JP2008272897A - 往復動工具 - Google Patents

往復動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008272897A
JP2008272897A JP2007120613A JP2007120613A JP2008272897A JP 2008272897 A JP2008272897 A JP 2008272897A JP 2007120613 A JP2007120613 A JP 2007120613A JP 2007120613 A JP2007120613 A JP 2007120613A JP 2008272897 A JP2008272897 A JP 2008272897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reciprocating
tool
housing
swing
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007120613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5126574B2 (ja
Inventor
Atsuyuki Kikuchi
敦行 菊池
Tsukasa Suzuura
司 鈴裏
Hiroshi Haga
博 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2007120613A priority Critical patent/JP5126574B2/ja
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to AU2008250208A priority patent/AU2008250208B2/en
Priority to PCT/JP2008/058595 priority patent/WO2008140030A2/en
Priority to RU2009133694/02A priority patent/RU2464158C2/ru
Priority to CN200880007357.5A priority patent/CN101646529B/zh
Priority to ES08752481.5T priority patent/ES2544818T3/es
Priority to US12/530,609 priority patent/US8261854B2/en
Priority to EP08752481.5A priority patent/EP2142342B1/en
Priority to BRPI0808724A priority patent/BRPI0808724A2/pt
Priority to TW097116041A priority patent/TWI393615B/zh
Publication of JP2008272897A publication Critical patent/JP2008272897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5126574B2 publication Critical patent/JP5126574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

【課題】低コスト化を図ることができ、摺動抵抗が小さく振動を十分に低減することができる往復動工具の提供。
【解決手段】振動低減機構70は、ハウジング31に固定された回転軸72と、回転軸72から離間して配置されたウェイト部71と、一端が回転軸72に対して揺動可能に支承され他端がウェイト部71と一体で接続された支持部73とを有している。また、一対の板バネ74、74を有し、板バネ74、74の上端部は、ウェイト部71の段部71Aに当接可能であり、板バネ74、74の下端はハウジングに対して移動不能に固定されている。先端工具16の往復運動により打撃工具1が振動するとしているときに、板バネ74は、ウェイト部71及び支持部73を初期位置へ戻すように付勢する。
【選択図】図1

Description

本発明は、往復動工具に関し、特に、振動低減機構を備える電動工具に関する。
従来からいわゆる動吸振器と呼ばれる振動低減機構を備える電動工具たる往復動工具が提案されている。例えば電動工具は、ハウジングと、ハウジングに対して往復運動可能な先端工具と、ハウジング内にそれぞれ収容されたモータと往復運動変換部と打撃機構部とを備えており、ハウジング後方はハンドルを有し、ハウジング下部は防振室を有している。
防振室内には、先端工具の往復運動方向に平行に指向するガイドバーが設けられており、ガイドバーには第1のウェイトが環装され、第1のウェイトには第2のウェイトが環装され、第2のウェイトには第3のウェイトが環装されている。ガイドバーの軸方向における第1〜第3のウェイトの両端には、スプリングの一端がそれぞれ1つずつ当接している。スプリングの他端は、防振室を画成するハウジングの部分に当接している。
この構成により、先端工具の往復運動による振動により第1〜第3のウェイトがハウジングに対してガイドバーの軸方向において互いに摺動し、当該振動を低減することができるように構成されている。このような構成の往復動工具は、例えば、特開昭52−109673号公報(特許文献1)に記載されている。
特開昭52−109673号公報
しかし、上述の従来の往復動工具では、第1のウェイトはガイドバーに対して摺動し、また、第1〜第3のウェイトは互いに摺動し、摺動抵抗が大きく、先端工具の往復運動に対して十分に第1〜第3のウェイトを摺動させることが困難であった。このため先端工具の往復運動による振動を十分に低減することは困難であった。
また、上述の従来の往復動工具では、ウェイト及びスプリングを同軸的な位置関係で直線運動可能に保持するために、ウェイト及びコイルバネを収容するシリンダや、ウェイト及びコイルバネを貫通するシャフト等を要し、高価な構造となるという問題があった。
そこで、本発明は、低コスト化を図ることができ、摺動抵抗が小さく振動を十分に低減することができる往復動工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に配置された動力源と、該動力源の動力を往復運動に変換し、該ハウジングに対して往復運動可能に支持された工具を往復運動させるための往復運動変換部とを備える往復動工具であって、該ハウジングに支持され該工具の往復運動の方向に垂直に指向する軸部と、該軸部から離間して配置されたウェイト部と、該軸部を中心として該ウェイト部を揺動可能に支持する支持部と、該揺動方向において該ウェイト部を該ハウジングに対する所定位置に戻すように付勢する付勢手段とを有する振動低減機構を備える往復動工具を提供している。
