JP2008265482A - アクセルペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセルペダル装置において、構造の簡素化、低コスト化を図りつつ、ペダルアームのガタツキを防止する。
【解決手段】アクセルペダル30aを有するペダルアーム30、ペダルアームを休止位置と最大踏込み位置の間で所定の揺動軸線L回りに揺動自在に支持するハウジング10,20、ペダルアームを休止位置に戻す付勢力を及ぼす復帰バネ40を備え、ハウジング10,20とペダルアーム30の間には、ペダルアームを摺動自在に支持すると共に揺動軸線方向に付勢力を及ぼすように弾性変形させた状態で装着される樹脂製のリング部材50,50´が設けられている。これによれば、構造の簡素化、部品点数の削減、コスト低減等を達成しつつ、リング部材でスラスト方向(揺動軸線方向)の付勢力を発生させてペダルアームの位置ずれあるいはガタツキを防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両等に適用されるアクセルペダル装置に関し、特にドライブバイワイヤシステムを採用した車両において、ペダルアームの揺動軸周りにアクセル開度を検出する位置センサを備えたアクセルペダル装置に関する。
自動車等に搭載のエンジンにおいて、電子制御スロットルシステム(ドライブバイワイヤシステム)に適用されるアクセルペダル装置としては、アクセルペダルを一体的に有しハウジングに対して揺動自在に支持されたペダルアーム、ペダルアームを揺動自在に支持する揺動支軸、ペダルアームを休止位置に復帰させるべく揺動支軸の周りに配置された捩り式の復帰バネ、揺動支軸の周りに配置されてペダルアームの角度位置を検出する位置センサ等を備え、位置センサによりアクセルペダル(ペダルアーム)の踏み込み量(角度位置)を検出し、その検出信号に基づいて、エンジンの出力制御を行なうようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
したがって、このアクセルペダル装置において、ペダルアームが揺動支軸に対してラジアル方向又はスラスト方向に位置ずれを生じると、位置センサの出力信号に影響を及ぼすことになるため、アクセル開度を高精度に制御するためにも、ガタツキを防止しつつ、ペダルアームを休止位置と最大踏み込み位置の間で高精度に位置決めしつつ揺動させることが要求される。
ところで、このアクセルペダル装置においては、ペダルアーム及び揺動支軸は金属材料により形成されているため、ペダルアームを軸支する部分の寸法を高精度に管理してクリアランスをできるだけ小さくし、又、復帰バネでスラスト方向の位置決めを行わせることで、ペダルアームを高精度に位置決めすることは可能であるものの、寸法を高精度に管理すればそれだけコストが高くなり、歩留まりも悪化し、全体として生産性が低下する。
また、アクセルペダル装置の小型化、軽量化、低コスト化等を図るべく、ハウジング、ペダルアーム、揺動支軸等を全て樹脂材料により形成する場合、その成型時の寸法バラツキ、線膨張係数等を考慮したクリアランス設計等に鑑みれば、金属材料を用いる場合に比べて、ペダルアームの所定揺動軸線に対する位置ずれはさらに助長される傾向にある。
特開2004−155377号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、部品点数の削減、低コスト化等を図りつつ、装置全体の樹脂化を図った場合であっても、アクセルペダル(ペダルアーム)を所定の揺動軸線回りに高精度に揺動させることができ、位置センサによる角度位置の検出を高精度に行うことができるアクセルペダル装置を提供することにある。
本発明のアクセルペダル装置は、アクセルペダルを有するペダルアームと、ペダルアームを休止位置と最大踏込み位置の間で所定の揺動軸線回りに揺動自在に支持するハウジングと、ペダルアームを休止位置に戻す付勢力を及ぼす復帰バネを備えたアクセルペダル装置であって、上記ハウジングとペダルアームの間には、ペダルアームを摺動自在に支持すると共に揺動軸線方向に付勢力を及ぼすように弾性変形させた状態で装着される樹脂製のリング部材が設けられた構成となっている。
この構成によれば、操作者(運転者)がアクセルペダルを踏んで、ペダルアームを休止位置と最大踏み込み位置の間で揺動させる際に、リング部材がスラスト方向(揺動軸線方向)に付勢力を及ぼして、ペダルアームを揺動軸線方向の所定位置に位置決めするため、ペダルアームの位置ずれあるいはガタツキが防止され、アクセルペダル(ペダルアーム)を休止位置と最大踏み込み位置の間で高精度に揺動させることができる。
このように、スラスト軸受けとして樹脂製のリング部材を採用するため、構造が簡素化され、部品点数の削減、コストの低減等を達成することができる。
