JP2008270900A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理負担の増大を抑えつつ、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止することができる。
【解決手段】携帯端末10では、自端末がセルフモード状態である場合、自端末が基地局20の圏外である場合、自端末がローミングアウト状態である場合、及び自端末が通信中である場合には、一律に表示部108に表示不能情報が表示される。したがって、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止できる。また、携帯端末10では、表示不能情報の確度を考慮して、第1の状態判断部102及び第2の状態判断部103において、上述の順序で表示不能情報を表示するか否かの判断を行っている。したがって、表示不能情報の表示にあたっての処理負担の軽減が図られている。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の通信方式によるデータ通信に対応する携帯端末に関する。
従来、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)に代表される高速データ通信を利用してパケット通信を行う携帯端末が知られている。このような携帯端末として、例えば特許文献1に記載の携帯端末がある。この従来の携帯端末は、当該端末の在圏セルがサービスエリア内であるか否かを示すエリア情報を受信する。そして、受信したエリア情報に基づいて、当該端末がHSDPAを利用できるか否かを示すエリア情報をディスプレイに表示させる。
特開2006−173778号公報
ところで、上述したような携帯端末では、ユーザが高速データ通信のエリア情報の表示を希望した場合であっても、一定の環境下では、基地局からエリア情報を取得できない場合がある。また、携帯端末の通信状態によっては、取得したエリア情報と実際に携帯端末が高速データ通信を利用できるか否かが一致せずディスプレイに誤ったエリア情報が表示されてしまう場合も考えられる。一方、エリア情報を表示するにあたって複雑な判断を行うと、処理負担の増大が問題となる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、処理負担の増大を抑えつつ、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、特定の通信方式によるデータ通信に対応する携帯端末であって、
自端末が通信可能な状態か否かを判断する第1の状態判断手段と、第1の状態判断手段によって自端末が通信可能であると判断した場合に、自端末のローミングアウト状態・通信状態を判断する第2の状態判断手段と、第1の状態判断手段によって自端末が通信不可能な状態と判断された場合、又は第2の状態判断手段によって自端末がローミングアウト状態・通信状態であると判断された場合に、自端末の在圏する基地局によって報知される特定の通信方式のエリア情報を表示できない旨を示す表示不能情報を表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
この携帯端末では、自端末が通信不可能であってエリア情報を取得できない場合や、自端末が通信状態であって、取得したエリア情報と実際に携帯端末が特定の通信方式を利用できるか否かが一致しないおそれがある場合には、一律に表示不能情報が表示される。したがって、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止することができる。また、自端末が通信不可能な場合は、エリア情報を基地局から受信できない場合であるのに対し、自端末が通信状態である場合には、エリア情報を基地局から受信すること自体はできるが、取得したエリア情報と実際に携帯端末が特定の通信方式を利用できるか否かが一致しないおそれがある場合である。この場合、表示不能情報の確度は、自端末が通信不可能である場合の方が、自端末が通信状態である場合に比べて高いと言える。したがって、第1の状態判断手段による判断を第2の状態判断手段よりも優先して行うことにより、表示不能情報の表示にあたっての処理負担も抑えられる。
また、第1の状態判断手段は、自端末がセルフモード状態であるか否か、及び自端末が基地局の圏外であるか否かをこの順に判断することが好ましい。自端末がセルフモード状態である場合、自端末の受信機がオフ状態となっており、エリア情報を基地局から受信することはできない。また、自端末が圏外である場合は、自端末から電波を発信すること自体は可能であるが、エリア情報を基地局から受信することはできない。この場合、表示不能情報の確度は、自端末がセルフモード状態である場合の方が、自端末が圏外である場合に比べて高いと言える。したがって、自端末がセルフモード状態であるか否かを先に判断することにより、表示不能情報の表示にあたっての処理負担をより軽減することが可能となる。
