JP6057662B2 - 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法 - Google Patents

機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6057662B2
JP6057662B2 JP2012232064A JP2012232064A JP6057662B2 JP 6057662 B2 JP6057662 B2 JP 6057662B2 JP 2012232064 A JP2012232064 A JP 2012232064A JP 2012232064 A JP2012232064 A JP 2012232064A JP 6057662 B2 JP6057662 B2 JP 6057662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deviation
mechanical device
actuator
closed control
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012232064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014085715A (ja
Inventor
裕介 木内
裕介 木内
村田 直史
直史 村田
園田 隆
隆 園田
中村 愼祐
愼祐 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012232064A priority Critical patent/JP6057662B2/ja
Publication of JP2014085715A publication Critical patent/JP2014085715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6057662B2 publication Critical patent/JP6057662B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

本発明は、機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法に関するものである。
位置決めフィードバック制御を行われる機械装置の中には、アクチュエータの運動を変換するリンク機構が介在するものがある。リンク機構は機構上、種々の嵌合における製造公差の累積を完全にはゼロにできず、結果として機械的な遊びを持っている。制御工学において、機械装置の遊びはヒステリシスを生む非線形要素として扱われるが、このヒステリシスのため、絶対位置決め精度の不足や、繰り返し動作における再現性の低下が問題となることがある。
上記問題を有する機械装置の例として、ガスタービンが備える圧縮機の入口案内翼の駆動機構が知られている。入口案内翼は、圧縮機に導く空気流量及び圧力を制御するため、位置(翼角度)が制御される。入口案内翼の駆動機構は、アクチュエータ(例えば油圧アクチュエータ)の直線運動を入口案内翼の回転運動に変換するために機械的なリンク機構を必要とする。また、入口案内翼は、圧縮機に導く空気流量及び圧力を制御するため、翼角度である位置が制御されていることが多いが、前述のようにリンク機構が有する機械的な遊びのため、アクチュエータの出力を検出するフィードバック制御系では、所望の制御精度を得ることが難しい。
位置決め精度の向上のため、アクチュエータ位置信号を用いるセミクローズド制御系ではなく、ガイドベーン位置信号を用いるフルクローズド制御系によってアクチュエータを制御する制御装置がある。しかし、ヒステリシスを含むガイドベーン位置信号をフィードバックさせると、制御系のゲインによっては制御の安定性が低下し、発散してしまう可能性がある。このためフロクローズド制御系を用いる場合は、安定性確保のために、制御系のゲインを十分小さく設定せざるを得ない。この場合は速応性の低下が問題となる。
このように、セミクローズド制御系とフルクローズド制御系には、それぞれ固有の問題があるため、所望の制御性能を得ることは難しい。
上記問題に対処するため、特許文献1には、制御系に不感帯要素を追加し、セミクローズド制御系とフルクローズド制御系を併用する方法が開示されている。
特許文献1に開示されている方法は、アクチュエータ位置とガイドベーン位置の偏差をフィードバックさせ、この偏差が予め設定された不感帯要素の不感帯幅よりも大きくなる場合、セミクローズド及びフルクローズドループによる制御信号を油圧アクチュエータに印加させる。この結果、従来で問題となっていた絶対位置決め精度の不足や、動作の再現性が低下する問題をある程度解消させることができる。また、不感帯の幅を適切に決めることができれば、フルクローズドループに起因する制御系不安定化のリスクを低減することもできる。
