JP2009229601A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2009229601A
JP2009229601A JP2008072455A JP2008072455A JP2009229601A JP 2009229601 A JP2009229601 A JP 2009229601A JP 2008072455 A JP2008072455 A JP 2008072455A JP 2008072455 A JP2008072455 A JP 2008072455A JP 2009229601 A JP2009229601 A JP 2009229601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
electronic component
component mounting
upper structure
optical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008072455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5109087B2 (ja
Inventor
Masahiro Aoyanagi
昌宏 青柳
Hiroshi Nakagawa
博 仲川
Katsuya Kikuchi
克弥 菊地
Takashi Mikawa
孝 三川
Yoshikuni Okada
義邦 岡田
Takaaki Ishikawa
隆朗 石川
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Sadaichi Suzuki
貞一 鈴木
Mitsuaki Tamura
充章 田村
Yoichi Hashimoto
陽一 橋本
Hiroshi Masuda
宏 増田
Shuji Suzuki
修司 鈴木
Yoshitsugu Wakazono
芳嗣 若園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Fujikura Ltd
Hirose Electric Co Ltd
NEC Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Sumitomo Electric Industries Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Resonac Corp
Niterra Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Fujikura Ltd
Hirose Electric Co Ltd
Fuji Xerox Co Ltd
Hitachi Chemical Co Ltd
NGK Spark Plug Co Ltd
NEC Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd, Fujikura Ltd, Hirose Electric Co Ltd, Fuji Xerox Co Ltd, Hitachi Chemical Co Ltd, NGK Spark Plug Co Ltd, NEC Corp, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2008072455A priority Critical patent/JP5109087B2/ja
Publication of JP2009229601A publication Critical patent/JP2009229601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5109087B2 publication Critical patent/JP5109087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】光接続が容易な光モジュールを低コストで製造することができる光モジュールを提供する。
【解決手段】光伝送体を保持する保持部材6等を備えた上部構造体5と、配線基板70上に配置され、光素子40を含む電子部品が樹脂製基板31に搭載された電子部品搭載基板30と、配線基板70上に設けられ、光素子搭載基板30の光素子40に対して上部構造体5の光伝送路が光学的に接続される装着体とを備えているものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュールに関するものである。
光を情報伝送媒体とする光通信分野においては、光ファイバ等により伝送される光信号を受信または送信するため、光信号と電気信号とを相互に変換する光素子を備えた光モジュールが用いられている。電気信号から光信号への変換には、垂直共振器表面発光レーザ(Vertical cavity surface-emitting Laser:VCSEL)に代表される面発光素子が用いられ、光信号から電気信号への変換には、PINフォトダイオードに代表される面受光素子が用いられており、これらの光素子は基板に対して電気的に接続され、光ファイバ等は光素子に対して光学的に接続される。
このような光モジュールは、配線基板(プリント配線板あるいはボード)上において光ファイバ等の光配線をする際の作業性や、保守交換の容易性などの点から、光ファイバ等の光伝送体がコネクタを介して着脱可能であることが望ましい。
