JP2008265407A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作機構の操作量を許容範囲を持たせて表示することが出来る車両の操作量表示装置を提供する。
【解決手段】本発明による車両の操作量表示装置は、車両の操作機構の操作量を表示する車両の操作量表示装置であって、運転者による操作機構の操作量を検出する操作量検出手段と、車両が走行している道路の状況及び車両の走行状況を検出する道路走行状況検出手段と、この検出された道路状況及び車両走行状況に基づいて車両が満足すべき操作機構の操作量の許容される操作範囲を設定する操作範囲設定手段と、運転者による操作機構の操作量及び許容される操作範囲を重畳して表示する操作量表示手段と、を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に係り、特に、車両の操作機構の操作量を表示する車両の操作量表示装置に関する。
特許文献1には、車両の前方における道路において、操舵角を予測し、その予測した操舵角をステアリング部に表示する表示装置が開示されている。
特開2003−300468号公報
しかしながら、特許文献1に示す表示装置では、ステアリングホイールに、その刻々において或る一つの操舵角しか表示されないので、例えば操舵速度が早い場合など、運転者がそのステアリング操作に追従しにくい場合があった。また、前方の所定の距離範囲の情報が表示されないので、運転者が気構えてしまい、かえって疲労が大きくなる場合もあった。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、操作機構の操作量を許容範囲を持たせて表示することが出来る車両の操作量表示装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明による車両の操作量表示装置は、車両の操作機構の操作量を表示する車両の操作量表示装置であって、運転者による操作機構の操作量を検出する操作量検出手段と、車両が走行している道路の状況及び車両の走行状況を検出する道路走行状況検出手段と、この検出された道路状況及び車両走行状況に基づいて車両が満足すべき操作機構の操作量の許容される操作範囲を設定する操作範囲設定手段と、運転者による操作機構の操作量及び許容される操作範囲を重畳して表示する操作量表示手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明における表示装置においては、操作量検出手段により検出された運転者による操作機構の操作量と、操作範囲設定手段により設定された許容される操作範囲とが重畳して表示される。従って、運転者自身の操作量に加え、許容される操作量が所定の範囲をもって表示されるため、運転者による操作機構の操作の追従が容易となる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、検出された道路状況及び車両の走行状況に基づいて自車両における操作機構の適切な操作量を予め設定する操作量設定手段と、この操作量設定手段により設定された適切な操作量を許容される操作範囲と共に表示する第2の操作量表示手段と、を有する。
このように構成された本発明においては、操作量設定手段により設定された操作機構の適切な操作量が第2の操作量表示手段により許容される操作範囲と共に表示されるので、運転者による操作機構の操作をより適切なものとすることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、さらに、車両が走行している前方の道路の状況を検出する前方道路状況検出手段と、車両の前方道路における走行状況を推定する走行状況推定手段と、これらの検出された前方道路状況及び推定された走行状況に基づいて操作機構のこれから走行する道路における今後の操作量の許容される操作範囲を予め設定する第2の操作範囲設定手段と、現在の運転者による操作機構の操作量を表示すると共に、第2の操作範囲設定手段により設定された今後の操作量の許容される操作範囲を予め表示する第3の操作量表示手段と、を有する。
このように構成された本発明においては、第2の操作範囲設定手段により設定されたこれから走行する道路における今後の操作量の許容される操作範囲が表示されるので、運転者による操作機構の操作の追従がより容易になる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、検出された前方道路状況及び推定された走行状況に基づいてこれから走行する道路において推定される今後の操作機構の適切な操作量を予め設定する第2の操作量設定手段と、この第2の操作量設定手段により設定された今後の適切な操作量を許容される操作範囲と共に表示する第3の操作量表示手段と、を有する。
このように構成された本発明においては、第2の操作量設定手段により設定されたこれから走行する道路において推定される今後の操作機構の適切な操作量が第3の操作量表示手段により表示されるので、運転者による操作機構の操作をより適切なものとすることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、さらに、運転者による操作機構の操作量及び許容される操作範囲を記憶する操作量記憶手段と、現在の車両の運転者による操作機構の操作量及び許容される操作範囲を表示すると共に操作量記憶手段により記憶された過去の車両の運転者による操作機構の操作量及び過去の許容される操作範囲を重畳して表示する第4の操作量表示手段と、を有する。
このように構成された本発明においては、操作量記憶手段により記憶された過去の車両の運転者による操作機構の操作量及び過去の許容される操作範囲が重畳して表示されるので、運転者が過去の運転内容を把握することが出来る。そして、過去の運転内容を把握することにより、今後のより適切な操作機構の操作を可能にする。
また、本発明において、好ましくは、さらに、車両の運転者による操作量が許容される操作範囲を超えた場合に、その超えたことが運転者に分かるように表示する第6の操作量表示手段を有する。
このように構成された本発明においては、車両の運転者による操作量が許容される操作範囲を超えた場合に、その超えたことが運転者に分かるように表示されるので、その表示を見た運転者が、自らの運転を見直して、今後より適切な運転をすることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、操作機構は、アクセルペダル及び/又はステアリングである。