上記構成において、ペダルアームは揺動軸線を中心とする円筒部を有し、ハウジングは円筒部を直接又はリング部材を介して揺動軸線回りに摺動自在に嵌合させる嵌合部を有し、リング部材は、円筒部の端面又は付け根部と嵌合部の付け根部又は端面の間に可動に介在する扁平リング部と、扁平リング部から径方向に突出して弾性変形し得る突状部を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、ペダルアームの円筒部がハウジングの嵌合部(例えば、円筒部の内側に嵌合する凸状嵌合部、円筒部の外側に嵌合する凹状嵌合部)により直接又はリング部材を介して揺動自在に支持される構成において、突状部の弾性変形により、ペダルアームとハウジングの間に介在する扁平リング部がスラスト方向に付勢力を及ぼしてペダルアームを揺動軸線方向において所定位置に位置決めするため、ペダルアームをガタツキ無く高精度に揺動させることができる。
上記構成において、リング部材は、扁平リング部の内周縁から延出する円筒部、扁平リング部及び円筒部を周方向の一箇所において切断するすり割り部を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、リング部材にすり割り部を設けることにより、円筒部をハウジングの嵌合部に嵌め込む際に、リング部材を拡げるように拡径して嵌合部(例えば、凸状嵌合部)に外嵌し、又は、リング部材を縮めるように縮径して嵌合部(例えば、凹状嵌合部)に内嵌することができるため、径方向(ラジアル方向)の隙間(クリアランス)を極力小さくすることができる。
上記構成において、リング部材は、揺動軸線方向において、ペダルアームの両側に配置される第1リング部材及び第2リング部材を含み、ハウジングの嵌合部は、第1リング部材の円筒部を拡径させつつ外嵌させる凸状嵌合部と、第2リング部材の円筒部を内嵌させる凹状嵌合部を含み、ペダルアームの円筒部は、凸状嵌合部に外嵌された第1リング部材の円筒部を内嵌させる第1円筒部と、凹状嵌合部に内嵌された第2リング部材の円筒部を外嵌させる第2円筒部を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1リング部材は、その扁平リング部がハウジングの凸状嵌合部の付け根部とペダルアームの第1円筒部の端面の間に介在してスラスト方向の軸受けとして作用し、その円筒部がハウジングの凸状嵌合部とペダルアームの第1円筒部の間に介在してラジアル方向の軸受けとして作用し、又、第2リング部材は、その扁平リング部がハウジングの凹状嵌合部の端面とペダルアームの第2円筒部の付け根部の間に介在してスラスト方向の軸受けとして作用し、その円筒部がハウジングの凹状嵌合部とペダルアームの第2円筒部の間に介在してラジアル方向の軸受けとして作用する。
これにより、ペダルアームは、スラスト方向(揺動軸線方向)及びラジアル方向においてガタツキ無く、所定の揺動軸線回りに揺動することができる。
上記構成において、第1リング部材及び第2リング部材は、同一形状に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、リング部材を共用することができ、組付け工程を簡素化でき、又、製造コストを低減することができる。
上記構成において、突状部は、すり割り部により二分され、ハウジングは、突状片を嵌め込んで揺動軸線回りの回転を規制する規制部を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、突状部にすり割り部が設けられているため、リング部材をハウジングの嵌合部に嵌め込む際に、二分された突状部を掴むことで、容易に拡げる(拡径する)ことができ、あるいは、必要に応じて容易に縮める(縮径する)ことができる。また、突状部を規制部に嵌め込むことで、リング部材が揺動軸線回りに回転するのを規制することができる。
上記構成において、リング部材は、扁平リング部から径方向に突出して弾性変形し得る複数の突状部を含み、複数の突状部の一つは、すり割り部により二分されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、リング部材をハウジングの嵌合部に容易に嵌め込むことができると共に、組込まれたリング部材は、複数の突状部が弾性変形により付勢力を及ぼすため、スラスト方向の付勢力を高めることができ、又、周方向において偏りの無い均一なスラスト方向の付勢力を発生させることができる。
上記構成において、ペダルアームの角度位置を検出する位置センサを含み、ハウジングは、ペダルアームの円筒部の内側に非接触にて配置される突出部を有し、位置センサは、ペダルアームの円筒部及びハウジングの突出部に配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、位置センサの一部がペダルアームの円筒部に配置され、位置センサの一部がハウジングの突出部に配置される状態で、ペダルアームが回動(揺動)すると、その角度位置が位置センサにより非接触にて検出される。
