JP2008269165A - 複数コイルサーボ弁の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ設けた開度センサーの故障の復旧時のサーボ電流の急変をなくし、各コントローラの定格運転への円滑な移行を実現させる。
【解決手段】複数コイルのサーボ電流の合計でサーボ弁を駆動制御するサーボ弁制御装置であり、複数のコントローラと、サーボ弁の開度を検出する2つの開度センサーを有する。開度センサーからのサーボ弁の開度(サーボ弁の位置)に対応する信号は、サーボ弁位置検出フィードバック回路で検出され、複数のコントローラに供給される。各コントローラの出力段にはバンプレス復帰手段が設けられており、このバンプレス復帰手段により、開度センサーの故障復旧時のサーボ電流を徐々に所定値に変化させる。すなわち、サーボ弁の開度を検出する開度センサーに異常が発生すると、各コントローラは自動的に制御指令値を初期値として徐々にサーボ弁位置検出フィードバック値に変化する制御信号を出力する。そして、サーボコイルに供給される電流がゼロになるようにサーボ弁を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数コイルサーボ弁の制御装置に関し、特に3重化コントローラにより制御される3コイルサーボ弁を制御する技術に関する。
火力発電や原子力発電のプラントなどにおける主要機器(例えば、タービンなど)を制御するサーボ弁は高い信頼性が要求されることから、複数のコントローラとそれに対応する複数のサーボコイルにより1個のサーボ弁を駆動制御する方法が知られている(例えば特許文献1)。
この3つのサーボコイルで駆動されるサーボ弁に与えられる各コントローラの出力は、サーボ弁の制御指令値とサーボ弁の開度フィードバック値との偏差として、それぞれのサーボアンプに出力されるものである。そして各サーボアンプの出力であるサーボ電流が供給される各サーボコイルのアンペアターン(電流と電線の巻数の相乗積で電磁石の起磁力を表す。記号ATと書く。)の合計で、1個のサーボ弁が駆動される。そして、上記サーボ弁の制御指令値とサーボ弁の開度フィードバック値との偏差が0mAになる位置でバランスさせるようにサーボ弁が制御される。実際には、0mAでは、サーボ弁は閉じる方向に動くので、ヌルバイアス値0.6mAを与えることでバランスさせている。
発明者が既に提案している特許文献1に記載の発明は、3つのコントローラの内の一つのコントローラ(例えばA系コントローラ)に異常が発生してコントローラの制御指令値が0mAに落ちた場合の、異常コントローラの復旧を課題とするものであった。すなわち、A系コントローラの異常前は、各コントローラから出力されるサーボ電流は0.6mAであり、3つのサーボコイルに供給される電流の合計は1.8mAとなってバランスが保たれていた。
この状態で、A系コントローラからの制御指令値が0mAになるので、サーボ弁の開度を維持する方向にB系とC系コントローラの制御指令値(サーボ電流)が増加する。つまり、合計で1.8mAになるように、B系コントローラとC系コントローラからの制御指令値が0.9mAに増加するのである。特許文献1に記載の発明は、この場合のA系コントローラの異常をプラント運転に支障をきたすことなく復旧することができる3コイルサーボ弁制御装置を提案したものである。
すなわち、特許文献1に記載の発明は、各コントローラの出力段にバンプレス復帰手段を設け、そのバンプレス復帰手段の入力としてサーボコイルの駆動電流の制御指令値とサーボ弁位置検出フィードバック値(開度フィードバック値と同じ。)を供給する。そして、自己の制御系の故障が復旧して多重制御系の復帰指令が入力されると、その復帰指令の入力時におけるサーボ弁位置検出フィードバック値を初期値として、徐々に上記サーボコイルの駆動電流の制御指令値である0.6mAに変化する値を出力するものである。
特開2005−105912号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、あくまでもA系コントローラの異常により、A系のサーボアンプからのサーボ電流が0mAになる場合を想定したものであり、本発明のように、1台の開度センサーの異常(故障)により、例えば、A系のサーボアンプからの出力値が急変して極端に高い値になることは全く想定されていない。
