JP2008269076A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】枚数の制限に合わせて、撮影された画像を適切な枚数にグループ分けする。
【解決手段】クラスタリング部91は、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングし、グループ作成部101は、二分木構造において、ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目ノードの2つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、2つの子ノードに対応するクラスタそれぞれに含まれる画像のグループであって、そのグループに含まれる画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成する。本発明は、例えば、HDDレコーダなどの画像やコンテンツを記録または再生する情報処理装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば、撮影された画像を適切な枚数にグループ分けすることができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやパーソナルコンピュータなどの機器において、記録されているコンテンツを分類するために、様々なクラスタリングの技術が提案されている。この技術を用いて、記録されている画像を分類して、銀塩カメラで撮影された写真のアルバムのようなコンテンツを作成することが考えられる。
銀塩カメラで撮影された写真をアルバムに保存する場合、例えば、イベント毎、撮影された場所毎、日付毎にアルバムを分けたり、ページを分けたりして写真を保存することができる。ユーザは、それぞれのページに、イベント、場所、日付などが近い写真を、そのページの大きさや写真の枚数に応じて配置することができる。
そこで、HDDレコーダやパーソナルコンピュータにおいても、銀塩カメラで撮影された写真のアルバムのように、写真や動画などの画像を分類するために、ユーザが目的の画像を容易に探し出すことができるように、画像をクラスタリングするクラスタリング技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−344005号公報
しかしながら、クラスタリングされた画像について、1つのクラスタに含まれる画像の枚数の制限を考慮したものはまだ提案されていない。そのため、クラスタリングされた画像を表示する場合、任意の枚数の画像が表示されることになる。
クラスタリングされた画像は、クラスタ毎に、例えば、撮影時刻の早い順に表示されるが、一画面に表示される画像の枚数に制限がある場合、撮影時刻の間隔が短い画像同士など、一画面に表示された方が望ましいものが、別の画面に表示されてしまうことがある。
図1は、特許文献1に記載のクラスタリング技術によって画像をクラスタリングすることにより得られる二分木構造のクラスタツリーを示している。
図1のクラスタツリーでは、撮影時刻がt=0である画像PIC0、撮影時刻がt=4である画像PIC1、撮影時刻がt=6である画像PIC2、撮影時刻がt=9である画像PIC3、撮影時刻がt=10である画像PIC4の5枚の画像がクラスタリングされている。
すなわち、図1のクラスタツリーでは、ノードn1をルートノード(親ノード(1階層だけ上位階層のノード)を有しないノード)として、そのノードn1が、子ノード(1階層だけ下位階層のノード)としてのノードp1およびn3を有している。
ノードp1は、子ノードを有せずに、画像が割り当てられるノード(リーフノード)であり、リーフノードであるノードp1には、画像PIC0が割り当てられている。
ノードn3は、子ノードとしてのノードp2およびn4を有しており、ノードn2は、子ノードとしてのノードp2およびp3を有し、ノードn4は、子ノードとしてのノードp4およびp5を有している。
ノードp2,p3,p4,p5は、いずれも、リーフノードであり、ノードp2,p3,p4,p5には、画像PIC1,PIC2,PIC3,PIC4がそれぞれ割り当てられている。
なお、クラスタツリーにおいて、ノードは、クラスタに対応し、あるノードnに対応するクラスタには、そのノードnを、直接的または間接的に上位階層のノードとするリーフノード(ノードnがリーフノードである場合には、そのノードn)に割り当てられている画像が属する(含まれる)。
したがって、図1のクラスタツリーにおいて、例えば、リーフノードp1に対応するクラスタには、そのリーフノードp1に割り当てられている画像PIC0が属する。
また、例えば、ノードn2に対応するクラスタには、そのノードn2を親ノードとするノードp2に割り当てられている画像PIC1と、やはり、ノードn2を親ノードとするノードp3に割り当てられている画像PIC2とが属する。
さらに、例えば、ノードn4に対応するクラスタには、そのノードn4を親ノードとするノードp4に割り当てられている画像PIC3と、やはり、ノードn4を親ノードとするノードp5に割り当てられている画像PIC4とが属する。
ここで、以下、適宜、ノードnに対応するクラスタをクラスタnとも記載する。
図1に示されるようにクラスタリングされた画像PIC0乃至PIC4が、1つのクラスタに含まれる画像の枚数の制限(一画面に表示される画像の枚数の制限)を、例えば3枚として表示される場合、画像PIC0乃至PIC4の5枚の画像は、含まれる画像が3枚以内のクラスタ毎、すなわち画像PIC0を含むクラスタp1、画像PIC1およびPIC2を含むクラスタn2、並びに画像PIC3およびPIC4を含むクラスタn4の3つのクラスタ毎に表示される。すなわち、5枚の画像PIC0乃至PIC4は、1枚と2枚と2枚との3つの画面(ページ)に分けて表示される。
しかしながら、画像PIC0乃至PIC4が、1つのクラスタに含まれる画像の枚数の制限を3枚として表示される場合には、例えば、3枚と2枚との2つのページに分けて表示された方が好ましいことがある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、枚数の制限に合わせて、撮影された画像を適切な枚数にグループ分けすることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置、またはプログラムは、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段と、前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するグループ作成手段とを備える情報処理装置、または情報処理装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
前記メタデータが、前記画像が撮影された撮影時刻を示す場合、前記クラスタリング手段には、前記複数の画像のそれぞれの撮影時刻に基づいて、前記撮影時刻の時間間隔のより小さい前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、前記二分木構造のノードに対応する前記クラスタにクラスタリングさせ、前記グループ作成手段には、前記二分木構造において、前記ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目ノードが有する前記2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となるときに、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下であるグループを作成させることができる。
前記閾値は、前記グループに含まれる前記画像を前記撮影時刻の順に並べたときに、隣接する前記画像どうしの前記撮影時刻の時間間隔として許容される最大値として設定された値とされる。
前記グループ作成手段には、注目ノードの左側の子ノードである左ノードに包含されるノードのうちの右端に位置する左側右端ノード、および注目ノードの右側の子ノードである右ノードに包含されるノードのうちの左端に位置する右側左端ノードのそれぞれに割り当てられている前記画像の前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となる場合、前記左ノードと右ノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の前記グループであって、その前記グループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下である前記グループを作成させることができる。
前記グループ作成手段には、注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が、前記制限枚数以下であるかを判定させ、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードを新たな注目ノードとして、その新たな注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下であるかを判定させ、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下である場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードと、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの他の1つの子ノードの下位階層のノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の枚数の和が制限枚数以下となる画像のグループを作成させることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングし、前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するステップを含む。
本発明の一側面においては、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像が、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングされ、二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、2つの子ノードに対応するクラスタそれぞれに含まれる画像のグループであって、そのグループに含まれる画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループが作成される。
以上のように、本発明の一側面によれば、画像をグループ分けすることができ、特に、例えば、枚数の制限に合わせて、撮影された画像を適切な枚数にグループ分けすることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置、またはプログラムは、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段(例えば、図3のクラスタリング部91)と、前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するグループ作成手段(例えば、図3のグループ作成部101)とを備える情報処理装置(例えば、図2のHDDレコーダ1)、または情報処理装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
