JP2008265629A - シートベルトのスライド式固定機構。 - Google Patents

シートベルトのスライド式固定機構。 Download PDF

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Abstract

【課題】 シートベルトを使用して自動車等の車両を運転する際において、シートベルトの締付けにより運転者に過度の張力が作用するのを阻止し、運転時における運転者の違和感、不快感、圧迫感から疲労を防止する。
【解決手段】 可撓性材料からなるシートベルト係止部材を装着し、該シートベルト係止部材には、挿通されたシートベルト接地面に、凹凸状の摩擦部を施し、シートベルト上を自在にスライドさせて、シートベルト装置の巻き込みによる力で摩擦抵抗を利用し、シートベルトを任意の部位で係止可能に構成し、腰部側シートベルト又は胸部側シートベルトの張力の調整を可能にせしめる。
【選択図】 図1

Description

本考案は自動車等の車両において、衝突等による衝撃力が生じた際に運転者を保護するシートベルトの車体への係合装置の改良に関する。
自動車においては、衝突等による衝撃力が生じた際に運転者を保護するため、シートベルト装置が装着されている。
このシートベルト装置は、
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図6に示すように車体の2箇所に端部が固定されたシートベルト1を止め金具2の嵌合孔2a内に挿通した後、該止め金具2を車体の係合部材4に嵌め止むことにより運転者の胸部及び腰部を締め、衝突時における慣性力により運転者が前方に投げ出されるのを阻止するように構成されている。
前記のような自動車用シートベルト装置においては、シートベルト使用時には、シートベルト1により運転者の身体を締めているため、自動車の運転者の特に腰の部分がシートベルトの締め付けにより、違和感、不快感、圧迫感から身体全体が疲れを感じるようになる。
このため、運転時には、運転者がシートベルト1を手で弛めながら運転しているのが現状である。
一方、前記のような身体への影響を小さくするため、シートベルトの巻き込みスプリングの張力を弱めると、シートベルト不使用時にシートベルトが充分にピラー部内に収納されず、またシートベルト使用時には運転者の胸部でのシートベルト位置が定まらず、安全装置としての機能を失うこととなる。
従って本考案の目的は、シートベルト使用時においては、運転者に過度の締付力が作用するのを阻止して運転時における運転者の疲労を防止し、かつ安全装置としてのシートベルトの機能を充分に発揮し得るシートベルト装置を提供することである。
本考案に係るシートベルト装置は、軟質プラスチック、ポリエチレン等の可撓性材料からなる着脱可能に形成したシートベルト係止部材をシートベルト止め金具手前の腰部側に掛け渡すシートベルトに装着し、該係止部材のシートベルト接地面に凹凸状の摩擦部を施し、シートベルト上を自在にスライドし、シートベルト装置の巻き込みによる力で摩擦抵抗を利用し、任意の部位で係止可能に構成したことを特徴とするものである。
シートベルトの使用時には、シートベルト係止部材をシートベルト止め金具に接する位置までスライドさせシートベルトを係止させる。
従って運転時に運転者が違和感、不快感、圧迫感から身体に疲れを感じた際には、シートベルトを装着したまま該ベルトの腰部側の部位を少し弛め、この状態で前記係止部材を止め金具に 接する所までスライドさせシートベルトを係止すれば、胸部側の部位は通常の張力のままで、腰部側の部位をやや弛めた状態で運転することができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている構造部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨でなく単なる説明例に過ぎない。