また、第2の状態判断手段は、自端末がローミングアウト状態であるか否か、及び自端末が通信中であるか否かをこの順に判断することが好ましい。自端末がローミングアウト状態である場合、ローミングアウト先の基地局が特定の通信方式に対応している場合には、エリア情報を基地局から受信することも可能であるが、特定の通信方式の利用が許可されていない場合がある。また、自端末が通信中である場合には、特定の通信方式を利用することはできるが、基地局から新たなエリア情報を受信できない。そのため、例えば通信中に自端末が隣接する基地局に移動すると、移動先の基地局では特定の通信方式を利用できないにもかかわらず、誤ったエリア情報が表示され続けるおそれがある。この場合、表示不能情報の確度は、自端末がローミングアウト状態である場合の方が、自端末が通信中である場合に比べて高いと言える。したがって、自端末がローミングアウト状態であるか否かを先に判断することにより、表示不能情報の表示にあたっての処理負担をより軽減することが可能となる。なお、ここでいうローミングアウト状態には、ローミング待ち受け状態やローミング通信状態も含まれる。
また、表示制御手段は、第1の状態判断手段によって判断された自端末の通信可否の状態、又は第2の状態判断手段によって判断された自端末のローミングアウト状態・通信状態を、表示不能情報と共に表示手段に表示することが好ましい。こうすると、表示不能情報が表示された原因をユーザ側で容易に把握できる。
また、特定の通信方式は、HSDPAであることが好ましい。この場合、パケット通信に有用なHSDPAによる通信において、処理負担の増大を抑えつつ、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止することができる。
本発明に係る携帯端末によれば、処理負担の増大を抑えつつ、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る携帯端末の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。図1に示す携帯端末10は、通常モードとは異なる高速データ通信に対応した携帯端末である。このような高速データ通信は、例えば変調方式の変更や、使用するチャネル数の増加によって実現されるものである。本実施形態における携帯端末10は、高速データ通信の一つであるHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)に対応している。携帯端末10は、自端末が在圏する基地局20を介して、HSDPAを提供する通信事業者によって管理されるネットワークNと相互に通信可能に接続されている。
基地局20は、HSDPA対応基地局及びHSDPA非対応基地局の2つのタイプが存在する。HSDPA対応基地局は、HSDPAを用いたパケット通信を可能とするための通信設備を備えたHSDPA対応の基地局である。HSDPA非対応基地局は、例えば従来のW−CDMAを用いたパケット通信を可能とするための設備を備えているが、HSDPAを用いたパケット通信を可能とするための通信設備を備えていない基地局である。この基地局20は、HSDPAの利用可能エリアである旨を示すエリア情報を、在圏する携帯端末に向けて送信する。
携帯端末10は、例えばユーザが所有する携帯電話機である。携帯端末10は、図2に示すように、物理的な構成要素として、CPU11といった演算装置と、RAM12、ROM13といった記憶装置と、プッシュボタン等の操作部14と、ネットワークカードといった通信モジュール15と、液晶パネルディスプレイといった表示部108とを備えている。後述する携帯端末10の各機能は、同図に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御下で通信モジュール15、操作部14、及び表示部108を動作させ、RAM12等のデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
携帯端末10は、図1に示すように、機能的な構成要素として、第1の状態判断部(第1の判断手段)102と、第2の状態判断部(第2の判断手段)103と、状態管理部104と、エリア情報受信部106と、表示制御部(表示制御手段)107とを備えている。
第1の状態判断部102は、自端末が通信可能な状態か否かを判断する部分である。より具体的には、第1の状態判断部102は、状態管理部104を参照し、まず、携帯端末10がセルフモード状態であるか否かについて判断する。セルフモードとは、マナーモードやドライブモードなどのように、ユーザの操作によって切り替え可能なモードの一つであり、カメラ機能や内蔵ゲームなど電波の送受信を行わずに動作する機能のみを利用するためのモードである。
