JP2008264557A - カテーテルの制御 - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0105Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
    • A61M25/0133Tip steering devices
    • A61M25/0136Handles therefor

Abstract

【課題】カテーテルの操作を遠方から制御できる制御アセンブリを提供する。
【解決手段】カテーテル制御アセンブリ10が、支持構造体12を備えている。駆動装置が、支持構造体12によって支持されている。細長い変位機構16が、駆動装置の作用のもとで少なくとも軸方向に変位させられるように、駆動装置に組み合わせられている。カテーテルのハンドル22の少なくとも一部分が取り付けられるキャリア20が、変位機構16に取り付けられており、キャリア20は、複数の別個独立に変位可能な収容構造102、104、および106を備えており、使用時にそれぞれの収容構造102、104、および106がカテーテルのハンドルの一部分を収容し、収容構造102、104、および106のうちの少なくとも2つが、互いに対して軸方向に変位可能である構成とする。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2007年4月23日付の米国特許仮出願第60/925992号からの優先権を主張し、この米国特許仮出願の内容は、本明細書での参照によって本明細書に組み込まれる。
分野
本発明は、一般には、カテーテルの制御に関し、さらに詳しくは、カテーテル制御アセンブリに関する、必須ではないが好ましくは、このカテーテル制御アセンブリは、遠方から制御される。
背景
通常は、心血管の手術におけるカテーテルの操作においては、カテーテルの鞘が、カテーテルの遠位端が患者の心臓の所望の位置に位置するまで、導入器によって患者の血管系を通って挿入される。患者の血管系を通ってカテーテルを操作するために、高度な器用さおよび堅実さが医師の側に要求されることを、理解できる。カテーテルが安定であるほど、切開を小さくして手術による侵襲を最小限にでき、結果として、回復の時間およびそのような回復に関するコストを改善することができる。
さらに、患者の血管系におけるカテーテルの位置を割り出すために、カテーテルにおいてX線不透過のマーカを使用することが一般的に行われている。これらのX線不透過のマーカは、X線透視法によって検出され、すなわち医師が患者の近くで手術を実行している場合に、医師がX線透視法に起因して生じる放射線にさらされることを意味する。このような放射線への医師の曝露をなくすことができれば、有益であると考えられる。すなわち、カテーテルの操作を遠方から制御することができれば、有利であると考えられる。
概要
本発明の第1の態様によれば、
支持構造体と、
支持構造体によって支持された駆動装置と、
駆動装置の作用のもとで少なくとも軸方向に変位させられるように、駆動装置に組み合わせられた細長い変位機構と、
変位機構に取り付けられ、カテーテルのハンドルの少なくとも一部分が取り付けられるキャリアと
を備えており、
キャリアが、複数の別個独立に変位可能な収容構造を備え、使用時にそれぞれの収容構造が、カテーテルのハンドルの一部分を収容し、収容構造のうちの少なくとも2つが、互いに対して軸方向に変位可能であるカテーテル制御アセンブリが提供される。
変位機構が、支持構造体から延びる伸縮アーム・アセンブリを備えることができ、この伸縮アーム・アセンブリにキャリアが取り付けられ、この伸縮アーム・アセンブリが、伸縮可能に配置された複数のアームを備え、それぞれのアームにキャリアの収容構造が取り付けられている。
伸縮アーム・アセンブリを、支持構造体に対するキャリアの軸方向変位および回転変位を行うために、支持構造体に対して少なくとも軸方向に、かつ回転可能に配置することができる。伸縮アーム・アセンブリは、少なくとも第1のアームおよび第2のアームを含むことができ、伸縮アーム・アセンブリの第2のアームが、キャリアの1つの収容構造を、キャリアの少なくとも他の1つの収容構造に対して変位させる。伸縮アーム・アセンブリは、キャリアのもう1つの収容構造をキャリアの少なくとも他の1つの収容構造に対して変位させるため、少なくとも1つのさらなるアームを含むことができる。
好ましくは、キャリアは、伸縮アーム・アセンブリへと着脱可能に取り付けられる。
本アセンブリは、変位機構の変位を行うべく駆動装置の動作を制御するためのコントローラを備えることができる。好ましくは、コントローラが、支持構造体から離れて配置される。一実施形態においては、コントローラを、カテーテルのハンドルの外観および感触を模擬するように形作ることができる。
駆動装置は、複数の駆動モータを備えることができ、それぞれの駆動モータが、変位機構の一部分を駆動する。それぞれの駆動モータは、ステッピング・モータであってもよい。変位機構の伸縮アーム・アセンブリのそれぞれのアームが、駆動モータを自身に組み合わせて有することができ、駆動モータの回転運動が関連の伸縮アーム・アセンブリの直線運動に変換されることを、理解できる。さらに駆動装置は、変位機構の回転の制御を行うための回転制御モータを含むことができる。回転制御モータも、ステッピング・モータであってもよい。
支持構造体は、駆動装置が収容されるハウジングを備えることができ、変位機構が、ハウジングから延びている。
一実施形態においては、キャリアが、カテーテルのハンドルの少なくとも一部分を収容することができるクレードルの形態であってもよい。クレードルは、収容構造を含んでいる細長い本体部材と、本体部材をカテーテル制御アセンブリの変位機構へと取り付けるために本体部材の他端に配置された取り付け装置と、を含むことができる。