ここで、スラスト方向の位置決めを行うリング部材を設けたことにより、アクセルペダル(ペダルアーム)は休止位置と最大踏み込み位置の間で高精度にガタツキ無く揺動し、位置センサはペダルアームの角度位置を再現性よく高精度に検出(出力)することができる。
上記構成において、ハウジング及びペダルアームは、樹脂材料によりそれぞれ形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、ペダルアーム及び揺動軸線を規定するハウジングが全て樹脂化された場合において、成型寸法等のバラツキ、線膨張係数等を考慮したクリアランス設計によるクリアランスの増加、揺動自在に支持する領域の磨耗,変形等によるクリアランスの増加等を招く場合でも、弾性変形した状態で装着されるリング部材を設けたことにより、特にスラスト方向の位置決めを行うことができ、アクセルペダル(ペダルアーム)を休止位置と最大踏み込み位置の間で高精度にガタツキ無く揺動させることができる。
上記構成をなすアクセルペダル装置によれば、構造の簡素化、部品点数の削減、低コスト化等を達成しつつ、装置全体を樹脂化した場合であっても、アクセルペダル(ペダルアーム)を所定の揺動軸線回りに高精度に揺動させることができ、位置センサによる角度位置の検出を高精度に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図11は、本発明に係るアクセルペダル装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の側面図、図2は装置の正面図、図3は装置の内部を示す側面図、図4は装置の内部を示す断面図、図5は装置の揺動軸線の領域を拡大した拡大断面図、図6及び図7は装置の一部をなすハウジング本体内を示す側面図及び部分断面図、図8及び図9は装置の一部をなすハウジングカバー内を示す側面図及び部分断面図、図10は装置の一部をなすリング部材を示す斜視図、図11は装置の一部をなすリング部材の組付けを示す断面図である。
このアクセルペダル装置は、図1ないし図5に示すように、自動車等の車体Mに固定されるハウジングとしてのハウジング本体10及びハウジングカバー20、アクセルペダル30aを有しハウジング(ハウジング本体10及びハウジングカバー20)により規定される所定の揺動軸線Lを中心として揺動自在に支持されたペダルアーム30、ペダルアーム30を休止位置に戻す復帰バネ40、ハウジング本体10とペダルアーム30の間に設けられた第1リング部材50及びハウジングカバー20とペダルアーム30の間に設けられた第2リング部材50´、ペダルアーム30の回転角度位置を検出する位置センサ60、踏力(ペダル荷重)にヒステリシスを生じさせるための第1スライダ71及び第2スライダ72並びに復帰バネ73からなるヒステリシス発生機構70等を備えている。
ハウジング本体10は、全体が樹脂材料により成形されており、図2ないし図7に示すように、第1リング部材50の円筒部53を拡げて嵌合(外嵌)させる凸状嵌合部11、凸状嵌合部11の付け根部に形成されて第1リング部材50の扁平リング部51を当接させる(付け根部としての)環状の平坦面12、平坦面12の近傍に形成されて第1リング部材50の突状部52を当接させる段差部13、段差部13を挟むように突出して形成されて第1リング部材50の突状部52が揺動軸線L回りに回転するのを規制する規制部14、復帰バネ40を収容する凹部15、ヒステリシス発生機構70を収容する凹部16、ペダルアーム30を休止位置に停止させる休止ストッパ17、ペダルアーム30を全開位置(最大踏込み位置)に停止させる全開ストッパ18、ハウジングカバー20を結合するための結合部19a及び掛止爪19b並びにネジ穴19c等を備えている。
凸状嵌合部11は、図4ないし図7に示すように、へダルアーム30の揺動軸線Lを中心とする円柱状に形成され、その外周面11aに第1リング部材50の円筒部53が拡径させ(径を大きくするように拡げ)つつ外嵌されるようになっている。
平坦面12は、揺動軸線方向Lにおいて、第1リング部材50の扁平リング部51を当接させるように形成されている。
段差部13は、第1リング部材50の突状部52を揺動軸線方向Lにおいて外向きに当接させ、装着状態において弾性変形させるように形成されている。
規制部14は、第1リング部材50の突状部52を受け入れて、揺動軸線L回りに第1リング部材50が回転するのを規制するように形成されている。
ハウジングカバー20は、全体が樹脂材料により成形されており、図1、図2、図4、図5、図8、図9に示すように、第2リング部材50´の円筒部53を嵌合(内嵌)させる凹状嵌合部21、凹状嵌合部21の端部に形成された環状の平坦な端面22、端面22の外側近傍に形成されて第2リング部材50´の突状部52を当接させる段差部23、段差部23を挟むように突出して形成されて第2リング部材50´の突状部52が揺動軸線L回りに回転するのを規制する規制部24、凹状嵌合部21の内側において同軸上に形成された突出部25、位置センサ60の配線を接続するためのコネクタ26、ハウジング本体10に結合するための結合部29a及び掛止片29b並びにネジB(図1参照)を通す貫通孔29c等を備えている。