前記メタデータは、前記画像が撮影された撮影時刻を示す場合、前記クラスタリング手段には、前記複数の画像のそれぞれの撮影時刻に基づいて、前記撮影時刻の時間間隔のより小さい前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、前記二分木構造のノードに対応する前記クラスタにクラスタリングさせ(例えば、図14のステップS13)、前記グループ作成手段には、前記二分木構造において、前記ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目ノードが有する前記2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となるときに、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の前記グループであって、その前記グループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下である前記グループを作成させることができる(例えば、図18のステップS53、並びに図20のステップS71およびステップS72)。
前記グループ作成手段には、注目ノードの左側の子ノードである左ノードに包含されるノードのうちの右端に位置する左側右端ノード、および注目ノードの右側の子ノードである右ノードに包含されるノードのうちの左端に位置する右側左端ノードのそれぞれに割り当てられている前記画像の前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となる場合、前記左ノードと右ノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の前記グループであって、その前記グループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下である前記グループを作成させることができる(例えば、図18のステップS53、並びに図20のステップS71およびステップS72)。
前記グループ作成手段には、注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が、前記制限枚数以下であるかを判定させ(例えば、図20のステップS73)、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードを新たな注目ノードとして、その新たな注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下であるかを判定させ(例えば、図20のステップS77)、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下である場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードと、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの他の1つの子ノードの下位階層のノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の枚数の和が制限枚数以下となる画像のグループを作成させることができる(例えば、図20のステップS74)。
本発明の一側面の情報処理方法は、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングし(例えば、図14のステップS13)、前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するステップ(例えば、図16のステップS33)を含む。
図2は、本発明を適用したHDDレコーダの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図2のHDDレコーダ1は、図示せぬ外部装置から供給されるAV(Audio Video)信号、または図示せぬアナログチューナ若しくは図示せぬラインチューナから供給されるアナログ信号として入力される映像信号および音声信号を記録または再生する。HDDレコーダ1は、再生された映像信号を、外部に接続されているモニタ2に出力する。また、HDDレコーダ1は、再生された音声信号を、外部に接続されているスピーカ3に出力する。
AV信号を供給する外部装置は、例えば、i.LINK(商標)を介して接続される外部装置、デジタルBS(Broadcasting Satellite)チューナもしくはデジタルCS(Communications Satellite)チューナ、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、またはスキャナなどである。
HDDレコーダ1には、必要に応じてドライブ4が接続される。ドライブ4には、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスクを含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア5が必要に応じて装着され、データの授受を行うようになされている。
図2のHDDレコーダ1は、コーデック11、サンプリングレートコンバータ12、アナログ入力処理部13,A/D(Analog to Digital)コンバータ14、切換部15,NTSC(National Television System Committee)デコーダ16、エンコーダ17、記録再生部18、操作部19、制御部20、デコーダ21,NTSCエンコーダ22、およびD/A(Digital to Analog)コンバータ23から構成される。
コーデック11は、図示せぬ外部装置から供給されるAV信号のうち、デジタルビデオ信号の圧縮を伸張し、NTSCデコーダ16に供給する。
サンプリングレートコンバータ12は、図示せぬ外部装置から供給されるAV信号のうち、デジタルオーディオ信号のサンプリングレートを異なるサンプリングレートに変換する。サンプリングレートコンバータ12は、サンプリングレートが変換されたデジタルオーディオ信号を切換部15に供給する。
アナログ入力処理部13は、制御部20から供給される、操作部19におけるユーザからの操作を示す信号に基づいて、図示せぬアナログチューナ、または図示せぬラインチューナから供給されるアナログ信号のうちの一方を選択する。アナログ入力処理部13は、選択されたアナログ信号のうちのアナログビデオ信号をNTSCデコーダ16に供給する。また、アナログ入力処理部13は、選択されたアナログ信号のうちのアナログオーディオ信号をA/Dコンバータ14に供給する。
A/Dコンバータ14は、アナログ入力処理部13から供給されたアナログオーディオ信号をA/D変換する。A/Dコンバータ14は、アナログオーディオ信号をA/D変換した結果であるデジタルオーディオ信号を切換部15に供給する。
切換部15は、制御部20から供給される、操作部19におけるユーザからの操作を示す信号に基づいて、サンプリングレートコンバータ12から供給されたデジタルオーディオ信号、またはA/Dコンバータ14から供給されたデジタルオーディオ信号のうちの一方を選択する。切換部15は、選択されたデジタルオーディオ信号をNTSCデコーダ16に供給する。
NTSCデコーダ16は、コーデック11より供給されたデジタルビデオ信号、またはアナログ入力処理部13より入力されたアナログビデオ信号を、NTSC方式のデジタルビデオ信号に変換する。また、NTSCデコーダ16は、NTSC方式のデジタルビデオ信号と、切換部15から供給されたデジタルオーディオ信号とを合成する。
HDDレコーダ1に入力される映像信号および音声信号を記録する場合は、NTSCデコーダ16は、NTSC方式のデジタルビデオ信号とデジタルオーディオ信号とを合成した信号である合成デジタルAV信号を、エンコーダ17に供給するとともに、後述するNTSCエンコーダ22およびD/Aコンバータ23に供給する。一方、HDDレコーダ1に入力される映像信号および音声信号を記録せずそのまま再生する場合は、NTSCデコーダ16は、合成デジタルAV信号を、後述するNTSCエンコーダ22およびD/Aコンバータ23に供給する。
エンコーダ17は、NTSCデコーダ16より供給されたデジタルAV信号に対して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などの所定の方式に従ったエンコード処理を施す。エンコーダ17は、エンコード処理の結果得られるエンコードデータを記録再生部18に供給する。
記録再生部18は、例えば、ハードディスクまたは光ディスクなどの記録媒体で構成される。記録再生部18は、エンコーダ17から供給されたエンコードデータを記録媒体に記録する。また、記録再生部18は、記録媒体に記録されたエンコードデータをデコーダ21に供給する。すなわち、記録再生部18は、記録されたエンコードデータを再生する。
操作部19は、例えば、各種の操作ボタン、キー、またはタッチパネルなどからなる。ユーザは、HDDレコーダ1に対する指示を入力するために操作部19を操作する。操作部19は、ユーザの操作に応じて、その操作を示す信号(操作信号)を制御部20に供給する。
制御部20は、例えば、マイクロプロセッサなどからなり、操作部19から供給される操作信号に基づいて、HDDレコーダ1全体を制御する。
デコーダ21は、記録再生部18から供給されたエンコードデータに対して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式など、上述した方式に対応する方式に従ったデコード処理を施す。デコーダ21は、デコード処理の結果である、エンコードデータを伸張復号したデジタルAV信号のうちのデジタルビデオ信号をNTSCエンコーダ22に供給する。また、デコーダ21は、デジタルAV信号のうちのデジタルオーディオ信号をD/Aコンバータ23に供給する。
NTSCエンコーダ22は、デコーダ21から供給されたデジタルビデオ信号をNTSC方式のビデオ信号に変換し、モニタ2に供給する。
D/Aコンバータ23は、デコーダ21から供給されたデジタルオーディオ信号をD/A変換し、スピーカ3に供給する。
このような構成により、HDDレコーダ1は入力された映像信号および音声信号を記録または再生することができる。
図3は、図2のHDDレコーダ1の記録再生部18および制御部20の構成例を示すブロック図である。
記録再生部18は、画像データベース31、テンプレートデータベース32、およびコンテンツデータベース33から構成される。以下、画像データベース31を画像DB(Database)31と称し、テンプレートデータベース32をテンプレートDB32と称し、コンテンツデータベース33をコンテンツDB33と称する。
画像DB31は、図2のエンコーダ17から供給された画像と、画像の属性を示すメタデータを対応づけて記憶する。
テンプレートDB32は、コンテンツDB33に記録されるコンテンツであるスクラップブックを表示する場合の、スクラップブックに配置される画像の背景となる背景画像のデータである背景テンプレートを記録する。また、テンプレートDB32は、背景テンプレートと、その属性を示すメタデータとを対応づけて記録する。
さらに、テンプレートDB32は、コンテンツDB33に記録されるコンテンツであるスクラップブックを表示する場合の、スクラップブックにおける画像の配置および配置される画像の枚数を設定する情報である配置テンプレートを記録する。テンプレートDB32には、画像の配置または画像の枚数に応じた複数の配置テンプレートが記録され、そのうちの最大の画像の枚数を設定する配置テンプレートによって、スクラップブックの1ページに配置される画像の枚数が制限される。