また、光素子に光ファイバ等を着脱する場合、配線基板に対して水平方向に着脱する構造にすると、光素子を搭載した部品の周辺に光ファイバ等を着脱する作業用のスペースを設けざるを得ないことから、そのスペースには他の部品を実装できず、実装密度を上げられないという問題がある。したがって、光ファイバ等の着脱は配線基板に対して垂直方向に行うことができることが望ましい。
従来、このような要求に対応するものとして、光素子をその受発光面が配線基板に対して水平になるように搭載すると共に、光ファイバ等の端面に反射ミラー等を設けて光軸を垂直に変換したコネクタを用いることで、光ファイバ等と光素子とを垂直方向へ着脱自在に光学的に接続する光モジュールが提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−65358号公報
上記のような光ファイバ等と光素子とを垂直方向へ着脱自在に光学的に接続する光モジュールにおいては、光ファイバ等のコネクタである上部構造体を、光素子を含む各種の電子部品が搭載された基板に対して、基板上に搭載した光素子に光ファイバ等を光学的に位置合わせしている。ここで、電子部品が搭載された基板は、たとえばセラミック基板が採用され、これに内部配線等の電気配線を施して電子部品等を搭載したものが用いられる。しかしながら、光モジュールは低コストで製造することが求められており、このようにセラミック基板に内部配線を施す作業は煩雑であるだけでなく、光接続のための位置決め精度にも限界がある。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、光接続が容易な光モジュールを低コストで製造することができる光モジュールを提供することを課題としている。
本発明は以下のことを特徴としている。
第1には、光信号を伝送する光伝送路と、光信号を電気信号に変換し、または電気信号を光信号に変換する光素子とを光学的に接続する光モジュールであって、光伝送路を形成する光伝送体および当該光伝送体を保持する保持部材を備えた上部構造体と、配線基板上に配置され、光素子を含む電子部品が樹脂製基板に搭載された電子部品搭載基板と、配線基板上の電子部品搭載基板の上面に上部構造体を垂直方向に押圧して固定することにより、電子部品搭載基板の光素子に対して上部構造体の光伝送路を光学的に接続する装着体とを備えていることを特徴とする。
第2には、第1の発明において、上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが位置決めされて光学的に接続される位置決め部が、電子部品搭載基板の樹脂製基板と一体に成形されていることを特徴とする。
第3には、第2の発明において、電子部品搭載基板の樹脂製基板には、電子部品が搭載され、周縁に立設された壁部で囲まれるキャビティが形成されており、上部構造体を電子部品搭載基板上に配置したときに、上部構造体が電子部品搭載基板の樹脂製基板の壁部上面が当接することにより、上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが垂直方向に位置決めされて光学的に接続されることを特徴とする。
第1の発明によれば、樹脂製基板を採用したことにより、樹脂製基板の樹脂成形の際に金属体のインサート成形によって内部配線を一体に形成することができるため作業が簡便になると共に光接続のための位置決め精度を向上させた光モジュールを低コストで製造することができる。
第2の発明によれば、上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが位置決めされて光学的に接続される位置決め部が、電子部品搭載基板の樹脂製基板と一体に成形されていることにより、上記第1の発明の効果に加えて、光接続のための位置決め精度をより一層向上させた光モジュールを低コストで製造することができる。
第3の発明によれば、電子部品搭載基板の樹脂製基板に、周縁に立設された壁部で囲まれるキャビティが形成されていることにより、上記第1の発明および第2の発明の効果に加えて、上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが垂直方向に位置決めされてより一層精度よく光学的に接続することができる光モジュールを低コストで製造することができる。
本明細書において、「光伝送体」には、ガラス製、樹脂製等の光ファイバ、樹脂製等の光導波路などが含まれる。以下の実施形態では光ファイバを用いた例を説明するが、本発明において適用される光伝送体はこれに限定されるものではなく、光導波路等のように、光伝送路を構成する各種のものを適用することができる。
「光素子」には、単一の受発光面を有するものの他、複数の受発光面がアレイ状等に配置された一体のものが含まれる。光素子の具体例としては、VCSEL等の面発光素子、PINフォトダイオード等の面受光素子が挙げられるが、これら面発光素子および面受発光素子の受発光面がアレイ状に配置された一体のものであってもよい。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1および図2は、本発明の一実施形態における光モジュールを示す斜視図であり、図1は光接続および電気接続を切り離した状態、図2は光接続および電気接続をした状態を示している。
図1に示すように、本実施形態の光モジュール1は、光ファイバ7が保持部材6により保持された上部構造体5と、光素子40を搭載した光素子搭載基板30と、異方導電性シート60と、配線基板70(プリント配線板あるいはボード)上に固定された嵌合部材50とを備えている。