特開2011−231764号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、アクチュエータ位置とガイドベーン位置の偏差が不感帯よりも小さくなると、従来と同様のセミクローズド制御系による制御を行う。このため、目標値に対するオフセットを完全にはゼロにできず、センサーの追加に伴うコストアップデメリットに見合う効果を得られない可能性がある。特に整定状態に近づいている状態では、制御系は十分安定的な挙動となるため、積極的にフルクローズド制御系を用いることが好ましい。しかし、特許文献1に開示されている方法では、整定状態に応じた制御系の使い分けを行うことができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、機械的な遊びを有する機構を含む機械装置であっても、安定性と速応性を保ちつつ、高い位置決め制御を可能とする、機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る機械装置の制御装置は、アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御装置であって、入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、を備え、前記第1偏差が所定値以上の場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、前記第1偏差が前記所定値未満の場合、前記フルクローズド制御手段によって前記機械装置を制御する。
本構成によれば、制御装置は、アクチュエータによって駆動される機械装置を制御する。機械装置は、リンク機構等の機械的な遊びによって生じるヒステリシスのような非線形要素を有する。
この制御装置は、入力される位置指令信号により示される目標位置と機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、目標位置とアクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、を備える。
そして、本構成は、目標位置と機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差が所定値以上の場合、セミクローズド制御手段によって機械装置を制御し、第1偏差が所定値未満の場合、フルクローズド制御手段によって機械装置を制御する。
第1偏差が所定値以上の場合とは、目標位置と機械装置の駆動位置との偏差が大きい場合、例えば目標位置が急に変わる等して、過度的な制御が行われている場合である。このような場合にフルクローズド制御が行われると、機械装置に対する制御の安定性が低下する可能性がある。また、目標位置が替わるような状況の場合、制御系には目標位置に対する追従性が求められるため、速応性を確保する必要もある。そのため、第1偏差が所定値以上の場合に、フルクローズド制御よりも安定性が高く、速応性も高いセミクローズド制御が行われることにより、機械装置に対する制御の安定性と速応性が確保される。安定性は、換言すると安全性であり、より大型の機械装置に求められる。
一方、第1偏差が所定値未満の場合とは、目標位置と機械装置の駆動位置との偏差が小さい場合、すなわち整定状態における制御が行われている場合である。このような場合、フルクローズド制御が行われることにより、機械装置に対する精度の高い位置決め制御が可能となる。
以上のように、本構成は、機械的な遊びを有する機構を含む機械装置であっても、安定性と速応性を保ちつつ、高い位置決め制御が可能となる。
上記第一態様では、前記機械装置の目標位置の変化が大きいことを示す所定の運転信号が入力された場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御することが好ましい。
本構成によれば、機械装置の目標位置の変化が大きい場合、セミクローズド制御が優先して行われることとなるので、本構成は、機械装置の制御をより安定に、かつ高い速応性で行うことができる。
上記第一態様では、前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出した場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御することが好ましい。
機械装置に対する制御の切り替えが繰り返される場合とは、機械装置に例えば経年劣化を原因とするガタが生じている場合である。そこで、本構成によれば、制御の切り替えが繰り返される場合に、セミクローズド制御が優先して行われることとなるので、本構成は、機械装置の制御をより安定に、かつ高い速応性で行うことができる。
上記第一態様では、前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出する毎に、前記所定値が小さくなるように変更することが好ましい。
機械装置に対する制御の切り替えが多くなるということは、機械装置の経年劣化の度合いが大きくなっていることを示している。本構成によれば、機械装置の経年劣化の度合いが大きくなるほど、よりセミクローズド制御で機械装置を制御することとなるので、機械装置の経年劣化の度合いが大きくなっても、機械装置を安定して制御できる。
上記第一態様では、前記セミクローズド制御手段及び前記フルクローズド制御手段が、積分器を備え、前記セミクローズド制御手段による制御と前記フルクローズド制御手段による制御の切り替えに伴って、切り替え後の制御手段が備える前記積分器の出力がリセットされ、切り替え前の制御手段から出力される駆動信号が初期値として用いられることが好ましい。
本構成によれば、セミクローズド制御手段による制御とフルクローズド制御手段による制御の切り替えによって、機械装置に対する制御の連続性が損なわれることを防止できる。
本発明の第二態様に係るガスタービンは、空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、前記圧縮機によって生成された圧縮空気によって燃料を燃焼させ、燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼器によって生成された燃焼ガスにより駆動するタービンと、前記圧縮機に導かれる空気流量及び圧力を制御する入口案内翼と、前記機械装置を前記入口案内翼とした上記記載の機械装置の制御装置と、を備える。