例えば、テンプレートDB32に、配置される画像の枚数が1枚に設定されている配置テンプレートと、配置される画像の枚数が2枚に設定されている配置テンプレートと、配置される画像の枚数が3枚に設定されている配置テンプレートとが記録されている場合、作成されるスクラップブックの1ページに配置される画像の枚数は、多くても3枚に制限される。配置テンプレートに設定される画像の枚数は、予め決められていてもよいし、ユーザによって設定されるようにしてもよい。
コンテンツDB33は、グループに分けられた画像が、グループ毎に配置されてなるコンテンツであるスクラップブックのデータを記録する。なお、コンテンツ(スクラップブック)の詳細は後述する。
制御部20は、選択部51、記録再生制御部52、表示制御部53、メタデータ抽出部54、およびコンテンツ作成部55から構成される。
選択部51は、ユーザの指示に応じて、画像またはスクラップブックを選択する。より具体的には、例えば、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示される画像、またはスクラップブックを選択する操作を示す操作信号に基づいて、ユーザが操作部19を操作することにより選択した画像またはスクラップブックを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
記録再生制御部52は、記録再生部18が行う記録と再生とを制御する。また、記録再生制御部52は、例えば、選択部51から供給される情報に基づいて、記録再生部18から画像、背景テンプレート、配置テンプレート、またはスクラップブックのデータを読み出し、表示制御部53やメタデータ抽出部54、コンテンツ作成部55に供給する。
表示制御部53は、モニタ2に表示される画像またはスクラップブックの表示を制御する。より具体的には、表示制御部53は、記録再生制御部52によって記録再生部18から読み出された画像またはスクラップブックのデータを基に、デコーダ21のデコード処理を制御する。
メタデータ抽出部54は、記録再生制御部52から供給される画像に付加されているメタデータを抽出し、コンテンツ作成部55に供給する。
コンテンツ作成部55は、演算部71およびテンプレート設定部72から構成され、グループ分けされた画像がグループ毎に配置されてなるコンテンツであるスクラップブックを作成し、記録再生制御部52に供給する。
すなわち、コンテンツ作成部55を構成する演算部71は、クラスタリング部91およびグループ分け処理部92を含む。
クラスタリング部91は、画像のクラスタを生成するための所定の条件に基づいて、画像のクラスタリングを行う。画像のクラスタを生成するための条件は、予め用意されている複数の条件の中からユーザにより選択されるようにしてもよい。例えば、クラスタリング部91は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行う。より具体的には、例えば、クラスタリング部91は、同じイベントを表すメタデータが付加されている画像からなる1つのクラスタを生成する。
また、クラスタリング部91は、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングする。例えば、クラスタリング部91は、イベントを表すメタデータが付加されている画像からなる1つのクラスタにおいて、複数の画像のそれぞれの撮影時刻に基づいて、撮影時刻の時間間隔のより小さい画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングする。クラスタリング部91は、画像のクラスタリングの結果、すなわち、クラスタツリー(の情報)を、グループ分け処理部92に供給する。
グループ分け処理部92は、グループ作成部101を含み、クラスタリング部91から供給されたクラスタリングの結果であるクラスタツリーのノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が、最小時間間隔閾値以下になるように、画像のグループ分けをする。
ここで、最小時間間隔閾値は、1つのグループに含まれる画像を撮影時刻の順に並べたときに、隣接する画像どうしの撮影時刻の時間間隔として許容される最大値であり、例えば、予めユーザによって設定される。
グループ分け処理部92において、グループ作成部101は、二分木構造のクラスタツリーにおいて、ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、2つの子ノードに対応するクラスタそれぞれに含まれる画像のグループであって、そのグループに含まれる画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成する。例えば、グループ作成部101は、クラスタリング部91から供給されたクラスタツリーの二分木構造において、ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目ノードが有する2つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像どうしの撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であれば、その2つの子ノードに対応するクラスタそれぞれに含まれる画像を1つのグループとする。
但し、撮影時刻の時間間隔が所定の閾値以下の画像を、無制限に、1つのグループに含めると、そのグループに含まれる画像の枚数が多くなりすぎることがあるため、グループ作成部101は、グループに含める画像の枚数を、所定の制限枚数以下に制限する。制限枚数は、一画面に表示される画像の最大枚数であり、テンプレートDB32に記録されている配置テンプレートにより設定される画像の枚数のうちの最大値に等しい。
より具体的には、グループ作成部101は、注目ノードの左側の子ノードである左ノードに包含されるノード(左ノードを直接的または間接的に上位階層のノードとするリーフノードであり、左ノードがリーフノードである場合には、左ノードそのもの)のうちの右端に位置する左側右端ノード、および注目ノードの右側の子ノードである右ノードに包含されるノード(右ノードを直接的または間接的に上位階層のノードとするリーフノードであり、右ノードがリーフノードである場合には、右ノードそのもの)のうちの左端に位置する右側左端ノードのそれぞれに割り当てられている画像の撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であり、かつ、注目ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下である場合、その注目ノードに対応するクラスタに含まれる画像を1つのグループとする。
一方、注目ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下でない場合、グループ作成部101は、注目ノードの2つの子ノードのうちの1つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が、制限枚数以下であるかを判定する。
注目ノードの2つの子ノードのうちの1つの子ノードに割り当てられている画像の枚数が制限枚数以下でない場合、グループ作成部101は、注目ノードの2つの子ノードのうちの1つの子ノードを新たな注目ノードとして、上述の処理、すなわち、新たな注目ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が、制限枚数以下であるかを判定する処理を繰り返す。
また、注目ノードの2つの子ノードのうちの1つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下である場合、グループ作成部101は、注目ノードの2つの子ノードのうちの1つの子ノードと、注目ノードの2つの子ノードのうちの他の1つの子ノードの下位階層のノードとのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下となる画像のグループを作成する。
テンプレート設定部72は、グループ分けされた画像がグループ毎に配置されるスクラップブックに対して、背景テンプレートおよび配置テンプレートを設定する。
より具体的には、テンプレート設定部72は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに応じた背景テンプレートを、記録再生部18から記録再生制御部52に読み出させて供給させる。テンプレート設定部72は、記録再生制御部52から供給された背景テンプレートを、グループの画像が配置されるスクラップブックに設定し、スクラップブックの背景を決める。
また、テンプレート設定部72は、グループの画像の枚数に応じた配置テンプレートを、記録再生部18から記録再生制御部52に読み出させて供給させる。テンプレート設定部72は、記録再生制御部52から供給された配置テンプレートを、グループの画像が配置されるスクラップブックに設定し、スクラップブックのページ毎の画像の配置および配置される枚数を決める。
コンテンツ作成部55は、グループ分け処理部92によってグループ分けされた画像と、テンプレート設定部72によって設定された背景テンプレートおよび配置テンプレートとを基に、複数の画像がグループ毎に配置されたスクラップブックを作成し、記録再生制御部52を介して記録再生部18のコンテンツDB33に供給する。これにより、スクラップブックは、コンテンツDB33に保存される。
図4は、画像のクラスタの例を示す図である。
図4において、画像p1乃至画像p25は、記録再生部18の画像DB31に記録されている画像を示す。図4の1つの四角形は1枚の画像を表す。また、画像p1乃至画像p25には、それぞれメタデータが付加されている。
図4の例においては、画像p1乃至画像p12には、イベントを表すメタデータとして「結婚式」が付加されている。画像p13乃至画像p19には、イベントを表すメタデータとして「お花見」が付加されている。画像p20乃至画像p25には、イベントを表すメタデータとして「社員旅行」が付加されている。
クラスタリング部91は、画像p1乃至画像p25に付加されているイベントを表すメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行う。
具体的には、図4に示すように、クラスタリング部91は、画像p1乃至画像p12からなるクラスタ、画像p13乃至画像p19からなるクラスタ、および画像p20乃至画像p25からなるクラスタを生成する。
例えば、このように生成されたそれぞれのクラスタに含まれる画像は、クラスタ毎のフォルダによりまとめて管理される。具体的には、画像p1乃至画像p12は「結婚式」の名称のフォルダにより管理される。また、画像p13乃至画像p19は「お花見」の名称のフォルダにより管理される。さらに、画像p20乃至画像p25は「社員旅行」の名称のフォルダにより管理される。例えば、それぞれのクラスタに属する画像を示す情報が、記録再生部18に記録される。
次に、クラスタ毎のフォルダによって管理される画像に対して、クラスタリング部91により行われる二分木構造のクラスタツリーの作成の処理の詳細について説明する。
図5乃至図13を参照して、100枚の画像p1乃至画像p100を対象とした二分木構造のクラスタツリーの作成の処理について説明する。
図5乃至図13において、「p」の文字と数字がその中に書かれている1つの円は1枚の画像が割り当てられたリーフノードを表し、「n」の文字と数字がその中に書かれている1つの円は子ノードを有するノードを表す。ここで、以下、適宜、リーフノードpに割り当てられた画像を、画像pとも記載する。
また、図の右方は、左方より時間的に後の方向であるものとする。なお、ここでは、画像p1乃至画像p100を、撮影時刻順(画像p1が一番古く、画像p100が一番新しいデータ)にクラスタリングの対象とする場合について説明する。
