JP2008268829A - ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法 - Google Patents

ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008268829A
JP2008268829A JP2007148408A JP2007148408A JP2008268829A JP 2008268829 A JP2008268829 A JP 2008268829A JP 2007148408 A JP2007148408 A JP 2007148408A JP 2007148408 A JP2007148408 A JP 2007148408A JP 2008268829 A JP2008268829 A JP 2008268829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
hologram
light
recording
hologram recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007148408A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Okada
訓明 岡田
Yukiko Nagasaka
由起子 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007148408A priority Critical patent/JP2008268829A/ja
Priority to EP08005689A priority patent/EP1975930A3/en
Priority to US12/079,451 priority patent/US20080239427A1/en
Publication of JP2008268829A publication Critical patent/JP2008268829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】記録容量を増やすことができるホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法を提供する。
【解決手段】ホログラム記録再生装置100Aは、角度回転ミラー16と、矩形開口12と、媒体駆動部38Aとを含み、参照光RLと信号光SLとの干渉縞をホログラム記録媒体30に記録するとともにホログラム記録媒体30に記録されたホログラムを再生する。角度回転ミラー16は、ホログラム記録媒体30の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光RLのホログラム記録媒体30への入射角を変化させる。矩形開口12は、再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光する。媒体駆動部38Aは、ホログラム記録媒体30に入射する信号光SLおよび参照光RLの入射角度が変化するようにホログラム記録媒体30を駆動する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法に関し、より特定的には、参照光と信号光との干渉縞をホログラム記録媒体に多重記録するためのホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法に関する。
ホログラフィを利用して記録媒体に情報を記録するホログラム記録は、イメージ情報をもった信号光および参照光をホログラム記録媒体の内部で重ね合わせ、そのときにできる干渉縞をホログラム記録媒体に書き込むことによって一般に行なわれる。記録された情報の再生時には、そのホログラム記録媒体に参照光を照射することにより、干渉縞による回折を通じてイメージ情報が再生される。再生されたイメージ情報を画像処理することで再生信号が得られる。このようにして、ホログラム記録媒体中には3次元的に干渉縞が書き込まれ、多重記録を用いて記憶容量の増大を図ることができる。
ホログラム記録の多重方式は、角度多重、ぺリストロフィック多重など多くの方式がこれまでに提案されている。このうち角度多重方式については、たとえば、特許文献1、非特許文献1に開示されたものが知られている。
図12は、従来の角度多重記録方式のホログラム記録再生装置500の記録時の構成を示した図である。
図12を参照して、従来のホログラム記録再生装置500は、レーザ光源51と、スペイシャルフィルタ52と、シャッター53と、コリメートレンズ54と、半波長板55,63と、信号光/参照光分離用の偏光ビームスプリッタ(PBS)56と、ビームエキスパンダ57と、記録光/再生光分離用の偏光ビームスプリッタ58と、空間光変調器(SLM)59と、撮像素子60と、リレーレンズ61,68と、ポリトピックアパーチャ62と、対物レンズ64と、角度回転ミラー66とを備える。ホログラム記録再生装置500は、ホログラム記録媒体70内に信号光SLと参照光RLとを干渉させて干渉縞を記録し、参照光RLの入射角を変化させてホログラムを角度多重方式で記録する。
次に、ホログラム記録再生装置500の記録時の動作について詳しく説明する。
レーザ光源51から出射されたレーザ光PLは、スペイシャルフィルタ52およびコリメートレンズ54により所望のビーム径に変換され、偏光ビームスプリッタ56で信号光SLと参照光RLとに分割される。信号光SLと参照光RLとの分割比率は、半波長板55の回転で調整される。
参照光RLは、角度回転ミラー66で偏向され、テレセントリックレンズ2枚で構成されたリレーレンズ67を通り、設定された入射角度でホログラム記録媒体70に照射される。ホログラム記録媒体70への参照光RLの入射角は、X軸を中心に回転する角度回転ミラー66の回転角が変化することで変更される。
ホログラム記録媒体70への参照光RLの入射位置は、リレーレンズ67がテレセントリックレンズ2枚で構成されているため、角度回転ミラー66を回転させても変化しないようになっている。参照光RLは、回転角度ミラー66が回転ミラー66aの位置にあるときは実線の経路をたどってホログラム記録媒体70へ入射し、回転角度ミラー66が回転ミラー66bの位置にあるときは破線の経路をたどってホログラム記録媒体70へ入射する。そのため、図12に示すように、いずれの経路であっても、ホログラム記録媒体70への参照光RLの入射位置は変化しない。
信号光SLは、空間光変調器59の全面を照射するようにビームエキスパンダ57によって光束径が調整され、空間光変調器59によって振幅変調または位相変調を受ける。変調された信号光SLは、偏光ビームスプリッタ58で反射され、ホログラム記録媒体70の方向に導かれる。空間光変調器59で発生する不要回折光は、ポリトピックアパーチャ62により遮光される。偏光ビームスプリッタ58で反射された信号光SLは、リレーレンズ61および半波長板63を通り、対物レンズ64によってホログラム記録媒体70内に集光される。集光された信号光SLは、ホログラム記録媒体70内で上記の参照光RLと重なり、その結果発生する干渉縞の光強度分布がホログラムとして記録される。
ホログラム記録媒体70にいったん情報が記録された後、次に記録されるデータページが空間光変調器59に表示される。これとともに、角度回転ミラー66がわずかに回転して、参照光RLの入射角度が変更される。その後、シャッター53が開くと、次に記録されるデータページがホログラム記録媒体70の同一記録領域に多重角度で記録される。これを繰り返して所定の多重度になると、ホログラム記録媒体70をX方向またはY方向に移動させ、次の記録領域に上記と同様の多重記録が行なわれる。
図13は、ホログラム記録媒体70の構造の一例を示した断面図である。
図13を参照して、ホログラム記録媒体70は、2枚の基盤71a,71bの間に感光性フォトポリマー72を挟んで構成されている。感光性フォトポリマー72に参照光RLa,RLbを位置を変えて様々な角度から照射することにより、ホログラム75a〜75cが形成され、角度多重記録が行なわれる。
