JP2008268587A - 車載用光モジュール - Google Patents

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JP2008268587A JP2007112004A JP2007112004A JP2008268587A JP 2008268587 A JP2008268587 A JP 2008268587A JP 2007112004 A JP2007112004 A JP 2007112004A JP 2007112004 A JP2007112004 A JP 2007112004A JP 2008268587 A JP2008268587 A JP 2008268587A
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Toshiyasu Itou
利育 伊東
Hisashi Shimura
久 志村
Hiromasa Tanobe
博正 田野辺
Yoshihisa Sakai
義久 界
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Abstract

【課題】受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に作用される衝撃力等を確実に減少させることができること。
【解決手段】制振部材20が、レセプタクルユニット18における光デバイスハウジング部34の外周面とモジュールハウジング16の収容部16Aの内周部との間に配されるもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、光送受信デバイスを備える車載用光モジュールに関する。
車両内のネットワークにおいては、通信速度の高速化およびノイズ対策の観点から車載LANとして光ネットワークが規格化されている。光ネットワークの規格としては、例えば、特許文献1乃至3にも示されるように、MOST(Media Oriented Systems Transport)規格、または、IDB−1394規格などが策定されている。
MOST規格においては、車両内に搭載されるナビゲーション等の情報機器相互間が、光モジュール(光トランシーバ)およびプラスチック光ファイバ(POF)により接続されている。光モジュールは、例えば、特許文献1乃至3にも示されるように、所定の基板上に実装され、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニットを内蔵するハウジングと、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニットをその基板の導電層に電気的に接続する接続端子部とを含んで構成されている。
また、光モジュールにおいては、特許文献4にも示されるように、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニットのリードピンの根元部に誘起される機械的応力歪を抑制すべく、フレーム内に配置される受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニットの各リードピンが、屈曲されたFPC(Flexible Printed Circuit)基板を介してその基板の導電層に電気的に接続される構成を備えるものも提案されている。そのFPC基板は、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニットの各リードピンとそのリードピンが対向する基板の表面との間に介在されている。そのFPC基板の一端は、各リードピンに半田付け固定され、そのFPC基板の他端は、基板の表面に形成される導電層に半田付け固定されている。そのFPC基板の中間部分の断面形状は、その一端と他端とが互いに向かい合うように屈曲された略U字形に形成されている。
特開2006−30716号公報 特開2004−265987号公報 特開2004−253423号公報 特開2006−332648号公報
上述のMOST規格等に準拠した車載用光モジュールは、車両内に実装される以前の段階において規格化された機械的衝撃試験および振動試験等の耐環境試験に従って検査されることにより、耐振動および耐衝撃性について確認されることとなる。
しかしながら、上述のような受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等が樹脂材料で成形されるハウジング内またはフレーム内に単に収容されるだけでは、外部からハウジングに作用される所定の振動および衝撃力が充分に吸収されず、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に衝撃力が作用され、受光デバイスユニット等の不具合が生じる場合がある。