クラスタリングがまだ行われていない状態で、最初の撮影により得られた画像p1がクラスタツリーに挿入されたとき(クラスタリングの対象とされたとき)、初期の状態ではクラスタツリーのルートノードとなるノードが存在しないから、図5に示されるように、ルートノードp1が新たに作成され、画像p1がルートノードp1に割り当てられる。
画像p1に続けて撮影された画像p2がクラスタツリーに挿入されたとき、図6に示されるように、ノードn1およびp2が新たに作られ、画像p2がノードp2に割り当てられる。さらに、画像p2の撮影時刻は画像p1の撮影時刻より後であるから、ノードn1には、画像p1が割り当てられたノードp1が左の子ノードとして結び付けられ、画像p2が割り当てられたノードp2が右の子ノードとして結び付けられる。ノードn1はノードp1に代わってルートノードとなる。
ノードn1の最小時刻として画像p1の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p2の撮影時刻が記録される。ノードの時刻として、そのノードを親のノードとする2つの子ノードの撮影時刻の平均値(中間の時刻)が記録されるようにしてもよい。
画像p2に続けて撮影された画像p3がクラスタツリーに挿入され、図7に示されるように、画像p3の撮影時刻と画像p2の撮影時刻の時間間隔tdp2p3が、画像p2の撮影時刻と画像p1の撮影時刻の時間間隔tdp1p2より小さいとき、図8に示されるように、ノードn2およびp3が新たに作られ、画像p3がノードp3に割り当てられる。さらに、ノードn2には、その左の子ノードとして画像p2が割り当てられたノードp2が結び付けられ、右の子ノードとして画像p3が割り当てられたノードp3が結び付けられる。また、ノードn2が、ノードp2の代わりに右の子ノードとしてノードn1に結び付けられる。
ノードn2の最小時刻として画像p2の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p3の撮影時刻が記録される。また、このとき、ノードn2の親のノードであるノードn1の最大時刻が画像p3の撮影時刻で上書きされる。
画像p3に続けて撮影された画像p4がクラスタツリーに挿入され、図9に示されるように、画像p4の撮影時刻と画像p3の撮影時刻の時間間隔tdp3p4が、画像p3の撮影時刻と画像p2の撮影時刻の時間間隔tdp2p3より大きく、かつ、画像p4の撮影時刻とノードn2の最大時刻の時間間隔tdn2maxp4が、ノードn2の最小時刻と画像p1の撮影時刻の時間間隔tdp1n2minより大きいとき、図10に示されるように、ノードn3およびp4が新たにルートノードとして作られ、画像p4がノードp4に割り当てられる。また、ノードn3には、その左の子ノードとしてノードn1が結び付けられ、右の子ノードとして画像p4が割り当てられたノードp4が結び付けられる。
ノードn3の最小時刻として画像p1の最小時刻が記録され、最大時刻として画像p4の撮影時刻が記録される。
画像p4に続けて撮影された画像p5がクラスタツリーに挿入され、図11に示されるように、画像p5の撮影時刻と画像p4の撮影時刻の時間間隔tdp4p5より、画像p4の撮影時刻とノードn1の最大時刻の時間間隔tdn1maxp4の方が大きいとき、図12に示されるように、ノードn4およびp5が新たに作られ、画像p4がノードp4に割り当てられる。また、ノードn4には、その左の子ノードとして画像p4が割り当てられたノードp4が結び付けられ、右の子ノードとして画像p5が割り当てられたノードp5が結び付けられる。さらに、ノードn4が、ノードp4の代わりに右の子ノードとしてノードn3に結び付けられる。
ノードn4の最小時刻として画像p4の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p5の撮影時刻が記録される。また、このとき、ノードn4の親のノードであるノードn3の最大時刻が画像p5の撮影時刻で上書きされる。
この時点で、画像p1乃至画像p5の5枚の画像それぞれが割り当てられたノードp1乃至p5と、ノードn1乃至ノードn4とからなる二分木構造のクラスタツリーが形成された状態になる。
クラスタツリーにおいて、ノードはクラスタに対応する。したがって、図12に示されるようなクラスタツリーが作成されたとき、ノードn3に対応するクラスタに含まれる画像は画像p1乃至画像p5の5枚の画像となり、ノードn1に対応するクラスタに含まれる画像は画像p1乃至画像p3の3枚の画像となる。また、ノードn2に対応するクラスタに含まれる画像は画像p2および画像p3の2枚の画像となり、ノードn4に対応するクラスタに含まれる画像は画像p4および画像p5の2枚の画像となる。
このように、画像が新たに挿入される毎に、画像の撮影時刻の時間間隔のより小さい画像同士、または、画像の撮影時刻とノードに対して設定(記録)された時刻の時間間隔のより小さい画像とノードが、同じノードにぶらさがるように結び付けられていく。
撮影が繰り返し行われ、画像p6乃至画像p100がクラスタツリーに挿入されたときも同様にして処理が行われ、最終的に、ルートノードnrootに対応するクラスタに画像p1乃至画像p100が含まれる、図13に示されるような二分木構造のクラスタツリーが得られる。
なお、この処理は、撮影されるたびにリアルタイムに行われるようにしてもよいし、ユーザの指示に基づいて、所定のフォルダ等に記録されている画像に対して行われるようにしてもよい。
次に、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの作成処理について説明する。
HDDレコーダ1において、例えば、操作部19が操作されることによって制御部20がスクラップブックの作成処理の指示を取得すると、スクラップブックの作成処理が開始される。
図14は、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの作成処理の例を示すフローチャートである。
ステップS11において、選択部51は、操作部19から供給される、スクラップブックの作成の指示を表す操作信号に応じ、メタデータに基づいてクラスタリングを行うことを示す情報を記録再生制御部52に供給する。記録再生制御部52は、選択部51からの情報に基づいて、画像DB31に記録されている画像を読み出し、メタデータ抽出部54に供給する。メタデータ抽出部54は、記録再生制御部52からの画像からメタデータを抽出し、コンテンツ作成部55に供給して、処理は、ステップS11からステップS12に進む。
コンテンツ作成部55では、ステップS12において、演算部71のクラスタリング部91が、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行って、処理は、ステップS13に進む。より具体的には、クラスタリング部91は、同じイベントを表すメタデータが付加されている画像からなる1つのクラスタを生成する。
より具体的には、例えば、図4に示される、画像DB31に記録されている画像p1乃至画像p25について、例えば、メタデータ「社員旅行」に注目した場合には、クラスタリング部91は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータが「社員旅行」である画像p20乃至画像p25を、1つのクラスタにクラスタリングする。
ステップS13において、クラスタリング部91は、ステップS12で生成した1つのクラスタに含まれる画像のそれぞれの撮影時刻に基づいて、撮影時刻の時間間隔のより小さい画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングする。例えば、クラスタリング部91は、図5乃至図13を参照して説明したようにして、画像p20乃至画像p25の6枚の画像がノードに割り当てられたクラスタツリーを作成する。クラスタリング部91は、画像のクラスタリングの結果、すなわち、クラスタツリー(の情報)を、グループ分け処理部92のグループ作成部101に供給する。
ステップS13の後、処理は、ステップS14に進み、コンテンツ作成部55のテンプレート設定部72は、ステップS13でクラスタリングされた画像に付加されているメタデータに応じた背景テンプレートを、記録再生制御部52を介して、記録再生部18のテンプレートDB32から読み出す。例えば、テンプレート設定部72は、記録再生部18より、画像p20乃至画像p25のメタデータである「社員旅行」に応じた背景テンプレートを、記録再生制御部52に読み出させて供給させる。
ステップS14の後、処理は、ステップS15に進み、テンプレート設定部72は、色区再生制御部52から供給された背景テンプレートをスクラップブックに設定して、処理は、ステップS15に進む。すなわち、テンプレート設定部72は、画像p20乃至画像p25が配置されるスクラップブックの背景を決める。
ここで、図15は、背景テンプレートの構成の例を示す図である。
図15には、3つの背景テンプレート111−1乃至111−3が示されており、背景テンプレート111−1乃至111−3は、それぞれメタデータを有する。
テンプレート設定部72は、クラスタリングされた画像に付加されているメタデータに対応するメタデータを有する背景テンプレートを、クラスタリングされた画像に付加されているメタデータに応じた背景テンプレートとして、スクラップブックに設定する。
図14の説明に戻り、ステップS16において、演算部71のグループ分け処理部92は、グループ分けの処理を行って、処理は、ステップS17に進む。
ステップS17において、テンプレート設定部72は、グループ分けされたグループに含まれる画像の枚数に応じて、ページ毎の配置テンプレートを読み出し、処理は、ステップS18に進む。
ステップS18において、テンプレート設定部72は、スクラップブックの各ページに対して、読み出されたページ毎の配置テンプレートを設定して、処理は、ステップS19に進む。
ステップS19において、コンテンツ作成部55は、スクラップブックを保存し、処理は終了する。より具体的には、コンテンツ作成部55は、グループ分けされた画像と、背景テンプレートおよび配置テンプレートとを基に、複数の画像がグループ毎に配置されたスクラップブックを作成し、記録再生制御部52を介して記録再生部18のコンテンツDB33に供給する。
次に、図16乃至図20を参照して、グループ分け処理部92のグループ分けの処理について説明する。
図16は、図14のフローチャートのステップS16の、グループ分けの処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS31において、グループ分け処理部92のグループ作成部101は、図14のステップS13で、クラスタリング部91から供給されたクラスタリングの結果であるクラスタツリーにおけるルートノードNROOTを注目ノードNpとして、処理は、ステップS32に進む。
ステップS32において、グループ分け処理部92のグループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像について作成されるグループを初期化する。より具体的には、グループ分け処理部92は、空のグループを作成する。
その後、処理は、ステップS32からステップS33に進み、グループ分け処理部92のグループ作成部101は、グループの作成の処理を行って、処理はリターンする。
