JP6991005B2 - ガスタービンシステムの液体燃料送達用の三方チェック弁の受動及び能動モード動作間のモデルベースのバンプレス移動 - Google Patents

ガスタービンシステムの液体燃料送達用の三方チェック弁の受動及び能動モード動作間のモデルベースのバンプレス移動 Download PDF

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Description

本発明は、一般的にガスタービンエンジン用の燃料送達システムに関し、より詳細には、ガスタービンにおいて液体燃料流れ制御を実施して、液体燃料をタービン燃焼器に送達する三方チェック弁の受動動作モードと能動動作モードの間の燃料モード移行中に殆どバンプレスなドリブンワット(dwatt)動力出力を達成するための逆燃料モデル及び方法に関する。
ガスタービンエンジンは、圧縮機、燃焼器、及びタービンを含む。圧縮空気は、圧縮機によって燃焼器に送達され、そこでは燃料が空気と混合して燃焼する。高温燃焼ガスは、タービンを回して、圧縮機を駆動し、ガスタービンエンジンから仕事を生じさせる。燃焼器は、圧縮機とタービンの間に環状配列に典型的に配置された燃焼缶で形成される。燃焼器のための燃料は、燃焼缶への燃料を計量する管及び弁を通って流れる。弁は、燃料の流れを制御するために、また、燃料が燃焼缶の個々に均等に流れるのを確実にするために、使用される。
工業用ガスタービンは、多くの場合、液体燃料及び気体燃料(例えば、天然ガス)で代替的に運転することができる。これらのガスタービンは、液体燃料及び気体燃料の双方のための燃料供給システムを有する。ガスタービンは、一般的に気体燃料及び液体燃料の双方を同時に燃焼させない。寧ろ、ガスタービンが液体燃料を燃焼させるときは、気体燃料の供給は、停止される。同様に、ガスタービンが気体燃料を燃焼させるときは、液体燃料の供給は、停止される。燃料の移動は、ガスタービンの動作中に、燃料の供給が液体燃料から気体燃料に及びその逆に切り替わるとき、起きる。
液体燃料及び気体燃料の双方を燃焼させるガスタービンは、液体燃料の燃焼器の燃料ノズルを清掃するために、液体燃料パージシステムを必要とする。液体燃料供給システムは、ガスタービンが気体燃料で動作しているとき、一般的に停止される。液体燃料システムが停止されると、パージシステムが動作して、残った液体燃料があれば燃焼器のノズルから洗い流し、冷却空気流をノズルに連続供給する。
図1は、液体及び気体燃料システムを有する例示的なガスタービンの簡略化した概略図である。図1は、液体燃料システム102及び液体燃料パージシステム104を有するガスタービン動力発生システム100を概略的に示す。ガスタービンは、天然ガスなどの気体で運転することもでき、気体燃料システム106を含む。ガスタービンの他の主要な構成要素は、主圧縮機108、燃焼器110、タービン112、及び、システム制御器114を含む。ガスタービン112の動力を出力するのは、回転型のタービンシャフト116であり、電気動力を作り出す発生器130に連結することができる。
示した例示的な工業用ガスタービンでは、燃焼器は、燃焼チャンバ、即ち、燃焼缶118の環状配列にすることがあり、その個々が、液体燃料ノズル120及び気体燃料ノズル122を有する。燃焼器は、代替的に環状チャンバにしてもよい。燃焼は、燃焼缶の内部で、ノズルの僅かに下流の地点で開始される。圧縮機108からの空気は、燃焼缶118の周りと中を流れて、燃焼用の酸素を供給する。更に、水噴射ノズル124は、燃焼器110の内部に配置され、過剰な質量流を高温燃焼ガスに加えて、燃焼缶118を冷却する。液体燃料システムパージのための空気は、圧縮機108から供給し、パージ空気圧縮機(図示せず)によって増強し、システムの他の要素(図示せず)によって制御することができる。ガスタービン動力発生システム100が、天然ガス(又は他の気体燃料)で動作するとき、液体燃料パージシステム104は、液体燃料システム102の液体燃料ノズル120を通して圧縮空気を燃焼缶118の中に吹き入れて、液体燃料をパージすると共に連続した冷却空気の流れを液体燃料ノズル120に供給する。
図2は、既存の液体燃料システムを備えたガスタービンエンジンの簡略化した図である。液体燃料は、液体燃料源205から液体燃料システム200に供給される。液体燃料システム200は、低圧フィルタ210、燃料ポンプ215、バイパス制御弁220、及び、停止弁225を介した分流器230への流れ経路を含む。圧力リリーフ弁235、バイパス制御弁220、及び、停止弁225は、液体燃料を低圧フィルタ210の上流側に再循環させるのに役立つと共に、分流器230への流れと、三方チェック弁245への燃料送達と、を調整するのに役立つ。分流器230は、液体燃料の流れを、タービンの個別の燃焼缶270に燃料供給する1つ又は複数の三方チェック弁245に至る複数の液体燃料流れ経路に分割する。
