JP2008269231A - 広告選択システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウエブページ上などで記事に関連して、その内容に関して広告を選択するシステムにおいて、記事の発信元と広告主の一方または両方に対してネガティブなイメージが生じること、あるいは読者に対して違和感を与えることを実質的に防止すること
【解決手段】 ウエブページ、ブログなどの読者が違和感をもつような広告の出現を抑制するため、記事中で言及されている企業・人物・製品等の事物のうちの該当するものに対して、「加害者」、「被害者」、「受益者」のうちのどれかの利害ラベルをシステム的に付与する。そして、このような利害ラベルに関連付けられた広告の出現が抑制されるように、広告選択機構が制御される。この目的で使用される広告選択機構は、記事と広告の親和性または関連性を数値として計算することでできるものであり、よって、広告の抑制は、その親和性の数値を減じることによって、達成される。なお、好適には、利害ラベルによる抑制度合いは、時間とともに次第に減衰するようになされる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インターネットなどの通信手段を介してコンテンツを発信する際に、コンテンツに関連する広告を表示するための広告選択システム、方法及びプログラムに関するものである。
従来より、新聞記事等をウェブサイトで発信する際に、提供されている広告群の中から、最も状況に適した広告を選択して表示させる技術が知られている。このことは、ウェブサイトの内容に対する興味を、同時表示される広告に関連付けることにより、広告の効果を高めることができるという意味で、非常に重要である。
これに関する従来技術として、米国特許第7136875号がある。これは、広告に利用可能なスポットを含むコンテンツを入手し、コンテンツに関連する広告を決定し、コンテンツを、関連すると決定された広告と結合する技法を開示する。
米国特許第7124093号は、ユーザーの概念に関連する文書を解析し、ユーザーに関する概念の集合体を用意し、広告主の概念に関連する文書を解析し、広告主の概念に関する概念の集合体を用意し、広告主の概念に関する概念の集合体に対して、ユーザーに関する概念の集合体を比較し、その比較結果に基づき、選択された広告を、ブラウザ上に表示することを開示する。
特開2002−366569は、コンテンツ提供者、広告主、視聴者の要求に基づき広告を選択するシステムにおいて、コンテンツ提供者、広告主、視聴者という各プレイヤの属性と要求を構成する項目を階層化して、各階層毎の重み関数と、各項目間のリンク関係に基づく重み関数を用いることで、広告の選択を、より有効化することを開示する。
特開2003−303302は、利用者がコンテンツとあわせて宣伝広告を配信するシステムにおいて、コンテンツと、コンテンツの内容に関した宣伝情報とがリンクして、利用者がネットワークを介してコンテンツを利用するとコンテンツ利用ポイントが利用者ごとに格納され、またコンテンツの内容に関した宣伝情報を視聴すると宣伝情報視聴ポイントが利用者ごとに格納されるようにすることを開示する。
以上のように、これら従来の広告選択システムは、利用者が閲覧した記事に関連する広告を選択表示することにおいて、有効に働くが、閲覧した記事に関連する広告をそのまま表示することが、却ってネガティブな効果をもたらすことがある。例えば、ある製品に不具合が生じ、そのことで、そのメーカーが製品を回収することを迫られている、という記事に関連して、その製品の広告が掲載されると、そのメーカーのイメージが寧ろ毀損されることになる。
このことを解決するために、本出願人が提案した発明として、特願2005−376579号明細書に記載されたものがある。この出願は、ウェブページに表示される内容のキーワードに応じて広告の選択を行うシステムにおいて、キーワードを使用している文が否定的な評価を含むかどうか判断するステップに関する技術を開示する。これにより、キーワードを使用している文が否定的な評価を含むと判断された場合、そのキーワードに関連する広告を抑制することが可能となる。
しかし、キーワードに関連して広告を出すことがマイナスのイメージをもたらすのは、上記の場合にとどまらない。例えば、ある自動車メーカーが、低燃費の画期的なエンジンを開発した、という新聞記事があったとする。これに関連して、その自動車メーカーの広告を付随して表示すると、その記事自体が、その広告のために書かれている、いわゆる提灯記事のような印象を与えてしまうことがありえる。
あるいは、自動車事故の記事に関連して、ある自動車損害保険会社の広告を表示すると、その保険会社が、他人の不幸につけ込んでいるような印象を与え、これも、マイナスのイメージになりえる。
このように、特願2005−376579号明細書の手法は、ある一定の枠組みでは有効であるものの、より一般的な状況では、広告がネガティブなイメージを与えることを防ぐことができない様々な場合が、ありえる。インターネット広告に対して、広告主は、時間累計ではかなりの費用を払うことになるが、そのように払った結果、寧ろ、広告がネガティブなイメージになるとすると、費用対効果が出ないので、長期的に大きな問題となる。それ以外にも、表示される広告が、元の記事とあまりにも密接な内容である場合、元の記事が広告のために書かれたものである、すなわち、提灯記事である、という印象を与えることがある。このことは、広告主より寧ろ、記事の信頼性を損ない、記事を提供する新聞社などの組織の評判を落とすことにもなりかねない。
米国特許第7136875号 米国特許第7124093号 特開2002−366569 特開2003−303302 特願2005−376579号明細書
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その1つの目的は、ウエブページ上などで記事に関連して、その内容に関して広告を選択するシステムにおいて、記事に対してネガティブな関係にある広告を表示することを抑制することによって、広告主の評判を損なうことを防止することにある。
この発明の別の目的は、ウエブページ上などで記事に関連して、その内容に関して広告を選択するシステムにおいて、記事に対して密着し過ぎる内容の広告を表示することを抑制することによって、その記事が提灯記事であると思われる可能性を減らし、以って、記事の提供主の評判の低下を防ぐことにある。
上記目的は、本発明によれば、次のようなステップにより達成される。すなわち、ウエブページ、ブログなどの読者が違和感をもつような広告の出現を抑制するため、記事中で言及されている企業・人物・製品等の事物のうちの該当するものに対して、下記の3種類のうちのどれかの利害ラベルをシステム的に付与する。
・加害者 − 事故・不祥事等の記事中で、好ましくない行為をした事物。
・被害者 − 事故・不祥事等の記事中で、被害を被った事物。
・受益者 − 上記以外の事物のうち、記事によって言及されることによって何らかのメリットを享受すると考えられるもの。
例えば、A航空会社の飛行機の事故に際して、A航空会社は、乗客に対して、加害者の関係にあるといえる。当該の飛行機のパイロットも、場合により加害者かもしれない。その乗客は、被害者である。
また、例えば、E電気というメーカーが、画期的な仕組みの掃除機を開発した、という記事が掲載されたとする。その記事において、E電気が肯定的に扱われているので、E電気は、受益者となる。