本発明の第二態様に係る機械装置の制御方法は、アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御方法であって、入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差を算出する第1工程と、前記第1偏差が所定値以上の場合、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいたセミクローズド制御により前記アクチュエータを制御し、前記第1偏差が所定値未満の場合、前記第1偏差に基づいたフルクローズド制御により前記アクチュエータを制御する第2工程と、を含む。
本発明によれば、機械的な遊びを有する機構を含む機械装置であっても、安定性と速応性を保ちつつ、高い位置決め制御が可能となる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係るガスタービンプラントの構成図である。 本発明の第1実施形態に係るIGVの開度を制御するIGV制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るIGVの開度を制御するIGV制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るIGVの開度を制御するIGV制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る切替制御部の構成を示すブロック図である。
以下に、本発明に係る機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係るガスタービンプラント10の全体構成図である。ガスタービンプラント10は、ガスタービン12及び発電機14を備える。
ガスタービン12は、圧縮機20、燃焼器22、及びタービン24を備える。
圧縮機20は、回転軸26により駆動されることで、空気取込口から取り入れた空気を圧縮して圧縮空気を生成する。燃焼器22は、圧縮機20から車室28へ導入された圧縮空気に燃料を噴射して高温・高圧の燃焼ガスを発生させる。タービン24は、燃焼器22で発生した燃焼ガスによって回転駆動する。
圧縮機20の入口には、圧縮機20に導かれる空気流量及び圧力を制御する入口案内翼(Inlet Guide Vane:IGV)21が設けられている。
車室28と燃焼器22との間にはバイパス管30が設けられており、バイパス管30は、ガスタービン12の負荷変動により燃焼器22内の空気が不足する状態になった場合に、燃焼器バイパス弁32が開かれると車室28内の空気を燃焼器22内に導入する流路となる。また、圧縮機20とタービン24との間には、圧縮機20からタービン24へ冷却用の空気を導入させるための抽気管34が設けられている。
なお、タービン24、圧縮機20、及び発電機14は、回転軸26によって連結され、タービン24に生じる回転駆動力は、回転軸26によって圧縮機20及び発電機14に伝達される。そして、発電機14は、タービン24の回転駆動力によって発電し、発電した電力を商用電力系統へ供給する。
また、燃焼器22には、ノズル36が設けられている。ノズル36には、燃料制御弁42で流量が調整された燃料が供給される。そして、燃焼器22は、ノズル36から供給された燃料を、圧縮空気を用いて燃焼させる。
図2は、IGV21の開度を制御するIGV制御装置50の構成を示すブロック図である。IGV制御装置50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。
図2に示される機械装置52は、アクチュエータ54によって駆動され、IGV21の開度を変化させるリンク機構等であり、ガイドベーン位置信号とは、すなわちIGV21の駆動位置(開度)を示す。なお、機械装置52は、リンク機構等の機械的な遊びによって生じるヒステリシスのような非線形要素(不感帯要素)を有する。なお、アクチュエータ54は、一例として油圧アクチュエータであるが、これに限らず、電気モータ等であってもよい。
IGV制御装置50は、フルクローズド制御部56、セミクローズド制御部58、切替制御部60、及びスイッチ部62を備える。
フルクローズド制御部56は、目標位置と機械装置52の駆動位置(以下、「ガイドベーン位置」という。)との偏差である第1偏差に基づいて、アクチュエータ54を制御する。すなわち、フルクローズド制御部56は、機械装置52に対してフルクローズド制御を行う制御手段である。
フルクローズド制御部56は、機械装置52に対して比例演算及び積分演算によるPI制御を行うために、減算器70、比例器72、積分器74、及び加算器76を備える。
減算器70は、位置指令信号により示される目標位置とガイドベーン位置(ガイドベーン位置信号)とが入力され、第1偏差を算出する。
比例器72は、減算器70から出力された第1偏差に、予め定められた比例ゲインKp1を乗算する。
積分器74は、比例器72から出力された信号の積分値を算出する。
加算器76は、比例器72から出力された信号と積分器74から出力された信号との和を算出し、アクチュエータ54を駆動させる駆動信号としてスイッチ部62へ出力する。
セミクローズド制御部58は、入力される位置指令信号により示される目標位置とアクチュエータ54の駆動位置(以下、「アクチュエータ位置」という。)との偏差である第2偏差に基づいて、アクチュエータ54を制御する。すなわち、セミクローズド制御部58は、機械装置52に対してセミクローズド制御を行う制御手段である。