タービンシステム制御器114は、所与の動力出力のための燃料基準需要に応じて燃焼器に供給される燃料の流れを調節及び制御するために燃料ポンプ及び様々の各弁に制御信号を供給する。従来、制御器114は、とりわけ、液体燃料システムを介して所定の液体燃料事前充填流量を開始させるための出力制御信号と、パージ空気送達と液体燃料操作の間の燃料送達三方弁245の遷移を制御するための出力制御信号と、燃料分流器230及びタービン燃焼器缶への燃料の流れを調整するための燃料バイパス制御弁220を制御するための出力制御信号と、を含むことがある。また、制御器114は、様々なタービンシステムセンサからの入力信号を受け取ることや、センサ入力及びドリブンメガワット動力出力などの測定したシステムパラメータに基づいて適切な制御信号を発生させるためにアルゴリズムを実行するためのハードウエア処理装置を組み込むこともある。
分流器の下流の各液体燃料流れ経路は、燃焼器燃焼缶270に入る前に、燃焼器燃料送達三方チェック(エンドカバー)弁245(三方弁)及び分配弁260を含む。三方弁245は、液体燃料流れ経路(上で説明した)から燃焼缶ノズルへの流れ、又は、液体燃料パージ空気システム280からの空気の流れ、を可能にする。三方弁245は、液体燃料パージ空気システムの中への燃料の逆流を防止しながら、液体燃料供給システムから燃焼器ノズル120への燃料の流れを可能にするように、或いは、三方弁の上流の液体燃料システムの中へのパージ空気の逆流を防止しながら、燃焼器ノズル120へのパージ空気を可能にするように、選択的に設計される。パージ空気が液体燃料システムに入るのを防止することによって、供給燃料との空気-燃料接触部分が最小化される。
気体(気体の)燃料がタービンに供給されるとき、三方弁245は、位置決めされて、液体燃料の流れを遮断すると共に、燃焼器の燃料ノズルを冷却するためにパージ空気が通過するのを可能にする。このパージは、液体燃料が停止解除されるとき、遮断されなければならない。
三方弁245は、受動と能動の動作モードを有する。能動モード中、三方弁245は、タービンシステム制御器114によって加えられる「パイロット」(手段)空気圧力などの外力によって制御される。受動モードでは、三方弁は、液体燃料の圧力によって制御される。受動モードは、パージ空気流れとパージ液体燃料流れの間で三方弁を切り替えるために使用される。能動モードは、高い燃料流れ状態の間において液体燃料オン流れ設定に三方弁を保持するために適用される。能動モードは、三方弁を燃料流れからパージ空気に、又はその逆に、切り替えるために使用されることはない。三方弁245は、弁の動作のために存在する燃料圧力が不十分である場合、空気流れをパージするために付勢される。三方弁245(受動モードで動作している)は、自動的に切り替わって燃料を燃焼器燃料ノズルに渡し、そのとき燃料圧力が増加する。燃料圧力の増加は、それ自体が作動力であり、三方弁を、燃焼器に対するパージ空気の適用から液体燃料流れの適用に切り替える。
従来、液体燃料を液体/気体燃料タービンエンジンの燃焼器に送達するために使用される三方弁は、起動中に所定の負荷点で「受動モード」動作から「能動モード」動作に、また、タービン運転のシャットダウン中に能動モードから受動モードに、移動(移行)する。この移行中に、燃料スパイク及び振動は、発生したドリブンワット動力出力(dwatt)においてたびたび観察される。そういった燃料スパイク及び/又は動力出力振動は、送達した出力動力において望ましくないことに加えて、タービン構成要素にとって潜在的に有害であるタービン動作状態を示している。したがって、液体/気体燃料タービンにおいて、三方弁燃料送達動作の受動動作モードと能動動作モードの間の移行中に起こる、そういった燃料スパイクやdwatt動力出力振動を除去することの要求や要望がある。
米国特許出願公開第2013/0110298号公報
本明細書に開示された実施形態の説明は、一般的に燃料送達流れ制御方法に関し、より詳細には、燃料をタービン燃焼器ノズルに送達するために使用される三方弁の受動モード及び能動モード動作間の燃料モード移動/移行中に「バンプレス」なドリブンワット(dwatt)動力出力を達成するようにガスタービン動力発生システムの燃焼器への液体燃料送達流れを制御するために使用される「逆」燃料流れモデルに関する。「逆」三方弁燃料流れモデルは、三方弁を代理する弁位置と、動作モード間の三方弁の移行中に起こる三方弁をまたがる燃料の圧力差と、に基づいて展開される。それから、逆弁モデルから展開される燃料流れスパイク推定は、モード移行中に液体燃料供給システムバイパス弁を制御するための弁スプール位置制御信号を作出するために使用される。バイパス弁の弁スプール位置の設定は、どの程度液体燃料が元の燃料供給源に再循環されるか、また、どの程度どんな量で液体燃料が燃焼器燃料送達三方弁に供給されるか、を効果的に決定する。モデルベースの制御信号は、三方弁モード移動中に先制的な「フィードフォワード」の形式でバイパス弁に提供される。このバイパス弁の制御についての「フィードフォワード」アプローチは、動作モード移動の結果として起こる燃料スパイク及び結果的dwatt動力出力スパイク又は振動を効果的に予期及び予防又は少なくとも有意に減少させる。