この光モジュール1は、配線基板70上の嵌合部材50内の開口部51に異方導電性シート60を配置し、その上に光素子搭載基板30を配置し、さらにその上から上部構造体5を垂直に嵌めこんで図2に示すように装着することにより、上部構造体5の光ファイバ7と光素子搭載基板30の光素子40が光学的に接続し、光素子搭載基板30と配線基板70が異方導電性シート60を介して電気的に接続されるようになっている。ここで、嵌合部材50の側面部には、開口部51の4辺それぞれの中央部から垂直に折り曲げられて上方に延びる側板部53が立設され、これらの側板部53は、上部構造体5を装着したときに保持部材6の外周部が当接して上部構造体5の水平方向の位置を規制するようにしている。図2に示す装着状態の光モジュール1は、全体として、たとえば幅10mm×10mm、厚さ6.4mmのコンパクトなサイズのモジュールを構成している。
図3(a)は上部構造体5の上面図、図3(b)は下面図、図3(c)は側面図である。上部構造体5は、樹脂製の保持部材6の背面から、複数本(本実施形態では12本)の光ファイバ7が並列したテープファイバ8が保持部材6内に水平に入り込み、保持部材6内で光ファイバ7が円弧状に曲げられて図3(b)に示すように光ファイバ7の端面7aが保持部材6の下面から垂直に露出した構造を有している。
保持部材6の上面における光ファイバ7と平行な両側周縁部には、当該周縁部に沿ってテーパ面を成す一対の肩部12が設けられており、図1の嵌合部材50内に嵌め込んで装着したときに嵌合部材50の上部に設けられた一対の突条部52が保持部材6の肩部12に当接して下方に押圧するようになっている。
また、図1に示すように、保持部材6には2つの位置決め穴11が設けられており、図1の嵌合部材50内に嵌め込んで装着したときに、光素子搭載基板30に立設された位置決めピン42が保持部材6の位置決め穴11に挿入されて上部構造体5と電子部品搭載基板30とが水平方向に位置決めされるようになっている。
保持部材6は、図3(a)および図3(b)に示すように上側部材10と下側部材20とから構成されており、上側部材10と下側部材20によって光ファイバ7を挟み込んで保持するようになっている。上側部材10の下面側には光ファイバ7の円弧形状に対応した曲面上に、たとえば断面V字状などのガイド溝が平行に設けられており、これらのガイド溝のそれぞれに光ファイバ7が1本ずつ配置され案内されるようになっている。一方、下側部材20の上面側には光ファイバ7の円弧形状に対応した曲面を成す光ファイバ保持面が設けられており、上側部材10と下側部材20によって光ファイバ7を挟み込むことにより、上側部材10のガイド溝と下側部材20の光ファイバ保持面との間で光ファイバ7を円弧状に曲げられた状態で保持するようになっている。
図4は、電子部品搭載基板30の上面側斜視図、図5は断面図である。図4に示すように、電子部品搭載基板30は、外周縁に位置決め部90としての壁部32が立設された箱状の樹脂製基板31を備えており、樹脂製基板31上の前方側の位置には光ファイバ7と同数の受発光面が並んで配置された光素子40が搭載されている。光素子40は、面発光素子のVCSELと面受光素子のPINフォトダイオードから構成されている。壁部32の上面32aは光学的基準面を構成しており、上部構造体5の下面に当接することにより、光ファイバ7の端面7aと光素子40とが垂直方向に位置決めされる。ここで樹脂製基板31に用いられる材料としては、絶縁かつ高熱伝導性を有していれば特に限定されるものではなく、たとえば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂に炭酸カルシウムやシリカ等の無機充填材を配合したものを挙げることができる。
樹脂製基板31上における光素子40の後方には、光素子40のドライバ集積回路装置41が搭載されており、光素子40とドライバ集積回路装置41はボンディングワイヤによって接続されている。その他、樹脂製基板31上には他の電子部品が搭載されていると共に、樹脂製基板31上の電子部品は、電子部品の直下あるいは電気配線33等を介して、樹脂製基板31の内部配線を通じて、樹脂製基板31の裏面に設けられた、たとえばピッチ500μm、直径300〜350μm、高さ10μmで配置された裏面電極に電気的に接続されている。
樹脂製基板31上における光素子40の両側の位置には、突出高さ2mm、突出部分の直径0.7mmの樹脂製の一対の位置決めピン42が位置決め部90として立設されており、これらの位置決めピン42が上部構造体5の位置決め穴11に挿入されることにより電子部品搭載基板30と上部構造体5が水平方向に位置決めされるようになっている。この位置決めピン42は、樹脂製基板31と一体に成形される。
図5に示すように、電子部品搭載基板30は、壁部32に囲まれたキャビティ34内に電子部品が搭載されており、光素子40は、キャビティ34の底面における底上げされた段差面36に搭載されている。すなわち、光素子40が搭載された段差面36は、ドライバ集積回路装置41などの他の電子部品が搭載された底面35から底上げされており、上部構造体5を電子部品搭載基板30の壁部32の上面32aに当接させて光接続したときに、上部構造体5の光ファイバ7の端面7aと光素子40との垂直方向の距離が、電子部品搭載基板30の壁部32の上面32aと段差面36により規定されるようになっている。