本発明の目的を達成するためには、「加害者」、「被害者」及び「受益者」というラベル付けの枠組みだけでも十分であるが、本発明の一実施例では、より肌理の細かいラベル付けを行うために、更に、「加害者の関連者」、「加害者の競合者」、「被害者の関連者」、「被害者の競合者」、「受益者の関連者」及び「受益者の競合者」というラベル付けも行う。
さて、記事中のあるキーワードに対して、どのラベルを付けるか、ということに関して、多義性が生じることがあるが、それは、例えばテキストマイニングの分野で確立された、解析技法により解決される。例えば、A航空会社の値上げの記事があるとする。すると、A航空会社が、好ましくない行為をした、ということがテキストマイニングの技法で分かるので、A航空会社は、「加害者」とラベル付けされる。しかし、「好ましくない行為」の内容が、事故ではなく、値上げなので、広告中に、A航空会社の競合会社であるB航空会社は、「受益者」とラベル付けされる。このためには、「加害に該当する行為」の語彙のデータベースを用意しておけばよい。
一方、上記のような航空機事故の場合、航空機に乗ること自体が、ネガティブに捉えられることがある。従って、テキストマイニングの技法で、「好ましくない行為」の内容が事故であると解析されたことにより、A航空会社の競合会社であるB航空会社は、「加害者の競合者」とラベル付けされる。
本発明によれば、「受益者」であっても、「加害者の競合者」であっても、広告を抑制するように制御するという点では同じであるが、広告抑制ポリシーで、例えば、「受益者」の方が「加害者の競合者」よりも軽い抑制の度合いであるように設定しておくことが可能となる。
このように、「加害者の関連者」、「加害者の競合者」、「被害者の関連者」、「被害者の競合者」、「受益者の関連者」及び「受益者の競合者」という追加のラベルを用いることによって、より適切且つ肌理の細かい広告抑制を達成することが理解されよう。
本発明で利用される広告選択機構は、閲覧される記事・閲覧履歴・読者の属性などに基づき広告を選択するものであり、従来から採用されているものでよいが、記事と広告の親和性、すなわち、広告における優先度を数値的に計算する機能をもつものであることは必要である。本発明によれば、上記利害ラベルを付されたキーワードに関連する広告があると、広告選択機構によって優先度を計算する際に、ある値が減じられ、その結果、その広告の出現が抑制され、あるいは、出現しにくくなる。
好適な実施例では、上記利害ラベルは、読者が、当該記事を閲覧している時の広告の出現を抑制または防止するだけでなく、その読者が、それ以降に他の記事を閲覧する際にも、抑制するために使用される。但し、現実的には、読者の受けた印象は、時間とともに減衰するので、抑制の度合いも、時間とともに低下するように、適当な減衰関数または減衰パラメータが使用される。ウェブサイトの用途・記事の種類などに応じて、異なる減衰関数または減衰パラメータを使用することができる。
この発明によれば、記事に関連して広告を表示するようにしたウェブページにおいて、記事に関連して表示される広告により、読者または閲覧者が違和感や不自然な感じをもったり、記事発信者が提灯記事を発信していると誤解されたりする可能性が低減される。これにより、広告主は安心して広告を依頼できるようになり、広告を請け負う側の新聞社などのウェブページのオーナーも、結果として、広告主から信頼されて、より多くの仕事を継続的に受注できるようになる。また、新聞社などの記事発信者も、広告の表示に伴う信頼と安心感を得ることができる。
以下、図面に従って、本発明の実施例を説明する。この実施例は、本発明の好適な態様を説明するためのものであり、発明の範囲をここで示すものに限定する意図はないことを理解されたい。また、以下の図を通して、特に断わらない限り、同一符号は、同一の対象を指すものとする。
図1を参照すると、本発明を実施するためのハードウェア構成のブロック図が示されている。サーバ・コンピュータ100は、CPU108と、メインメモリ110をもち、これらは、バス109に接続されている。CPUは、好適には、32ビットまたは64ビットのアーキテクチャに基づくものであり、例えば、インテル社のPentium(登録商標)4、Pentium(登録商標)D、Xeon(登録商標)、AMD社のAthlon(登録商標)などを使用することができる。バス109には、ディスプレイ・コントローラ112を介して、LCDモニタなどのディスプレイ114が接続される。ディスプレイ114は、図1で示した、ウェブ・ブラウザ102などのプログラムを表示するために使用される。バス109にはまた、IDEコントローラ116を介して、ハードディスク104と、CD−ROMドライブ118が接続される。ハードディスク104には、オペレーティング・システム、ウェブ・ブラウザ102その他のプログラムが、メインメモリ110にロード可能に記憶されている。CD−ROMドライブ118は、必要に応じて、CD−ROMからプログラムをハードディスク104に追加導入するために使用される。バス109には更に、キーボード・マウスコントローラ120を介して、キーボード122と、マウス124が接続されている。キーボード122は、後述する利害ラベルなどの編集のため、使用される。マウス124は、表示されたボタンをクリックするなど、さまざまな処理動作を行うために、使用される。
通信インターフェース106は、イーサネットプロトコルに従うものであり、回線130を介して、インターネット250に接続される。図示しないが、回線130は、セキュリティ保護のため、プロキシサーバを介して、インターネット250に接続される。
ハードディスク104には、オペレーティング・システム、ウェブ・ブラウザ、ウェブ・アプリケーション・サーバ・プログラム(以下、ウェブ・アプリケーション・サーバとも呼ぶ)202などの、この実施例に使用される様々なプログラムが、メモリにロード可能に記憶されている。ウェブ・アプリケーション・サーバとは、HTML文書、XML文書や画像情報など、その他のコンテンツを蓄積しておき、ウェブ・ブラウザなどのクライアント・アプリケーションからの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを通じて、情報を送信するプログラムである。ウェブ・アプリケーション・サーバ202としては、Apache TomCat、Apache Geronimo、JBoss、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社のWebSphere(登録商標)、マイクロソフト社のInternet Information Serverなど、任意のものが使用可能である。オペレーティング・システムとしては、TCP/IP通信機能を標準でサポートし、これらのウェブ・アプリケーション・サーバを動作可能な任意のものでよく、例えば、Linux(登録商標)、マイクロソフト社のWindows XP(登録商標)、Windows(登録商標)2000などを使用することができるが、ここに掲げたオペレーティング・システムには限定されない。
ハードディスク104にはまた、サーバーサイドJava(登録商標)、すなわち、サーブレット、JSP、JavaBeans、EJBの仕組みを可能ならしめるための、J2EE(Java2 Platform Enterprise Edition)が格納されている。