非限定の例示的な実施においては、逆弁モデル式は、燃料をタービン燃焼器に送達するばね負荷式三方弁のための動作モデルとして使用される。燃料流れ/dwatt動力出力スパイク推定は、逆弁モデルに基づいて作られて、ガスタービン燃料流れ供給システムの燃料流れバイパス弁の動作を制御するために利用されるフィードフォワード燃料流れ制御信号を提供するために使用される。例えば、弁モデル化の式は、先ず(通常の弁モデル化技術を用いて)決定されて、液体燃料をガスタービンエンジンの燃焼器缶に供給する燃料配管の三方弁のうちの少なくとも1つの動作を推定する。この推定弁位置に基づいて、動作モード間の三方弁の移動中に起こる可能性のある、燃料流れで、したがって、dwatt出力で、あり得るスパイクの推定は、取得される。それから、「逆」三方弁モデルは、三方弁のための弁モデル化の式の逆として展開される。三方弁をまたがる差圧の測定に基づいて、この逆弁モデルは、そのとき位置の代理として機能して、少なくとも或る所定の程度の精度で三方弁(スプール)位置の推定を提供する。逆弁モデルによって作出される燃料スパイク推定は、それからフィードフォワードバイアスとして使用されて、バイパス弁220を動作させるための燃料流れ制御ループ設定ポイントを管理する。
三方弁逆モデルのためのチューニングアルゴリズムは、弁モデルを較正するために最初に、タービンに使用される特定の三方弁のための弁製造メーカ/売主から入手可能な適切な設計データを用いて、タービンの起動(又は試運転)のときに、実行してもよい。
本明細書で説明した実施形態は、ガスタービン動力発生システムにおける使用の例を提供しているが、同じく考えられることは、本明細書で説明した方法及び原理が、流体流れプロセス(例えば、パワープラントや任意の他の化学工業プロセス)に依存する任意のシステムにおける使用に適用できる、ということであり、そういったところでは、(例えば、弁や他の可変面積型デバイスのような制御式又は非制御式のいずれかの構成要素の急な開閉に起因して)流体流れ抵抗において突然変化が起こることがあり、流れ、圧力、温度、種の濃度などのプロセスパラメータにおいて望ましくない振動/変化が引き起こされる。本明細書で開示した方法論を用いて、望ましくない変化が予測可能であり、フィードフォワード制御器機構が、望ましくない振動/変化を低減もしくは回避するために使用することができる。
本発明のこれらや他の特徴、態様、及び利点については、図面全体にわたって同様の符号が同様の部品を指す添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を解釈するとき、より良く理解されるであろう。
液体及び気体燃料システムを有するガスタービン例の簡略化した概略図である。 既存の液体燃料システムを備えたガスタービンエンジンの簡略化した図である。 バイパス弁位置のフィードフォワード制御を提供するためにタービンシステム制御器によって実施される逆三方弁モデル及び燃料バイパス弁制御器の入力及び出力データ信号の信号流れ機能図である。 逆三方弁モデルを実施して燃料バイパス弁位置を制御するためのフィードフォワード信号を発生させるためのプロセスフローチャート図である。 燃料送達三方弁における液体燃料及びパージ空気圧力の図である。
タービンシステム制御器114は、ソフトウエア及び/又は計算を行って逆三方弁モデルを実施するための他のプログラム指令、を実行するためにコンピュータ処理装置又は同等の回路構成(明確に描写せず)を含むことがある。また、制御器114は、フィードフォワード制御信号を供給するためのバイパス弁制御器として実行及び動作するために適切な従来のハードウエア/ソフトウエアも含んでおり、設定ポイントを作り出して燃料バイパス弁220の動作位置(弁スプール位置)を制御する。
図3は、バイパス弁のフィードフォワード制御を提供するためにタービンシステム制御器114によって実施される逆三方弁モデル301及び燃料バイパス弁制御器303のための入力及び出力のデータ信号の信号流れ経路例300を図示する。
実施形態例として、三方弁モデル301は、タービン制御器114のコンピュータ処理装置(図1に図示せず)によって実行されるように構成されたソフトウエアとして実施されており、特に監視したタービンシステム動作パラメータと、燃料送達三方弁245の上流及び下流の両方で測定した存在しているパージ空気圧力及び液体燃料圧力を含む状態と、を示す入力データ又は信号を受け取る。そういった入力信号は、例えば、タービンシステム100内の適切な構成要素又はその中、及び位置に位置するセンサ及び位置から取得することができる。液体燃料圧力データ及びパージ空気圧力データの入力に基づいて、三方弁モデル301(図4を参照して下でより詳細に説明する)は、燃料流れスパイク推定出力を提供し、また、三方弁245に特有の弁位置分析的データを提供するために使用することもできる。燃料スパイク推定は、三方弁245から取得された燃料流量フィードバック信号/データ302を増大させて増大流れフィードバック信号/データを作出するために使用される。この増大流れフィードバック信号/データは、タービン制御システム114の一部になり得るバイパス弁制御器303に供給される。バイパス弁制御器303は、そのとき燃料流れ基準データ/信号及び増大流れフィードバック信号/データに基づいて燃料バイパス弁220の弁動作位置を調節するためのフィードフォワード制御信号を生成して、タービン液体燃料供給システムのバイパス弁220の位置を制御するための信号を作出する。