さらに、電子部品搭載基板30に壁部32を設けることで、段差面36よりも低い底面35に搭載されたドライバ集積回路装置41などの他の電子部品が、壁部32から上方に突出せずにキャビティ34内に収納されており、これにより上部構造体5を電子部品搭載基板30の壁部32の上面32aに当接させて光接続できるようになっている。
段差面36の底面35からの高さは、光接続の結合効率等を考慮して適宜の高さとすることができ特に制限はないが、たとえば条件に応じて数μm〜数百μmとすることができる。段差面36は、樹脂製基板31の成形時に形成されるようにする。
以上の樹脂製基板31は、たとえば、金型樹脂成形にて製造することができる。樹脂成形の際に金属体をインサート成形することによって内部配線が形成される。樹脂製基板31表面の電気配線33や裏面電極は、圧着、蒸着、めっき等の手段で薄膜を形成することで実現される。
光モジュール1を図1のように光接続および電気接続が切り離された状態から図2のように光接続および電気接続をした状態に組み立てる際には、まず、図1の配線基板70上に固定された嵌合部材50の開口部51内に異方導電性シート60を配置する。次いでその上に電子部品搭載基板30を配置し、さらにその上から上部構造体5を嵌合部材50に垂直に嵌め込む。
このとき、電子部品搭載基板30の位置決めピン42が上部構造体5の位置決め穴11に挿入されて、電子部品搭載基板30に対して上部構造体5が水平方向に所定の精度、たとえば3〜5μmの精度で位置決めされると共に、保持部材6の側面が嵌合部材50の側板部53に規制されて、電子部品搭載基板30が配線基板70に対して間接的に水平方向に位置決めされる。配線基板70上には、ピッチ500μm、直径300〜350μmのはんだバンプが形成されており、これらのはんだバンプに対して、電子部品搭載基板30の下面に設けられたピッチ500μm、直径300〜350μmの裏面電極が位置合わせされる。
そして、嵌合部材50の弾性により上部構造体5は下方に押圧され、これにより異方導電性シート60が加圧されて導通状態となる。これにより、異方導電性シート60を介して電子部品搭載基板30の裏面電極と配線基板70上のはんだバンプとが電気的に接続される。
また、電子部品搭載基板30の位置決めピン42が上部構造体5の位置決め穴11に挿入されることにより、図6の断面図に示すように光ファイバ7の端面7aと、光素子40との水平方向の位置決めがされると共に、保持部材6の下面6aと光素子搭載基板30の壁部32の上面32aとが当接することにより、光ファイバ7の端面7aと、光素子40との垂直方向の位置決めがされて、これらが光学的に接続される。
以上のようにして、光モジュール1は図2に示す状態で垂直方向へ電気的および光学的に接続され、光ファイバ7を通じて外部との間で伝送される光信号の送受信が可能な状態とされる。
そして、たとえば保守交換時などにおいては、上部構造体5を嵌合部材50から垂直に抜き出すことで光接続を容易に切り離すことができ、次いで光素子搭載基板30を異方導電性シート60上から垂直に取り出すことで電気接続を容易に切り離すことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。たとえば、上記実施形態では、位置決め部90として、樹脂製基板31上の光素子40の両側の位置に一対の位置決めピン42を設け、上部構造体5にはこれらの位置決めピン42に対応する位置決め穴11を設けているが、位置決めピンの数、位置、形状等は特に限定されるものではない。たとえば、樹脂製基板31上の光素子40の両側の位置に一対の位置決め穴を設け、これに対応する一対の位置決めピンを上部構造体5に設けるようにしてもよいし、樹脂製基板31に断面V字状溝を設け、これに対応する断面V字状突起を上部構造体5に設けるようにしてもよいし、あるいはこれらの組み合わせてもよい。断面V字状溝とこれに対応する断面V字状突起を位置決め部90として採用した場合、上部構造体5と電子部品搭載基板30とが水平方向と垂直方向に精度よく位置決めされ、これによって上部構造体5の光伝送体の端面と電子部品搭載基板30の光素子40とを効果的に光学的に接続させることができる。このような樹脂基板31に形成される位置決め部90としての位置決めピンや断面V字状突起は樹脂製であり、樹脂製基板31の成形時に一体に成形される。また、樹脂基板31に形成される位置決め部90が位置決め穴や断面V字状溝である場合についても、樹脂基板31成形時に形成されるようにする。
また、上記の実施形態では、図7(a)のように、電子部品搭載基板30のキャビティ34内における他の電子部品80が搭載された隣接面81に対して底上げされた段差面36に光素子40を搭載したが、光素子40および他の電子部品80の相対的な厚さに応じて、図7(b)のように、電子部品搭載基板30のキャビティ34内における他の電子部品80が搭載された隣接面81に対して底下げされた段差面36に光素子40を搭載するようにしてもよい。このように、光素子40および他の電子部品80の相対的な厚さに応じた段差面36を形成することで、他の電子部品80の厚さに制限されることなく、上部構造体5の光ファイバ7の端面7aと電子部品搭載基板30の光素子40との光接続のための光学的な条件に応じて、光素子40が搭載される段差面36のキャビティ34の深さを適切に設定することができる。
上記の実施形態では、電子部品搭載基板30と配線基板70とを異方導電性シート60を介して電気接続する例を示したが、その他、電子部品搭載基板30と配線基板70とを電気コネクタを介して電気接続する構造、電子部品搭載基板30の裏面電極を配線基板70にはんだ接続した構造など、電子部品搭載基板30と配線基板70との電気接続は各種の構造とすることができる。
