JP2008271121A - 無線通信端末及び通信事業者選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信事業者を自動的に切り替える。
【解決手段】USIMモジュールに格納される複数のUSIMアプリケーションと、携帯電話端末のアプリケーションとの対応を記すアプリケーションテーブルを設ける。
携帯電話端末のアプリケーションを起動する際には、アプリケーションテーブルを参照して、必要なプログラムの実行を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信端末に適用して好適な技術に関する。
より詳細には、複数の通信事業者を選択可能な無線電話端末において、通信事業者を選択する技術に関する。
現在市場に普及している携帯電話端末のうち、最新の規格のものは、第三世代携帯電話といわれる、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)の定める「IMT−2000」規格に準拠したデジタル方式の携帯電話端末である。欧州ではUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)と呼ばれる。以下、UMTS端末と呼ぶ。
このUMTS端末は、通信事業者における加入者情報を識別するための、USIM(universal subscriber identity module)カードというICカードを端末内に装着して通信を行う。
このUSIMカードは、複数のUSIMアプリケーションを保持することができる仕様になっている。
USIMアプリケーションは、ある通信事業者に対して接続サービスを受けるための情報が記録されているものであり、事業者番号及び加入者識別情報、電話番号、そして通信プログラムなどからなる。
なお、先行技術として特許文献1を示す。
特開2006−279160号公報
現在市場に流通している携帯電話端末は、ユーザのニーズに応じて複数の通信事業者を適宜切り替える、という機能を果たしているものは見当たらない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザのニーズに応じて複数の通信事業者を適宜切り替える機能を備える、利便性の高い携帯型通信端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、先ず、操作パネルにてアプリケーションを選択する指示を行う。すると、アプリケーションテーブルにて、選択したアプリケーションについて通信を要するか否かを調べる。通信を必要とする場合に、位置登録を解除する必要があると判断したら、現在の通信事業者との位置登録を解除する処理を行った後、新たな事業者に対して位置登録処理を行うものである。
アプリケーションと通信事業者との対応関係を記述するテーブルを設けたことにより、アプリケーション選択と同時に通信事業者の選択ができるようになる。
本発明により、ユーザのニーズに応じて複数の通信事業者を適宜切り替える機能を備える、利便性の高い携帯型通信端末を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態の詳細を図面と共に説明する前に、概略を記す。
本実施形態にかかる携帯電話端末は、複数の通信事業者を切り替える機能を備える。
ユーザは、音声通話、電子メール、webアクセス、音楽ダウンロードサービス、オンラインゲームなどの様々なサービスに応じて、通信事業者を使い分けることができる。
特に、ニュース配信サービス、音楽ダウンロードサービスやオンラインゲームなど、音声通話ではない、情報提供や娯楽に関連するサービスについては、自前の回線を持たず、既存の通信事業者が提供する通信回線を借り受けてサービスのみを提供する、専用の事業者が台頭している。このような携帯の事業者を、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)という。
本実施形態では、今後増加が見込まれるMVNOにも対応する、サービスに応じて通信事業者を自動的に切り替える携帯電話の技術内容を開示する。
図1は、本実施の形態の例である、携帯型無線通信端末、すなわち携帯電話端末と通信事業者との関係を示す概略図である。
携帯電話端末101は、本実施形態にかかる技術である、通信事業者を切り替える機能を備える。
特に、本実施形態にかかる携帯電話端末101は、第三世代携帯電話といわれる、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)の定める「IMT−2000」規格に準拠したデジタル方式の携帯電話端末である。欧州ではUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)と呼ばれる。
ユーザは携帯電話端末101について、二つの通信事業者と契約している。
ユーザは、音声通話については、事業者A102を利用する。
音声通話の場合は、事業者A102と無線通信を行い、公衆交換電話網104を介して、固定電話機105や携帯電話端末106と通話を行う。
ユーザは、音声通話以外の、電子メールやwebアクセスについては、事業者B103を利用する。