ハウジングに支持され工具の往復運動の方向に垂直に指向する軸部と、軸部から離間して配置されたウェイト部と、軸部を中心としてウェイト部を揺動可能に支持する支持部と、揺動方向においてウェイト部をハウジングに対する所定位置に戻すように付勢する付勢手段とを有する振動低減機構を備えるため、揺動に際して摺動する部分を、ウェイト部の揺動支点である軸部の部分とすることができ、支持部の移動量を少なくすることができ、ハウジングに対するウェイト部の移動に際して生ずる摺動抵抗を小さくすることができる。このため、工具の往復運動により生ずる往復動工具の振動でウェイト部を十分に揺動させることができ、振動を十分に低減することができる。また、摺動抵抗が小さいため、耐久性をより高めることができる。
また、支持部の移動量を少なくすることができるため、支持部及びウェイト部の移動のためのスペースを小さくすることができる。更に、ウェイト部の揺動方向における端部から付勢手段等が突出しない構成とすることで、ウェイト部の揺動方向における振動低減機構の寸法を小さくすることができコンパクト化を図ることができ、往復動工具の小型化を図ることができる。
また振動低減機構を、ハウジングに支持され工具の往復運動の方向に垂直に指向する軸部と、軸部から離間して配置されたウェイト部と、軸部を中心としてウェイト部を揺動可能に支持する支持部と、揺動方向においてウェイト部をハウジングに対する所定位置に戻すように付勢する付勢手段とを有する構成としため、ウェイト部の略揺動方向において、軸部周辺の部分である支持部の基部の部分の寸法が、ウェイト部の揺動に際してウェイト部が移動する範囲内に収まる構成とすることができる。このため、ウェイト部の揺動方向における振動低減機構の寸法を小さくすることができコンパクト化を図ることができる。
ここで、該振動低減機構は該工具の軸に対して対称の位置関係で一対設けられていることが好ましい。
振動低減機構は工具の軸に対して対称の位置関係で一対設けられているため、工具の往復運動により生ずる往復動工具の振動をバランスよく低減することができる。
また、該支持部は、一端が該軸部の軸心周りに配置され他端が該ウェイトに接続され、該ウェイト部と一体で揺動可能であり、弾性体からなり該ウェイト部及び該支持部が第1の所定の角度に揺動したときに該支持部の該軸心周りの部分が当接する第1当接部材が設けられていることが好ましい。
支持部は、一端が軸部の軸心周りに配置され他端がウェイト部に接続され、ウェイト部と一体で揺動可能であり、弾性体からなりウェイト部及び支持部が第1の所定の角度に揺動したときに支持部の軸心周りの部分が当接する第1当接部材が設けられているため、ウェイト部が一の方向へ揺動して第1当接部材に当該軸心周りの部分が衝突して当接したときに、当該一の方向に対して反対の方向である他の方向へ軸心周りの部分をはね返す付勢部材として機能することができる。また、当該はね返される位置よりも当該軸心周りの部分が更に揺動してしまうことを防止するための揺動規制部材として機能することができる。
また、該付勢手段は、該揺動方向における該ウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ一端が当接し他端がハウジングに支持された一対の板バネからなることが好ましい。
付勢手段は、揺動方向におけるウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ一端が当接し他端がハウジングに対して移動不能に固定された一対の板バネからなるため、ハウジングにおいて、付勢手段を含めた振動低減機構を収容するためのスペースを大きくせずに済み、往復動工具の小型化を図ることができる。
また、該揺動方向における該ウェイト部の揺動可能な角度の範囲を規制する揺動範囲規制手段を有することが好ましい。
揺動範囲規制手段を有するため、揺動方向におけるウェイト部の揺動可能な角度の範囲を容易に規制することができる。また、ウェイト部が揺動し過ぎて付勢手段が変形、破損等してしまうことを抑制することができる。
また、該揺動範囲規制手段は、弾性体からなり該揺動方向における該ウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ設けられ該ウェイト部が第2の所定の角度に揺動したときに該ハウジングに当接する第2当接部材からなることが好ましい。
揺動範囲規制手段は、弾性体からなり揺動方向におけるウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ設けられウェイト部が第2の所定の角度に揺動したときにハウジングに当接する第2当接部材からなるため、第2当接部材がハウジングに当接することで、揺動方向におけるウェイト部の揺動可能な角度の範囲を容易且つ確実に規制することができる。また、第2当接部材を弾性部材により構成することで、第2当接部材がハウジングに当接するときに強く衝突した場合に、衝突力を緩衝することができ、衝突に伴う破損や変形、振動の発生を抑制することができる。
また、該軸部の軸心は往復動工具の重心位置から離間した位置に配置されていることが好ましい。
軸部の軸心は往復動工具の重心位置から離間した位置に配置されているため、工具の往復運動により生ずる往復動工具の振動でウェイト部をより大きく揺動させることができ、往復動工具の振動をより効果的に低減することができる。
また、該往復運動変換部と該工具との間には打撃機構部が設けられ、該ハウジングはハンドル部を有し、該振動低減機構は該打撃機構部と該ハンドル部との間の位置に配置されていることが好ましい。
振動低減機構は打撃機構部とハンドル部との間の位置に配置されているため、工具の往復運動により生ずる往復動工具の振動を効果的に低減することができる。
また、該動力源は出力軸を有するモータからなり、該往復運動変換部は、該出力軸と平行に配置されたクランク軸と、該クランク軸の回転に伴い回転するクランクウェイトと、該クランクウェイトの回転に伴い該クランク軸を中心として回動するクランクピンと、一端が該クランクピンに接続され他端が該クランク軸と略垂直の方向へ往復運動可能なコンロッドとを有し、該クランク軸は、該出力軸に関して該打撃機構部が配置されている側に配置されていることが好ましい。
クランク軸は、出力軸に関して打撃機構部が配置されている側に配置されているため、往復運動変換部とハンドル部との間にデッドスペースが生ずるが、このデッドスペースに振動低減機構を配置させることができ、ハウジング内の空間を有効利用することができる。
また、該支持部は該軸部に対して揺動可能に支承されていることが好ましい。
支持部は軸部に対して揺動可能に支承されているため、支持部に貫通孔を形成し当該貫通孔に軸を貫通する等により構成を容易に実現することができ、組立てを容易とすることができる。また、軸部上で揺動する構成となっているため、軸受を省略した構成とすることが可能であり、構成をより容易に実現することができる。
また、該ウェイト部は、該工具の往復運動の軌跡の仮想延長線上及びその近傍において揺動するように配置されていることが好ましい。
ウェイト部は、工具の往復運動の軌跡の仮想延長線上及びその近傍において揺動するように配置されているため、工具の往復運動により生ずる往復動工具の振動をより効果的に低減することができる。