上記の実施形態では、嵌合部材50を用いて上部構造体5を垂直方向へ着脱自在に装着し、電子部品搭載基板30の光素子40に対して上部構造体5の光伝送路を光学的に接続するようにしたが、このような機能を有する装着構造として、他の機構によるものを用いるようにしてもよい。たとえば、配線基板70に嵌合穴を設けると共に、上部構造体5にラッチ構造を設けて、上部構造体5のラッチ構造を配線基板70の嵌合穴に嵌合させて装着するようにしてもよい。
光素子40として、レーザダイオードなどのVCSEL以外の面発光素子を用いてもよく、PINフォトダイオード以外の面受光素子を用いるようにしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態における光モジュールを示す斜視図であり、光接続および電気接続を切り離した状態を示す。 図2は、図1の光モジュールにおける光接続および電気接続をした状態を示す斜視図である。 図3は、上部構造体の上側部材、光ファイバ、および下側部材の配置状態を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 図4は、電子部品搭載基板の斜視図である。 図5は、電子部品搭載基板の断面図である。 図6は、上部構造体と電子部品搭載基板とが光接続された状態を示す断面図である。 図7は、本発明の他の実施形態における光モジュールの電子部品搭載基板の部分断面図である。
符号の説明
1 光モジュール
5 上部構造体
6 保持部材
6a 下面
7 光ファイバ
7a 端面
8 テープファイバ
10 上側部材
11 位置決め穴
12 肩部
20 下側部材
30 電子部品搭載基板
31 樹脂製基板
32 壁部
32a 上面
33 電気配線
34 キャビティ
35 底面
36 段差面
40 光素子
41 ドライバ集積回路装置
42 位置決めピン
50 嵌合部材
51 開口部
52 突条部
53 側板部
54 突起部
60 異方導電性シート
65a 外部側光軸
65b 光素子側光軸
70 配線基板
80 他の電子部品
81 隣接面
90 位置決め部

Claims (3)

  1. 光信号を伝送する光伝送路と、光信号を電気信号に変換し、または電気信号を光信号に変換する光素子とを光学的に接続する光モジュールであって、光伝送路を形成する光伝送体および当該光伝送体を保持する保持部材を備えた上部構造体と、配線基板上に配置され、光素子を含む電子部品が樹脂製基板に搭載された電子部品搭載基板と、配線基板上の電子部品搭載基板の上面に上部構造体を垂直方向に押圧して固定することにより、電子部品搭載基板の光素子に対して上部構造体の光伝送路を光学的に接続する装着体とを備えていることを特徴とする光モジュール。
  2. 上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが位置決めされて光学的に接続される位置決め部が、電子部品搭載基板の樹脂製基板と一体に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 電子部品搭載基板の樹脂製基板には、電子部品が搭載され、周縁に立設された壁部で囲まれるキャビティが形成されており、上部構造体を電子部品搭載基板上に配置したときに、上部構造体が電子部品搭載基板の樹脂製基板の壁部上面が当接することにより、上部構造体の光伝送体と電子部品搭載基板の光素子とが垂直方向に位置決めされて光学的に接続されることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
JP2008072455A 2008-03-19 2008-03-19 光モジュール Active JP5109087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008072455A JP5109087B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 光モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008072455A JP5109087B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 光モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009229601A true JP2009229601A (ja) 2009-10-08
JP5109087B2 JP5109087B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=41245107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008072455A Active JP5109087B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5109087B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276668A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Tomoegawa Paper Co Ltd 光学接続構造
