JP2008260882A - サイドウォール用ゴム組成物 - Google Patents

サイドウォール用ゴム組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2008260882A
JP2008260882A JP2007105882A JP2007105882A JP2008260882A JP 2008260882 A JP2008260882 A JP 2008260882A JP 2007105882 A JP2007105882 A JP 2007105882A JP 2007105882 A JP2007105882 A JP 2007105882A JP 2008260882 A JP2008260882 A JP 2008260882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber composition
rubber
thermoplastic resin
sidewall
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007105882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5383004B2 (ja
Inventor
Hirotoshi Otsuki
洋敏 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2007105882A priority Critical patent/JP5383004B2/ja
Publication of JP2008260882A publication Critical patent/JP2008260882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5383004B2 publication Critical patent/JP5383004B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】空気透過量を低減させ、ゴム組成物の破壊特性が低下しないサイドウォール用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】平均粒子径が10〜95μmの独立した外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルをゴム成分100重量部に対して3〜15重量部、およびチッ素吸着比表面積が45〜85m2/gのカーボンブラックを40〜60重量部含有するサイドウォール用ゴム組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明はサイドウォール用ゴム組成物および該ゴム組成物を用いたタイヤに関する。
従来、タイヤの内面から浸透してくる空気や水分の影響により、タイヤ内部の補強スチールコードが錆びたり、コードに付着させるゴムが酸化劣化による際架橋により硬化が大きくなったりすることによってタイヤ損傷が発生する現象に対しては、タイヤ内部にブチルゴムをベースとするインナーライナーを用いることによって大きく改善されることは、タイヤ業界では周知の技術である。
しかしながら、近年、特にタイヤの高寿命化が進んでいく中で、タイヤ外部から浸透してくる空気や水分の影響による劣化も無視できない状況になりつつある。特に、夏場取り外して何年も使用するスタッドレスタイヤや、ロングライフ化の進んだ大型トラックバス用タイヤでは、外部から浸透してくる空気や水分の影響を受けやすい。
これらの問題を解決するために、サイドウォールの厚みを厚くすることが有効であるが、ブチル系インナーゴムに比べて通常のジエン系ゴムは5〜7倍空気や酸素が通りやすいので、かなりゲージを厚くしないと効果が期待できない、コスト、構造設計でもかなり困難であるという問題がある。
また、別の手段としてはサイドウォールとしてジエン系ゴムと共架橋できるブチル系ゴムを用いる手段も提示されているが、共架橋の度合いが不充分であるとサイドウォール用ゴムがセパレーションするという故障が発生する危険性があり、かなり高い製造技術が要求されることとコスト面でも高くなるという問題があり、工業的に有用ではない。
さらに、シリカなどの燐片状フィラーや樹脂粉末、クレーなどのガス遮断性の高い材料を添加する方法も考えられるが(例えば、特許文献1参照)、サイドウォールといった屈曲歪の大きな部材では亀裂の基点となる可能性が高く、また、無機粉体は水分を付着しやすい特性もあるので、ゴム組成物自身の水分含有量を上げてしまうという問題点がある。
以上より、サイドウォール部分のゴムの空気や水分の耐透過性能を向上させることは工業ベースで考えると容易なことではない。
特開2004−345470号公報
本発明は、空気透過量を低減させ、ゴム組成物の破壊特性が低下しないサイドウォール用ゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明は、平均粒子径が10〜95μmの独立した外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルをゴム成分100重量部に対して3〜15重量部、およびチッ素吸着比表面積が45〜85m2/gのカーボンブラックを40〜60重量部含有するサイドウォール用ゴム組成物に関する。
ゴム組成物の密度が1g/cm3未満であることが好ましい。
また、本発明は、前記のサイドウォール用ゴム組成物を含むサイドウォールを有するタイヤにも関する。
本発明は、ゴム成分中に外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルを含有するため、柔軟性を有し、また、熱膨張する前の液体内包熱可塑性樹脂は、粒子径が小さいため、ゴム組成物の混練り工程や加硫工程において熱膨張マイクロカプセルの破壊が少ない。
また、ゴム成分中の熱膨張マイクロカプセルは外殻部分が熱可塑性樹脂であるため、空気または水分を通しにくく、ゴム成分中を抜けようとする空気や水分は、熱膨張マイクロカプセルの球周辺を迂回しなければならず、移動距離が長くなるので、その結果、サイドウォール部における耐空気透過性能が向上する。
