JP2008273431A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ビード部耐久性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】ビード部16のフランジ接触面20を、リムフランジ42の形状と略同一形状にする。これにより、インフレートした際におけるビード部16とリムフランジ42との接触による過度の変形を抑制できる。また、カーカス層10は、リムフランジ42が有する曲線部43の曲率中心Oを通る当該カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸との角度が、40°〜50°の範囲内になるように形成する。これにより、カーカス層10は、タイヤ径方向に対するタイヤ幅方向外方への傾斜が、大きく傾斜した状態になり、インフレート時のカーカス層10の形状に予め近付けることができる。従って、これらによりインフレート時のビード部16近傍のひずみを低減することができる。この結果、ビード部耐久性の向上を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。特に、この発明は、リムフランジを有するリムにリム組みされ、内圧を付与して使用される空気入りタイヤに関するものである。
従来の空気入りタイヤは、ビード部をリムにリム組みし、内部に空気を充填して内圧を高める、即ち、インフレートすることにより、荷重を受けることが可能に形成されている。このためリムには、インフレートした際におけるビード部のタイヤ幅方向外方への移動を規制するリムフランジが設けられており、インフレートした場合におけるビード部は、このリムフランジに接触することにより、タイヤ幅方向外方への移動が規制されている。
このように、ビード部は、インフレートをした際にリムフランジに接触することによりタイヤ幅方向外方への移動が規制されているが、インフレートによりビード部は変形するため、ビード部とリムフランジとの接触部分の状態は、インフレートの前後で変化する。具体的には、インフレートをした際におけるビード部やサイドウォール部は、内圧によりタイヤ幅方向外方に向けて変形するため、インフレート後のビード部は、インフレートをする前よりもリムフランジに覆い被さる状態になる。このため、ビード部とリムフランジとの接触部分は多くなる。
さらに、空気入りタイヤに荷重が作用した場合、サイドウォール部やビード部にはタイヤ径方向内方への荷重が作用するため、これらは潰れてタイヤ幅方向外方に変形しながらタイヤ径方向内方に変形する。このため、ビード部やサイドウォール部は、よりリムフランジに覆い被さる状態になり、ビード部とリムフランジとの接触部分は、さらに多くなる。
また、このように形成される空気入りタイヤの使用時における高速走行時には、空気入りタイヤには当該空気入りタイヤの回転軸を中心とする遠心力が発生するが、空気入りタイヤは、この遠心力によりタイヤ径方向外方に膨らむ方向に変形する。このため、ビード部におけるリムフランジを覆っていた部分もタイヤ径方向外方に向けて変形するが、ビード部がこのように変形した場合、ビード部とリムフランジとの接触部分は少なくなる。空気入りタイヤのビード部近傍では、このように変形をするため、高荷重時における高速走行時には、ビード部とリムフランジとの接触部分が多くなったり少なくなったりすることを繰り返す変形をする。これにより、高荷重時のビード部近傍の耐久性が低下する虞があった。
このため、従来の空気入りタイヤでは、ビード部の変形を低減しているものがある。例えば、特許文献1に記載の航空機用バイアスタイヤでは、インフレート前におけるビード部のリムフランジの接触端点を、リムフランジの曲率中心を通ってタイヤ回転軸に対する角度が65°〜70°となる直線上に配置している。これにより、インフレートをする前においてもビード部はリムフランジに沿った形状になり、インフレートの前後でビード部の変形量を小さくすることができ、さらに、高荷重時における高速走行時においても、ビード部の変形量を小さくすることができる。この結果、高荷重時の高速耐久性を向上させることができる。
特開平6−191241号公報