CN111830645A (zh) * 2019-04-22 2020-10-27 住友电气工业株式会社 光收发器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08335486A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd 半導体パッケージ接続用ソケット
JP2004348123A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Fujikura Ltd 光トランシーバ
JP2005070082A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Ngk Spark Plug Co Ltd 光部品支持基板及びその製造方法、光部品付き光部品支持基板及びその製造方法
JP2006330260A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Fujikura Ltd 光コネクタ
JP2008015348A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Seiko Epson Corp 光モジュール用パッケージおよび光モジュール

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08335486A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd 半導体パッケージ接続用ソケット
JP2004348123A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Fujikura Ltd 光トランシーバ
JP2005070082A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Ngk Spark Plug Co Ltd 光部品支持基板及びその製造方法、光部品付き光部品支持基板及びその製造方法
JP2006330260A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Fujikura Ltd 光コネクタ
JP2008015348A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Seiko Epson Corp 光モジュール用パッケージおよび光モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276668A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Tomoegawa Paper Co Ltd 光学接続構造
CN111830645A (zh) * 2019-04-22 2020-10-27 住友电气工业株式会社 光收发器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5109087B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184708B1 (ja) 光モジュール
WO2009128413A1 (ja) 光モジュール取付ユニット及び光モジュール
JP5223050B2 (ja) 光モジュール
US7171066B1 (en) Optical module and optical transmission device
JP5019639B2 (ja) 並列光伝送装置
US9071353B2 (en) Optical module, optical transmission device and method of manufacturing optical transmission device
US8888381B2 (en) Optical module base and optical module
JP5109087B2 (ja) 光モジュール
JP4850149B2 (ja) 光モジュール
JP4807091B2 (ja) 光伝送モジュール用コネクタ構造
JP4867046B2 (ja) 光モジュール
JP4856028B2 (ja) 光モジュール
JP4867047B2 (ja) 光モジュール
JP4850147B2 (ja) 光モジュール
JP2012069882A (ja) 光モジュール
JP5246534B2 (ja) 光モジュール
JP2009198921A (ja) 光モジュール
JP5246537B2 (ja) 光素子・電子部品実装ボード
JP5223047B2 (ja) 光モジュール
JP5047388B2 (ja) 光モジュール
JP5094277B2 (ja) 光モジュール
JP5246535B2 (ja) 光モジュール
JP5503693B2 (ja) 光コネクタ付き光モジュール、及び、光コネクタ付き光モジュールを有する並列光伝送装置
JP4899762B2 (ja) 光電気変換装置
JP5113365B2 (ja) 光電気変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120906

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5109087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250