図17は、図16のフローチャートのステップS33の、グループの作成の処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS51において、グループ作成部101は、注目ノードNpがリーフノードであるか否かを判定する。ステップS51において、注目ノードNpがリーフノードであると判定された場合、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像を、注目ノードNpについてステップS32で作成した1つのグループの画像とし、処理はリターンする。
一方、ステップS51において、注目ノードNpがリーフノードでない場合、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、グループ作成部101は、注目ノードNpの左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であるか否かを判定する。
ステップS53において、左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下でないと判定された場合、処理は、ステップS54に進む。
ここで、注目ノードNpの左ノードl(Np)に包含されるノードのうちの右端に位置するノード(リーフノード)を左側右端ノードRm(l(Np))と表し、注目ノードNpの右ノードr(Np)に包含されるノードのうちの左端に位置するノード(リーフノード)を右側左端ノードLm(r(Np))と表すこととする。
グループの作成の処理では、左側右端ノードRm(l(Np))に割り当てられている画像の撮影時刻と、右側左端ノードLm(r(Np))に割り当てられている画像の撮影時刻との時間間隔が、最小時間間隔閾値以下であれば、後述するように、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像のうちの一部または全部が含まれるグループが作成される。
ステップS54において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔がグループ分割閾値を超えているか否かを判定する。
グループ分割閾値は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔のばらつきの程度によって、その子ノードに対応するクラスタに含まれる画像をそれぞれ別のグループとするか、または同じグループとするかを決定する値である。例えば、グループ分割閾値は、注目ノードに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔の標準偏差と、注目ノードの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔の偏差との比と比較される値であり、この比較によって、その子ノードに対応するクラスタに含まれる画像をそれぞれ別のグループとするか、または同じグループとするかが決定される。
ステップS54において、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔がグループ分割閾値を超えていると判定された場合、すなわち、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔のばらつきが大きい場合、処理はステップS55に進む。
ステップS55において、グループ作成部101は、グループ分割閾値を超えた子ノードに対応するクラスタに含まれる画像をそれぞれ別のグループとして、処理は、ステップS56に進む。すなわち、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔のばらつきの程度に応じて、撮影時刻の並びを維持したまま、画像を、例えば、グループAおよびグループBの2つのグループに分ける。なお、ここでは、画像がグループAおよびグループBの2つのグループに分けられることとしたが、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔のばらつきの程度に応じて、画像は、2以上のグループに分けられる。
ステップS56において、グループ作成部101は、ステップS55において分けられた画像のグループのうちのグループAの最上位階層のノードをルートノードとする二分木構造を1つのクラスタツリーとみなし、そのグループAについてのクラスタツリーのルートノードを注目ノードNpとして、処理は、ステップS57に進む。
ステップS57において、グループ作成部101は、グループAについてのクラスタツリーについて、図17のフローチャートで示されるグループの作成の処理を再帰的に行う。
ステップS58において、グループ作成部101は、ステップS55において分けられた画像のグループのうちのグループBの最上位階層のノードをルートノードとする二分木構造を1つのクラスタツリーとみなし、そのグループBについてのクラスタツリーのルートノードを注目ノードNpとして、処理は、ステップS59に進む。
ステップS59において、グループ作成部101は、グループBについてのクラスタツリーについて、図17のフローチャートで示されるグループの作成の処理を再帰的に行って、処理はリターンする。
一方、ステップS54において、注目ノードNpの子ノードである左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻と、右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻との時間間隔がグループ分割閾値を超えていないと判定された場合、すなわち、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔のばらつきが小さい場合、処理は、ステップS60に進み、グループ作成部101は、左ノードl(Np)を新たな注目ノードNpとする。
ステップS60の後、処理は、ステップS61に進み、グループ作成部101は、新たな注目ノードNpについて、グループの作成の処理を再帰的に行って、処理は、ステップS62に進む。
ステップS62において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)を新たな注目ノードNpとする。
ステップS62の後、処理は、ステップS63に進み、グループ作成部101は、新たな注目ノードNpについて、グループの作成の処理を再帰的に行って、処理はリターンする。
一方、ステップS53において、左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに割り当てられている画像の撮影時刻の時間間隔が、最小時間間隔閾値以下であると判定された場合、処理はステップS64に進み、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)が呼び出され、グループ作成部101は、関数join_restricted(Np)の処理を行って、処理はリターンする。
ここで、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)は、グループ内の画像の枚数を制限する関数であり、関数join_restricted(Np)の処理では、グループ内の画像の枚数が制限枚数以下に制限される。
図18は、図17のフローチャートのステップS64の、関数join_restricted(Np)の処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS71において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。
制限枚数は、上述したように、一画面に表示される画像の最大枚数である。
ステップS71において、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であると判定された場合、処理はステップS72に進む。
ステップS72において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる全ての画像を1つのグループとして、処理はリターンする。
一方、ステップS71において、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下でないと判定された場合、処理はステップS73に進む。
ステップS73において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。
ステップS73において、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であると判定された場合、処理は、ステップS74に進み、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_left(l(Np),r(Np))を呼び出し、これにより、その関数join_left(l(Np),r(Np))の処理を行って、処理はリターンする。
ここで、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_left(l(Np),r(Np))は、グループ内の画像の枚数を決定する関数であり、関数join_left(l(Np),r(Np))の処理では、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の左側、すなわち、撮影時刻の古いものから、制限枚数以下の枚数となる画像のグループを作成する処理が行われる。
一方、ステップS73において、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下でないと判定された場合、処理はステップS75に進む。
ステップS75において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であると判定された場合、処理は、ステップS76に進み、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_right(l(Np),r(Np))を呼び出し、これにより、その関数join_right(l(Np),r(Np))の処理を行って、処理はリターンする。
ここで、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_right(l(Np),r(Np))は、グループ内の画像の枚数を決定する関数であり、関数join_right(l(Np),r(Np))の処理は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の右側、すなわち、撮影時刻の新しいものから、制限枚数以下の枚数となる画像のグループを作成する処理が行われる。
一方、ステップS75において、注目ノードNpの右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下でないと判定された場合、処理はステップS77に進む。
ステップS77において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)を新たな注目ノードNpとし、処理はステップS78に進む。ステップS78において、グループ作成部101は、関数join_restricted(Np)を呼び出し、関数join_restricted(Np)の処理を行って、処理は、ステップS79に進む。
ステップS79において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)を新たな注目ノードNpとし、処理はステップS80に進む。ステップS80において、グループ作成部101は、関数join_restricted(Np)を呼び出し、関数join_restricted(Np)の処理を行って、処理はリターンする。