しかしながら、インフレートの前後や空気入りタイヤに荷重が作用した場合、内圧による変形や荷重が作用することによる変形は、空気入りタイヤの各部で生じる。このため、特許文献1に記載の航空機用バイアスタイヤのように、ビード部におけるリムフランジ側のタイヤ外表面の形状をリムフランジの形状に合わせた場合でも、ビード部とリムフランジとの接触部分以外の部分の変形に伴って、この接触部分近傍も変形する虞がある。このように、ビード部のタイヤ外表面の形状をリムフランジの形状に合わせた場合でも、インフレートの前後や空気入りタイヤに荷重が作用した際におけるビード部の変形を抑えるのは困難なものとなり、この変形によりビード部の耐久性が低下する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ビード部耐久性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ幅方向の両端にサイドウォール部を有し、前記サイドウォール部のタイヤ径方向内方にはそれぞれビードコアが設けられるビード部が配設されており、さらに、一方の前記ビード部から他方の前記ビード部にかけて配設される部分であるカーカス本体部と、前記ビードコア周りに折り返されるターンナップ部とを有する少なくとも1枚のカーカス層を備える空気入りタイヤにおいて、前記ビード部のタイヤ幅方向外方側から前記ビード部に接触可能に形成されると共にタイヤ子午断面で見た場合に前記ビード部に接触する部分の一部が前記ビード部方向に凸となって形成された曲線部を有するリムフランジが設けられた正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧の5〜10%の内圧を付与した場合に、前記ビード部における前記リムフランジ側のタイヤ外表面のプロファイル形状が前記リムフランジの形状と略同一形状となり、前記曲線部の曲率中心を通る前記カーカス層の垂線とタイヤ回転軸との角度が40°〜50°の範囲内になることを特徴とする。
この発明では、ビード部は、当該ビード部におけるリムフランジ側のタイヤ外表面のプロファイル形状が、リムフランジの形状と略同一形状となっている。これにより、インフレートした際におけるビード部とリムフランジとの接触による過度の変形を抑制できる。つまり、ビード部のタイヤ外表面のプロファイル形状がリムフランジの形状と略同一形状になっているので、ビード部がリムフランジに接触した状態でインフレートした場合でも、インフレート前とインフレート後とにおけるビード部の変形を抑制できる。
また、カーカス層は、リムフランジが有する曲線部の曲率中心を通る当該カーカス層の垂線とタイヤ回転軸との角度が、40°〜50°の範囲内になるように形成されている。このため、カーカス層は、従来の空気入りタイヤのインフレート前におけるカーカス層の形状よりも、タイヤ径方向に対するタイヤ幅方向外方への傾斜が、大きく傾斜した状態になる。これにより、カーカス層の形状を、インフレート時のカーカス層の形状に予め近付けることができる。従って、これらによりインフレート時のビード部近傍のひずみを低減することができる。この結果、ビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記ターンナップ部は、タイヤ径方向外方側の端部が、前記リムフランジのタイヤ径方向外方側の端部であるリムフランジ外端部のタイヤ径方向における位置と、タイヤ最大幅となる部分のタイヤ径方向における位置との間に位置しており、前記カーカス層は、前記リムフランジ外端部のタイヤ径方向における位置と、前記タイヤ最大幅となる部分のタイヤ径方向における位置と間のタイヤ径方向における範囲内に位置する部分が、前記カーカス本体部と前記ターンナップ部とで略平行に形成されていること特徴とする。
この発明では、リムフランジ外端部のタイヤ径方向における位置と、タイヤ最大幅となる部分のタイヤ径方向における位置とのタイヤ径方向における範囲内に位置するカーカス層が、カーカス本体部とターンナップ部とで略平行に形成されている。これにより、ターンナップ部が形成されている部分付近での応力集中を抑制することができ、ターンナップ部の端部付近に発生するクラックを抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記カーカス本体部と前記ターンナップ部との間にはビードフィラーが配設されていると共に、前記ビードフィラーは、前記ターンナップ部のタイヤ径方向外方側の端部であるターンナップエッジ部が位置する部分における厚さが8mm〜15mmの範囲内となって形成されていることを特徴とする。
この発明では、ターンナップエッジ部が位置する部分におけるビードフィラーの厚さを8mm〜15mmの範囲内にしているので、重量の増加を抑制しつつ、ターンナップエッジ部付近のクラックの発生を抑制することができる。つまり、ターンナップエッジ部が位置する部分におけるビードフィラーの厚さを8mm未満にした場合には、カーカス本体部とターンナップ部との間隔が小さくなり過ぎ、ターンナップエッジ部付近にクラックが発生する虞がある。また、ターンナップエッジ部が位置する部分におけるビードフィラーの厚さを15mmよりも厚くした場合には、ビードフィラーの厚さが厚くなり過ぎ、重量が増加し過ぎる虞がある。
従って、ターンナップエッジ部が位置する部分におけるビードフィラーの厚さを8mm〜15mmの範囲内にすることにより、重量の増加を抑制しつつ、ターンナップエッジ部付近のクラックの発生を抑制することができる。この結果、重量の増加を抑制しつつ、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記ビード部は、5°テーパの前記正規リムにリム組み可能に形成されていることを特徴とする。