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図1〜図5において10はシートベルト係止部材であり、軟質プラスチック、ポリエチレン等の可撓性を有する材料から成る。
前記シートベルト係止部材10は、四角形の棒状外部10aと棒状外部10a左右より内側中央に対角線上に伸びる棒状内部10bよりなりシートベルト接地面には、滑り止めとして凹凸状の表面摩擦部10cと裏面摩擦部10dが施され、着脱可能に形成したH型内部空間のシートベルト挿入部10fよりシートベルトを挿入し、棒状内部10bに掛け渡し、左右挿通部10eへ通し取付けられる。
また、前記シートベルト係止部材10は、シートベルトを着脱可能に形成したH型空間が設けられ、シートベルトが挿入、挿通できる幅と空間を有している。
前記表面摩擦部10cと裏面摩擦部10dは、シートベルトの摩擦抵抗を高めるために凹凸状に形成され、摩擦効果のあるシートベルト係止部材10の形状によりシートベルト装置の巻き込みによる力で摩擦抵抗を利用し、任意の部位で係止可能にしている。
運転者は、衝突時の安全を確保するために、図6に示すように、シートベルト1の止め金具2の係合部2bを車体の係合部材4に係合させ、胸部側及び腰部側をシートベルト1により適当な張力により締めて自動車を運転する。
シートベルト1の張力は、巻き込み用スプリング(図示せず)により、該シートベルト1を外したとき、これが車両内のピラー部に充分に収納され得るような大きさに設定されている。
シートベルト1を締めたまま運転している途上で運転者が違和感、不快感、圧迫感により疲れを感じた際には、運転者は、図1に示すように、腰部側のシートベルト1bを所要量弛めた後、シートベルト係止部材10をシートベルト止め金具2に接する位置までスライドさせシートベルトを係止せしめる。
これにより、胸部側のシートベルト1aの張力を殆ど変えることなく、腰部側のシートベルト1bを所要量弛め張力を減じた状態で運転を行い得ることとなり、運転者は、違和感、不快感、圧迫感により疲れを感じることなく運転を続行することができる。
係止したシートベルトを元の状態に戻すには、シートベルト係止部材10を止め金具と逆方向にスライドさせるだけで、簡単に胸部側及び腰部側のシートベルト1a、1bの張力は均等化することができる。さらに、シートベルト係止部材10はシートベルトに装着されたままであるので、必要に応じて前記のように、シートベルト1の張力を変え得る状態が保持される。
また、当然のことながら、シートベルト係合部材10によりシートベルト1を任意の部位で係止できるので、シートベルト1の張力の微調整も可能となる。
尚、前記実施例は腰部側のシートベルト1bを弛める場合について示したが、胸部側のシートベルト1aを弛める場合も、勿論前記と同様な手法で施行可能である。
以上のように、本考案によれば、シートベルトの止め金具に装着したシートベルト係止部材によりシートベルトの張力を自由に調整できるので、運転時に運転者に過度のシートベルト締付け張力が作用するのを阻止することができ、これによる運転者の違和感、不快感、圧迫感から疲労を防止することができる。
また、シートベルトの係止部位を簡単に変更できるので、張力の微調整が可能となる。さらに、既存のシートベルト装置の部材を一切変更することなくシートベルト係止部材が装着可能であり、安全性を確保しつつ簡単かつ低コストの機構で以って運転者の疲労を除去することができる等の著しい効果を奏する。
本考案の実施例に係るシートベルト係止部材とその取付け外観図。 本考案の実施例に係るシートベルト係止部材の表面斜視図 本考案の実施例に係るシートベルト係止部材の裏面正面図。 本考案の実施例に係るシートベルト係止部材の取付け状況を示す表面斜視図 本考案の実施例に係るシートベルト係止部材の取付け状況を示す断面図。 シートベルト着用時の状態説明図。
符号の説明
1 シートベルト
1a胸部側シートベルト
1b腰部側シートベルト
2 止め金具
2aシートベルト嵌合孔
2bシートベルト係合部
3 止め金具落下止め
4 車体の係合部材
5 座席
10 シートベルト係止部材
10aシートベルト係止部材棒状外部
10bシートベルト係止部材棒状内部
10cシートベルト係止部材表面摩擦部
10dシートベルト係止部材表面摩擦部
10eシートベルト係止部材ベルト挿通部
10fシートベルト係止部材ベルト挿入部

Claims (1)

  1. シートベルトを車体に係止するための止め金具手前の腰部側に掛け渡すシートベルトに、着脱可能に形成した可撓性材料からなるシートベルト係止部材を装着し、該シートベルト係止部材には、挿通されたシートベルト接地面に、凹凸状の摩擦部を施し、シートベルト上を自在にスライドし、シートベルト装置の巻き込みによる力で摩擦抵抗を利用し、任意部位を係止可能に構成したことを特徴とするシートベルトのスライド式固定機構。
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