詳細は、図8及び図9に基づいて後述するが、3重制御系のサーボ弁制御装置において、2台ある開度センサーのうちの1台の開度センサー(LVDT-1)が故障すると、この1台の開度センサーからの開度フィードバック値のみが供給されるA系コントローラからの制御指令値は、急上昇して9mA以上になってしまう。この開度センサー(LVDT-1)を、所定時間経過後に、復旧しようとすると、今度は、9mA以上出ていたA系コントローラの出力が、いったんはB系、C系コントローラの出力値である−3.6mAまで急激に落ち込み、その後、サーボ弁の開度が安定する0.6mAまで上昇する。これに相応してB系、C系コントローラの出力値も−3.6mAから0.6mAまで変化する。こうして3つのサーボコイルが同じ電流になってバランスが取れるのであるが、この開度センサーの復旧時に、図9に示すように−10.8mAまで落ち込むという現象が生じることになる。この状態はサーボ弁が完全に閉じてしまう状態、つまり全閉状態になる虞があり、これを防ぐための回路が必要となる。
本発明の目的は、上記問題を解決するべく、2台ある開度センサーのうち1台が故障した場合の運転中の復旧を、複数コイルによるサーボ弁の安定動作を損なわずに行うことができるようにすることである。
本発明は、上記の課題を解決するため、サーボ弁を駆動する複数のサーボコイルの制御指令値をそれぞれ生成する複数のコントローラと、サーボ弁の開度を検出する複数の開度センサーと、該開度センサーの出力に基づいて、サーボ弁の位置を検出するサーボ弁位置検出フィードバック回路と、各コントローラから出力される制御指令値とサーボ弁位置検出フィードバック回路から出力されるサーボ弁位置検出フィードバック値との差に基づいて各サーボコイルを駆動するサーボ電流をそれぞれ制御する複数のサーボアンプと、からなる多重制御系を有する複数コイルサーボ弁制御装置において、各コントローラの出力段にはバンプレス復帰手段が設けられ、該バンプレス復帰手段には、上記制御指令値とサーボ弁位置検出フィードバック値とが入力され、複数の開度センサーのうちの1台に異常が発生すると、各コントローラは、上記バンプレス復帰手段の出力として、制御指令値を初期値として徐々にサーボ弁位置検出フィードバック値に変化する制御信号を出力し、サーボコイルに供給されるサーボ電流がゼロになるように前記サーボ弁を制御することを特徴としている。
すなわち、故障した開度センサーのみが接続されているコントローラからは、故障発生当初は、バンプレス復帰手段によって制御指令値がそのまま初期値として出力される。つまり、バンプレス復帰手段から、サーボアンプに入力される制御指令値とサーボ弁位置検出フィードバック値(開度信号=0mA)の差が初期値としてサーボコイルに供給される。
次いで、入力される制御指令値はサーボ弁位置検出フィードバック値に向かって徐々に増加していく。その結果、サーボアンプからサーボコイルに供給されるサーボ電流がゼロに近づいてゆき、最終的に復帰に係るコントローラの制御系が突変などの外乱を及ぼすことがない。つまり、バンプレス復帰手段の出力は徐々にゼロになっていくのである。なお、復帰に係るコントローラの制御系が働き出すにつれて、他の健全な制御系は自己のサーボコイルに供給するサーボ電流を徐々に増やしていき、安定して正常な多重系に移行することができる。
上記の場合において、好ましい形態としては、バンプレス復帰手段は、初期値(制御指令値)からサーボ弁位置検出フィードバック値まで一定率で変化させるようにする。また、その結果プラント出力に変動を与えずに開度センサーの交換を行うことができる。そして、開度センサーの交換後は、上記と逆にサーボ弁位置検出フィードバック値を初期値として制御指令値まで変化させることにより、プラントの運転を継続しながら、開度センサーの故障によって異常動作をしていたコントローラを円滑に正常状態に復旧させることが可能となる。
本発明によれば、故障した開度センサーの復旧を、3コイルサーボ弁制御装置を運転した状態で行うことができる。すなわち、複数コイルサーボ弁の安定動作を損なうことなく、故障した開度センサーが関係するコントローラの出力を、徐々に(急変させないで)0mAへ切り替えることができる。また、開度センサーの復旧後には、コントローラの出力を他のコントローラの出力に合わせこむ操作を上記の逆動作により行うことが可能となる。
以下、図1から図7に基づいて、本発明の実施形態例(以下、「本例」という。)について説明する。本例は、それぞれのコントローラの後段部にバンプレス復帰手段63を設けて、開度センサーの故障からその復旧までの動作を円滑に行う点に特徴を有する。
図1は、本発明の特徴部のバンプレス復帰手段に係る一実施の形態の構成図である。図2は、本発明の3コイルサーボ弁が適用されるガスタービンシステムの全体構成図である。
