JP2005303465A - 通信端末、通信システム及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
電波状態が劣化した場合にも、良好な通信状態を維持可能な通信技術を提供する。
【解決手段】
電池駆動の通信端末として、データの送受信を行う複数の通信部を備えた構成とし、該複数の通信部のうちの第1の通信部で所定の通信プロトコルによる通信を行っているとき、電波状態が基準レベル以下に劣化したと判別される場合、電池残量を含む情報に基づき複数の通信プロトコルから新たに通信プロトコルを選択するとともに、通信部を第1の通信部から第2の通信部に切替える。
【選択図】 図1
電波状態が劣化した場合にも、良好な通信状態を維持可能な通信技術を提供する。
【解決手段】
電池駆動の通信端末として、データの送受信を行う複数の通信部を備えた構成とし、該複数の通信部のうちの第1の通信部で所定の通信プロトコルによる通信を行っているとき、電波状態が基準レベル以下に劣化したと判別される場合、電池残量を含む情報に基づき複数の通信プロトコルから新たに通信プロトコルを選択するとともに、通信部を第1の通信部から第2の通信部に切替える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電池により駆動され所定の通信プロトコルによりデータの通信を行う通信端末技術に関する。
本発明に関連する従来技術としては、例えば特開2000−232676号公報(特許文献1)に記載されたものがある。該公報には、通信端末(送信側、受信側)の電池残量と、使用する通信プロトコルと、通信開始時における通信網の電波状態により求められる推定必要通信時間とを考慮し、通信方式を選択する通信方式が記載されている。
上記従来技術では、データ通信開始時に選択した通信方式を、データ通信が完了するまで使うため、時系列で変化する電波状態に対して消費電力や通信速度などの点で良好な通信状態を維持できない場合があり、データ通信の中断や通信速度の低迷などが起こるおそれがある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、電波状態が悪化した場合にも良好な通信状態を維持できるようにすることである。
本発明の目的は、上記課題点を解決し、高信頼性の通信端末技術を提供することにある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、電波状態が悪化した場合にも良好な通信状態を維持できるようにすることである。
本発明の目的は、上記課題点を解決し、高信頼性の通信端末技術を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、電池により駆動され所定の通信プロトコルによりデータの通信を行う通信端末として、データの送受信を行う複数の通信部と、登録された複数の通信プロトコルからの通信プロトコルの選択と通信部の切替えとを制御する制御部と、電池残量検出部と、電波状態を監視する通信状態監視部とを備え、上記複数の通信部のうちの第1の通信部で所定の通信プロトコルによる通信を行っているとき、監視される電波状態が基準レベル以下に悪化したと判別される場合、第1の通信部の通信を継続させた状態で、電池残量を含む情報に基づき新たに通信プロトコルを選択するとともに、第2の通信部を起動させ、上記第1の通信部から該第2の通信部に切替えて通信動作を行わせる。
具体的には、上記を基本的構成要件とした通信端末、通信システム及び通信制御方法を、本発明として提案する。
具体的には、上記を基本的構成要件とした通信端末、通信システム及び通信制御方法を、本発明として提案する。
本発明によれば、通信端末技術において、電波状態が悪化した場合にも良好な通信状態を維持でき、信頼性の高い通信が可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態につき、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態としての通信端末の構成例図である。
図1において、001は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末、002は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)、003、004は、所定の通信プロトコルの無線基地局と接続され、通信データを無線により送受信する通信部、005は、例えば液晶ディプレイ等を備え、各種の情報の表示を行う表示部、006は、予め複数の通信プロトコルが登録されており、通信データの通信プロトコルを制御する制御部としての通信プロトコル制御部、007は、大容量の記憶領域を備え、各種データの保存と読み出しを行うデータ管理部、008は、ある時間におけるデータ通信量に基づく、所定の通信プロトコルの通信速度や電波レベルなどの電波状態をリアルタイムで監視し、所定の時間にわたり、通信速度や電波レベルが所定の通信速度閾値やレベルを下回ったときにこれを判別し、CPU002に該判別結果を通知する通信状態監視部、009は、入力操作を行うための入力部、010は充放電可能な電池、011は、電池010の電池残量を検出する電池残量検出部である。