JP2008266923A - 防火シャッタ用安全装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャッタカーテン3の下端部に橋絡板11とストッパ脚12を設け、橋絡板11に防火シート9を取り付け、橋絡板11に固定された支持板16にプーリ30を設け、橋絡板11に受具26を固定し、プーリ30にワイヤ29を掛け渡し、ワイヤ29の一端を防火シート9の下部に固定するとともに、他端を受具26に対して相対的に下方から嵌合し下方に抜け出ることが可能な係合部材21の上端に取り付け、シャッタカーテン3がシャッタボックス内の巻取ドラムに巻き取られると、係合部材21が建物の天井部のまぐさに係合し、ワイヤ29を引っ張り、防火シート9を上方にまくし上げる。
【選択図】図2
Description
(1)防火シャッタを閉鎖した状態で、防火機能を十分発揮する防火シャッタ安全装置において、シャッタカーテンの下端に取り付けたストッパにより、火災時や点検時のシャッタ閉鎖の際に、シャッタカーテンと設置面の間に十分な隙間をとることができ、この隙間を耐熱性の防火シートで閉鎖でき、閉鎖時に人が挟まれても安全性が十分確保可能とする。
(1)防火シャッタを閉鎖した状態でも、防火機能を十分発揮することができ、防火シャッタを閉じた際にシャッタカーテンの下端に取り付けた門型のストッパが設置面に当接してシャッタ下方に隙間を形成することができ、この隙間及びこの隙間を閉鎖する防火シートの幅を上下方向の寸法を十分とることができる。
この防火シャッタ1は、複数のスラット2が上下方向に連節されて成るシャッタカーテン3を備えている。左右一対のガイドレール5は、図1(b)に示すように、断面が凹型の溝4(以下、「凹溝」という。)を有している。互いに連節された複数のスラット2は、その左右両側縁の部分が、図1(a)、(b)に示すように、左右のガイドレール5の凹溝4内で移動可能な状態に装入されており、これにより、スラット2は、上下方向に案内されて昇降可能である。
門型ストッパ8は、図1(a)に示すように、スラット2と左右方向の幅が同じ橋絡板11と、この橋絡板11の左右両端から下方に伸びる左右のストッパ脚12とから門型に一体又は別体(本実施例の場合は一体)で構成されている。図1(a)、(b)に示すように、橋絡板11は、最下段のスラット2’にネジ13で固定されて取り付けられている。ストッパ脚12は、左右のガイドレール5の夫々の凹溝4内で上下方向に移動可能に嵌合されている。
防火シートの座板20の左右両端がガイドレール5の凹溝4内に入っているので、防火シート9は、火災時の熱風で煽られてもガイドレール5から抜けて通孔部14を開いてしまうようなことは防止される。しかしながら、火災時に、人Pが挟まって座板20の左右方向の片側を持ち上がったりした際に座板20がガイドレール5の凹溝4から外れると、火炎や熱風等を遮断することができなくなる。そこで、本発明では、座板の抜け止め機構を設けた。
本発明に係る防火シャッタ用安全装置7は、シャッタカーテン3をシャッタボックス6内に巻き上げて収納する際に、防火シート9をまくし上げるまくし上げ機構10を1又は2以上設けている。本実施例では、図1に示すように、このまくし上げ機構10を橋絡板11の長手方向(防火シャッタの横幅方向)に間隔をおいて左右に2つ設けている。この左右のまくし上げ機構10は、互いに同じ構成であり、代表として、左側のまくし上げ機構10の構成を以下、詳細に説明する。
以上の構成から成る本発明に係る防火シャッタ用安全示装置7の実施例の作用について以下説明する。火災時や点検時ではない平常時においては、図示はしないが、シャッタカーテン3は上方に配設されたシャッタボックス6内に巻き取られ、防火シャッタ1は開いている。火災時や点検時には、図1に示すように、シャッタカーテン3は、ブレーキの拘束を解いて、その自重により降下して、防火シャッタ1が閉鎖される。
2 スラット
2’最下段のスラット
3 シャッタカーテン
4 ガイドレールの凹溝
5 ガイドレール
6 シャッタボックス
7 防火シャッタ用安全装置
8 門型ストッパ
9 防火シート
10 防火シートまくし上げ機構
11 橋絡板
12 ストッパ脚
13、13’、24 ネジ
14 通孔部
15 設置面
16 支持板
17 抜止片
18 ヘッド付きガイドピン
19、62 案内ローラ
20、52 座板
21 座板片
21’ 一対の座板片の隙間
22 座板片の底部
23 座板片の垂直部
25、41、46、50 係合部材
26、26’、40、44、48 受具
27、43、47、51 係合部材の係合部
28 受け溝
29 ワイヤ
30 プーリ
31 左右の受け溝で囲まれたスペース
32 テーパ面
33 巻取ドラム
34 建物の天井部の構造体
35 建物の天井壁
36 まぐさ
37 折りたたみ部
38、68 引っ張りばね
39 中間補強片
53 抜け止め機構
54 座板部材
55 抜け止め片
56 抜け止め片の本体部
57 抜け止め片の枝部
