JP2008268238A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】供給搬送路9の側壁が現像ローラ5と上記側壁との対向部の所定のギャップを通過する現像ローラ5に担持された回収現像剤の量を、所定の方法によって画像濃度ムラが目視で認められる程度より小さくなるように規制するので、ギャップGcを通り抜けるトナー濃度の低下した回収現像剤の量を抑えることができる。これにより、連れ回り現象に伴って供給搬送路9から供給されるトナー濃度が適切に調整された現像剤に混入するトナー濃度の低い回収現像剤の量を極力抑えることができる。よって、連れ周り現象によって生じる画像濃度ムラを目視で認められない程度にすることが可能となる。
【選択図】図1
Description
ところが、このように現像剤供給搬送路と現像剤回収搬送路とを1つの搬送路で兼用すると、現像ローラに供給する適切なトナー濃度に調整された現像剤にトナーが消費された現像剤が混入することになるので、現像ローラに供給される現像剤のトナー濃度が低下し、現像時の画像濃度が低下してしまうといった不具合が生じる。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、目視で画像濃度ムラが認められる程度は、所定の方法で求めた画像濃度の最も高い部分と最も低い部分との画像濃度差が0.2を超えるものであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の現像装置において、上記ギャップは、0[mm]より大きく1.0[mm]以下の間隔であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の現像装置において、上記側壁には磁性体が設けられており、上記ギャップは、0[mm]より大きく1.5[mm]以下の間隔であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3、または4の現像装置において、現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2の現像装置において、現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設け、上記ギャップが、0[mm]より大きく0.5[mm]以下の間隔であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2の現像装置において、現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設け、上記側壁には磁性体が設けられており、上記ギャップが、0[mm]より大きく0.7[mm]以下の間隔であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、現像手段と、潜像像担持体、帯電手段またはクリーニング手段から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、該現像手段として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を備えることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、該現像手段として、請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、現像手段と、潜像像担持体、帯電手段またはクリーニング手段から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において、該プロセスカートリッジとして請求項8のプロセスカートリッジを備えることを特徴とするものである。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、複数の感光体が並行配設されたタンデム型のカラーレーザー複写機(以下、単に「複写機」という)の一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複写機はプリンタ部100、これを載せる給紙装置200、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ300などを備えている。また、このスキャナ300の上に固定された原稿自動搬送装置400なども備えている。
プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kは、ドラム状の感光体1、帯電装置、現像装置4、クリーニング装置、除電器などを有している。
帯電手段たる帯電装置によって、感光体1Yの表面は一様帯電される。帯電処理が施された感光体1Yの表面には、光書込ユニット21によって変調及び偏向されたレーザ光が照射される。すると、照射部(露光部)の電位が減衰する。この減衰により、感光体1Y表面にY用の静電潜像が形成される。形成されたY用の静電潜像は現像手段たる現像装置4Yによって現像されてYトナー像となる。
Y用の感光体1Y上に形成されたYトナー像は、後述の中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の感光体1Yの表面は、クリーニング装置によって転写残トナーがクリーニングされる。