凹状嵌合部21は、図4、図5、図8、図9に示すように、へダルアーム30の揺動軸線Lを中心とする円柱状に形成され、その内周面21aに第2リング部材50´の円筒部53がそのまま(あるいは、組付けを容易にするために縮径しつつ)内嵌されるようになっている。
端面22は、揺動軸線方向Lにおいて、第2リング部材50´の扁平リング部51を当接させるように形成されている。
段差部23は、第2リング部材50´の突状部52を揺動軸線方向Lにおいて外向きに当接させ、装着状態において弾性変形させるように形成されている。
規制部24は、第2リング部材50´の突状部52を受け入れて、揺動軸線L回りに第2リング部材50´が回転するのを規制するように形成されている。
突出部25は、図4、図5、図8、図9に示すように、へダルアーム30の揺動軸線Lを中心とする円柱状に形成され、その内部に位置センサ60の一部(後述するステータ63,64及びホール素子65)が埋設されている。そして、突出部25は、ペダルアーム30の第2円筒部32の内側領域に非接触にて配置されるようになっている。
ペダルアーム30は、全体が樹脂材料により成形されており、図1ないし図5に示すように、ハウジング(10,20)に組み付けた状態で揺動軸線Lを中心とする円筒状に形成された第1円筒部31及び第2円筒部32、第1円筒部31及び第2円筒部32から下方に伸長した下端領域に形成されたアクセルペダル30a、第1円筒部31の端部に形成されて第1リング部材50の扁平リング部51を当接させる環状の平坦な端面33、第2円筒部32の付け根部に形成されて第2リング部材50´の扁平リング部51を当接させる環状の平坦面34、第1円筒部31及び第2円筒部32から上方に伸長した上端領域に形成されハウジング本体10の休止ストッパ17に離脱自在に当接する当接部35、当接部35の反対側に形成されてヒステリシス発生機構50の第1スライダ51に離脱自在に係合する係合部36、第1円筒部31及び第2円筒部32の上側近傍に形成されて復帰バネ40の端部を当接させて保持する座部37、第1円筒部31及び第2円筒部32の下方領域に形成されてハウジング本体10の全開ストッパ18に離脱自在に当接する当接部38等を備えている。
第1円筒部31は、図5及び図6に示すように、その内周面31aが、ハウジング本体10の凸状嵌合部11に外嵌された第1リング部材50の円筒部53に対して揺動軸線L回りに摺動自在に嵌合(外嵌)されるように形成されている。
第2円筒部32は、図5及び図8に示すように、その外周面32aが、ハウジングカバー20の凹状嵌合部21に内嵌された第2リング部材50´の円筒部53に対して揺動軸線L回りに摺動自在に嵌合(内嵌)されるように形成されている。
また、第2円筒部32には、その内周面において、位置センサ60の一部(アーマチャ61及びマグネット62)が固着されている。
端面33は、揺動軸線方向Lにおいて、第1リング部材50の扁平リング部51を当接させるように形成されている。
平坦面34は、揺動軸線方向Lにおいて、第2リング部材50´の扁平リング部51を当接させるように形成されている。
復帰バネ40は、図3に示すように、バネ鋼等により形成された圧縮型のコイルバネであり、ハウジング本体10の凹部15に圧縮した状態で嵌め込まれて、ペダルアーム30を休止位置に戻す付勢力を及ぼすようになっている。
第1リング部材50及び第2リング部材50´は、図10に示すように、同一形状をなすものであり、例えばポリオキシメチレン樹脂等の如く、耐熱性、耐荷重性、耐磨耗性等に優れた樹脂材料(エンジニアリングプラスチック材料)を用いて成型され、平たい円環状をなす扁平リング部51、扁平リング部51から径方向に突出して弾性変形可能に形成された扁平形状をなす突状部52、扁平リング部51の内周縁から延出する円筒部53、扁平リング部51及び円筒部53を周方向の一箇所において切断すると共に突状部52を二分するように形成されたすり割り部54を備えている。
第1リング部材50及び第2リング部材50´の組付けについて、図5(a),(b)を参照しつつ説明すると、先ず、第1リング部材50の円筒部53を拡径させつつハウジング本体10の凸状嵌合部11(の外周面11a)に外嵌させると共に、その突状部52を規制部14により規制しつつ段差部13に当接させるように嵌め込み、又、第2リング部材50´の円筒部53をそのままハウジングカバー20の凹状嵌合部21(の内周面21a)に内嵌させると共に、その突状部52を規制部24により規制しつつ段差部23に当接させるように嵌め込む。尚、第2リング部材50´の円筒部53を凹状嵌合部21に内嵌させる際に、必要であれば縮径させつつ内嵌させることで、組付けを容易に行うことができる。