58、59、63 ガイド用長孔
60、61 ヘッド付きガイドピン
64 ヘッド付きガイドピン
65、66 ばね取付部
67 圧縮ばね
Claims (6)
- 互いに連節された複数のスラットから成るシャッタカーテンを有する防火シャッタに設けられる安全装置であり、上記シャッタカーテンの下端部に取り付けられた橋絡板と該橋絡板の左右両端から下方に伸びる左右のストッパ脚とから形成された門型ストッパを有し、上記橋絡板に取り付けられ上記橋絡板と左右のストッパ脚で囲う通孔部を閉じる下端に座板が固定された耐熱性繊維材からなる防火シートとを備え、上記シャッタカーテンの左右の側縁部、防火シートの左右の側縁部、橋絡板の左右両端、及び左右のストッパ脚を左右のガイドレールの凹溝内で案内して上下方向に移動し、防火シャッタの開閉を行う防火シャッタ用安全装置において、
上記左右のストッパ脚は、その横幅が上記左右のガイドレールの凹溝の深さより小さく、正面から見て見えない状態で上記凹溝内に嵌合している構成であることを特徴とする防火シャッタ用安全装置。 - 互いに連節された複数のスラットから成るシャッタカーテンを有する防火シャッタに設けられる安全装置であり、上記シャッタカーテンの下端部に取り付けられた橋絡板と該橋絡板の左右両端から下方に伸びる左右のストッパ脚とから形成された門型ストッパを有し、上記橋絡板に取り付けられ上記橋絡板と左右のストッパ脚で囲う通孔部を閉じる下端に座板が固定された耐熱性繊維材からなる防火シートとを備え、上記シャッタカーテンの左右の側縁部、防火シートの左右の側縁部、橋絡板の左右両端、及び左右のストッパ脚を左右のガイドレールの凹溝内で案内して上下方向に移動し、防火シャッタの開閉を行う防火シャッタ用安全装置において、
上記橋絡板又は該橋絡板に固定された支持板に取り付けられた案内具と、
上記橋絡板に固定された受具と、
上記受具に対して上下方向に相対的に移動することで、該受具に下方から嵌合して受け止められ、かつ該受具から下方に向けて抜けることが可能である係合部を備えた係合部材と、
上記案内具にかけられて案内され、一端が上記防火シートの下部に取り付けられ、他端が上記係合部材の上端に取り付けられたワイヤと、を備え、
上記左右のストッパ脚は、その横幅が上記左右のガイドレールの凹溝の深さより小さく、正面から見て見えない状態で上記凹溝内に嵌合しており、
上記シャッタカーテンがシャッタボックス内の巻取ドラムに巻き取られると上記橋絡板、左右のストッパ脚及び防火シートが上方に移動し、上記係合部材の係合部が防火シャッタの取付けられた建築物の一部に係合し、上記受具から相対的に下方に抜けて上記案内具に対して相対的に移動して上記ワイヤを引っ張り、上記防火シートを上方にまくし上げることが可能な構成であることを特徴とする防火シャッタ用安全装置。 - 上記受具は正面から見て台形に形成されており、その左右両側縁に沿って折り返されて形成された全体として正面から見てハの字型の受け溝を有し、
上記係合部材は、上記ハの字型の受け溝に嵌合されて受け止められることが可能な正面から見て台形に形成された本体部と、該本体部の下端の上記係合部とを有するものであることを特徴とする請求項2記載の防火シャッタ用安全装置。 - 上記座板の両端には、抜止片が上記ガイドレールの凹溝内に向けてばねによって付勢され上記座板の長手方向に移動可能なように設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の防火シャッタ用安全装置。
- 上記抜止片の先端に回転可能な案内ローラを備えたことを特徴とする請求項4記載の防火シャッタ用安全装置。
- 上記受具の下端又は係合部材の上端にはテーパ面が形成されており、上記係合部材は、上記ワイヤに引っ張られて受具に相対的に下方から嵌合する際に上記テーパ面に沿って滑らかに案内される構成であることを特徴とする請求項3、4又は5記載の防火シャッタ用安全装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112392371A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-23 | 江西朝阳机械有限公司 | 一种防火折叠门 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11313901A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Suzuki Shutter Kogyo Kk | 防火・防煙シャッター |
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-
2007
- 2007-04-17 JP JP2007108745A patent/JP5138971B2/ja active Active
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