Y用のプロセスカートリッジ18Yにおいて、クリーニング装置によってクリーニングされた感光体1Yは、除電器によって除電される。そして、帯電装置によって一様帯電せしめられて、初期状態に戻る。以上のような一連のプロセスは、他のプロセスカートリッジ18M,C,Kについても同様である。
中間転写ユニット17は、中間転写ベルト110やベルトクリーニング装置90などを有している。また、張架ローラ14、駆動ローラ15、二次転写バックアップローラ16、4つの一次転写バイアスローラ62Y,M,C,Kなども有している。
中間転写ベルト110は、張架ローラ14を含む複数のローラによってテンション張架されている。そして、図示しないベルト駆動モータによって駆動される駆動ローラ15の回転によって図中時計回りに無端移動せしめられる。
4つの一次転写バイアスローラ62Y,M,C,Kは、それぞれ中間転写ベルト110の内周面側に接触するように配設され、図示しない電源から一次転写バイアスの印加を受ける。また、中間転写ベルト110をその内周面側から感光体1Y,M,C,Kに向けて押圧してそれぞれ一次転写ニップを形成する。各一次転写ニップには、一次転写バイアスの影響により、感光体1と一次転写バイアスローラ62との間に一次転写電界が形成される。
Y用の感光体1Y上に形成された上述のYトナー像は、この一次転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト110上に一次転写される。このYトナー像の上には、M,C,K用の感光体1M,C,K上に形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト110上には多重トナー像たる4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト110上に重ね合わせ転写された4色トナー像は、後述の二次転写ニップで図示しない記録体たる転写紙に二次転写される。二次転写ニップ通過後の中間転写ベルト110の表面に残留する転写残トナーは、図中左側の駆動ローラ15との間にベルトを挟み込むベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
中間転写ユニット17の図中下方には、2本の張架ローラ23によって紙搬送ベルト24を張架している二次転写装置22が配設されている。紙搬送ベルト24は、少なくとも何れか一方の張架ローラ23の回転駆動に伴って、図中反時計回りに無端移動せしめられる。2本の張架ローラ23のうち、図中右側に配設された一方の張架ローラ23は、中間転写ユニット17の二次転写バックアップローラ16との間に、中間転写ベルト110及び紙搬送ベルト24を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ユニット17の中間転写ベルト110と、二次転写装置22の紙搬送ベルト24とが接触する二次転写ニップが形成されている。そして、この一方の張架ローラ23には、トナーと逆極性の二次転写バイアスが図示しない電源によって印加される。この二次転写バイアスの印加により、二次転写ニップには中間転写ユニット17の中間転写ベルト110上の4色トナー像をベルト側からこの一方の張架ローラ23側に向けて静電移動させる二次転写電界が形成される。後述のレジストローラ対49によって中間転写ベルト110上の4色トナー像に同期するように二次転写ニップに送り込まれた転写紙には、この二次転写電界やニップ圧の影響を受けた4色トナー像が二次転写せしめられる。なお、このように一方の張架ローラ23に二次転写バイアスを印加する二次転写方式に代えて、転写紙を非接触でチャージさせるチャージャを設けてもよい。
図3に示すように感光体1は図中矢印G方向に回転しながら、その表面を不図示の帯電装置により帯電される。帯電された感光体1の表面は不図示の露光装置より照射されたレーザ光により静電潜像を形成された潜像に現像装置4からトナーを供給され、トナー像を形成する。
また、現像ローラ5に現像剤を供給しながら図3の奥方向に現像剤を搬送する供給搬送部材としての供給スクリュ8を有している。供給スクリュ8は、回転軸とこの回転軸に設けられた羽部とを備え、回転することにより軸方向に現像剤を搬送する現像剤搬送スクリュである。
現像ローラ5の供給スクリュ8との対向部から表面移動方向下流側には、現像ローラ5に供給された現像剤を現像に適した厚さに規制する現像剤規制部材としてのステンレスからなる現像ドクタ12を備えている。そして、現像ドクタ12によって薄層化された現像剤を感光体1との対抗部である現像領域まで搬送し現像を行う。
供給搬送路9と攪拌搬送路10とは仕切り部材としての第一仕切り壁133によって仕切られている。第一仕切り壁133の供給搬送路9と攪拌搬送路10とを仕切る箇所は図中手前側と奥側との両端は開口部となっており、供給搬送路9と攪拌搬送路10とが連通している。
なお、供給搬送路9と回収搬送路7とも第一仕切り壁133によって仕切られているが、第一仕切り壁133の供給搬送路9と回収搬送路7とを仕切る箇所には開口部を設けていない。
また、攪拌搬送路10と回収搬送路7との2つの搬送路は仕切り部材としての第二仕切り壁134によって仕切られている。第二仕切り壁134は、図中手前側が開口部となっており、攪拌搬送路10と回収搬送路7とが連通している。
また、現像装置4では、現像剤を収容する現像剤収容部を供給搬送路9、回収搬送路7及び攪拌搬送路10によって構成する。