取り付け装置は、複数の別個独立に変位可能な取り付け部材を備えることができ、それぞれの収容構造を、横方向に離間した1対の腕を介して関連の取り付け部材へと接続することができる。本体部材の各側の上記腕互いに入れ子になるように形作ることができる。
他の実施形態においては、キャリアが、伸縮アーム・アセンブリのアームのうちの1つに取り付けられる複数の不連続な構成部品を備えることができ、それぞれの構成部品が、カテーテルのハンドルの一部分を収容するための取り付け構造を画成している。この実施形態においては、それぞれのアームが、横方向に離間した1対の部材を有することができる。
本発明の第2の態様によれば、
カテーテルのハンドルを取り付けるためのキャリアであって、複数の別個独立に変位可能な収容構造を有しており、使用時にそれぞれの収容構造がカテーテルのハンドルの一部分を収容するキャリアと、
キャリアが取り付けられる伸縮アーム・アセンブリであって、伸縮可能に配置された複数のアームを有しており、それぞれのアームに収容構造が取り付けられている伸縮アーム・アセンブリと、
伸縮アーム・アセンブリおよびキャリアならびに伸縮アーム・アセンブリの少なくとも特定のアームおよびキャリアの収容構造の変位を行うために、伸縮アーム・アセンブリのアームに作用する駆動装置と
を備えているカテーテル制御アセンブリが提供される。
このアセンブリが、駆動装置の動作を制御するために、キャリアから離れて配置されたコントローラを備えることができる。
本発明の第3の態様によれば、カテーテルを遠方から制御するための遠隔制御ユニットであって、
駆動装置と、
駆動装置の作用のもとで少なくとも軸方向に変位させられるよう、駆動装置に組み合わせられた細長い変位機構と、
カテーテルのハンドルの少なくとも一部分を取り付けるためのキャリアであって、変位機構に取り付けられており、複数の別個独立に変位可能な収容構造を有しており、それぞれの収容構造が使用時にカテーテルのハンドルの一部分を収容し、これら収容構造のうちの少なくとも2つが互いに対して軸方向に変位可能であるキャリアと、
駆動装置から離れて配置された駆動装置の動作を制御するためのコントローラと
を備えており、
駆動装置が、キャリアおよびキャリアの収容構造の変位を行うためにキャリアに作用する、遠隔制御ユニットが提供される。
変位機構が、支持構造体から延びる伸縮アーム・アセンブリを備えることができ、伸縮アーム・アセンブリにキャリアが取り付けられ、伸縮アーム・アセンブリは、伸縮可能に配置された複数のアームを有しており、それぞれのアームにキャリアの収容構造が取り付けられている。
本発明の第4の態様によれば、カテーテル制御アセンブリのためのクレードルであって、
細長い本体部材と、
本体部材の第1の端部の付近に配置され、それぞれがカテーテルのハンドルの一部分を収容するように構成されており、カテーテルのハンドルの各部分互いに変位させることができる複数の相対変位可能な収容構造と、
本体部材をカテーテル制御アセンブリの変位機構へと取り付けるために、本体部材の他端に配置された取り付け装置と
を備えているクレードルが提供される。
クレードルは、使い捨てであってもよく、取り付け装置を、本体部材をカテーテル制御アセンブリの変位機構へと取り外し可能に取り付けるように構成することができる。
取り付け装置は、複数の別個独立に変位可能な取り付け部材を備えることができ、それぞれの収容構造を、横方向に離間した1対の腕を介して関連の取り付け部材へと接続することができる。本体部材の各側の腕互いに入れ子になるように形作ることができる。
典型的な実施形態の詳細な説明
図面において、参照番号10が、カテーテル制御アセンブリの実施形態の全体を指し示している。アセンブリ10は、ハウジング12の形態の支持構造体を含んでいる。ハウジング12が、駆動装置14(図2)を収容している。変位機構16が、ハウジング18によって保持されている。変位機構16は、自由端にキャリア20を支持している。キャリア20は、カテーテルのハンドル22の少なくとも一部分を収容するように形作られ、この実施形態においては、クレードル21の形態である。
ハウジング12は、ベース24およびベース24に着脱可能に取り付けられる蓋部分26を有している。蓋部分26を、図面の図2および3にさらに詳しく示されているように、変位機構16および駆動装置14のハウジング12内に配置された部品へのアクセスを可能にするために、取り外すことができる。変位機構16および駆動装置14のこれらの部品を、以下では、まとめて内部アセンブリ27と称する。
ハウジング12は、後部カバー28をさらに備えている(図1)。後部カバー28は、さらに詳しく後述されるとおり、変位機構16のさらなる部品30を露出させるべく取り外すことが可能である。
変位機構16は、第1の外側アーム32を有する伸縮アーム・アセンブリ17を備えており、第1の外側アーム32が、クレードル21の取り付け部材34を受け止めることができる取り付け構造(この実施形態では図示されていない)を自由端に保持している。第2のアーム(やはり、この実施形態では図示されていない)が、アーム32へと入れ子にされ、クレードル21の第2の取り付け部材36へと取り付けられている。伸縮アーム・アセンブリ17の第3のアーム(やはり、図示されていない)が、第2のアームに伸縮可能に収容され、クレードル21の第3の取り付け部材38を取り付けるための取り付け構造を保持している。このように、アームが互いに入れ子にされて、互いに伸縮可能に配置されていることを、理解できる。
内部アセンブリ27は、スライド40を備えている。取り付け板42が、スライド40に固定に取り付けられている。