図14は、従来の角度多重記録方式のホログラム記録再生装置500の再生時の構成を示した図である。
図14を参照して、ホログラム記録再生装置500の構成は、角度回転ミラー69が付加された以外は図12で説明したのと同様なので、ここでは説明を繰り返さない。次に、ホログラム記録再生装置500の再生時の動作について詳しく説明する。
上述のようにして記録されたホログラムを再生するときは、半波長板55を回転させてレーザ光PLがS偏光となるようにする。S偏光のレーザ光PLは、偏光ビームスプリッタ56ですべて反射されるため、再生参照光CRLのみが発生する。再生参照光CRLは、角度回転ミラー66およびリレーレンズ67を経て、ホログラム記録媒体70をいったん透過する。当該透過した再生参照光CRLは、角度回転ミラー69で反射され、往路と同じ経路を逆にたどってホログラム記録媒体70に入射する。
再生参照光CRLのホログラム記録媒体70への照射により、対物レンズ64の方向に再生光CLが発生する。再生光CLは、対物レンズ64およびリレーレンズ61を通って撮像素子60に結像される。当該結像された再生光CLに基づいて再生画像信号が生成される。次に、回転角度ミラー66を回転させて、再生参照光CRLのホログラム記録媒体70への入射角度を変化させる。これにより、ホログラム記録媒体70の同一の記録領域から別のデータページに対応する再生光CLを発生させ、撮像素子60により次の再生画像データを得る。
上記の再生動作において、再生参照光CRLは隣接するホログラムにも照射されるため、その隣接するホログラムからも再生光CLが発生する。しかし、その隣接ホログラムからの再生光CLは上述のポリトピックアパーチャ62で遮光することができる。そのため、図14のホログラム記録再生装置500では、ホログラム記録媒体70の面内方向(X方向、Y方向)の記録間隔を詰めても、クロストークの少ない再生動作が可能となる。
また、特許文献2には、ホログラム記録の多重方式として、ぺリストロフィック多重方式が開示されている。ぺリストロフィック多重方式は、ホログラム記録媒体を頂点とする円錐面内で参照光を回転させるという方式であり、角度多重方式の一種であるといえる。特許文献2のホログラム記録再生装置では、信号光はホログラム記録媒体面の法線方向から入射される。
また、非特許文献2には、ぺリストロフィック、角度および空間多重の結合使用によるホログラフィックデータ記憶について開示されている。
特開2004−272268号公報 特開2000−338846号公報 ケビン・カーティス(Kevin Curtis)著、「ホログラフィック職業的アーカイブドライブ(Holographic Professional Archive Drive)」、光メモリ2006国際シンポジウム(International Symposium on Optical Memory 2006(ISOM06)、テクニカルダイジェスト(招待講演) ジュ・ソ・ジャン(Ju-Seog Jang)、外2名、「ぺリストロフィック、角度および空間多重の結合使用によるホログラフィックデータ記憶(Holographic data storage by combined use of peristrophic, angular, and spatial multiplexing)」、Optical Engineering,Vol. 39, No. 11, November 2000, p.2975-2981
従来のホログラム記録再生装置500において、ホログラム記録媒体70へ記録するデータ量を増やすためには、ホログラム記録媒体70の厚みを増すことが有効である。しかし、従来の角度多重記録方法では、対物レンズ64の焦点を中心とした領域にしかホログラムが形成されない。そのため、ホログラム記録媒体70を厚くしてもホログラム形成領域を拡大することができず、記録容量を大きく増やすことができなかった。
それゆえに、この発明の目的は、記録容量を増やすことができるホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法を提供することである。
この発明のある局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、参照光の光軸と信号光の光軸とを含む面と、記録媒体の面とがなす角度を変化させる駆動部とを備える。
好ましくは、駆動部は、参照光の光軸と信号光の光軸とを含む面と、記録媒体の面とが交差した交線を軸として記録媒体を回転させる。
この発明の他の局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、参照光の光軸と信号光の光軸とを含む面と、記録媒体の面とが交差した交線の、記録媒体の面内での角度を変化させる駆動部とを備える。
好ましくは、駆動部は、参照光の光軸と信号光の光軸との交差点を回転中心として、記録媒体を記録媒体の面内において回転させる。
この発明の他の局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光する遮光部とを備える。
好ましくは、偏向部は、信号光の光軸と記録媒体の法線とを含む面内および該面と垂直な面内で参照光を偏向させる。
好ましくは、記録媒体を該記録媒体の法線方向または信号光の光軸に沿った方向に駆動させる媒体駆動部をさらに備える。
好ましくは、偏向部は、記録媒体の移動に合わせて、参照光の記録媒体への入射角を変化させる。
好ましくは、信号光を生成する光学系に含まれる集光素子を信号光の光軸に沿って駆動させる素子駆動部をさらに備える。
好ましくは、偏向部は、集光素子の移動に合わせて、参照光の記録媒体への入射角を変化させる。
好ましくは、偏向部は、角度回転ミラーを含む。
好ましくは、偏向部は、信号光を記録媒体に導く二焦点レンズを含む。
好ましくは、偏向部には、入射光の偏光方位に応じて回折効率が変化する偏光ホログラムが設けられている。
好ましくは、信号光を変調する空間光変調器をさらに備える。遮光部は、隣接するホログラムからの再生光を遮光するとともに、空間光変調器で発生する高次回折光を遮光する。
好ましくは、空間光変調器は、入射する信号光を画素単位でP偏光またはS偏光に変換して出射する反射液晶型空間光変調器である。
好ましくは、遮光部は、矩形開口である。
この発明の他の局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させるステップと、参照光の光軸と信号光の光軸とを含む面と、記録媒体の面との交線を軸として、記録媒体を回転させるステップとを備える。
この発明の他の局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させるステップと、参照光の光軸と信号光の光軸との交差点を回転中心として、記録媒体を記録媒体の面内で回転させるステップとを備える。
この発明の他の局面によれば、参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように参照光の記録媒体への入射角を変化させるステップと、再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光するステップとを備える。
好ましくは、入射角を変化させるステップは、信号光の光軸と記録媒体の法線とを含む面内および該面と垂直な面内で参照光を偏向させるステップを含む。
好ましくは、入射角を変化させるステップは、記録媒体の移動または信号光を生成する光学系に含まれる集光素子の移動に合わせて、参照光の記録媒体への入射角を変化させるステップを含む。
この発明によれば、記録容量を大きく増やすことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるホログラム記録再生装置100Aの記録時の構成を示した図である。
図1を参照して、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aは、レーザ光源1と、スペイシャルフィルタ2と、シャッター3と、コリメートレンズ4と、半波長板5,13と、信号光/参照光分離用の偏光ビームスプリッタ(PBS)6と、ビームエキスパンダ7と、記録光/再生光分離用の偏光ビームスプリッタ8と、空間光変調器(SLM)9と、撮像素子10と、リレーレンズ11,17と、矩形開口12と、対物レンズ14と、角度回転ミラー16と、媒体駆動部38Aとを備える。