従って、車載用光モジュールが耐環境試験の合格基準に適合しない場合がある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、車載用光モジュールであって、受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に作用される衝撃力等を確実に減少させることができる車載用光モジュールを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る車載用光モジュールは、光ファイバに接続されるコネクタプラグの接続端を着脱可能に収容するとともに、光送受信デバイスからの光信号または電気信号を伝送する伝送路を形成する光デバイスハウジング部を有するレセプタクルユニットと、レセプタクルユニットの光デバイスハウジング部における伝送路が接続される導体を有する配線基板の外周部と光デバイスハウジング部の外周部との間に直接的または間接的に配され、光デバイスハウジング部に作用される振動エネルギーを減少させる制振部材と、を備えて構成される。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る車載用光モジュールによれば、制振部材が、レセプタクルユニットの光デバイスハウジング部における伝送路が接続される導体を有する配線基板の外周部と光デバイスハウジング部の外周部との間に直接的または間接的に配され、光デバイスハウジング部に作用される振動エネルギーを減少させるので受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に作用される衝撃力等を確実に減少させることができる。
図3は、本発明に係る車載用光モジュールの第1実施例の全体構成を概略的に示す。
車載用光モジュール10(以下、光モジュール10ともいう)は、後述するレセプタクルユニット18を収容する収容部16Aを有するモジュールハウジング16と、後述する発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26(図10参照)を備えるレセプタクルユニット18と、レセプタクルユニット18の外周部とモジュールハウジング16の内周部との間に配され、振動および衝撃力を吸収する制振部材20とを主な要素として含んで構成されている。
プリント配線板12は、例えば、ポリイミド系樹脂または液晶ポリマーで所定の厚さで作られ、所定の導体パターンを有している。プリント配線板12における一方の端部側には、後述する小ネジBs(図4参照)がねじ込まれる雌ねじ部12a(図6参照)が、所定の間隔で2箇所に形成されている。また、プリント配線板12における他方の端部側には、光モジュール接続用コネクタ22が設けられている。光モジュール接続用コネクタ22には、後述する基板接続用コネクタ30が着脱可能に接続される。これにより、光モジュール接続用コネクタ22が基板接続用コネクタ30に接続される場合、光モジュール10におけるレセプタクルユニット18とプリント配線板12の導体とが電気的に接続されることとなる。
光モジュール接続用コネクタ22の長辺における内周部には、複数のコンタクト端子22ai(i=1〜n,nは正の整数)が相対向して設けられている。
樹脂製のモジュールハウジング16は、ナビゲーション等の所定の情報機器内に配置されるプリント配線板12上に固定され、図2および図9に拡大されて示されるように、その内側に後述するレセプタクルユニット18を収容する収容部16Aを有している。収容部16Aを形成する外殻部における両側面部には、それぞれ、図4と図9に示されるように、固定用小ネジBsが挿入される孔16faを有するフランジ部16Fが形成されている。
その収容部16Aは、その前方端部が開口しており、また、その上部を形成する上壁部の前方端部を開口させるように開口部16aを有している。開口部16aの内寸法は、図1に拡大されて示されるように、後述する制振部材20およびレセプタクルユニット18が収容部16A内に対し着脱可能とされる寸法に設定されている。さらに、その底部における後方側部分には、収容部16Aの内部と外部との間を連通させる開口部16Bが形成されている。開口部16Bの開口寸法は、後述するモジュール接続用コネクタ22が開口部16B内に挿入可能とされる寸法に設定されている。
レセプタクルユニット18は、図12に拡大されて示されるように、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26を収容する光デバイスハウジング部34と、一端に基板接続用コネクタ30を有し、他端に発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26の接続端子が接続されるフレキシブルケーブル28と、を主な要素として含んで構成されている。
光デバイスハウジング部34は、例えば、樹脂材料で略直方体に成形され、後述するコネクタプラグ14のプラスチック光ファイバの接続端の円柱部がそれぞれ、着脱可能に挿入される円形状の孔34Aおよび34Bをそれぞれ一方の端部に隣接して有している。光デバイスハウジング部34の内側には、図10および図11に拡大されて示されるように、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26が、共通の平面上に互いに略平行に配されている。