携帯端末10がセルフモード状態である場合、自端末の受信機がオフ状態となっている。したがって、携帯端末10は、基地局20からエリア情報を受信することができない状態となっている。第1の状態判断部102は、携帯端末10がセルフモード状態であると判断した場合には、その旨を示す状態情報を生成して表示制御部107に出力する。
また、第1の状態判断部102は、携帯端末10がセルフモード状態でないと判断した場合には、状態管理部104を再度参照し、携帯端末10が基地局20の圏外であるか否かについて判断する。携帯端末10が基地局20の圏外である場合、携帯端末10は、基地局20からエリア情報を受信することができない状態となっている。第1の状態判断部102は、携帯端末10が圏外であると判断した場合には、その旨を示す状態情報を生成して表示制御部107に出力する。一方、第1の状態判断部102は、携帯端末10が圏外でないと判断した場合には、後続の判断の開始を指示する指示情報を第2の状態判断部103に出力する。
第2の状態判断部103は、自端末が通信状態であるか否かを判断する部分である。より具体的には、第2の状態判断部103は、第1の状態判断部102から指示情報を受け取ると、状態管理部104を参照し、まず、携帯端末10がローミングアウト状態であるか否かについて判断する。より具体的には、第2の状態判断部103は、携帯端末10がローミング待受状態であるか否か、及び携帯端末10がローミング通信状態であるか否かを判断する。
携帯端末10がローミングアウト状態である場合には、ローミングアウト先の基地局20がHSDPAに対応している場合には、エリア情報を基地局20から受信することも可能である。しかしながら、このようなローミングアウト状態においては、ネットワークN以外の他の通信網を用いた通信を行うので、HSDPAの利用が事業者によって許可されていない可能性がある。したがって、基地局20からエリア情報を取得した場合であっても、実際にHSDPAを利用することができず、ユーザに誤ったエリア情報が表示されてしまう場合がある。第2の状態判断部103は、携帯端末10がローミングアウト状態である場合には、その旨を示す状態情報を生成して表示制御部107に出力する。
また、第2の状態判断部103は、携帯端末10がローミングアウト状態でないと判断した場合には、状態管理部104を再度参照し、携帯端末10が通信中であるか否かについて判断する。ここでいう通信中とは、CS呼/PS呼のいずれも含むものとする。携帯端末10が通信中である場合、HSDPAを利用することはできるが、基地局から新たなエリア情報を受信してエリア情報を更新することができない。そのため、例えば通信中に携帯端末10が隣接する基地局に移動すると、移動先の基地局ではHSDPAを利用できないにもかかわらず、誤ったエリア情報が表示され続ける場合がある。第2の状態判断部103は、携帯端末10が通信中であると判断した場合には、その旨を示す状態情報を生成して表示制御部107に出力する。
状態管理部104は、携帯端末10が、通信可能な状態か否か、及び通信状態であるか否かの情報を集約した状態テーブルを管理する部分である。図3に、状態テーブルの一例を示す。図3に示す例では、設定モード「セルフモード」、電波状態「圏外」、ローミングアウト状態「非ローミングアウト」、及び通信状態「非通信中」の各状態が格納されている。
エリア情報受信部106は、基地局20からエリア情報を受信する部分である。エリア情報受信部106は、基地局20から送信されるエリア情報を受信して、表示制御部107に出力する。なお、エリア情報受信部106は、携帯端末10が在圏している基地局20がHSDPA非対応の基地局である場合には、エリア情報を受信できない。
表示制御部107は、表示部108に表示する文字・画像等の制御を行う部分である。表示制御部107は、図4(a)に示すように、エリア情報の受信の有無に基づいて、表示部108の上部にアンテナマークM1を表示させる。アンテナマークM1では、中央のアンテナ画像の右側に表示された3本の縦棒が、一般的な携帯端末と同様の電波状態を表している。
表示制御部107は、エリア情報受信部106からエリア情報を受け取った場合には、アンテナ画像の左側に2本の縦棒を更に表示し、ユーザに対して携帯端末10がHSDPAエリア圏内に位置していることを通知する。一方、表示制御部107は、エリア情報受信部106からエリア情報を受け取っていない場合には、アンテナ画像の左側には縦棒を表示せず、ユーザに対して携帯端末10がHSDPAエリア圏外に位置していることを通知する。