現像ローラ5から回収搬送路7に送られ、回収スクリュ6によって回収搬送路7の現像剤搬送方向下流端まで搬送された回収現像剤は第二仕切り壁134の回収開口部93より攪拌搬送路10に供給される(図4中矢印F)。
そして、攪拌搬送路10は、供給された余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌し、攪拌スクリュ11の現像剤搬送方向下流側であり、供給スクリュ8の現像剤搬送方向上流側に搬送し、第一仕切り壁133の供給開口部91より供給搬送路9に供給される(図4中矢印D)。
攪拌搬送路10では攪拌スクリュ11によって、回収現像剤、余剰現像剤及びトナー補給口から必要に応じて補給されるプレミックストナーを、回収搬送路7及び供給搬送路9の現像剤と逆方向に攪拌搬送する。そして、現像剤搬送方向下流側で連通している供給搬送路9の現像剤搬送方向上流側に攪拌された現像剤を移送する。なお、攪拌搬送路10の下方には、不図示のトナー濃度センサが設けられ、センサ出力により詳細は後述するトナー補給装置を作動し、トナー収納部からトナー補給を行う。
例えば、A4サイズ全ベタの画像を連続プリントし、回収搬送路7内のトナー濃度の低下した回収現像剤が現像ローラ5にギャップGcを通過する箇所での現像剤の通過量が変化しない程度に連れ回る状態になった以降(予備実験で何枚以上連続プリントすれば連れ回り現象が生じるのかを調べている場合はそのプリント枚数以降)の転写紙に転写された画像について目視で画像濃度ムラを確認しても良い。このとき、ギャップGcは現像ローラ長手方向で同一にし、0.2[mm]から2.0[mm]まで0.1[mm]ずつ変化させて各ギャップGcごとに画像形成を行い目視で画像濃度ムラを確認すれば良い。そして、目視で画像濃度ムラが認められないものを○、目視で画像濃度ムラが認められるものを×、のような評価を行う。このとき、評価基準となるサンプルを数種類用意し、そのサンプルと比較することで評価を行う者によって評価のばらつきが生じるのを抑制することができる。
また、装置本体内の反射型光学濃度測定装置などを用いてID測定するなどのその他の公知の画像濃度ムラの有無を把握することが可能な方法を用いることができる。つまり、ギャップGcを通過する現像剤の通過量が変化しない程度に連れ回る状態になった以降の画像についての画像濃度(ID)の測定結果は測定方法によらず同じになるので、その画像濃度(ID)から求めたID偏差も測定方法によらず同じになるからである。
本実施形態においては、説明した基本的な構成は実施形態1で説明した構成と同様であるので説明を省略し、本実施形態における特徴部について説明する。
例えば、A4サイズ全ベタの画像を連続プリントし、回収搬送路7内のトナー濃度の低下した回収現像剤が現像ローラ5にギャップGcを通過する箇所での現像剤の通過量が変化しない程度に連れ回る状態になった以降(予備実験で何枚以上連続プリントすれば連れ回り現象が生じるのかを調べている場合はそのプリント枚数以降)の転写紙に転写された画像について目視で画像濃度ムラを確認してもよい。このとき、ギャップGcは現像ローラ長手方向で同一にし、0.2[mm]から2.0[mm]まで0.1[mm]ずつ変化させて各ギャップGcごとに画像形成を行って目視で画像濃度ムラを確認すれば良い。そして、目視で画像濃度ムラが認められないものを○、目視で画像濃度ムラが認められるものを×、のような評価を行う。このとき、評価基準となるサンプルを数種類用意し、そのサンプルと比較することで評価を行う者によって評価のばらつきが生じるのを抑制することができる。
また、装置本体内の反射型光学濃度測定装置などを用いてID測定するなどのその他の公知の画像濃度ムラの有無を把握することが可能な方法を用いても良い。つまり、ギャップGcを通過する現像剤の通過量が変化しない程度に連れ回る状態になった以降の画像についての画像濃度(ID)の測定結果は測定方法によらず同じになるので、その画像濃度(ID)から求めたID偏差も測定方法によらず同じになるからである。
また、本実施形態によれば、目視で画像濃度ムラが認められる程度は、上述した所定の方法で求めた画像濃度の最も高い部分と最も低い部分との画像濃度差が0.2を超えるものである。このように評価基準を設けることで評価を行う者によって評価のばらつきが生じるのを抑制することができる。
また、実施形態1によれば、ギャップGcを0[mm]より大きく1[mm]以下の間隔にすることで、連れ回り現象に伴って回収現像剤が供給現像剤に混入するのを抑制することができ、実使用可能な安定した画像濃度の画像を得ることができる。
また、実施形態2によれば、現像ローラ5と対向する供給搬送路側壁部140に板状磁性体である磁性板150を設けた場合には、ギャップGcを0[mm]より大きく1.5[mm]以下の間隔にすることで、連れ回り現象に伴って回収現像剤が供給現像剤に混入するのを抑制することができ、実使用可能な安定した画像濃度の画像を得ることができる。