以上より、本発明は、低コスト化を図ることができ、摺動抵抗が小さく振動を十分に低減することができる往復動工具を提供することができる。
本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第1の実施の形態について図1乃至図5に基づき説明する。打撃工具1はより具体的にはハンマドリルであり、図1における左側を打撃工具1の先端側、右側を打撃工具1の後端側として以下説明する。打撃工具1は、互いに接続されたハンドル部10、モータハウジング20、及びギヤハウジング30からなるハウジングを備えている。
ハンドル部10には、電源ケーブル11が取付けられると共に、図2に示されるようにスイッチ機構12が内蔵されている。スイッチ機構12には、使用者により操作可能なトリガ13が機械的に接続されている。電源ケーブル11は、スイッチ機構を図示せぬ外部電源に接続し、トリガ13を操作することにより、後述の電動モータ21と外部電源との接続と断続とを切換えることができるようになっている。また、ハンドル部10は、使用者が打撃工具1を使用するときに握る握り部14を有している。
モータハウジング20は、ハンドル部10の先端側下部に設けられている。動力源たる電動モータ21は、モータハウジング20内に収納されている。電動モータ21は、その回転駆動力を出力する出力軸22を備えている。出力軸22の先端には、ピニオンギヤ23が設けられており、ギヤハウジング30内に位置している。また、モータハウジング20内であって、電動モータ21の後端側には、電動モータ21の回転速度を制御するための制御装置24が配置されている。
ギヤハウジング30は、運動変換ハウジング31と、打撃ハウジング32とを備えている。運動変換ハウジング31は、モータハウジング20の上部に位置し、その後端はハンドル部10と接続されている。打撃ハウジング32は、運動変換ハウジング31の先端側に位置している。
運動変換ハウジング31内には、ピニオンギヤ23の前端側において、出力軸22と平行に延びるクランク軸34が回転可能に支承されている。クランク軸34の下端寄りには、ピニオンギヤ23と噛合する第1ギヤ35が同軸固定されている。クランク軸34の上端部には、運動変換機構36が設けられている。運動変換機構36は、クランクウェイト37、クランクピン38、及びコンロッド39を有している。クランクウェイト37は、クランク軸34の上端に固定されている。クランクピン38は、クランクウェイト37の端部に固定されている。コンロッド39の後端には、クランクピン38が挿入されている。クランク軸34及び運動変換機構36は往復運動変換部に相当する。
また、運動変換ハウジング31内には、第1ギヤ35と同軸的に一体回転可能に設けられたギヤ35Aの先端側において、出力軸22と平行に延びる回転伝達軸51が回転可能に支承されている。回転伝達軸51の下端には、ギヤ35Aと噛合する第2ギヤ52が同軸固定されている。回転伝達軸51の上端には、第1ベベルギヤ51Aが同軸固定されている。
打撃ハウジング32内には、出力軸22と直交する方向に延びるシリンダ40が設けられている。シリンダ40の中心軸と、出力軸22の回転軸は、同一平面上に位置している。また、シリンダ40内には、その内周に摺動可能にピストン43が設けられている。ピストン43は、ピストンピン43Aを有し、コンロッド39の先端には、ピストンピン43Aが挿入されている。シリンダ40内の先端側には打撃子44が、シリンダ40の内周に摺動可能に設けられている。シリンダ40内であってピストン43と打撃子44との間には空気室45が画成されている。
また、打撃ハウジング32内には、シリンダ40の外周を覆うように回転シリンダ50が回転可能に支承されている。また、回転シリンダ50は、シリンダ40よりも先端側に延び、その先端部には工具保持部15が設けられ、先端工具16が着脱自在に取付けられる。先端工具16は工具に相当する。回転シリンダ50の後端部には、第1ベベルギヤ51Aと噛合する第2ベベルギヤ50Aが設けられている。回転シリンダ50の中心軸と出力軸22の回転軸とは同一平面上に位置している。また、打撃子44の先端側には、中間子46が回転シリンダ50内に前後方向に摺動可能に設けられている。ピストン43、打撃子44、中間子46は打撃機構部に相当する。
運動変換ハウジング31内であって、ハンドル部10に対向する部分には、振動低減機構70(動吸振器)が設けられている。振動低減機構70は、図5等に示されるように、ウェイト部71と、回転軸72と、支持部73と、板バネ74とを有している。回転軸72は軸部に相当する。
回転軸72は、図2等に示されるように略円柱形状をなし、その軸方向両端が運動変換ハウジング31に固定されている。回転軸72の軸方向は、先端工具16の往復運動の方向に垂直の方向、即ち図2の紙面の表面と裏面とを結ぶ方向に指向している。回転軸72の軸心は打撃工具1の重心位置から離間した位置に配置されている。ウェイト部71は、回転軸72の半径方向において回転軸72から離間し、後述のようにウェイト部71が支持部73と一体で回転軸72の軸心を中心として揺動しているときに、打撃機構部とハンドル部10との間の位置であって先端工具16の往復運動の軌跡の仮想延長線上及びその近傍に位置するように配置されている。図2等に示されるウェイト部71の下部には、図5に示されるように段部71Aが設けられている。
支持部73は、図5に示されるように、その下端部たる一端部に貫通孔73aが形成されており、貫通孔73aを回転軸72が貫通している。支持部73の上端たる他端はウェイト部71と一体で接続されている。従って、支持部73は回転軸72の周りを揺動可能に支承されており、支持部73が回転軸72の軸心を中心として揺動することにより、ウェイト部71は、支持部73と一体で回転軸72の軸心を中心として揺動することができるように構成されている。ウェイト部71の揺動方向においてウェイト部71に対向する運動変換ハウジング31の部分は、打撃工具1を落とすことにより打撃工具1に強い衝撃が加わった場合や、長期にわたる板バネ74の使用により板バネ74の弾性力が弱くなった等の場合に、ウェイト部71が揺動しすぎてウェイト部71が当接可能である。当該当接により、ウェイト部71の揺動可能な角度の範囲を容易かつ確実に規制することができる。このため、ウェイト部71が揺動し過ぎて板バネ74が変形、破損等してしまうことを抑制することができる。当該運動変換ハウジング31の部分は揺動範囲規制手段に相当する。
回転軸72の軸心周りの支持部73の部分であって、図5等に示される下部の部分には、回転軸72からウェイト部71へ向かう方向に対する反対方向へ延出する延出部73Aが設けられている。一方、図5等の左右方向において延出部73Aに対向する位置、及び回転軸72の軸心周りの支持部73の部分における延出部73Aの基部部分に対向する位置には、第1弾性体75、第2弾性体76がそれぞれ一対ずつ配置されている。