セミクローズド制御部58は、機械装置52に対して比例演算及び積分演算によるPI制御を行うために、減算器80、比例器82、積分器84、及び加算器86を備える。
減算器80は、位置指令信号により示される目標位置とアクチュエータ位置(アクチュエータ位置信号)とが入力され、第2偏差を算出する。
比例器82は、減算器80から出力された第2偏差に、予め定められた比例ゲインKp2を乗算する。
積分器84は、比例器82から出力された信号の積分値を算出する。
加算器86は、比例器82から出力された信号と積分器84から出力された信号との和を算出し、アクチュエータ54を駆動させる駆動信号としてスイッチ部62へ出力する。
切替制御部60は、第1偏差が所定値以上であるか否かに基づいた切替信号をスイッチ部62へ出力する。なお、所定値は、詳細を後述するようにセミクローズド制御又はフルクローズド制御の切り替えの閾値であり、以下、切替閾値と称呼する。
スイッチ部62は、入力される切替信号に基づいて、アクチュエータ54に入力する駆動信号を、セミクローズド制御部58から出力される駆動信号及びフルクローズド制御部56から出力される駆動信号の何れかに切り替える。
次に、IGV制御装置50の動作について説明する。
IGV制御装置50に位置指令信号とガイドベーン位置とが入力されると、フルクローズド制御部56の減算器80で算出された第1偏差が、切替制御部60に入力される。
切替制御部60は、第1偏差が切替閾値以上で有るか否かを判定する。第1偏差が切替閾値以上であり、かつフルクローズド制御が行われている場合、切替制御部60は、機械装置52に対する制御をセミクローズド制御とするための切替信号をスイッチ部62へ出力する。一方、第1偏差が閾値未満であり、かつセミクローズド制御が行われている場合、切替制御部60は、機械装置52に対する制御をフルクローズド制御とするための切替信号をスイッチ部62へ出力する。
スイッチ部62は、切替制御部60から出力される切替信号に応じて、アクチュエータ54へ出力する駆動信号を切り替える。
すなわち、第1偏差が切替閾値以上の場合、アクチュエータ54にはセミクローズド制御部58から出力される駆動信号が入力され、セミクローズド制御部58によって機械装置52が制御される。一方、第1偏差が切替閾値未満の場合、アクチュエータ54にはフルクローズド制御部56から出力される駆動信号が入力され、フルクローズド制御部56によって機械装置52が制御される。
第1偏差が切替閾値以上の場合とは、目標位置とガイドベーン位置との偏差が大きい場合、例えば目標位置が急に変わる等して、過度的な制御が行われている場合である。このような場合にフルクローズド制御が行われると、機械装置52に対する制御の安定性が低下する可能性がある。また、目標位置が変わるような状況の場合、制御系には目標位置に対する追従性が求められるため、速応性を確保する必要もある。そのため、第1偏差が切替閾値以上の場合に、フルクローズド制御よりも安定性が高く、速応性も高いセミクローズド制御が行われることにより、機械装置52に対する制御の安定性と速応性が確保される。
一方、第1偏差が切替閾値未満の場合とは、目標位置とガイドベーン位置との偏差が小さい場合、すなわち整定状態における制御が行われている場合である。このような場合、フルクローズド制御が行われることにより、機械装置52に対する精度の高い位置決め制御が可能となる。
また、切替制御部60は、切替信号を出力する場合、すなわち機械装置52に対する制御をフルクローズド制御からセミクローズド制御に切り替える場合、又はセミクローズド制御からフルクローズド制御に切り替える場合、積分器84又は積分器74に対してリセット信号を出力する。
フルクローズド制御からセミクローズド制御に切り替えられる場合には、切替制御部60からセミクローズド制御部58が備える積分器84にリセット信号が出力され、積分器84の状態量(蓄積された積分成分)がリセットされる。そして、積分器84には、初期値として、それまで機械装置52の制御を行っていたフルクローズド制御部56で演算された駆動信号u1が入力される。
一方、セミクローズド制御からフルクローズド制御に切り替えられる場合には、切替制御部60からフルクローズド制御部56が備える積分器74にリセット信号が出力され、積分器74の状態量(蓄積された積分成分)がリセットされる。そして、積分器74には、初期値として、それまで機械装置52の制御を行っていたセミクローズド制御部58で演算された駆動信号u2が入力される。
このように、本第1実施形態に係るIGV制御装置50は、セミクローズド制御部58による制御とフルクローズド制御部56による制御の切り替えに伴って、切り替え後の制御部が備える積分器74又は積分器84の出力がリセットされ、切り替え前の制御部から出力される駆動信号が初期値として用いられる。
これにより、IGV制御装置50は、セミクローズド制御部58による制御とフルクローズド制御部56による制御の切り替えによって、機械装置52に対する制御の連続性が損なわれることを防止できる。
以上説明したように、本第1実施形態に係るIGV制御装置50は、位置指令信号により示される目標位置とガイドベーン位置との偏差である第1偏差に基づいて、アクチュエータ54を制御するフルクローズド制御部56と、目標位置とアクチュエータ位置との偏差である第2偏差に基づいて、アクチュエータ54を制御するセミクローズド制御部58と、を備える。そして、IGV制御装置50は、第1偏差が切替閾値以上の場合、セミクローズド制御部58によって機械装置52を制御し、第1偏差が切替閾値未満の場合、フルクローズド制御部56によって機械装置52を制御する。