本出願人の「An electrical lead」という名称の2001年10月19日付の国際特許出願第PCT/AU01/01339号に従って製造されるカテーテルの電極鞘は、管腔を有している。電極鞘は、内側筒状部材を有している。カテーテルの遠位端の電極のための導体が、内側筒状部材の周囲に巻き付けられ、導体は、ジャケットに包まれている。この構成によれば、管腔に障害物がなく、カテーテルの遠位端の操縦および/または偏向を制御するための操縦シャフトを管腔へと容易に挿入できる。操縦シャフトは、本出願人の「A steerable catheter」という名称の2005年2月18日付の国際特許出願第PCT/AU2005/000216号の教示に従って製造される。この特許明細書に記載されているように、操縦シャフトは、外側筒状部材を有しており、この筒状部材の遠位端の近くに曲げ向上領域が形成されている。内側アクチュエータが、筒状部材の内側に収容される。アクチュエータと筒状部材との間の相対変位により、曲げ向上領域において操縦シャフトの遠位部分の曲がりまたは偏向が生じる。国際特許出願第PCT/AU2005/000216号に記載されているとおり、相対移動は、操縦シャフトの筒状部材をカテーテルのハンドル22のハンドル本体に取り付け、アクチュエータをハンドル22内のスライド(図示されていない)を介してハンドルの取り付け部材24へと取り付けることによって達成される。スライドとハンドル本体との間の相対移動によって、操縦シャフトの遠位端に偏向が生じる。
したがって、内部アセンブリ27は、矢印46の方向に取り付け板42に対して変位可能に配置された第2の取り付け板44(図4)をさらに備えている。変位機構16のアーム・アセンブリ17の最も内側のアームが、取り付け板44に固定される一方で、変位機構16のアーム・アセンブリ17の中間のアームは、取り付け板42に固定される。取り付け板44に、駆動装置14の駆動モータ48が取り付けられる。駆動モータ48は、アセンブリ10のコントローラ50(図8および9)の作用のもとで、取り付け板44に取り付け板42に対する不連続な小刻みの運動をもたらすためのステッピング・モータである。コントローラ50の動作については、さらに詳しく後述する。
取り付け板44が、取り付け板およびスライド40に対して変位可能である点に注目できる。スライド40が、取り付け板44の取り付け板42に対する変位を制限するリミット・スイッチ52を支持している。直線ポテンショメータなどの直線距離センサ56が、センサ56のスロット58を貫いて延びるピン54を有している。ピン54は、取り付け板44へと接続されており、ピン54がプレート44の移動につれて移動することで、変位の測定がもたらされる。
本出願人のカテーテルのモジュール形式は、電極鞘を操縦シャフトとは別個独立に変位させることができるというさらなる利点を可能にする。これは、患者の体内の扱いにくい部位へのアクセスが望まれる場合、または組織−電極の接触を向上させることが望まれる場合に、利点となりうる。したがって、カテーテルのハンドル22は、電極鞘の遠位端をカテーテルの操縦シャフトに対して出し入れするために使用することができる突き出し制御ノブ60を備えている。
したがって、内部アセンブリ27は、取り付け板44に対して取り付け板42の反対側に配置されたさらなる取り付け板62を備えている。取り付け板62は、変位機構16のアーム・アセンブリ17の最も外側のアーム32を支持している。
取り付け板62は、アセンブリ10の駆動装置14のさらなる駆動モータ66の作用のもとで、取り付け板42およびスライド40に対して矢印64の方向に変位可能である。やはり直線ポテンショメータの形態であってもよいさらなる直線距離センサ72が、スライド40に取り付けられ、取り付け板62に組み合わせられている。動作ピン68が、直線センサ72のスロット70を通って収容されている。ピン68は、取り付け板62からスロットを通って突き出しており、取り付け板62の取り付け板42に対する運動について、変位の測定をもたらしている。取り付け板62の取り付け板42に対する運動の限界は、直線センサ72の両端に配置された1対のリミット・スイッチ74によって管理されている。
さらに、伸縮アーム・アセンブリ17の全体を、ハウジング12に対して出し入れすることが望ましい。これは、内部アセンブリ27を矢印76の方向に変位させることによって達成される。駆動装置14の駆動モータ78(図4)が、矢印76の方向の内部アセンブリ27の変位を制御する。駆動モータ78が、横方向に離間して長手方向に延びている1対のバー80(図2および3)に沿って取り付け板42を前進させる。バー80は、対向する1対のディスク82に支持されている。一方のディスク82は、端部プレート18の内表面に取り付けられ、他方のディスク82は、ハウジング12の反対側の端壁84の内表面に取り付けられている。
それぞれのディスク82は、外周に平坦部86を有している。案内梁88が、ディスク82の平坦部86に固定されている。案内梁88は、ハウジング12の長手軸に対して鋭角に配置されている。梁88は、長手方向に延びるスロット90を画成している。スロット90が、スライド40上に横方向に配置されたさらなる直線センサ94のアクチュエータ・ピン92を収容しており、直線センサ94は、ピン92が通過して延びるスロット96を画成している。直線センサ94は、ハウジング12に対する伸縮アーム・アセンブリ17の運動について、変位の測定をもたらす。案内梁88が斜めに配置されているということは、直線センサ94のスロット96におけるピン92の約20mmの動きが、矢印76の方向の約200mmの動きに変換されることを意味する。矢印76の方向における軸方向の運動の限界は、スライド40の両端に取り付けられたリミット・スイッチ98によって管理される。