図19は、図18のフローチャートのステップS74の、関数join_left(l(Np),r(Np))の処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS91において、グループ作成部101は、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
ステップS91において、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下でないと判定された場合、処理は、ステップS92に進む。
ステップS92において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)がリーフノードであるか否かを判定する。
ステップS92において、右ノードr(Np)がリーフノードであると判定された場合、処理は、ステップS93に進む。
ステップS93において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
ステップS93において、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であると判定された場合、処理は、ステップS99に進む。
また、ステップS93において、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下でないと判定された場合、処理はステップS94に進む。
ステップS94において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成するとともに、右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成し、処理はリターンする。
一方、ステップS92において、右ノードr(Np)がリーフノードでないと判定された場合、処理は、ステップS95に進む。
ステップS95において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)の左ノードl(r(Np))を右ノードr(Np)として、処理は、ステップS96に進む。
ステップS96では、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_left(l(Np),r(Np))を再帰的に呼び出し、関数join_left(l(Np),r(Np))の処理を、再帰的に行って、処理は、ステップS97に進む。
ステップS97において、グループ作成部101は、右ノードr(Np)の右ノードr(r(Np))を注目ノードNpとして、処理は、ステップS98に進む。
ステップS98では、グループ作成部101は、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)を再帰的に呼び出し、関数join_restricted(Np)の処理を、再帰的に行って、処理はリターンする。
一方、ステップS91において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であると判定した場合、処理は、ステップS99に進む。
ステップS99において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とに対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成して、処理はリターンする。
図20は、図18のフローチャートのステップS76の、関数join_right(l(Np),r(Np))の処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS111において、グループ作成部101は、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
ステップS111において、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下でないと判定された場合、処理は、ステップS112に進む。
ステップS112において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)がリーフノードであるか否かを判定する。
ステップS112において、左ノードl(Np)がリーフノードであると判定された場合、処理は、ステップS113に進む。
ステップS113において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
ステップS113において、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であると判定された場合、処理は、ステップS119に進む。
また、ステップS113において、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下でないと判定された場合、処理はステップS114に進む。
ステップS114において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成するとともに、右ノードr(Np)に対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成し、処理はリターンする。
一方、ステップS112において、左ノードl(Np)がリーフノードでないと判定された場合、処理は、ステップS115に進む。
ステップS115において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)の右ノードr(l(Np))を左ノードl(Np)として、処理は、ステップS116に進む。
ステップS116では、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_right(l(Np),r(Np))を再帰的に呼び出し、関数join_right(l(Np),r(Np))の処理を、再帰的に行って、処理は、ステップS117に進む。
ステップS117において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)の左ノードl(l(Np))を注目ノードNpとして、処理は、ステップS118に進む。
ステップS118では、グループ作成部101は、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)を再帰的に呼び出し、関数join_restricted(Np)の処理を、再帰的に行って、処理はリターンする。
一方、ステップS111において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であると判定した場合、処理は、ステップS119に進む。
ステップS119において、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とに対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成して、処理はリターンする。
次に、図21を参照して、図16乃至図20を参照して説明した、グループ分け処理部92のグループ分け処理によって得られる、画像のグループの具体例について説明する。
図21は、クラスタリング部91から供給されたクラスタツリーの例を示す図である。
図21のクラスタツリーでは、ノードN11がルートノードNROOTとされ、2つの子ノードとして、ノードN21とノードN22とを有している。ノードN21は、2つの子ノードとして、ノードN31とノードN32とを有しており、ノードN32は、2つの子ノードとして、ノードN41とノードN42とを有している。そして、ノードN41は、2つの子ノードとして、ノードN51とノードN52とを有しており、ノードN42は、2つの子ノードとして、ノードN53とノードN54とを有している。
さらに、図21のクラスタツリーでは、ノードN31,N51,N52,N53,N54,N22がそれぞれ、子ノードが接続されていないノードであるリーフノードとなっている。そして、リーフノードN31,N51,N52,N53,N54,N22には、画像PIC0,PIC1,PIC2,PIC3,PIC4,PIC5がそれぞれ割り当てられている。
また、図21において、画像PIC0乃至PIC5の下の時間軸には、画像PIC0乃至PIC5のそれぞれの撮影時刻が示されている。すなわち、画像PIC0の撮影時刻はt=0であり、画像PIC1の撮影時刻はt=4であり、画像PIC2の撮影時刻はt=6である。また、画像PIC3の撮影時刻はt=9であり、画像PIC4の撮影時刻はt=10であり、画像PIC5の撮影時刻はt=20である。
まず、グループ分け処理部92のグループ作成部101は、クラスタツリーにおけるルートノードNROOTを注目ノードNpとする。図21においては、ルートノードN11が注目ノードNpとされる。
そして、グループの初期化がなされた後、処理は、グループの作成の処理に進む。
グループの作成の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpがリーフノードであるか否かを判定する。注目ノードNpであるノードN11は、リーフノードでないと判定されるので、グループ作成部101は、注目ノードNpの左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であるか否かを判定する。
図21において、ノードN11が注目ノードNpである場合、左側右端ノードRm(l(Np))は、注目ノードNpであるノードN11の左ノードl(Np)(=N21)に包含されるノードN31,N32,N41,N42,N51,N52,N53,N54のうちの右端に位置するノードN54となり、右側左端ノードLm(r(Np))は、注目ノードNpであるノードN11の右ノードr(Np)(=N22)に包含されるノードN22のうちの左側に位置するノードN22となる。
ここで、最小時間間隔閾値を8とした場合、左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに割り当てられている画像の撮影時刻の時間間隔は、ノードN54に割り当てられている画像PIC4の撮影時刻t=10と、ノードN22に割り当てられている画像PIC5の撮影時刻t=20との差として得られる10であり、最小時間間隔閾値以下でないので、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔がグループ分割閾値を超えているか否かを判定する。
図21においては、ノードN11に対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔は、グループ分割閾値を超えていないとすると、グループ作成部101は、左ノードl(Np)を新たな注目ノードNpとする。すなわち、図21において、注目ノードNpがノードN11であるので、ノードN11の左ノードl(Np)であるノードN21が新たな注目ノードNpとされる。
次に、グループ作成部101は、新たな注目ノードNpであるノードN21について、グループの作成の処理を再帰的に行う。
グループ作成部101は、注目ノードNpがリーフノードであるか否かを判定する。注目ノードNpであるノードN21はリーフノードでないので、グループ作成部101は、注目ノードNpの左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の撮影時刻の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であるか否かを判定する。