また、本発明において、好ましくは、操作機構はアクセルペダルであり、自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのアクセルペダル踏み込み量として設定され、このアクセルペダル踏み込み量は、燃費が所定範囲に入るように少なくとも車速及び燃料消費率により規定されたマップに基づいて決定される。
このように構成された本発明においては、運転者に、自車両の燃費がより良くなるような所定範囲となるようなアクセルペダル操作を促すことができる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、前方車両を含む障害物を検出する前方障害物検出手段を有し、操作機構はアクセルペダルであり、自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのアクセルペダル踏み込み量として設定され、このアクセルペダル踏み込み量は、前方障害物検出手段により検出された障害物を回避できるように少なくとも車速及び障害物との距離により規定されたマップに基づいて決定される。
このように構成された本発明においては、運転者に、自車両が障害物を回避することが出来るようなアクセルペダル操作を促すことができる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、現在位置検出手段と、少なくとも道路のコーナーR及び勾配を含む前方の道路状況を検出する道路状況検出手段を有し、自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのステアリング操作量として設定され、このステアリング操作量は、道路状況検出手段により検出された道路状況に基づいて発生駆動力が確保されるように少なくとも車速、コーナーR及び勾配により規定されたマップに基づいて決定される。
このように構成された本発明においては、運転者に、自車両が適切な発生駆動力が確保されるようなステアリング操作を促すことができる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、現在位置検出手段と、少なくとも道路の白線及び/又は歩行者を含む前方の道路状況を検出する第2の道路状況検出手段を有し、 自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのステアリング操作量として設定され、このステアリング操作量は、第2の道路状況検出手段により検出された白線及び/又は歩行者と所定距離離れて走行するように少なくとも車速、白線及び/又は歩行者の側方までの距離により規定されたマップに基づいて決定される。
このように構成された本発明においては、運転者に、自車両が白線及び/又は歩行者と衝突しないような所定距離離れて走行出来るようなステアリング操作を促すことができる。
本発明による車両の操作量表示装置によれば、操作機構の操作量を許容範囲を持たせて表示することが出来る。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
先ず、本発明の第1実施形態による車両の操作量表示装置について説明する。図1は、本発明の第1実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。
図1に示すように、車両1は、アクセルの開度を検出するアクセル開度センサ2と、地図データ及び勾配などの情報を格納しているナビゲーションユニット4と、自車の位置を検出するためのGPSアンテナ6とを有している。また、車両1は、後述するように、燃料消費量が小さくなるような適切なアクセル開度値及びアクセル開度の許容範囲などを演算する演算装置10と、この演算装置10により演算された値をグラフ表示するディスプレイ12と、演算装置10により演算された値を記憶する記憶装置14とを有する。なお、ディスプレイ12は、インパネ上に設けられたモニタであるが、ヘッドアップディスプレイ装置であっても良い。
次に、図2乃至図5により、燃費を重視した種々のアクセル開度の値を表示させるための演算装置10による演算の内容について説明する。図2は、本発明の第1実施形態による燃費に係わる種々のアクセル開度の値を表示させるためのフローチャートであり、図3は、本発明の第1実施形態によるディスプレイに表示されるアクセル開度情報の一例であり、図4は、本発明の第1実施形態による燃料消費量が最小となるようなアクセル開度を求めるためのマップであり、図5は、本発明の第1実施形態による燃料消費量が所定の値以下になるようなアクセル開度の許容範囲を求めるためのマップである。
先ず、図2のS1において、アクセル開度センサ2により検出され実際に運転者による操作により得られるアクセル開度のデータが読み込まれる。このS1で検出されたアクセル開度は、S8でグラフ表示される。ここで、図3により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図3に示すように、ディスプレイ12には、実線Aで示すように、中央に示される現在の運転者によるアクセル開度と、その左方に示される過去の運転者による操作に基づいたアクセル開度の履歴が表示される。過去の履歴は、S5で記憶装置14に記憶され、S6で記憶装置14から読み込まれた過去データに基づいて表示される。
次に、S2において、GPSアンテナ6による現在地情報及びナビゲーションユニット4による前方の道路情報が読み込まれる。このS2では、ナビゲーションユニット4から、車両前方のコーナーRの値と、道路勾配の値と、制限速度及び渋滞情報から定まる推定車速と、この推定車速、道路勾配及びコーナーRから求まる推定ギアとが読み込まれる。
次に、S3において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう前方道路において燃料消費量が最小になるような適切なアクセル開度を演算する。このS3では、図4に示すようなマップに基づいて、推奨される適切なアクセル開度が求められる。即ち、図4に示すマップにおいて、S2で読み込み或いは演算された、推定車速、推定ギア、コーナーR及び道路勾配をマップに当てはめて、推奨アクセル開度が推定されるのである。図4に示すようなマップは、予め実験により求められる。