さらに、図3は、本発明の一実施形態の3コイルサーボ弁の制御装置の全体構成図であり、図4は、図3の3コイルサーボ弁制御回路に接続されるコントローラの概略構成図を示したものである。図5は、ガスタービンの運転動作を説明するためのフローチャートである。図6は、本発明を適用した3コイルサーボ電流制御装置の全体構成図であり、図7は、図6に示した3コイルサーボ電流制御装置の開度センサー故障から復旧時の動作を説明するための波形図である。
まず、図2に示すように、ガスタービンシステムは、燃料ポンプ1により供給される燃料と圧縮機2で圧縮された高圧の空気を混合し、この混合気体を燃焼器3で燃焼させることにより、高温高圧のガスを発生させる。そして、この高温高圧ガスでガスタービン4を高速回転させ、ガスタービン4に連結された発電機5を駆動して電気エネルギを発生する。ガスタービン4の出力エネルギは燃料流量によって決まるが、この燃料流量は燃料ポンプ1のバイパス量を制御する3コイルサーボ弁6によって制御される。起動電動機7は、ガスタービン4を起動するときに用いられるモータである。
3コイルサーボ弁6の制御装置は、図3及び図4に示すように構成されている。図3に示すように、3コイルサーボ弁6(図2参照)のアクチュエータ11は、弁体を直接駆動する油圧シリンダ12を、油圧サーボ弁13を介して油圧駆動する。油圧サーボ弁13は、3つのサーボコイル14、15、16を有するトルクモータ17によって制御される。各サーボコイル14、15、16の駆動電流(サーボ電流)は、それぞれサーボアンプ18、19、20からスイッチ21、22、23を介して供給される。
後述する各コントローラから出力される制御指令値26bは、減算器25に加えられ、ここで制御指令値26bからサーボ弁の位置検出フィードバック回路24の出力であるサーボ弁位置フィードバック値27が減算される。減算器25の減算結果は、制御指令値26として各サーボアンプ18、19、20を介してサーボコイル14,15,16に供給され、それぞれのサーボ電流が制御される。なお、サーボ弁の位置検出フィードバック回路24は、開度センサー70で検出された油圧シリンダ12の制御量に相当する位置検出信号を取り込み、サーボ弁位置検出フィードバック値27として出力している。
また、このサーボ弁位置検出フィードバック値27は、詳細は後述するバンプレス復帰手段63を構成するスイッチの一方の切換端子に加えられている。そして、このスイッチの他方の切換端子には、コントローラからの制御指令値26a´が供給されている。このスイッチの切換制御は、後述する復帰指令55によって行われることになる。
次に、図4に基づいて、各コントローラの動作について説明する。図4に示されるように、図3の減算器25に供給される制御指令値26bは、それぞれ対応するA系、B系、C系の各コントローラ31、32、33によって生成されるが、図4では、B系及びC系のコントローラ32,33の図示を省略している。A系、B系、C系の各コントローラ31、32、33は同一の機能構成を有しているので、ここでは、A系コントローラ31についてのみ説明することとする。
A系コントローラ31には、速度センサー34及び排気温度センサー35の検出信号が入力され、それぞれ速度設定値36、排気温度設定値37と比較される。
そして、これらの検出信号が設定値と一致するように、速度・負荷制御系38と排気温度制御系39により制御される。
これらの速度・負荷制御系38と排気温度制御系39の制御信号は、制御信号選択部43に入力される。また、A系コントローラ31には、起動、停止、保安時の重要信号40がシーケンス制御系41に入力されている。このシーケンス制御系41の制御信号は、起動制御系42の制御信号と合わせて、制御信号選択部43に入力される。制御信号選択部43は、入力される制御信号のうちの最も小さい値の制御信号を選択して、制御指令値演算部44に出力する。
制御指令値演算部44は、入力される制御信号に基づいて制御指令値26bを演算して図3の減算器25に出力する。また、制御信号選択部43で選択されなかった制御信号は、制御指令値26bのバックアップ信号として保持される。
次に、A系コントローラ31の異常検出機能について説明する。図4のA系コントローラ31は、異常検出機能50を有している。異常検出機能50は、コントローラ異常検出機能51と、サーボコイル電流のフィードバック値の診断機能52と、サーボ弁位置のフィードバック値診断機能53とから構成されている。