ハードディスク104はさらに、図2に示す、記事のデータ150、広告のデータ152、言語パターン154、広告抑制ポリシー156、語彙体系158などのデータを、メインメモリ110にロード可能に記録しているが、これらの詳細は、図2に関連して、後で説明する。
クライアント・コンピュータ200は、CPU208と、メインメモリ210をもち、これらは、バス209に接続されている。クライアント・コンピュータ200においても、CPUは、好適には、32ビットまたは64ビットのアーキテクチャに基づくものであり、例えば、インテル社のPentium(登録商標)4、AMD社のAthlon(登録商標)などを使用することができる。バス209には、ディスプレイ・コントローラ212を介して、LCDモニタなどのディスプレイ214が接続される。
バス209にはまた、IDEコントローラ216を介して、ハードディスク204と、CD−ROMドライブ218が接続される。ハードディスク204には、オペレーティング・システム、ウェブ・ブラウザ102その他のプログラムが、メインメモリ210にロード可能に記憶されている。
通信インターフェース206は、イーサネットプロトコルに従うものであり、サーバ・コンピュータ200と、インターネット205とを、物理的に接続する役割を担い、サーバ・コンピュータ200のオペレーティング・システムの通信機能のTCP/IP通信プロトコルに対して、ネットワークインターフェース層を提供する。図示されている構成は、有線接続構成であるが、例えば、IEEE802.11a/b/gなどの無線LAN接続規格に基づき、無線LAN接続するものであってもよい。また、図示しないが、好適には、通信インターフェース206は、プロキシサーバを介して、インターネット250に接続される。
ハードディスク204には、オペレーティング・システム、ウェブ・ブラウザなどの、この実施例に使用される様々なプログラムが、メモリにロード可能に記憶されている。この実施例で使用するウェブ・ブラウザは、例えば、マイクロソフト社のInternet Explorer(登録商標)、モジラ ファウンデーションのFireFox(登録商標)、アップルコンピュータ社のSafari(登録商標)などが使用可能である。オペレーティング・システムとしては、TCP/IP通信機能を標準でサポートし、これらのウェブ・ブラウザを動作可能な任意のものでよく、例えば、Linux(登録商標)、マイクロソフト社のWindows XP(登録商標)、Windows(登録商標)2000、アップルコンピュータのMac OS(登録商標)などを使用することができるが、ここに掲げたオペレーティング・システムには限定されない。
クライアント・コンピュータ200は、図1では、一台しか示していないが、実際は、サーバ・コンピュータ100上に構築された、記事を含むウェブページを閲覧するための任意のコンピュータでよく、よって、任意の場所に複数台設置されている、と考えることができる。
図2は、本発明に従い、広告選択の処理を行うためのデータ及び処理モジュールを示す、ブロック図である。これらのデータ及び処理モジュールは、図1におけるハードディスク110に格納され、必要に応じて、処理のため、オペレーティングシステムによって、メインメモリ110にロードされる。
図2において、ウェブページとして閲覧されるコンテンツとしての記事150は、新聞記事、ブログの個別の原稿などであり、この実施例では、新聞記事とし、新聞記者、論説委員などによって書かれた、複数のニュース記事を含む。
ブロック152は、複数の広告データ152a、152b・・・152nを含む。広告データを保持するデータ構造として、様々な形式を使用することができるが、この実施例では、下記のようなXMLを使用する。なお、ここでは説明の便宜上、<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>のようなヘッダや、DTD、スタイルシートなどの部分の表示は省略していることに留意されたい。
さて、<ad .. >から、</ad>までが、1つの広告データである。個々の広告データは、好適には、<name>〜</name>で示される広告名と、<category />で示されるカテゴリと、<company />で示される企業名と、<keyword>〜</keyword>で示される広告のキーワードと、<desc graphic="〜">〜</desc>で示される、ウェブページに広告として示される画像及び広告メッセージの組み合わせと、<url>〜</url>で示される、URLを含む。これらの広告データは、例えば、広告代理店から納入される。広告代理店は、予め、複数のメーカーやサービス会社から依頼されて、下記のような個々の広告データを用意する。そうして、広告代理店は、例えば、サーバ・コンピュータ100の管理者である、ある新聞社に、広告データを用意し、その新聞社は、読者が、その新聞社のウェブサイトを閲覧したとき、その閲覧した記事に関連する広告が、1つまたは複数、記事に並置して表示される仕組みを与える。そして、広告代理店は、表示された広告の数に応じて、または、固定料金で、広告代理店から料金を受け取る。この課金の仕組みは、本発明の要旨ではないので、ここでは説明を省略する。
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<name>SP3900</name>
<category value="av/hw/digitalcamera" />
<company name="X電器" />
<keyword>デジタルカメラ</keyword>
<desc graphic="camera.gif">手ブレをなくした快適デジカメSP3900登場。</desc>
<url>http://x-electronics.co.jp/</url>
</ad>
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<name>Aの軽</name>
<category value="auto/car" />
<company name="A自動車" />
<keyword>軽自動車</keyword>
<desc graphic="ak.gif">小回りが利く軽自動車、Aの軽。</desc>
<url>http://www.A-motorcar.co.jp/</url>
</ad>
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<name>きび団子</name>
<category value="food/sweet" />
<desc graphic="kibidango.gif">岡山のお土産には、ぜひきび団子を。</desc>
<url>http://www.dango.jp/</url>
</ad>
次に、ブロック154は、言語パターンを格納する。言語パターンとは、下記のようなものである。
[加害者]が[被害者]を殺害した
[加害者]が[加害者]への贈賄の疑い
[受益者]が[受益者]を発売する
すなわち、テキストマイニング等の分野で確立されている、構文解析技法を使用して、例えば、「AがBを殺害した。」という文章に対して適用することにより、A=加害者、B=被害者 と特定することができる。言語の表現上の曖昧さを吸収するために、言い換え、同義語などで入れ替えて、同様の表現が多数格納されている。