表示部005は、ユーザがペンや指を用いてディスプレイの画面を触ることにより文字や数字を入力することが可能なタッチパネル方式などとしてもよい。データ管理部007は、例えば複数の静止画や動画等の保存と読み出しが行えるようになっている上、端末認証時に使用するユーザIDやパスワードも保持可能であるとする。入力部009は、番号キーやファンクションキーにより構成され、ユーザにより電話番号が入力される場合や、表示部005に表示される所定のメニュー等を選択・実行する場合に用いられる。電池残量検出部011は、CPU002の指示により動作を開始し、CPU002に電池容量を報告すると動作を停止する。
図1は、本発明の実施形態としての通信端末の構成例図である。
図1において、001は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末、002は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)、003、004は、所定の通信プロトコルの無線基地局と接続され、通信データを無線により送受信する通信部、005は、例えば液晶ディプレイ等を備え、各種の情報の表示を行う表示部、006は、予め複数の通信プロトコルが登録されており、通信データの通信プロトコルを制御する制御部としての通信プロトコル制御部、007は、大容量の記憶領域を備え、各種データの保存と読み出しを行うデータ管理部、008は、ある時間におけるデータ通信量に基づく、所定の通信プロトコルの通信速度や電波レベルなどの電波状態をリアルタイムで監視し、所定の時間にわたり、通信速度や電波レベルが所定の通信速度閾値やレベルを下回ったときにこれを判別し、CPU002に該判別結果を通知する通信状態監視部、009は、入力操作を行うための入力部、010は充放電可能な電池、011は、電池010の電池残量を検出する電池残量検出部である。表示部005は、ユーザがペンや指を用いてディスプレイの画面を触ることにより文字や数字を入力することが可能なタッチパネル方式などとしてもよい。データ管理部007は、例えば複数の静止画や動画等の保存と読み出しが行えるようになっている上、端末認証時に使用するユーザIDやパスワードも保持可能であるとする。入力部009は、番号キーやファンクションキーにより構成され、ユーザにより電話番号が入力される場合や、表示部005に表示される所定のメニュー等を選択・実行する場合に用いられる。電池残量検出部011は、CPU002の指示により動作を開始し、CPU002に電池容量を報告すると動作を停止する。
図2は、図1の通信端末を用いて成る通信システムの構成例図、図3は、図1の通信端末とともに通信システムに用いる管理サーバの構成例図である。ここでは、移動網と無線LANの2つの通信システムを用いる場合につき述べる。説明中で用いる上記図1中の構成要素には、図1の場合と同じ符号を付して用いる。
通信端末001に内蔵する通信部003、004は、例えば、移動網104の無線基地局101やホットスポットなどの無線LAN基地局102と接続可能な構成を備える。管理サーバ103は、図3に示すように、該管理サーバ103内の各部の動作制御や各種情報の処理を行う制御部としてのCPU201と、大容量の記憶領域を備え各種データの保存と読み出しが可能なデータ管理部202と、予め複数の通信プロトコルが登録され、通信データの通信プロトコルを制御する制御部としての通信プロトコル制御部203と、移動網104に接続可能な通信部204と、IP網105に接続可能な通信部205とを備えて成る。図2に示すように、無線基地局101は、移動網104を介して該管理サーバ103に接続される。一方、無線LAN基地局102は、有線LAN106を介してゲートウェイ107と接続され、該ゲートウェイ107は、IP網105を介して該管理サーバ103に接続される。通信端末001は、無線基地局101や無線LAN基地局102と無線で接続される。
図4及び図5は、上記図2の通信システムの動作説明図である。説明中で用いる上記図1、図2、図3中の構成要素にはそれぞれ、図1、図2、図3の場合と同じ符号を付して用いる。
以下、移動網と無線LANの、2つの通信システムを用いる場合につき述べる。
上記図2の通信システムの動作は以下のようになる。すなわち、
(1)ユーザは、入力部009を利用して制御部としてのCPU002に対しデータ送信要求を出す。