ディスク82は、ハウジング12内に回転可能に支持されている。駆動装置14が、端壁84の内表面に取り付けられた駆動モータ100を備えている。駆動モータ100は、プーリ101および駆動ベルト103を介してディスク82を回転させる。
駆動モータ48、66、78、および100はそれぞれ、必要とされる動きに応じて漸増的かつ不連続な刻みをコントローラ50によって制御することができるステッピング・モータである。
次に、図面の図6a、6b、および7を参照すると、クレードル21がさらに詳しく示されている。伸縮可能に配置された3つの取り付け部材34、36、および38に加えて、クレードル21は、複数の収容構造102、104、および106を備えている。収容構造102は、ハンドル22の突き出し制御ノブ60を収容する。収容構造104は、ハンドル22の操縦制御ノブ108を収容し、収容構造106は、操縦制御ノブ108の近位側に配置され、カテーテルのハンドル22のハンドル本体に固定された周状の隆起した畝状のアバットメント110を収容する。
収容構造102は、横方向に離間した1対の腕112によって取り付け部材34へと接続されている。収容構造104は、横方向に離間した1対の腕114によって取り付け部材36へと接続され、同様に、収容構造106は、横方向に離間した1対の腕116によって取り付け部材38へと接続されている。図面の図7にさらに明白に示されているように、腕144はそれぞれ、関連の腕116に入れ子にされ、腕112および116の間に捕らえられている。さらに、腕112、114、および116の互いに対する運動の案内を促進するため、腕112が内側に突き出す案内リブ118を画成しており、案内リブ118が腕114の溝120に収容されている。
腕112、114、および116が入れ子状に構成されているため、クレードル21の安定性が向上し、さらに詳しくは、収容構造102、104、および106の互いの変位の安定性が向上する。また、腕112、114、および116の入れ子状の構成は、伸縮アーム・アセンブリ17のアームの互いに対する回転を抑制するように機能する。さらには、より小型なクレードル21が生み出される。
図面の図8および9を参照すると、アセンブリ10のコントローラ50の2つの実施形態が示されている。図面の図8に示したコントローラ50の場合には、コントローラ50が、ケーシング122を備えており、ケーシング122から3本のジョイスティック124、126、および128が突き出している。コントローラ50は、アセンブリ10の駆動装置14へと有線で接続されるか、あるいは代わりに、コントローラ50は、アセンブリ10の駆動装置14と無線で通信する。
いずれの場合も、ジョイスティック124、126、および128が、カテーテルのハンドル22の操作を制御するために使用される。さらに詳しくは、ジョイスティック124が、2つの機能を実行する。ジョイスティック124は、ジョイスティック124を左および右に動かすことによって、内部アセンブリ27がそれぞれ反時計方向および時計方向に回転させられるよう、モータ100に対して作用する。ジョイスティック124の前方および後方への動きは、モータ78へと作用し、内部アセンブリ27をそれぞれ矢印76の方向において前方および後方へと軸方向に変位させる。
ジョイスティック126は、カテーテルの操縦および/または偏向を制御する。すなわち、ジョイスティック126を前方および後方へと動かすことで、モータ48が制御され、矢印46の方向において板42に対する板44の軸方向の変位がもたらされる。したがって、ジョイスティック126を前方に動かすことで、カテーテルの先端の偏向が行われ、ジョイスティック126を後方に動かすことで、偏向が取り消される。
ジョイスティック128も、ただ1つの機能を実行する。ジョイスティック128は、モータ66に作用し、カテーテルの電極鞘のカテーテルの操縦シャフトに対する突き出しを行う。すなわち、ジョイスティック128を前方へと動かすことで、カテーテルの鞘がカテーテルの操縦シャフトから突き出し、ジョイスティック128を後方へと動かすことで、カテーテルの鞘が操縦シャフトへと引き戻される。
図面の図9には、コントローラ50の別の実施形態が示されている。この実施形態においては、コントローラ50が、カテーテルのハンドル22を模擬している。すなわち、コントローラ50が、変位可能な突き出し制御ノブ60と、変位可能な操縦制御ノブ108と、隆起した畝状のアバットメント110とを保持するハンドル本体130を有している。カテーテル本体130は、案内ロッド132に固定されている。次いで、案内ロッド132が、固定の支持部材134に対してスライド可能、回転可能、かつ枢動可能に取り付けられている。
この構成においては、医師が、ハンドル・コントローラ50を、あたかもカテーテルのハンドル22そのものを使用するかのように使用する。すなわち、カテーテルの全体をカテーテルの長手軸に沿って変位させるためには、医師50は、ハンドル・コントローラ50を、案内ロッド132上で矢印135の方向に動かす。カテーテル先端の操縦または偏向を行うために、医師は、操縦制御ノブ108を使用し、操縦制御ノブ108を矢印136の方向に動かす。電極鞘を操縦シャフトに対して突き出させるために、医師は、状況に応じて電極鞘を操縦シャフトに対して延伸させ、あるいは電極鞘を操縦シャフトへと引き込むため、モータ66を動作させるために、突き出し制御ノブ60を矢印138の方向に動かす。
同様に、カテーテルのハンドル22の全体を回転させるために、医師は、コントローラ50および案内ロッド132を固定の支持部材134に対して回転させる。コントローラ50を、医師にとっての手首の快適さを改善するため、固定の支持部材134に対して回転させることができる。好ましくは、アセンブリ10が誤って意図せずに操作されてしまうことがないよう、駆動モータの動作が可能となる前に、枢支点(図示されていない)を中心にしてロッド132を枢動させることによって、コントローラ50を休止位置(図示されていない)から図示の動作位置へと持ち上げる必要がある。