ホログラム記録再生装置100Aは、ホログラム記録媒体30に対してホログラムを角度多重方式で記録する。ホログラム記録媒体30は、ガラス基板31a,31bと、ホログラム記録層32とを含む。ホログラム記録媒体30は、媒体駆動部38Aによって駆動される。矩形開口12は、たとえばポリトピックアパーチャである。
次に、ホログラム記録再生装置100Aの記録時の動作について詳しく説明する。
レーザ光源1から出射されたレーザ光PLは、スペイシャルフィルタ2およびコリメートレンズ4により所望のビーム径に変換され、偏光ビームスプリッタ6で信号光SLと参照光RLとに分割される。信号光SLと参照光RLとの分割比率は、半波長板5の回転で調整される。
参照光RLは、半波長板15を透過し、角度回転ミラー16で偏向される。当該偏向された参照光RLは、2枚のテレセントリックレンズで構成されたリレーレンズ17を通り、設定された入射角度でホログラム記録媒体30に照射される。ホログラム記録媒体30への参照光RLの入射角度は、X軸を中心に回転する角度回転ミラー16の回転角が変化することで変更される。
ホログラム記録媒体30への参照光RLの入射位置は、リレーレンズ17がテレセントリックレンズ2枚で構成されているため、角度回転ミラー16を回転させても変化しないようになっている。応答速度が速く、角度精度の高い角度回転ミラーとしては、たとえばガルバノミラーがある。
信号光SLは、空間光変調器9の全面を照射するようにビームエキスパンダ7によって光束径が調整され、空間光変調器9によって振幅変調または位相変調を受ける。空間光変調器(SLM)9としては、たとえば、反射型液晶空間変調器、DMD(Digital Mirror Device)、さらには磁気光学効果、電気光学効果を利用した空間光変調器を用いることができる。ここでは、空間光変調器9として反射型液晶空間光変調器を用いた場合の信号光SLの振幅変調について説明する。
反射型液晶空間光変調器の空間光変調器9は、入射するP偏光の信号光SLを画素単位でP偏光またはS偏光に変換して出射する。S偏光成分で構成された信号光SLは、偏光ビームスプリッタ8で反射され、ホログラム記録媒体30の方向に導かれる。偏光ビームスプリッタ8で反射された信号光SLは、リレーレンズ11および半波長板13を通り、対物レンズ14によってホログラム記録媒体30内に集光される。集光された信号光SLは、ホログラム記録媒体30内で上記の参照光RLと重なり、その結果発生する干渉縞の光強度分布がホログラムとして記録される。
なお、空間光変調器9で発生する不要回折光は、矩形開口12により遮光される。矩形開口12は、信号光SLの光束の光軸を中心とした矩形の開口部をもつ遮光マスクであり、図1ではリレーレンズ11のレンズ焦点面に配置される。記録時には、リレーレンズ11のレンズ焦点面に、空間光変調器9で形成された光振幅パターンのフーリエ変換像が形成される。当該フーリエ変換像は、複数の輝点をもち、光軸中心の輝点は0次回折光と呼ばれ、その周囲を1次、2次、3次・・・といった高次の回折光が取り巻く。
それぞれの回折光の中の強度分布は、ピーク値は異なるものの形状は同一である。ホログラム記録では、記録密度を高めるために、通常、0次光だけを通過させてホログラム記録媒体30に記録する。矩形開口12は、周囲の高次の回折光を取り除く役割を果たす。
ホログラム記録媒体30にいったん情報が記録された後、次に記録されるデータページが空間光変調器9に表示される。これとともに、角度回転ミラー16がわずかに回転して、参照光RLの入射角度が変更される。その後、シャッター3が開くと、次に記録されるデータページがホログラム記録媒体30の同一記録領域に角度多重で記録される。
上記の多重記録を繰り返して所定の多重度になると、媒体駆動部38Aは、ホログラム記録媒体30をX方向、Y方向、さらにはホログラム記録媒体30aから30bのようにZ方向へと移動させる。具体的には、媒体駆動部38Aは、ホログラム記録媒体30を例えばZ方向または信号光SLの光軸に沿った方向に移動させる。移動後の記録領域においても、上記と同様の多重記録が行なわれる。
ホログラム記録媒体30をZ方向に移動させる際、記録時の参照光RLの光軸と信号光SLの光軸とのなす面、すなわちYZ面と、ホログラム記録媒体30の面とがなす角度αを変化させた状態でホログラム記録媒体30を移動させる(図4も参照)。ホログラム記録媒体30を回転角αで回転させると、ホログラム記録媒体30のYZ面における信号光SLおよび参照光RLの入射角が角度αだけ変化する。これは、例えばYZ面とホログラム記録媒体30とが交差する線を軸として、ホログラム記録媒体30を回転させることにより実現できる。
図2は、この発明の実施の形態1によるホログラム記録再生装置100Aの再生時の構成を示した図である。
図2を参照して、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aの構成は、矩形開口12が取り除かれ、テレセントリックレンズ18およびミラー19が付加された以外は、図1で説明したのと同様なので、ここでは説明を繰り返さない。次に、ホログラム記録再生装置100Aの再生時の動作について詳しく説明する。
上述のようにして記録されたホログラムを再生するときは、半波長板5を回転させてレーザ光PLがS偏光となるようにする。S偏光のレーザ光PLは、偏光ビームスプリッタ6ですべて反射されるため、再生参照光CRLのみが発生する。再生参照光CRLは、角度回転ミラー16およびリレーレンズ17を経て、ホログラム記録媒体30をいったん透過する。当該透過した再生参照光CRLは、テレセントリックレンズ18を経てミラー19で反射され、往路と同じ経路を逆にたどってホログラム記録媒体30に入射する。
再生参照光CRLのホログラム記録媒体30への照射により、対物レンズ14の方向に再生光CLが発生する。再生光CLは、対物レンズ14およびリレーレンズ11を通って撮像素子10に結像される。当該結像された再生光CLに基づいて再生画像信号が生成される。次に、回転角度ミラー16を回転させて、再生参照光CRLのホログラム記録媒体30への入射角度を変化させる。これにより、ホログラム記録媒体30の同一の記録領域から別のデータページに対応する再生光CLを発生させ、撮像素子10により次の再生画像データを得る。
後で詳細に説明するが、上記の再生動作において、ホログラム記録媒体30のZ方向にホログラムを記録した場合、Z方向に隣接するホログラムにも再生参照光CRLが照射される。しかし、記録時にホログラム記録媒体30を回転角αだけ回転させているため、上層に記録されたホログラムと下層に記録されたホログラムとで、YZ面における参照光の入射角が異なる。ホログラム記録媒体30を各々のホログラムの記録時の位置にすることで、上層および下層の各々のホログラムが再生できる。したがって、クロストークの少ない再生動作が可能となる。
図3は、ホログラム記録媒体30の構造の一例を示した断面図である。
図3を参照して、ホログラム記録媒体30は、ガラス基板31a,31bと、ホログラム記録層32とを備える。ホログラム記録層32には、図1,2のレーザ光源1の発振波長に感光するフォトポリマ材料が用いられている。ホログラム記録再生装置100Aでは、対物レンズ14により集光された信号光SLと平行光の参照光RLとの干渉によりホログラムが記録される。そのため、各ホログラムは、信号光SLの集光点を中心に強く記録される。図3では、ホログラム81a〜81cを中心に記録される。ホログラム81a〜81cの間でクロストークが生じないように、ホログラム81a〜81cは、ホログラムの間隔を制御して記録される。
さらに、ホログラム記録再生装置100Aでは、Z方向にホログラム記録媒体30を移動させてホログラムを記録する。このとき、信号光SLの集光点もホログラム記録層32内においてZ方向に移動する。そのため、ホログラム群もホログラム81a〜81cからホログラム81d〜81fの位置に中心が移動してホログラムが記録される。