従って、本第1実施形態に係るIGV制御装置50は、機械的な遊びを有する機構を含む機械装置52であっても、安定性と速応性を保ちつつ、高い位置決め制御が可能となる。
なお、例えばガスタービン12の圧縮機20のIGV21等のより大型の機械装置52の方が、例えば工作機械のような機械装置52に比べて、経年劣化による遊びの変化がより大きくなる。そして、より大型の機械装置52の方が、より高い安定性、換言すると高い安全性が求められる。本発明は、切替閾値の調整により、より積極的に安全性の高いセミクローズド制御に切り替えることができるので、大型の機械装置52の制御に用いられることが好ましい。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係るガスタービンプラント10の構成は、図1に示す第1実施形態に係るガスタービンプラント10の構成と同様であるので説明を省略する。
図3は、本第2実施形態に係るIGV制御装置50の構成を示す。なお、図3における図2と同一の構成部分については図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本第2実施形態に係るIGV制御装置50は、機械装置52の目標位置の変化が大きいことを示す所定の運転モード識別信号が入力された場合、セミクローズド制御部58によって機械装置52を制御する。なお、所定の運転モード識別信号とは、例えば、ガスタービン12の負荷が遮断されることを示す負荷遮断信号や、急速に不可を低下させることを示すランバック運転信号等である。負荷遮断信号やランバック運転信号が入力された場合、各々に応じた位置指令信号がIGV制御装置50へ入力される。これにより、IGV21はその開度を急激に変更し、圧縮機20に導かれる空気流量及び圧力を減少させる。
図3に示されるように運転モード識別信号は、切替制御部60に入力される。
切替制御部60は、運転モード識別信号が入力されると、それまでの制御がフルクローズド制御によって行われている場合、機械装置52に対する制御をセミクローズド制御とするための切替信号をスイッチ部62へ出力する。
以上説明したように、本第2実施形態に係るIGV制御装置50は、運転モード識別信号が入力される場合、セミクローズド制御が優先して行われることとなるので、機械装置52の制御をより安定に、かつ高い速応性で行うことができる。
なお、IGV制御装置50は、運転モード識別信号が入力された場合に、切替閾値が小さくなるように変更することで、セミクローズド制御が優先して行われるようにしてもよい。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
なお、本第3実施形態に係るガスタービンプラント10の構成は、図1に示す第1実施形態に係るガスタービンプラント10の構成と同様であるので説明を省略する。
本第3実施形態に係るIGV制御装置50は、機械装置52に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出した場合、セミクローズド制御部58によって機械装置52を制御する。
図4は、本第3実施形態に係るIGV制御装置50の構成を示す。なお、図4における図2と同一の構成部分については図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4に示されるように、IGV制御装置50は、異常切替監視装置90を備える。
異常切替監視装置90は、機械装置52に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返される場合、異常が発生したと判定し、異常検出信号を切替制御部60へ出力する。機械装置52に対する制御の切り替えが繰り返される場合とは、機械装置52に例えば経年劣化を原因とするガタが生じている場合である。このように、異常切替監視装置90は、機械装置52の劣化の度合いを検知する機能を有しているといえる。
切替制御部60は、異常検出信号が入力されると、それまでの制御がフルクローズド制御によって行われている場合、機械装置52に対する制御をセミクローズド制御とするための切替信号をスイッチ部62へ出力する。
以上説明したように、本第3実施形態に係るIGV制御装置50は、異常検出信号が出力される場合、セミクローズド制御が優先して行われることとなるので、機械装置52の制御をより安定に、かつ高い速応性で行うことができる。
〔第4実施形態〕
以下、本発明の第4実施形態について説明する。
なお、本第4実施形態に係るガスタービンプラント10の構成は、図1に示す第1実施形態に係るガスタービンプラント10の構成と同様であるので説明を省略する。また、本第4実施形態に係るIGV制御装置50の構成は、図4に示す第3実施形態に係るIGV制御装置50の構成と同様であるので説明を省略する。
上述した第3実施形態に係る切替制御部60は、異常検出信号が入力されると、機械装置52に対する制御をセミクローズド制御とするが、本第4実施形態に係る切替制御部60は、異常検出信号が入力される毎に、切替閾値が小さくなるように変更する。
図5は、本第4実施形態に係る切替制御部60の構成を示すブロック図である。
切替制御部60は、絶対値出力部92及び切替信号出力部94を備える。
絶対値出力部92は、入力された第1偏差eの絶対値e’を出力する。