発光デバイスユニット24は、レンズ等の光学素子、および、フレキシブルケーブル28を通じて供給される電気信号を光出力に変換する発光素子を含んで構成されている。発光デバイスユニット24における3本の接続端子は、それぞれ、フレキシブルケーブル28の一方の端部に形成される各コンタクトパッドに半田付け固定されている。また、発光デバイスユニット24における光学素子は、光デバイスハウジング部34の孔34Aに対向している。
受光デバイスユニット26は、レンズ等の光学素子、および、プラスチック光ファイバの接続端を通じて供給される光信号を電気信号に変換する受光素子を含んで構成されている。上述の発光デバイスユニット24の接続端子に隣接する受光デバイスユニット26における3本の接続端子は、それぞれ、フレキシブルケーブル28の一方の端部に形成される各コンタクトパッドに半田付け固定されている。受光デバイスユニット26における光学素子は、光デバイスハウジング部34の孔34Bに対向している。
2本のプラスチック光ファイバの一端に接続されるコネクタプラグ14の接続端14Cは、図13に拡大されて示されるように、孔34A、34Bにそれぞれ嵌合される円柱状部14Aおよび14Bを所定の間隔をもって有している。円柱状部14Aおよび14Bの先端部においては、円柱部14Aおよび14Bの内部を通じて2本のプラスチック光ファイバの素線14aおよび14bがそれぞれ、所定長さ突出している。
フレキシブルケーブル28は、例えば、YFLEX(登録商標)と称されるフレキシブル配線基板である。フレキシブルケーブル28は、保護層に覆われた複数の導電層が絶縁性基材上に形成された構成とされる。絶縁性基材は、例えば、厚さ50μm程度のガラスエポキシ樹脂、ポリイミド(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、液晶ポリマー(LCP)等の群の中から適宜選択された材料で成形されている。また、導電層は、例えば、厚さ12μm程度の銅合金の層で形成されている。保護層は、例えば、熱硬化型のレジスト層、あるいは、ポリイミドフィルムにより形成されている。
フレキシブルケーブル28における発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26に接続される端部に連なる他の部分は、図11に示されるように、光デバイスハウジング部34の後部に形成されるスリット34Sを通じて外部に向けて突出している。
フレキシブルケーブル28における光デバイスハウジング部34のスリット34Sから突出した部分の端部の共通の表面には、図11および図12に示されるように、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26を駆動させるドライバデバイス32が設けられている。ドライバデバイス32は、その導電層に電気的に接続されている。なお、フレキシブルケーブル28におけるその共通の表面には、ドライバデバイス32に限られることなく、例えば、ノイズ低減用チップ等の他の種類のデバイスが搭載されてもよい。
また、ドライバデバイス32が1個以上のチップより構成されていても良い。
また、フレキシブルケーブル28における他方の表面における最端部には、その導電層に電気的に接続される基板接続用コネクタ30が設けられている。基板接続用コネクタ30の長辺の外周面における相対向する面には、図10に拡大されて示されるように、それぞれ、複数のコンタクト端子30ai(i=1〜n,nは正の整数)が所定の間隔で形成されている。
フレキシブルケーブル28においてスリット34Sが形成される光デバイスハウジング部34の壁面とドライバデバイス32との間には、湾曲部28Bが形成されている。湾曲部28Bは、略U字形の縦断面形状を有し、ドライバデバイス32が設けられる共通の表面を所定の高さだけ部分的に隆起させるように突出し、フレキシブルケーブル28に余長を備えさせている。これにより、フレキシブルケーブル28において生じた機械的な応力または熱応力による歪が、湾曲部28Bによって吸収されることとなる。
制振部材20は、弾性材料、例えば、所定の厚さのシリコン系またはフッ素系ゴム材料で成形されている。制振部材20は、図8に拡大されて示されるように、上述の光デバイスハウジング部34の外形に対応した枠組構造とされ、一対のフレーム20FAおよび20FBと、フレーム20FAとフレーム20FBとを互いに連結する連結部材20FE,20FC,20FDとから構成されている。
制振部材20は、そのフレーム20FA〜20FDおよび連結部材20FE〜20FDが光デバイスハウジング部34の外周面に密着するように取り付けられる。
フレーム20FAおよび20FBは、それぞれ、長方形の開口部20waおよび20wcを有している。また、連結部材20FE,および、20FCは、それぞれ、互いに向かい合うフレーム20FAおよびフレーム20FBにおける一方の端部の内面部を連結している。連結部材20FE,および、20FCは、それぞれ、共通の平面上に所定の間隔をもって配されている。これにより、連結部材20FE,および、20FCの相互間には、開口部20wbが形成される。