(2)CPU002は、データ送信要求を受け取ると、通信状態監視部008を利用し、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信速度を推定する。
(3)CPU002は、送信データ量と、通信速度を基に、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の送信完了までのデータ通信完了時間を推定する。
(4)CPU002は、電池残量検出部011が検出した電池残量情報を認識する。
(5)CPU002は、認識した電池残量情報を基に、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信継続可能時間を推定する。
以下、移動網と無線LANの、2つの通信システムを用いる場合につき述べる。
上記図2の通信システムの動作は以下のようになる。すなわち、
(1)ユーザは、入力部009を利用して制御部としてのCPU002に対しデータ送信要求を出す。
(2)CPU002は、データ送信要求を受け取ると、通信状態監視部008を利用し、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信速度を推定する。
(3)CPU002は、送信データ量と、通信速度を基に、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の送信完了までのデータ通信完了時間を推定する。
(4)CPU002は、電池残量検出部011が検出した電池残量情報を認識する。
(5)CPU002は、認識した電池残量情報を基に、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信継続可能時間を推定する。
(6)制御部002は、データ通信完了時間と通信継続可能時間を表示部に表示させる。
(7)ユーザは、データ通信完了時間と通信継続可能時間を考慮し、送信時の通信プロトコルを選択し、その選択した通信プロトコルを、入力部009を利用して、CPU002に通知する。ここでは、例えば、ユーザが選択した通信方式は、移動網104を利用する通信方式であるとする。
(8)CPU002は、通信部003あるいは通信部004のどちらか一方を起動させる。ここでは、通信部003を起動させ、通信部004は動作を停止しているものとする。
(9)CPU002は、通信プロトコル制御部006に通信データのプロトコル制御を行わせ、通信部003に対し、移動網104を介しデータ通信を行わせる。
(10)CPU002は、通信部003に対し、無線基地局101と接続するよう命令する。
(7)ユーザは、データ通信完了時間と通信継続可能時間を考慮し、送信時の通信プロトコルを選択し、その選択した通信プロトコルを、入力部009を利用して、CPU002に通知する。ここでは、例えば、ユーザが選択した通信方式は、移動網104を利用する通信方式であるとする。
(8)CPU002は、通信部003あるいは通信部004のどちらか一方を起動させる。ここでは、通信部003を起動させ、通信部004は動作を停止しているものとする。
(9)CPU002は、通信プロトコル制御部006に通信データのプロトコル制御を行わせ、通信部003に対し、移動網104を介しデータ通信を行わせる。
(10)CPU002は、通信部003に対し、無線基地局101と接続するよう命令する。
(11)通信部003は、無線基地局101に通信端末001の位置登録要求を送信する(ステップS301)。
(12)無線基地局101は、通信端末001の位置登録に成功すると、位置登録確立通知を通信端末001に送信する(ステップSS302)。一方、位置登録に失敗した場合は、無線基地局101が位置登録不確立通知を送信する。通信端末001は、位置登録不確立通知を受信すると、ユーザが選択した通信方式では、データ通信が行えない旨を表示部005に表示させ、ユーザに通知する。
(13)通信部003が位置登録確立通知を受信すると、認証要求を無線基地局101に送信する(ステップS303)。
(14)無線基地局101は、通信端末001の認証を許可すると、認証許可通知を通信端末001に送信する(ステップS304)。一方、認証を許可しない場合は、無線基地局101が認証不許可通知を通信端末001に送信する。通信端末001は、認証不許可通知を受信すると、ユーザが選択した通信方式では、データ通信が行えない旨を表示部005に表示させ、ユーザに通知する。
(15)通信部003が認証許可通知を受信すると、無線基地局101に接続要求を送信する(ステップS305)。
(12)無線基地局101は、通信端末001の位置登録に成功すると、位置登録確立通知を通信端末001に送信する(ステップSS302)。一方、位置登録に失敗した場合は、無線基地局101が位置登録不確立通知を送信する。通信端末001は、位置登録不確立通知を受信すると、ユーザが選択した通信方式では、データ通信が行えない旨を表示部005に表示させ、ユーザに通知する。