工具の往復運動により打撃工具1が振動しているときに、図5(b)に示されるように、ウェイト部71及び支持部73が一体で図の左方向へ回動軸及びハウジングに対して相対的に揺動してゆき、第1の所定角度となったときに図の右方に示されている一方の第1弾性体75、図の左方に示されている一方の第2弾性体76は、延出部73A、回転軸72の軸心周りの支持部73の部分における延出部73Aの基部部分にそれぞれ当接する。このことにより、ウェイト部71及び支持部73を図の右方向へ揺動させて戻すように付勢すると共に第1の所定角度よりも更に揺動しないように揺動を規制する揺動規制部材として機能する。
また、図5(c)に示されるように、ウェイト部71及び支持部73が一体で図の右方向へ回動軸及びハウジングに対して相対的に揺動してゆき、第1の所定角度となったときに図の左方に示されている他方の第1弾性体75、図の右方に示されている他方の第2弾性体76は、延出部73A、回転軸72の軸心周りの支持部73の部分における延出部73Aの基部部分にそれぞれ当接する。このことにより、ウェイト部71及び支持部73を図の左方向へ揺動させて戻すように付勢すると共に第1の所定角度よりも更に揺動しないように揺動を規制する揺動規制部材として機能する。第1弾性体75、第2弾性体76は第1当接部材に相当する。また、第1の所定角度とは、ウェイト部71が揺動可能な範囲の、図5の左右方向における端の位置にウェイト部71が位置するときの揺動角度をいう。
板バネ74は、図5(a)等に示されるように、略平行に配置されて一対設けられており、図5に示されるように板バネ74、74の上端部は、ウェイト部71の段部71Aであって略上下方向に指向する側面に当接可能である。板バネ74、74の下端は、運動変換ハウジング31に固定された挟持部材77と、第2弾性体76とによってそれぞれ挟持されることにより、ハウジングに対して移動不能に固定されている。挟持部材77と第2弾性体76とによる板バネ74の挟持は、これらを貫通するボルト78を締めることにより行われるように構成されている。
先端工具16の往復運動により打撃工具1が振動するとしているときに、一方の板バネ74は、図5(b)に示されるように、ウェイト部71及び支持部73が一体で図の左方向へ回動軸及びハウジングに対して相対的に揺動すると、ウェイト部71及び支持部73を図の右方向へ揺動させて戻すように付勢する。また、他方の板バネ74は、図5(c)に示されるように、ウェイト部71及び支持部73が一体で図の右方向へ回転軸72及びハウジングに対して相対的に揺動すると、ウェイト部71及び支持部73を図の左方向へ揺動させて戻すように付勢する。即ち、一対の板バネ74、74は、回転軸72及びハウジングに対して、図5(a)に示されるような位置関係となる所定位置に、ウェイト部71及び支持部73を戻すように付勢する。板バネ74は付勢手段に相当する。ここで、所定位置とは、打撃工具1が駆動しておらず振動が発生していないときに、一対の板バネ74、74によってウェイト部71が付勢されて配置される位置をいう。
ハウジングに固定され先端工具16の往復運動の方向に垂直に指向する回転軸72と、回転軸72から離間して配置されたウェイト部71と、回転軸72を中心としてウェイト部71を揺動可能に支持する支持部73と、揺動方向においてウェイト部71をハウジングに対する所定位置に戻すように付勢する板バネ74とを有する振動低減機構70を備えるため、摺動に際して摺動する部分を、ウェイト部71の揺動支点である支持部73の部分と回転軸72とすることができ、ハウジングに対するウェイト部71の移動に際して生ずる摺動抵抗を小さくすることができる。このため、先端工具16の往復運動により生ずる打撃工具1の振動でウェイト部71を十分に揺動させることができ、振動を十分に低減することができる。また、摺動抵抗が小さいため、耐久性をより高めることができる。また、支持部73の移動量を少なくすることができるため、支持部73の移動のためのスペースを小さくすることができる。
更に、ウェイト部71の揺動方向における端部に段部71Aを設けて、当該段部71Aに板バネ74の上端を当接させるようにしたため、板バネ74や、後述の第2の実施の形態におけるスプリング係合部171A等が、ウェイト部71の揺動方向における端部から突出しない構成とすることができ、後述の第2の実施の形態による打撃工具101と比較して、ウェイト部71の揺動方向における振動低減機構70の寸法を小さくすることができコンパクト化を図ることができ、打撃工具1の更なる小型化を図ることができる。
また、第1弾性体75、第2弾性体76、ボルト78等により構成される回転軸72の周辺の部分、即ち、低減機構70の下部に相当する基部の部分の、図5の左右方向における寸法の範囲は、図5の左右方向におけるウェイト部71の揺動範囲内に収まる構成となっている。このため、ウェイト部71の揺動方向における振動低減機構70の寸法を小さくすることができコンパクト化を図ることができる。
また、支持部73は、一端部が回転軸72に揺動可能に支承され、他端がウェイト部71に接続され、ウェイト部71と一体で揺動可能であり、ウェイト部71及び支持部73が第1の所定角度に揺動したときに軸心周りの部分である支持部73の一端部の部分及び延出部73Aが当接する第1弾性体75、第2弾性体76が設けられているため、ウェイト部71が一の方向へ揺動して第1弾性体75、第2弾性体76に支持部73の一端部の部分及び延出部73Aが衝突して当接したときに、当該一の方向に対して反対の方向である他の方向へ支持部73の一端部の部分及び延出部73Aをはね返す付勢部材として機能することができる。また、当該はね返される位置よりも支持部73の一端部の部分及び延出部73Aが更に揺動してしまうことを防止するための揺動規制部材として機能することができる。
また、付勢手段は、揺動方向におけるウェイト部71の両端部にそれぞれ1つずつ一端が当接し他端がハウジングに支持された一対の板バネ74、74からなるため、運動変換ハウジング31において、スプリングを用いた場合と比較して、付勢手段を含めた振動低減機構70を収容するためのスペースを大きくせずに済み、打撃工具1の小型化を図ることができる
また、回転軸72の軸心は打撃工具1の重心位置から離間した位置に配置されているため、先端工具16の往復運動により生ずる打撃工具1の振動でウェイト部71をより大きく揺動させることができ、打撃工具1の振動をより効果的に低減することができる。また、振動低減機構70は打撃機構部とハンドル部10との間の位置に配置されているため、先端工具16の往復運動により生ずる打撃工具1の振動を効果的に低減することができる。
また、クランク軸34は、出力軸22に関して打撃機構部が配置されている側である打撃工具1の前端側に配置されているため、往復運動変換部とハンドル部10との間にデッドスペースが生ずるが、このデッドスペースに振動低減機構70を配置させることができ、ハウジング内の空間を有効利用することができる。また、支持部73が回転軸72に対して揺動可能に支承されている構成を、支持部73に貫通孔73aを形成し当該貫通孔73aに回転軸72を貫通するようにして容易に実現することができ、組立てを容易とすることができる。また、回転軸72上で支持部73が揺動する構成となっているため、ベアリング等の軸受を省略した構成とすることが可能であり、構成をより容易に実現することができる。また、ウェイト部71は、先端工具16の往復運動の軌跡の仮想延長線上及びその近傍において揺動するように配置されているため、先端工具16の往復運動により生ずる打撃工具1の振動をより効果的に低減することができる。