電子メールの送受信は、事業者B103と無線通信を行い、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ107を介して、インターネット108との間で行う。
webアクセスは、事業者A102と無線通信を行い、インターネット108を介してwebサーバ109へアクセスする。
この、事業者A102と事業者B103との切り替えには、電話番号の切り替えを伴っている。このため、事業者A102と事業者B103との、位置登録動作の切り替えを行っている。
この動作の詳細は後述する。
図2は、本実施の形態の例である携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話端末101は、マイクロプロセッサ(CPU)よりなる制御部202を中心とするマイクロコンピュータを構成する。
バス203には、
・RFフロントエンドとも言われる、アンテナ205を伴う通信処理部204、
・対人音声インターフェースとしてのスピーカ206とマイクロフォン207、
・LCDよりなる表示部208、
・操作パネル209、
・ROM210とRAM211、そして
・USIM(universal subscriber identity module)モジュール212
が接続されている。
操作パネル209を操作して電話番号を入力し、電話をかける、一般的な携帯電話端末である。
フラッシュメモリよりなるROM210には、携帯電話101を制御するに必要なソフトウェア、或はユーザに音楽プレーヤ機能やゲーム等の娯楽を提供する様々なアプリケーションソフトウェアが格納されている。ROM210に格納されるアプリケーションソフトウェアの一部は、通信処理部204を通じて外部のサーバからダウンロードして利用可能にすることもできる。
このことは、電話機能にも当てはまる。つまり、通常の電話としての機能も、アプリケーションソフトウェアの動作として実現される。なお、通話機能は最も基本的な機能であり、瞬時に使用可能でなければいけないので、携帯電話端末101の起動と共にROM210からRAM211に転送され、すぐに実行可能な状態になっている。
図3は、USIMカード及びUSIMモジュールの内部構成を示す図である。
図3(a)はUSIMカード301の外観図である。USIMカード301には、コネクタ302が露出している。
図3(b)はUSIMカード301の概略ブロック図である。
USIMカード301は、マイクロプロセッサ(CPU)よりなる制御部304を中心とするマイクロコンピュータを構成する。
コネクタ302はインターフェース303を通じてバス307に接続される。
バス307にはこの他に、フラッシュメモリ305とRAM306が接続されている。
図3(c)は、USIMカード301のフラッシュメモリ305に格納されているUSIMモジュール212の内部構成を示す図である。
USIMモジュール212は、USIMカード301というハードウェアの一部をなすフラッシュメモリ305に内包されている、論理的な存在であり、通信事業者に接続するための情報を複数格納可能な接続情報記憶モジュールである。
USIMモジュール212は、一つのマスターファイル308と、一つ以上のUSIMアプリケーションよりなる。
マスターファイル308は、ファイルシステムのルートディレクトリと同様の機能を提供する。つまり、USIMモジュールとして何が存在するのかを示す情報が記録されている。また、マスターファイル308には、USIMカード301のハードウェア(UICC:Universal Integrated Circuit Card)をユニークに識別するための識別番号が記録されている。
図3(c)では、「USIMアプリケーション#1」309と「USIMアプリケーション#2」310が存在する。
図3(d)は、USIMアプリケーションの内部構成を示す図である。
USIMアプリケーションは、ある通信事業者に対して接続サービスを受けるための情報が記録されているものであり、事業者番号及び加入者識別情報311、電話番号312、そして通信プログラム313などからなる。ここで、通信プログラム313とは、USIMカード301にとっての上位装置である携帯電話本体と、暗号化処理を伴う情報の送受信等に用いられるものである。
図4は、本実施形態にかかる携帯電話端末101における、通信事業者切り替え機能を実現する部分の、機能ブロック図である。
アプリケーションテーブル402はフラッシュメモリであるROM210に格納される。ユーザの操作に応じて内容(レコード)が追加されたり、書き換えられることもある。
ユーザが操作パネル209を操作すると、制御部202は携帯電話アプリケーション群403の中から、ユーザによって選択された携帯電話アプリケーションを起動する。その際、アプリケーションテーブル402を読んで、当該携帯電話アプリケーションが通信を必要とするものなのか否かを判定し、必要であれば通信処理部204を制御する。また、現在位置登録をしている事業者と異なる事業者に切り替える必要がある場合は、USIMモジュール212を読み込み、通信処理部204を制御して、然るべき事業者に接続を切り替える。