切替信号出力部94は、フルクローズド制御からセミクローズド制御へ機械装置52の制御を切り替える切替信号yと切替閾値αとの関係を示したルックアップテーブルを記憶している。図5の例では、ルックアップテーブルは、切替閾値α以上の場合に切替信号yが1となり、切替信号yが出力されることを示している。そして、切替信号出力部94は、ルックアップテーブルに基づいて、絶対値e’が切替閾値αよりも大きい場合に切替信号yを出力する。
そして、切替制御部60に異常切替監視装置90からの異常検出信号が入力されると、切替信号出力部94は、ルックアップテーブルにおける切替閾値αを、それまでに比べて小さい値に変更する。なお、この切替閾値αの変更量は、予め定められている。これにより、異常切替監視装置90は、セミクローズド制御が重視されるように切替閾値を修正することとなる。
異常切替監視装置90は、上述したように機械装置52の経年劣化の度合いを検知しているといえる。そのため、異常検出信号がより多く異常切替監視装置90から出力されること、すなわち、機械装置52に対する制御の切り替えが多くなるということは、機械装置52の経年劣化の度合いが大きくなっていることを示している。
本第4実施形態に係るIGV制御装置50は、異常検出信号が入力される毎に、切替閾値が小さくなるように変更するので、機械装置52の経年劣化の度合いが大きくなるほど、よりセミクローズド制御で機械装置52を制御することとなる。
これにより、本第4実施形態に係るIGV制御装置50は、機械装置52の経年劣化の度合いが大きくなっても、機械装置52を安定して制御できる。
以上説明したように、本第4実施形態に係るIGV制御装置50は、機械装置52に対する制御の切り替えが繰り返される場合に、切替閾値を変更することで、セミクローズド制御が実行され易い制御に設定する。従って、IGV制御装置50は、機械装置52の制御をより安定に、かつ高い速応性で行うことができる。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、セミクローズド制御部58及びフルクローズド制御部56を、PI制御を行う制御部とする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、セミクローズド制御部58及びフルクローズド制御部56を、比例演算、積分演算、及び微分演算を他の組み合わせたPID制御を行う制御部等とする形態としてもよい。
12 ガスタービン
22 燃焼器
24 タービン
20 圧縮機
21 IGV
50 IGV制御装置
52 機械装置
54 アクチュエータ
56 フルクローズド制御部
58 セミクローズド制御部

Claims (9)

  1. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御装置であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、
    前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、
    を備え、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、前記第1偏差が前記所定値未満の場合、前記フルクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、
    前記機械装置の前記目標位置の変化が大きいことを示す所定の運転信号が入力された場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御する機械装置の制御装置。
  2. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御装置であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、
    前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、
    を備え、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、前記第1偏差が前記所定値未満の場合、前記フルクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、
    前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出した場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御する機械装置の制御装置。
  3. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御装置であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、
    前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、
    を備え、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、前記第1偏差が前記所定値未満の場合、前記フルクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、
    前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出する毎に、前記所定値が小さくなるように変更する機械装置の制御装置。
  4. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御装置であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するフルクローズド制御手段と、
