JP2008267034A - 地下埋設体の切断方法と引上げ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング5の内壁に縦に設けた液圧シリンダにより掘削体20を閉じ方向に動かすと同時に、ケーシングドライバー3によりケーシング5と共に掘削体20を回転または揺動させて地下埋設体4に切削溝を入れる。その後、ケーシングドライバー3によってケーシング5と共に掘削体20および地下埋設体4の切削溝形成部より上の部分を持ち上げて杭を切断する。この切断時に必要に応じてケーシング5と共に掘削体20を回転または揺動させる。ダブルクラウンを用い、バケット吊りロープに接続された掛金を第2のクラウンに掛け、バケット吊りロープを巻上げる巻上ウインチより強力な巻上げ力を有する装置を用いて掘削体20と共に地下埋設体4を引上げる。
【選択図】図11
Description
前記ケーシングドライバーによりケーシングを回転または揺動させてケーシングを地下埋設体の頂部から所定の深さに至る深さに建込み、
前記ケーシングの下部内壁に開閉可能に設けた複数枚の掘削体をケーシング内壁に縦に設けた液圧シリンダにより閉じ方向に動かすと同時に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体を回転または揺動させて地下埋設体に切削溝を入れ、
その後、前記掘削体を前記地下埋設体に食い込ませたままで前記ケーシングドライバーによって前記ケーシングと共に前記掘削体および地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げることにより、地下埋設体を切断することを特徴とする。
前記ケーシングドライバーによりケーシングを回転または揺動させて前記杭を囲むようにケーシングを杭の頂部から所定の深さに至る深さに建込み、
前記ケーシングの下部内壁に開閉可能に設けた複数枚の掘削体をケーシング内壁に縦に設けた液圧シリンダにより閉じ方向に動かすと同時に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体を回転または揺動させて杭を外周側より杭内部の鉄筋が切断可能な深さまで杭に切削溝を入れ、
その後、前記掘削体を前記杭に食い込ませたままで前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体および杭の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げることにより、杭を切断することを特徴とする。
前記地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げて切断する際に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングを回転または揺動させることによって、前記掘削体と共に地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を回転または揺動させて杭を切断することを特徴とする。
ハンマグラブバケットの頂部に設ける吊支用円筒を係止する係止爪を有する第1のクラウン以外に、第2のクラウンを設け、この第2のクラウンにより可撓性支持部材を介して前記第1のクラウンを支持し、
前記第2のクラウンを、前記バケット吊りロープの引上げ力より大きな引上げ力を発生させる巻上げ装置により可撓性支持部材を介して支持し、
前記第2のクラウンの係止爪に、前記バケット吊りロープに接続される部材に設けられる掛金を掛け、前記巻上げ装置により前記第2のクラウンを介して前記ハンマグラブバケットと共にこのハンマグラブバケットにより把持した地下埋設体を引上げることを特徴とする。
前記ハンマグラブバケットとして、筒状のバケット内に、押圧スプリングにより下方に押圧されかつ昇降可能な昇降フレームを設け、この昇降フレームをバケットの下部に開閉可能に設けられるシェルに連結し、前記昇降フレームに取付けた下シーブとバケット内に設けた上シーブとの間でワイヤロープを掛け回わし、このワイヤロープを、クレーンに搭載した第1の巻上ウインチにより巻取り繰出しされるバケット吊りロープに掛金を有する可撓性支持部材を介して接続し、前記バケットの頂部の吊支用円筒に回動可能に設けたラッチに前記掛金を係止させて前記バケットを前記バケット吊りロープにより支持したシェル開状態と、前記ラッチによる前記掛金の係止を解除して前記バケット吊りロープを巻上げたシェル閉状態とが取り得るハンマグラブバケットを用いると共に、
前記バケット吊りロープの引上げ力より大きな引上げ力を発生させる前記巻上げ装置として、前記クレーンに搭載した第2の巻上ウインチと、この第2の巻上ウインチにより巻取り繰出しされる巻上ロープと、前記ブームの頂部および頂部から垂下した位置で前記巻上ロープをそれぞれ掛け回す上下のシーブブロックを有するものを用い、