この発明では、ビード部を、5°テーパの正規リムにリム組み可能に形成している。このような、5°テーパのリムがリム組みされるビード部は、インフレートをした際における変形が大きいため、このビード部やカーカス層を上述した形状にすることにより、より確実にビード部付近の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、重荷重が作用する車両に装着されることを特徴とする。
この発明では、重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤのビード部やカーカス層の形状を上述した形状にすることにより、より確実にビード部近傍の変形を抑制することができる。つまり、重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤには大きな荷重が作用するため、荷重が作用した場合におけるビード部近傍の変形も大きくなり易いが、このような空気入りタイヤのビード部やカーカス層を上述した形状にすることにより、より確実にビード部近傍の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、航空機に装着されることを特徴とする。
この発明では、航空機に装着される空気入りタイヤのビード部やカーカス層の形状を上述した形状にすることにより、より確実にビード部近傍の変形を抑制することができる。つまり、航空機に装着される空気入りタイヤには大きな荷重が作用するため、荷重が作用した場合におけるビード部近傍の変形も大きくなり易いが、このような空気入りタイヤのビード部やカーカス層を上述した形状にすることにより、より確実にビード部近傍の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、ビード部耐久性の向上を図ることのできる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤが回転する際の回転軸であるタイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内方とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道線に向かう方向、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道線に向かう方向の反対方向をいう。また、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内方とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう方向、タイヤ径方向外方とは、タイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる方向をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を回転の中心となる軸として回転する方向をいう。
図1は、この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。同図に示す空気入りタイヤ1は、子午断面で見た場合、タイヤ径方向の最も外側となる部分にトレッド部5が設けられている。このトレッド部5の表面は、当該空気入りタイヤ1を装着した車両(図示省略)等の走行時に路面に接地するトレッド面6となっている。また、トレッド部5のタイヤ幅方向の両端部に位置するショルダー部8付近からタイヤ径方向における内方側の所定の位置までは、サイドウォール部7が設けられている。つまり、サイドウォール部7は、タイヤ幅方向における両側に配設されている。また、タイヤ幅方向の両側に位置するそれぞれのサイドウォール部7のタイヤ径方向内方側には、ビード部16が設けられている。このビード部16は、当該空気入りタイヤ1の2ヶ所に設けられており、タイヤ赤道線3を中心として対称になるように、タイヤ赤道線3の反対側にも設けられている。また、タイヤ幅方向における両側2ヶ所に位置するこのビード部16には、それぞれにビードコア17が設けられており、ビードコア17のタイヤ径方向外方にはビードフィラー18が配設されている。
さらに、ビード部16のタイヤ径方向内方側の面、即ちビード部16の内周面は、ビードベース19になっている。このビードベース19は、タイヤ幅方向内方側からタイヤ幅方向外方側に向かうに従って、タイヤ径方向外方に向かう方向、つまり、径が大きくなる方向に傾斜している。このビードベース19は、空気入りタイヤ1を車両等に接続可能に形成されるリムホイール40にリム組みした場合、リムホイール40のリム41が接触可能に形成されている。また、ビード部16のタイヤ幅方向外方側の面は、空気入りタイヤ1をリムホイール40にリム組みした場合、リムホイール40が有するリムフランジ42が接触するフランジ接触面20として形成されている。