連結部材20FDは、互いに向かい合うフレーム20FAおよびフレーム20FBにおける他方の端部の内面部を連結している。連結部材20FDは、上述の連結部材20FCに向かい合って配されている。これにより、連結部材20FDと連結部材20FCとの間に開口部20wdが形成される。
制振部材20におけるフレーム20FAおよび20FBの相互間距離は、フレーム20FAおよび20FBが光デバイスハウジング部34の長辺側の側面に密着するように設定されている。また、フレーム20FAおよび20FBの長辺の内寸は、それぞれ、フレーム20FAおよび20FBが光デバイスハウジング部34の短辺側の側面に密着するように設定されている。
なお、制振部材20は、斯かる例に限られることなく、例えば、個別のリング状の部材が光デバイスハウジング部34の外周面に取り付けられても良い。また、上述の制振部材20は、所定の形状に成形されているが、必ずしも所定の形状に成形される必要はなく、例えば、制振部材として所定の厚さを有し弾性のあるコーキング材が光デバイスハウジング部34の外周面に塗布される構成であってもよい。
斯かる構成において、上述のレセプタクルユニット18をモジュールハウジング16の収容部16Aに装着し、それらをプリント配線板12に組み付けるにあたっては、先ず、図7に拡大されて示されるように、制振部材20がレセプタクルユニット18における光デバイスハウジング部34の外周面に装着される。次に、図1に拡大されて示されるように、制振部材20が外周面に装着された光デバイスハウジング部34が、制振部材20の弾性力に抗してモジュールハウジング16の収容部16A内に圧入される。これにより、光デバイスハウジング部34が制振部材20を介して収容部16A内に保持される。
従って、外部から光デバイスハウジング部34に対し作用される衝撃力および振動等が、制振部材20により吸収されるので受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に作用される衝撃力等の振動エネルギーを確実に減少させることができる。また、水分および塵等が外部から収容部16A内に侵入する虞がない。
その際、図2に拡大されて示されるように、モジュールハウジング16の開口部16Bの真下の位置に基板接続用コネクタ30が配されることとなる。
続いて、図6に示されるように、光デバイスハウジング部34が組み付けられたモジュールハウジング16は、その基板接続用コネクタ30がプリント配線板12におけるモジュール接続用コネクタ22に対し上方となる位置に対向するように配置される。
そして、基板接続用コネクタ30がモジュール接続用コネクタ22に接続されるように
モジュールハウジング16がプリント配線板12の表面上に載置された後、図4に示されるように、小ネジBsがそれぞれ各孔16faを介してプリント配線板12の雌ねじ孔12aにねじ込まれる。これにより、光モジュール10がプリント配線板12に対し固定されることとなる。従って、光モジュール10がプリント配線板12に対し容易に実装されることとなる。
その際、図5に示されるように、コネクタプラグ14の接続端14Cが光デバイスハウジング部34の孔34Aおよび34Bに対し位置合わせされた後、その円柱部14Aおよび14Bがプラスチック光ファイバの素線14aおよび14bを伴って孔34Aおよび34Bに嵌合される。これにより、図3に示されるように、コネクタプラグ14の光モジュール10に対する接続が完了する。
なお、上述の例においては、フレキシブルケーブル28の一方の表面上にドライバデバイス32が設けられているが、斯かる例に限られることなく、例えば、そのようなドライバデバイス32がプリント配線板12上に設けられ、図14に示されるように、ドライバデバイス32が設けられないフレキシブルケーブル28と、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26を収容する光デバイスハウジング部34とからなるレセプタクルユニット18’であってもよい。
図15は、本発明に係る車載用光モジュールの第2実施例の全体構成を概略的に示す。
図4に示される例においては、光デバイスハウジング部34が制振部材20を介してプリント配線板12上に固定されるモジュールハウジング16の収容部16A内に収容される構成とされるが、一方、図15に示される例においては、光デバイスハウジング部44が後述する複数の制振部材50A,50B,および、50Cを介してプリント配線板12上に固定されるものである。
なお、図15乃至図21においては、図3および図10に示される例において同一とされる構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
光モジュールは、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26(図20参照)を備えるレセプタクルユニット38と、後述するレセプタクルユニット38の光デバイスハウジング部44の外周部とプリント配線板12の載置面との間に配され、振動および衝撃力等の振動エネルギーを吸収する制振部材50A,50Bおよび50C(図19参照)とを主な要素として含んで構成されている。