前記ラッチの下面に前記掛金を掛けて前記ハンマグラブバケットを前記バケット吊りロープにより支持して浮かせた状態から、前記第1の巻上ウインチの作動により前記バケット吊りロープを繰出し、前記切断された地下埋設体の頂部に前記シェルを被せると共に、前記吊支用円筒を下方に付勢する押圧スプリングのスプリング力により前記吊支用円筒を前記ハンマグラブバケットに対して相対的に下降させて前記ラッチを前記掛金から外す工程と、
前記掛金が前記ラッチから外れた状態で前記バケット吊りロープを前記第1の巻上ウインチにより巻上げて前記掛金を前記吊支用円筒より上方に抜け出させ、バケット内の前記昇降フレーム押圧用押圧スプリングのスプリング力に抗して前記昇降フレームを上昇させることにより、前記シェルを閉じ方向に作動させて地下埋設体の上部をシェルで把持する工程と、
前記第2の巻上ウインチの作動より前記巻上ロープを繰出して前記第2のクラウンを巻下げ、前記掛金を前記第2のクラウン内に通して前記掛金より下方に前記第2のクラウンを位置させる工程と、
前記第2の巻上ウインチにより前記巻上ロープを巻上げ、前記第2のクラウンに設けた係止爪上に前記掛金を掛け、さらに前記巻上ロープを巻上げ、前記巻上ロープの力によりハンマグラブバケットのシェルを閉じる力を発生させてシェルにより地下埋設体を把持する状態を維持すると同時に、前記ハンマグラブバケットと共に地下埋設体を引上げる工程とにより、切断された地下埋設体を地上に引上げることを特徴とする。
(1)杭頭出し
(1−1)油圧ショベル等で該当箇所を掘削し、撤去する杭4の杭頭の位置を確認して埋め戻す。
(1−2)このとき、杭4の杭芯を復元できるように逃げ芯を設置しておく。この逃げ芯とは、図11(A)〜(E)、図12(A)〜(C)の工程図に示すように、ケーシングドライバー3を載置する鉄板48に設けるものであり、この鉄板48の中心に設けられるケーシングの貫通可能な円穴の中心にX,Y方向に張った糸の交点を位置させたものである。
図11(A)に示すように、鉄板48に設けたガイドにケーシングドライバー3の4隅を合わせてケーシングドライバー3を載せ、逃げ芯から復元した杭4の杭芯(鉄板48のX,Y方向に張った糸の交点)にケーシングドライバー3の中心を合わせてケーシングドライバー3を設置する。また、図1に示すようにケーシングドライバー3はクレーン2と連結フレーム49により連結して掘削反力が取れるようにする。
ケーシング5をケーシングドライバー3に建込む。このケーシング5の建込みは、クレーン2の本体2aに搭載される主巻ウインチ56、補巻ウインチ57、第3ウインチ58のうち、第3ウインチ58を用いて行なう。この第3ウインチ58はブーム59の頂部に取付けたシーブブロックと可動のシーブブロック(いずれも図示せず)との間で巻上ロープを複数掛けしたもので、例えば約30t程度の重量を有するケーシングドライバー3を吊り上げることができるものである。
ケーシングドライバー3によりケーシング5を杭4の目標切断深度まで回転または揺動させて圧入する。すなわち図2に示したケーシングドライバー3内に貫挿したケーシング5を、液圧シリンダ16の収縮によりチャック装置19の可動バンド17を閉じ方向に作動させて把持し、液圧シリンダ12を収縮させて昇降フレーム13を下降させながら、液圧モータ14により回転体15を回転または揺動させて、図4に示したように、掘削爪30を有する先端部のケーシング5Aを付けたケーシング5を所定の深さに建込む。ここで、ケーシング5の頂部に取付けた液圧シリンダ23の液圧源7はケーシング5と共に回転する。このケーシング5を建込んだ状態を図11(B)に示す。
次に図4に示した液圧シリンダ23を伸長させ、掘削爪22を有する掘削体20を閉じ方向に作動させ、液圧モータ14によりケーシング5を回転または揺動させながら、杭4に外周から切削溝4x(図13参照)を設ける。この切削溝4xは杭4に埋設された鉄筋を切断できる深さ(通常はこの鉄筋は杭4の表面から鉄筋の芯にいたる深さが10〜15cm程度の深さになるように円環状に埋設される。)に設ける。この切削溝4xを設ける際の作業状態を図11(C)に示す。