携帯電話アプリケーション群403は、RAM211及びROM210に格納されている。例えば、電話機能は前述のようにRAM211に格納される。また、音楽プレーヤ機能など、電話機能と比べて優先順位の低い機能の携帯電話アプリケーションはROM210に格納され、実行の度にRAM211に読み込まれる。これら携帯電話アプリケーション群403にはユニークな番号(以下「アプリケーション番号」)が振られており、その番号を指定することで実行できる。
図5(a)及び(b)は、アプリケーションテーブル402及びUSIMテーブル503の内部構成を示す図である。
図5(a)はアプリケーションテーブル402の内部構成を示す。
アプリケーションテーブル402は、前述のアプリケーション番号が格納されている「アプリケーション番号」フィールドと、それら対応する携帯電話アプリケーションに関する属性情報が列挙格納されるテーブルであり、ROM210に記憶されている。
「通信要/不要」フィールドは、当該携帯電話アプリケーションが事業者との通信を必要とするのか否かを記載する、フラグフィールドである。
「USIM番号」フィールドは、USIMアプリケーションの番号、つまり通信をする事業者を記載する、数値フィールドである。
「変更可/不可」フィールドは、当該携帯電話アプリケーションが通信事業者との通信を必要とする場合、その事業者を変更することが可能なのか否かを記載する、フラグフィールドである。
例えば、ユーザが契約をしている通信事業者が二つあり、そのうちの片方の事業者が音声通話を提供しないMVNO事業者である場合は、音声通話機能は「変更不可」にせざるを得ない。また、特定のオンラインゲームの利用が特定の通信事業者との接続に限定される場合も、「変更不可」となる。
図5(b)はUSIMテーブル503の内部構成を示す。
アプリケーションテーブル402の「変更可/不可」フィールドが「Y」のレコードにかかるアプリケーション番号は、複数の通信事業者を利用可能である。そこで、利用可能な通信事業者を別のテーブルにて列挙する。
図5(a)及び(b)では、利用可能な通信事業者として、図3(c)に記した「USIMアプリケーション#1」309と「USIMアプリケーション#2」310の二つのみ記述している。しかし、所定のアプリケーション番号にて利用可能な通信事業者が増えれば、USIMテーブル503のレコード数も増えることとなる。
なお、図5では図示していないが、携帯電話端末101は、現在位置登録をしている通信事業者に関する情報を、RAM211内に保持している。つまり、通信事業者を変更する度に、現在位置登録をしている通信事業者に関する情報は書き換わる。
図5において、「アプリケーション番号12」及び「14」は、通信事業者との通信を必要としない、携帯電話アプリケーションである。このため、「USIM番号」フィールドと「変更可/不可」フィールドは、空欄である。
一方、「アプリケーション番号01」、「10」、「11」、「13」、「15」及び「16」は、通信事業者との通信を必要とする、携帯電話アプリケーションである。このため、「USIM番号」フィールドには番号が記録され、「変更可/不可」フィールドには、「変更可」を示す「Y」か、「変更不可」を示す「N」のいずれかが記録されている。
ユーザが操作パネル209を操作すると、アプリケーション番号が制御部202に入力される。制御部202は、アプリケーション番号に基づいてアプリケーションテーブル402を検索し、所定の設定を行い、必要に応じて携帯電話アプリケーション群403から該当する携帯電話アプリケーションを指定して、実行する。
なお、その際に、携帯電話アプリケーションに対応する通信事業者との接続を必要とする場合は、USIMモジュール212のUSIMアプリケーションを読み込み、通信処理部204を制御する。
携帯電話端末101の動作の一例を記す。
携帯電話端末101に電源を投入した直後は、通話機能が利用可能になっている必要がある。このため、電源投入直後において、制御部202は、アプリケーションテーブル402の第1レコードに記録されている、「アプリケーション番号01」の音声通話アプリケーションをRAM211に読み込み、実行する。
この状態において、ユーザが操作パネル209を操作して、メール送受信を実行しようとすると、アプリケーションテーブル402の第2レコードには、「USIM番号」フィールドに「2」と書かれている。これは、電話機能を実行するときに選択したUSIM番号「1」と異なる。そこで、メール送受信の際には、先立って通信事業者の変更処理を行う。
これ以外の携帯電話アプリケーションの動作においても、同様の処理を行う。
図6は、携帯電話端末101が通信事業者を選択する際のシーケンス図である。前述の動作の一例をより詳細に説明するものである。
携帯電話端末101の電源スイッチを操作して電源オン状態にすると(S601)、携帯電話アプリケーションを選択する動作として、アプリケーションテーブル402の第1レコードにある電話機能が選択され(S602)、制御部202はこれを実行する(S603)。
制御部202は電話機能を実行する際に、アプリケーションテーブル402の第1レコードのUSIM番号フィールドを見て、事業者を選択し(S604)、「USIMアプリケーション#1」309を読み出し(S605、S606)、通信処理部204に依頼する(S607)。