また、各実施形態によれば、現像に用いられずに供給搬送路9の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、現像ローラ5から回収され回収搬送路7の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、現像ローラ5の軸線方向に沿って、且つ、余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌しながら供給スクリュ8とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材である攪拌スクリュ11を備え、現像剤を供給搬送路9に供給する現像剤攪拌搬送路である攪拌搬送路10を有し、回収搬送路7と攪拌搬送路10との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材であるヒートシール136を設けている。これにより、新たにプリセットケースを設けることなく現像装置4内に初期現像剤をプリセットすることができるので、専用のプリセットケースを設けない分、装置本体内の省スペース化が可能となる。
また、実施形態1によれば、現像に用いられずに供給搬送路9の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、現像ローラ5から回収され回収搬送路7の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、現像ローラ5の軸線方向に沿って、且つ、余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌しながら供給スクリュ8とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材である攪拌スクリュ11を備え、現像剤を供給搬送路9に供給する現像剤攪拌搬送路である攪拌搬送路10を有し、回収搬送路7と攪拌搬送路10との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材であるヒートシール136を設け、現像ギャップGcを0[mm]より大きく0.5[mm]以下の間隔となるように構成している。これにより、現像装置4の運搬時の振動などによって供給搬送路9からギャップGcを通って回収搬送路7へ現像剤が落下するのを抑制することができる。
また、実施形態2によれば、現像に用いられずに供給搬送路9の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、現像ローラ5から回収され回収搬送路7の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、現像ローラ5の軸線方向に沿って、且つ、余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌しながら供給スクリュ8とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材である攪拌スクリュ11を備え、現像剤を供給搬送路9に供給する現像剤攪拌搬送路である攪拌搬送路10を有し、回収搬送路7と攪拌搬送路10との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材であるヒートシール136を設け、現像ローラ5と対向する供給搬送路側壁部140に磁性板150を設けた場合には、現像ギャップGcを0[mm]より大きく0.7[mm]以下の間隔となるように構成することで、現像装置4の運搬時の振動などによって供給搬送路9からギャップGcを通って回収搬送路7へ現像剤が落下するのを抑制することができる。
また、各実施形態によれば、現像手段である現像装置4と、感光体1、帯電手段である帯電装置またはクリーニング手段であるクリーニング装置から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、現像手段として本発明の現像装置4を用いることにより、上記した効果に加えて現像装置4の交換作業などを容易に行うことができる。
また、各実施形態によれば、潜像を担持する潜像担持体である感光体1と、感光体1上の潜像を現像剤で現像する現像手段である現像装置4とを備えた画像形成装置である複写機において、現像装置4として本発明の現像装置4を用いることにより上記のような効果を得ることができる。
また、各実施形態によれば、現像装置4と、感光体1、帯電手段である帯電装置またはクリーニング手段であるクリーンング装置から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体である複写機に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えた複写機において上記のような効果を得ることができる。
5 現像ローラ
6 回収スクリュ
7 回収搬送路
8 供給スクリュ
9 供給搬送路
10 攪拌搬送路
11 攪拌スクリュ
12 現像ドクタ
14 張架ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写バックアップローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
44 給紙カセット
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
57 スタック部
62 一次転写バイアスローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
104 現像装置
110 中間転写ベルト
111 攪拌スクリュ
112 現像剤攪拌搬送路
115 現像ローラ
133 第一仕切り壁
134 第二仕切り壁
140 供給搬送路側壁部
150 磁性板