このS3で推定された推奨アクセル開度は、S8でグラフ表示される。ここで、図3により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図3に示すように、ディスプレイ12には、破線Bで示すように、中央に示される現在のアクセル開度の推奨値と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定される今後のアクセル開度の推奨値と、その左方に示される過去の記憶されたアクセル開度の推奨値の履歴とが表示される。現在値及び今後の推定値は、このS3で演算された値であり、過去の履歴は、S5で記憶装置14に記憶され、S6で記憶装置14から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S4において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう道路において燃料消費量が許容可能な所定値以下となるような適切なアクセル開度の許容範囲を演算する。このS4では、図5に示すようなマップに基づいて、アクセル開度の許容範囲が求められる。即ち、図5に示すマップにおいて、S2で読み込み或いは演算された、推定車速、推定ギア、コーナーR及び道路勾配をマップに当てはめて、アクセル開度の許容範囲が推定されるのである。例えば、車速20km/h、第1ギア、10度未満のコーナーR及び5度未満の勾配であれば、アクセル開度の許容範囲が35%未満となる。図5に示すようなマップは、予め実験により求められる。そして、許容範囲は、燃料消費量が必ずしも最適な値ではないが、運転者に求められる通常の操作において燃費を向上させることが十分可能と考えられるような燃料消費量の範囲として求められる。
このS4で推定されたアクセル開度の許容範囲は、S8でグラフ表示される。ここで、図3により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図3に示すように、ディスプレイ12には、升目模様のグラフCで示すように、中央に示される現在のアクセル開度の許容範囲と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるアクセル開度の許容範囲と、その左方に示される過去の記憶されたアクセル開度の許容範囲の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS4で演算された値であり、過去の履歴は、S5で記憶装置14に記憶され、S6で記憶装置14から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S5において、S1で読み込まれたアクセル開度、S3で演算された推奨(適切)アクセル開度、及び、S4で演算されたアクセル開度の許容範囲が記憶装置14に記憶される。次に、S6において、記憶装置14に記憶されているデータが読み込まれる。具体的には、現在から所定の時間内における過去の運転者による実際のアクセル開度、推奨(適切)アクセル開度、及び、アクセル開度の許容範囲が読み込まれる。
次に、S7においてアクセル操作が不適切である時のデータを検出する。このS7では、S1で読み込まれる運転者の実際の操作によるアクセル開度が、S4で推定されるアクセル開度の許容範囲を超えた場合を、アクセル操作の不適切時として検出する。このS7により検出された不適切時は、S8でグラフ表示される。例えば、図3に示すように、過去のデータにおいて、図中Dで示すように、アクセル操作不適切時が囲まれると共に、色や点滅などにより、不適切時があったことが強調される。なお、図示していないが、現在において不適切なアクセル操作(許容範囲を超える運転者による実際のアクセル開度)がある場合にも、図中Dのような表示がなされる。また、現在において不適切なアクセル操作がある場合には、音による警報やメータの警告灯で、運転者に注意を促すようにしても良い。
次に、S8において、上述したように種々のアクセル開度がディスプレイ12に表示される。具体的には、先ずは、図中実線Aで示すような、S1で読み込まれた運転者の実際のアクセル操作によるアクセル開度である。また、図中破線Bで示すような、S3において推定される現在地及び前方での推奨される適切なアクセル開度、及び、S6で読み込まれる過去の履歴による推奨されていた適切なアクセル開度である。さらに、図中Cで示すような升目模様のグラフで表された、S4において推定される現在地及び前方でのアクセル開度の許容範囲、及び、S6で読み込まれる過去の履歴によるアクセル開度の許容範囲である。さらに、図中Dで示すようなアクセル操作の不適切時を示す警告である。
これらのグラフは、中央が現在の状況であり、走行時には、左方にスクロールしながら表示される。
次に、本発明の第2実施形態による車両の操作量表示装置について説明する。図6は、本発明の第2実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。
図6に示すように、車両101は、アクセルの開度を検出するアクセル開度センサ102と、車両の速度を検出する車速センサ104と、前方の障害物、例えば、先行車両や歩行者を検出すると共にそれらの障害物との距離を検出する障害物検出用レーザレーダ106とを有している。また、車両101は、後述するように、安全を重視した適切なアクセル開度及びアクセル開度の許容範囲などを演算する演算装置110と、この演算装置110により演算された値をグラフ表示するディスプレイ112と、演算装置110により演算された値を記憶する記憶装置114とを有する。なお、ディスプレイ112は、インパネ上に設けられたモニタであるが、ヘッドアップディスプレイ装置であっても良い。
次に、図7乃至図10により、安全を重視した種々のアクセル開度の値を表示させるための演算装置110による演算の内容について説明する。図7は、本発明の第2実施形態による安全に係わる種々のアクセル開度の値を表示させるためのフローチャートであり、図8は、本発明の第2実施形態によるディスプレイに表示されるアクセル開度情報の一例であり、図9は、本発明の第2実施形態による安全を考えて障害物までの距離が適切な距離となるようなアクセル開度を求めるためのマップであり、図10は、本発明の第2実施形態による安全を考えて障害物までの距離が所定距離以上となるようなアクセル開度の許容範囲を求めるためのマップである。
先ず、図7のS101において、アクセル開度センサ102により検出され実際に運転者による操作により得られるアクセル開度のデータが読み込まれる。このS101で検出されたアクセル開度は、S109でグラフ表示される。ここで、図8により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図8に示すように、ディスプレイ112には、実線Aで示すように、中央に示される現在の運転者によるアクセル開度と、その左方に示される過去の運転者による操作に基づいたアクセル開度の履歴が表示される。過去の履歴は、S106で記憶装置114に記憶され、S107で記憶装置114から読み込まれた過去データに基づいて表示される。