次に、ブロック156は、広告抑制ポリシーを格納する。広告抑制ポリシーとは、下記の表にあるように、利害ラベル毎、ウェブサイド毎の減衰率を指定するものである。広告抑制ポリシーについては、後で詳述する。
ブロック158は、語彙体系として、同義語・類義語・上位語・下位語等の情報を持つ辞書(シソーラス)を保持するものである。そのデータ形式は、例えば、下記のとおりである。
具体物 1
製品 1.2
デジタルカメラ 1.2.3.7.5.1
デジカメ 1.2.3.7.5.1
自動車 1.2.4.1
軽自動車 1.2.4.1.3
すなわち、単語の右側の数字が、階層付きのコードを示す。例えば、「デジタルカメラ」と、「デジカメ」は、同義語なので、同一のコード「1.2.3.7.5.1」を付与される。「軽自動車」は、「自動車」の下位概念なので、「1.2.4.1」に下位の数字を加えた、「1.2.4.1.3」を付与される。
このコードを、左から順に較べたときの一致度合いで、関連度を判定することができる。また、互いに競合関係にある会社名の集合、親会社・子会社・資本提携会社のような、互いに関連関係にある会社名の集合を用意しておくことにより、ある会社と別の会社が、競合関係にあるか、関連関係にあるか、あるいは無関係かを、コンピュータ処理により自動的に判定することができる。
利害ラベル自動付与ブロック164は、保存されている記事150の各々について、言語パターン154により構文解析を行うことにより、先ず、記事中の「加害者」、「被害者」、「受益者」を特定する。次に、語彙体系158を参照することにより、「加害者」、「被害者」、「受益者」の各々に対する、「競合者」及び「関連者」を探し出す。こうして、各記事毎に、利害ラベル自動付与ブロック164は、<rolelist>〜</rolelist>で、利害ラベル155として「加害者」、「被害者」、「受益者」だけでなく、詳細は後述するが、「加害者の関連者」、「加害者の競合者」、「被害者の関連者」、「被害者の競合者」、「受益者の関連者」、「受益者の競合者」を特定して、type属性を付与してXMLタグにより追加する。下記に示すのが、そうして利害ラベルをつけられた記事の例である。<article>から</article>までが、1つの記事である。
<article id="1">
<title>X電器、手ぶれに強い新デジカメ「SP3900」発表</title>
<content>X電器(本社・岡山)は手ぶれ補正機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「SP3900」を18日に発売する。
「SP3900」は現在発売中の世界最小デジタルカメラ「SP3000」の次モデルであり、手ぶれ補正機能を追加することで操作性と画質の両立を図っている。
価格はオープンだが、店頭実勢は4万円程度の見込み。</content>
<rolelist>
<role word="X電器" type="受益者" />
<role word="SP3900" type="受益者" />
<role word="Y光学" type="受益者の競合者"/>
</rolelist>
</article>
<article id="2">
<title>A自動車、「TJワゴン」2000台をリコール</title>
<content>A自動車は9日記者会見を開き、国内で販売中の「TJワゴン」について、約2000台をリコールする旨を発表した。
今回リコールの対象となっているのは2006年度製の車両であり、後部ドアの部品の不具合によるものである。
なお現在までのこの欠陥による事故は、3日にD運送が首都高速で2名の負傷者を出した事故の他に、2件報告されている。</content>
<rolelist>
<role word="A自動車" type="加害者" />
<role word="B自動車" type="加害者の競合者" />
<role word="D運送" type="被害者"/>
<role word="首都高速" type="被害者" />
</rolelist>
</article>
このように利害ラベルを付与された記事を、記事150aで示す。上記のような利害ラベル155は、原則として、利害ラベル自動付与ブロック164によりシステム的に自動付与されるが、場合により、その一部を、人手の操作により、ラベル付けすることもできる。
このように付与された利害ラベル155は、読者が、コンピュータ200のブラウザを介して特定の記事150aを閲覧する毎に、抑制リスト160として、抽出されていく。このとき、広告抑制ポリシー156は、抑制リスト160に抽出された利害ラベル155の種類に応じて、時間とともに、あるいは、閲覧回数とともに減衰していくパラメータを与える。これは、いかなる話題も、時間の経過とともに人の記憶から薄れていく、という常識を考慮に入れたものである。
一方、読者が閲覧した記事からは、キーワード抽出ブロック168によって、キーワードが抽出され、それは、活性化リスト62として蓄積される。キーワード抽出ブロック168は、タイトルに出現した語は 2.0、本文に出現した語は 1.0、括弧内など、補足情報の中に出現した語は 0.5 を加える、という比較的単純なアルゴリズムで、キーワード毎に活性化度の値を計算する。このとき、タイトルや本文に複数回出現したものは重複して加算しない。
マッチング広告選択ブロック170は、抑制リスト160、活性化リスト162にリストされたキーワード及び数値を使用して、広告152a〜152nに含まれているキーワードに基づき、優先度を計算し、優先度が高い順に、1つまたは複数の広告を選択して、記事を閲覧しているブラウザにおいて、記事のそばに、選ばれた広告を出力するように、出力HTMLをフォーマットする処理を行う。図4には、クライアント・コンピュータ200の画面に表示されたブラウザ410において、記事420のそばに、本発明に従い選択された広告430が表示されている様子が示されている。
ここで、改めて、利害ラベル155と、広告抑制ポリシー156について説明する。
まず、加害者であるが、事故・不祥事等の記事中で、好ましくない行為をした企業・人物・製品等。ある記事において加害者となる事物は、読者に著しく悪い印象を与える。また、広告の提示を自粛すべきだと読者が感じることもあろう。従って、加害者の広告の出現は長い時間にわたって強く抑制することが望ましい。
次に、被害者であるが、事故・不祥事等の記事中で、損害を被った企業・人物・製品等。ある記事において被害者となる事物は、読者に好ましくない印象を与えるか、逆に記事が被害者の立場で書かれている印象を与える。従って、その広告の出現を短い間、軽く抑制すべきである。
さらに、受益者であるが、上記以外の企業・人物・製品等のうち、記事によって言及されることによって何らかのメリットを享受するもの(記事中で利益を受けたことが記述されているとは限らないことに注意)。受益者となる事物に関する広告が出現した場合、読者は記事と広告の関連性を感じ、場合によってはいわゆる「提灯記事」であるという印象を受けてしまうため、記事の中立性を損なわないよう、広告の出現を抑制させる必要がある。
「加害者」、「被害者」、「受益者」の利害ラベルだけでも、好ましい結果が得られるが、本発明の好適な実施例では、さらに、語彙体系158を用いて、利害ラベル155を拡張し、加害者・被害者・受益者それぞれの関連者・競合者のラベルを付与する。関連者とは、ある企業の関連会社や属する業界、ある製品のカテゴリや類似製品などである。競合者は、ある企業や製品と競合関係にあるもので、語彙体系内に競合関係を記述しておくことにより自動付与される。それぞれ、広告を提示する際に以下のようなリスクを伴うため、加害者・被害者・受益者とともに広告を抑制する対象となる。