通信処理部204は、事業者Aに対し、位置登録処理(Attatch処理)を行う(S608、S609)。
電話機能が有効に機能している状態において、ユーザが操作パネル209を操作して、何らかのコンテンツを選択すると、この操作に呼応して、対応する携帯電話アプリケーションが選択される(S610)。
この選択動作に呼応して、制御部202はアプリケーションテーブル402の所定のレコードの「USIM番号」フィールドを見て、事業者Bを選択し(S612)、「USIMアプリケーション#2」310を読み出し(S613、S614)、通信処理部204に依頼する(S615)。
通信処理部204は、事業者Aに対し、位置登録解除処理(Detach処理)を行い(S616、S617)、その後事業者Bに対し、位置登録処理(Reattach処理)を行う(S618、S619)。
図7は、携帯電話端末101が通信事業者を選択する動作を示すフローチャートである。図6のステップS610からS619までの動作をより汎用的に説明するものである。
ユーザが操作パネル209を操作して、所望のコンテンツ或はアプリケーションを選択すると(S701)、制御部202は、ユーザが起動しようとする携帯電話アプリケーションの情報、即ちアプリケーション番号を取得する。そして、制御部202はアプリケーションテーブル402を読み、アプリケーション番号で検索し、起動しようとする携帯電話アプリケーションの諸情報を取得する(S702)。
次に、制御部202はアプリケーションテーブル402から取得した情報(レコード)の「通信要/不要」フィールドを見て、その携帯電話アプリケーションは通信が必要なものなのか否かを確認する(S703)。もし、音楽プレーヤ機能やスタンドアロンのゲームなど、通信機能を必要としない携帯電話アプリケーションである場合は、そのまま当該携帯電話アプリケーションを実行し(S704)、
一連の判断処理を終了する(S705)。
ステップS703で、その携帯電話アプリケーションが通信を必要とするものなのか否かを確認した結果、通信機能を必要とするものであると判明した場合には、
制御部202は次に、現在携帯電話端末101が位置登録している事業者と同じ事業者であるのかを確認する(S706)。アプリケーションテーブル402から取得した情報(レコード)の「USIM番号」フィールドの内容と、RAM211内に保持している、現在位置登録をしている通信事業者に関する情報とを比較する。
もし、現在位置登録している事業者を利用するのであれば、制御部202はそのままアプリケーションを実行し(S707)、一連の判断処理を終了する(S708)。
図5の例では、音声通話可能な状態(アプリケーション番号01)から、ニュースと天気予報を選択する場合(アプリケーション番号13)がこれに該当する。
ステップS706で、その携帯電話アプリケーションが通信を必要とする事業者が、現在携帯電話端末101が位置登録している事業者と同じ事業者であるのかを確認した結果、異なる通信事業者であると判明した場合は、制御部202は次に、これから実行しようとする携帯電話アプリケーションが、現在携帯電話端末101が位置登録している事業者でも実行可能であるのか否かを確認する(S709)。
アプリケーションテーブル402から取得した情報(レコード)の「変更可/不可」フィールドの内容と、USIMテーブル503から取得した情報(レコード)の「USIM番号」フィールドの内容と、RAM211内に保持している、現在位置登録をしている通信事業者に関する情報とを比較する。
もし、現在位置登録している事業者がそのまま利用できるのであれば、「現在の事業者をこのまま利用しますか?」と問い合わせるメニューを表示し、ユーザによる選択動作を待つ(S710)。
ここで、「現在位置登録している事業者がそのまま利用できる」条件は、
・アプリケーションテーブル402の「変更可/不可」フィールドが「Y」であり、
・USIMテーブル503の該当レコードに、RAM211内に保持している、現在位置登録をしている通信事業者に関する情報と同じUSIM番号がある
ことが必要である。
ユーザによる選択動作の結果、ユーザが現在位置登録している通信事業者のままアプリケーションを実行したい、との意思表示を確認したら(S711のY)、そのままアプリケーションを実行し(S707)、一連の判断処理を終了する(S708)。
ステップS711で、ユーザによる選択動作の結果、ユーザが現在位置登録している通信事業者を替えてアプリケーションを実行したい、との意思表示を確認したら(S711のN)、
ユーザが現在位置登録している通信事業者との位置登録解除処理(Detach処理)を行い(S712)、所望の通信事業者との位置登録処理(Reattach処理)を行ってから(S713)、アプリケーションを実行し(S707)、一連の判断処理を終了する(S708)。
ステップS709で、現在位置登録している事業者が利用できないことが判明したら、「これから通信事業者を切り替えて実行しますか?」と問い合わせるメニューを表示し、ユーザによる選択動作を待つ(S714)。