次に掘削体20を杭4に食い込ませたまま、ケーシングドライバー3の液圧シリンダ12を伸長させて回転体15をケーシング5、掘削体20と共に持ち上げることにより、杭4を切削溝4xより上の部分を切削溝4xより下の部分から分離、すなわち切断する。これはコンクリートの性質として引張強度が圧縮強度の1/13〜1/10であることを利用したもので、例えば場所打ち杭に使用されるコンクリートの圧縮強度は32N/mm2程度であることから、引張強度は2.5〜3.2N/mm2程度になるため、未切削部の径を700mm程度とすると、80〜100t程度の引上げ力で切断できることになる。ここで、ケーシングドライバー3の液圧シリンダ12による引抜き力は通常例えば200t以上にも達するので、例えば切断された杭4Aの部分やケーシング5等を含めた重さが例えば30tであり、切断に要する力前記80〜100tを付加されたとしても、ケーシングドライバー3の引上げ力よりはるかに小さいので、容易に切断できる。この切断後の状態を図11(D)に示す。
図11(D)に示すように、ケーシング5と共に掘削体20を持ち上げて切断しようとしても切断できない場合には、液圧モータ14を作動させてケーシング5、掘削体2と共に杭4の切削溝4xより上の部分4Aを回転または揺動させることにより、杭4の切断を行なう。これもコンクリートのせん断強度が圧縮強度の1/6〜1/4である性質を利用したものである。
なお、持ち上げにより杭4の切断が行なえたか否かは、液圧シリンダ12のボトム側油圧を監視することにより確認できる。すなわち、この油圧が低下した時点が杭4の切断が完了した時点である。また、液圧シリンダ12の伸長によるケーシング5等を持ち上げると同時に、液圧モータ14の作動によりケーシング5を回転または揺動させながら杭4の切断を行なう場合も、液圧モータの入口側油圧の監視し、その油圧の低下によって杭の切断を確認することができる。なお、この切断を行なう場合、最初からケーシング5を持ち上げながらケーシング5を回転または揺動させて切断を行なってもよい。引上げながら回転力を与えてせん断させるとその切断に寄与する効果は大きい。特に鉄筋が残っている場合などに、鉄筋をねじ切って杭4を切断することができる。
次に、図1に示した補巻ウインチ57により巻取り繰出しされるバケット吊りロープ46により支持されたハンマグラブバケット45(図14参照)により、切断された杭4Aを図11(E)に示すように把持し、図12(A)に示すように地上に引上げて撤去する。図14は切断した杭4Aをハンマグラブバケット45のシェル45aにより把持した状態を示す。
次に図12(B)に示すように、前述した第3ウインチ58を用いて継ぎ足すべきケーシング5を吊り上げ、ケーシングドライバー3に貫挿されているケーシング5上に下ろし、継ぎ足す。そして液圧シリンダ16を伸長させてケーシング5のチャックを解除した状態で液圧シリンダ12の伸長により昇降フレーム13を持ち上げ、次に液圧シリンダ16を収縮させてチャック装置19の可動バンド17を閉じ方向に作動させてケーシング5を把持し、液圧シリンダ12を収縮させて昇降フレーム13を下降させながら、液圧モータ14により回転体15を回転または揺動させて、図4に示したように、掘削爪30を有する先端部のケーシング5Aで杭4の周囲を掘削しながらケーシング5を所定の深さに建込む。ケーシング5を建込んだ状態を図12(C)に示す。なお、ケーシング5の継ぎ足しの際には、液圧源7や無線制御装置37を搭載した作業台6はクレーン2によりケーシング5の頂部から外し、代わりにケーシング5をクレーン2により継ぎ足し用ケーシング5を吊り込んでケーシング5と縦配管42の継ぎ足しを行なう。その後、作業台6をケーシング5上に再度搭載する。
上記(3)ないし(8)の工程を既存杭の全部が撤去されるまで繰り返す。
Claims (5)
- 撤去すべき鉄筋コンクリート製地下埋設体の上の地盤にケーシングドライバーを設置し、
前記ケーシングドライバーによりケーシングを回転または揺動させてケーシングを地下埋設体の頂部から所定の深さに至る深さに建込み、
前記ケーシングの下部内壁に開閉可能に設けた複数枚の掘削体をケーシング内壁に縦に設けた液圧シリンダにより閉じ方向に動かすと同時に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体を回転または揺動させて地下埋設体に切削溝を入れ、
その後、前記掘削体を前記地下埋設体に食い込ませたままで前記ケーシングドライバーによって前記ケーシングと共に前記掘削体および地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げることにより、地下埋設体を切断することを特徴とする地下埋設体の切断方法。 - 撤去すべき鉄筋コンクリート製地下埋設体である杭の上の地盤にケーシングドライバーを設置し、
前記ケーシングドライバーによりケーシングを回転または揺動させて前記杭を囲むようにケーシングを杭の頂部から所定の深さに至る深さに建込み、
前記ケーシングの下部内壁に開閉可能に設けた複数枚の掘削体をケーシング内壁に縦に設けた液圧シリンダにより閉じ方向に動かすと同時に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体を回転または揺動させて杭を外周側より杭内部の鉄筋が切断可能な深さまで杭に切削溝を入れ、