コントローラ異常検出機能51は、コントローラ自体の異常を検出するCPUの異常診断機能である。サーボコイル電流のフィードバック値の診断機能52は、コントローラの制御指令値26bとサーボコイル電流のフィードバック値28を比較して、サーボコイル14又はサーボアンプ18の異常を診断するものである。サーボコイルの異常とは、例えば、サーボコイルが断線したときであり、このときのコイル電流のフィードバック値28は「0」となる。また、サーボアンプ18の故障時は、コイル電流のフィードバック値28は飽和電流値となる。
サーボ弁位置のフィードバック値診断機能53は、制御指令値26bとサーボ弁位置検出フィードバック値27を比較して、サーボ弁位置検出の異常を診断するものである。異常の時は、制御指令値26bとサーボ弁位置検出フィードバック値27は異なった値となる。以上説明したような異常検出機能50により、A系コントローラ31によって、制御系内の各コンポーネントの異常、例えば、コントローラ異常、サーボアンプ異常、サーボコイル異常、サーボ位置検出異常を診断することができる。これらの部分に異常が発見された場合は、サーボアンプの出力側に設けられたスイッチ21(図3参照)を開いて、A系コントローラの制御をサーボコイルから切り離すようにしている。B系及びC系のコントローラ32,33も同様に構成されている。
次に、図5のフローチャートに基づいて、本例の3コイルサーボ電流制御装置の動作について説明する。まず、ガスタービン4は、起動指令による起動電動機7の回転により起動される(ステップS1)。次いで、ガスタービン4の回転が、自力で回転できる一定速度以上に達したかどうかが判断される(ステップS2)。この判断ステップS2で、ガスタービン速度が所定値に到達していないと判定されたときは、起動制御による指令値45を図1に示す制御指令値26aとして選択する。この時起動制御による指令値45は、速度/負荷制御による指令値46よりも小さい値となっている。
判断ステップS2で、ガスタービンの速度が一定値以上であると判定されると、続いて排気温度が設定値以上であるかどうかが判断される(ステップS3)。そして、この判断ステップS3において、排気温度が設定値に達していないと判定されると、速度/負荷制御による指令値46が制御指令値26aとして選択される。この速度/負荷制御による指令値46は、起動制御による指令値45より小さい値となる。同様に排気温度も設定値まで達成していないから、排気温度制御による指令値47は、速度負荷制御による指令値46より大きい値となっている。
判断ステップS3で、排気温度が設定値以上であると判定された場合は、排気温度制御による指令値47が制御指令値26aとして選択される。排気温度が設定値以上になると、この排気温度による指令値47は、速度/負荷制御による指令値46よりも小さくなり、この場合は、排気温度による指令値47が制御指令値26aとして選択される。このようにして選択された制御指令値26aは、制御指令値演算部44と減算器25による処理を経てサーボアンプ18に入力される。
次に、本発明の特徴部に係る制御指令演算部44の出力段に設けられたバンプレス復帰手段63の構成と動作について、図1を参照して説明する。上述したように、制御指令演算部44は、制御信号選択部43から出力される制御信号に基づいて制御指令値26aを生成し、この制御指令値26aが加算器61においてヌルバイアス設定器62から出力されるヌルバイアス値と加算される。
この加算器61の出力は、制御指令値26a´として制御指令演算部44の出力段に設けられたバンプレス復帰手段63の入力端X1に入力される。また、バンプレス復帰手段63の入力端X2には、サーボ弁の位置検出フィードバック値27が入力されている。
このバンプレス復帰手段63には、図4に示す異常検出機能50からの異常検出信号がオア回路64及びノット回路65を経由して供給されており、これにより、自己の制御系であるA系コントローラが故障状態から復旧し、多重制御系への復帰指令55が入力されるようになっている。
また、本例では、上記異常検出機能50からの異常検出信号のほかに、「1台開度センサー故障信号」70がオア回路64及びノット回路65を経由して復帰指令55としてバンプレス復帰手段63に供給されている。
ここで、バンプレス復帰手段63は、プログラムによる演算手段により構成されており、正常動作時は、ヌルバイアス値が加算された制御指令値26a´を単に通過させて減算器25に出力するようになっている。このヌルバイアス値は、サーボ弁の機械的反力にバランスさせるための駆動電流であり、例えば、0.6mAである。