図3において、ホログラム81aを再生するための再生参照光CRLが照射されると、ホログラム81aから再生光CLが発生する。このとき、下層にあるホログラム81d,81fにも再生参照光CRLが照射される。
実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aでは、ホログラム記録層32の上層のホログラム81a〜81cの記録時と下層のホログラム81d〜81fの記録時とで、ホログラム記録媒体30を回転させる。これにより、記録時の参照光RLの光軸と信号光SLの光軸とのなす面、すなわちYZ面と、ホログラム記録媒体30の面とがなす角度を変化させる。
図4は、ホログラム記録媒体30における信号光SLと参照光RLとの光軸の位置関係を示した斜視図である。
図4を参照して、上層のホログラム81a〜81cの記録時には、ホログラム記録媒体30の回転角は0度(回転角α1と称する)である。下層のホログラム81d〜81fの記録時には、ホログラム記録媒体30は、Y軸に平行な軸を中心にして回転角α2(α2≠α1)で回転している。これにより、再生時にホログラム記録媒体30を回転角α1で配置すると上層のホログラム81a〜81cしか再生されず、再生時にホログラム記録媒体30を回転角α2で配置すると下層のホログラム81d〜81fしか再生されない。これにより、再生時のクロストークを低減できる。
なお、実施の形態1では、Z方向に2多重する方式について説明した。しかし、このような設定は一例であって、さらに多重度を増やし、記録媒体の回転角を細かく設定し、参照光RLの偏光方向の切り替えの数を増やしてもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、ホログラム記録層の厚み方向への多重記録でホログラムの形成位置を厚み方向にずらすことにより、ホログラム記録媒体のダイナミックレンジを有効活用して、最大多重度を増やし、記録密度を高めることができる。
従来の角度多重記録方式だけでは、ホログラム記録媒体の厚みを増しても、その厚さを有効に活用できず、ホログラム記録媒体の記録密度に限界があった。しかし、角度多重記録とフォーカス方向のシフト多重記録とを組み合わせることによって、記録密度を高めることが可能となる。その際、参照光の偏光方向を制御することによって、多重度を増してもクロストークの少ない記録再生を実現できる。
[実施の形態2]
図5は、この発明の実施の形態2によるホログラム記録再生装置100Bの記録時の構成を示した図である。
図5を参照して、実施の形態2のホログラム記録再生装置100Bの構成は、参照光RLの光軸と信号光SLの光軸との交差点を回転中心として、ホログラム記録媒体30をホログラム記録媒体30の面内で回転させてホログラムを記録する点において、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aと異なる。また、媒体駆動部38Aが媒体駆動部38Bに置き換えられた点においても異なる。実施の形態1と重複する部分の説明は、ここでは繰り返さない。
実施の形態2のホログラム記録再生装置100Bでは、参照光RLの光軸と信号光SLの光軸との交点を中心にして、ホログラム記録媒体30の面内(XY面内)でホログラム記録媒体30を回転角β(図6参照)で回転させる。なお、他の実施の形態と同様、図5に描かれた媒体駆動部38Bは模式図である。
図6は、ホログラム記録媒体30における信号光SLと参照光RLとの光軸の位置関係を示した斜視図である。
図6を参照して、上層のホログラム82a〜82cの記録時には、ホログラム記録媒体30の回転角は0度(β1と称する)である。下層のホログラム82d〜82fの記録時には、ホログラム記録媒体30がXY面内で回転角β2(β2≠β1)で回転している。これにより、再生時にホログラム記録媒体30を回転角β1で配置すると上層のホログラム82a〜82cしか再生されず、再生時にホログラム記録媒体30を回転角β2で配置すると下層のホログラム82d〜82fしか再生されない。そのため、再生時のクロストークを低減できる。
したがって、ホログラム記録媒体30を回転させた状態でZ方向に移動させて、ホログラム記録媒体30の厚み方向の異なる位置にホログラム82a〜82fを記録した場合でも、隣接して記録されたホログラムからの再生光CLは発生せず、クロストークのない再生像が得られる。再生するホログラムは、記録時と同一の回転角度に設定することで選択できる。
以上のように、実施の形態2によれば、参照光の光軸と信号光の光軸との交点を中心にして、ホログラム記録媒体の面内でホログラム記録媒体を回転させた状態でホログラム記録媒体の厚み方向に記録位置を移動させることによって、ホログラム記録媒体の厚み方向にホログラムを多重化する場合であっても、クロストーク量を大幅に低減できる。そのため、多重度を増加させた場合であっても、良質な信号が再生でき、結果として大容量の記録再生が可能なホログラム記録再生装置を実現できる。
[実施の形態3]
図7は、この発明の実施の形態3によるホログラム記録再生装置100Cの記録時の構成を示した図である。
図7を参照して、実施の形態3のホログラム記録再生装置100Cは、偏光ホログラム20が付加され、媒体駆動部38Aが媒体駆動部38Cに置き換えられた点において、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aと異なる。実施の形態1と重複する部分の説明はここでは繰り返さない。媒体駆動部38Cは、ホログラム記録媒体30をX方向、Y方向およびZ方向に駆動する。
図7のホログラム記録再生装置100Cでは、角度回転ミラー16上に、偏光方位によって回折効率が変化する偏光ホログラム20が設けられている。偏光ホログラム20を設けることによって、参照光RLの偏光方位の切り替えに応じて参照光RLa,RLbを切り替えることができる。
偏光ホログラム20としては、たとえば、P偏光入射では0次回折光を発生させ、S偏光入射では1次回折光を発生させる構成が考えられる。このような構成で、半波長板15を回転させて、参照光RLの偏光をS偏光かP偏光に切り替えることで、参照光RLの光路を参照光RLa,RLbのように切り替えることができる。
記録時には、信号光SLの偏光方位を参照光RLの偏光方位に合わせる必要がある。そのため、参照光RLa,RLbを用いた記録時において、信号光SL側の半波長板13を回転させて、信号光SLの偏光方位を参照光RLa,RLbの偏光方位とそれぞれ一致させるように調整する必要がある。また、再生時において、撮像素子10にはP偏光の再生光CL(再生画像)しか入射しない。そのため、半波長板13を回転させて、適切な偏光方位に変換された再生光CLを撮像素子10に導く必要がある。
なお、実施の形態3では、Z方向に2多重し、参照光RLの偏光方向を2方向で切り替える方式について説明した。しかし、このような設定は一例であって、さらに多重度を増やし、参照光RLの偏光方向の切り替え数を増やしてもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、角度回転ミラー上に偏光ホログラムを形成し、参照光の偏光方位を変化させた状態でホログラム記録媒体の厚み方向に記録位置を変化させることによって、ホログラム記録媒体の厚み方向にホログラムを多重化する場合であっても、クロストーク量を大幅に低減できる。そのため、多重度を増加させた場合であっても、良質な信号が再生でき、結果として大容量の記録再生が可能なホログラム記録再生装置を実現できる。
[実施の形態4]
図8は、この発明の実施の形態4によるホログラム記録再生装置100Dの記録時の構成を示した図である。
図8を参照して、実施の形態4のホログラム記録再生装置100Dの構成は、対物レンズ14が二焦点レンズ46に置き換えられ、媒体駆動部38Aが媒体駆動部38Dに置き換えられた点において、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aと異なる。実施の形態1と重複する部分の説明はここでは繰り返さない。媒体駆動部38Dは、ホログラム記録媒体30を少なくともX方向およびY方向に駆動する。