図4は、逆三方弁モデル301を実施して燃料バイパス弁220動作位置を制御及び調節するためのフィードフォワード信号を生成するためのプロセスフローチャート例400を図示する。最初に、ブロック401では、タービン燃焼器燃料送達三方弁245のうちの少なくとも1つの弁ストロークSTの推定が、弁のためのパージ空気圧力と、モード移動プロセス(即ち、弁の受動モード動作から能動モード動作に又はその逆に移行)を開始させる液体燃料圧力と、の間の測定圧力差の関数として決定される。三方弁245をまたがる流体流れ抵抗CVの推定は、次いでブロック403で、弁ストローク推定の関数として決定される。次に、ブロック405に示したように、三方弁245を通る流体燃料流れWの推定は、推定流体流れ抵抗と、三方弁の上流側及び下流側間に存在する測定圧力差と、の関数として決定される。それから、ブロック407に示したように、モード間の弁の移動の結果として起こりそうである燃料流れスパイクの燃料流れスパイク推定Wは、流体流れの決定した推定と、三方弁に関する知られている又は所定の測定した定常状態流量値と、の差の関数として決定される。決定した推定燃料流れスパイクに基づいて、逆三方弁モデル301は、その推定燃料流れスパイクの逆数を、出力として提供する。
この段階で、弁モデル301によって作出される逆燃料流れスパイク推定は、バイパス弁制御器303に提供される燃料流れフィードバック信号を増大させる。通常、弁制御器は、弁のための所望の設定ポイントと測定プロセス変数の間の偏差値を算出するように構成される。この測定プロセス変数は、制御器へのフィードバック信号入力として提供され、制御器は、所定の数学的制御則に従ってプロセス用の制御変数を調整することによって経時的な偏差を最小化するように試みる。このケースでは、例えば、バイパス弁制御器303は、三方チェック弁245から燃料流れフィードバック信号を提供され、それは、逆燃料流れスパイク推定によって増大され、次いで、制御器によって使用されて、バイパス弁220の位置が所定の従来の制御則に従って調整される。
図4のブロック409に示したように、増大燃料流量フィードバックは、燃料スパイク推定と、三方弁245で取得される現在の燃料流量フィードバックデータ/信号と、の双方の関数として作出される。次に、ブロック411に示したように、所定の制御則は、バイパス弁制御器303によって使用されて、増大燃料流量フィードバックデータ及び現在の燃料流量基準信号に応じて位置命令を算出する。この位置命令は、燃料供給システムバイパス弁220に送られて、バイパス弁の現在の動作位置(スプール位置)を設定又は調節して、三方弁245に提供される燃料量/合計に影響を及ぼす。バイパス弁制御器303によって作出されるバイパス弁220位置命令が、三方弁245のための三方弁動作モデルの逆に基づいて展開されるので、動作モード間の三方弁の移動中にdwatt動力出力(又は他の該当する監視したシステムパラメータ)に起こりそうである燃料流れスパイク及び外乱を効果的に相殺又は少なくとも緩和することができる。
図4の左側部分に図示したように、弁モデルチューニングアルゴリズム412は、三方弁逆モデル301を較正するために、最初に又は必要なときはいつでも(例えば、タービンの起動又は試運転のときに)使用することができる。チューニングアルゴリズム412は、算出燃料流れ推定と、三方弁245を通る測定燃料流れと、の間の定常偏差を周期的にチェックするように構成される。モデルのチューニングは、定常偏差が所定の閾値(閾値は、例えば、タービンに使用される特定の三方弁の弁製造メーカ/売主から入手可能な仕様書及び動作パラメータデータに基づく)の範囲内にあることが認められる場合、要求も実行もされない。偏差が閾値を超える場合、推定弁ストローク及び/又は推定流れ抵抗及び/又は弁を通る推定流体流れなどの様々なモデルパラメータ値の軽度のチューニング(例えば、増分変化)が、チューニングアルゴリズム412によって実行される。
図5は、逆三方弁モデル301を実施するための図4のプロセスフローに示されている三方弁で測定した液体流体及びパージ空気圧力の例を示す。P1は、三方弁245における分流器230からの液体燃料の圧力を表し、P2は、三方弁245の直ぐ下流の液体燃料の圧力を表し、PAは、三方弁245におけるパージ空気の圧力を表す。図4のブロック401において、三方弁ストロークSTは、例えば、下の式1に従って算出することができる。
