吐出孔側に溶融ポリアミドを通過させ接合さ冷却固化させることにて得ることが出来る。上記の吐出口金を用いた以外は公知の紡糸・延伸方法を用いることが出来る。即ち、紡糸後一旦巻き取った後延伸する別延の方式のほか、一旦巻き取らないで延伸熱処理を行う直延の方法もどちらも採用することが出来る。紡糸速度としても特に限定はなく、例えば、通常採用されている1000〜3500m/分程度の紡糸速度のものを採用することが出来る。
以下実施例により、本発明を更に具体的に説明する。尚、実施例における各項目は次の方法で測定した。
(1)ポリアミドの固有粘度(IV)
m−クレゾールを溶媒として使用し30℃で測定した。
(2)ポリエステルの固有粘度(IV)
オルソクロロフェノールを溶媒として使用し35℃で測定した。
(3)強度(cN/dtex)、伸度(%)
繊維試料を気温25℃、湿度60%の恒温恒湿に保たれた部屋に一昼夜放置した後、サンプルの長さ100mmを(株)島津製作所製引っ張り試験機テンシロンにセットし、200mm/minの速度にて伸張し、破断時の強度、伸度を測定した。
(4)10%伸長応力(cN/dtex)
上記の強度及び伸度を測定した応力―伸度曲線において、10%伸長時の応力を求め、その値を複合繊維の繊度にて除した値より求めた。
(5)DC及びHC及びΔC
複合繊維にて3000deのカセを作り、6gの(2mg/dtex)軽荷重の下で沸騰水中にて30分処理した。濾紙にて水分を軽くのぞき、次いで2g/deの荷重下で100℃の乾熱にて30分乾燥して水分を除去し測定試料とした。
DC:上記の処理を行なったカセを2mg/dtexの荷重下にて5分処理し、次いで、このかせを取り出し、600gの荷重を更にかけ(2mg/dtex+200mg/dtex)1分放置しそのカセの長さL0を求めた。次いで、600gの荷重を外し、2mg/dtexの荷重下にて1分放置しその長さL1を求めた。下記の計算式より、捲縮率(DC)を求めた。
捲縮率(DC)(%)=(L0−L1)/L0×100
HC:DCを求めた後のカセにつき、2mg/dtexの荷重下で水中(室温)にて10時間処理した。このカセを濾紙にて水をふき取り、600gの荷重を更にかけ(2mg/dtex+200mg/dtex)1分放置しそのカセの長さL2を求めた。次いで、600gの荷重を外し、2mg/dtexの荷重下にて1分放置しその長さL3を求めた。下記の計算式より、DCを求めた。
捲縮率(HC)(%)=(L2−L3)/L2×100
ΔC(%)
下記式にて求めた。
△C(%)=DC−HC
(6)吸湿による形態変化
複合繊維を筒編みし、カチオン染料にてボイル染色を行い、水洗後160℃の乾熱中にて1分セットし、測定試料とした。この筒編に水を滴下し、筒編の側面写真(倍率200)にて水滴下部及びその周辺の状況を調査し、水滴下による編目の膨らみ或いは縮み状況、及び筒編の透け感を肉眼にて判定した。
編目変化
〇:水滴にて編目が顕著に膨らんでいる。
△:水滴による編目変化は殆ど見られない。
×:水滴にて編目がむしろ縮んでいる
透け感
〇:水滴部の透け感が極めて大きくなっている。
△:水滴による透け感変化は見られない。
×:水滴にて透け感が低下している。
(7)製糸性
〇:10時間連続紡糸を行い、糸切れが0〜1回と製糸性は良好である。
△:10時間連続紡糸を行い、糸切れが2〜4回と製糸性はやや悪い。
×:10時間連続紡糸を行い、糸切れが5回以上と製糸性は極めて悪い。
(8)ポリアミド成分とポリエステル成分の接合状況
複合繊維の任意の断面について、1070倍のカラー断面写真をとり、フィラメント中のポリアミド成分とポリエステル成分との接合状況を調査した。
〇:界面での剥離が殆ど(0〜1個)存在しなかった。
△:界面での剥離が2〜10個のフィラメントに存在していた。
×:殆ど全てのフィラメントに界面での剥離が存在していた。
(9)耐候性: 紫外線による糸強度低下・色調低下
フェード照射(JIS L 0842)80時間後の糸強度、色調を測定し、以下の様な基準により判定した。
○: 良好
強度保持率〔フェード照射後の糸強度/フェード照射前の糸強度〕×100%〕
80%以上、目視による色調低下がほとんど見られない。
△: やや不良