次に、本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第2の実施の形態について図6乃至図8に基づき説明する。第2の実施の形態では、打撃工具101がハンマドリルではなくハンマである点において第1の実施の形態とは異なる。このため、第1の実施の形態の打撃工具1に設けられていた回転シリンダ50等の、先端工具116を回転させるための構成を有していない。また、第2の実施の形態では、振動低減機構170の付勢手段として板バネ74に代えてスプリング174を用いた点と、運動変換ハウジング131に回転可能に支持された支持部回転軸172が支持部173の一端に支持部173と一体で設けられている点とにおいて第1の実施の形態とは異なる。これら以外の構成については第1の実施の形態と同様である。
振動低減機構170は、運動変換ハウジング131内に配置されており、先端工具116の軸に対して対称の位置関係で、打撃工具101の左右両側に一対設けられている。図7等に示されるように、振動低減機構170は、ウェイト部171と、支持部173と、スプリング174と、揺動規制部材131Aとを有している。支持部173の一端は、図8に示されるように、それぞれ支持部173の延出方向に垂直に延出する支持部回転軸172が支持部173と一体で設けられており、支持部回転軸172は、先端工具116の往復運動の方向に垂直に指向し、ベアリング171Cを介して運動変換ハウジング131により回転可能に支承されている。支持部回転軸172の軸心は、それぞれ打撃工具101の重心に一致する。この構成により、支持部回転軸172が回転することにより、支持部173が支持部回転軸172の軸心を中心として揺動し、ウェイト部171は、支持部173と一体で支持部回転軸172の軸心を中心として揺動することができるように構成されている。
ウェイト部171の揺動方向における両端部には、図7に示されるように、一対のスプリング174、174の一端がそれぞれ当接しており、ウェイト部171の揺動方向における両端部には、当該両端部から揺動方向へ延出するスプリング係合部171A、171Aが延出して設けられ、スプリング係合部171A、171Aは一対のスプリング174、174の一端部においてそれぞれスプリング174、174の内周面側に挿入され、スプリング174、174の内周面に接触している。
揺動規制部材131A、131Aは、ウェイト部171の揺動方向におけるウェイト部171の両端から当該揺動方向へ離間した位置に一対配置されている。揺動規制部材131A、131Aは、それぞれ運動変換ハウジング131に固定されており、揺動方向に垂直をなす端面を有しており、当該端面には、一対のスプリング174、174の他端がそれぞれ当接している。端面には、当該端面から揺動方向へ延出する規制部スプリング係合部131B、131Bがそれぞれ延出して設けられ、規制部スプリング係合部131B、131Bは、一対のスプリング174、174の他端部においてそれぞれスプリング174、174の内周面側に挿入され、スプリング174、174の内周面に接触している。ウェイト部171、スプリング係合部171A、及び規制部スプリング係合部131Bは、支持部回転軸172の軸心を中心とする同一仮想円周上に位置している。
打撃工具101が駆動しておらず振動が発生していないときには、一対のスプリング174、174は、それぞれ図7に示される所定位置にウェイト部171を戻すように付勢している。先端工具116の往復運動により生ずる打撃工具101の振動でハウジングに対してウェイト部171が図7の左方向へ相対的に揺動したときには、一方のスプリング174はウェイト部171を所定位置へ戻すようにウェイト部171を図7の右方向へ付勢し、ウェイト部171が図7の右方向へ相対的に揺動したときには、他方のスプリング174はウェイト部171を所定位置へ戻すようにウェイト部171を図7の左方向へ付勢するように構成されている。揺動規制部材131Aは揺動範囲規制手段に相当する。
従って、振動低減機構170は、ウェイト部171、支持部173、及びスプリング174により決定される共振周波数を中心とした範囲の振動を吸収可能である。実際には、減衰等の影響により共振周波数は理論値よりも若干低くなるとともに、共振する周波数帯が若干広くなり、共振周波数を中心とした一定の幅を有する周波数帯の振動について制振が行われる。このため共振周波数を、先端工具116の実際の振動数に対して若干高めに設定するとよい。
揺動規制部材131Aを有するため、スプリング174の不勢力に抗してウェイト部171が揺動してウェイト部171のスプリング係合部171Aが揺動規制部材131Aの規制部スプリング係合部131Bに当接することにより、ウェイト部171を当該当接したときのウェイト部171の揺動角度よりも更に揺動することを規制することができ、揺動方向におけるウェイト部171の揺動可能な角度の範囲を容易に規制することができる。また、振動低減機構170は工具の軸に対して対称の位置関係で一対設けられているため、先端工具116の往復運動により生ずる打撃工具101の振動をバランスよく低減することができる。
本発明による往復動工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば第1の実施の形態では、支持部73の下端部がハウジングに対して揺動可能に支承され、上端はウェイト部71と一体で接続されていたが、このような上下関係に限定されない。例えば、図9に示されるように、ウェイト部71が支持部73の下端に接続され支持部73の上端部がハウジングに対して揺動可能に支承されるようにして、第1の実施の形態とは上下逆としてもよい。
このような構成とすることで、図9に示されるように打撃工具の重心位置から離間した位置にウェイト部71の揺動軸を位置させることができる。このため、打撃工具が振動した際に、振動により当該揺動軸が移動する量を大きくすることができ、振動に反応したウェイト部71の揺動を大きくすることができる。
また、図10に示されるように、第1の実施の形態における振動低減機構70を、図示せぬ先端工具の軸に対して対称の位置関係で一対設け、支持部73の延出方向を略左方向、略右方向、即ち、図10の略上方向、略下方向へそれぞれ指向するように配置し、それぞれの支持部73の延出にウェイト部71が一体で接続される構成としてもよい。
また、第1の実施の形態におけるウェイト部71の揺動方向におけるウェイト部71の両端部に、弾性体たるダンパを設けて揺動範囲規制手段を構成してもよい。ウェイト部71が第2の所定の角度に揺動したときにハウジングに当接するように構成することで、当該当接により揺動方向におけるウェイト部71の揺動可能な角度の範囲を容易且つ確実に規制することができる。ここで、第2の所定の角度とは、ウェイト部71のダンパが運動変換ハウジング31に当接することにより揺動が規制されて揺動可能な範囲の、揺動方向の端の位置にウェイト部71が位置するときの揺動角度をいう。