プリント配線板12における他方の端部側には、ケーブル接続用コネクタ42が設けられている。ケーブル接続用コネクタ24には、後述するフレキシブルケーブル48の接続端部が着脱可能に接続される。これにより、ケーブル接続用コネクタ42がフレキシブルケーブル48の接続端部に接続される場合、光モジュールにおけるレセプタクルユニット38とプリント配線板12の導体とが電気的に接続されることとなる。
レセプタクルユニット38は、図18に拡大されて示されるように、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26を収容する光デバイスハウジング部44と、一端に複数のコンタクトパッド48pi(i=1〜n,nは正の整数)を有し、他端に発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26の接続端子が接続されるフレキシブルケーブル48と、を主な要素として含んで構成されている。
光デバイスハウジング部44は、例えば、樹脂材料で略直方体に成形され、コネクタプラグ14のプラスチック光ファイバの接続端の円柱部がそれぞれ、着脱可能に挿入される円形状の孔44Aおよび44Bをそれぞれ一方の端部に隣接して有している。光デバイスハウジング部44の内側には、図20および図21に拡大されて示されるように、発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26が、共通の平面上に互いに略平行に配されている。
発光デバイスユニット24における3本の接続端子は、それぞれ、フレキシブルケーブル48の一方の端部に形成される各コンタクトパッドに半田付け固定されている。また、発光デバイスユニット24における光学素子は、光デバイスハウジング部44の孔44Aに対向している。
上述の発光デバイスユニット24の接続端子に隣接する受光デバイスユニット26における3本の接続端子は、それぞれ、フレキシブルケーブル48の一方の端部に形成される各コンタクトパッドに半田付け固定されている。受光デバイスユニット26における光学素子は、光デバイスハウジング部44の孔44Bに対向している。
フレキシブルケーブル48の構造は、上述のフレキシブルケーブル28の構造と同様とされ、例えば、YFLEX(登録商標)と称されるフレキシブル配線基板である。フレキシブルケーブル48における発光デバイスユニット24および受光デバイスユニット26に接続される端部に連なる他の部分は、図19に拡大されて示されるように、光デバイスハウジング部44の後部に形成されるスリット44Sを通じて外部に向けて突出している。
フレキシブルケーブル48における光デバイスハウジング部44のスリット44Sから突出した部分の最端部の一方の面には、コンタクトパッド48piが所定の間隔で互いに平行に形成されている。
フレキシブルケーブル48においてスリット44Sが形成される光デバイスハウジング部44の外周面に近接した部分とコンタクトパッド48piが形成される部分との間には、段差部48Bが形成されている。下方に向けて屈曲している段差部48Bは、階段状の縦断面形状を有し、フレキシブルケーブル48に余長を備えさせている。これにより、フレキシブルケーブル48において生じた機械的な応力または熱応力による歪が、段差部48Bによって吸収されることとなる。
なお、フレキシブルケーブル48における表面には、上述のようなドライバデバイス32、または、ノイズ低減用チップ等の他の種類のデバイスが搭載されてもよい。また、ドライバデバイス32は複数のチップから構成されていても良い。
光デバイスハウジング部44における長辺側の両側面部には、それぞれ、制振部材50Aおよび50Bの円筒部が挿入される孔44faを有するフランジ部44Fが形成されている。
制振部材50Aおよび50Bは、互いに同一構造を有するので制振部材50Aについて説明し、制振部材50Bの説明を省略する。
制振部材50Aは、弾性材料、例えば、所定の厚さのシリコン系またはフッ素系ゴム材料で成形されている。
制振部材50Aは、その中央に固定用小ネジBsが挿入される孔50aを有する円筒部と、円筒部の一端に形成されるフランジ部FLとから構成されている。フランジ部FLの一方の表面は、光デバイスハウジング部44のフランジ部44Fの底面部に密着している。また、フランジ部FLの他方の表面は、プリント配線板12の表面に密着している。
円形のフランジ部FLの外径は、光デバイスハウジング部44のフランジ部44Fの外径と略同一に設定されている。また、フランジ部FLの厚さは、後述する制振部材50Cの厚さと同一に設定されている。
図19に示されるように、光デバイスハウジング部44の外周面の底面部における上述のスリット44S側には、薄板状の制振部材50Cが固定されている。
制振部材50Cは、弾性材料、例えば、所定の厚さのシリコン系またはフッ素系ゴム材料で成形されている。制振部材50Cは、その長辺が光デバイスハウジング部44の短辺に対し略平行となるように固定されている。