図面の図10を参照すると、アセンブリ10の別の実施形態が示されている。これまでの図面を参照し、同様の部品は、とくに指定しない限りは同様の参照番号によって指し示されている。
本発明のこの実施形態においては、キャリア20が、専用のクレードルではなく、それぞれが収容構造140、142、および144を画成している3つの別個の構成部品を備えている。突き出し制御ノブ60が、収容構造140に収容され、操縦制御ノブ108が、収容構造142に収容され、隆起したアバットメント110(図10では見て取ることができない)が、収容構造144に収容されている。
また、入れ子状のアームが1つだけ存在している伸縮アーム・アセンブリ17を備える変位機構16の代わりに、1対の横方向に離間したアーム部材146、148、150を備えるアームがそれぞれ、それぞれの収容構造140、142、および144に組み合わせられている。それぞれのアーム部材146は、関連のアーム部材148に伸縮可能に収容され、次いでアーム部材148が、関連のアーム部材150に伸縮可能に収容されている。この実施形態の動作は、図1〜5に関して上述した動作と同様である。
次に、図面の図11および12を参照すると、カテーテル制御アセンブリ10のまたさらなる実施形態が示されている。これまでの図面を参照し、同様の部品は、とくに指定しない限りは同様の参照番号によって指し示されている。
この実施形態においては、支持構造体が、ハウジング18内に収容されたシャシ152を含んでいる。ハウジング18は、わかりやすさのために図11および12からは省略されている。シャシ152は、ベース部材154ならびに1対の対向する端部プレート156および158を有している。伸縮アーム・アセンブリ17が、端部プレート158の開口160を貫いて突き出している。ベアリング162が、伸縮アーム・アセンブリ17の安定性を改善するために開口162に収容されている。
内部アセンブリ27は、シャシ152のプレート156および158の間を延びる1対の離間した平行な案内レール164を備えている。図面の図1〜5に関して上述したように、カテーテル全体を軸方向に変位させるべく、伸縮アーム・アセンブリ17の端部に取り付けられたクレードル21(この実施形態においては図示されていない)を軸方向に変位させるために、駆動ブロック・アセンブリ166が、矢印76の方向に変位できるように案内レール164上にスライド可能に支持されている。
第2の駆動ブロック・アセンブリ168が、駆動ブロック・アセンブリ166に対して変位可能に配置されている。駆動ブロック・アセンブリ168も、レール164に取り付けられており、駆動モータ48を保持している。駆動ブロック・アセンブリ166から吊り下げられたブラケット169に送りねじ167が固定されており、この送りねじ167に、駆動モータ48が取り付けられている。したがって、駆動モータ48の回転運動が、送りねじ167に対する直線運動に変換される。
第3の駆動ブロック・アセンブリ170が、案内レール164に取り付けられ、駆動モータ66を支持している。駆動ブロック・アセンブリ168が、駆動ブロック・アセンブリ166の一方の側に取り付けられ、駆動ブロック・アセンブリ170が、駆動ブロック・アセンブリ166の他方の側に取り付けられている。駆動モータ66は、送りねじ171に取り付けられており、送りねじ171は、駆動ブロック・アセンブリ166から吊り下げられたブラケット169に固定されているため、駆動モータ66の回転運動が、送りねじ171に対する直線運動に変換される。
駆動ブロック・アセンブリ166、168、および170のそれぞれは、案内レール164上での駆動ブロック・アセンブリ166、168、および172の変位を容易にするために、ベアリング172を介して案内レール164に取り付けられている。
この実施形態においては、伸縮アーム・アセンブリ17が、とくに図面の図12により明確に示されている。すなわち、伸縮アーム・アセンブリ17は、外側アーム32に加えて、中間アーム174(図12)および内側アーム176を備えている。
伸縮アーム・アセンブリ17の外側アーム32が、駆動ブロック・アセンブリ170へと取り付けられ、アーム174が、駆動ブロック・アセンブリ166へと取り付けられ、アーム176が、駆動ブロック・アセンブリ168へと取り付けられている。
伸縮アーム・アセンブリ17の外側アーム32は、変位機構16の第1の取り付け構造178を介して、クレードル21の取り付け部材34(図6Aおよび6B)へと接続されている。取り付け構造178は、対向する位置にて半径方向外側へと延びている1対のピン180(その一方のみが図示されている)を有している。ピン180が、クレードル21の取り付け部材34の1対の対向するL字溝182(図6Aおよび6B)に、バヨネットのやり方で係合する。
中間アーム174は、遠位端に取り付け構造184を支持している。やはり、取り付け構造184も、対向する位置にて半径方向外側へと延びている1対のピン186を有している。ピン186が、クレードル21の取り付け部材36の1対の対向するL字溝188(図6B)に、バヨネットのやり方で係合する。
最後に、内側アーム176は、遠位端に取り付け構造190を支持している。取り付け構造190は、対向する位置にて半径方向外側へと延びている1対のピン192を有している。これらのピン192が、クレードル21の取り付け部材38の1対の対向するL字溝(図では見て取ることができない)に、バヨネットのやり方で係合する。