また、トレッド部5のタイヤ径方向内方には、複数のベルト層35が備えられており、ベルト層35のタイヤ径方向内方、及びサイドウォール部7のタイヤ赤道線3側には、カーカス層10が連続して配設されている。このカーカス層10は、ビード部16でビードコア17に沿ってタイヤ幅方向外方に折り返されている。詳しくは、カーカス層10は、カーカス本体部11とターンナップ部12とを有している。このうちカーカス本体部11は、タイヤ幅方向の両側に位置するビード部16のうち、一方のビード部16が有するビードコア17のタイヤ幅方向における内側から、他方のビード部16が有するビードコア17のタイヤ幅方向における内側にかけて配設されている。また、ターンナップ部12は、ビードコア17周りにタイヤ幅方向における内側から外側に折り返されて形成されている。
また、このカーカス層10の内側、或いは、当該カーカス層10の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ15がカーカス層10に沿って設けられている。このインナーライナ15は、カーカス層10が有するカーカス本体部11に沿って、カーカス本体部11の内側に形成されている。
また、ビード部16は、呼びのテーパ角が5°テーパとなるリムホイール40が装着可能になっている。即ち、ビード部16は、5°テーパの正規リムにリム組み可能に形成されている。ビード部16に装着されるリムホイール40は、当該リムホイール40を空気入りタイヤ1に装着した場合におけるタイヤ幅方向の両側に、概ね円筒形のリム41を有している。このリム41は、正確にはタイヤ幅方向内方側からタイヤ幅方向外方側に向かうに従って、径が大きくなる方向に傾斜しており、リムホイール40を空気入りタイヤ1に装着した場合には、ビード部16のビードベース19に接触可能に形成されている。
また、リムホイール40には、当該リムホイール40を空気入りタイヤ1に装着した場合におけるタイヤ幅方向の両端部に、リムフランジ42が設けられている。即ち、リムフランジ42は、リム41のタイヤ幅方向における外端部に設けられている。このようにリムホイール40に設けられるリムフランジ42は、リムホイール40を空気入りタイヤ1に装着した場合には、ビード部16のタイヤ幅方向外方側からビード部16に接触可能に形成されている。このため、空気入りタイヤ1をリム組みした場合におけるリムホイール40とビード部16とは、ビード部16のビードベース19及びフランジ接触面20が、リムホイール40に接触する。
図2は、図1のA部詳細図である。ビード部16に接触可能に形成されているリムホイール40のリムフランジ42は、タイヤ子午断面で見た場合にビード部16に接触する部分の一部が、ビード部16方向に凸となった円弧状の形状で形成されており、この円弧状の部分は曲線部43となっている。また、ビード部16は、リムフランジ42を有する正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧の5〜10%の内圧を付与した場合に、ビード部16におけるリムフランジ42側のタイヤ外表面であるフランジ接触面20のプロファイル形状が、リムフランジ42の形状と略同一形状になっている。
なお、ここでいう正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいはETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。
また、フランジ接触面20のプロファイル形状がリムフランジ42の形状と略同一形状とは、5°テーパの正規リムをリム組み可能なビード部16の場合は、接触端線45と、タイヤ回転軸(図示省略)とでなす角度θ1が、60°〜70°の範囲内となる状態をいう。この場合における接触端線45とは、フランジ接触面20とリムフランジ42との接触部分におけるタイヤ径方向外方側の端部である接触端点Tと、リムフランジ42の曲線部43の曲率中心Oとを通る直線OTとなっている。
また、ビード部16近傍に位置するカーカス層10は、カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とでなす角度θ2が、40°〜50°の範囲内になっている。この場合におけるカーカス層10の垂線48とは、リムフランジ42の曲線部43の曲率中心Oを通り、ビード部16近傍に位置するカーカス層10のカーカス本体部11に対して交点Pで垂直に交わる直線OPとなっている。また、この角度θ2の範囲である40°〜50°は、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧を付与した場合におけるカーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とでなす角度に近い角度になっている。なお、このように形成されるカーカス層10の形状を測定する場合には、CT(Computerized Tomography)スキャンにより測定したり、カットサンプルにより測定したりすることができる。