ここで、最小時間間隔閾値を8とした場合、ノードN21が注目ノードNpであるときは、左側右端ノードRm(l(Np))および右側左端ノードLm(r(Np))のそれぞれに割り当てられている画像の撮影時刻の時間間隔は、ノードN31に割り当てられている画像PIC0の撮影時刻t=0と、ノードN51に割り当てられている画像PIC1の撮影時刻t=4との差4であり、最小時間間隔閾値以下であるので、グループ作成部101は、ステップS64において、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)の処理を行う。
関数join_restricted(Np)の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。ここで、例えば、制限枚数は3枚とすると、図21において、注目ノードNpであるノードN21に対応するクラスタに含まれる画像の枚数は、画像PIC0乃至PIC4の5枚であり、制限枚数の3枚以下でないので、グループ作成部101は、左ノードl(Np)に対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。
図21においては、ノードN21が注目ノードNpである場合には、その注目ノードNpの左ノードl(Np)であるノードN31に対応するクラスタに含まれる画像の枚数は、画像PIC0の1枚であり、制限枚数の3枚以下であるので、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_left(l(Np),r(Np))を呼び出す。
関数join_left(l(Np),r(Np))の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
図21においては、例えば、ノードN21が注目ノードNpである場合には、左ノードであるノードN31と右ノードであるノードN32とに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和は、画像PIC0の1枚と画像PIC1乃至PIC4の4枚との和の5枚であり、制限枚数の3枚以下でないので、グループ作成部101は、右ノードr(Np)がリーフノードであるか否かを判定する。
図21において、ノードN21が注目ノードである場合、その右ノードであるノードN32はリーフノードでないので、グループ作成部101は、右ノードr(Np)の左ノードl(r(Np))を右ノードr(Np)とする。すなわち、図21において、ノードN21が注目ノードNpであるので、右ノードr(Np)であるノードN32の左ノードN41が、注目ノードNpの右ノードr(Np)とされる。
次に、グループ作成部101は、左ノードl(Np)および右ノードr(Np)を引数とする関数join_left(l(Np),r(Np))を再帰的に呼び出し、関数join_left(l(Np),r(Np))の処理を、再帰的に行う。
関数join_left(l(Np),r(Np))の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpの左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とのそれぞれに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和が制限枚数以下であるか否かを判定する。
図21においては、ノードN21が注目ノードNpであり、左ノードであるノードN31と右ノードであるノードN41とに対応するクラスタに含まれる画像の枚数の和は、画像PIC0の1枚と画像PIC1およびPIC2の2枚との和の3枚であり、制限枚数の3枚以下であるので、グループ作成部101は、左ノードl(Np)と右ノードr(Np)とに対応するクラスタに含まれる画像で1つのグループを作成する。すなわち、グループ作成部101は、図21におけるノードN31とノードN41とに対応するクラスタに含まれる画像PIC0乃至PIC2の3枚の画像が含まれるグループC1を生成する。
また、グループ作成部101は、右ノードr(Np)の右ノードr(r(Np))を注目ノードNpとする。すなわち、グループ作成部101は、図21における右ノードr(Np)であるノードN32の右ノードN42を注目ノードNpとし、グループ作成部101は、注目ノードNpを引数とする関数join_restricted(Np)を再帰的に呼び出し、関数join_restricted(Np)の処理を、再帰的に行う。
関数join_restricted(Np)の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であるか否かを判定する。図21において、注目ノードNpであるノードN42に対応するクラスタに含まれる画像の枚数は、画像PIC3乃至PIC4の2枚であり、制限枚数の3枚以下であるので、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる全ての画像を1つのグループとする。すなわち、グループ作成部101は、図21におけるノードN42に対応するクラスタに含まれる画像PIC3乃至PIC4の2枚の画像が含まれるグループC2を作成する。
さらに、グループ作成部101は、右ノードr(Np)を新たな注目ノードNpとする。すなわち、図21において、注目ノードNpがノードN11である場合の、ノードN11の右ノードr(Np)であるノードN22が新たな注目ノードNpとされる。
グループ作成部101は、新たな注目ノードNpについて、グループの作成の処理を再帰的に行う。
グループの作成の処理において、グループ作成部101は、注目ノードNpがリーフノードであるか否かを判定する。注目ノードNpであるノードN22はリーフノードであるので、グループ作成部101は、注目ノードNpに対応するクラスタに含まれる画像を1つのグループとする。注目ノードNpであるノードN22はリーフノードであるので、グループ作成部101は、1枚の画像PIC5のみが含まれる1つのグループC3を作成する。
このようにして、グループ作成部101は、クラスタリング部91から供給されたクラスタツリーのノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下であり、含まれる画像どうしの撮影時間の時間間隔が最小時間間隔閾値以下であるグループを作成する。
従来の手法によれば、図21に示される画像PIC0乃至PIC5についての二分木構造は、画像PIC0の画像が1枚のグループ、画像PIC1およびPIC2の画像が2枚のグループ、画像PIC3およびPIC4の画像が2枚のグループ、および画像PIC5の画像が1枚のグループにグループ分けされる。
本発明の手法によれば、図21に示される画像PIC0乃至PIC5についての二分木構造は、画像PIC0乃至PIC2の画像が3枚のグループC1と、画像PIC3およびPIC4の画像が2枚のグループC2と、画像PIC5の画像が1枚のグループC3とにグループ分けされる。このようにグループ分けされた画像は、スクラップブックのページにグループ毎に配置される。
図22は、配置テンプレートの構成の例を示す図である。配置テンプレートは、スクラップブックの各ページに配置される画像の枚数を決定する。図22に示されるように、配置テンプレート131−1は4枚、配置テンプレート131−2は3枚、配置テンプレート131−3は2枚、配置テンプレート131−4は1枚の画像をそれぞれ配置するためのものである。このような配置テンプレート131−1乃至131−4によって、スクラップブックのページあたりの枚数が制限される。
図23は、スクラップブックのページの構成の例を示す図である。
図23の例において、ページ151には、背景テンプレート111および配置テンプレート131が設定されている。背景テンプレート111は、例えば、ページ151に配置されている4枚の画像のメタデータと同じメタデータを有する。また、配置テンプレート131によって、例えば、4枚の画像の配置が決定される。また、ページ151には、「○△□×2005」のコメントが表示されている。ユーザは、操作部19を操作することによって、ページ151の任意の位置に、任意のコメントを設定することができる。
図24は、スクラップブックの構成の例を示す図である。
図24の例において、スクラップブック171は、ページ151乃至ページ155の5ページで構成される。スクラップブック171のページ151乃至ページ155に配置されている画像は全て、同じイベントを表すメタデータを有する。スクラップブック171には、そのメタデータに対応する背景テンプレート111が設定される。ページ151は、スクラップブック171の表紙となる。ページ152乃至ページ155には、ページ151と同様に、それぞれ配置テンプレート131−1乃至131−4によって決定される枚数の画像が配置される。
以上のように、HDDレコーダ1は、撮影された画像がページあたりの枚数の制限に合わせて適切な枚数にグループ分けされ、配置されてなるスクラップブックを作成することができる。
このようにして、一画面に表示する画像の枚数に制限があった場合でも、それぞれの画面にはまとまった内容の画像が表示されるため、ユーザは違和感を覚えない。
また、上述した説明においては、クラスタリング部91は、画像の撮影時刻を示すメタデータに基づいて、クラスタリングを行うようにしたが、画像の撮影場所を示すメタデータや、画像に関するキーワードを示すメタデータに基づいて、クラスタリングを行うようにしてもよい。
次に、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの表示処理について説明する。
HDDレコーダ1は、例えば、操作部19が操作され、制御部20がスクラップブックの表示処理の指示を取得すると処理を開始する。
図25は、スクラップブックの表示処理の例を示すフローチャートである。
ステップS131において、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより選択されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
ステップS132において、記録再生制御部52は、記録再生部18から記録されている全部のスクラップブックを読み出す。記録再生制御部52は、供給されたユーザにより選択されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを示す情報に応じて、スクラップブックの一覧を表示させる表示データを表示制御部53に供給する。制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2にスクラップブックの一覧を表示させる。
ステップS133において、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより選択されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
図26乃至図28は、モニタ2に表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。
図26は、インデックス形式で表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。図26の例においては、モニタ2の画面191上に、それぞれのスクラップブックの表紙となる1ページ目が一覧として表示されている。ユーザは、操作部19を操作し、カーソル211を移動させスクラップブックの1つを選択することができる。