一方、表示制御部107は、第1の状態判断部102から自端末がセルフモードである旨又は圏外である旨の状態情報を受け取った場合には、アンテナマークM1を表示させる代わりに、アンテナマークM1の表示位置に例えば「SELF」「圏外」と表示させる。また、表示制御部107は、第2の状態判断部103から自端末がローミングアウト状態又は通信中である旨の状態情報を受け取った場合には、アンテナ画像の左側には縦棒を表示せず、例えば図4(b)に示すように、状態情報に基づいて、表示部108の中央部分にメッセージボックスM2を表示させる。メッセージボックスM2には、エリア情報を表示できない旨を示す表示不能情報が表示される。
また、表示制御部107は、エリア情報を表示できない理由、すなわち、第1の状態判断部102によって判断された自端末の状態情報、又は第2の状態判断部103によって判断された自端末の状態情報をメッセージボックスM2に併記する。図4(b)の例では、「現在ローミングアウト状態のため、HSDPAエリア表示できません」といったメッセージが表示されている。
続いて、上述した携帯端末10の動作について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
携帯端末10では、通常、在圏する基地局20からエリア情報をエリア情報受信部106で受信し、その情報をアンテナマークM1(図4(a)参照)として表示部108に表示させる。この表示制御処理にあたっては、以下の処理が行われる。
この表示制御処理では、まず、第1の状態判断部102において、携帯端末10がセルフモード状態であるか否かについて判断される(ステップS01)。このステップS01において、携帯端末10がセルフモード状態であると判断された場合、第1の状態判断部102から表示制御部に状態情報が出力され、表示不能情報と、携帯端末10がセルフモード状態である旨とが表示部108に表示される(ステップS06)。一方、ステップS01において、携帯端末10がセルフモード状態でないと判断された場合、第1の状態判断部102において、携帯端末10が基地局20の圏外であるか否かが更に判断される(ステップS02)。
ステップS02において、携帯端末10が基地局20の圏外であると判断された場合、第1の状態判断部102から表示制御部に状態情報が出力され、表示不能情報と、携帯端末10が基地局20の圏外である旨とが表示部108に表示される(ステップS06)。一方、ステップS02において、携帯端末10が基地局20の圏外でないと判断された場合、次に、第2の状態判断部103において、携帯端末10がローミングアウト状態であるか否かについて判断される(ステップS03)。
ステップS03において、携帯端末10がローミングアウト状態であると判断された場合、第2の状態判断部103から表示制御部に状態情報が出力され、表示不能情報と、携帯端末10がローミングアウト状態である旨とが表示部108に表示される(ステップS06)。一方、ステップS03において、携帯端末10がローミングアウト状態でないと判断された場合、第2の状態判断部103において、携帯端末10が通信中であるか否かが更に判断される(ステップS04)。
ステップS04において、携帯端末10が通信中であると判断された場合、第2の状態判断部103から表示制御部に状態情報が出力され、表示不能情報と、携帯端末10が通信中である旨とが表示部108に表示される(ステップS06)。一方、ステップS04において、携帯端末10が通信中でないと判断された場合、エリア情報受信部106から表示制御部107にエリア情報が出力され、表示部108にエリア情報が表示される(ステップS05)。
表示制御部107は、エリア情報受信部106からエリア情報を受け取った場合には、アンテナ画像の左側に2本の縦棒を更に表示し、ユーザに対して携帯端末10がHSDPAエリア圏内に位置していることを通知する。一方、表示制御部107は、エリア情報受信部106からエリア情報を受け取っていない場合には、アンテナ画像の左側には縦棒を表示せず、ユーザに対して携帯端末10がHSDPAエリア圏外に位置していることを通知する。
以上説明したように、携帯端末10では、自端末がセルフモード状態である場合、自端末が基地局20の圏外である場合、自端末がローミングアウト状態である場合、及び自端末が通信中である場合には、一律に表示部108に表示不能情報が表示される。したがって、ユーザへの誤ったエリア情報の表示を抑止できる。また、表示不能情報の表示部108への表示の際には、エリア情報を表示できない理由が表示不能情報と共に併記される。したがって、表示不能情報が表示された原因をユーザ側で容易に把握できる。
また、携帯端末10では、第1の状態判断部102は、自端末がセルフモード状態であるか否か、及び自端末が基地局20の圏外であるか否かをこの順に判断する。自端末がセルフモード状態である場合、自端末の受信機がオフ状態となっており、エリア情報を基地局20から受信することはできない。また、自端末が圏外である場合は、電波を発信すること自体は可能であるが、エリア情報を基地局20から受信することはできない。この場合、表示不能情報の確度は、自端末がセルフモード状態である場合の方が、自端末が圏外である場合に比べて高いと言える。したがって、自端末がセルフモード状態であるか否かを先に判断することにより、表示不能情報の表示にあたっての処理負担の軽減が図られる。