実施の形態4のホログラム記録再生装置100Dでは、対物レンズとして、偏光方位によって焦点距離が異なる二焦点レンズ46が用いられている。このようなレンズは、たとえば、光学異方性をもつ硝材を加工することによって得られる。図8に示すように、二焦点レンズ46にP偏光の信号光SLが入射したとき、信号光SLは信号光SLaのように集光される。二焦点レンズ46にS偏光の信号光SLが入射したとき、信号光SLは信号光SLbのように集光される。参照光RLの光束径は、二焦点レンズ46による信号光SLのP偏光およびS偏光の集光点をともに照射できるよう幅広くしておく。
上記のように二焦点レンズ46を配置すると、ホログラム記録媒体30をZ方向に移動させなくても、信号光SLの偏光方位を切り替えるだけで、ホログラム記録媒体30内での信号光SLの光束の集光点を媒体厚み方向に変化させることができる。
実施の形態3では、対物レンズ14を二焦点レンズ46に置き換えた構成について説明したが、当該構成は実施の形態1,2にも適用することができる。すなわち、実施の形態1,2のホログラム記録再生装置においても、厚み方向の異なる位置に記録する際にホログラム記録媒体30をZ方向に駆動させる機構が不要となる。
以上のように、実施の形態4によれば、実施の形態1のホログラム記録再生装置の構成において、対物レンズの代わりに二焦点レンズを用いることによって、ホログラム記録媒体をZ方向に駆動しなくても、ホログラムを媒体厚み方向に多重化することができる。これにより、ホログラム記録媒体をZ方向に駆動する機構が不要となり、部品点数が削減されるため、装置の小型軽量化および低価格化に有効である。
[実施の形態5]
図9は、この発明の実施の形態5によるホログラム記録再生装置100Eの再生時の構成を示した図である。
図9を参照して、実施の形態5のホログラム記録再生装置100Eは、再生時に、再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光する矩形開口12を備える点において、実施の形態1の図2のホログラム記録再生装置100Aと異なる。また、媒体駆動部38Aが媒体駆動部38Eに置き換えられた点においても異なる。実施の形態1と重複する部分の説明はここでは繰り返さない。媒体駆動部38Eは、ホログラム記録媒体30をX方向、Y方向およびZ方向に駆動する。
実施の形態5のホログラム記録再生装置100Eは、再生時に、矩形開口12としてポリトピックアパーチャがリレーレンズ11の焦点面に配置される。これにより、ホログラム記録媒体30の面内方向(X方向、Y方向)の記録間隔を狭めてもクロストークの少ない再生像を得ることができる。
ホログラム記録媒体30の記録間隔を狭めてもクロストークが少なくなる作用に関して、図10を参照して説明する。
図10は、ホログラム記録媒体30の構造の一例を示した断面図である。
ホログラム記録媒体30は、ガラス基板31a,31bと、ホログラム記録層32とを含む。ホログラム記録層32には、図9のレーザ光源1の発振波長に感光するフォトポリマ材料が用いられる。ホログラム記録再生装置100Eでは、対物レンズ14により集光された信号光SLと平行光の参照光RLとの干渉によりホログラムが記録される。そのため、各ホログラムは、信号光SLの集光点を中心に強く記録される。図10では、ホログラム35a〜35cを中心に記録される。
さらに、ホログラム記録再生装置100Eでは、Z方向にホログラム記録媒体30を移動させてホログラムを記録する。このとき、信号光SLの集光点もホログラム記録層32内においてZ方向に移動する。そのため、ホログラム群もホログラム35a〜35cからホログラム35d〜35fの位置に中心が移動してホログラムが記録される。
図10において、ホログラム35aを再生するための再生参照光CRLが照射されると、ホログラム35aから再生光CLが発生する。このとき、ホログラム35aに隣接するホログラム35b〜35fにも再生参照光CRLが照射されるため、ホログラム35b〜35fからも再生光CLが発生する。
このうち、ホログラム35b,35cからの再生光CLは、ポリトピックアパーチャである矩形開口12が置かれた面で結像するため、矩形開口12により遮光することが可能となる。これにより、実施の形態5のホログラム記録再生装置100Eでは、ホログラム記録媒体30の面内方向(X方向、Y方向)の記録間隔を詰めても、クロストークの少ない再生動作が可能となる。
また、実施の形態5のホログラム記録再生装置100Eは、実施の形態1〜3で説明したように、ホログラム記録層32の上層のホログラム35a〜35cの記録時と下層のホログラム35d〜35fの記録時とで、記録時の参照光RLの光軸を変化させている。そのため、ホログラム35d,35eからの再生光CLにおいても、クロストークを低減させることができる。
なお、矩形開口12を設けることにより面内方向のクロストーク量を低減できるという実施の形態5の態様は、再生時のみならず記録時にも応用でき、実施の形態1,2等の他の実施の形態にも適用可能である。
以上のように、実施の形態5によれば、矩形開口を設けることにより、面内方向のクロストーク量を低減でき、記録密度を高めることが可能となる。また、ホログラム記録媒体の厚み方向に対するホログラムの多重化と組み合わせることで、大容量の記録再生が可能なホログラム記録再生装置が実現できる。
[実施の形態6]
図11は、この発明の実施の形態6によるホログラム記録再生装置100Fの記録時の構成を示した図である。
図11を参照して、実施の形態6のホログラム記録再生装置100Fの構成は、偏向ホログラム20の代わりに角度回転ミラー42およびリレーレンズ43が設けられ、素子駆動部39およびミラー41が新たに付加され、媒体駆動部38Aが媒体駆動部38Fに置き換えられた点において、実施の形態1のホログラム記録再生装置100Aと異なる。実施の形態1と重複する部分の説明はここでは繰り返さない。媒体駆動部38Fは、ホログラム記録媒体30をX方向およびY方向に駆動する。
ビームスプリッタ6により反射された参照光RLは、半波長板15を経て、ミラー41により進行方向をX軸の方向に曲げられる。当該曲げられた参照光RLは、光軸と垂直な方向に回転可能な角度回転ミラー42によりさらに偏向される。当該偏向された参照光RLは、2枚のテレセントリックレンズで構成されたリレーレンズ43により角度回転ミラー16に導かれる。リレーレンズ43がテレセントリックレンズ2枚で構成されているため、角度回転ミラー16への参照光RLの入射位置は、角度回転ミラー42を回転させても変化しない。応答速度が速く、角度精度の高い角度回転ミラーとしては、たとえばガルバノミラーがある。
上記のように、実施の形態6のホログラム記録再生装置100Fは、角度回転ミラー42およびリレーレンズ43により、X軸の方向に参照光RLを偏向させる。このように参照光RLをX軸方向に偏向させる偏向光学系を設けることによって、記録の多重度をさらに増すことができる。
実施の形態3,4のホログラム記録再生装置では、S偏光およびP偏光の2種類の光を利用していたため、従来の角度多重と比較して2倍しか多重度を増やすことができなかった。これに対し、実施の形態6のホログラム記録再生装置100Fの構成であれば、参照光RLの偏光方向切り替えの数を増やすことができるため、さらに記録の多重度を増すことが可能となる。
また、実施の形態6で設けられた素子駆動部39は、対物レンズ14を信号光SLの光軸に沿った方向に駆動する。図11に示すように、対物レンズ14aの位置に駆動されたとき、信号光SLは信号光SLaのように集光される。対物レンズ14bの位置に駆動されたとき、信号光SLは信号光SLbのように集光される。このように素子駆動部39によってホログラム記録媒体30をZ方向に駆動することによって、ホログラム記録媒体30をZ方向に移動させなくても、ホログラム記録媒体30内での信号光SLの光束の集光点を媒体厚み方向に変化させることができる。
ホログラム記録媒体30と比較して対物レンズ14は軽量であるため、素子駆動部39を設けることにより、媒体厚み方向の集光点の位置の切り替えを高速に行なうことができる。なお、対物レンズ14の代わりにリレーレンズ11を光軸方向に駆動させても、同様にホログラム記録位置30内での集光点位置を変化させることができる。