図27は、カレンダーを用いて表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。モニタ2の画面191は、左方に表示されるカレンダー表示領域と、右方に表示されるプレビュー画面表示領域とから構成される。カレンダー表示領域には、例えば、スクラップブックに付加されている日付を表すメタデータに基づいて、カレンダーの対応する日の欄に、それぞれのスクラップブックの表紙となる1ページ目が表示される。プレビュー画面表示領域には、カレンダー表示領域のカーソル231−1により選択される日に存在するスクラップブックのプレビュー画面231−2が表示される。
図27の例においては、11月を表すカレンダー表示領域において、カーソル231−1によって11月18日が選択されている。プレビュー画面表示領域には、選択された11月18日のメタデータが付加されているスクラップブックのプレビュー画面231−2が表示される。
図28は、地図を用いて表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。モニタ2の画面191は、左方に表示される地図表示領域と、右方に表示される一覧表示領域とから構成される。地図表示領域には、所定の地域を表す地図が表示される。ユーザは、表示される地図上の所定の場所を選択することができる。一覧表示領域には、例えば、ユーザにより選択された場所のメタデータが付加されているスクラップブックの一覧が表示される。
図28の例においては、地図表示領域の地図上の「東京都」がカーソル251−1により選択されている。一覧表示領域には、「東京都」のメタデータが付加されているスクラップブックの表紙が表示される。ユーザは、表示された一覧から、スクラップブックの1つを選択することができる。
このようにして、表示されたスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを選択することができる。
図25の説明に戻り、ステップS134において、記録再生制御部52は、供給されたユーザにより選択されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを示す情報に基づいて、選択されたスクラップブックを表示させる表示データを表示制御部53に供給する。制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2に選択されたスクラップブックの最初のページを表示させる。
ステップS135において、記録再生制御部52は、表示されているスクラップブックの次のページが存在しないか否かを判定する。ステップS135において、次のページが存在しないと判定された場合、処理は終了する。
一方、ステップS135において、次のページが存在すると判定された場合、処理はステップS136に進む。
ステップS136において、制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2に選択されたスクラップブックの次のページを表示させ、処理はステップS135に戻る。
このように、HDDレコーダ1は、スクラップブックを表示させることができる。
なお、上述した説明では、画像からスクラップブックを作成するものとしたが、スクラップブックからスクラップブックを作成するようにしてもよい。
また、上述した説明において、クラスタリングの処理およびグループ分けの処理は、単純に、画像の撮影時刻の時間間隔を用いて行われるものとしたが、画像全体の撮影間隔の平均を基準とした分散に基づいて行われるようにしてもよい。
このように、複数のデータをクラスタリングするようにした場合には、撮影された画像をグループ分けすることができる。また、複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像どうしをより強く結び付けるように、複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングし、二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、2つの子ノードに対応するクラスタそれぞれに含まれる画像のグループであって、そのグループに含まれる画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するようにした場合には、枚数の制限に合わせて、撮影された画像を適切な枚数にグループ分けすることができる。
また、本発明をHDDレコーダに適用した実施の形態について説明したが、本発明は、コンテンツを記録または再生する機能を有する、その他の情報処理装置に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、制御部20に、リムーバブルメディア5からインストールされる。
なお、本明細書において、リムーバブルメディア5に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来のクラスタツリーの分割の手法を説明する図である。 本発明の一実施の形態であるHDDレコーダの例を示す図である。 HDDレコーダの制御部の構成の例を示すブロック図である。 画像のクラスタの例を示す図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 二分木構造のクラスタツリーの作成について説明する図である。 スクラップブックの作成処理の例を説明するフローチャートである。 背景テンプレートの例を示す図である。 グループ分けの処理を説明するフローチャートである。 グループの作成の処理を説明するフローチャートである。 関数join_restricted(Np)の処理を説明するフローチャートである。 関数join_left(Np)の処理を説明するフローチャートである。 関数join_right(Np)の処理を説明するフローチャートである。 クラスタリング部から供給されたクラスタツリーを示す図である。 配置テンプレートの例を示す図である。 スクラップブックのページの構成の例を示す図である。 スクラップブックの構成の例を示す図である。 スクラップブックの表示処理の例を説明するフローチャートである。 スクラップブックの一覧の表示の例を示す図である。 スクラップブックの一覧の表示の他の例を示す図である。 スクラップブックの一覧の表示のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 HDDレコーダ, 2 モニタ, 5 リムーバブルメディア, 18 記録再生部, 19 操作部, 20 制御部, 31 画像DB, 32 テンプレートDB, 33 コンテンツDB, 51 選択部, 52 記録再生制御部, 53 表示制御部, 54 メタデータ抽出部, 55 コンテンツ作成部, 71 演算部, 72 テンプレート設定部, 91 クラスタリング部, 92 グループ分け処理部, 101 グループ作成部

Claims (7)

  1. 複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段と、
    前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するグループ作成手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記メタデータは、前記画像が撮影された撮影時刻を示し、
    前記クラスタリング手段は、前記複数の画像のそれぞれの撮影時刻に基づいて、前記撮影時刻の時間間隔のより小さい前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、前記二分木構造のノードに対応する前記クラスタにクラスタリングし、
    前記グループ作成手段は、前記二分木構造において、前記ルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目ノードが有する前記2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下であるグループを作成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記閾値は、前記グループに含まれる前記画像を前記撮影時刻の順に並べたときに、隣接する前記画像どうしの前記撮影時刻の時間間隔として許容される最大値として設定された値である
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記グループ作成手段は、注目ノードの左側の子ノードである左ノードに包含されるノードのうちの右端に位置する左側右端ノード、および注目ノードの右側の子ノードである右ノードに包含されるノードのうちの左端に位置する右側左端ノードのそれぞれに割り当てられている前記画像の前記撮影時刻の時間間隔が前記閾値以下となる場合、前記左ノードと前記右ノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下である前記グループを作成する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記グループ作成手段は、
    注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が、前記制限枚数以下であるかを判定し、
    注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下でない場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードを新たな注目ノードとして、その新たな注目ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像の枚数が前記制限枚数以下であるかを判定し、
    注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードに対応するクラスタに含まれる画像の枚数が制限枚数以下である場合、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの前記1つの子ノードと、注目ノードの前記2つの子ノードのうちの他の1つの子ノードの下位階層のノードとに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像の枚数の和が制限枚数以下となる画像のグループを作成する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングし、
    前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成する
    ステップを含む情報処理方法。
  7. 複数の画像のそれぞれに対応付けられているメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像どうしをより強く結び付けるように、前記複数の画像を、二分木構造のノードに対応するクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段と、
    前記二分木構造において、親ノードが存在しないルートノードから下位の階層に向かって、ノードを辿ることにより、注目している注目ノードが有する2つの子ノードに対応する前記クラスタに含まれる前記画像どうしの距離が所定の閾値以下となる場合、前記2つの子ノードに対応する前記クラスタそれぞれに含まれる前記画像のグループであって、そのグループに含まれる前記画像の枚数が所定の制限枚数以下であるグループを作成するグループ作成手段と
    を備える情報処理装置として、コンピュータを機能させるプログラム。
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