加害者の関連者 − 加害者と同様、非常に悪い印象を持たれる
加害者の競合者 − 加害者の弱みにつけ込んだ広告であるという印象を持たれる
被害者の関連者 − 読者の同情をあてにした「提灯記事」だと思われる可能性がある
被害者の競合者 − 被害者の状況につけ込んだ広告であるという印象を持たれる
受益者の関連者 − 「提灯記事」だと思われる
受益者の競合者 − 記事との整合性を欠くため混乱を招く
このように定義された利害ラベル155に対して、広告抑制ポリシー156の例を下記に示す。
Figure 2008269231
この表から見て取れるように、広告抑制ポリシーは、ウェブサイトの種類毎に、「加害者」、「被害者」、「受益者」、「加害者の関連者」、「加害者の競合者」、「被害者の関連者」、「被害者の競合者」、「受益者の関連者」、「受益者の競合者」の各々に対して、初期値aと、減衰係数bを指定するものである。そうして、抑制の度合いの数値
y = a・btで、あらわされる。この実施例で、tは、閲覧回数である。例えば、「加害者」だと、インパクトが大きいので、初期値aとして大きい値が付与され、減数係数bも、比較的1に近い。他方、「被害者の競合者」だと、広告抑制という文脈では、関連性が比較的弱いので、初期値aとして小さい値が付与され、減数係数bは、相対的に0に近い。
上記表に示すように、広告抑制ポリシーは、ウェブサイトの種類によっても異なる。例えば、被害者の扱いをみると、新聞サイトでは、b = 0.2 と、比較的速やかに広告抑制を減衰させる。それは、新聞記事では、記事数が多く、比較的速やかに被害者の印象が薄れるからである。一方、ブログでは、被害者が個人的な知り合いである場合もあり、その印象は長く残るので、b = 0.8と、広告抑制の減衰は、緩やかに設定される。
なお、抑制の度合いの数値 yの式として、a/(b+t)のような、分数関数が有効である場合もあり、経験的な妥当性をもって関数は決定される。抑制の度合 y ≡ y(a,b,t)として、妥当性に応じて、tに関して単調減少である適当な関数を選ぶことができる。
次に、図3のフローチャートを参照して、図2に示した各ブロックにより行われる処理動作を、より詳細に説明する。
図3において、ステップ310では、新しいセッションかどうかが判断される。新しいセッションとは、読者が、このウェブサイトを、初めてアクセスしたことを意味する。より厳密に言うと、読者が、今使っているクライアント・コンピュータ200の、特定のブラウザ410(図4)を使って、このウェブサイトを、初めてアクセスした、ということである。このようなセッション管理は、この実施例では、JSPのセッションオブジェクトの概念を使用して、達成される。すなわち、そのコードの一部を示すと、下記のとおりである。
下記のコードで、HttpSession session = request.GetSession(true); により、前のセッションが存在していれば、既存のセッションオブジェクトを取得し、そうでなければ、新規セッションオブジェクトを作成する。そうして、sessionに関連して、GetArrayList()を呼び出し、新規セッションでなければ、既存の抑制リストと、活性化リストを取得し、新規セッションであれば、ステップ310で、例えば、
ArrayList RestrictList = new ArrayList();
ArrayList ActivateList = new ArrayList();
のようにして、抑制リストと、活性化リストを新規作成する。より具体的に言うと、空リストが用意される。
<html><body>
<% page import="java.util.*" %>
<%
try {
....
HttpSession session = request.GetSession(true);
.....
}
%>
</body></html>
ステップ314では、読者が、任意の記事を閲覧する。すると、その閲覧により、ステップ316において、図2に示す、広告抑制ポリシー・ブロック156の働きにより、抑制リスト160が更新され、キーワード抽出ブロック168の働きにより、活性化リスト162が更新される。このことをより具体的に説明するために、図2に関連して示した記事の例を再掲する。
<article id="1">
<title>X電器、手ぶれに強い新デジカメ「SP3900」発表</title>
<content>X電器(本社・岡山)は手ぶれ補正機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「SP3900」を18日に発売する。
「SP3900」は現在発売中の世界最小デジタルカメラ「SP3000」の次モデルであり、手ぶれ補正機能を追加することで操作性と画質の両立を図っている。
価格はオープンだが、店頭実勢は4万円程度の見込み。</content>
<rolelist>
<role word="X電器" type="受益者" />
<role word="SP3900" type="受益者" />
<role word="Y光学" type="受益者の競合者"/>
</rolelist>
</article>
<article id="2">
<title>A自動車、「TJワゴン」2000台をリコール</title>
<content>A自動車は9日記者会見を開き、国内で販売中の「TJワゴン」について、約2000台をリコールする旨を発表した。
今回リコールの対象となっているのは2006年度製の車両であり、後部ドアの部品の不具合によるものである。
なお現在までのこの欠陥による事故は、3日にD運送が首都高速で2名の負傷者を出した事故の他に、2件報告されている。</content>
<rolelist>
<role word="A自動車" type="加害者" />
<role word="B自動車" type="加害者の競合者" />
<role word="D運送" type="被害者"/>
<role word="首都高速" type="被害者" />
</rolelist>
</article>
ここで、読者が記事1を閲覧したとする。すると、「タイトルに出現した語は 2.0、本文に出現した語は 1.0、括弧内など、補足情報の中に出現した語は 0.5 を加える。しかし、タイトルや本文に複数回出現したものは重複して加算しない。」というアルゴリズムにより、キーワード抽出ブロック168が、下記のような、活性化リスト162(図2)を生成する。下記のscore=で示すのが、キーワード毎の活性化のスコアである。なお、活性化リスト生成のためのこのアルゴリズムは、一例であって、本発明は、これに限定されないことに留意されたい。記事1を読者が閲覧した時点で、新しいセッションだったとすると、活性化リストは、空なので、単に下記の内容が、活性化リストに追加されることになる。
<activate word="X電器" score="3.0" />
<activate word="岡山" score="0.5" />
<activate word="SP3900" score="3.0" />
<activate word="デジタルカメラ" score="1.0" />