以上のように、実施の形態6によれば、実施の形態1のホログラム記録再生装置の構成において、偏向ホログラムの代わりに角度回転ミラーおよびリレーレンズを用いることによって、参照光をX軸方向に偏向させて記録の多重度をさらに増すことができる。また、素子駆動部を新たに設けることによって、ホログラム記録媒体をZ方向に駆動しなくても、ホログラムを媒体厚み方向に多重化することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1によるホログラム記録再生装置100Aの記録時の構成を示した図である。 この発明の実施の形態1によるホログラム記録再生装置100Aの再生時の構成を示した図である。 ホログラム記録媒体30の構造の一例を示した断面図である。 ホログラム記録媒体30における信号光SLと参照光RLとの光軸の位置関係を示した斜視図である。 この発明の実施の形態2によるホログラム記録再生装置100Bの記録時の構成を示した図である。 ホログラム記録媒体30における信号光SLと参照光RLとの光軸の位置関係を示した斜視図である。 この発明の実施の形態3によるホログラム記録再生装置100Cの記録時の構成を示した図である。 この発明の実施の形態4によるホログラム記録再生装置100Dの記録時の構成を示した図である。 この発明の実施の形態5によるホログラム記録再生装置100Eの再生時の構成を示した図である。 ホログラム記録媒体30の構造の一例を示した断面図である。 この発明の実施の形態6によるホログラム記録再生装置100Fの記録時の構成を示した図である。 従来の角度多重記録方式のホログラム記録再生装置500の記録時の構成を示した図である。 ホログラム記録媒体70の構造の一例を示した断面図である。 従来の角度多重記録方式のホログラム記録再生装置500の再生時の構成を示した図である。
符号の説明
1,51 レーザ光源、2,52 スペイシャルフィルタ、3,53 シャッター、4,54 コリメートレンズ、5,13,15,55,63 半波長板、6,8,56,58 偏光ビームスプリッタ、7,57 ビームエキスパンダ、9,59 空間光変調器、10,60 撮像素子、11,17,43,61,68 リレーレンズ、12 矩形開口、14,14a,14b,64 対物レンズ、16,42,66,69 角度回転ミラー、18 テレセントリックレンズ、19,41 ミラー、20 偏光ホログラム、30,30a,30b,70 ホログラム記録媒体、31a,31b ガラス基板、32 ホログラム記録層、35a〜35f,75a〜75c,81a〜81f ホログラム、38A〜38E 媒体駆動部、39 素子駆動部、46 二焦点レンズ、62 ポリトピックアパーチャ、71a,71b 基盤、72 感光性フォトポリマー、100A〜100E,500 ホログラム記録再生装置。

Claims (21)

  1. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、
    前記参照光の光軸と前記信号光の光軸とを含む面と、前記記録媒体の面とがなす角度を変化させる駆動部とを備える、ホログラム記録再生装置。
  2. 前記駆動部は、前記参照光の光軸と前記信号光の光軸とを含む面と、前記記録媒体の面とが交差した交線を軸として前記記録媒体を回転させる、請求項1に記載のホログラム記録再生装置。
  3. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、
    前記参照光の光軸と前記信号光の光軸とを含む面と、前記記録媒体の面とが交差した交線の、前記記録媒体の面内での角度を変化させる駆動部とを備える、ホログラム記録再生装置。
  4. 前記駆動部は、前記参照光の光軸と前記信号光の光軸との交差点を回転中心として、前記記録媒体を前記記録媒体の面内において回転させる、請求項3に記載のホログラム記録再生装置。
  5. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するホログラム記録再生装置であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させる偏向部と、
    前記再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光する遮光部とを備える、ホログラム記録再生装置。
  6. 前記偏向部は、前記信号光の光軸と前記記録媒体の法線とを含む面内および該面と垂直な面内で前記参照光を偏向させる、請求項1〜5のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  7. 前記記録媒体を該記録媒体の法線方向または前記信号光の光軸に沿った方向に駆動させる媒体駆動部をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  8. 前記偏向部は、前記記録媒体の移動に合わせて、前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させる、請求項1〜7のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  9. 前記信号光を生成する光学系に含まれる集光素子を前記信号光の光軸に沿って駆動させる素子駆動部をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  10. 前記偏向部は、前記集光素子の移動に合わせて、前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させる、請求項9に記載のホログラム記録再生装置。
  11. 前記偏向部は、角度回転ミラーを含む、請求項1〜10のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  12. 前記偏向部は、前記信号光を前記記録媒体に導く二焦点レンズを含む、請求項1〜5のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  13. 前記偏向部には、入射光の偏光方位に応じて回折効率が変化する偏光ホログラムが設けられている、請求項1〜8、11および12のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  14. 前記信号光を変調する空間光変調器をさらに備え、
    前記遮光部は、前記隣接するホログラムからの再生光を遮光するとともに、前記空間光変調器で発生する高次回折光を遮光する、請求項5〜13のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  15. 前記空間光変調器は、入射する前記信号光を画素単位でP偏光またはS偏光に変換して出射する反射液晶型空間光変調器である、請求項14に記載のホログラム記録再生装置。
  16. 前記遮光部は、矩形開口である、請求項5〜15のいずれかに記載のホログラム記録再生装置。
  17. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させるステップと、
    前記参照光の光軸と前記信号光の光軸とを含む面と、前記記録媒体の面との交線を軸として、前記記録媒体を回転させるステップとを備える、ホログラム記録再生方法。
  18. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させるステップと、
    前記参照光の光軸と前記信号光の光軸との交差点を回転中心として、前記記録媒体を前記記録媒体の面内で回転させるステップとを備える、ホログラム記録再生方法。
  19. 参照光と信号光との干渉縞をホログラムとして記録媒体に記録するとともに前記記録媒体に記録されたホログラムを再生するためのホログラム記録再生方法であって、
    前記記録媒体の同一の記録領域にデータが多重記録されるように前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させるステップと、
    前記再生されるホログラムに隣接するホログラムからの再生光を遮光するステップとを備える、ホログラム記録再生方法。