次に、S102において、車速センサ104により検出された現在の車両101の車速が読み込まれ、次に、S103において、障害物検出用レーザレーダ106により検出された先行車両或いは歩行者との距離が読み込まれる。以下では、障害物が先行車両である場合について、先行車両との車間距離が読み込まれた場合について説明する。
次に、S104において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう前方道路において安全を確保することが出来る推奨される適切なアクセル開度を演算する。このS104では、図9に示すようなマップに基づいて、推奨される適切なアクセル開度が求められる。即ち、図9に示すマップにおいて、S103で読み込まれた先行車両との車間距離、S102で読み込まれた車速及びS101で読み込まれたアクセル開度をマップに当てはめて、推奨アクセル開度が推定されるのである。図6に示すようなマップは、予め実験により求められる。
このS104で推定された推奨アクセル開度は、S109でグラフ表示される。ここで、図8により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図8に示すように、ディスプレイ112には、破線Bで示すように、中央に示される現在のアクセル開度の推奨値と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるアクセル開度の推奨値と、その左方に示される過去の記憶されたアクセル開度の推奨値の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS104で演算された値であり、過去の履歴は、S106で記憶装置114に記憶され、S107で記憶装置114から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S105において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう道路において障害物との距離が安全な所定距離以上となるような適切なアクセル開度の許容範囲を演算する。このS105では、図10に示すようなマップに基づいて、アクセル開度の許容範囲が求められる。即ち、図10に示すマップにおいて、S103で読み込まれた先行車両との車間距離、S102で読み込まれた車速及びS101で読み込まれたアクセル開度をマップに当てはめて、アクセル開度の許容範囲が推定されるのである。例えば、車間距離20m、車速20km/h、アクセル開度20%であれば、アクセル開度の許容範囲が20%未満となる。図10に示すようなマップは、予め実験により求められる。そして、許容範囲は、運転者に求められる通常の操作において安全性を確保することが十分可能と考えられるような範囲として求められる。
このS105で推定されたアクセル開度の許容範囲は、S109でグラフ表示される。ここで、図8により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図8に示すように、ディスプレイ112には、升目模様のグラフCで示すように、中央に示される現在のアクセル開度の許容範囲と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるアクセル開度の許容範囲と、その左方に示される過去の記憶されたアクセル開度の許容範囲の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS105で演算された値であり、過去の履歴は、S106で記憶装置114に記憶され、S107で記憶装置114から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S106において、S101で読み込まれたアクセル開度、S104で演算された推奨(適切)アクセル開度、及び、S105で演算されたアクセル開度の許容範囲が記憶装置114に記憶される。次に、S107において、記憶装置114に記憶されているデータが読み込まれる。具体的には、現在から所定の時間内における過去の運転者による実際のアクセル開度、推奨(適切)アクセル開度、及び、アクセル開度の許容範囲が読み込まれる。
次に、S108においてアクセル操作が不適切である時のデータが検出される。このS108では、S101で読み込まれる運転者の実際の操作によるアクセル開度が、S104で推定されるアクセル開度の許容範囲を超えた場合を、アクセル操作の不適切時として検出される。このS108により検出された不適切時は、S109でグラフ表示される。例えば、図8に示すように、過去のデータにおいて、図中Dで示すように、アクセル操作不適切時が囲まれると共に、色や点滅などにより、不適切時があったことが強調される。なお、図示していないが、現在において不適切なアクセル操作(許容範囲を超える運転者による実際のアクセル開度)がある場合にも、図中Dのような表示がなされる。また、現在において不適切なアクセル操作がある場合には、音による警報やメータの警告灯で、運転者に注意を促すようにしても良い。
次に、S109において、上述したように種々のアクセル開度がディスプレイ112に表示される。具体的には、先ずは、図中実線Aで示すような、S101で読み込まれた運転者の実際のアクセル操作によるアクセル開度である。また、図中破線Bで示すような、S104において推定される現在地及び前方での推奨される適切なアクセル開度、及び、S107で読み込まれる過去の履歴による推奨されていた適切なアクセル開度である。さらに、図中Cで示すような升目模様のグラフで表された、S105において推定される現在地及び前方でのアクセル開度の許容範囲、及び、S107で読み込まれる過去の履歴によるアクセル開度の許容範囲である。さらに、図中Dで示すようなアクセル操作の不適切時を示す警告である。
これらのグラフは、中央が現在の状況であり、走行時には、左方にスクロールしながら表示される。
次に、本発明の第3実施形態による車両の操作量表示装置について説明する。図11は、本発明の第3実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。