この空気入りタイヤ1にリムホイール40を装着してインフレートを開始した場合、リムホイール40のリム41は、ビード部16のビードベース19のタイヤ径方向における内側からビードベース19に接触する。また、リムホイール40のリムフランジ42は、ビード部16のフランジ接触面20のタイヤ幅方向における外方側からフランジ接触面20に接触する。このように、インフレートの開始時には、フランジ接触面20はリムフランジ42に接触するが、フランジ接触面20のプロファイル形状は、リムフランジ42の形状と略同一形状になっている。このため、フランジ接触面20は、リムフランジ42に接触する際にあまり変形をすることなく、リムフランジ42に接触する。
また、ビード部16近傍に位置するカーカス層10は、正規内圧の5〜10%の内圧を付与した場合の形状が、カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とでなす角度θ2が40°〜50°の範囲内になるように形成されている。この角度θ2は、正規内圧を付与した場合におけるカーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とでなす角度に近い角度になっているため、カーカス層10は、インフレートの開始時においても、正規内圧を付与した場合における形状に近い形状になる。
この空気入りタイヤ1に、さらにインフレートし、正規内圧程度に内圧を上昇させた場合、この内圧により空気入りタイヤ1には、内側から外側方向への力が作用する。このため、ビード部16には、タイヤ幅方向外方への力が作用する。ここで、ビード部16のタイヤ幅方向外方には、リムホイール40のリムフランジ42が位置しており、ビード部16とリムフランジ42とは、インフレート開始時にはフランジ接触面20がリムフランジ42に接触している。従って、インフレートにより内圧が上昇し、ビード部16にタイヤ幅方向外方への力が作用した場合には、フランジ接触面20とリムフランジ42とは、強い圧力で接触する。
フランジ接触面20とリムフランジ42とは、内圧が上昇した場合には、このように強い圧力で接触するが、フランジ接触面20のプロファイル形状は、リムフランジ42の形状と略同一形状になっている。このため、フランジ接触面20は、リムフランジ42に対して強い圧力で接触する場合でも大きく変形することなくリムフランジ42に接触する。
つまり、フランジ接触面20のプロファイル形状がリムフランジ42の形状と略同一形状になっているので、ビード部16がリムフランジ42に接触した状態でインフレートした場合でも、インフレート前とインフレート後とにおけるビード部16の変形を抑制できる。即ち、インフレートした際におけるビード部16とリムフランジ42との接触による過度の変形を抑制できる。
また、インフレートにより内圧を上昇させた場合、その内圧によりトレッド部5はタイヤ径方向外方へ膨らみ、サイドウォール部7はタイヤ幅方向外方へ膨らむ。サイドウォール部7がタイヤ幅方向外方に膨らんだ場合、サイドウォール部7に位置するカーカス層10もサイドウォール部7の変形に伴って変形する。このようにカーカス層10が変形する場合、カーカス層10には張力が発生するが、カーカス層10は、正規内圧の5〜10%の内圧を付与した場合に、上記角度θ2が40°〜50°の範囲内になる形状で形成されている。
角度θ2が40°〜50°の範囲内になるように形成されているカーカス層10の形成方向は、サイドウォール部7がタイヤ幅方向外方に膨らむことに起因して、ビード部16近傍に位置するカーカス層10に作用する張力の方向とほぼ同じ方向になっている。ビード部16近傍のカーカス層10は、インフレートにより内圧を上昇させた場合でも大きく変形することなく、インフレート開始時に形状を維持する。
換言すると、角度θ2が40°〜50°の範囲内になるようにカーカス層10を形成することにより、カーカス層10は、従来の空気入りタイヤ1のインフレート前におけるカーカス層10の形状よりも、タイヤ径方向に対するタイヤ幅方向外方への傾斜が、大きく傾斜した状態になる。これにより、カーカス層10の形状を、インフレート時のカーカス層10の形状に予め近付けることができる。従って、これらのようにインフレート時にフランジ接触面20及びカーカス層10が変形することを抑制することにより、インフレート時のビード部16近傍のひずみを低減することができる。この結果、ビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、ビード部16を、5°テーパの正規リムにリム組み可能に形成しているが、このような、5°テーパの正規リムがリム組みされるビード部16は、インフレートをした際における変形が大きくなっている。このため、このビード部16やカーカス層10を上述した形状にすることにより、より確実にビード部16付近の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