(13)通信部003が位置登録確立通知を受信すると、認証要求を無線基地局101に送信する(ステップS303)。
(14)無線基地局101は、通信端末001の認証を許可すると、認証許可通知を通信端末001に送信する(ステップS304)。一方、認証を許可しない場合は、無線基地局101が認証不許可通知を通信端末001に送信する。通信端末001は、認証不許可通知を受信すると、ユーザが選択した通信方式では、データ通信が行えない旨を表示部005に表示させ、ユーザに通知する。
(15)通信部003が認証許可通知を受信すると、無線基地局101に接続要求を送信する(ステップS305)。
(16)無線基地局101が接続を許可すると、接続許可通知を通信端末001に送信する(ステップS306)。一方、接続を許可しない場合は、無線基地局101が接続不許可通知を送信する。通信端末001は、接続不許可通知を受信すると、ユーザが選択した通信方式では、データ通信が行えない旨を表示部005に表示させる。
(17)通信部003が接続許可通知を受信すると、通信端末001と無線基地局101は接続状態になる(ステップS307)。
(18)通信端末001は、無線基地局101を介して、管理サーバ103にアクセスできるようになる。接続状態になると、管理サーバ103から通信端末001へデータのダウンロードが可能になるとともに、通信端末001から管理サーバ103へデータのアップロードも可能になる。通信端末001と無線基地局101が接続状態になると、制御部002は、データ管理部007から送信データを読み出し、通信部003を利用して、管理サーバ103へ通信データを送信する(ステップS308)。
(19)管理サーバ103は、通信部204を利用して通信端末001からの送信データを受信し、データ管理部202に受信データを記憶する。通信端末001から管理サーバ103へデータを送信している間、通信状態監視部008は、ある時間におけるデータ通信量に基づく所定の通信プロトコルの通信速度や電波レベルなどの電波状態を監視し、電波状態が安定していれば、データ送信完了まで同じ通信プロトコルでデータ送信を行う。しかし、通信端末001の移動や、エリアの影響から電波状態が基準レベル以下に悪化(低下)し、その状態が所定時間継続する場合は、通信状態監視部008は、通信システムの切替え要求を制御部002に発行する。
(20)CPU002は、送信データ量や通信速度や電波レベルなどの電波状態の監視結果に基づき、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の送信完了までのデータ通信完了時間を推定する。
(17)通信部003が接続許可通知を受信すると、通信端末001と無線基地局101は接続状態になる(ステップS307)。
(18)通信端末001は、無線基地局101を介して、管理サーバ103にアクセスできるようになる。接続状態になると、管理サーバ103から通信端末001へデータのダウンロードが可能になるとともに、通信端末001から管理サーバ103へデータのアップロードも可能になる。通信端末001と無線基地局101が接続状態になると、制御部002は、データ管理部007から送信データを読み出し、通信部003を利用して、管理サーバ103へ通信データを送信する(ステップS308)。
(19)管理サーバ103は、通信部204を利用して通信端末001からの送信データを受信し、データ管理部202に受信データを記憶する。通信端末001から管理サーバ103へデータを送信している間、通信状態監視部008は、ある時間におけるデータ通信量に基づく所定の通信プロトコルの通信速度や電波レベルなどの電波状態を監視し、電波状態が安定していれば、データ送信完了まで同じ通信プロトコルでデータ送信を行う。しかし、通信端末001の移動や、エリアの影響から電波状態が基準レベル以下に悪化(低下)し、その状態が所定時間継続する場合は、通信状態監視部008は、通信システムの切替え要求を制御部002に発行する。
(20)CPU002は、送信データ量や通信速度や電波レベルなどの電波状態の監視結果に基づき、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の送信完了までのデータ通信完了時間を推定する。
(21)CPU002は、電池残量検出部011を利用し、電池残量を検出する。
(22)CPU002は、電池残量情報に基づき、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信継続可能時間を推定する。
(23)CPU002は、上記データ通信完了時間と上記通信継続可能時間を基に、データ通信完了時間が最も短く、かつ通信継続可能時間が最も長い通信プロトコルを選択する。