図11に示すように、車両201は、ステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ202と、地図データ及び勾配などの情報を格納しているナビゲーションユニット204と、自車の位置を検出するためのGPSアンテナ206とを有している。また、車両201は、後述するように、走行性能を重視した、即ち、発生駆動力が大きくなるような適切なステアリング操舵角及びステアリング操舵角の許容範囲などを演算する演算装置210と、この演算装置210により演算された値をグラフ表示するディスプレイ212と、演算装置210により演算された値を記憶する記憶装置214とを有する。なお、ディスプレイ212は、インパネ上に設けられたモニタであるが、ヘッドアップディスプレイ装置であっても良い。
次に、図12乃至図15により、走行性能を重視した種々のステアリング操舵角の値を表示させるための演算装置210による演算の内容について説明する。図12は、本発明の第3実施形態による走行性能に係わる種々のステアリング操舵角の値を表示させるためのフローチャートであり、図13は、本発明の第3実施形態によるディスプレイに表示されるステアリング操舵角情報の一例であり、図14は、本発明の第3実施形態による走行性能として発生駆動力が最大となるようなステアリング操舵角を求めるためのマップであり、図15は、本発明の第3実施形態による走行性能として発生駆動力が所定の値以上になるようなステアリング操舵角の許容範囲を求めるためのマップである。
先ず、図12のS201において、操舵角センサ202により検出され実際に運転者による操作により得られるステアリング操舵角のデータが読み込まれる。このS201で検出されたステアリング操舵角は、S208でグラフ表示される。ここで、図13により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図13に示すように、ディスプレイ212には、実線Aで示すように、中央に示される現在の運転者によるステアリング操舵角と、その左方に示される過去の運転者による操作に基づいたステアリング操舵角の履歴が表示される。過去の履歴は、S205で記憶装置214に記憶され、S206で記憶装置214から読み込まれた過去データに基づいて表示される。
次に、S202において、GPSアンテナ206による現在地情報及びナビゲーションユニット204による前方の道路情報が読み込まれる。このS202では、ナビゲーションユニット204から、車両前方のコーナーRの値と、道路勾配の値と、制限速度及び渋滞情報から定まる推定車速と、この推定車速、道路勾配及びコーナーRから求まる推定ギアとが読み込まれる。
次に、S203において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう前方道路において、走行性能、ここでは発生駆動力が最大になるような適切なステアリング操舵角を演算する。このS203では、図14に示すようなマップに基づいて、推奨される適切なステアリング操舵角が求められる。即ち、図14に示すマップにおいて、S202で読み込み或いは演算された、推定車速、推定ギア、コーナーR及び道路勾配をマップに当てはめて、推奨ステアリング操舵角が推定されるのである。図14に示すようなマップは、予め実験により求められる。
このS203で推定された推奨ステアリング操舵角は、S208でグラフ表示される。ここで、図13により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図13に示すように、ディスプレイ212には、破線Bで示すように、中央に示される現在のステアリング操舵角の推奨値と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるステアリング操舵角の推奨値と、その左方に示される過去の記憶されたステアリング操舵角の推奨値の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS203で演算された値であり、過去の履歴は、S205で記憶装置214に記憶され、S206で記憶装置214から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S204において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう道路において走行性能である発生駆動力が所定値以上となるような適切なステアリング操舵角の許容範囲を演算する。このS204では、図15に示すようなマップに基づいて、ステアリング操舵角の許容範囲が求められる。即ち、図15に示すマップにおいて、S202で読み込み或いは演算された、推定車速、推定ギア、コーナーR及び道路勾配をマップに当てはめて、ステアリング操舵角の許容範囲が推定されるのである。例えば、車速20km/h、第1ギア、10度未満のコーナーR及び5度未満の勾配であれば、ステアリング操舵角の許容範囲が−10<θ<+30となる。図15に示すようなマップは、予め実験により求められる。そして、許容範囲は、発生駆動力が必ずしも最適な値ではないが、運転者に求められる通常の操作において発生駆動力を大きく確保することが十分可能と考えられるような燃料消費量の範囲として求められる。
このS204で推定されたステアリング操舵角の許容範囲は、S208でグラフ表示される。ここで、図13により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図13に示すように、ディスプレイ212には、升目模様のグラフCで示すように、中央に示される現在のステアリング操舵角の許容範囲と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるステアリング操舵角の許容範囲と、その左方に示される過去の記憶されたステアリング操舵角の許容範囲の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS204で演算された値であり、過去の履歴は、S205で記憶装置214に記憶され、S206で記憶装置14から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S205において、S201で読み込まれたステアリング操舵角、S203で演算された推奨(適切)ステアリング操舵角、及び、S204で演算されたステアリング操舵角の許容範囲が記憶装置214に記憶される。次に、S206において、記憶装置214に記憶されているデータが読み込まれる。具体的には、現在から所定の時間内における過去の運転者による実際のステアリング操舵角、推奨(適切)ステアリング操舵角、及び、ステアリング操舵角の許容範囲が読み込まれる。