これと並行して、または順次的に、閲覧した記事の<role>〜</role>の箇所に関連して、広告抑制ポリシー156が、そこに格納されているパラメータを、roleのword属性に注目して、対応する利害ラベルに適用することによって、抑制リスト160(図2)を生成する。記事1を読者が閲覧した時点で、新しいセッションだったとすると、抑制リストは、空なので、単に下記の内容が、抑制リストに追加されることになる。見て取れるように、広告抑制ポリシー156における、パラメータaが、score=に入れられ、パラメータbが、decay=に入れられる。
<restrict word="X電器" score="15.0" decay="0.1" />
<restrict word="SP3900" score="15.0" decay="0.1" />
<restrict word="Y光学" score="15.0" decay="0.2" />
次に、ステップ318で、広告152a〜152nに対して、活性化リスト及び抑制リストがマッチングされて、広告の優先度が計算される。この実施例では、下記の数式により、優先度が計算される。この数式で、活性化リスト(s)というのは、活性化リストにおけるキーワードsのスコアである。同様に、抑制リスト(s)というのは、抑制リストにおけるキーワードsのスコアである。活性化リスト(s)も、抑制リスト(s)も、sがリストに存在しない場合、0を返すものとする。
Figure 2008269231
図2に関連して示した広告データも、便宜上、再掲する。
<ad id="1">
<name>SP3900</name>
<category value="av/hw/digitalcamera" />
<company name="X電器" />
<keyword>デジタルカメラ</keyword>
<desc graphic="camera.gif">手ブレをなくした快適デジカメSP3900登場。</desc>
<url>http://x-electronics.co.jp/</url>
</ad>
<ad id="2">
<name>Aの軽</name>
<category value="auto/car" />
<company name="A自動車" />
<keyword>軽自動車</keyword>
<desc graphic="ak.gif">小回りが利く軽自動車、Aの軽。</desc>
<url>http://www.A-motorcar.co.jp/</url>
</ad>
<ad id="3">
<name>きび団子</name>
<category value="food/sweet" />
<desc graphic="kibidango.gif">岡山のお土産には、ぜひきび団子を。</desc>
<url>http://www.dango.jp/</url>
</ad>
この式で、優先度を計算すると、下記のとおりである。
活性化リストに含まれるキーワードは、X電器、岡山、SP3900、デジタルカメラであり、抑制リストに含まれるキーワードは、X電器、SP3900、Y光学である。
そこで、広告1について見ると、活性化リストに含まれるキーワードについては、X電器、岡山、SP3900、デジタルカメラが広告1に含まれ、抑制リストに含まれるキーワードは、X電器、SP3900が広告1に含まれる。従って、広告1の優先度は、次のように計算される。
デジタルカメラ:1.0 + X電器:3.0 + SP3900:3.0 - X電器:15 - SP3900:15.0 = -23.0
ここで、デジタルカメラ:のようなプリフィックスは、便宜上つけただけで、計算は、単に、プリフィックス以下のところで行われることを理解されたい。
広告2については、活性化リストに含まれるキーワードも、抑制リストに含まれるキーワードも、どちらも含まれないので、優先度は、単に0になる。
広告3については、活性化リスト中の岡山だけが、含まれるので、広告3の優先度は、0.5となる。
この結果、ステップ320で、広告を優先度で並び替えたとき、広告3が最上位なので、ステップ322で、広告3が記事1に関して、クライアント・コンピュータ200のブラウザに表示される。この様子は、図4に示されている。すなわち、図4で、クライアント・コンピュータ200のディスプレイ214(図1)に表示されたブラウザ410内に、記事1に対応する表示420が示され、その隣に、広告3に対応する表示430が示されている。もし、従来技術のように、活性化リストだけで広告を選択すると、広告1が一番高いスコアをもつことになる。すると、図4において、X電器のデジタルカメラの記事に対して、X電器のデジタルカメラの広告が選択されてしまうことになる。これは、記事420が、提灯記事ではないか、という疑いを、読者が持つ可能性を高めてしまう。
なお、上述したように、記事や広告は、この実施例ではXMLであらわされており、一方、通常のブラウザは、必ずしもXMLをレンダリング表示する機能をもたないので、この実施例では、図示しないが、記事及び広告を、クライアント・コンピュータ200のブラウザ410に送る前に、適当なスタイルシート情報を付与して、HTMLに変換するようにする。
ステップ324では、読者が次の記事を見るかどうかが判定され、もしそうでなければ、処理は終了する。一旦処理を終了して、後日、その読者が、同一のクライアント・コンピュータ200の同一のブラウザで、このウェブサイトを閲覧すると、JSPのHttpSession session = request.GetSession(true);という処理で、前のセッションのオブジェクトが取得されるので、そのセッションIDで保存されている抑制リスト160及び活性化リスト162が、取得される。
一方、ステップ324で、読者が次の記事を閲覧するものとする。すると、ステップ314に戻り、閲覧した記事に応じて、活性化リスト162、抑制リスト160を更新する処理316が、再度始まる。ここで、読者が、記事2を閲覧したものとする。すると、活性化リスト162には、既存のエントリに対して、記事2に基づくエントリが追加され、結局、活性化リスト162は、下記のとおりとなる。なお、上記では説明しなかったが、以前の記事にあらわれ、今回の記事には現れなかったキーワードのスコアに対しては、この実施例では、0.8を掛けるものとする。というのは、過去に現れた活性化キーワードの効果は、次第に減衰すると考えるのが妥当だからである。一方、以前にあらわれ、今回の記事にもあらわれたキーワードは、重複したエントリをもつことなく、初期値スコアをもつようになる。また、活性化リストが増大しすぎるのを防ぐために、スコアがある閾値(例えば、0.01)より低くなったエントリは、削除するようにしてもよい。
<activate word="X電器" score="2.4" />
<activate word="岡山" score="0.4" />
<activate word="SP3900" score="2.4" />
<activate word="デジタルカメラ" score="0.8" />
<activate word="A自動車" score="3.0" />
<activate word="TJワゴン" score="3.0" />
<activate word="D運送" score="1.0" />
<activate word="首都高速" score="1.0" />