この実施形態において、駆動ブロック・アセンブリ166の軸方向の変位は、ステッピング・モータ78によって制御される。ステッピング・モータ78が、シャシ152の第1の端部に配置された駆動プーリ194(図11および12)を駆動する。被駆動プーリ196が、シャシ152のプーリ194とは反対の端部に配置されている。駆動ベルト198が、プーリ194および196を巡って延びており、この駆動ベルト198へと、駆動ブロック・アセンブリ166が接続されている。したがって、駆動モータ78を動作させると、駆動ブロック・アセンブリ166が矢印76の方向に軸方向に変位することで、クレードル21の全体が軸方向に変位し、使用時にカテーテルのハンドル22がクレードル21に収容されているので、結果としてカテーテルの前進および/または引き込みが達成される。
変位機構16の全体の回転を行うために、ステッピング・モータ100が、駆動ブロック・アセンブリ168に取り付けられて、内側アーム176を回転させ、そのようにする際に、プーリ101および駆動ベルト103によって伸縮アーム・アセンブリ17の全体を回転させる。上述のように、クレードル21の腕が入れ子に配置されているため、伸縮アーム・アセンブリ17のアーム32、174、および176の互いに対する回転が制限されている。さらに、アームは、駆動ブロック・アセンブリ166、168、および170に配置されたベアリングによって、駆動ブロック・アセンブリ166、168、および170に対して回転できる。
カテーテルのカテーテル鞘をカテーテル鞘の操縦シャフトに対して突き出すために、ステッピング・モータ66が、関連のコントローラ50を使用して医師によって運転される。これにより、駆動ブロック・アセンブリ170が駆動ブロック・アセンブリ166に対して矢印64の方向に変位し、結果としてクレードル21の取り付け部材34が、他の取り付け部材36および38に対して変位する。上述のように、突き出し制御ノブ60が、収容構造102に収容されており、取り付け部材34が他の取り付け部材36および38に対して変位することで、収容構造102が他の収容構造104および106に対して軸方向に変位する。これにより、カテーテルの操縦シャフトに対するカテーテル鞘の突き出しおよび引き込みが達成される。
カテーテルの遠位端の操縦および/または偏向を行うために、ステッピング・モータ48が、コントローラ50を使用して医師によって運転される。これにより、駆動ブロック・アセンブリ168が矢印46の方向に変位し、結果として変位機構16の取り付け構造190が、他の取り付け構造178および184に対して変位する。同様に、クレードル21の取り付け部材38が取り付け構造190に取り付けられているため、駆動ブロック・アセンブリ168の変位によって、クレードル21の取り付け部材38が他の取り付け部材34および36に対して変位する。
操縦および/または偏向を行うべくステッピング・モータ48が動作することで、取り付け部材38が、他の取り付け部材34および36に対して軸方向に変位させられる。これにより、カテーテルのハンドル22の隆起した畝状のアバットメント110を収容している収容構造106が、収容構造104に収容された操縦制御ノブ108に対して変位する。これにより、カテーテルの遠位端の操縦および/または偏向が達成される。
この実施形態においても、変位機構16の運動を制御および制限するために、直線ポテンショメータおよびリミット・スイッチを使用できることに注意すべきである。あるいは、図面の図13に示されているように、光エンコーダおよび光遮断器が使用される。すなわち、或る長さの光学テープ200が、シャシ152の端部プレート156、158の間で案内レール164に平行に延びている。駆動ブロック・アセンブリ166、168、および170のそれぞれが、駆動ブロック・アセンブリ166、168、および170の絶対的な位置を割り出すことができるようにする増分光エンコーダ202を保持している。
カテーテルの安定な制御を促進するとともに、振動などに起因する問題を取り除くカテーテル制御アセンブリ10がもたらされる点が、本発明の利点である。さらに、このカテーテル制御アセンブリ10は、医師によって遠方から操作することが可能であるため、通常であれば医師は放射線の領域において作業を行わなければならないが、このカテーテル制御アセンブリ10によれば、医師が放射線の領域の外で作業を行うことができる。また、この制御アセンブリ10を使用することで、カテーテルの安定性が向上するため、医師によって行われる手術の精度が向上する。この安定性は、伸縮式のアームを使用することによって向上し、さらに伸縮式のアームは、アセンブリ10のサイズおよび専有面積を小さくする。
具体的な実施形態に示したとおりの本発明に対し、幅広く説明したとおりの本発明の範囲から逸脱することなく、多数の変形および/または変更を行うことが可能であることを、当業者であれば理解できる。したがって、本明細書の実施形態は、あらゆる点に関し、あくまで例示として解釈されるべきものであり、本発明を限定するものとして解釈してはならない。
カテーテル制御アセンブリの実施形態の三次元の図を示している。 アセンブリの一部の三次元の前面図を示している。 図2のアセンブリの一部の三次元の後面図を示している。 アセンブリの変位機構および駆動装置の一部の三次元の図を示している。 図4の変位機構および駆動装置の一部を含むアセンブリのさらなる一部の三次元の図を示している。 アセンブリのキャリアの三次元の前面図を示している。 アセンブリのキャリアの三次元の後面図を示している。 図6の線VII−VIIに沿って得たキャリアの端面断面図を示している。 アセンブリのコントローラの実施形態の三次元の図を示している。 アセンブリのコントローラの別の実施形態の側面図を示している。 カテーテル制御アセンブリの別の実施形態の一部の三次元の後面図を示している。 カテーテル制御アセンブリのさらなる実施形態の一部の三次元の前面図を示している。 図11のカテーテル制御アセンブリのさらなる実施形態の一部の三次元の後面図を示している。 図11のカテーテル制御アセンブリのさらなる実施形態の一部の反対側からの三次元の後面図を示している。