次に、S207においてステアリング操作が不適切である時のデータが検出される。このS207では、S201で読み込まれる運転者の実際の操作によるステアリング操舵角が、S204で推定されるステアリング操舵角の許容範囲を超えた場合が、ステアリング操作の不適切時として検出される。このS207により検出された不適切時は、S208でグラフ表示される。例えば、図13に示すように、過去のデータにおいて、図中Dで示すように、ステアリング操作不適切時が囲まれると共に、色や点滅などにより、不適切時があったことが強調される。なお、図示していないが、現在において不適切なステアリング操作(許容範囲を超える運転者による実際のステアリング操舵角)がある場合にも、図中Dのような表示がなされる。また、現在において不適切なステアリング操作がある場合には、音による警報やメータの警告灯で、運転者に注意を促すようにしても良い。
次に、S208において、上述したように種々のステアリング操作量がディスプレイ212に表示される。具体的には、先ずは、図中実線Aで示すような、S201で読み込まれた運転者の実際のステアリング操作によるステアリング操舵角である。また、図中破線Bで示すような、S203において推定される現在地及び前方での推奨される適切なステアリング操舵角、及び、S206で読み込まれる過去の履歴による推奨されていた適切なステアリング操舵角である。さらに、図中Cで示すような升目模様のグラフで表された、S204において推定される現在地及び前方でのステアリング操舵角の許容範囲、及び、S6で読み込まれる過去の履歴によるステアリング操舵角の許容範囲である。さらに、図中Dで示すようなステアリング操作の不適切時を示す警告である。
これらのグラフは、中央が現在の状況であり、走行時には、左方にスクロールしながら表示される。
次に、本発明の第4実施形態による車両の操作量表示装置について説明する。図16は、本発明の第4実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。
図16に示すように、車両301は、ステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ302と、車両の速度を検出する車速センサ304と、自車両の前方や周囲の白線や歩行者を検出すると共にそれらの白線や歩行者との距離を検出する白線・歩行者検出用カメラ306とを有している。また、車両301は、後述するように、安全を重視した適切なステアリング操舵角及びステアリング操舵角の許容範囲などを演算する演算装置310と、この演算装置310により演算された値をグラフ表示するディスプレイ312と、演算装置310により演算された値を記憶する記憶装置314とを有する。なお、ディスプレイ312は、インパネ上に設けられたモニタであるが、ヘッドアップディスプレイ装置であっても良い。
次に、図17乃至図20により、安全を重視した種々のステアリング操舵角の値を表示させるための演算装置110による演算の内容について説明する。図17は、本発明の第4実施形態による安全に係わる種々のステアリング操舵角の値を表示させるためのフローチャートであり、図18は、本発明の第4実施形態によるディスプレイに表示されるステアリング操舵角情報の一例であり、図19は、本発明の第4実施形態による安全を考えて白線或いは歩行者までの距離が適切な距離となるようなステアリング操舵角を求めるためのマップであり、図20は、本発明の第4実施形態による安全を考えて白線或いは歩行者までの距離が所定距離以上となるようなステアリング操舵角の許容範囲を求めるためのマップである。
先ず、図17のS301において、ステアリング操舵角センサ302により検出され実際に運転者による操作により得られるステアリング操舵角のデータが読み込まれる。このS301で検出されたステアリング操舵角は、S309でグラフ表示される。ここで、図18により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図18に示すように、ディスプレイ312には、実線Aで示すように、中央に示される現在の運転者によるステアリング操舵角と、その左方に示される過去の運転者による操作に基づいたステアリング操舵角の履歴が表示される。過去の履歴は、S306で記憶装置314に記憶され、S307で記憶装置314から読み込まれた過去データに基づいて表示される。
次に、S302において、車速センサ304により検出された現在の車両301の車速が読み込まれ、次に、S303において、白線・歩行者検出用カメラ306により検出された白線或いは歩行者との距離が読み込まれる。以下では、白線が検出された場合について説明する。
次に、S304において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう前方道路において安全を確保することが出来る推奨される適切なステアリング操舵角を演算する。このS304では、図19に示すようなマップに基づいて、推奨される適切なステアリング操舵角が求められる。即ち、図19に示すマップにおいて、S303で読み込まれた白線或いは歩行者との距離(本実施形態では側方距離として示す)、S302で読み込まれた車速及びS301で読み込まれたステアリング操舵角をマップに当てはめて、推奨ステアリング操舵角が推定されるのである。図19に示すようなマップは、予め実験により求められる。
このS304で推定された推奨ステアリング操舵角は、S309でグラフ表示される。ここで、図18により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図18に示すように、ディスプレイ312には、破線Bで示すように、中央に示される現在のステアリング操舵角の推奨値と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるステアリング操舵角の推奨値と、その左方に示される過去の記憶されたステアリング操舵角の推奨値の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS304で演算された値であり、過去の履歴は、S306で記憶装置314に記憶され、S307で記憶装置314から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S305において、現在の自車両の位置及び今後進むであろう道路において白線或いは歩行者との距離が安全な所定距離以上となるような適切なステアリング操舵角の許容範囲を演算する。このS305では、図20に示すようなマップに基づいて、ステアリング操舵角の許容範囲が求められる。即ち、図20に示すマップにおいて、S303で読み込まれた先行車両との車間距離、S302で読み込まれた車速及びS301で読み込まれたステアリング操舵角をマップに当てはめて、ステアリング操舵角の許容範囲が推定されるのである。例えば、側方距離1m、現車速20km/h、現操舵角20°であれば、ステアリング操舵角の許容範囲が−10°<θ<+30°となる。図20に示すようなマップは、予め実験により求められる。そして、許容範囲は、運転者に求められる通常の操作において安全性を確保することが十分可能と考えられるような範囲として求められる。