揺動範囲規制手段は、弾性体からなり揺動方向におけるウェイト部71の両端部にそれぞれ1つずつ設けられウェイト部71が第2の所定の角度に揺動したときにハウジングに当接するダンパからなるため、ダンパがハウジングに当接することで、揺動方向におけるウェイト部71の揺動可能な角度の範囲を容易且つ確実に規制することができる。また、ダンパにより構成されているため、ダンパがハウジングに当接するときに強く衝突した場合に、衝突力を緩衝することができ、衝突に伴う破損や変形、振動の発生を抑制することができる。
また、ダンパの重量をウェイト部71の総重量に加えることができ、ウェイト部71の総重量をより多くすることができる。ウェイト部71のダンパは第2当接部材に相当する。また、ダンパを揺動方向におけるウェイト部71の両端部に設けずにハウジングの側に設けて、ダンパにウェイト部71の当該両端部が当接可能としてもよい。
また、上述の本実施の形態における振動低減機構70、170では一対の板バネ74、74、一対のスプリング174、174が設けられたが、一対でなくて1つのみ設けるようにしてもよい。
また、上述の本実施の形態では往復動工具を打撃工具たるハンマドリル、ハンマに応用したが、先端工具を往復動させる構成を有する工具について応用が可能である。このような工具としては、例えば、セーバーソー、ジグソー、振動ドリル、インパクト等が挙げられる。
本発明の第1の実施の形態による往復動工具を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具の振動低減機構を示す正面図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具の振動低減機構を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具の振動低減機構の動作を示す図であり、(a)はウェイト部が所定位置にある状態を示す断面図、(b)はウェイト部が揺動方向における一方へ揺動した状態を示す断面図、(c)はウェイト部が揺動方向における他方へ揺動した状態を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態による往復動工具を示す斜視図。 本発明の第2の実施の形態による往復動工具を示す部分断面図。 図7のVIII−VIII線に沿った要部断面図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具の第1の変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態による往復動工具の第2の変形例を示す部分断面図。
符号の説明
1、101・・・打撃工具 20・・・モータハウジング 21・・・・電動モータ 22・・・出力軸 30・・・ギヤハウジング 36・・・運動変換機構 37・・・クランクウェイト 38・・・クランクピン 39・・・コンロッド 44・・・打撃子 46・・・中間子 70、170・・・振動低減機構 71、171・・・ウェイト部 72・・・回転軸 73、173支持部 74・・・板バネ 75・・・第1弾性体 76・・・第2弾性体 73A・・・延出部 131A、131A・・・揺動規制部材 172・・・支持部回転軸 174・・・スプリング

Claims (11)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に配置された動力源と、
    該動力源の動力を往復運動に変換し、該ハウジングに対して往復運動可能に支持された工具を往復運動させるための往復運動変換部とを備える往復動工具であって、
    該ハウジングに支持され該工具の往復運動の方向に垂直に指向する軸部と、該軸部から離間して配置されたウェイト部と、該軸部を中心として該ウェイト部を揺動可能に支持する支持部と、該揺動方向において該ウェイト部を該ハウジングに対する所定位置に戻すように付勢する付勢手段とを有する振動低減機構を備えることを特徴とする往復動工具。
  2. 該振動低減機構は該工具の軸に対して対称の位置関係で一対設けられていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  3. 該支持部は、一端が該軸部の軸心周りに配置され他端が該ウェイトに接続され、該ウェイト部と一体で揺動可能であり、
    弾性体からなり該ウェイト部及び該支持部が第1の所定の角度に揺動したときに該支持部の該軸心周りの部分が当接する第1当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  4. 該付勢手段は、該揺動方向における該ウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ一端が当接し他端がハウジングに支持された一対の板バネからなることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  5. 該揺動方向における該ウェイト部の揺動可能な角度の範囲を規制する揺動範囲規制手段を有することを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  6. 該揺動範囲規制手段は、弾性体からなり該揺動方向における該ウェイト部の両端部にそれぞれ1つずつ設けられ該ウェイト部が第2の所定の角度に揺動したときに該ハウジングに当接する第2当接部材からなることを特徴とする請求項5記載の往復動工具。
  7. 該軸部の軸心は往復動工具の重心位置から離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  8. 該往復運動変換部と該工具との間には打撃機構部が設けられ、
    該ハウジングはハンドル部を有し、
    該振動低減機構は該打撃機構部と該ハンドル部との間の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  9. 該動力源は出力軸を有するモータからなり、
    該往復運動変換部は、該出力軸と平行に配置されたクランク軸と、該クランク軸の回転に伴い回転するクランクウェイトと、該クランクウェイトの回転に伴い該クランク軸を中心として回動するクランクピンと、一端が該クランクピンに接続され他端が該クランク軸と略垂直の方向へ往復運動可能なコンロッドとを有し、
    該クランク軸は、該出力軸に関して該打撃機構部が配置されている側に配置されていることを特徴とする請求項8記載の往復動工具。
  10. 該支持部は該軸部に対して揺動可能に支承されていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