  20. 前記入射角を変化させるステップは、前記信号光の光軸と前記記録媒体の法線とを含む面内および該面と垂直な面内で前記参照光を偏向させるステップを含む、請求項19に記載のホログラム記録再生方法。
  21. 前記入射角を変化させるステップは、前記記録媒体の移動または前記信号光を生成する光学系に含まれる集光素子の移動に合わせて、前記参照光の前記記録媒体への入射角を変化させるステップを含む、請求項17〜20のいずれかに記載のホログラム記録再生方法。
JP2007148408A 2007-03-27 2007-06-04 ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法 Pending JP2008268829A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007148408A JP2008268829A (ja) 2007-03-27 2007-06-04 ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法
EP08005689A EP1975930A3 (en) 2007-03-27 2008-03-26 Multiplexing hologram recording and reconstructing apparatus and method therefor
US12/079,451 US20080239427A1 (en) 2007-03-27 2008-03-27 Multiplexing hologram recording and reconstructing apparatus and method therefor

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082004 2007-03-27
JP2007148408A JP2008268829A (ja) 2007-03-27 2007-06-04 ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008268829A true JP2008268829A (ja) 2008-11-06

Family

ID=39995705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007148408A Pending JP2008268829A (ja) 2007-03-27 2007-06-04 ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008268829A (ja)
CN (1) CN101276197A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012252165A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重ホログラム記録/再生装置およびその方法
JP2013157064A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重ホログラム記録再生装置およびその方法
WO2015083245A1 (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 記録再生装置、及び記録再生方法
JP2018147528A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 学校法人東京理科大学 ホログラム記録再生方法およびホログラム記録再生装置
US10601817B2 (en) * 2016-02-02 2020-03-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for providing securities to electronic devices
KR20210086964A (ko) * 2019-12-31 2021-07-09 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 저장용량을 증가시키는 홀로그래픽 멀티플렉싱 기록방법
KR20210086965A (ko) * 2019-12-31 2021-07-09 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 디스크식 홀로그래픽 저장 매체 중에 저장용량을 증가시키는 멀티플렉싱 방법
KR20220064834A (ko) * 2020-11-12 2022-05-19 (주)한교홀로그램 홀로그램 기록 장치 및 방법

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10203660B2 (en) 2013-07-19 2019-02-12 Boe Technology Group Co., Ltd. Holographic reproducing apparatus and method, holographic implementing device and method
CN103365196B (zh) * 2013-07-19 2016-12-28 京东方科技集团股份有限公司 全息再现装置和再现方法以及全息实现设备和实现方法
CN114694692A (zh) * 2020-12-30 2022-07-01 广东紫晶信息存储技术股份有限公司 复用记录及再现方法、记录及再现装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10188332A (ja) * 1996-07-23 1998-07-21 Asahi Glass Co Ltd 光ヘッド装置
JP2000242156A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Sony Corp ホログラム記録再生装置及びホログラム記録再生方法
JP2000284671A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Pioneer Electronic Corp 体積ホログラフィックメモリ光情報記録再生装置
JP2005233998A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Tdk Corp ホログラフィック記録方法、ホログラフィック記録装置、ホログラフィック記録媒体、ホログラフィックメモリ再生方法及び装置
JP2005249843A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 記録再生装置
JP2006163021A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Sony Corp ホログラム記録装置、ホログラム再生方法、およびホログラム記録媒体
JP2006517304A (ja) * 2003-01-21 2006-07-20 アプリリス,インコーポレイテッド 楕円反射体を使用する方位角ホログラフィック多重化の方法および装置
JP2006243416A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Ricoh Co Ltd 回折光学素子の製造方法、回折光学素子、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2006243625A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd ホログラム作成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10188332A (ja) * 1996-07-23 1998-07-21 Asahi Glass Co Ltd 光ヘッド装置