斯かる構成において、上述のレセプタクルユニット38をプリント配線板12に組み付けるにあたっては、先ず、フレキシブルケーブル48における接続端部がケーブル接続用コネクタ42に接続された後、光デバイスハウジング部44がプリント配線板12の表面上に載置される。次に、図17に示されるように、小ネジBsがそれぞれ各孔50a,50bを介してプリント配線板12の雌ねじ孔12aにねじ込まれる。これにより、光モジュールがプリント配線板12に対し固定されることとなる。従って、光モジュールがプリント配線板12に対し容易に実装されることとなる。また、外部から光デバイスハウジング部44に対し作用される衝撃力および振動等の振動エネルギーが、制振部材50A〜50Cにより吸収されるので受光デバイスユニットおよび発光デバイスユニット等に作用される衝撃力等を確実に減少させることができる。
そして、コネクタプラグ14の接続端14Cが光デバイスハウジング部44の孔44Aおよび44Bに対し位置合わせされた後、その円柱部14Aおよび14Bがプラスチック光ファイバの素線14aおよび14bを伴って孔44Aおよび44Bに嵌合される。これにより、図15および図16に示されるように、コネクタプラグ14の光モジュールに対する接続が完了する。
本発明に係る車載用光モジュールの第1実施例に使用されるモジュールハウジングおよびレセプタクルユニットを示す斜視図である。 図1に示される例におけるモジュールハウジングの底面部を示す斜視図である。 本発明に係る車載用光モジュールの第1実施例の全体構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明に係る車載用光モジュールの第1実施例に対しコネクタプラグが接続された状態を示す斜視図である。 図4に示される例において、コネクタプラグが取り外された状態を示す斜視図である。 図4に示される例におけるモジュールハウジングおよびレセプタクルユニットと、プリント配線板とを示す分解斜視図である。 制振部材がレセプタクルユニットの光デバイスハウジング部に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図4に示される例において使用される制振部材を示す斜視図である。 図4に示される例において使用されるモジュールハウジングを示す斜視図である。 図4に示される例におけるフレキシブルケーブルに接続される発光デバイスユニットおよび受光デバイスユニットと、基板接続用コネクタとを概略的に示す斜視図である。 図4に示される例におけるフレキシブルケーブルに接続される発光デバイスユニットおよび受光デバイスユニットと、基板接続用コネクタとを概略的に示す斜視図である。 図4に示される例において使用されるレセプタクルユニットを示す斜視図である。 本発明に係る車載用光モジュールの第1実施例および第2実施例に対し適用されるコネクタプラグの接続端部を示す斜視図である。 図4に示される例において使用されるレセプタクルユニットの他の一例を示す斜視図である。 本発明に係る車載用光モジュールの第2実施例に対しコネクタプラグが接続された状態を示す斜視図である。 本発明に係る車載用光モジュールの第2実施例に対しコネクタプラグが接続された状態を示す斜視図である。 図15に示される例において、コネクタプラグが取り外された状態を示す斜視図である。 図15に示される例において使用されるレセプタクルユニットを示す斜視図である。 図18に示される例における底面を示す斜視図である。 図15に示される例におけるフレキシブルケーブルに接続される発光デバイスユニットおよび受光デバイスユニットを概略的に示す斜視図である。 図15に示される例におけるフレキシブルケーブルに接続される発光デバイスユニットおよび受光デバイスユニットを概略的に示す斜視図である。
符号の説明
10 光モジュール
12 プリント配線板
14 コネクタプラグ
16 モジュールハウジング
18 レセプタクルユニット
20、50A、50B、50C 制振部材
28、48 フレキシブルケーブル
34、44 光デバイスハウジング部

Claims (3)

  1. 光ファイバに接続されるコネクタプラグの接続端を着脱可能に収容するとともに、光送受信デバイスからの光信号または電気信号を伝送する伝送路を形成する光デバイスハウジング部を有するレセプタクルユニットと、
    前記レセプタクルユニットの光デバイスハウジング部における伝送路が接続される導体を有する配線基板の外周部と該光デバイスハウジング部の外周部との間に直接的または間接的に配され、該光デバイスハウジング部に作用される振動エネルギーを減少させる制振部材と、
    を具備して構成される車載用光モジュール。
  2. 前記レセプタクルユニットにおける光送受信デバイスと前記配線基板の導体とを接続するフレキシブルケーブルをさらに備え、該フレキシブルケーブルは、応力による歪を吸収する湾曲部または段差部を有することを特徴とする請求項1記載の車載用光モジュール。
  3. 前記光デバイスハウジング部は、前記配線基板の外周部に固定されるモジュールハウジングの収容部に前記制振部材を介して収容されることを特徴とする請求項1記載の車載用光モジュール。
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