なお、上述した空気入りタイヤ1では、カーカス本体部11とターンナップ部12との幅は特に規定していないが、この幅を規定してもよい。図3は、実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。同図に示す空気入りタイヤ1では、カーカス層10を、ターンナップ部12のタイヤ径方向外方側の端部であるターンナップエッジ部51が所定の範囲内に位置するように形成している。つまり、ターンナップエッジ部51が、リムフランジ42のタイヤ径方向外方側の端部であるリムフランジ外端部52のタイヤ径方向における位置であるリムフランジ高さFHと、タイヤ最大幅のタイヤ径方向における位置である最大幅高さWHとの間に位置するように、カーカス層10を形成している。なお、このタイヤ最大幅とは、タイヤ幅方向の両側に位置して対向するサイドウォール部7のうちタイヤ幅方向の最も外方に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅である。
さらに、カーカス層10は、リムフランジ高さFHと最大幅高さWHとの間のタイヤ径方向における範囲である配設範囲S内に位置するカーカス本体部11とターンナップ部12とを、略平行に形成する。ここで、カーカス本体部11とターンナップ部12とが略平行とは、所定の複数の箇所におけるカーカス本体部11とターンナップ部12との距離同士の差が、2mm以下の状態をいう。例えば、図3に示すように、ターンナップ部12におけるリムフランジ高さFHとなる位置からターンナップエッジ部51までの間のターンナップ部12を4等分し、それぞれの位置でのカーカス本体部11とターンナップ部12との距離を測定して差を算出する。つまり、4等分したそれぞれの位置でのカーカス本体部11とターンナップ部12との距離を、ターンナップエッジ部51側からリムフランジ高さFHの方向に向かうに従ってt1、t2、t3、t4、t5とした際に、全ての位置での距離の差が2mm以下の場合、略平行であるものとする。
このように、リムフランジ高さFHと最大幅高さWHとの間のタイヤ径方向における範囲である配設範囲S内に位置するカーカス層10を、カーカス本体部11とターンナップ部12とで略平行に形成することにより、ターンナップ部12が形成されている部分付近での応力集中を抑制することができる。つまり、配設範囲S内に位置するカーカス層10を、カーカス本体部11とターンナップ部12とで略平行に形成することにより、ビード部16付近の応力を均等にすることができるので、この部分付近での応力集中を抑制することができる。これにより、ターンナップエッジ部51付近への応力集中を抑制できるので、ターンナップエッジ部51付近に発生するクラックを抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、カーカス本体部11とターンナップ部12との間に配設されているビードフィラー18は、ターンナップエッジ部51が位置する部分における厚さが8mm〜15mmの範囲内となって形成されているのが好ましい。このように、ターンナップエッジ部51が位置する部分におけるビードフィラー18の厚さを8mm〜15mmの範囲内にすることにより、重量の増加を抑制しつつ、ターンナップエッジ部51付近のクラックの発生を抑制することができる。
つまり、ターンナップエッジ部51が位置する部分におけるビードフィラー18の厚さを8mm以上にすることにより、ビードフィラー18の厚さを確保することができ、ビードフィラー18におけるターンナップエッジ部51付近にクラックが発生することを抑制することができる。また、ターンナップエッジ部51が位置する部分におけるビードフィラー18の厚さを15mm以下にすることにより、ビードフィラー18の厚さが厚くなり過ぎることを抑制でき、重量が増加し過ぎることを抑制することができる。従って、ターンナップエッジ部51が位置する部分におけるビードフィラー18の厚さを8mm〜15mmの範囲内にすることにより、重量の増加を抑制しつつ、ターンナップエッジ部51付近のクラックの発生を抑制することができる。この結果、重量の増加を抑制しつつ、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1は、トラックやバスなど重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤ1であるのが好ましい。