JP2000242156A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Sony Corp ホログラム記録再生装置及びホログラム記録再生方法
JP2000284671A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Pioneer Electronic Corp 体積ホログラフィックメモリ光情報記録再生装置
JP2006517304A (ja) * 2003-01-21 2006-07-20 アプリリス,インコーポレイテッド 楕円反射体を使用する方位角ホログラフィック多重化の方法および装置
JP2005233998A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Tdk Corp ホログラフィック記録方法、ホログラフィック記録装置、ホログラフィック記録媒体、ホログラフィックメモリ再生方法及び装置
JP2005249843A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 記録再生装置
JP2006163021A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Sony Corp ホログラム記録装置、ホログラム再生方法、およびホログラム記録媒体
JP2006243416A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Ricoh Co Ltd 回折光学素子の製造方法、回折光学素子、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2006243625A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd ホログラム作成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012252165A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重ホログラム記録/再生装置およびその方法
JP2013157064A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重ホログラム記録再生装置およびその方法
WO2015083245A1 (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 記録再生装置、及び記録再生方法
US10601817B2 (en) * 2016-02-02 2020-03-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for providing securities to electronic devices
JP2018147528A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 学校法人東京理科大学 ホログラム記録再生方法およびホログラム記録再生装置
KR20210086965A (ko) * 2019-12-31 2021-07-09 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 디스크식 홀로그래픽 저장 매체 중에 저장용량을 증가시키는 멀티플렉싱 방법
KR20210086964A (ko) * 2019-12-31 2021-07-09 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 저장용량을 증가시키는 홀로그래픽 멀티플렉싱 기록방법
JP2021111432A (ja) * 2019-12-31 2021-08-02 アメシスタム ストレージ テクノロジー カンパニー リミテッドAmethystum Storage Technology Co., Ltd. 記憶容量を増やすためのホログラフィック多重化記録方法
KR102417230B1 (ko) * 2019-12-31 2022-07-05 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 저장용량을 증가시키는 홀로그래픽 멀티플렉싱 기록방법
KR102426790B1 (ko) * 2019-12-31 2022-07-28 아메티스툼 스토리지 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 디스크식 홀로그래픽 저장 매체 중에 저장용량을 증가시키는 멀티플렉싱 방법
JP7122366B2 (ja) 2019-12-31 2022-08-19 アメシスタム ストレージ テクノロジー カンパニー リミテッド 記憶容量を増やすためのホログラフィック多重化記録方法
KR20220064834A (ko) * 2020-11-12 2022-05-19 (주)한교홀로그램 홀로그램 기록 장치 및 방법
KR102404920B1 (ko) * 2020-11-12 2022-06-07 (주)한교홀로그램 홀로그램 기록 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN101276197A (zh) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008268829A (ja) ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法
JP3924549B2 (ja) ホログラム記録再生方法及び装置
JP4790701B2 (ja) ホログラフィック光情報記録再生装置およびホログラフィック光情報記録再生方法
CN102347034B (zh) 光信息记录再现装置和再现装置
JP4156911B2 (ja) 光情報記録媒体、光情報記録装置および光情報再生装置
JP5037391B2 (ja) 光ピックアップ、光情報記録再生装置および光学的情報記録再生方法
JP2008226434A5 (ja)
JP4289921B2 (ja) ホログラフィック記録装置および再生装置
JP4748043B2 (ja) 光記録装置、光記録方法、記録媒体及び再生方法
JP2005322382A (ja) ホログラム記録装置、およびホログラム記録方法
CN101740051B (zh) 光信息再现装置、光信息记录再现装置
JP2006154163A (ja) ホログラム記録装置、ホログラム再生装置、ホログラム記録方法及びホログラム再生方法
JP2005148700A (ja) ホログラフィック記録装置、ホログラフィック再生装置、及びマスク
JP6553495B2 (ja) ホログラム記録再生方法およびホログラム記録再生装置
JP2007537478A (ja) ホログラフィックデータの光記録再生装置
JP4631473B2 (ja) ホログラム記録再生装置およびホログラム記録再生方法
JP2007280583A (ja) 光情報処理装置、これを用いた光情報記録方法、及び光情報再生方法
JP2007537479A (ja) ホログラフィックマスタ製造及び複製
JP2007025417A (ja) ホログラム記録装置及び方法
EP1975930A2 (en) Multiplexing hologram recording and reconstructing apparatus and method therefor
JP2004171611A (ja) 光情報記録装置および光情報再生装置
JP6915841B2 (ja) ホログラム記録再生方法およびホログラム記録再生装置
JP2007305218A (ja) 角度多重ホログラム記録再生装置および角度多重ホログラム記録再生方法
JP2006172582A (ja) ホログラム記録装置
JP2009020134A (ja) ホログラム素子、ホログラム素子作製装置、ホログラム素子作製方法、およびホログラム再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100622