JP2008271014A - 光バースト信号受信装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PON通信システム用の光バースト信号受信装置において、受信された光バースト信号を光電変換して得られる電気信号のピークホールド値を表す信号の微分波形から、前記光バースト信号に含まれるプリアンブル部の位置を検出する検出手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
図10を参照して、バーストbyバーストAGC法の概念を説明する。図10(a)は、一本の基幹光ファイバ820を介して各加入者U1,U2,…,Unから時間間隔をおいて順次的に受信する光バースト信号の信号レベルを模式的に表わしており、同図に示すように、各加入者から受信する信号レベルは異なっている。バーストbyバーストAGC法では、図10(b)に示すように、バースト信号をAGC回路920に入力して増幅すると共に、信号レベル検出回路910により各バースト信号に含まれるバーストセルの信号レベルを検出し、その検出結果に基づきAGC回路920のゲインを最適な値に制御し、これにより、各加入者からのバースト信号の信号レベルを略一定に調整している。
プリバイアス部は、フォトダイオードに上述の起動用のバイアス電流を供給するためのものであり、バーストセルのような伝送されるべき情報を含んでいないため、再生の必要がなく、プリバイアス部の波形(バイアス分)を除外してバースト信号を再生することが望ましい。
従って、PON通信システムの場合、バーストセルの信号レベルを正しく検出することに対する要請があり、そのための手法として次のような手法が考えられる。
プリバイアス部の区間を予め予測しておき、バースト信号の先頭部(プリバイアス部の先頭部)から、上記予測したプリバイアス部の区間の後の信号レベルを検出することで、プリバイアス部を除いてバーストセルの信号レベルを検出する。
(第2の手法)
プリバイアス部の信号レベルを検出し、バースト信号からプリバイアス部の信号レベルを差し引くことで、プリバイアス部の信号レベルをキャンセルする。
まず、第1の手法によれば、プリバイアス部の区間長が変化すると、バーストセルの信号レベルを正しく検出することができないという問題がある。
具体的に説明すると、前述の図12(a)に示すようなプリバイアス部の信号波形に対してはプリバイアス部の信号レベルをキャンセルすることは可能であるが、図12(b),(c)に示すような信号波形に対してはプリバイアス部の信号レベルをキャンセルすることができない。
本実施形態に係る光バースト信号受信装置は、PON通信システム用の光バースト信号受信装置であって、受信された光バースト信号を光電変換して得られる電気信号のピークホールド値を表す信号の微分波形から、光バースト信号に含まれるプリアンブル部の位置を検出する検出手段を備えたことを特徴としている。
レベル検出部103は、トランスインピーダンスアンプ102から出力される電圧信号Cの信号レベルを検出するものであり、その検出結果として電圧信号Fを出力する。
同図に示すように、プリアンブル位置検出回路104は、差動アンプ104A、ピークホールド回路104B、微分回路104C、ゲインアンプ104D、リファレンス電圧発生回路104E及び104Fから構成される。
光バースト信号Aが受光素子101に入射されると、受光素子101は光バースト信号Aを電流信号Bに光電変換し、この電流信号Bをトランスインピーダンスアンプ102が電圧信号Cに変換する。このとき、トランスインピーダンスアンプ102の構成上、電圧信号Cの位相は、電流信号B(または光バースト信号A)の位相に対して逆相になる。
以上により、光バースト信号受信装置100は、光バースト信号Aを受信し、この光バースト信号に対応する電気信号のバースト信号として、信号レベルが略一定に調整された電圧信号Eを出力する。
光バースト信号Aのバーストセルの受信に先立って、本光バースト信号受信装置の全体を制御する図示しない制御ユニットは、リセット信号RSTによりピークホールド回路104Bをリセットし、そのピークホールド値を表す電圧信号Jを初期化する。このピークホールド回路104Bがリセットされた状態から、光バースト信号Aのバーストセルを受信すると、上述のように、受光素子101が光バースト信号Aを電流信号Bに光電変換し、トランスインピーダンスアンプ102が、電流信号Bとは逆相の電圧信号Cを出力する。