符号の説明
10…カテーテル制御アセンブリ、12…ハウジング、14…駆動装置、16…変位機構、17…伸縮アーム・アセンブリ、18…ハウジング、20…キャリア、21…クレードル、22…カテーテルのハンドル、24…ベース、26…蓋部分、27…内部アセンブリ、28…後部カバー、30…さらなる部品、32…第1の外側アーム、34…取り付け部材、36…第2の取り付け部材、38…第3の取り付け構造、40…スライド、42…取り付け板、44…第2の取り付け板、46…矢印(第2の取り付け板44の変位)、48…駆動モータ、50…コントローラ、52…リミット・スイッチ、54…ピン、56…直線距離センサ、58…スロット、60…突き出し制御ノブ、62…さらなる取り付け板、64…矢印(取り付け板62の変位)、66…さらなる駆動モータ、68…動作ピン、70…スロット、72…さらなる直線距離センサ、74…リミット・スイッチ、76…矢印(内部アセンブリ27の変位)、78…駆動モータ、80…バー、82…ディスク、84…ハウジング12の端壁、86…平坦部、88…案内梁、90…スロット、92…アクチュエータ・ピン、94…さらなる直線センサ、96…スロット、98…リミット・スイッチ、100…駆動モータ、101…プーリ、102…収容構造、103…駆動ベルト、104…収容構造、106…収容構造、108…操縦制御ノブ、110…アバットメント、112…腕、114…腕、116…腕、118…案内リブ、120…溝、122…ケーシング、124…ジョイスティック、126…ジョイスティック、128…ジョイスティック、130…ハンドル本体、132…案内ロッド、134…支持部材、135…矢印(コントローラ50の動き)、136…矢印(操縦制御ノブ108の動き)、138…矢印(突き出し制御ノブ60の動き)、140…収容構造、142…収容構造、144…収容構造、146…アーム部材、148…アーム部材、150…アーム部材、152…シャシ、154…ベース部材、156…端部プレート、158…端部プレート、160…開口、162…ベアリング、164…案内レール、166…駆動ブロック・アセンブリ、167…送りねじ、168…第2の駆動ブロック・アセンブリ、169…ブラケット、170…第3の駆動ブロック・アセンブリ、171…送りねじ、172…ベアリング、174…中間アーム、176…内側アーム、178…第1の取り付け構造、180…ピン、182…L字溝、184…取り付け構造、186…ピン、188…L字溝、190…取り付け構造、192…ピン、194…駆動プーリ、196…被駆動プーリ、198…駆動ベルト、200…光学テープ、202…光エンコーダ

Claims (24)

  1. 支持構造体と、
    前記支持構造体によって支持された駆動装置と、
    前記駆動装置の作用のもとで少なくとも軸方向に変位される、前記駆動装置に組み合わせられた細長い変位機構と、
    前記変位機構に取り付けられ、カテーテルのハンドルの少なくとも一部分が取り付けられるキャリアと
    を備えており、
    前記キャリアが、複数の別個独立に変位可能な収容構造を備え、使用時に前記収容構造のそれぞれが、前記カテーテルの前記ハンドルの一部分を収容し、
    前記収容構造のうちの少なくとも2つが、互いに対して軸方向に変位可能である、カテーテル制御アセンブリ。
  2. 前記変位機構が、前記支持構造体から延びる伸縮アーム・アセンブリを備えており、該伸縮アーム・アセンブリに前記キャリアが取り付けられ、
    前記伸縮アーム・アセンブリが、伸縮可能に配置された複数のアームを有しており、前記アームのそれぞれに前記キャリアの収容構造が取り付けられている、請求項1に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  3. 前記伸縮アーム・アセンブリが、前記支持構造体に対する前記キャリアの軸方向変位および回転変位を行うために、前記支持構造体に対して少なくとも軸方向に沿って、回転可能に配置されている請求項2に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  4. 前記伸縮アーム・アセンブリが、少なくとも第1のアームおよび第2のアームを含んでおり、前記第2のアームが、前記キャリアの1つの収容構造を、該キャリアの少なくとも他の1つの収容構造に対して変位させる、請求項2または3に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  5. 前記伸縮アーム・アセンブリが、前記キャリアのもう1つの収容構造を該キャリアの少なくとも他の1つの収容構造に対して変位させるための少なくとも1つのさらなるアームを含んでいる、請求項4に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  6. 前記キャリアが、前記伸縮アーム・アセンブリに着脱可能に取り付けられる、請求項2〜5のいずれか一項に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  7. 前記変位機構の変位を行うべく前記駆動装置の動作を制御するためのコントローラを備えている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  8. 