    前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいて、前記アクチュエータを制御するセミクローズド制御手段と、
    を備え、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記セミクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、前記第1偏差が前記所定値未満の場合、前記フルクローズド制御手段によって前記機械装置を制御し、
    前記セミクローズド制御手段及び前記フルクローズド制御手段は、積分器を備え、
    前記セミクローズド制御手段による制御と前記フルクローズド制御手段による制御の切り替えに伴って、切り替え後の制御手段が備える前記積分器の出力がリセットされ、切り替え前の制御手段から出力される駆動信号が初期値として用いられる機械装置の制御装置。
  5. 空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、
    前記圧縮機によって生成された圧縮空気によって燃料を燃焼させ、燃焼ガスを生成する燃焼器と、
    前記燃焼器によって生成された燃焼ガスにより駆動するタービンと、
    前記圧縮機に導かれる空気流量及び圧力を制御する入口案内翼と、
    前記機械装置を前記入口案内翼とした請求項1から請求項の何れか1項に記載の機械装置の制御装置と、
    を備えるガスタービン。
  6. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御方法であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差を算出する第1工程と、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいたセミクローズド制御により前記アクチュエータを制御し、前記第1偏差が所定値未満の場合、前記第1偏差に基づいたフルクローズド制御により前記アクチュエータを制御する第2工程と、
    を含み、
    前記機械装置の前記目標位置の変化が大きいことを示す所定の運転信号が入力された場合、前記セミクローズド制御によって前記機械装置を制御する機械装置の制御方法。
  7. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御方法であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差を算出する第1工程と、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいたセミクローズド制御により前記アクチュエータを制御し、前記第1偏差が所定値未満の場合、前記第1偏差に基づいたフルクローズド制御により前記アクチュエータを制御する第2工程と、
    を含み、
    前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出した場合、前記セミクローズド制御によって前記機械装置を制御する機械装置の制御方法。
  8. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御方法であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差を算出する第1工程と、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいたセミクローズド制御により前記アクチュエータを制御し、前記第1偏差が所定値未満の場合、前記第1偏差に基づいたフルクローズド制御により前記アクチュエータを制御する第2工程と、
    を含み、
    前記機械装置に対する制御の切り替えが所定時間内に所定回数以上繰り返されたことを検出する毎に、前記所定値が小さくなるように変更する機械装置の制御方法。
  9. アクチュエータによって駆動され、非線形要素を有する機械装置の制御方法であって、
    入力される位置指令信号により示される目標位置と前記機械装置の駆動位置との偏差である第1偏差を算出する第1工程と、
    前記第1偏差が所定値以上の場合、前記目標位置と前記アクチュエータの駆動位置との偏差である第2偏差に基づいたセミクローズド制御によりセミクローズド制御手段が前記アクチュエータを制御し、前記第1偏差が所定値未満の場合、前記第1偏差に基づいたフルクローズド制御によりフルクローズド制御手段が前記アクチュエータを制御する第2工程と、
    を含み、
    前記セミクローズド制御手段及び前記フルクローズド制御手段は、積分器を備え、
    前記セミクローズド制御手段による制御と前記フルクローズド制御手段による制御の切り替えに伴って、切り替え後の制御手段が備える前記積分器の出力がリセットされ、切り替え前の制御手段から出力される駆動信号が初期値として用いられる機械装置の制御方法。
JP2012232064A 2012-10-19 2012-10-19 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法 Expired - Fee Related JP6057662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232064A JP6057662B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232064A JP6057662B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014085715A JP2014085715A (ja) 2014-05-12