このS305で推定されたステアリング操舵角の許容範囲は、S309でグラフ表示される。ここで、図18により、そのようなグラフ表示の一例を説明する。図18に示すように、ディスプレイ312には、升目模様のグラフCで示すように、中央に示される現在のステアリング操舵角の許容範囲と、その右方に示される自車両の前方の道路情報に応じて推定されるステアリング操舵角の許容範囲と、その左方に示される過去の記憶されたステアリング操舵角の許容範囲の履歴とが表示される。現在及び今後の推定値は、このS305で演算された値であり、過去の履歴は、S306で記憶装置314に記憶され、S307で記憶装置314から読み込まれた過去データに基づいて表示される値である。
次に、S306において、S301で読み込まれたステアリング操舵角、S304で演算された推奨(適切)ステアリング操舵角、及び、S305で演算されたステアリング操舵角の許容範囲が記憶装置314に記憶される。次に、S307において、記憶装置314に記憶されているデータが読み込まれる。具体的には、現在から所定の時間内における過去の運転者による実際のステアリング操舵角、推奨(適切)ステアリング操舵角、及び、ステアリング操舵角の許容範囲が読み込まれる。
次に、S308においてステアリング操作が不適切である時のデータが検出される。このS308では、S301で読み込まれる運転者の実際の操作によるステアリング操舵角が、S304で推定されるステアリング操舵角の許容範囲を超えた場合が、ステアリング操作の不適切時として検出される。このS308により検出された不適切時は、S309でグラフ表示される。例えば、図18に示すように、過去のデータにおいて、図中Dで示すように、ステアリング操作不適切時が囲まれると共に、色や点滅などにより、不適切時があったことが強調される。なお、図示していないが、現在において不適切なステアリング操作(許容範囲を超える運転者による実際のステアリング操舵角)がある場合にも、図中Dのような表示がなされる。また、現在において不適切なステアリング操作がある場合には、音による警報やメータの警告灯で、運転者に注意を促すようにしても良い。
次に、S309において、上述したように種々のステアリング操舵角がディスプレイ312に表示される。具体的には、先ずは、図中実線Aで示すような、S301で読み込まれた運転者の実際のステアリング操作によるステアリング操舵角である。また、図中破線Bで示すような、S304において推定される現在地及び前方での推奨される適切なステアリング操舵角、及び、S307で読み込まれる過去の履歴による推奨されていた適切なステアリング操舵角である。さらに、図中Cで示すような升目模様のグラフで表された、S305において推定される現在地及び前方でのステアリング操舵角の許容範囲、及び、S307で読み込まれる過去の履歴によるステアリング操舵角の許容範囲である。さらに、図中Dで示すようなステアリング操作の不適切時を示す警告である。
これらのグラフは、中央が現在の状況であり、走行時には、左方にスクロールしながら表示される。
なお、上述した各実施形態において、図3、図8、図13及び図18のスクロール表示グラフは、現在の状況のみを示すグラフ、現在と今後の状況を示すグラフ、及び、現在と過去の状況を示すグラフのいずれかが表示されるようにしても良い。
また、図中における実線A、破線Bは、線の太さを変えて表示することとしても良く、例えば、破線Bの今後のデータ部を太線破線で、その他の実線A及び破線Bの過去データ部を細線で表示することとしても良い。さらに、実線A、破線Bは、線の色を変えて表示することとしても良く、例えば、破線Bの今後のデータ部を赤色の破線で、その他の実線A及び破線Bの過去データ部を黒色で表示することとしても良い。
本発明の第1実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による燃費に係わる種々のアクセル開度の値を表示させるためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるディスプレイに表示されるアクセル開度情報の一例である。 本発明の第1実施形態による燃料消費量が最小となるようなアクセル開度を求めるためのマップである。 本発明の第1実施形態による燃料消費量が所定の値以下になるようなアクセル開度の許容範囲を求めるためのマップである。 本発明の第2実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による安全に係わる種々のアクセル開度の値を表示させるためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるディスプレイに表示されるアクセル開度情報の一例である。 本発明の第2実施形態による安全を考えて障害物までの距離が適切な距離となるようなアクセル開度を求めるためのマップである。 本発明の第2実施形態による安全を考えて障害物までの距離が所定距離以上となるようなアクセル開度の許容範囲を求めるためのマップである。 本発明の第3実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。 本発明の第3実施形態による走行性能に係わる種々のステアリング操舵角の値を表示させるためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるディスプレイに表示されるステアリング操舵角情報の一例である。 本発明の第3実施形態による走行性能として発生駆動力が最大となるようなステアリング操舵角を求めるためのマップである。 本発明の第3実施形態による走行性能として発生駆動力が所定の値以上になるようなステアリング操舵角の許容範囲を求めるためのマップである。 本発明の第4実施形態による車両の操作量表示装置を含む車両を示す平面図である。 本発明の第4実施形態による安全に係わる種々のステアリング操舵角の値を表示させるためのフローチャートである。 本発明の第4実施形態によるディスプレイに表示されるステアリング操舵角情報の一例である。 本発明の第4実施形態による安全を考えて障害物までの距離が適切な距離となるようなステアリング操舵角を求めるためのマップである。 本発明の第4実施形態による安全を考えて障害物までの距離が所定距離以上となるようなステアリング操舵角の許容範囲を求めるためのマップである。