  11. 該ウェイト部は、該工具の往復運動の軌跡の仮想延長線上及びその近傍において揺動するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の往復動工具。
JP2007120613A 2007-05-01 2007-05-01 往復動工具 Active JP5126574B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007120613A JP5126574B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 往復動工具
BRPI0808724A BRPI0808724A2 (pt) 2007-05-01 2008-04-30 ferramentas de movimento de vaivém
RU2009133694/02A RU2464158C2 (ru) 2007-05-01 2008-04-30 Ручная машина с возвратно-поступательным движением рабочего органа
CN200880007357.5A CN101646529B (zh) 2007-05-01 2008-04-30 往复运动工具
ES08752481.5T ES2544818T3 (es) 2007-05-01 2008-04-30 Herramienta de movimiento alternativo
US12/530,609 US8261854B2 (en) 2007-05-01 2008-04-30 Reciprocating tool
AU2008250208A AU2008250208B2 (en) 2007-05-01 2008-04-30 Reciprocating tool
PCT/JP2008/058595 WO2008140030A2 (en) 2007-05-01 2008-04-30 Reciprocating tool
EP08752481.5A EP2142342B1 (en) 2007-05-01 2008-04-30 Reciprocating tool
TW097116041A TWI393615B (zh) 2007-05-01 2008-05-01 往復動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007120613A JP5126574B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 往復動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008272897A true JP2008272897A (ja) 2008-11-13
JP5126574B2 JP5126574B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40051522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007120613A Active JP5126574B2 (ja) 2007-05-01 2007-05-01 往復動工具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5126574B2 (ja)
CN (1) CN101646529B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142985A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hilti Ag 手持ち式工具装置
WO2013140793A1 (en) 2012-03-22 2013-09-26 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool
JP2013193186A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2013212545A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
JP2014069292A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
CN105058328A (zh) * 2015-08-30 2015-11-18 安徽省葛根生产力促进中心有限公司 一种可折叠肩部支撑架的电锤建筑设备
JP2016187854A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 日立工機株式会社 動力工具
US10632605B2 (en) 2014-04-30 2020-04-28 Koki Holdings Co., Ltd. Work tool

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102946182B (zh) * 2012-11-20 2016-08-03 辽宁中蓝电子科技有限公司 一种音圈电机用弹片
CN110125880B (zh) * 2018-02-09 2021-03-16 苏州宝时得电动工具有限公司 锁定机构及具有该锁定机构的冲击工具

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2129733A (en) * 1982-10-27 1984-05-23 Jean Walton More-vibration-free concrete breakers and percussion drills
JPS60141482A (ja) * 1983-11-24 1985-07-26 エマ−ソン・エレクトリツク・カンパニ− ドリル及び/又は衝撃工具の駆動装置
JPH04217418A (ja) * 1990-03-01 1992-08-07 Milwaukee Electric Tool Corp 往復運動駆動機構
US6286217B1 (en) * 1998-04-09 2001-09-11 Black & Decker Inc. Reciprocating saw with pivoted arm drive
JP2002079417A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Hitachi Koki Co Ltd セーバソーの切断機構
US20060096104A1 (en) * 1998-02-09 2006-05-11 Neitzell Roger D Reciprocating saw
US20070074408A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. Power tool

