JP2008264007A - 下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 - Google Patents
下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008264007A JP2008264007A JP2007081034A JP2007081034A JP2008264007A JP 2008264007 A JP2008264007 A JP 2008264007A JP 2007081034 A JP2007081034 A JP 2007081034A JP 2007081034 A JP2007081034 A JP 2007081034A JP 2008264007 A JP2008264007 A JP 2008264007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandible
- force
- bone
- mandible bone
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
【課題】従来は手術時に力を加えたときに下顎骨を安定させなければ力が分散して有効な力が下顎骨あるいは下顎骨に植立している抜歯予定の歯牙に加わらなかった。そこで、下顎骨と骨下縁に、術者や助手が拳や手のひらを入れたりして安定させていた。その為、その作業を行うために人手が必要であった。また、術者は手術に両手を有効に使うことが出来なかった。
【解決手段】 下顎骨への手術もしくは処置にあたり、何かしらの力が下顎骨に加わるが、その時点で顎骨下縁と他の固定部位と連結固定することにより、力の大きさや効果を最大限に発揮させることを特徴とする下顎骨固定装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 下顎骨への手術もしくは処置にあたり、何かしらの力が下顎骨に加わるが、その時点で顎骨下縁と他の固定部位と連結固定することにより、力の大きさや効果を最大限に発揮させることを特徴とする下顎骨固定装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、下顎に対する外科や処置に使用される身体固定装置に係わり、特に限定的ではないが、下顎骨の歯牙や骨組織に治療もしくは外科処置を施す為に下顎骨体に力を加える時、下顎を力に耐え得る状態で固定することで、その力を有効に治療もしくは手術部位に働かせる為の下顎骨固定装置に関する。
今までの外科治療や処置に於いては、下顎骨を安定もしくは固定させる為に助手が下顎骨と胸骨もしくは鎖骨の間ににぎりこぶしを首側部にあてる状態か、単に助手や術者の手の平を下顎骨下縁や下顎骨部に当てること(図6)で、術者の力を分散させず、有効に下顎に働かせていた。
また、下顎骨全体に力がかかるケースでは、助手の腕を下顎骨下縁部と胸骨もしくは鎖骨の間に介在させて、下顎骨体の安定を図っていた。(図7)
このように人が介在、あるいは協力することで下顎の安定を得ていたが、術者以外に助手がサポートできない状況や、状態あるいは助手がいても処置や外科手術に専念しなければならず、助手や術者の手がふさがっている状態では、下顎骨を安定、固定することはほとんど不可能であり、手術や処置を効率的に行えないという問題点があった。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたものであり、器具を活用することで術中にまさに人の手をかけることなく、下顎骨を安定、固定させる装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明は「外科処置に使用される下顎骨固定装置(図1)であり、下顎骨下縁と周辺の場所や部分を相互に連結することで、下顎骨を固定することを特徴とする装置請求項1を提供する。
また、本発明は下顎下縁部皮膚に接触する部分には、クッション性を具備した合成プラスティック、布、紙、ビニール等で弾力を持たせた。これにより、特に下顎下縁部の皮膚をかかる力から保護することができた。(図8)
また、本発明の下顎骨に加わる力を支える場所として胸骨や鎖骨に求めることがあるが、やはり0007記載の如く、それらの身体部分を保護する為、クッション性を持たせた。(図8)
(0008)記載の如く、加わった力を支える場所を手術台や鞍頭台に求める場合は、万力の仕組みを利用して固定した。(図9)
図1は、本実施例の下顎骨固定装置の概略外面図である。本実施例の装置は、下顎を支える部分は40cm2の皿状の形態をなし、クッション材をその皮膚に相当する部分に張ったものを製作した。次に、鎖骨と胸骨に加わる力に対抗する支持部をやはり楕円状の皿型で約60cm2、身体と接触する部分にはクッション材を具備したものを製作した。
下顎骨下縁の支持部(1)は、鎖骨、胸骨の支持部(3)と連結部(2)から成り立ち、その連結部は長さ5cm、7cm、10cmと3種類製作した。
下顎骨下縁の支持部(1)は、鎖骨、胸骨の支持部(3)と連結部(2)から成り立ち、その連結部は長さ5cm、7cm、10cmと3種類製作した。
図4は、本実施例2の下顎骨固定装置の概略外面図である。マフラーの様な形態をとっており、首の周りに巻きつける方式で両端をマジックテープで止めるようになっている。表面とは布のカバーでできており、その芯の部分はグラスファイバーで補強されており、下顎骨に力が加わっても変形率10%以下になる様、工夫されている。
1 下顎下線支持部
2 連結部
3 端末支持部
4 補強材
5 マジックテープ
6 ホック
7 安頭台や治療台の固定部
8 クッション材
9 安頭台
10 ユニット本体
11 万力
2 連結部
3 端末支持部
4 補強材
5 マジックテープ
6 ホック
7 安頭台や治療台の固定部
8 クッション材
9 安頭台
10 ユニット本体
11 万力