重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤ1のビード部16やカーカス層10の形状を上述した形状にすることにより、より確実にビード部16近傍の変形を抑制することができる。つまり、空気入りタイヤ1は、インフレート時のみでなく、荷重が作用した場合にもビード部16近傍は変形するが、重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤ1には大きな荷重が作用するため、荷重が作用した場合におけるビード部16近傍の変形も大きくなり易くなっている。このため、このような空気入りタイヤ1のビード部16やカーカス層10を上述した形状にすることにより、インフレート時のみでなく、大きな荷重が作用した場合におけるビード部16近傍の変形も抑制できる。従って、より確実にビード部16近傍の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1は、航空機に装着される空気入りタイヤ1であるのが好ましい。航空機に装着される空気入りタイヤ1のビード部16やカーカス層10の形状を上述した形状にすることにより、より確実にビード部16近傍の変形を抑制することができる。つまり、航空機に装着される空気入りタイヤ1には、重荷重が作用する車両に装着される空気入りタイヤ1と同様に大きな荷重が作用するため、荷重が作用した場合におけるビード部16近傍の変形も大きくなり易くなっている。このため、このような空気入りタイヤ1のビード部16やカーカス層10を上述した形状にすることにより、より確実にビード部16近傍の変形を抑制することができる。この結果、より確実にビード部耐久性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1では、ビード部16は5°テーパの正規リムをリム組み可能な形状となっているが、ビード部16は5°テーパの正規リムをリム組み可能な形状以外の形状で形成されていてもよい。例えば、ビード部16は15°テーパの正規リムをリム組み可能な形状で形成されていてもよい。
以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来例の空気入りタイヤ1と本発明の空気入りタイヤ1、及び本発明の空気入りタイヤ1と比較する比較例の空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験はそれぞれ複数の空気入りタイヤ1により構成される2組で行い、それぞれの組についてビード部耐久性とタイヤ重量との2項目を行なった。
各組の性能評価試験は、10.00R20 14PRサイズの空気入りタイヤ1を正規リムに装着し、空気圧を正規内圧に調整して行なった。2項目の試験項目のうち、ビード部耐久性についての性能試験は、試験を行なう空気入りタイヤ1を室内ドラム試験機に取り付け、速度50km/h、荷重は正規荷重の140%をかけて試験を行い、ビード部16が破損するまでの走行距離を測定した。このビード部耐久性についての評価は、2組のうち一方の組では、後述する従来例の空気入りタイヤ1のビード部16が破損するまでの走行距離を100とする指数で示し、他方の組では、後述する本発明2の空気入りタイヤ1のビード部16が破損するまでの走行距離を100とする指数で示した。それぞれ指数が大きい程、ビード部耐久性に優れている。
また、2項目の試験項目のうち、タイヤ重量については、試験を行なう空気入りタイヤ1の重量を測定した。このタイヤ重量についての評価は、2組のうち一方の組では、従来例の空気入りタイヤ1の重量を100とする指数で示し、他方の組では、本発明2の空気入りタイヤ1の重量を100とする指数で示した。それぞれ指数が大きい程、タイヤ重量が大きくなっている。
これらの試験は、従来の空気入りタイヤ1の一例である従来例と、本発明1〜5と、本発明に係る空気入りタイヤ1と比較する比較例とを、それぞれ上記の方法で試験する。試験を行なう空気入りタイヤ1は、従来例、比較例、本発明1は、カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とのなす角度θ2、及び接触端線45とタイヤ回転軸とのなす角度θ1がそれぞれ異なっており、本発明2〜5は、カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とのなす角度θ2、及び接触端線45とタイヤ回転軸とのなす角度θ1が、全て同一になっている。また、本発明2〜5では、配設範囲Sに位置するカーカス本体部11とターンナップ部12との距離t1、t2、t3、t4、t5(図3参照)が、それぞれ異なっている。