200 給紙装置
201 感光体
204 現像装置
205 現像ローラ
206 回収スクリュ
207 現像剤回収搬送路
208 供給スクリュ
209 現像剤供給搬送路
210 現像剤攪拌搬送路
211 攪拌スクリュ
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
401 供給スクリュ
402 現像剤供給搬送路
Claims (10)
- 磁性キャリアとトナーとからなる2成分現像剤を表面上に担持して回転し、潜像担持体と対向する箇所で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、
該現像剤担持体の軸線方向に沿って現像剤を搬送し、該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給搬送部材を備えた現像剤供給搬送路と、
該潜像担持体と対向する箇所を通過後の該現像剤担持体上から回収された該現像剤を該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該現像剤供給搬送部材と同方向に搬送する現像剤回収搬送部材を備えた現像剤回収搬送路とを有し、
該現像剤供給搬送路が該現像剤回収搬送路の上方に位置するように設けられた現像装置において、
該現像剤供給搬送路を構成する側壁と該現像剤担持体とが所定間隔のギャップを介して対向しており、
該側壁は、該現像剤担持体に担持されながら該ギャップを通過する現像剤の量を、画像濃度ムラが目視で認められる程度より小さくなるように規制する現像剤量規制手段として構成されることを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
目視で画像濃度ムラが認められる程度は、所定の方法で求めた画像濃度の最も高い部分と最も低い部分との画像濃度差が0.2を超えるものであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2の現像装置において、
上記ギャップは、0[mm]より大きく1.0[mm]以下の間隔であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2の現像装置において、
上記側壁には磁性体が設けられており、上記ギャップは、0[mm]より大きく1.5[mm]以下の間隔であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、または4の現像装置において、
現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、
上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2の現像装置において、
現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、
上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設け、上記ギャップが、0[mm]より大きく0.5[mm]以下の間隔であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2の現像装置において、
現像に用いられずに上記現像剤供給搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された余剰現像剤と、上記現像剤担持体から回収され上記現像剤回収搬送路の現像剤搬送方向最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路を有しており、
上記現像剤回収搬送路と上記現像剤攪拌搬送路との間に現像剤の受け渡しを遮断する取外し可能な仕切り部材を設け、上記側壁には磁性体が設けられており、上記ギャップが、0[mm]より大きく0.7[mm]以下の間隔であることを特徴とする現像装置。 - 現像手段と、潜像像担持体、帯電手段またはクリーニング手段から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
該現像手段として請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像を担持する潜像担持体と、
該潜像担持体上の潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、
該現像手段として、請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 現像手段と、潜像像担持体、帯電手段またはクリーニング手段から選ばれる少なくとも1つとを一体的に構成した、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において、
該プロセスカートリッジとして請求項8のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
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- 2007-04-16 JP JP2007106695A patent/JP2008268238A/ja active Pending
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