強度保持率〔フェード照射後の糸強度/フェード照射前の糸強度〕×100%〕
60〜80%で、目視による色調低下が見られる。
×: 不良
強度保持率〔フェード照射後の糸強度/フェード照射前の糸強度〕×100%〕
60%以下で、目視による色調低下も見られる。
[実施例1]
極限粘度〔η〕が1.3のナイロン−6と、極限粘度〔η〕が0.39で3.0モル%の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を共重合させた変性ポリエチレンテレフタレートとを夫々270℃、290℃にて溶融し、特開2000−144518号公報記載の複合紡糸口金を用い、それぞれ12.7g/分の吐出量にて押し出しだしサイドバイサイド型複合繊維を形成させ、冷却固化・油剤を付与したあと、糸状を速度1000m/分、温度60℃の第1ローラーにて予熱し,ついで、速度3050m/分、温度150℃に加熱された第2ローラー間で延伸熱処理を行い巻き取り86dtex24filの複合繊維を得た。製糸性は極めて良好であり、10時間連続紡糸して、糸切れが全く無かった。又、強度及び10%応力の値が高く、優れた力学特性を有していた。又、その捲縮特性であるが、160℃の乾熱セットしても捲縮が存在し、又、湿熱処理して捲縮が低下しており、熱セットしても目的の特性を有する結果であった。又、ポリアミドとポリエステル界面の剥離は存在しなかった。
実施例1で得られた複合繊維の製糸性、及び得られた複合繊維の物性を表1に記す。
次に、上記の複合繊維を筒編し、染色後筒編に水を滴下し、筒編の形態変化を調査した。
水滴下部の筒編の編目は顕著に広がり、又、水滴下部の筒編の透け感が大きく変化していた。形態変化を表2に記す。
[実施例2]
極限粘度〔η〕が1.3のナイロン−6と、極限粘度〔η〕が0.39で3.0モル%の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を共重合させた変性ポリエチレンテレフタレートにベンゾオキサジン系紫外線吸収剤としてCEi−P(竹本油脂株式会社製)をポリマーに対して1.0wt%含むポリエステルとを夫々270℃、290℃にて溶融し、特開2000−144518号公報記載の複合紡糸口金を用い、それぞれ12.7g/分の吐出量にて押し出しだしサイドバイサイド型複合繊維を形成させ、冷却固化・油剤を付与したあと、糸状を速度1000m/分、温度60℃の第1ローラーにて予熱し,ついで、速度3050m/分、温度150℃に加熱された第2ローラー間で延伸熱処理を行い巻き取り86dtex24filの複合繊維を得た。製糸性は極めて良好であり、10時間連続紡糸して、糸切れが全く無かった。又、強度及び10%応力の値が高く、優れた力学特性を有していた。又、その捲縮特性であるが、160℃の乾熱セットしても捲縮が存在し、又、湿熱処理して捲縮が低下しており、熱セットしても目的の特性を有する結果であった。
又、ポリアミドとポリエステル界面の剥離は存在しなかった。経時的な耐候性が良好で比較例1,2と比べ大幅に向上している。
実施例2で得られた複合繊維の製糸性、及び得られた複合繊維の物性を表1に記す。
次に、上記の複合繊維を筒編し、染色後筒編に水を滴下し、筒編の形態変化を調査した。
水滴下部の筒編の編目は顕著に広がり、又、水滴下部の筒編の透け感が大きく変化していた。形態変化を表2に記す。
[実施例3]
ベンゾオキサジン系紫外線吸収剤としてCEi−P(竹本油脂株式会社製)をポリマーに対して3.0wt%含むポリエステルである以外は実施例1と同様の方法で行った。実施例1と同様に複合繊維の物性及び経時的な耐候性は良好で比較例1,2と比べ大幅に良かった。
[実施例4]
ベンゾオキサジン系紫外線吸収剤としてCEi−P(竹本油脂株式会社製)をポリマーに対して0.5wt%含むポリエステルである以外は実施例1と同様の方法で行った。実施例1と同様に複合繊維の物性及び経時的な耐候性は良好で比較例1,2と比べ大幅に良かった。
[比較例1]