さらに、第2の状態判断部103は、自端末がローミングアウト状態であるか否か、及び自端末が通信中であるか否かをこの順に判断する。自端末がローミングアウト状態である場合、ローミングアウト先の基地局20がHSDPAに対応している場合には、エリア情報を基地局20から受信することも可能であるが、HSDPAの利用が許可されていない場合がある。
また、自端末が通信中である場合には、HSDPAを利用することはできるが、基地局20から新たなエリア情報を受信してエリア情報を更新することができない。そのため、例えば通信中に自端末が隣接する基地局20に移動すると、移動先の基地局20ではHSDPAを利用できないにもかかわらず、誤ったエリア情報が表示され続けるおそれがある。この場合、表示不能情報の確度は、自端末がローミングアウト状態である場合の方が、自端末が通信中である場合に比べて高いと言える。したがって、自端末がローミングアウト状態であるか否かを先に判断することにより、表示不能情報の表示にあたっての処理負担の軽減が一層図られる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上述した実施形態では、携帯端末10内で自動的に第1の状態判断部102及び第2の状態判断部103の判断を行うようにしているが、携帯端末10にHSDPAエリア確認ボタン(図示しない)を設け、ユーザがこのボタンを押下したことを契機として、第1の状態判断部102及び第2の状態判断部103による各判断を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、特定の通信方式としてHSDPAを例示したが、上述した基地局20が、E−DCH(Enhanced Uplink Dedicated Channel)対応の基地局である場合であっても、同様の処理を適用することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末を示す図である。 図1に示した携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 状態管理部に格納される状態テーブルの一例を示す図である。 (a)は、表示部に表示されるエリア情報の一例を示す図であり、(b)は、表示部に表示される表示不能情報の一例を示す図である。 図1に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…携帯端末、20…基地局、102…第1の状態判断部(第1の状態判断手段)、103…第2の状態判断部(第2の状態判断手段)、107…表示制御部(表示制御手段)、108…表示部(表示手段)。

Claims (5)

  1. 特定の通信方式によるデータ通信に対応する携帯端末であって、
    自端末が通信可能な状態か否かを判断する第1の状態判断手段と、
    前記第1の状態判断手段によって自端末が通信可能であると判断した場合に、自端末のローミングアウト状態・通信状態を判断する第2の状態判断手段と、
    前記第1の状態判断手段によって自端末が通信不可能な状態と判断された場合、又は前記第2の状態判断手段によって自端末がローミングアウト状態・通信状態であると判断された場合に、自端末の在圏する基地局によって報知される前記特定の通信方式のエリア情報を表示できない旨を示す表示不能情報を表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第1の状態判断手段は、セルフモード状態であるか否か、及び前記自端末が基地局の圏外であるか否かをこの順に判断することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記第2の状態判断手段は、自端末がローミングアウト状態であるか否か、及び自端末が通信中であるか否かをこの順に判断することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1の状態判断手段によって判断された自端末の通信可否の状態、又は前記第2の状態判断手段によって判断された自端末のローミングアウト状態・通信状態を、前記表示不能情報と共に前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の携帯端末。
  5. 前記特定の通信方式は、HSDPAであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の携帯端末。
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