ST=(P1―PA―PLift)/(-PmaxLift) 式1
上式で、Pmax及びPLiftは、弁製造メーカによって典型的に特定される三方弁のための通常の動作圧力パラメータである。
図4のブロック403では、三方弁245をまたがる流れ抵抗CVは、例えば、下の式2に従って算出することができる。
CV=f(ST) 式2
上式で、CVは、三方弁の製造メーカによる弁ストロークSTの関数として典型的に特定される。
図4のブロック405では、三方弁245を通した流体流れの推定値WEは、例えば、下の式3に従って算出することができる。
E=CV*SQRT(P1-P2) 式3
図4のブロック407では、流体流量の推定スパイクWSは、例えば、下の式4に従って算出することができる。
S=WE-Wmeasured 式4
上式で、Wmeasuredは、三方弁の直ぐ上流(例えば、図2のシステムの分流器230の後)で測定される流体流量である。
最後に、図4のブロック409~411では、流体流れシステムのバイパス弁のフィードフォワード制御を提供するための位置命令(例えば、図2のシステムの燃料バイパス弁220のための新規の位置命令)は、下の式5によって示されるように、推定スパイクWS及びバイパス弁制御器303のために使用される各種ゲイン制御値の関数として決定することができる。
バイパス弁位置=f(WS,KP,KI) 式5
上式で、WSは、算出される推定スパイクであり、KP及びKIは、ユーザ設定可能なバイパス弁制御器用の比例及び積分ゲイン制御値である。
本発明については、最も実用的且つ好適な実施形態であると現在考えられるものに関連して説明してきたが、理解すべきことは、本発明が、開示した実施形態に限定されるべきでなく、それとは逆に、添付した特許請求の範囲の精神及び範囲の内に包含される様々な修正や等価な構造を網羅することを意図しているということである。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
チェック弁動作の受動モードと能動モードの間の移動中にタービン動力発生システム(100)のタービン燃焼器に燃料を送達するために使用される1つ又は複数の三方チェック弁(245)への液体燃料流れを制御するための方法(300)であって、前記タービン動力発生システム(100)が、燃焼器燃料送達三方チェック弁(245)及びバイパス弁(220)を含み、前記方法が、
受動モードと能動モードの間の燃料送達三方チェック弁のモード移動中に起こる燃料流れスパイクの逆数を示す燃料流れスパイク推定信号を作出することと、
前記燃料流れスパイク推定信号に基づいてバイパス弁位置命令(303)を生成することと、
チェック弁動作の受動モードと能動モードの間の移動中にそういったモード移動に関連した燃料流れスパイクを相殺又は緩和するフィードフォワード制御の形式で前記バイパス弁位置命令(303)を前記バイパス弁(220)に提供することと、
を含む、方法。
[実施態様2]
前記燃料流れスパイク推定信号は、前記三方チェック弁の逆動作モデル(301)に基づいて作出される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
前記逆動作モデル(301)は、前記三方チェック弁の上流及び下流に存在する液体燃料圧力を示す入力データを利用する、実施態様2に記載の方法。
[実施態様4]
前記逆動作モデル(301)は、前記三方チェック弁のパージ空気圧力を示す入力データを利用する、実施態様2に記載の方法。
[実施態様5]
前記逆動作モデル(301)は、前記三方チェック弁のための推定弁位置を示す分析的出力データを作出する、実施態様2に記載の方法。
[実施態様6]
前記逆動作モデル(301)は、
燃料を燃焼器に送達している三方チェック弁のストロークを推定(401)することであって、前記ストローク推定が、前記弁のためのパージ空気圧力と、モード移動プロセスを開始させる液体燃料圧力と、の間の測定圧力差の関数として決定される、推定(401)することと、
三方弁をまたがる流体流れ抵抗を推定(403)することであって、前記流体流れ抵抗推定が、前記弁ストローク推定の関数として決定される、推定(403)することと、
三方弁を通る流体流れを推定(405)することであって、前記流体流れ推定が、前記推定流体流れ抵抗と、前記三方弁の上流側及び下流側間に存在する測定圧力差と、の関数として決定される、推定(405)することと、
モード間の前記弁の前記移動の結果として起こりそうである燃料流れスパイクを推定(407)することであって、前記燃料流れスパイク推定が、前記推定流体流れと、前記三方弁に関する知られている定常状態流れと、の差の関数として決定される、推定(407)することと、
前記推定燃料流れスパイクの逆数を決定(409)することと、
によって展開される、実施態様2に記載の方法。