(24)CPU002は、選択した通信プロトコルを用いてデータの送信を行うように通信方式の切替えを行う。例えば、新たに、CPU002が選択した通信方式が無線LANを利用する通信方式であるとする。この場合、CPU002は、通信部003を起動させたまま、通信部004を起動させる。CPU002は、通信プロトコル制御部006に通信データのプロトコル制御を行わせ、通信部004を利用して、無線LANを介してのデータ通信を行う。CPU002は、通信部004に、無線LAN基地局102と接続するよう命令する。
(25)通信部004は、無線LAN基地局102に通信端末001のリンク確立要求を送信する(ステップS309)。
(22)CPU002は、電池残量情報に基づき、通信プロトコル制御部006に予め登録されている複数の通信プロトコルをそれぞれ使用した場合の通信継続可能時間を推定する。
(23)CPU002は、上記データ通信完了時間と上記通信継続可能時間を基に、データ通信完了時間が最も短く、かつ通信継続可能時間が最も長い通信プロトコルを選択する。
(24)CPU002は、選択した通信プロトコルを用いてデータの送信を行うように通信方式の切替えを行う。例えば、新たに、CPU002が選択した通信方式が無線LANを利用する通信方式であるとする。この場合、CPU002は、通信部003を起動させたまま、通信部004を起動させる。CPU002は、通信プロトコル制御部006に通信データのプロトコル制御を行わせ、通信部004を利用して、無線LANを介してのデータ通信を行う。CPU002は、通信部004に、無線LAN基地局102と接続するよう命令する。
(25)通信部004は、無線LAN基地局102に通信端末001のリンク確立要求を送信する(ステップS309)。
(26)無線LAN基地局102は通信端末001のリンク確立に成功すると、リンク確立通知を通信端末001に送信する(ステップS310)。一方、位置登録に失敗した場合、無線基地局102が位置登録不確立通知を送信する。
(27)通信端末001は、位置登録不確立通知を受信すると、無線LANを介してのデータ通信が不可能である旨をCPU002に通知する。通信部004がリンク確立通知を受信すると、認証要求を無線基地局102に送信する(ステップS311)。
(28)無線LAN基地局102は通信端末001の認証を許可すると、接続許可通知を通信端末001に送信する(ステップS312)。
(29)通信部104が接続許可通知を受信すると、通信端末001と無線基地局102は接続状態になる(ステップS313)。
(30)通信端末001は、無線基地局102を介して、管理サーバ103にアクセスできるようになる。CPU002は、管理サーバ103に対して、通信方式切替え通知を発行する(ステップS314)。
(27)通信端末001は、位置登録不確立通知を受信すると、無線LANを介してのデータ通信が不可能である旨をCPU002に通知する。通信部004がリンク確立通知を受信すると、認証要求を無線基地局102に送信する(ステップS311)。
(28)無線LAN基地局102は通信端末001の認証を許可すると、接続許可通知を通信端末001に送信する(ステップS312)。
(29)通信部104が接続許可通知を受信すると、通信端末001と無線基地局102は接続状態になる(ステップS313)。
(30)通信端末001は、無線基地局102を介して、管理サーバ103にアクセスできるようになる。CPU002は、管理サーバ103に対して、通信方式切替え通知を発行する(ステップS314)。
(31)管理サーバ103は、通信方式切替え通知に対する応答を、通信端末001に発行する(ステップS315)。
(32)CPU002は、管理サーバ103からの応答を受け取ると、通信部103を利用したデータ通信を中止させ、通信部004を利用したデータ通信に切替える。
(33)その後、CPU002は、通信部003の動作を停止させる。通信部004から送信される通信データは、管理サーバ103の通信部205を介してデータ管理部に送信される。
(34)データ送信が完了すると、通信部004は無線LAN基地局102に切断要求を送信する(ステップS316)。
(35)無線基地局103は切断要求を受け付け許可すると通信部004に応答を返し(ステップS319)、通信部004と無線基地局103との間の接続を切断する。
(32)CPU002は、管理サーバ103からの応答を受け取ると、通信部103を利用したデータ通信を中止させ、通信部004を利用したデータ通信に切替える。
(33)その後、CPU002は、通信部003の動作を停止させる。通信部004から送信される通信データは、管理サーバ103の通信部205を介してデータ管理部に送信される。
(34)データ送信が完了すると、通信部004は無線LAN基地局102に切断要求を送信する(ステップS316)。
(35)無線基地局103は切断要求を受け付け許可すると通信部004に応答を返し(ステップS319)、通信部004と無線基地局103との間の接続を切断する。