ゲイン制御部105は、以下に説明するように、レベル検出部103の検出結果である電圧信号Cの信号レベルと、プリアンブル位置検出回路104の検出結果であるプリアンブル部の開始位置を表す電圧信号Gとに基づき、電圧信号Cの信号レベルが略一定となるように、トランスインピーダンスアンプ102のゲインを制御する。
図6に第1の変形例を示す。前述の図1に示す構成では、トランスインピーダンスアンプ102として、入力電流信号に対して逆相の出力電圧信号を出力するものを採用したが、図6に示すように、入力電流信号に対して同相の出力電圧信号を出力するトランスインピーダンスアンプ102Aを採用してもよい。この場合、図2に示す差動アンプ104Aに相当する構成は不要となり、構成を簡略化することができる。
図7に第2の変形例を示す。前述の図2に示す構成では、ゲインアンプ104Dを設けたが、図7に示すように、ゲインアンプ104Dを省略し、微分回路104Cの出力信号Kをゲイン制御部105に与えてもよい。この場合も、電圧信号Kに含まれる微分波形のパルス信号(上述のパルスP1,P2の元になる微分波形パルス)により、プリバイアス部及びプリアンブルの開始位置を正しく把握することができる。
図8に第3の変形例を示す。図8に示すように、プリバイアス部をマスクするためのマスク回路として、前述の図1に示す構成において、プリアンブル位置検出回路104の後段にRSフリップフロップ回路142を設け、増幅器107の後段にAND回路144を設けても良い。ただし、図8では、図1に示すレベル検出部103、ゲイン制御部105、しきい値検出部106の表記が省略されている。
図8に示す構成によれば、プリアンブル位置検出回路104の後段に接続されたRSフリップフロップ回路142は、プリアンブル開始位置を検出した際に、プリアンブル位置検出回路104から出力される電圧信号G(パルスP2)をセット端子(S)に入力し、バースト信号入力前に外部から印加されるリセット信号RSTをリセット端子(R)に入力し、セット信号(S)が入力されてからリセット信号RST(R)が入力されるまでの間は、論理レベルとしてハイレベルを出力する。
102;トランスインピーダンスアンプ
103;レベル検出部
104;プリアンブル位置検出回路
105;ゲイン制御部
106;しきい値検出部
107;増幅器
104A;差動アンプ
104B;ピークホールド回路
104C;微分回路
104D;ゲインアンプ
Claims (4)
- PON通信システム用の光バースト信号受信装置において、
入射された光バースト信号を光電変換して得られる電気信号のピークホールド値を表す信号の微分波形から、前記光バースト信号に含まれるプリアンブル部の位置を検出する検出手段を備えたことを特徴とする光バースト信号受信装置。 - 前記検出手段は、
前記電気信号のピークレベルを検出して前記ピークホールド値を出力すると共に、所定のリセット信号に基づき前記ピークホールド値をリセットするように構成されたピークホールド回路と、
前記ピークホールド回路の出力信号を微分する微分回路と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の光バースト信号受信装置。 - 前記光バースト信号を光電変換して得られる電気信号の信号レベルを調整するための増幅手段を備え、
前記増幅手段は、
前記電気信号として前記光バースト信号を光電変換して得られる電流信号を、該電流信号とは逆相の電圧信号に変換するトランスインピーダンスアンプと、
前記トランスインピーダンスアンプの出力信号と所定のリファレンス電圧との差分を増幅して、前記トランスインピーダンスアンプの出力信号とは逆相の電圧信号を出力する差動アンプと、
から構成されたことを特徴とする請求項1または2の何れか1項記載の光バースト信号受信装置。 - PON通信システムにおける光バースト信号受信方法であって、
光バースト信号を電流信号に光電変換し、
前記電流信号を第1の電圧信号に電流/電圧変換し、
前記第1の電圧信号を第2の電圧信号に増幅し、
前記第2の電圧信号のピークレベルを検出して該第2の電圧信号のピークホールド値を表す波形信号を生成し、
前記波形信号を微分し、
前記波形信号の微分波形から前記プリアンブル部の開始位置を特定し、
前記特定された前記プリアンブル部の開始位置に基づき前記プリアンブル部の信号レベルを検出し、
前記検出された前記プリアンブル部の信号レベルに基づき、前記第2の電圧信号の信号レベルを略一定とするように前記増幅のゲインを制御することを特徴とする光バースト信号受信方法。
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