符号の説明
1、101、201、301 車両
2、102 アクセル開度センサ
4、204 ナビゲーションユニット
6、206 GPSアンテナ
10、110、210、310 演算装置
12、112、212、312 ディスプレイ
14、114、214、314 記憶装置
104、304 車速センサ
106 障害物検出用レーザレーダ
202、302 操舵角センサ
306 白線・歩行者検出用カメラ

Claims (11)

  1. 車両の操作機構の操作量を表示する車両の操作量表示装置であって、
    運転者による上記操作機構の操作量を検出する操作量検出手段と、
    上記車両が走行している道路の状況及び上記車両の走行状況を検出する道路走行状況検出手段と、
    この検出された道路状況及び車両走行状況に基づいて上記車両が満足すべき上記操作機構の操作量の許容される操作範囲を設定する操作範囲設定手段と、
    運転者による上記操作機構の操作量及び上記許容される操作範囲を重畳して表示する操作量表示手段と、を有することを特徴とする車両の操作量表示装置。
  2. さらに、上記検出された道路状況及び上記車両の走行状況に基づいて自車両における上記操作機構の適切な操作量を予め設定する操作量設定手段と、
    この操作量設定手段により設定された適切な操作量を上記許容される操作範囲と共に表示する第2の操作量表示手段と、を有する請求項1に記載の車両の操作量表示装置。
  3. さらに、上記車両が走行している前方の道路の状況を検出する前方道路状況検出手段と、
    上記車両の前方道路における走行状況を推定する走行状況推定手段と、
    これらの検出された前方道路状況及び推定された走行状況に基づいて上記操作機構のこれから走行する道路における今後の操作量の許容される操作範囲を予め設定する第2の操作範囲設定手段と、
    現在の運転者による上記操作機構の操作量を表示すると共に、上記第2の操作範囲設定手段により設定された今後の操作量の許容される操作範囲を予め表示する第3の操作量表示手段と、を有する請求項1又は請求項2に記載の車両の操作量表示装置。
  4. さらに、上記検出された前方道路状況及び上記推定された走行状況に基づいてこれから走行する道路において推定される今後の上記操作機構の適切な操作量を予め設定する第2の操作量設定手段と、
    この第2の操作量設定手段により設定された今後の適切な操作量を上記許容される操作範囲と共に表示する第3の操作量表示手段と、を有する請求項3に記載の車両の操作量表示装置。
  5. さらに、運転者による上記操作機構の操作量及び上記許容される操作範囲を記憶する操作量記憶手段と、
    現在の上記車両の運転者による上記操作機構の操作量及び上記許容される操作範囲を表示すると共に上記操作量記憶手段により記憶された過去の上記車両の運転者による上記操作機構の操作量及び過去の上記許容される操作範囲を重畳して表示する第4の操作量表示手段と、を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  6. さらに、上記車両の運転者による操作量が上記許容される操作範囲を超えた場合に、その超えたことが運転者に分かるように表示する第6の操作量表示手段を有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  7. 上記操作機構は、アクセルペダル及び/又はステアリングである請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  8. 上記操作機構はアクセルペダルであり、
    上記自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのアクセルペダル踏み込み量として設定され、このアクセルペダル踏み込み量は、燃費が所定範囲に入るように少なくとも車速及び燃料消費率により規定されたマップに基づいて決定される請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  9. さらに、前方車両を含む障害物を検出する前方障害物検出手段を有し、
    上記操作機構はアクセルペダルであり、
    上記自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はアクセルペダルのアクセルペダル踏み込み量として設定され、このアクセルペダル踏み込み量は、上記前方障害物検出手段により検出された障害物を回避できるように少なくとも車速及び障害物との距離により規定されたマップに基づいて決定される請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  10. さらに、現在位置検出手段と、少なくとも道路のコーナーR及び勾配を含む前方の道路状況を検出する道路状況検出手段を有し、
    上記自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はステアリングのステアリング操作量として設定され、このステアリング操作量は、上記道路状況検出手段により検出された道路状況に基づいて発生駆動力が確保されるように少なくとも車速、コーナーR及び勾配により規定されたマップに基づいて決定される請求項1乃至9のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
  11. さらに、現在位置検出手段と、少なくとも道路の白線及び/又は歩行者を含む前方の道路状況を検出する第2の道路状況検出手段を有し、
    上記自車両が満足すべき操作機構の許容される操作範囲はステアリングのステアリング操作量として設定され、このステアリング操作量は、上記第2の道路状況検出手段により検出された白線及び/又は歩行者と所定距離離れて走行するように少なくとも車速、白線及び/又は歩行者の側方までの距離により規定されたマップに基づいて決定される請求項1乃至10のいずれか1項に記載の車両の操作量表示装置。
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