その後、前記掘削体を前記杭に食い込ませたままで前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングと共に前記掘削体および杭の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げることにより、杭を切断することを特徴とする地下埋設体の切断方法。 - 請求項1または2に記載の地下埋設体の切断方法において、
前記地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を持ち上げて切断する際に、前記ケーシングドライバーにより前記ケーシングを回転または揺動させることによって、前記掘削体と共に地下埋設体の前記切削溝形成部より上の部分を回転または揺動させて杭を切断することを特徴とする地下埋設体の切断方法。 - 請求項1から3までのいずれかに記載の切断された地下埋設体を、クレーンに搭載した巻上ウインチで巻取り繰出しされるバケット吊りロープを介して支持されたハンマグラブバケットを用いて引上げる方法であって、
ハンマグラブバケットの頂部に設ける吊支用円筒を係止する係止爪を有する第1のクラウン以外に、第2のクラウンを設け、この第2のクラウンにより可撓性支持部材を介して前記第1のクラウンを支持し、
前記第2のクラウンを、前記バケット吊りロープの引上げ力より大きな引上げ力を発生させる巻上げ装置により可撓性支持部材を介して支持し、
前記第2のクラウンの係止爪に、前記バケット吊りロープに接続される部材に設けられる掛金を掛け、前記巻上げ装置により前記第2のクラウンを介して前記ハンマグラブバケットと共にこのハンマグラブバケットにより把持した地下埋設体を引上げることを特徴とする地下埋設体の引上げ方法。 - 請求項4に記載の地下埋設体の引上げ方法において、
前記ハンマグラブバケットとして、筒状のバケット内に、押圧スプリングにより下方に押圧されかつ昇降可能な昇降フレームを設け、この昇降フレームをバケットの下部に開閉可能に設けられるシェルに連結し、前記昇降フレームに取付けた下シーブとバケット内に設けた上シーブとの間でワイヤロープを掛け回わし、このワイヤロープを、クレーンに搭載した第1の巻上ウインチにより巻取り繰出しされるバケット吊りロープに掛金を有する可撓性支持部材を介して接続し、前記バケットの頂部の吊支用円筒に回動可能に設けたラッチに前記掛金を係止させて前記バケットを前記バケット吊りロープにより支持したシェル開状態と、前記ラッチによる前記掛金の係止を解除して前記バケット吊りロープを巻上げたシェル閉状態とが取り得るハンマグラブバケットを用いると共に、
前記バケット吊りロープの引上げ力より大きな引上げ力を発生させる前記巻上げ装置として、前記クレーンに搭載した第2の巻上ウインチと、この第2の巻上ウインチにより巻取り繰出しされる巻上ロープと、前記ブームの頂部および頂部から垂下した位置で前記巻上ロープをそれぞれ掛け回す上下のシーブブロックを有するものを用い、
前記ラッチの下面に前記掛金を掛けて前記ハンマグラブバケットを前記バケット吊りロープにより支持して浮かせた状態から、前記第1の巻上ウインチの作動により前記バケット吊りロープを繰出し、前記切断された地下埋設体の頂部に前記シェルを被せると共に、前記吊支用円筒を下方に付勢する押圧スプリングのスプリング力により前記吊支用円筒を前記ハンマグラブバケットに対して相対的に下降させて前記ラッチを前記掛金から外す工程と、
前記掛金が前記ラッチから外れた状態で前記バケット吊りロープを前記第1の巻上ウインチにより巻上げて前記掛金を前記吊支用円筒より上方に抜け出させ、バケット内の前記昇降フレーム押圧用押圧スプリングのスプリング力に抗して前記昇降フレームを上昇させることにより、前記シェルを閉じ方向に作動させて地下埋設体の上部をシェルで把持する工程と、
前記第2の巻上ウインチの作動より前記巻上ロープを繰出して前記第2のクラウンを巻下げ、前記掛金を前記第2のクラウン内に通して前記掛金より下方に前記第2のクラウンを位置させる工程と、
前記第2の巻上ウインチにより前記巻上ロープを巻上げ、前記第2のクラウンに設けた係止爪上に前記掛金を掛け、さらに前記巻上ロープを巻上げ、前記巻上ロープの力によりハンマグラブバケットのシェルを閉じる力を発生させてシェルにより地下埋設体を把持する状態を維持すると同時に、前記ハンマグラブバケットと共に地下埋設体を引上げる工程とにより、切断された地下埋設体を地上に引上げることを特徴とする地下埋設体の引上げ方法。
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