[実施態様7]
前記バイパス弁位置命令(303)は、前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される前記三方弁を通る液体燃料流れを示す燃料流れフィードバック信号から展開される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様8]
前記バイパス弁位置命令(303)は、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号から展開される、実施態様7に記載の方法。
[実施態様9]
前記バイパス弁位置命令(303)は、燃料流れ基準信号と、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号と、に基づいて展開される、実施態様7に記載の方法。
[実施態様10]
前記バイパス弁位置命令(303)を生成することは、前記燃料流れスパイク推定信号の関数として増大燃料流れフィードバック信号を決定することを含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様11]
前記バイパス弁位置命令(303)を生成することは、バイパス弁位置を決定するための所定の制御則を使用することを含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様12]
前記逆動作モデル(301)は、前記三方弁のための算出燃料流れ推定と、前記三方弁を通る測定燃料流れと、の間の定常偏差を周期的にチェックして、推定弁ストローク値及び/又は推定流れ抵抗値及び/又は前記三方弁を通る推定流体流れを示す値に増分変化を加えるように構成されたモデルチューニングアルゴリズムを更に含む、実施態様6に記載の方法。
[実施態様13]
電気液圧プロセスの流体流れを制御するために使用される三方チェック弁(245)の逆動作モデル(301)を展開する方法であって、
前記三方チェック弁のストロークを推定(401)することであって、前記ストローク推定が、前記弁のためのパイロット空気圧力と、モード移動プロセスを開始させる前記弁の流体圧力と、の間の測定圧力差の関数として決定される、推定(401)することと、
前記三方チェック弁をまたがる流体流れ抵抗を推定(403)することであって、前記流体流れ抵抗推定が、前記弁ストローク推定の関数として決定される、推定(403)することと、
前記三方チェック弁を通る流体流れを推定(405)することであって、前記流体流れ推定が、前記推定流体流れ抵抗と、前記三方チェック弁の流体流れ上流側及び下流側間に存在する測定圧力差と、の関数として決定される、推定(405)することと、
モード間の前記弁の前記移動の結果として起こりそうである流体流れスパイクを推定(407)することであって、前記流体流れスパイク推定が、前記推定流体流れと、前記三方チェック弁に関する知られている定常状態流体流れと、の差の関数として決定される、推定(407)することと、
前記推定流体流れスパイクの逆数を決定(409)することと、
を含む、方法。
[実施態様14]
液体燃料をタービン燃焼器に供給するために使用される燃料送達三方チェック弁(245)への液体燃料流れを制御するためのタービン動力発生制御システムであって、
燃料送達三方チェック弁(245)と、
燃料バイパス弁(220)と、
前記三方チェック弁の逆動作モデル(301)として動作して、受動動作モードと能動動作モードの間の前記三方チェック弁のモード移行中に起こる燃料流れスパイクの逆数を示す燃料流れスパイク推定信号を作出するように構成されたハードウエア処理装置を含むタービンシステム制御器(114)と、
前記燃料流れスパイク推定信号に基づいて弁位置命令を生成して、受動モードと能動モードの間の前記三方弁チェック弁動作の移動中に前記弁位置命令を前記燃料バイパス弁に提供するバイパス弁制御器(303)と、
を含み、
前記三方弁動作のための動作モード間の移行から生じる燃料流れスパイク及び出力動力振動が緩和される、タービン動力発生制御システム。
[実施態様15]
前記処理装置は、
燃料を燃焼器に送達している前記三方チェック弁のストロークを推定(401)することであって、前記弁ストローク推定が、前記弁のためのパージ空気圧力と、モード移動プロセスを開始させる液体燃料圧力と、の間の測定圧力差の関数として決定される、推定(401)することと、
前記三方チェック弁をまたがる流体流れ抵抗を推定(403)することであって、前記流体流れ抵抗推定が、前記弁ストローク推定の関数として決定される、推定(403)することと、
三方弁を通る流体流れを推定(405)することであって、前記流体流れ推定が、前記推定流体流れ抵抗と、前記三方弁の上流側及び下流側間に存在する測定圧力差と、の関数として決定される、推定(405)することと、