上記本発明の実施形態によれば、通信の電波状態が悪化した場合にも、上記のように、電池残量を含む情報に基づく複数の通信プロトコルからの適切な通信プロトコルの選択と、通信部の切替えとを行うことで、良好な通信状態を維持でき、通信時間の長期化や通信中断などをなくした高信頼性の通信を行うことができる。
なお、上記実施形態では、通信端末001内の制御部としてCPU002、管理サーバ103内の制御部としてCPU201を用いたが、それぞれ、制御部としてCPUとは別の手段を用いてもよい。また、通信端末001、管理サーバ103のそれぞれにおいて、CPUまたはこれに代わる制御部と、通信プロトコル制御部とを一体状にまとめた回路構成の制御部としてもよい。
001…通信端末、
002、201…CPU、
003、004、204、205…通信部、
005…表示部、
006、203…通信プロトコル制御部、
007、202…データ管理部、
008…通信状態監視部、
009…入力部、
010…電池、
011…電池残量検出部、
101…無線基地局、
102…無線LAN基地局、
103…管理サーバ、
104…移動網、
105…IP網、
106…有線LAN、
107…ゲートウェイ。
002、201…CPU、
003、004、204、205…通信部、
005…表示部、
006、203…通信プロトコル制御部、
007、202…データ管理部、
008…通信状態監視部、
009…入力部、
010…電池、
011…電池残量検出部、
101…無線基地局、
102…無線LAN基地局、
103…管理サーバ、
104…移動網、
105…IP網、
106…有線LAN、
107…ゲートウェイ。
Claims (5)
- 電池により駆動され所定の通信プロトコルによりデータの通信を行う通信端末であって、
データの送受信を行う複数の通信部と、
予め登録された複数の通信プロトコルから使用する通信プロトコルを選択するとともに、上記通信部の動作及び切替えを制御する制御部と、
電池残量を検出する電池残量検出部と、
所定の通信方式の電波状態や通信速度を監視する通信状態監視部と、
を備え、上記複数の通信部のうちの第1の通信部で所定の通信プロトコルによる通信を行っているとき、監視により、電波状態や通信速度が基準値レベル以下に低下したと判別される場合、上記制御部は、上記第1の通信部の通信を継続させた状態で、電池残量を含む情報に基づき新たに通信プロトコルを選択するとともに、第2の通信部を起動させ、通信動作を、上記第1の通信部から該第2の通信部に切替えることを特徴とする通信端末。 - 上記制御部は、電池の残量情報と、使用する通信プロトコル情報と、通信開始時の電波状態により求められる推定必要通信時間情報とに基づき、上記通信プロトコルを選択する構成である請求項1に記載の通信端末。
- 上記通信状態監視部は、電波状態として、電波レベルや通信速度が基準値以下に低下しかつ該低下状態が所定時間継続したか否かを判別する構成である請求項1に記載の通信端末。
- 電池により駆動され所定の通信プロトコルによりデータの通信を行う通信端末とサーバとを備えた通信システムであって、
上記通信端末が、データの送受信を行う第1、第2の通信部と、登録された複数の通信プロトコルから使用する通信プロトコルを選択するとともに、上記通信部の動作と切替えを制御する第1の制御部と、通信中の電波状態や通信速度を監視する通信状態監視部とを備え、
上記サーバが、上記通信端末とデータの送受信を行う第3、第4の通信部と、該通信部の動作と切替えを制御する第2の制御部とを備え、
上記第1の通信部と上記第3の通信部との間で所定の通信プロトコルによる通信を行っているとき、上記通信状態監視部により電波状態や通信速度が基準レベル値以下に低下したと判別される場合、上記第1の制御部は、上記第1の通信部のデータ通信を継続させた状態で新たに通信プロトコルを選択するとともに、上記第1の通信部を上記第2の通信部に切替え、上記第2の制御部は、上記第3の通信部を上記第4の通信部に切替え、該第2の通信部と該第4の通信部との間で新たにデータ通信が行われる構成としたことを特徴とする通信システム。 - 電池により駆動され所定の通信プロトコルによりデータの通信を行う通信端末における通信制御方法であって、
複数の通信プロトコルのうちの1つの通信プロトコルにより、通信端末内の第1の通信部でデータの送受信を行うとともに、電波状態を監視するステップと、
上記監視の結果、電波状態が基準値レベル以下に低下したと判別されるとき、上記第1の通信部のデータ通信を継続させた状態で、電池残量を含む情報に基づき新たに通信プロトコルを選択するとともに、複数の通信部のうちの第2の通信部の起動を行うステップと、
上記第2の通信部の起動後、上記第1の通信部から該第2の通信部に切替えるステップと、
を経て、通信を制御することを特徴とする通信制御方法。
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