一方、開度センサー70が故障しその後所定時間が経過し(図7の時刻t1が発生した後9mAで安定するまでの充分な時間)故障信号が「ON」になると、多重制御系に復帰させる復帰指令55が「OFF」となり、バンプレス復帰手段63は、入力X1に供給される制御指令値26a´を初期値として、徐々に入力X2に供給されているサーボ弁位置検出フィードバック値27に変化する制御指令値26bを減算器25に出力する。(図7の時刻t2)
その後開度センサー70の故障が復旧された時点において、「1台開度センサー故障信号」70を「OFF」にすることにより、復帰指令55が「OFF」から「ON」に切り替わってバンプレス復帰手段63は入力X1への復帰動作が開始される。
なお、このバンプレス復帰手段63において、図7に示すようにバンプレス切替回路出力を徐々に変化させる率を、ここでは一例として、0.05%/秒の一定率としているが、これは、3コイルサーボ制御系の応答性に応じて、任意の変化率に適宜設定することができるものである。
バンプレス復帰手段63の出力である制御指令値26bは減算器25に供給されるが、この減算器25には、サーボ弁位置検出フィードバック値27がネガティブフィードバック値として入力されている。したがって、この制御指令値26bとサーボ弁位置検出フィードバック値27の差が制御指令値26としてサーボアンプ18に入力されるようになっている。サーボアンプ18の出力であるサーボ電流は、スイッチ21を介してサーボコイル14に供給される。
本発明の実施の形態例では、図1に示すように、制御指令選択部43から与えられる制御指令値26aにヌルバイアス値を加算した制御指令値26a´をバンプレス復帰手段63を介して減算器25に供給している。これは、開度センサー復旧前に当該コントローラからのサーボ電流をゼロにしておき、開度センサーの復旧がサーボ電流の急激な変化につながらないようにするものである。
すなわち、バンプレス復帰手段63は、故障した開度センサーが接続されているコントローラからのサーボ電流を突変させずに、上昇したコントローラのサーボ電流を徐々に減少させる手段である。このバンプレス復帰手段63をコントローラの出力段に追加したことにより、故障した開度センサーの復旧をプラントの運転を止めることなく実現することが可能となる。
次に、本例における開度センサーの故障を検出したときの3コイルサーボ電流制御装置の動作を説明するが、本例との比較のために、図8、図9に基づいて、まず本発明の主要部となるバンプレス復帰手段63(バンプレス切替回路)が設けられていない3コイルサーボ弁制御装置の異常発生の例を説明する。
図8は、3コイルサーボ弁制御装置に使われている開度センサーの一つに異常が発生した場合について説明するための図である。図8に示されるような3重制御系では、サーボ弁の開度フィードバック値(サーボ弁位置検出フィードバック値と同じ。)を検出する2つの開度センサー70が設けられている。
これらの開度センサーのうち、第1の開度センサー(LVDT-1)の出力は、A系コントローラとB系コントローラに供給され、第2の開度センサー(LVDT-2)の出力は、B系コントローラとC系コントローラに供給されるようになっている。
つまり、B系コントローラのみに2つの開度センサーからの開度フィードバック値が供給されており、B系コントローラでは、これら2つの開度フィードバック値のうちの大きい方の値が開度フィードバック値として利用されるようになっている。
このような3コイルサーボ弁制御装置では、今、2つある開度センサー70のうち1台が故障して、コントローラ、サーボアンプ及びサーボコイルからなる1系統の制御系が異常な値を出力した場合でも、残りの正常な2系統がその分を補償するので継続して運転することができる。すなわち、仮に1つのコントローラに異常が発生しても、他の2個のコントローラの出力によりサーボ弁が安定に制御できるのである。
例えば、A系コントローラ31とB系コントローラ32に入力されている第1の開度センサー(LVDT-1)の信号がダウン(開度信号(開度フィードバック値)=ゼロ)したとすると、A系コントローラ31は、開度信号が喪失したことをサーボ弁の開度が小さくなったと誤って認識してしまい、上述したようにサーボ弁を開けるために大きな電流を出力する。なお、このとき、B系コントローラ32には、2つの開度センサーから信号が加えられており、B系コントローラ32はこれら2つの開度センサー出力の高値選択になっているため、1台の開度センサー(LVDT-1)がダウンしても格別な影響はない。
A系コントローラ31からサーボアンプ18への制御指令値26が大きくなると、サーボアンプ18からのサーボ電流が増加するため、サーボ弁はより開く方向に動作する。ここで、サーボアンプ18に供給される制御指令値26は、減算器25において、コントローラの出力値である制御指令値26bから開度フィードバック値27を差し引いた値である。