一方、記事2の<role>〜</role>の箇所に関連して、広告抑制ポリシー156が、そこに格納されているパラメータを、roleのword属性に注目して、対応する利害ラベルに適用することによって、抑制リスト160(図2)に、エントリを追加する。追加されたエントリは、初期値のスコアをもち、もし追加されたエントリのうち、既に抑制リスト160に含まれているものがあったなら、それは重複したエントリをもつことなく、初期値のスコアをもつエントリと置き換えられる。一方、もともと抑制リスト160に含まれていて、追加されたエントリに含まれていないエントリのスコアは、decay=で指定されている減衰率を掛けられて、その更新された値が、score=に入れられる。こうして、抑制リスト160は、下記のとおりとなる。また、抑制リストが増大しすぎるのを防ぐために、スコアがある閾値(例えば、0.01)より低くなったエントリは、削除するようにしてもよい。
<restrict word="X電器" score="1.5" decay="0.1" />
<restrict word="SP3900" score="1.5" decay="0.1" />
<restrict word="Y光学" score="3.0" decay="0.2" />
<restrict word="A自動車" score="20.0" decay="0.8" />
<restrict word="B自動車" score="15.0" decay="0.6" />
<restrict word="D運送" score="10.0" decay="0.2" />
<restrict word="首都高速" score="10.0" decay="0.2" />
このように更新された、活性化リスト及び抑制リストを用いて、ステップ318において、広告1〜3の優先度を計算すると次のとおりである。
広告1に関して、
デジタルカメラ: 0.8 + X電器: 2.4 + SP3900: 2.4 - X電器: 1.5 - SP3900: 1.5 = 2.6
広告2に関して、
A自動車: 3.0 + TJワゴン: 3.0 + D運送: 1.0 + 首都高速: 1.0 - A自動車: 20.0 - B自動車: 15.0 - D運送: 10.0 - 首都高速: 10.0 = -47.0
広告3に関して、
岡山: 0.4 = 0.4
ステップ320で、優先度順に並び替えた結果、3つの広告の中で最もスコアが高い広告1が選択される。ステップ322では、そのようにして選ばれた広告1が、記事2に関連して、クライアント・コンピュータ200のブラウザに表示される。すなわち、A自動車のリコールの記事に隣接して、デジカメの広告が表示されるので、特に違和感をもたらすものではない。なお、もし、従来技術のように、活性化リストだけで広告を選択すると、広告2、すなわちA自動車の広告が、A自動車のリコールの記事に隣接して、ブラウザに表示されることになる。このことは、A自動車に対する信用の失墜を寧ろ促進し、広告としては、逆効果となる。
なお、上記実施例では、JSPのセッション管理の仕組みにより、セッション毎に履歴付きてせ、抑制リスト、活性化リストを選択するようしたが、サーブレット、JavaBeans、EJBなどのサーバサイドJavaの既存の仕組みをもちいて、実現することができる。
また、サーバサイドJavaの場合、抑制リスト、活性化リストは、クライアントのセッションID毎に、サーバ側に保存されるが、閲覧されるHTMLファイルに、クライアント・サイドで動くJavaScriptで、抑制リスト、活性化リストをcookieとして、クライアント・コンピュータのローカルディスクに保存するようにすることもできる。cookieを用いる場合、サーバー・サイドで動くPerlによるCGIや、PHPを使用して、同等の処理を実現することもできる。
さらに、上記実施例では、記事に対して、選択された広告が1つだけ表示されている様子を示しているが実際は、2個、3個、または、画面のレイアウトに応じて、任意の個数の広告を、優先度順に選択して、表示することができる。
またさらに、上記実施例では、記事、広告、活性化リスト、抑制リストをすべて、XMLで表現するものとしたが、これは一実施例にすぎず、CSV、DB2(商標)などのデータベース・ファイルなど、コンピュータによりリスト管理可能な任意のデータ形式を使用することができることを、当業者から理解するはずである。本発明の構成は、近年、頻繁に使用されているコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)とも馴染むものであり、ウェブ・サーバを利用した、コンテンツ・マネジメント・システムからの広告発信にも好適に利用される。
本発明を実施するためのコンピュータ・ハードウェアのブロック図である。 本発明を実施するためのシステムの機能ブロック図である。 本発明を実施するための処理のフローチャートを示す図である。 本発明に従い、クライアント・コンピュータのブラウザにおいて、記事の傍に、広告が表示されている画面を示す図である。

Claims (20)

  1. コンピュータの処理により、コンテンツに関連する広告を選択する、広告選択システムにおいて、
    キーワードに、利害ラベルを付与されたコンテンツをもつ、コンテンツ格納手段と、
    各々がキーワードを含む、複数の広告をもつ、広告格納手段と、
    前記複数の広告の各々について、該広告に含まれるキーワードが、前記コンテンツのキーワードのうち、前記利害ラベルを付与されたキーワードに対応する場合に優先度を減じるように、優先度を計算する手段と、
    前記計算された優先度に基づき、1つまたは複数の広告を選択する手段と、
    を含む広告選択システム。
  2. 前記利害ラベルが、前記コンテンツにおける、前記利害ラベルを付与されるキーワードの間の構文関係に基づき、前記コンピュータ・システムによって付与されたものである、請求項1に記載の広告選択システム。
  3. 前記利害ラベルが、被害者、加害者、受益者、被害者の関連者、被害者の競合者、加害者の関連者、加害者の競合者、受益者の関連者、または受益者の競合者に該当する、請求項1または請求項2に記載の広告選択システム。
  4. 前記利害ラベル毎に、該利害ラベルが付与されるキーワードの優先度計算のスコアのベースとなる初期値と、順次の閲覧による該スコアの減衰率を規定する広告抑制ポリシーを格納する手段を有する、請求項2または請求項3に記載の広告選択システム。
  5. 前記閲覧されたコンテンツから抽出されたキーワードに基づき、前記広告を選択する活性化リストを作成する手段と、前記利害ラベルに関連付けられたキーワードに基づき、抑制リストを作成する手段とをさらに有し、前記広告に含まれるキーワードが前記活性化リストに含まれる場合に前記優先度が増加し、前記広告に含まれるキーワードが前記抑制リストに含まれる場合に前記優先度が減少するように、前記優先度が計算される、請求項4に記載の広告選択システム。
  6. ウェブサーバをもつコンピュータ・システム上に構築され、該コンピュータ・システムの処理により、コンテンツに関連する広告を選択して表示する、広告選択システムにおいて、
    キーワードに、利害ラベルを付与されたコンテンツをもつ、コンテンツ格納手段と、
    各々が、キーワードを含む、複数の広告をもつ、広告格納手段と、
    前記ウェブサーバの機能により、読者が、前記広告を閲覧できるようにする手段と、