Claims (4)
- 歯科医療用治具であって、支柱の上部に顎受け台、支柱の下部には基台があり、これが一体となっている歯科医療用治具。
- 該基台が首から肩に馴染むように整形されていることを特徴とする請求項1記載の歯科医療用治具。
- 医療用治具全体が首の半周以上を周回していることを特徴とする請求項1記載の歯科医療用治具。
- 該基台および/または支柱を治療用椅子に取り付けることを特徴とする請求項1または2記載の歯科医療用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007081034A JP2008264007A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-27 | 下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007075278 | 2007-03-22 | ||
JP2007081034A JP2008264007A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-27 | 下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008264007A true JP2008264007A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40044383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007081034A Pending JP2008264007A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-27 | 下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008264007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101987044B (zh) * | 2009-07-31 | 2013-09-25 | 张晓� | 医用下颌托 |
JP2021530273A (ja) * | 2018-06-28 | 2021-11-11 | ザ レストフル ジョー カンパニー、エルエルシー | 顎支持装置 |
-
2007
- 2007-03-27 JP JP2007081034A patent/JP2008264007A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101987044B (zh) * | 2009-07-31 | 2013-09-25 | 张晓� | 医用下颌托 |
JP2021530273A (ja) * | 2018-06-28 | 2021-11-11 | ザ レストフル ジョー カンパニー、エルエルシー | 顎支持装置 |
JP7482519B2 (ja) | 2018-06-28 | 2024-05-14 | ザ レストフル ジョー カンパニー、エルエルシー | 顎支持装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4938002B2 (ja) | スプリント又は固定装置 | |
EP2779905B1 (en) | Fixture for immobilizing an arm of a patient | |
CN209316380U (zh) | 一种介入手术用固定头架 | |
KR101927594B1 (ko) | 와이어를 이용한 척추 측만증 교정 보조기 | |
AU3084895A (en) | Selective vascular compression device | |
CN201906146U (zh) | 用于侧卧位手术病人体位摆放的治疗用体位减压垫 | |
WO2014037960A1 (en) | Vascular puncture site closure device | |
JP2008264007A (ja) | 下顎骨を加圧時に安定、固定させる装置。 | |
JPS5922525B2 (ja) | 外科手術介助器具及び外科手術用牽引子フレ−ム | |
CN112190383B (zh) | 一种维持桡骨远端骨折位置不移位的牵开器 | |
JP6818194B2 (ja) | 口腔開口維持装置 | |
EP2552364B1 (en) | Fracture brace | |
KR101110986B1 (ko) | 의료용 부목 | |
CN201389109Y (zh) | 骨科用固定夹板 | |
CN111973289B (zh) | 一种骨科手术用腿部固定夹具 | |
SE0950988A1 (sv) | Dorsal underarmsplatta | |
CN202151381U (zh) | 一种医用手足固定装置 | |
JP6923136B2 (ja) | 口腔開口維持装置及びその開口維持部品 | |
JP2021502134A (ja) | 外科手術用ハンドラップおよび滅菌コネクタ | |
CN214761695U (zh) | 一种骨科关节的外部固定装置 | |
CN203089494U (zh) | 带有加压气囊的骨科整复固定装置 | |
RU207047U1 (ru) | Устройство для дистракции кистевого сустава и репозиции переломов костей предплечья и кисти | |
JP2019170862A (ja) | 医療器具 | |
RU2321362C1 (ru) | Ранорасширитель для операций на конечностях | |
US7717118B2 (en) | Protective shield |