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0075877B1 (en) * 1981-09-29 1986-12-03 Textron Inc. Nonlinear vibration absorber
US4700817A (en) * 1985-06-27 1987-10-20 Nippon Kokan Kabushiki Kaisha Dynamic vibration absorber with spring-supported pendulum
DE19851888C1 (de) * 1998-11-11 2000-07-13 Metabowerke Kg Bohrhammer
EP1464449B1 (en) * 2003-04-01 2010-03-24 Makita Corporation Power tool
JP4647957B2 (ja) * 2004-08-27 2011-03-09 株式会社マキタ 作業工具
EP1637289B1 (en) * 2004-09-13 2006-11-22 Makita Corporation Method of manufacturing a power tool
GB2429675A (en) * 2005-06-23 2007-03-07 Black & Decker Inc Vibration dampening mechanism

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2129733A (en) * 1982-10-27 1984-05-23 Jean Walton More-vibration-free concrete breakers and percussion drills
JPS60141482A (ja) * 1983-11-24 1985-07-26 エマ−ソン・エレクトリツク・カンパニ− ドリル及び/又は衝撃工具の駆動装置
JPH04217418A (ja) * 1990-03-01 1992-08-07 Milwaukee Electric Tool Corp 往復運動駆動機構
US20060096104A1 (en) * 1998-02-09 2006-05-11 Neitzell Roger D Reciprocating saw
US6286217B1 (en) * 1998-04-09 2001-09-11 Black & Decker Inc. Reciprocating saw with pivoted arm drive
JP2002079417A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Hitachi Koki Co Ltd セーバソーの切断機構
US20070074408A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. Power tool

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142985A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hilti Ag 手持ち式工具装置
WO2013140793A1 (en) 2012-03-22 2013-09-26 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool
JP2013193186A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
RU2620399C2 (ru) * 2012-03-22 2017-05-25 Хитачи Коки Ко., Лтд. Импульсно-силовая ручная машина
US9808925B2 (en) 2012-03-22 2017-11-07 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool
JP2013212545A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
JP2014069292A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Hitachi Koki Co Ltd 打撃工具
US10632605B2 (en) 2014-04-30 2020-04-28 Koki Holdings Co., Ltd. Work tool
JP2016187854A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 日立工機株式会社 動力工具
CN105058328A (zh) * 2015-08-30 2015-11-18 安徽省葛根生产力促进中心有限公司 一种可折叠肩部支撑架的电锤建筑设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN101646529A (zh) 2010-02-10
CN101646529B (zh) 2013-06-26
JP5126574B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5126574B2 (ja) 往復動工具
TWI393615B (zh) 往復動工具
JP4195818B2 (ja) 電動ハンマ
JP4626574B2 (ja) 電動工具
JP5041575B2 (ja) 打撃工具
JP4863942B2 (ja) 打撃工具
US8016047B2 (en) Electrical power tool with anti-vibration mechanisms of different types
EP1707321B1 (en) Reciprocating power tool
JP4793755B2 (ja) 電動工具
JP5767511B2 (ja) 往復動式作業工具
JP5009059B2 (ja) 打撃工具
JP5100171B2 (ja) 衝撃式作業工具
JP5376194B2 (ja) 往復動工具
JP6183549B2 (ja) 作業工具
JP2007175836A (ja) 打撃工具
JP4805288B2 (ja) 電動ハンマ
JP5009060B2 (ja) 打撃工具
JP4978890B2 (ja) 往復動工具
JP2004106136A (ja) 電動工具
JP5783498B2 (ja) 電動工具
JP5327726B2 (ja) 打撃工具
JP5859249B2 (ja) 打撃工具
JP2013193186A (ja) 電動工具
JP4577240B2 (ja) 電動工具
JP2021070128A (ja) 往復動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5126574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350