そして、ペダルアーム30の第1円筒部31(の内周面31a)に第1リング部材50の円筒部53を嵌合(内嵌)させつつ、かつ、ペダルアーム30の第2円筒部32(の外周面32a)に第2リング部材50´の円筒部53を嵌合(外嵌)させつつ、ペダルアーム30を揺動軸線方向Lの両側から挟みこむようにして、ハウジング本体10及びハウジングカバー20を結合する。これにより、第1リング部材50の突状部52及び第2リング部材50´の突状部52はそれぞれ、揺動軸方向Lに弾性変形した状態に装着され、へダルアーム30に対して揺動軸線方向Lに付勢力を発生する。
すなわち、第1リング部材50は、その扁平リング部51がハウジング本体10の平坦部12(凸状嵌合部11の付け根部)とペダルアーム30の第1円筒部31の端面33の間に付勢力を及ぼすように可動に介在してスラスト方向の軸受けとして作用し、その円筒部53がハウジング本体10の凸状嵌合部11とペダルアーム30の第1円筒部31の間に介在してラジアル方向の軸受けとして作用する。また、第2リング部材50´は、その扁平リング部51がハウジングカバー20の凹状嵌合部21の端面22とペダルアーム30の平坦面34(第2円筒部32の付け根部)の間に付勢力を及ぼすように可動に介在してスラスト方向の軸受けとして作用し、その円筒部53がハウジングカバー20の凹状嵌合部21とペダルアーム30の第2円筒部32の間に介在してラジアル方向の軸受けとして作用する。
これにより、ペダルアーム30は、スラスト方向及びラジアル方向において、ガタツキ無く揺動軸線L回りに揺動することができる。特に、突状部52の弾性変形により、ペダルアーム30とハウジング(10,20)の間に介在する扁平リング部51がスラスト方向に付勢力を及ぼしてペダルアーム30を揺動軸線方向Lにおいて所定位置に位置決めするため、ペダルアーム30に設けられる位置センサ60の一部(アーマチャ61及びマグネット62)とハウジングカバー20に設けられる位置センサ60の一部(ステータ63,64、ホール素子65)の揺動軸線方向Lにおける相対的なずれが規制されて、位置センサ60は高精度にペダルアーム30の角度位置を検出することができる。
このように、スラスト軸受けとして樹脂製の第1リング部材50及び第2リング部材50´を採用するため、構造が簡素化され、部品点数の削減、コストの低減等を達成することができる。
また、第1リング部材50及び第2リング部材50´にすり割り部54を設けることにより、円筒部53をハウジング(10、20)の凸状嵌合部11及び凹状嵌合部21に嵌め込む際に、第1リング部材50を拡げるように拡径して凸状嵌合部11に外嵌し、又、第2リング部材50´を凹状嵌合部21に内嵌することができるため、径方向(ラジアル方向)の隙間(クリアランス)を極力小さくすることができる。
さらに、突状部52をすり割り部54により二分することで、第1リング部材50及び第2リング部材50´をハウジング(10,20)の凸状嵌合部11及び凹状嵌合部21に嵌め込む際に、二分された突状部52を掴むことで、容易に拡げる(拡径する)ことができ、又、必要に応じて容易に縮める(縮径する)ことができる。
また、第1リング部材50及び第2リング部材50´が同一形状をなすもの、すなわち、共用されているため、組付け工程を簡素化でき、又、製造コストを低減することができる。
位置センサ60は、非接触式の磁気式センサであり、図4及び図5に示すように、ペダルアーム30の第2円筒部32の内周面に設けられた磁性材料からなる環状のアーマチャ61、アーマチャ61の内周面に結合された円弧状の一対のマグネット62、ハウジングカバー20の突出部25に埋設された磁性材料からなるステータ63,64、ステータ63,64の間に配置された2つのホール素子65等により形成され、その他に関連する部品として、コネクタ26内に露出する端子66、ハウジングカバー20内に埋設され種々の電子部品が実装された回路基板67等が設けられている。
マグネット62は、図4及び図5に示すように、突出部25の外周面、すなわち、ステータ63と所定の間隔をあけて非接触の状態で回動するように形成されている。したがって、ペダルアーム60(第2円筒部32)すなわちマグネット62が回動することにより、ステータ63とステータ64との間を通過する磁束密度が変化し、この変化をホール素子65が検出して電圧信号として出力する。これにより、ペダルアーム30の角度位置が検出されるようになっている。
このように、位置センサ60は、軸受け領域(第2円筒部32、突出部25)に非接触にて配置されているが、ペダルアーム30が前述のようにリング部材50,50´を介してスラスト方向及びラジアル方向に支持されているため、相対的な位置ずれ,ガタツキ等が防止されて、ペダルアーム30の角度位置を高精度に検出することができる。