このように、サーボアンプ18への制御指令値26が大きくなると、例えば、開度50%で定常運転していたサーボ弁がそれ以上に開方向に制御されることになる。その結果、第2の開度センサー(LVDT-2)からの開度フィードバック値が大きくなるので、今度はB系コントローラ32とC系コントローラ33に対する開度フィードバック値が制御指令値26bよりも大きくなる。
このため、図8にサーボ電流として示すように、B系コントローラ32とC系コントローラ33は、A系コントローラ31とは逆方向のサーボ電流を流し、結果的には制御指令値と開度フィードバックの偏差が「0」になる位置でバランスさせるようにする。このバランスは、サーボ弁の元の開度よりも開度の大きい位置でバランスすることになる。
図8に示すような3コイルサーボ弁制御装置では、1台の開度センサーが故障した場合であっても、出力変動が発生するものの運転は継続して行われる。しかし、その状態から更に下記のような状態が発生した場合には、サーボ電流が突変して燃料の過大投入がおこり、排気温度が高くなってしまい、継続運転が難しい状態となる。すなわち、
(1)A系、B系、C系コントローラのサーボモジュールの内1台が故障した場合。
(2)A系、B系、C系コントローラの内1台が故障した場合。
(3)3コイルサーボの1本が断線した場合。
である。
そのため、速やかにプラントなどを停止して故障系統を復旧することが望ましいが、プラントの運転停止ないし負荷低減(負荷降下)を伴う復旧作業は、プラントの重要度に鑑みて許容できない場合がある。このような場合、プラントの運転を継続しながら故障した開度センサーを修理することが必要になる。すなわち、開度センサーの修理時であってもプラントに変動を与えないように修理することが必要となる。
図9は、図8に示した3コイルサーボ弁制御装置の動作を説明するためのタイムチャート(波形図)である。この図9に基づいて、図8に示した3コイルサーボ弁制御装置の動作を詳細に説明する。
図9において、(a)、(b)、(c)は、それぞれA系、B系、C系の各サーポアンプ18〜20から出力されるサーボ電流、同図(d)はそれらのサーボ電流の合計、(e)は燃料弁開度、を示している。なお、横軸は時間軸である。
今、図9に示す時刻tlにおいて、1台の開度センサー(LVDT-1)が故障したとすると、開度センサーの異常が発生した時刻t1において、サーボ弁位置検出フィードバック値が減少する(図8の開度信号=0)。この結果、A系コントローラ31からサーボアンプ18を介してサーボコイル14に供給されていたサーボ電流が瞬時に9mA以上になる。これは、上述したように、A系コントローラ31が、開度信号が喪失したことをサーボ弁13(図3参照)の開度が小さくなったと誤って認識してしまうことに起因している。
A系コントローラ31のサーボ電流が9mA以上になると、図9(d)に示すように、3つのサーボコイル14〜16の合計サーボ電流が1.8mAから10.2mA以上まで上がるため、トルクモータ17(図3参照)の力が強まって3コイルサーボ弁13が開方向に動作する。このため、燃料ポンプ1(図2参照)から供給される燃料が急激に増加するという問題が発生する。
同時に、サーボ弁位置検出フィードバック値27が上がってくるため、B系のサーボアンプ19及びC系のサーボアンプ20の合計電流が減少し(1.2mA⇒−7.2mA)、それまで流れていた合計サーボ電流と同じ電流1.8mAになった時点で制御は安定する。B系とC系の合成電流−7.2mAとA系のサーボ電流9mAを足した値1.8mAで安定することになる。
この状態から、時刻t2において、故障した第1の開度センサー(LVDT-1)を復旧させようとすると、A系コントローラ31からのサーボ電流が、瞬時に、B系、C系コントローラ32、33のサーボ電流と同じ値になるように逆方向に大きく振れて流れ始める。その結果、B系、C系コントローラ32,33からの制御指令値がマイナス方向に大きく振れて、3コイルの合計のサーボ電流が−10.8mA以上になってしまう。この状態は、サーボ弁13の安定的制御の範囲を超える値となるので、好ましくはない。つまり、3コイルの合計のサーボ電流が大きな負の電流になったことにより、トルクモータ17の力が弱まり、3コイルサーボ弁13が閉じる方向に急激に動作する。その結果、燃料流量が急減するので、ガスタービン4が不作動となり、プラントトリップ(プラントの不作動状態)に至る場合が起こりうる。
図6は、上述した図8に示す3コイルサーボ電流制御装置の上述した問題点を解決した、本発明の実施形態例を示したものであり、図7はその動作波形図である。