モード間の前記弁の前記移動の結果として起こりそうである燃料流れスパイクを推定(407)することであって、前記燃料流れスパイク推定が、前記推定流体流れと、前記三方弁に関する知られている定常状態流れと、の差の関数として決定される、推定(407)することと、
前記推定燃料流れスパイクの逆数を決定(409)することと、
を含む動作を実行することによって前記逆動作モデルを実施するように構成される、実施態様14に記載のシステム。
[実施態様16]
前記処理装置は、前記逆動作モデルに基づいて前記三方チェック弁のための推定弁位置を示す分析的出力データを作出する、実施態様14に記載のシステム。
[実施態様17]
前記燃料流れスパイク推定信号を用いて前記三方チェック弁を通る液体燃料流れを示す燃料流れフィードバック信号を増大させる信号オーグメンタを更に含む、実施態様14に記載のシステム。
[実施態様18]
前記バイパス弁制御器は、前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される前記三方チェック弁を通る液体燃料流れを示す燃料流れフィードバック信号に基づいて前記弁位置命令を生成する、実施態様14に記載のシステム。
[実施態様19]
前記バイパス弁位置命令は、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号から展開される、実施態様18に記載のシステム。
[実施態様20]
前記バイパス弁位置命令は、燃料流れ基準信号と、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号と、に基づいて展開される、実施態様18に記載のシステム。
100 ガスタービン動力発生システム
102 液体燃料システム
104 液体燃料パージシステム
106 気体燃料システム
108 主圧縮機
110 燃焼器
112 タービン
114 タービンシステム制御器
116 回転型タービンシャフト
118 燃焼缶
120 液体燃料ノズル
122 気体燃料ノズル
124 水噴射ノズル
126 水パージ
128 空気圧縮機
130 発生器
200 液体燃料システム
205 液体燃料源
210 低圧フィルタ
215 液体燃料ポンプ
220 燃料バイパス弁
225 燃料停止弁
230 分流器
235 圧力リリーフ弁
240 液体燃料再循環チェック弁
245 三方チェック弁
260 分配弁
270 個別燃焼缶
280 液体燃料パージ空気システム
301 逆三方弁モデル
302 燃料流量フィードバック信号オーグメンタ
303 燃料バイパス弁制御器
400 逆三方弁モデル
401 推定三方弁ストローク
403 推定流れ抵抗
405 弁を通る推定流れ
407 推定燃料流れスパイク
409 増大燃料流れフィードバックを決定
411 バイパス弁位置命令を展開
412 チューニングアルゴリズム

Claims (13)

  1. 三方チェック弁動作の受動モードと能動モードの間の移動中にタービン動力発生システム(100)のタービン燃焼器に燃料を送達するために使用される三方チェック弁(245)への液体燃料流れを制御するための方法(300)であって、
    前記タービン動力発生システム(100)が、前記三方チェック弁(245)及びバイパス弁(220)を含み、当該方法が、
    前記三方チェック弁(245)の逆動作モデル(301)を用いて、受動モードと能動モードの間の前記三方チェック弁(245)のモード移動中に起こる燃料流れスパイクの逆を示す燃料流れスパイク推定信号を作出するステップと、
    前記燃料流れスパイク推定信号に基づいてバイパス弁位置命令(303)を生成するステップと、
    前記三方チェック弁動作の受動モードと能動モードの間の移動中にそモード移動に関連した燃料流れスパイクを相殺又は緩和するフィードフォワード制御の形式で前記バイパス弁位置命令(303)を前記バイパス弁(220)に提供するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記逆動作モデル(301)、前記三方チェック弁(245)の上流及び下流に存在する液体燃料圧力を示す入力データを利用する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記逆動作モデル(301)、前記三方チェック弁(245)のパージ空気圧力を示す入力データを利用する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記逆動作モデル(301)、前記三方チェック弁(245)のための推定弁位置を示す分析的出力データを作出する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記逆動作モデル(301)
    三方チェック(245)のためのパージ空気圧力モード移動プロセスを開始させる液体燃料圧力との間の測定圧力差の関数として、前記三方チェック弁(245)のストロークを推定(401)するステップと、