    読者によって、コンテンツが閲覧されることに応答して、該閲覧されたコンテンツに含まれる、前記利害ラベルを付与されたキーワードを抽出する手段と、
    前記閲覧されたコンテンツから抽出されたキーワードに基づき、該キーワードを含み、前記広告を選択するための、活性化リストを作成する手段と、
    前記利害ラベルに関連付けられたキーワードに基づき、該キーワードを含み、前記広告を抑制するための抑制リストを作成する手段と、
    前記広告に含まれるキーワードが前記活性化リストに含まれる場合に前記優先度が増加し、前記広告に含まれるキーワードが前記抑制リストに含まれる場合に前記優先度が減少するように、前記優先度を計算する手段と、
    前記計算された優先度に基づき、1つまたは複数の広告を選択する手段と、
    前記閲覧されたコンテンツに関連するように、前記選択された広告を表示する手段、
    を含む広告選択システム。
  7. 前記利害ラベルが、前記コンテンツにおける、前記利害ラベルを付与されるキーワードの間の構文関係に基づき、前記コンピュータ・システムによって付与されたものである、請求項6に記載の広告選択システム。
  8. 前記利害ラベルが、被害者、加害者、受益者、被害者の関連者、被害者の競合者、加害者の関連者、加害者の競合者、受益者の関連者、または、受益者の競合者に該当する、請求項6または請求項7に記載の広告選択システム。
  9. 前記利害ラベル毎に、該利害ラベルが付与されるキーワードの優先度計算のスコアのベースとなる初期値と、順次の閲覧による該スコアの減衰率を規定する広告抑制ポリシーを格納する手段を有する、請求項7または請求項8に記載の広告選択システム。
  10. 前記抑制リストが、前記抑制リストに含まれるキーワードの利害ラベルに関連して、前記広告抑制ポリシーに規定される初期値と減衰値を含み、
    前記読者によるコンテンツの閲覧に応答して、前記抑制リストに含まれる初期値に、関連する減衰率を掛けて、前記抑制リストに保管する手段をさらに有する、請求項9に記載の広告選択システム。
  11. 前記コンピュータ・システムがJavaシステムを含み、前記活性化リストと、前記抑制リストは、該Javaシステムのセッション管理機構により、個々の読者毎に管理保存される、請求項10に記載の広告選択システム。
  12. ウェブサーバをもつコンピュータ・システムの処理により、コンテンツに関連する広告を選択して表示する、広告選択方法において、
    キーワードに、利害ラベルを付与されたコンテンツを用意して、前記コンピュータ・システムにより読み出し可能に保持するステップと、
    各々が、キーワードを含む、複数の広告を用意して、前記コンピュータ・システムにより読み出し可能に保持するステップと、
    読者が、前記コンテンツを閲覧することに応答して、該閲覧されたコンテンツに含まれる、前記利害ラベルを付与されたキーワードを抽出するステップと、
    前記閲覧されたコンテンツから抽出されたキーワードに基づき、該キーワードを含み、前記広告を選択するための、活性化リストを作成するステップと、
    前記利害ラベルに関連付けられたキーワードに基づき、前記広告を抑制するための抑制リストを作成するステップと、
    前記広告に含まれるキーワードが前記活性化リストに含まれる場合に前記優先度が増加し、前記広告に含まれるキーワードが前記抑制リストに含まれる場合に前記優先度が減少するように、前記優先度が計算するステップと、
    前記計算された優先度に基づき、1つまたは複数の広告を選択するステップと、
    前記閲覧されたコンテンツに関連するように、前記選択された広告を表示するステップ、
    を含む広告選択方法。
  13. 前記利害ラベルが、被害者、加害者、受益者、被害者の関連者、被害者の競合者、加害者の関連者、加害者の競合者、受益者の関連者、または、受益者の競合者に該当する、請求項12に記載の広告選択方法。
  14. 前記利害ラベル毎に、該利害ラベルが付与されるキーワードの優先度計算のスコアのベースとなる初期値と、順次の閲覧による該スコアの減衰率を規定する広告抑制ポリシーを格納するステップを有する、請求項12または請求項13に記載の広告選択方法。
  15. 前記抑制リストが、前記抑制リストに含まれるキーワードの利害ラベルに関連して、前記広告抑制ポリシーに規定される初期値と減衰値を含み、
    前記読者によるコンテンツの閲覧に応答して、前記抑制リストに含まれる初期値に、関連する減衰率を掛けて、前記抑制リストに保管するステップをさらに有する、請求項14に記載の広告選択方法。
  16. 前記コンピュータ・システムがJavaシステムを含み、該Javaシステムのセッション管理機構により、前記活性化リストと、前記抑制リストを、個々の読者毎に管理保存するステップをさらに有する、請求項15に記載の広告選択方法。
  17. ウェブサーバをもつコンピュータ・システム上に構築され、該コンピュータ・システムの処理により、コンテンツに関連する広告を選択して表示する、広告選択システムにおいて使用されるコンピュータ・プログラムであって、
    前記コンピュータ・システムをして、
    キーワードに、利害ラベルを付与されたコンテンツを用意して、前記コンピュータ・システムにより読み出し可能に保持するステップと、
    各々が、キーワードを含む、複数の広告を用意して、前記コンピュータ・システムにより読み出し可能に保持するステップと、
    読者が、前記コンテンツを閲覧することに応答して、該閲覧されたコンテンツに含まれる、前記利害ラベルを付与されたキーワードを抽出するステップと、
    前記閲覧されたコンテンツから抽出されたキーワードに基づき、前記広告を選択する活性化リストを作成するステップと、
    前記利害ラベルに関連付けられたキーワードに基づき、抑制リストを作成するステップと、
    前記広告に含まれるキーワードが前記活性化リストに含まれる場合に前記優先度が増加し、前記広告に含まれるキーワードが前記抑制リストに含まれる場合に前記優先度が減少するように、前記優先度が計算するステップと、
    前記計算された優先度に基づき、1つまたは複数の広告を選択するステップと、
    前記閲覧されたコンテンツに関連するように、前記選択された広告を表示するステップとを実行させる、
    前記コンピュータ・プログラム。
  18. 前記利害ラベルが、被害者、加害者、受益者、被害者の関連者、被害者の競合者、加害者の関連者、加害者の競合者、受益者の関連者、または、受益者の競合者に該当する、請求項17に記載のコンピュータ・プログラム。
  19. 前記コンピュータ・システムがJavaシステムを含み、前記コンピュータ・システムをして、該Javaシステムのセッション管理機構により、前記活性化リストと、前記抑制リストを、個々の読者毎に管理保存するステップを実行させる、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム。
  20. 前記ウェブサーバに接続されたクライアント・コンピュータをして、前記活性化リストと、前記抑制リストを、cookieとして読み出し可能に保存するステップを実行させる、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム。
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