ヒステリシス発生機構70は、図3及び図4に示すように、ハウジング10の凹部16に収容されており、第1スライダ71、第2スライダ72、復帰バネ73により形成されている。
そして、ペダルアーム30を最大踏込み位置(全開位置)に向けて踏み込む場合は、係合部36が復帰バネ73の付勢力に抗して第1スライダ71を図3中の左向きに押し、第1スライダ71と第2スライダ72のくさび作用により、復帰バネ73の付勢力の増加に伴って直線的に増加する摩擦力を生じ、一方、復帰バネ40,73の付勢力に応じて、ペダルアーム30を休止位置に向けて戻す場合は、復帰バネ73の付勢力により第1スライダ71及び第2スライダ72が、元の位置に向けて図3中の右向きに移動し、復帰バネ73の付勢力の減少に伴ってくさび作用による摩擦力も弱くなり直線的に減少する摩擦力を生じる。ここで、戻り動作の際の摩擦力は、踏込み動作の際の摩擦力よりも小さくなるため、踏込み動作から戻し動作までの全体の踏力(ペダル荷重)を、ヒステリシス荷重とすることができる。
尚、戻り動作の途中において、第1スライダ71がスティックして停止したときは、復帰バネ40の付勢力により、係合部36が第1スライダ71から離脱することで、ペダルアーム30は所定の休止位置に戻るようになっている。
次に、このアクセルペダル装置の動作について簡単に説明すると、先ず、操作者(運転者)がアクセルペダル30aを踏み込まない休止位置にあるとき、復帰バネ40,73の付勢力により、当接部35が休止ストッパ17に当接して、ペダルアーム30は図1中の実線で示す位置に停止している。
この状態から、操作者(運転者)がアクセルペダル30aを踏み込むと、ペダルアーム30は、復帰バネ40,73の付勢力に抗して図1及び図3中の反時計回りに回転し、ヒステリシス発生機構70が発生する抵抗荷重(押返し荷重)を増しながら、図1中の二点差線にて示す最大踏込み位置(全開位置)まで回転して、その当接部38がハウジング本体10の全開ストッパ18に当接して停止する。
一方、操作者(運転者)が踏力を緩めると、踏込み時の抵抗荷重(ペダル荷重)よりも小さい抵抗荷重(ペダル荷重)を操作者(運転者)に及ぼしながら、ペダルアーム30は復帰バネ40,73の付勢力により休止位置に向けて移動し、そのペダルアーム30の当接部35がハウジング本体10の休止ストッパ17に当接して停止する。
上記のように、操作者(運転者)がアクセルペダル30aを操作して、ペダルアーム30を休止位置と最大踏み込み位置の間で揺動させる際に、第1リング部材50及び第2リング部材50´の軸受け作用により、ペダルアーム30はガタツキを生じることなく安定して揺動し、又、休止する際にも再現性よく所定の休止位置に位置付けられ、位置センサ60は、ペダルアーム30の角度位置を再現性よく高精度に検出(出力)することができる。
特に、ペダルアーム30及びハウジング(ハウジング本体10、ハウジングカバー20)等が全て樹脂化された場合において、成型寸法等のバラツキ、線膨張係数等を考慮したクリアランス設計によるクリアランスの増加、揺動自在に支持する領域の磨耗,変形等によるクリアランスの増加等を招く場合でも、樹脂製の第1リング部材50及び第2リング部材50´を採用したことにより、アクセルペダル30a(ペダルアーム30)を休止位置と最大踏み込み位置の間で高精度にガタツキ無く揺動させることができ、又、休止する際にも再現性よく所定の休止位置に停止させることができる。
図12は、ペダルアーム30の両側に配置されるリング部材の他の実施形態を示すものである。このリング部材50´´は、図12に示すように、前述同様にポリオキシメチレン樹脂等の如く、耐熱性、耐荷重性、耐磨耗性等に優れた樹脂材料(エンジニアリングプラスチック材料)を用いて成型され、平たい円環状をなす扁平リング部51、扁平リング部51から径方向に突出して弾性変形可能に形成された扁平形状をなす突状部52、突状部52と180度離れた領域において扁平リング部51から径方向に突出して弾性変形可能に形成された扁平形状をなす突状部52´、扁平リング部51の内周縁から延出する円筒部53、扁平リング部51及び円筒部53を周方向の一箇所において切断すると共に突状部52を二分するように形成されたすり割り部54を備えている。
また、2つの突状部52,52´に対応して、ハウジング本体10とハウジングカバー20には、突状部52を当接させる段差部13,23の他に、突状部52´を当接させる段差部(不図示)が設けられている。
これによれば、リング部材50´´に2つの突状部52,52´を設けたことにより、組込まれたリング部材50´´は、2つの突状部52,52´が弾性変形して揺動軸線Lを中心に対称的にスラスト方向に付勢力を及ぼすため、付勢力を高めることができると共に扁平リング部51の傾きを抑制することができ、スラスト方向の付勢力を均一に発生させることができる。