ユーザによる選択動作の結果、ユーザが通信事業者を切り替えてアプリケーションを実行したい、との意思表示を確認したら(S715のY)、ユーザが現在位置登録している通信事業者との位置登録解除処理(Detach処理)を行い(S712)、所望の通信事業者との位置登録処理(Reattach処理)を行ってから(S713)、アプリケーションを実行し(S707)、一連の判断処理を終了する(S708)。
ユーザによる選択動作の結果、ユーザが通信事業者を切り替えてまでアプリケーションを実行したくはない、との意思表示を確認したら(S715のN)、元のメニューに戻り(S716)、何もせずに終了する(S717)。
本実施形態には、以下のような応用例が考えられる。
(1)アプリケーションを指定して実行する方法は、番号に限られない。アプリケーションのファイル名であってもよい。
本実施形態においては、必要に応じて通信事業者の選択動作を自動的に遂行できる携帯電話を開示した。
実行したいアプリケーションに応じて通信事業者を自動的に選択することができるので、MVNO事業者を利用したサービスが手軽に実現できる。
本実施形態により、MVNO事業者の普及促進に繋がることが期待できる。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
本発明の一実施の形態による、携帯電話端末と通信事業者との関係を示す概略図である。 本実施の形態の例である携帯電話端末の内部構成を示すブロック図である。 USIMカード及びUSIMモジュールの内部構成を示す図である。 本実施形態にかかる携帯電話における、通信事業者切り替え機能を実現する部分の、機能ブロック図である。 アプリケーションテーブル及びUSIMテーブルの内部構成を示す図である。 携帯電話端末が通信事業者を選択する際のシーケンス図である。 携帯電話端末が通信事業者を選択する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101、106…携帯電話端末、102…事業者A、103…事業者B、104…公衆交換電話網、105…固定電話、107…SMTPサーバ、108…インターネット、109…webサーバ、202…制御部、203…バス、204…通信処理部、205…アンテナ、206…スピーカ、207…マイクロフォン、208…表示部、209…操作パネル、210…ROM、211…RAM、212…USIMモジュール、301…USIMカード、302…コネクタ、304…制御部、305…フラッシュメモリ、306…RAM、307…バス、308…マスターファイル、309…「USIMアプリケーション#1」、310…「USIMアプリケーション#2」、311…事業者番号及び加入者識別情報、312…電話番号、313…通信プログラム、402…アプリケーションテーブル、403…携帯電話アプリケーション群、503…USIMテーブル

Claims (3)

  1. アプリケーション選択指示を発する操作パネルと、
    通信事業者に接続するための情報を複数格納可能な接続情報記憶モジュールと、
    前記通信事業者に接続する処理を行う通信処理部と、
    前記アプリケーション選択指示に対応するアプリケーションが格納されるアプリケーション群と、
    前記アプリケーション群について、通信を要するかを示す情報と、前記通信事業者に接続するための情報のうちの一つを示す情報とが格納されるアプリケーションテーブルと、
    前記操作パネルからアプリケーション選択指示を受け、前記アプリケーション選択指示に基づいて前記アプリケーションテーブルを検索し、現在位置登録している通信事業者と異なる通信事業者と接続する必要があると判断すると、前記接続情報記憶モジュールから前記通信事業者に接続するための情報を読み込み、前記通信処理部を制御する制御部と
    を具備することを特徴とする、無線通信端末。
  2. 前記アプリケーションテーブルは更に、前記通信事業者の変更の可否を記す情報が格納されており、
    前記制御部は、前記通信事業者の変更の可否を記す情報に基づいて、前記通信事業者の変更を行うか否かを利用者に選択させることを特徴とする、請求項1記載の無線通信端末。
  3. 操作パネルから発されるアプリケーション選択指示に基づいてアプリケーションテーブルを検索し、起動しようとするアプリケーションの情報を取得する第1のステップと、
    前記起動しようとするアプリケーションが通信を必要とするか否かを検証する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて、通信が必要であり、且つ現在位置登録している通信事業者ではない通信事業者に接続する必要があるか否かを検証する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて、現在位置登録している通信事業者ではない通信事業者に接続する必要があると判断したことを受け、前記現在位置登録している通信事業者との位置登録を解除する第4のステップと、
    前記第4のステップの後、所望の通信事業者への位置登録を行う第5のステップと
    を含むことを特徴とする、通信事業者選択方法。
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