極限粘度〔η〕が1.3のナイロン−6と、極限粘度〔η〕が0.50で3.0モル%の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を共重合させた変性ポリエチレンテレフタレートとを夫々270℃、290℃にて溶融し、特開2000−144518号公報記載の複合紡糸口金を用い、それぞれ11.2g/分の吐出量にて押し出しだしサイドバイサイド型複合繊維を形成させ、冷却固化・油剤を付与したあと、糸状を速度1000m/分、温度60℃第1のローラーにて予熱し,ついで、速度2700m/分、温度150℃に加熱された第2ローラー間で延伸熱処理を行い巻き取り86dtex24filの複合繊維を得た。製糸性は良好であったが、その捲縮特性が、160℃の乾熱セットした場合、及び吸湿時においても捲縮が殆ど存在しなく、目的の特性を有する結果が得られなかった。又耐候性も悪いものであった。
得られたの複合繊維の製糸性、物性を表1に記す。
次に、上記の複合繊維を筒編し、染色後筒編に水を滴下し、筒編の形態変化を調査した。
水滴下部の筒編の編目は広がらず、又、水滴下部の筒編の透け感も変化がなかった。形態変化を表2に記す。
[比較例2]
極限粘度〔η〕が1.3のナイロン−6と、極限粘度〔η〕が0.50で3.0モル%の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を共重合させた変性ポリエチレンテレフタレートに紫外線吸収剤として2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンをポリマーに対して1.0%含むポリエステルとを夫々270℃、290℃にて溶融し、特開2000−144518号公報記載の複合紡糸口金を用い、それぞれ11.2g/分の吐出量にて押し出しだしサイドバイサイド型複合繊維を形成させ、冷却固化・油剤を付与したあと、糸状を速度1000m/分、温度60℃第1のローラーにて予熱し,ついで、速度2700m/分、温度150℃に加熱された第2ローラー間で延伸熱処理を行い巻き取り86dtex24filの複合繊維を得た。製糸性は不調であり、10時間連続紡糸して、7回糸切れが発生した。
又、強度及び10%応力の値が低いものであった。又、その捲縮特性であるが、160℃の乾熱セットした場合、及び吸湿時においても捲縮が殆ど存在しなく、目的の特性を有する結果が得られなかった。又、耐候性は満足するものではなかった。
得られたの複合繊維の製糸性、物性を表1に記す。
次に、上記の複合繊維を筒編し、染色後筒編に水を滴下し、筒編の形態変化を調査した。
比較例1と同様水滴下部の筒編の編目は広がらず、又、水滴下部の筒編の透け感も変化がなかった。形態変化を表2に記す。
Figure 2008274478
Figure 2008274478
周囲の湿度変化を自己感知して捲縮率が変化する複合繊維であり、通気性を変化させることのできるスポーツ用等の衣料用途として有用である。

Claims (4)

  1. ポリエステルとポリアミドとがサイドバイサイド型に接合された複合繊維であって、下記要件を満足することを特徴とする感湿潜在捲縮複合繊維。
    a)該複合繊維を沸騰水で処理し、次いで100℃の乾熱にて乾燥処理を行なった後、乾熱温度160℃にて熱処理した後の捲縮率(DC)が1.3%〜15.0%、該熱処理した複合繊維を水中に浸漬した後の捲縮率(HC)が0.5〜10.0%、且つ△C(DC−HC)=0.5〜7.0であること。
    b)複合繊維の応力―伸度曲線において、10%伸長時の応力が1.6〜3.5cN/dtex及び強度が3.0〜4.7cN/dtexであること。
    c)ポリエステルが5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を全酸成分に対して2.0〜4.5モル%共重合されており、且つ、固有粘度(IV)が0.30〜0.43であること。
  2. ポリエステル及び/又はポリアミド中に、紫外線吸収剤が各ポリマー全重量に対して0.1〜5.0重量%含まれている請求項1記載の感湿性潜在捲縮複合繊維。
  3. 紫外線吸収剤がベンゾオキサジン系紫外線吸収剤である請求項2記載の感湿性潜在捲縮複合繊維。
  4. 該ベンゾオキサジン系紫外線吸収剤をポリエステル成分にのみ含む請求項3記載の感湿潜在捲縮複合繊維。
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