また、性能評価試験を行なう2組のうち、一方の組は従来例、比較例、本発明1を1つの組として性能評価試験を行い、他方の組は本発明2〜5を1つの組として性能評価試験を行なう。これらの従来例、比較例、本発明1〜5の空気入りタイヤ1を上記の方法で評価試験をし、得られた結果を表1及び表2に示す。これらの表1及び表2のうち、表1は従来例、比較例、本発明1の評価試験の結果を表示しており、表2は本発明2〜5の評価試験の結果を表示している。
Figure 2008273431
Figure 2008273431
表1に示した試験結果で明らかなように、カーカス層10の垂線48とタイヤ回転軸とのなす角度θ2を40°〜50°の範囲内にすることにより、ビード部耐久性を向上させることができる。また、表2に示した試験結果で明らかなように、配設範囲Sに位置するカーカス本体部11とターンナップ部12とを平行な状態に近付けるに従って、ビード部耐久性を向上させることができる。また、配設範囲Sに位置するカーカス本体部11とターンナップ部12との距離を小さくするに従って、タイヤ重量を軽くすることができる。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、リムフランジを有するリムに装着される空気入りタイヤに有用であり、特に、使用時に大きな荷重が作用する空気入りタイヤに適している。
この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。 図1のA部詳細図である。 実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
3 タイヤ赤道線
5 トレッド部
6 トレッド面
7 サイドウォール部
8 ショルダー部
10 カーカス層
11 カーカス本体部
12 ターンナップ部
15 インナーライナ
16 ビード部
17 ビードコア
18 ビードフィラー
19 ビードベース
20 フランジ接触面
35 ベルト層
40 リムホイール
41 リム
42 リムフランジ
43 曲線部
45 接触端線
48 垂線
51 ターンナップエッジ部
52 リムフランジ外端部
O 曲率中心
T 接触端点
P 交点
FH リムフランジ高さ
WH 最大幅高さ
S 配設範囲

Claims (6)

  1. タイヤ幅方向の両端にサイドウォール部を有し、前記サイドウォール部のタイヤ径方向内方にはそれぞれビードコアが設けられるビード部が配設されており、さらに、一方の前記ビード部から他方の前記ビード部にかけて配設される部分であるカーカス本体部と、前記ビードコア周りに折り返されるターンナップ部とを有する少なくとも1枚のカーカス層を備える空気入りタイヤにおいて、
    前記ビード部のタイヤ幅方向外方側から前記ビード部に接触可能に形成されると共にタイヤ子午断面で見た場合に前記ビード部に接触する部分の一部が前記ビード部方向に凸となって形成された曲線部を有するリムフランジが設けられた正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧の5〜10%の内圧を付与した場合に、前記ビード部における前記リムフランジ側のタイヤ外表面のプロファイル形状が前記リムフランジの形状と略同一形状となり、前記曲線部の曲率中心を通る前記カーカス層の垂線とタイヤ回転軸との角度が40°〜50°の範囲内になることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ターンナップ部は、タイヤ径方向外方側の端部が、前記リムフランジのタイヤ径方向外方側の端部であるリムフランジ外端部のタイヤ径方向における位置と、タイヤ最大幅となる部分のタイヤ径方向における位置との間に位置しており、
    前記カーカス層は、前記リムフランジ外端部のタイヤ径方向における位置と、前記タイヤ最大幅となる部分のタイヤ径方向における位置と間のタイヤ径方向における範囲内に位置する部分が、前記カーカス本体部と前記ターンナップ部とで略平行に形成されていること特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記カーカス本体部と前記ターンナップ部との間にはビードフィラーが配設されていると共に、前記ビードフィラーは、前記ターンナップ部のタイヤ径方向外方側の端部であるターンナップエッジ部が位置する部分における厚さが8mm〜15mmの範囲内となって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ビード部は、5°テーパの前記正規リムにリム組み可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 重荷重が作用する車両に装着されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 航空機に装着されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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