    三方チェック(245)の推定されたストロークの関数として、前記三方チェック弁(245)をまたがる流体流れ抵抗を推定(403)するステップと、
    された流体流れ抵抗及び前記三方チェック(245)の上流側及び下流側間に存在する測定圧力差関数として、前記三方チェック弁(245)を通る流体流れを推定(405)するステップと、
    された流体流れと、前記三方チェック(245)に関する既知の定常状態流れの差の関数として、前記三方チェック弁(245)の前記モード間の移動の結果として起こる燃料流れスパイクを推定(407)するステップと、
    された燃料流れスパイクの逆を決定(409)するステップと
    によって展開される、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記バイパス弁位置命令(303)、前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される前記三方チェック(245)を通る液体燃料流れを示す燃料流れフィードバック信号から展開される、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記バイパス弁位置命令(303)、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号から展開される、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記バイパス弁位置命令(303)、燃料流れ基準信号と、所定のバイパス弁制御則に従って前記燃料流れスパイク推定信号によって増大される燃料流れフィードバック信号とに基づいて展開される、請求項6に記載の方法。
  9. 前記バイパス弁位置命令(303)を生成するステップが、前記燃料流れスパイク推定信号の関数として増大燃料流れフィードバック信号を決定するステップを含む、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記バイパス弁位置命令(303)を生成するステップが、バイパス弁位置を決定するための所定の制御則を使用するステップを含む、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記逆動作モデル(301)、前記三方チェック(245)のための算出燃料流れ推定と、前記三方チェック(245)を通る測定燃料流れとの間の定常偏差を周期的にチェックして、推定弁ストローク値及び/又は推定流れ抵抗値及び/又は前記三方チェック(245)を通る推定流体流れを示す値に増分変化を加えるように構成されたモデルチューニングアルゴリズムを更に含む、請求項5に記載の方法。
  12. ービン動力発生制御システムであって、当該タービン動力発生制御システムが、
    液体燃料をタービン燃焼器に供給するために使用される三方チェック弁(245)と、
    イパス弁(220)と、
    前記三方チェック弁(245)の逆動作モデル(301)として動作して、受動動作モードと能動動作モードの間の前記三方チェック弁(245)のモード移行中に起こる燃料流れスパイクの逆を示す燃料流れスパイク推定信号を作出するように構成されたハードウエア処理装置を含むタービンシステム制御器(114)と、
    前記燃料流れスパイク推定信号に基づいてバイパス弁位置命令を生成して、受動モードと能動モードの間の前記三方チェック弁動作の移動中に前記バイパス弁位置命令を前記バイパス弁に提供するバイパス弁制御器(303)
    を含み、前記三方チェック弁動作のための動作モード間の移行から生じる燃料流れスパイク及び出力動力振動が緩和される、タービン動力発生制御システム。
  13. 前記ハードウエア処理装置
    燃料を燃焼器に送達している前記三方チェック(245)のためのパージ空気圧力と、モード移動プロセスを開始させる液体燃料圧力との間の測定圧力差の関数として、前記三方チェック弁(245)のストロークを推定(401)するステップと、
    三方チェック(245)の推定されたストローク推定の関数として、前記三方チェック弁(245)をまたがる流体流れ抵抗を推定(403)するステップと、
    された流体流れ抵抗及び前記三方チェック(245)の上流側及び下流側間に存在する測定圧力差関数として、前記三方チェック弁(245)を通る流体流れを推定(405)するステップと、
    された流体流れと、前記三方チェック(245)に関する既知の定常状態流れとの差の関数、前記三方チェック弁(245)の前記モード間の移動の結果として起こる燃料流れスパイクを推定(407)するステップと、
    された燃料流れスパイクの逆を決定(409)するステップと、
    を含む動作を実行することによって前記逆動作モデルを実施するように構成される、請求項12に記載のシステム。
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