図13は、ペダルアーム30の両側に配置されるリング部材のさらに他の実施形態を示すものである。このリング部材50´´´は、図13に示すように、前述同様にポリオキシメチレン樹脂等の如く、耐熱性、耐荷重性、耐磨耗性等に優れた樹脂材料(エンジニアリングプラスチック材料)を用いて成型され、平たい円環状をなす扁平リング部51、扁平リング部51から径方向に突出して弾性変形可能に形成された扁平形状をなす突状部52、突状部52と180度及び90度離れた領域において扁平リング部51から径方向に突出して弾性変形可能に形成された扁平形状をなす突状部52´,52´´,52´´、扁平リング部51の内周縁から延出する円筒部53、扁平リング部51及び円筒部53を周方向の一箇所において切断すると共に突状部52を二分するように形成されたすり割り部54を備えている。
また、4つの突状部52,52´,52´´,52´´に対応して、ハウジング本体10とハウジングカバー20には、突状部52を当接させる段差部13,23の他に、突状部52´,52´´,52´´を当接させる段差部(不図示)が設けられている。
これによれば、リング部材50´´´に4つの突状部52,52´,52´´,52´´を設けたことにより、組込まれたリング部材50´´´は、4つの突状部52,52´,52´´,52´´が弾性変形して揺動軸線Lを中心に周方向において等間隔でスラスト方向に付勢力を及ぼすため、付勢力をさらに高めることができると共に扁平リング部51の傾きを確実に防止することができ、スラスト方向の付勢力をより均一に発生させることができる。
上記実施形態においては、樹脂製のリング部材として、扁平リング部51、突状部52、円筒部53を含むリング部材50,50´を示したが、これに限定されるものではなく、円筒部53を含まないリング部材であってもよい。
上記実施形態においては、ペダルアーム30の両側にそれぞれ配置される第1リング部材50及び第2リング部材50´として同一のものを採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、異なる形状をなすリング部材を適用してもよい。
上記実施形態においては、位置センサ60として磁気式の非接触センサを示したが、これに限定されるものではなく、接触式の位置センサ、その他の位置センサを採用する構成において、本発明を適用してもよい。
上記実施形態においては、ハウジング10,20及びペダルアーム30の全てが樹脂材料により形成される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、その他の材料により形成される場合においてペダルアームの位置ずれ等が問題になれば、本発明を適用することができる。
以上述べたように、本発明のアクセルペダル装置は、構造の簡素化、部品点数の削減、低コスト化等を達成しつつ、装置全体を樹脂化した場合であっても、アクセルペダル(ペダルアーム)を所定の揺動軸線回りに高精度に揺動させることができ、位置センサによる角度位置の検出を高精度に行うことができるため、自動車等に適用できるのは勿論のこと、アクセル操作を要する車両であれば、自動車に限らずその他の車両にも有用である。
本発明に係るアクセルペダル装置の一実施形態を示す側面図である。 本発明に係るアクセルペダル装置の一実施形態を示す正面図である。 アクセルペダル装置の内部構造を示す側面図である。 アクセルペダル装置の内部構造を示す断面図である。 アクセルペダル装置の揺動軸線近傍を拡大して示した拡大断面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすハウジング本体の内部及び第1リング部材を示す側面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすハウジング本体の内部を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)中のE1−E1における断面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすハウジングカバーの内部及び第2リング部材を示す側面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすハウジングカバーの内部を示すものであり、(a)は側面図、(b)は(a)中のE2−E2における断面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすリング部材を示す斜視図である。 リング部材の組付け及び作用を説明するものであり、(a)はリング部材を装着する前の状態を示す分解断面図、(b)はリング部材を装着した状態を示す断面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすリング部材の他の実施形態を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 アクセルペダル装置の一部をなすリング部材のさらに他の実施形態を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