JP6057662B2 true JP6057662B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=50788749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012232064A Expired - Fee Related JP6057662B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6057662B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07281706A (ja) * 1994-04-08 1995-10-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 先行要素自動付加,除外制御装置
JP2002209397A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Yaskawa Electric Corp フルクローズ・セミクローズループ判別方法
JP4699130B2 (ja) * 2005-08-03 2011-06-08 三菱重工業株式会社 ガスタービンの入口案内翼制御装置
JP5455737B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-26 三菱電機株式会社 駆動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014085715A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4838785B2 (ja) ガスタービンの運転制御装置および運転制御方法
KR101183505B1 (ko) 배열 회수 시스템을 위한 제어 장치
JP6223847B2 (ja) ガスタービンの制御装置、ガスタービン、及びガスタービンの制御方法
JP5916043B2 (ja) 湿分分離再加熱器を制御する方法及び装置
JP7438344B2 (ja) 燃料電池システムを作動させる方法
JP2009541756A (ja) ターボエンジンの制御エレメントの機能試験を実行するためのデバイス及び方法
JP2004211669A (ja) サーボ弁制御装置およびサーボ弁制御システムの異常検出装置
JP6396599B2 (ja) 主制御装置として熱応力制御装置を備えるタービン制御ユニット
WO2016035416A1 (ja) 制御装置、システム及び制御方法、並びに動力制御装置、ガスタービン及び動力制御方法
US6164901A (en) Method and device for operating turbocompressors with a plurality of controllers that interfere one with each other
WO2016031355A1 (ja) 制御装置、システム及び制御方法
JP4158120B2 (ja) 蒸気タービンプラント
CN115539210A (zh) 控制燃气涡轮功率装置的方法和燃气涡轮功率装置
JP4796015B2 (ja) ガスタービンの運転制御装置および運転制御方法
RU2631974C2 (ru) Способ управления газотурбинным двигателем с форсажной камерой сгорания и система для его осуществления
JP6057662B2 (ja) 機械装置の制御装置、ガスタービン、及び機械装置の制御方法
US20180016990A1 (en) Systems and methods for controlling load rate of change using a variable multiplier
WO2013110324A1 (en) Dynamic compressor control with surge prevention
JP4734184B2 (ja) 蒸気タービン制御装置および蒸気タービン制御方法
JP5517870B2 (ja) ガスタービンの制御装置、ガスタービン、及びガスタービンの制御方法
JP4688840B2 (ja) 複数コイルサーボ弁の制御装置
US5960624A (en) Process for regulating gas pressures of catalyst regenerator expansion turbines
JP6991005B2 (ja) ガスタービンシステムの液体燃料送達用の三方チェック弁の受動及び能動モード動作間のモデルベースのバンプレス移動
US11125166B2 (en) Control system, gas turbine, power generation plant, and method of controlling fuel temperature
JP3772340B2 (ja) バルブポジショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6057662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees