JP5035596B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、コンテンツを適切にグループ分けし、新たなコンテンツを作成することができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやパーソナルコンピュータなどの機器において、記録されているコンテンツをグループ分けするために、様々なクラスタリングの技術が提案されている。この技術を用いて、記録されている画像を分類して、銀塩カメラで撮影された写真のアルバムのようなコンテンツを作成することも考えられる。
銀塩カメラで撮影された写真をアルバムに保存する場合、例えば、イベント毎、撮影された場所毎、日付毎にアルバムを分けたり、ページを分けたりして写真を保存することができる。ユーザは、それぞれのページに、イベント、場所、日付などが近い写真を、そのページの大きさや写真の枚数に応じて配置することができる。
ところで、写真撮影されたフィルム画像を電子画像に変換し、これに撮影日や場所等の付加情報を付加して電子データとして保存管理し、画像が記録された写真フィルムを電子データと関連付けて保管するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−143631号公報
しかしながら、HDDレコーダやパーソナルコンピュータにおいて、写真や動画などのコンテンツを、銀塩カメラで撮影された写真のアルバムのように、ユーザの要求に沿って、適切に分類することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の画像を意味のあるグループ毎に分類することができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段と、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段と、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段とを備える。
前記メタデータは、前記画像の撮影された撮影時刻を示すようにすることができる
前記メタデータは、前記画像の撮影された撮影場所を示し、前記距離は、前記撮影場所の物理的距離を示すようにすることができる。
前記メタデータは、前記画像に関するキーワードを示し、前記距離は、前記キーワードの類似度を示すようにすることができる。
前記情報処理装置には、グループ分けされた前記画像が、前記グループ毎に配置されてなるコンテンツを作成する作成手段をさらに設けることができる。
前記作成手段には、グループ分けされた前記画像の枚数に応じて、前記コンテンツを表示する場合の、前記コンテンツにおける前記画像の配置を設定させることができる。
前記情報処理装置には、前記コンテンツの表示を制御する表示制御手段をさらに設けることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段と、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段と、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段とを備える情報処理装置の情報処理方法であって、前記クラスタリング手段が、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行い、前記グループ分け手段が、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをし、前記補正手段が、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリングステップと前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分けステップと、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる
本発明の一側面においては、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像同士を二分木構造で結び付けることで画像のクラスタリングが行われ、画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、画像のグループ分けがされ、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、隣り合う部分木に含まれる画像の枚数が補正される
以上のように、本発明の一側面によれば、複数の画像からコンテンツを作成することができる。また、本発明の一側面によれば、複数の画像を意味のあるグループ毎に分類することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段(例えば、図2のクラスタリング部91)と、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段(例えば、図2のグループ分け処理部92)と、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段(例えば、図2の補正部93)とを備える。
前記情報処理装置には、グループ分けされた前記画像が、前記グループ毎に配置されてなるコンテンツを作成する作成手段(例えば、図2のコンテンツ作成部55)をさらに設けることができる。
前記作成手段には、グループ分けされた前記画像の枚数に応じて、前記コンテンツを表示する場合の、前記コンテンツにおける前記画像の配置を設定させることができる(例えば、図13のステップS18)。
前記情報処理装置には、前記コンテンツの表示を制御する表示制御手段(例えば、図2の表示制御部53)をさらに設けることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段と、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段と、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段とを備える情報処理装置の情報処理方法であって、前記クラスタリング手段が、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行い(例えば、図13のステップS13)、前記グループ分け手段が、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをし(例えば、図22のステップS52)、前記補正手段が、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正するステップ(例えば、図22のステップS55)を含む。
本発明の一側面のプログラムは、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリングステップと(例えば、図13のステップS13)、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分けステップ(例えば、図22のステップS52と、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正ステップ(例えば、図22のステップS55)とを含む。
図1は、本発明の一実施の形態であるHDDレコーダの構成の例を示すブロック図である。
図1のHDDレコーダ1は、図示せぬ外部装置から供給されるAV(Audio Video)信号、または図示せぬアナログチューナ若しくは図示せぬラインチューナから供給されるアナログ信号として入力される映像信号および音声信号を記録または再生する。HDDレコーダ1は、再生された映像信号を、外部に接続されているモニタ2に出力する。また、HDDレコーダ1は、再生された音声信号を、外部に接続されているスピーカ3に出力する。
AV信号を供給する外部装置は、例えば、i.LINK(商標)を介して接続される外部装置、デジタルBS(Broadcasting Satellite)チューナもしくはデジタルCS(Communications Satellite)チューナ、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、またはスキャナなどである。
HDDレコーダ1には、必要に応じてドライブ4が接続される。ドライブ4には、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア5が必要に応じて装着され、データの授受を行うようになされている。
図1のHDDレコーダ1は、コーデック11、サンプリングレートコンバータ12、アナログ入力処理部13、A/D(Analog to Digital)コンバータ14、切換部15、NTSC(National Television System Committee)デコーダ16、エンコーダ17、記録再生部18、操作部19、制御部20、デコーダ21、NTSCエンコーダ22、およびD/A(Digital to Analog)コンバータ23から構成される。
コーデック11は、図示せぬ外部装置から供給されるAV信号のうち、デジタルビデオ信号の圧縮を伸張し、NTSCデコーダ16に供給する。
サンプリングレートコンバータ12は、図示せぬ外部装置から供給されるAV信号のうち、デジタルオーディオ信号のサンプリングレートを異なるサンプリングレートに変換する。サンプリングレートコンバータ12は、変換されたデジタルオーディオ信号を切換部15に供給する。
アナログ入力処理部13は、制御部20から供給される、操作部19におけるユーザからの操作を示す信号に基づいて、図示せぬアナログチューナ、または図示せぬラインチューナから供給されるアナログ信号のうちの一方を選択する。アナログ入力処理部13は、選択されたアナログ信号のうちのアナログビデオ信号をNTSCデコーダ16に供給する。また、アナログ入力処理部13は、選択されたアナログ信号のうちのアナログオーディオ信号をA/Dコンバータ14に供給する。
A/Dコンバータ14は、アナログ入力処理部13から供給されたアナログオーディオ信号をA/D変換する。A/Dコンバータ14は、A/D変換された結果であるデジタルオーディオ信号を切換部15に供給する。
切換部15は、制御部20から供給される、操作部19におけるユーザからの操作を示す信号に基づいて、サンプリングレートコンバータ12から供給されたデジタルオーディオ信号、またはA/Dコンバータ14から供給されたデジタルオーディオ信号のうちの一方を選択する。切換部15は、選択されたデジタルオーディオ信号をNTSCデコーダ16に供給する。
NTSCデコーダ16は、コーデック11より供給されたデジタルビデオ信号、またはアナログ入力処理部13より入力されたアナログビデオ信号を、NTSC方式のデジタルビデオ信号に変換する。NTSCデコーダ16は、変換されたNTSC方式のデジタルビデオ信号と、切換部15から供給されたデジタルオーディオ信号とを合成する。
HDDレコーダ1に入力される映像信号および音声信号を記録する場合は、NTSCデコーダ16は、合成された信号であるデジタルAV信号を、エンコーダ17に供給する。一方、HDDレコーダ1に入力される映像信号および音声信号を記録せずそのまま再生する場合は、NTSCデコーダ16は、合成された信号であるデジタルAV信号を、後述するNTSCエンコーダ22およびD/Aコンバータ23に供給する。
エンコーダ17は、NTSCデコーダ16より供給されたデジタルAV信号に対して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などの所定の方式に従ったエンコード処理を施す。エンコーダ17は、エンコード処理の結果である圧縮符号化された信号データを記録再生部18に供給する。
記録再生部18は、例えば、ハードディスクまたは光ディスクなどで構成される。記録再生部18は、エンコーダ17から供給された信号データを記録する。また、記録再生部18は、記録された信号データをデコーダ21に供給する。即ち、記録再生部18は、記録された信号データを再生する。
操作部19は、例えば、各種の操作ボタン、キー、またはタッチパネルなどからなる。ユーザは、HDDレコーダ1に対する指示を入力するために操作部19を操作する。操作部19は、ユーザの操作に応じて、ユーザの操作を示す信号を制御部20に供給する。
制御部20は、例えば、マイクロプロセッサなどからなり、操作部19から供給されるユーザの操作を示す信号に基づいて、HDDレコーダ1全体を制御する。
デコーダ21は、記録再生部18から供給された信号データに対して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式など、上述した方式に対応する方式に従ったデコード処理を施す。デコーダ21は、処理の結果である伸張復号されたデジタルAV信号のうちのデジタルビデオ信号をNTSCエンコーダ22に供給する。また、デコーダ21は、処理の結果である伸張復号されたデジタルAV信号のうちのデジタルオーディオ信号をD/Aコンバータ23に供給する。
NTSCエンコーダ22は、デコーダ21から供給されたデジタルビデオ信号をNTSC方式のビデオ信号に変換する。NTSCエンコーダ22は、変換されたビデオ信号をモニタ2に供給する。
D/Aコンバータ23は、デコーダ21から供給されたデジタルオーディオ信号をD/A変換する。D/Aコンバータ23は、変換された結果であるオーディオ信号をスピーカ3に供給する。
このような構成により、HDDレコーダ1は入力された映像信号および音声信号を記録または再生することができる。
図2は、図1のHDDレコーダ1の記録再生部18および制御部20の構成の例を示すブロック図である。
記録再生部18は、画像データベース(DB)31、テンプレートデータベース(DB)32、コンテンツデータベース(DB)33、および辞書データベース(DB)34から構成される。以下、画像データベース31を画像DB31と称し、テンプレートデータベース32をテンプレートDB32と称し、コンテンツデータベース33をコンテンツDB33と称し、辞書データベース34を辞書DBと称することとする。
画像DB31は、図1のエンコーダ17から供給された画像のデータである画像データと、画像の属性を示すメタデータを対応づけて記憶する。
テンプレートDB32は、コンテンツDB33に記録されるコンテンツであるスクラップブックを表示する場合の、スクラップブックに配置される画像の背景となる背景画像のデータである背景テンプレートおよびスクラップブックにおける画像の配置を設定する情報である配置テンプレートとを記録する。また、テンプレートDB32は、背景テンプレートと、その属性を示すメタデータとを対応づけて記録する。
コンテンツDB33は、グループに分けられた画像が、グループ毎に配置されてなるコンテンツであるスクラップブックのデータを記録する。なお、コンテンツの詳細は後述する。
辞書DB34は、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、類語辞典などの各種の辞典のデータを単語として記録する。
制御部20は、選択部51、記録再生制御部52、表示制御部53、メタデータ抽出部54、およびコンテンツ作成部55から構成される。
選択部51は、操作部19から供給される、ユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより操作される内容を示す情報を記録再生制御部52に供給する。例えば、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示される画像、またはスクラップブックを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより選択される画像、またはコンテンツを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
また、選択部51は、記録再生制御部52に読み出される画像の画像データから所定の画像データを選択する。
記録再生制御部52は、記録再生部18が行う記録または再生を制御する。また、記録再生制御部52は、記録再生部18から画像データ、背景テンプレート、配置テンプレート、またはスクラップブックのデータを読み出す。例えば、記録再生制御部52は、選択部51から供給される、ユーザにより操作される内容を示す情報に基づいて、記録再生部18に保存されている画像データを読み出す。
記録再生制御部52は、読み出された画像データ、背景テンプレート、配置テンプレート、またはスクラップブックのデータを、コンテンツ作成部55に供給する。
表示制御部53は、記録再生制御部52により読み出された画像データ、またはスクラップブックのデータを基に、デコーダ21のデコード処理を制御する。
メタデータ抽出部54は、記録再生制御部52に読み出される画像データに付加されているメタデータを抽出する。メタデータ抽出部54は、抽出されたメタデータをコンテンツ作成部55に供給する。
コンテンツ作成部55は、グループ分けされた画像が、グループ毎に配置されてなるコンテンツであるスクラップブックを作成する。コンテンツ作成部55は、演算部71、およびテンプレート設定部72から構成される。
演算部71は、クラスタリング部91、グループ分け処理部92、および補正部93を含むように構成される。
クラスタリング部91は、画像をグループ化する、すなわち画像のクラスタを生成するための所定の条件に基づいて、画像のクラスタリングを行う。画像のクラスタを生成するための条件は、予め用意されている複数の条件の中からユーザにより選択されるようにしてもよい。例えば、クラスタリング部91は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行う。より具体的には、例えば、クラスタリング部91は、同じイベントを表すメタデータが付加されている画像の画像データからなる1つのクラスタを生成する。
クラスタリング部91は、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像同士をより強く結び付けるように画像のクラスタリングを行う。例えば、ここでのメタデータは、それぞれの画像が撮影された撮影時刻を示し、画像同士の距離は、撮影された画像同士の撮影時刻の時間間隔を示す。すなわち、例えば、クラスタリング部91は、1つのクラスタに含まれる複数の画像のそれぞれの撮影された撮影時刻に基づいて、撮影時刻の時間間隔がより小さい画像同士の間のノードの数がより少なくなるように、画像を二分木構造で結び付けることで画像のクラスタリングを行う。
例えば、二分木構造において、画像同士の結び付きは、その画像の間のノードの数が少ないものほどより強いと言える。なお、二分木構造の作成の処理については後述する。
グループ分け処理部92は、画像同士の結び付きの強さに応じて、グループあたりの画像があらかじめ決められた所定の枚数以下になるように、画像のグループ分けをする。例えば、グループ分け処理部92は、1つのクラスタにおいて画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、画像のグループ分けをする。
より具体的には、グループ分け処理部92は、画像が結び付けられている二分木の頂点のノードから見て、そのノードにより結び付けられている画像の枚数が、指定された枚数より多いか否かを判定し、指定された枚数より多い場合、二分木をそのノードの子ノードを頂点とする2つの二分木に分割することによって、画像のグループ分けをする。また、グループ分け処理部92は、分割された二分木についても、同様の処理を行う。
補正部93は、所定の時間範囲内に撮影された画像であって、分割された部分木のうちの隣り合う部分木に含まれる画像の枚数に偏りが生じる場合、隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する。すなわち、補正部93は、所定の時間範囲内に撮影された画像であって、グループ分けされた画像のグループのうちの時間的に隣り合うグループに含まれる画像の枚数に偏りが生じる場合、隣り合うグループに含まれる画像の枚数を補正する。
より具体的には、補正部93は、所定の時間範囲内に撮影された画像であって、分割された二分木のうちの隣り合う二分木に含まれる画像の枚数に偏りが生じる場合、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数を補正する。例えば、補正部93は、1つのクラスタ、すなわち所定のイベントにおいて所定の10分間に撮影された画像であって、隣り合う2つの二分木に含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない方の二分木と、含まれる画像の多い方の二分木が分割されたときに得られる2つの二分木のうち、含まれる画像の少ない方の二分木に距離がより近い、すなわち時間間隔がより小さい二分木とを結び付けることで、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数を補正する。
テンプレート設定部72は、記録再生部18より、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに応じた背景テンプレートを、記録再生制御部52に読み出させる。また、テンプレート設定部72は、記録再生部18より、グループ分け処理部92のグループ分けの結果であるグループ分けされた画像の枚数に応じた配置テンプレートを、記録再生制御部52に読み出させる。テンプレート設定部72は、読み出された背景テンプレートおよび配置テンプレートを生成されたクラスタに設定する。
コンテンツ作成部55は、グループに分けられた複数の画像が、グループ毎に配置され、背景テンプレートおよび配置テンプレートが設定されたスクラップブックを、記録再生制御部52を介して記録再生部18のコンテンツDB33に記録させる。
図3は、画像のグループ(クラスタ)の例を示す図である。
図3において、画像p1乃至画像p25は、記録再生部18の画像DB31に記録されている画像を示す。図3の1つの四角形は1枚の画像を表す。また、画像p1乃至画像p25には、それぞれメタデータが付加されている。
図3の例においては、画像p1乃至画像p12には、イベントを表すメタデータとして「結婚式」が付加されている。画像p13乃至画像p19には、イベントを表すメタデータとして「お花見」が付加されている。画像p20乃至画像p25には、イベントを表すメタデータとして「社員旅行」が付加されている。
クラスタリング部91は、画像p1乃至画像p25に付加されているイベントを表すメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行う。
具体的には、図3に示すように、クラスタリング部91は、画像p1乃至画像p12からなるクラスタ、画像p13乃至画像p19からなるクラスタ、および画像p20乃至画像p25からなるクラスタを生成する。
例えば、このように生成されたそれぞれのクラスタに含まれる画像は、クラスタ毎のフォルダによりまとめて管理される。具体的には、画像p1乃至画像p12は「結婚式」の名称のフォルダにより管理される。また、画像p13乃至画像p19は「お花見」の名称のフォルダにより管理される。さらに、画像p20乃至画像p25は「社員旅行」の名称のフォルダにより管理される。例えば、それぞれのクラスタに属する画像を示す情報が、記録再生部18に記録される。
次に、クラスタリング部91により行われる二分木構造の作成の処理の詳細について説明する。
図4乃至図12を参照して、100枚の画像p1乃至画像p100を対象とした二分木構造の作成の処理について説明する。
図4乃至図12において、「p」の文字と数字がその中に書かれている1つの円は1枚の画像を表し、「n」の文字と数字がその中に書かれている1つの円は1つのノードを表す。また、図の右方は、左方より時間的に後の方向であるものとする。なお、ここでは、画像p1乃至画像p100を、撮影時刻順(画像p1が一番古く、画像p100が一番新しいデータ)にクラスタリングの対象とする場合について説明する。
クラスタリングがまだ行われていない状態で、最初の撮影により得られた画像p1がツリーに挿入されたとき(クラスタリングの対象とされたとき)、初期の状態ではツリーのルートとなるノードが存在しないから、図4に示されるように、画像p1自身がルートノードとなる。
画像p1に続けて撮影された画像p2がツリーに挿入されたとき、図5に示されるように、ノードn1が新たに作られ、画像p2の撮影時刻は画像p1の撮影時刻より後であるから、ノードn1には、画像p1が左の子ノードとして結び付けられ、画像p2が右の子ノードとして結び付けられる。ノードn1は画像p1に代わってルートノードとなる。
ノードn1の最小時刻として画像p1の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p2の撮影時刻が記録される。ノードの時刻として、そのノードを親のノードとする2つの子ノードの撮影時刻の平均値(中間の時刻)が記録されるようにしてもよい。
画像p2に続けて撮影された画像p3がツリーに挿入され、図6に示されるように、画像p3の撮影時刻と画像p2の撮影時刻の時間間隔tdp2p3が、画像p2の撮影時刻と画像p1の撮影時刻の時間間隔tdp1p2より小さいとき、図7に示されるように、ノードn2が新たに作られ、ノードn2には、その左の子ノードとして画像p2が結び付けられ、右の子ノードとして画像p3が結び付けられる。また、ノードn2が、画像p2の代わりに右の子ノードとしてノードn1に結び付けられる。
ノードn2の最小時刻として画像p2の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p3の撮影時刻が記録される。また、このとき、ノードn2の親のノードであるノードn1の最大時刻が画像p3の撮影時刻で上書きされる。
画像p3に続けて撮影された画像p4がツリーに挿入され、図8に示されるように、画像p4の撮影時刻と画像p3の撮影時刻の時間間隔tdp3p4が、画像p3の撮影時刻と画像p2の撮影時刻の時間間隔tdp2p3より大きく、かつ、画像p4の撮影時刻とノードn2の最大時刻の時間間隔tdn2maxp4が、ノードn2の最小時刻と画像p1の撮影時刻の時間間隔tdp1n2minより大きいとき、図9に示されるように、ノードn3が新たにルートノードとして作られる。また、ノードn3には、その左の子ノードとしてノードn1が結び付けられ、右の子ノードとして画像p4が結び付けられる。
ノードn3の最小時刻としてノードn1の最小時刻が記録され、最大時刻として画像p4の撮影時刻が記録される。
画像p4に続けて撮影された画像p5がツリーに挿入され、図10に示されるように、画像p5の撮影時刻と画像p4の撮影時刻の時間間隔tdp4p5より、画像p4の撮影時刻とノードn1の最大時刻の時間間隔tdn1maxp4の方が大きいとき、図11に示されるように、ノードn4が新たに作られる。また、ノードn4には、その左の子ノードとして画像p4が結び付けられ、右の子ノードとして画像p5が結び付けられる。さらに、ノードn4が、画像p4の代わりに右の子ノードとしてノードn3に結び付けられる。
ノードn4の最小時刻として画像p4の撮影時刻が記録され、最大時刻として画像p5の撮影時刻が記録される。また、このとき、ノードn4の親のノードであるノードn3の最大時刻が画像p5の撮影時刻で上書きされる。
この時点で、画像p1乃至画像p5の5枚の画像を含むノードn1乃至ノードn4から二分木構造が形成された状態になる。
それぞれのノードに含まれる画像は、それぞれのノードに直接に、または他のノードを介して間接的に結び付けられる画像であるから、図11に示されるようなツリーが作成されているとき、ノードn3に含まれる画像は画像p1乃至画像p5の5枚の画像となり、ノードn1に含まれる画像は画像p1乃至画像p3の3枚の画像となる。また、ノードn2に含まれる画像は画像p2および画像p3の2枚の画像となり、ノードn4に含まれる画像は画像p4および画像p5の2枚の画像となる。
このように、画像が新たに挿入される毎に、撮影時刻の時間間隔のより小さい画像同士、または、撮影時刻と設定された時刻の時間間隔のより小さい画像とノードが、同じノードにぶらさがるように結び付けられていく。
撮影が繰り返し行われ、画像p6乃至画像p100がツリーに挿入されたときも同様にして処理が行われ、最終的に、ルートノードnrootに画像p1乃至画像p100が含まれる、図12に示されるような二分木構造が得られる。
なお、この処理は、撮影されるたびにリアルタイムに行われるようにしてもよいし、ユーザの指示に基づいて、所定のフォルダ等に記録されている画像に対して行われるようにしてもよい。
次に、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの作成処理について説明する。
HDDレコーダ1の制御部20は、例えば、操作部19が操作され、制御部20がスクラップブックの作成処理の指示を取得すると処理を開始する。
図13は、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの作成処理の例を示すフローチャートである。
ステップS11において、選択部51は、操作部19から供給される、メタデータに基づいてクラスタリングを行うことを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、メタデータに基づいてクラスタリングを行うことを示す情報を記録再生制御部52に供給する。メタデータ抽出部54は、記録再生制御部52に供給された情報に基づいて、画像DB31に記録されている画像データに付加されているメタデータを、記録再生制御部52を介して抽出する。メタデータ抽出部54は、抽出したメタデータをコンテンツ作成部55に供給する。
ステップS12において、演算部71のクラスタリング部91は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータに基づいて、画像のクラスタリングを行う。より具体的には、クラスタリング部91は、同じイベントを表すメタデータが付加されている画像からなる1つのクラスタを生成する。
より具体的には、例えば、クラスタリング部91は、画像DB31に記録されている画像p1乃至画像p25の画像データを、記録再生制御部52に読み出させる。クラスタリング部91は、メタデータ抽出部54から供給されるメタデータの1つである「結婚式」が付加されている画像p1乃至画像p12の画像データを、記録再生制御部52から取得し、1つのクラスタを生成する。
ステップS13において、クラスタリング部91は、1つのクラスタに含まれる複数の画像のそれぞれの撮影された撮影時刻に基づいて、撮影時刻の時間間隔がより小さい画像同士の間のノードの数がより少なくなるように、画像を二分木構造で結び付けることで画像のクラスタリングを行う。例えば、クラスタリング部91は、図4乃至図12を参照して説明したようにして、画像p1乃至画像p12からなる二分木構造を作成する。
ステップS14において、コンテンツ作成部51のテンプレート設定部72は、クラスタリングされた画像データに付加されているメタデータに対応するメタデータが付加されている背景テンプレートを読み出す。例えば、テンプレート設定部72は、記録再生部18より、画像p1乃至画像p12のメタデータである「結婚式」に応じた背景テンプレートを、記録再生制御部52に読み出させる。
ステップS15において、テンプレート設定部72は、読み出された背景テンプレートを設定する。
図14は、背景テンプレートの構成の例を示す図である。図14に示される111−1乃至111−3の背景テンプレートは、それぞれメタデータを有する。テンプレート設定部72は、クラスタリングされた画像データに付加されているメタデータに対応するメタデータを有する背景テンプレートを設定する。
ステップS16において、演算部71のグループ分け処理部92は、画像のグループ分けをするグループ分け処理を行う。
ここで、図15乃至図19を参照して、グループ分け処理について説明する。
図15は、図13のフローチャートのステップS16に対応する、グループ分け処理の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS31において、グループ分け処理部92は、頂点のノードから見て、そのノードにより結び付けられている画像の枚数が指定された枚数より多いか否かを判定する。
図16は、図3の画像p1乃至画像p12からなる二分木構造を示す図である。図16の下方には、時間軸が示されており、時刻t1乃至t12は、それぞれ画像p1乃至画像p12が撮影された撮影時刻を示している。図4乃至図12と同様に、「n」の文字と数字がその中に書かれている1つの円は1つのノードを表しているが、その中に書かれている数字は、作られた順序を表している図4乃至図12のものとは異なり、便宜上、そのノードが結び付ける画像またはノードの時間間隔の小ささの順序を表している。すなわち、図16において、画像p10と画像p11とがノードn1によって結び付けられていることは、画像p10と画像p11との撮影時刻の時間間隔が最も小さいことを示している。
すなわち、ステップS31において、グループ分け処理部92は、図16におけるノードn11から見て、ノードn11により結び付けられている画像の枚数が指定された枚数より多いか否かを判定する。指定された枚数が4枚であるとすると、ノードn11から見た画像の枚数は画像p1乃至画像p12の12枚であるので、ノードn11により結び付けられている画像の枚数が指定された枚数より多いと判定され、処理は、ステップS32に進む。
一方、ステップS31において、ノードに含まれる画像の枚数が指定された枚数以下であると判定された場合、処理は終了する。
ここで、指定された枚数とは、作成されるスクラップブックのページ毎に配置される画像の枚数の上限の値であり、記録されている配置テンプレートのページあたりに配置される画像の最大の枚数や、記録されている配置テンプレート自体の総数に応じて設定される。
ステップS32において、グループ分け処理部92は、二分木を分割する。例えば、グループ分け処理部92は、図16において、ノードn11によって結び付けられている二分木を、図17における破線で示されるように、ノードn9を頂点とする二分木とノードn10を頂点とする二分木とに分割する。
ステップS33において、グループ分け処理部92は、分割された二分木の頂点のノードから見て、そのノードにより結び付けられている画像の枚数が指定された枚数より多いか否かを判定する。
すなわち、ステップS33において、グループ分け処理部92は、ノードn10から見て、ノードn10により結び付けられている画像の枚数が4枚より多いか否かを判定する。ノードn10から見た画像の枚数は画像p1乃至画像p7の7枚であるので、指定された枚数の4枚より多いと判定され、処理は、ステップS32へ戻る。
また、ステップS33において、グループ分け処理部92は、ノードn9から見て、ノードn9により結び付けられている画像の枚数が4枚より多いか否かを判定する。ノードn9から見た画像の枚数は画像p8乃至画像p12の5枚であるので、指定された枚数の4枚より多いと判定され、処理は、ステップS32へ戻る。
このように、ステップS33における処理は、分割された二分木それぞれについて行われる。
2回目のステップS32において、グループ分け処理部92は、二分木を分割する。例えば、グループ分け処理部92は、図17において、ノードn9によって結び付けられている二分木を、図18における破線で示されるように、ノードn6を頂点とする二分木とノードn8を頂点とする二分木とに分割する。また、グループ分け処理部92は、図17において、ノードn10によって結び付けられている二分木を、図18における破線で示されるように、画像p8とノードn7を頂点とする二分木とに分割する。
2回目のステップS33において、グループ分け処理部92は、ノードn6から見て、ノードn6により結び付けられている画像の枚数が4枚より多いか否かを判定する。ノードn6から見た画像の枚数は画像p1乃至画像p3の3枚であるので、指定された枚数の4枚より多くないと判定され、処理は終了する。また、グループ分け処理部92は、ノードn8から見て、ノードn8により結び付けられている画像の枚数が4枚より多いか否かを判定する。ノードn8から見た画像の枚数は画像p4乃至画像p7の4枚であるので、指定された枚数の4枚より多くないと判定され、処理は終了する。グループ分け処理部92は、画像p8を分割することはできず、指定された枚数の4枚より多くないので、処理は終了する。さらに、グループ分け処理部92は、ノードn7から見て、ノードn7により結び付けられている画像の枚数が4枚より多いか否かを判定する。ノードn7から見た画像の枚数は画像p9乃至画像p12の4枚であるので、指定された枚数の4枚より多くないと判定され、処理は終了する。
このように、グループ分け処理部92は、画像p1乃至画像p12からなる二分木構造を、画像p1乃至画像p3のグループと、画像p4乃至画像p7のグループと、画像p8のみのグループと、画像p9乃至画像p12のグループとに分割する。このようにグループ分けされた画像は、スクラップブックのページにグループ毎に配置されることとなる。
図13のフローチャートに戻り、ステップS17において、テンプレート設定部72は、分割されたグループに含まれる画像の枚数に応じて、ページ毎の配置テンプレートを読み出す。例えば、テンプレート設定部72は、画像p1乃至画像p3の3枚の画像が配置される配置テンプレートと、画像p4乃至画像p7の4枚の画像が配置される配置テンプレートと、画像p8の1枚の画像が配置される配置テンプレートと、画像p9乃至画像p12の4枚の画像が配置される配置テンプレートとを読み出す。
ステップS18において、テンプレート設定部72は、各ページに対して、読み出されたページ毎の配置テンプレートを設定する。
ステップS19において、コンテンツ作成部55は、複数の画像がグループ毎に配置され、背景テンプレートおよび配置テンプレートが設定されたスクラップブックを、記録再生制御部52を介して記録再生部18のコンテンツDB33に供給し記録させ、処理は終了する。
図19は、配置テンプレートの構成の例を示す図である。配置テンプレートは、スクラップブックの各ページに配置される画像の枚数を決定する。図19に示されるように、配置テンプレート131−1は4枚、配置テンプレート131−2は3枚、配置テンプレート131−3は2枚、配置テンプレート131−4は1枚の画像をそれぞれ配置するためのものである。テンプレート設定部73は、グループ分けされた画像のグループにおける画像の枚数に対応する配置テンプレートを設定する。
図20は、作成されるスクラップブックのページの構成の例を示す図である。
図20の例において、ページ151には、背景テンプレート111および配置テンプレート131が設定されている。背景テンプレート111は、例えば、ページ151に配置されている4枚の画像のメタデータと同じメタデータを有する。また、配置テンプレート131によって、例えば、4枚の画像の配置が決定される。また、ページ151には、「○△□×2005」のコメントが表示されている。ユーザは、操作部19を操作することによって、ページ151の任意の位置に、任意のコメントを設定することができる。
図21は、作成されるスクラップブックの構成の例を示す図である。
図21の例において、スクラップブック171は、ページ151乃至ページ155の5ページで構成される。スクラップブック171のページ151乃至ページ155に配置されている画像は全て、同じイベントを表すメタデータを有する。スクラップブック171には、そのメタデータに対応する背景テンプレート111が設定される。ページ151は、スクラップブック171の表紙となる。ページ152乃至ページ155には、ページ151と同様に、それぞれ配置テンプレート131−1乃至131−4によって決定される枚数の画像が配置される。
このようにして、HDDレコーダ1は、複数の画像が意味のあるグループ毎に分類され、配置されてなるスクラップブックを作成することができる。
なお、スクラップブックは、画像データから生成される新たな画像データの組み合わせとしてもよく、また、画像データを参照し、画像の表示位置を指定するデータである編集データとしてもよい。
また、上述した説明においては、クラスタリング部91は、画像の撮影時刻を示すメタデータに基づいて、撮影された撮影時刻の時間間隔がより小さい画像同士をより強く結び付けるようにしたが、画像の撮影場所を示すメタデータに基づいて、撮影された撮影場所の物理的距離がより小さい画像同士をより強く結び付けるようにしてもよいし、画像に関するキーワードを示すメタデータに基づいて、画像に関するキーワードの類似度がより高い画像同士をより強く結び付けるようにしてもよい。
さらに、スクラップブックは、複数の他のスクラップブックとリンクさせるようにしてもよい。具体的には、例えば、それぞれのスクラップブックに配置されている画像に付加されている所定のメタデータを関連づけることによって、スクラップブック同士をリンクさせることができる。また、例えば、同じ画像が配置されているスクラップブック同士をリンクさせるようにしてもよい。
また、作成されるスクラップブックのそれぞれのページに配置されている画像の枚数に偏りが生じる場合には、ページ毎の画像の枚数を補正するようにしてもよい。例えば、同じイベントで、撮影された撮影時刻がある程度近いにもかかわらず、作成されたスクラップブックにおいて、1枚の画像が配置されているページと6枚の画像が配置されているページとが連続しているような場合、配置されている画像の枚数が3枚のページと4枚のページとなるように、ページ毎に配置される画像の枚数を補正するようにしてもよい。すなわち、上述で説明したグループ分け処理において、ページ毎に配置される画像の枚数のバランスをとるように、画像の枚数を補正するようにしてもよい。
図22は、図13のフローチャートのステップS16に対応する、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数を補正する処理を含むグループ分け処理の詳細を説明するフローチャートである。
図22のフローチャートにおけるステップS51乃至ステップS53の処理は、図15のフローチャートにおけるステップS31乃至ステップS33の処理のそれぞれと同様であるので、その説明は省略する。
ステップS54において、補正部93は、所定の時間範囲内に撮影された画像であって、分割された二分木のうちの隣り合う二分木に含まれる画像の枚数に偏りがあるか否かを判定する。より具体的には、例えば、補正部93は、1つのクラスタ、すなわち所定のイベントにおいて所定の10分間に撮影された画像であって、隣り合うノードに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここで、所定の閾値は、例えば、ユーザによって決定される値であり、例えば3枚とする。隣り合うノードに含まれる画像の枚数の差が3枚以上であると判定された場合、処理は、ステップS55に進む。
例えば、図18において、画像p8の撮影時刻t8と画像p12の撮影時刻t12との時間間隔が10分未満であるとした場合、画像p8の1枚と、ノードn7に含まれる画像p9乃至画像p12の4枚との差は3枚であり、閾値の3枚以上であるので、処理は、ステップS55に進む。
ステップS55において、補正部93は、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数を補正し、処理は終了する。
より具体的には、例えば、ステップS55において、図23に示されるように、補正部93は、ノードn7によって結び付けられている画像p9とノードn4を頂点とする二分木とを分割する。補正部93は、分割された画像p8と、画像p9およびノードn4を頂点とする二分木のうち、画像p8と時間間隔のより小さい画像p9をノードn12により結び付け、処理は終了する。これによって、画像p8および画像p9の2枚の画像を含む二分木と、画像p10乃至画像p12の3枚の画像を含む二分木とが作成される。このとき、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数の差は1枚となる。
一方、ステップS54において、隣り合う二分木に含まれる画像の枚数の差が3枚以上でないと判定された場合、処理は終了する。
このように、HDDレコーダ1は、作成されるスクラップブックのそれぞれのページに配置されている画像の枚数に偏りが生じる場合には、ページ毎の画像の枚数を補正するようにすることができる。
これにより、スクラップブックのそれぞれのページは、意味のあるグループ毎に分類された画像が配置されるとともに、各ページに配置される画像の枚数のバランスが考慮されたものとなる。
次に、HDDレコーダ1におけるスクラップブックの表示処理について説明する。
HDDレコーダ1の制御部20は、例えば、操作部19が操作され、制御部20がスクラップブックの表示処理の指示を取得すると処理を開始する。
図24は、スクラップブックの表示処理の例を示すフローチャートである。
ステップS71において、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより選択されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
ステップS72において、記録再生制御部52は、記録再生部18から記録されている全部のスクラップブックを読み出す。記録再生制御部52は、供給されたユーザにより選択されるスクラップブックを表示する一覧の表示パターンを示す情報に応じて、スクラップブックの一覧を表示させる表示データを表示制御部53に供給する。制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2にスクラップブックの一覧を表示させる。
ステップS73において、選択部51は、操作部19から供給される、モニタ2に表示されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを選択するユーザの操作を示す信号に基づいて、ユーザにより選択されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを示す情報を記録再生制御部52に供給する。
図25乃至図27は、モニタ2に表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。
図25は、インデックス形式で表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。図25の例においては、モニタ2の画面191上に、それぞれのスクラップブックの表紙となる1ページ目が一覧として表示されている。ユーザは、操作部19を操作し、カーソル211を移動させスクラップブックの1つを選択することができる。
図26は、カレンダーを用いて表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。モニタ2の画面191は、左方に表示されるカレンダー表示領域と、右方に表示されるプレビュー画面表示領域とから構成される。カレンダー表示領域には、例えば、スクラップブックに付加されている日付を表すメタデータに基づいて、カレンダーの対応する日の欄に、それぞれのスクラップブックの表紙となる1ページ目が表示される。プレビュー画面表示領域には、カレンダー表示領域のカーソル231−1により選択される日に存在するスクラップブックのプレビュー画面231−2が表示される。
図26の例においては、11月を表すカレンダー表示領域において、カーソル231−1によって11月18日が選択されている。プレビュー画面表示領域には、選択された11月18日のメタデータが付加されているスクラップブックのプレビュー画面231−2が表示される。
図27は、地図を用いて表示されるスクラップブックの一覧の例を示す図である。モニタ2の画面191は、左方に表示される地図表示領域と、右方に表示される一覧表示領域とから構成される。地図表示領域には、所定の地域を表す地図が表示される。ユーザは、表示される地図上の所定の場所を選択することができる。一覧表示領域には、例えば、ユーザにより選択された場所のメタデータが付加されているスクラップブックの一覧が表示される。
図27の例においては、地図表示領域の地図上の「東京都」がカーソル251−1により選択されている。一覧表示領域には、「東京都」のメタデータが付加されているスクラップブックの表紙が表示される。ユーザは、表示された一覧から、スクラップブックの1つを選択することができる。
このようにして、表示されたスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを選択することができる。
図24に戻り、ステップS74において、記録再生制御部52は、供給されたユーザにより選択されるスクラップブックの一覧からスクラップブックの1つを示す情報に基づいて、選択されたスクラップブックを表示させる表示データを表示制御部53に供給する。制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2に選択されたスクラップブックの最初のページを表示させる。
ステップS75において、記録再生制御部52は、表示されているスクラップブックの次のページが存在しないか否かを判定する。ステップS75において、次のページが存在しないと判定された場合、処理は終了する。
一方、ステップS75において、次のページが存在すると判定された場合、処理はステップS76に進む。
ステップS76において、制御部20の制御に基づいて、HDDレコーダ1は、モニタ2に選択されたスクラップブックの次のページを表示させ、処理はステップS75に戻る。
このように、HDDレコーダ1は、スクラップブックを表示させることができる。
なお、上述した説明では、画像データからスクラップブックを作成するものとしたが、スクラップブックからスクラップブックを作成するようにしてもよい。
このように、コンテンツの作成を制御するようにした場合には、複数の画像からコンテンツを作成することができる。また、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の画像同士をより強く結び付けるように画像のクラスタリングを行い、画像同士の結び付きの強さに応じて、グループあたりの画像があらかじめ決められた所定の枚数以下になるように、画像のグループ分けをするようにした場合には、複数の画像を意味のあるグループ毎に分類することができる。
また、本発明は、HDDレコーダに限らず、画像やコンテンツを記録または再生できる機器であればよく、例えば、パーソナルコンピュータなどに適用できる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、制御部20に、リムーバブルメディア5からインストールされる。
なお、本明細書において、リムーバブルメディア5に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施の形態であるHDDレコーダの例を示す図である。 HDDレコーダの制御部の構成の例を示すブロック図である。 画像のクラスタの例を示す図である。 二分木構造の作成について説明する図である。 二分木構造の作成について説明する図4に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図5に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図6に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図7に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図8に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図9に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図10に続く図である。 二分木構造の作成について説明する図11に続く図である。 スクラップブックの作成処理の例を説明するフローチャートである。 背景テンプレートの例を示す図である。 グループ分け処理を説明するフローチャートである。 二分木構造の分割について説明する図である。 二分木構造の分割について説明する図16に続く図である。 二分木構造の分割について説明する図17に続く図である。 配置テンプレートの例を示す図である。 スクラップブックのページの構成の例を示す図である。 スクラップブックの構成の例を示す図である。 隣り合う二分木に含まれる画像の枚数を補正する処理を含むグループ分け処理を説明するフローチャートである。 隣り合う二分木に含まれる画像の枚数の補正について説明する図である。 スクラップブックの表示処理の例を説明するフローチャートである。 スクラップブックの一覧の表示の例を示す図である。 スクラップブックの一覧の表示の他の例を示す図である。 スクラップブックの一覧の表示のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 HDDレコーダ, 2 モニタ, 5 リムーバブルメディア, 18 記録再生部, 19 操作部, 20 制御部, 31 画像DB, 32 テンプレートDB, 33 コンテンツDB, 34 辞書DB, 51 選択部, 52 記録再生制御部, 53 表示制御部, 54 メタデータ抽出部, 55 コンテンツ作成部, 71 演算部, 72 テンプレート設定部, 91 クラスタリング部, 92 グループ分け処理部, 93 補正部

Claims (9)

  1. グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段と、
    前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段と
    所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記メタデータは、前記画像の撮影された撮影時刻を示し、
    前記距離は、前記撮影時刻の時間間隔を示
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記メタデータは、前記画像の撮影された撮影場所を示し、
    前記距離は、前記撮影場所の物理的距離を示す
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記メタデータは、前記画像に関するキーワードを示し、
    前記距離は、前記キーワードの類似度を示す
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. グループ分けされた前記画像が、前記グループ毎に配置されてなるコンテンツを作成する作成手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記作成手段は、グループ分けされた前記画像の枚数に応じて、前記コンテンツを表示する場合の、前記コンテンツにおける前記画像の配置を設定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記コンテンツの表示を制御する表示制御手段をさらに備える
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリング手段と、
    前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分け手段と、
    所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正手段と
    を備える情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記クラスタリング手段が、グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行い、
    前記グループ分け手段が、前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをし、
    前記補正手段が、所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する
    ステップを含む情報処理方法。
  9. グループ分けの対象となる複数の画像のそれぞれのメタデータで決められる距離に基づいて、より近い距離の前記画像同士を二分木構造で結び付けることで前記画像のクラスタリングを行うクラスタリングステップと
    前記画像が結び付けられている二分木を、それぞれあらかじめ決められた所定の枚数以下の画像が結び付けられた部分木に分割することによって、前記画像のグループ分けをするグループ分けステップと、
    所定の距離範囲内の画像であって、分割されて得られる隣り合う部分木それぞれに含まれる画像の枚数の差が所定の閾値以上である場合、含まれる画像の少ない第1の部分木と、含まれる画像の多い第2の部分木がさらに分割されて得られる2つの部分木のうちの前記第1の部分木に距離がより近い部分木とを結び付けることで、前記隣り合う部分木に含まれる画像の枚数を補正する補正ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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