符号の説明
L 揺動軸線
10 ハウジング本体(ハウジング)
11 凸状嵌合部
11a 外周面
12 平坦面(嵌合部の付け根部)
13 段差部
14 規制部
17 休止ストッパ
18 全開ストッパ
20 ハウジングカバー(ハウジング)
21 凹状嵌合部
21a 内周面
22 端面(嵌合部の端面)
23 段差部
24 規制部
25 突出部
26 コネクタ
30 ペダルアーム
30a アクセルペダル
31 第1円筒部
31a 内周面
32 第2円筒部
32a 外周面
33 端面(円筒部の端面)
34 平坦面(円筒部の付け根部)
35 当接部
36 係合部
38 当接部
40 復帰バネ
50 第1リング部材
50´ 第2リング部材
51 扁平リング部
52,52´,52´´ 突状部
53 円筒部
54 すり割り部
50´´,50´´´ リング部材(第1リング部材、第2リング部材)
60 位置センサ
61 アーマチャ
62 マグネット
63,64 ステータ
65 ホール素子
70 ヒステリシス発生機構
71 第1スライダ
72 第2スライダ
73 復帰バネ

Claims (9)

  1. アクセルペダルを有するペダルアームと、前記ペダルアームを休止位置と最大踏込み位置の間で所定の揺動軸線回りに揺動自在に支持するハウジングと、前記ペダルアームを休止位置に戻す付勢力を及ぼす復帰バネと、を備えたアクセルペダル装置であって、
    前記ハウジングと前記ペダルアームの間には、前記ペダルアームを摺動自在に支持すると共に前記揺動軸線方向に付勢力を及ぼすように弾性変形させた状態で装着される樹脂製のリング部材が設けられている、
    ことを特徴とするアクセルペダル装置。
  2. 前記ペダルアームは、前記揺動軸線を中心とする円筒部を有し、
    前記ハウジングは、前記円筒部を直接又は前記リング部材を介して前記揺動軸線回りに摺動自在に嵌合させる嵌合部を有し、
    前記リング部材は、前記円筒部の端面又は付け根部と前記嵌合部の付け根部又は端面の間に可動に介在する扁平リング部と、前記扁平リング部から径方向に突出して弾性変形し得る突状部を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のアクセルペダル装置。
  3. 前記リング部材は、前記扁平リング部の内周縁から延出する円筒部、前記扁平リング部及び円筒部を周方向の一箇所において切断するすり割り部を有する、
    ことを特徴とする請求項2記載のアクセルペダル装置。
  4. 前記リング部材は、前記揺動軸線方向において、前記ペダルアームの両側に配置される第1リング部材及び第2リング部材を含み、
    前記ハウジングの嵌合部は、前記第1リング部材の円筒部を拡径させつつ外嵌させる凸状嵌合部と、前記第2リング部材の円筒部を内嵌させる凹状嵌合部を含み、
    前記ペダルアームの円筒部は、前記凸状嵌合部に外嵌された前記第1リング部材の円筒部を内嵌させる第1円筒部と、前記凹状嵌合部に内嵌された前記第2リング部材の円筒部を外嵌させる第2円筒部を含む、
    ことを特徴とする請求項3記載のアクセルペダル装置。
  5. 前記第1リング部材及び第2リング部材は、同一形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項4記載のアクセルペダル装置。
  6. 前記突状部は、前記すり割り部により二分され、
    前記ハウジングは、前記突状片を嵌め込んで前記揺動軸線回りの回転を規制する規制部を有する、
    ことを特徴とする請求項2ないし5いずれかに記載のアクセルペダル装置。
  7. 前記リング部材は、前記扁平リング部から径方向に突出して弾性変形し得る複数の突状部を含み、
    前記複数の突状部の一つは、前記すり割り部により二分されている、
    ことを特徴とする請求項6記載のアクセルペダル装置。
  8. 前記ペダルアームの角度位置を検出する位置センサを含み、
    前記ハウジングは、前記ペダルアームの円筒部の内側に非接触にて配置される突出部を有し、
    前記位置センサは、前記ペダルアームの円筒部及び前記ハウジングの突出部に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2ないし8いずれかに記載のアクセルペダル装置。
  9. 前記ハウジング及び前記ペダルアームは、樹脂材料によりそれぞれ形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれかに記載のアクセルペダル装置。
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