図6に示される3コイルサーボ弁制御装置では、1台開度センサーの故障復帰時に動作させるバンプレス切替回路(「バンプレス復帰手段63」と同じもの。)63をそれぞれのコントローラの出力段に設けている点で、図8に示した装置と異なっている。このバンプレス切替回路63を設けることによって1台の開度センサーが故障した後の復旧動作をプラントの運転に影響させないで行うことが可能となる。
A系コントローラ31のみについて説明するが、図6に示すように、バンプレス切替回路63を構成するスイッチの一方の端子にはサーボ弁制御指令値26a´が加えられ、通常はこの値がそのまま加算器25に供給されている。バンプレス切替回路63のスイッチの他方の端子には、開度センサー70からのサーボ弁位置検出フィードバック値27が供給されており、故障した開度センサー70を修復するためにコントローラからのサーボ電流を0mAにする目的で「1台開度センサー故障信号」70をONさせる時には、このスイッチの切り替え動作が所定のレート、例えば0.05%/秒の一定率で、制御指令値26a´からサーボ弁位置検出フィードバック値27に切り替わるようになっている。
図7は、図6に示したバンプレス切替回路63の動作を含めたA系、B系、C系コントローラ全体の動作を示す波形図であり、図9と異なる点は、時刻t2以降の各コントローラから出力されるサーボ電流である。
図7(a)は、バンプレス切替回路63の出力を示しているが、「1台開度センサー故障信号」70をONさせるまでの間は制御指令値26a´(制御指令値26a+ヌルバイアス値)が出力されている。そして、時刻t2において「1台開度センサー故障信号」70をONさせると、バンプレス切替回路63の出力は、上記制御指令値26a´からサーボ弁位置検出器のフィードバック値27に向けて所定のレートで移行するように制御される。
この結果、A系コントローラ31のサーボ電流は、9mA以上あった状態から徐々に0mAまで下がっていく。また、B系とC系コントローラ32、33のサーボアンプ19、20から出力されるサーボ電流は、−3.6mAから0.9mAに向けて徐々に上昇していく。これにより、B系とC系コントローラ32、33からのサーボ電流だけで定格の1.8mAを達成し、A系コントローラ31からのサーボ電流は、0mAを維持させることができるのである。そして、この状態で、故障した1台の開度センサーを修復した後に、A系コントローラ31を正常動作に戻し、A系、B系、C系コントローラ31〜33のそれぞれから、0.6mAのサーボ電流を出力させて定格運転を行うようにするのである。
図7において、(a)はバンプレス復帰手段63の出力、(b)、(c)、(d)は、それぞれA系、B系、C系コントローラ31〜33の各サーポアンプ18〜20から出力されるサーボ電流、同図(e)はそれらのサーボ電流の合計、(f)は燃料弁の開度を示している。なお、横軸は時間軸である。
バンプレス復帰手段63は、復帰信号55がONからOFFに変化した場合に、制御指令値26b(出力Y)の値を、制御指令値26a´(X1)を初期値として入力された値をサーボ弁位置検出フィードバック値27(X2)に一定のレート(例えば、0.05%/s)をもって徐々に切替える。「バンプレス」とはこの徐々に切り替えることを意味する言葉である。この復帰信号55は、例えば、「1台開度センサーの異常(故障)信号」として出力されものである。例えば、一台の開度センサー(LVDT-1)の異常前は、復帰信号55はONである。この場合のバンプレス復帰手段63の出力Yは、制御指令値26aとヌルバイアス値を加算器61で加算した値26a´(X1)を出力している。そして、開度センサー(LVDT-1)の異常が発生した後に、サーボ電流が安定してから「1台開度センサー故障信号」70をONさせて復帰信号55がOFFすると、バンプレス復帰手段63の出力Yを徐々にサーボ弁位置検出フィードバック値27の値、すなわち0mAに近づけるように切替えていくのである。
その結果、サーボアンプ18から出力されるA系コントローラのサーボ電流は、次のようになる。
(1)故障発生前のサーボ電流=(制御指令値26a´)−(サーボ弁位置検出フィードバック値27)=0.6mA
(2)故障発生時のサーボ電流=(制御指令値26a´)−(サーボ弁位置検出フィードバック値27)=過大な+方向の電流値(9mA以上)
(3)故障発生後のサーボ電流=(制御指令値26a´)−(サーボ弁位置検出フィードバック値27)=(一定レートで徐々に0mAに向かって変化する値)