前記コントローラが、前記支持構造体から離れて配置されている、請求項7に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  9. 前記コントローラが、前記カテーテルの前記ハンドルの外観および感触を模擬するように形作られている、請求項7または8に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  10. 前記駆動装置が、複数の駆動モータを備え、前記駆動モータのそれぞれが、前記変位機構の一部分を駆動する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  11. 前記駆動装置が、前記変位機構の回転の制御を行うための回転制御モータをさらに含んでいる、請求項10に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  12. 前記支持構造体が、前記駆動装置が収容されるハウジングを含んでおり、前記変位機構が、前記ハウジングから延びている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  13. 前記キャリアが、前記カテーテルの前記ハンドルの少なくとも一部分を収容することができるクレードルの形態である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  14. 前記クレードルが、
    前記収容構造を含んでいる細長い本体部材と、
    前記本体部材を当該カテーテル制御アセンブリの変位機構に取り付けるために、前記本体部材の他端に配置された取り付け装置と、
    を含んでいる、請求項13に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  15. 前記取り付け装置が、複数の別個独立に変位可能な取り付け部材を備えており、前記収容構造のそれぞれが、横方向に離間した1対の腕を介して関連の取り付け部材に接続されている、請求項14に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  16. 前記本体部材の各側の前記腕が、互いに入れ子になるように形作られている、請求項15に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  17. カテーテルのハンドルを取り付けるためのキャリアであって、複数の別個独立に変位可能な収容構造を備え、使用時に前記収容構造のそれぞれが前記カテーテルの前記ハンドルの一部分を収容するキャリアと、
    前記キャリアが取り付けられる伸縮アーム・アセンブリであって、伸縮可能に配置された複数のアームを有しており、前記アームのそれぞれに収容構造が取り付けられている伸縮アーム・アセンブリと、
    前記伸縮アーム・アセンブリおよび前記キャリアならびに前記伸縮アーム・アセンブリの少なくとも特定のアームおよび前記キャリアの前記収容構造の変位を行うために、前記伸縮アーム・アセンブリの前記アームに作用する駆動装置と
    を備えているカテーテル制御アセンブリ。
  18. 前記駆動装置の動作を制御するため、前記キャリアから離れて配置されたコントローラを備えている請求項17に記載のカテーテル制御アセンブリ。
  19. カテーテルを遠方から制御するための遠隔制御ユニットであって、
    駆動装置と、
    前記駆動装置の作用のもとで少なくとも軸方向に変位される、前記駆動装置に組み合わせられた細長い変位機構と、
    前記カテーテルのハンドルの少なくとも一部分を取り付けるためのキャリアであって、前記変位機構に取り付けられており、複数の別個独立に変位可能な収容構造を備え、前記収容構造のそれぞれが使用時に前記カテーテルの前記ハンドルの一部分を収容し、該収容構造のうちの少なくとも2つが互いに対して軸方向に変位可能であるキャリアと、
    前記駆動装置から離れて配置され、前記駆動装置の動作を制御するためのコントローラと
    を備えており、
    前記駆動装置が、前記キャリアおよび前記キャリアの前記収容構造の変位を行うべく前記キャリアに作用する遠隔制御ユニット。
  20. 前記変位機構が、前記支持構造体から延びる伸縮アーム・アセンブリを備えており、該伸縮アーム・アセンブリに前記キャリアが取り付けられ、
    前記伸縮アーム・アセンブリが、伸縮可能に配置された複数のアームを備え、前記アームのそれぞれに前記キャリアの収容構造が取り付けられている、請求項19に記載の遠隔制御ニニット。
  21. カテーテル制御アセンブリのためのクレードルであって、
    細長い本体部材と、
    前記本体部材の第1の端部の付近に配置され、それぞれがカテーテルのハンドルの一部分を収容するように構成されており、該カテーテルのハンドルの各部分を互いに変位させることができる複数の相対変位可能な収容構造と、
    前記本体部材をカテーテル制御アセンブリの変位機構に取り付けるために、前記本体部材の他端に配置された取り付け装置と
    を備えているクレードル。
  22. 使い捨てであって、前記取り付け装置が、前記本体部材を前記カテーテル制御アセンブリの前記変位機構に取り外し可能に取り付けるように構成されている請求項21に記載のクレードル。
  23. 前記取り付け装置が、複数の別個独立に変位可能な取り付け部材を備えており、前記収容構造のそれぞれが、横方向に離間した1対の腕を介して関連の取り付け部材に接続されている請求項21または22に記載のクレードル。
  24. 前記本体部材の各側の前記腕が、互いに入れ子になるように形作られている請求項23に記載のクレードル。
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