以上説明したように、バンプレス復帰手段63の機能により、A系コントローラ31からのサーボ電流は9mAから開始し、一定のレートにて0mAになるまで変化する。
そして、A系のサーボ電流が減少することによりB系及びC系のサーボ電流が増加し、結果的に合計電流を一定にするように制御される。そのため、燃料弁の開度の変化は無くなり、定格負荷運転中であっても復旧作業が可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、3重化コントローラ31、32、33により制御する3コイルサーボ弁制御において、プラントが定格負荷にて運転されている状態で、1制御系の故障の復旧作業が可能となり、復旧作業における制約(プラント停止、プラント負荷降下)を受けずにすむという効果がある。
本発明の特徴部に係るバンプレス復帰手段及び周辺部の一実施の形態の構成図である。 本発明に係る3コイルサーボ弁が適用されてなる一実施の形態のガスタービンプラントの全体構成図である。 本発明に係る3コイルサーボ弁制御装置のサーボ弁周りの一実施の形態の構成図である。 本発明に係る3コイルサーボ弁制御装置のコントローラ周りの一実施の形態の構成図である。 図4実施の形態の制御信号選択部の選択処理に係るフローチャートである。 本発明の一実施の形態例を示す3コイルサーボ弁制御装置における異常発生時の回路説明図である。 図6に示した本発明の実施形態例において、故障制御系統の復帰時の各部の電流等の変化を説明するタイムチャート(波形図)である。 バンプレス切換回路を含まないコントローラを用いた3コイルサーボ弁制御装置(従来法)における異常発生時の回路説明図である。 図8に示したバンプレス切換回路を含まないコントローラを用いた3コイルサーボ弁制御装置(従来法)において、故障制御系統の復帰時の各部の電流等の変化を説明するタイムチャート(波形図)である。
符号の説明
6、13・・・3コイルサーボ弁、11・・・アクチュエータ、12・・・油圧シリンダ、14、15、16・・・サーボコイル、17・・・トルクモータ、18、19、20・・・サーボアンプ、21、22、23・・・スイッチ、24・・・サーボ弁位置検出フィードバック回路、25・・・減算器、26a・・・ 制御指令値(制御指令選択部42の出力)、26a´・・・制御指令値(バンプレス復帰手段の入力値)、26b・・・制御指令値(バンプレス復帰手段の出力値)、26・・・制御指令値(減算器25の出力)、27・・・サーボ弁位置検出フィードバック値、28・・・コイル電流のフィードバック値、31、32、33・・・コントローラ、34・・・速度センサー、35・・・排気温度センサー、36・・・速度設定値、37・・・排気温度設定値、38・・・速度負荷制御系、39・・・排気温度制御系、41・・・シーケンス制御系、42・・・起動制御系、43・・・制御信号選択部、44・・・制御指令値演算部、55・・・復帰指令、61・・・加算器、62・・・ヌルバイアス設定器、63・・・バンプレス復帰手段、70・・・開度センサー

Claims (2)

  1. サーボ弁を駆動する複数のサーボコイルの制御指令値をそれぞれ生成する複数のコントローラと、
    サーボ弁の開度を検出する複数の開度センサーと、
    該開度センサーの出力に基づいて、サーボ弁の位置を検出するサーボ弁位置検出フィードバック回路と、
    前記各コントローラから出力される前記制御指令値と前記サーボ弁位置検出フィードバック回路から出力されるサーボ弁位置検出フィードバック値との差に基づいて前記各サーボコイルを駆動するサーボ電流をそれぞれ制御する複数のサーボアンプと、
    からなる多重制御系を有する複数コイルサーボ弁制御装置において、
    前記各コントローラの出力段にはバンプレス復帰手段が設けられ、
    該バンプレス復帰手段には、前記制御指令値と前記サーボ弁位置検出フィードバック値とが入力され、
    前記複数の開度センサーのうちの1台に異常が発生すると、前記各コントローラは、前記バンプレス復帰手段の出力として、前記制御指令値を初期値として徐々に前記サーボ弁位置検出フィードバック値に変化する制御信号を出力し、
    前記サーボコイルに供給されるサーボ電流がゼロになるように前記サーボ弁を制御する
    ことを特徴とする複数コイルサーボ弁制御装置。
  2. 前記バンプレス復帰手段は、前記制御指令値から前記サーボ弁位置検出フィードバック値まで一定率で変化させることを特徴とする請求項1に記載の複数コイルサーボ弁制御装置。
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