さらに、熱膨張マイクロカプセルにおける内部は中空状であるため、ゴム組成物の密度を低下させることができる。
本発明のサイドウォール用ゴム組成物は、独立した外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルを含有する。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分として、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)のジエン系ゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エポキシ化天然ゴム、エピクロロヒドリンゴム、クロロプレンゴムなどを含むことができる。
外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルとは、内部に空隙を有する球状の中空状粒子である。ここでいう球状とは、鋭角な部分をもたず丸みを帯びた粒子の形状を指し、楕円状や形状の一部が歪んでいるものも含まれる。また、独立したとは、熱膨張マイクロカプセル同士がくっ付き合わずに離れて存在していることをいう。
熱膨張マイクロカプセルの外殻部分の熱可塑性樹脂としては、例えば(メタ)アクリロニトリルの重合体、あるいは(メタ)アクリロニトリル含有量の高い共重合体が好適に用いられる。該共重合体における他のモノマー(コモノマー)としては、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、スチレン系モノマー、(メタ)アクリレート系モノマー、酢酸ビニル、ブタジエン、ビニルピリジン、クロロプレン等のモノマーが用いられる。なお、当該熱可塑性樹脂としては、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、トリアクリルホルマール、トリアリルイソシヌレートなどがあげられる。架橋形態については未架橋が好ましいが、熱可塑性樹脂としての性質を損なわない程度に部分的に架橋していてもよい。
本発明の熱膨張マイクロカプセルは、例えば市販の液体を内包した熱可塑性樹脂粒子により製造することができる。かかる熱膨張マイクロカプセルの原料である液体を内包した熱可塑性樹脂粒子としては、例えば、スウェーデンのEXPANCEL製の「エクスパンセル091DU−80」または「エクスパンセル092DU−120」等として、あるいは松本油脂製薬(株)製の「マツモトマイクロスフェアーF−85」、「マツモトマイクロスフェアーF−100」または「マツモトマイクロスフェアー F−80VS」などとして入手可能である。
熱膨張マイクロカプセルの製造方法としては、例えば、熱により気化して気体を発生する液体を内包した熱膨張性熱可塑性樹脂粒子をその膨張開始温度以上の温度で加熱して膨張させ、その結果、該熱可塑性樹脂からなる外殻の内部が、気体を封入した状態をとる気体封入熱可塑性樹脂マイクロカプセルが得られる。
液体を内包した熱膨張性熱可塑性樹脂粒子を加熱させ膨張させる温度は、押出工程での非膨張性が良好であるという観点から130℃以上が好ましく、140℃以上がより好ましい。また、加熱させ膨張させる温度は、膨張特性の安定性が良好であるという観点から190℃以下が好ましく、180℃以下がより好ましい。
熱膨張する前の熱可塑性樹脂粒子の平均粒子径は、ゴムへの分散性が良好であるという観点から、5μm以上が好ましく、10μm以上がより好ましい。また、熱膨張する前の熱可塑性樹脂粒子の平均粒子径は、混合による破壊が少ないという観点から、50μm以下が好ましく、40μm以下がより好ましい。
前記の熱により気化して気体を発生する液体としては、例えば、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、ブタン、イソブタン、ヘキサン、石油エーテルのような炭化水素類、塩化メチル、塩化メチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエタン、トリクロルエチレンのような塩素化炭化水素などの液体があげられる。
熱膨張マイクロカプセルの平均粒子径は、本発明の効果を得るために10μm以上であり、耐空気透過性が良好であるという観点から20μm以上が好ましく、30μm以上がより好ましい。また、熱膨張マイクロカプセルの平均粒子径は、熱膨張マイクロカプセル同士の距離が充分に保て、ゴム成分がタイヤ走行による歪みの影響を受けて破壊されないという観点から95μm以下である。
熱膨張マイクロカプセルの含有量は、ゴム成分100重量部に対して、耐空気透過性が良好であるという観点から3重量部以上であり、コスト低減の観点から5重量部以上が好ましい。また、熱膨張マイクロカプセルの含有量は、ゴム成分100重量部に対して、耐亀裂成長性が良好であるという観点から15重量部以下であり、10重量部以下が好ましい。
熱膨張マイクロカプセルの密度は、耐亀裂成長性が良好であるという観点から0.02g/cm3以上が好ましい。また、熱膨張マイクロカプセルの密度は、ゴム組成物の密度を低下させるという観点から0.05g/cm3以下が好ましい。
ゴム組成物に配合されるカーボンブラックの含有量は、耐空気透過性および耐亀裂成長性、耐外傷性(引張強度)が良好であるという観点からゴム成分100重量部に対して、40重量部以上であり、耐亀裂成長性、耐外傷性が良好であるという観点から43重量部以上が好ましく、耐外傷性が良好であるという観点から、45重量部以上がより好ましい。また、ゴム組成物に配合されるカーボンブラックの含有量は、低発熱性に優れている点、耐亀裂成長性に優れている点からゴム成分100重量部に対して、60重量部以下であり、耐亀裂成長性、低発熱性が良好であるという観点から57重量部以下が好ましく、耐亀裂成長性が良好であるという観点から55重量部以下がより好ましい。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、耐亀裂成長性、耐外傷性が良好であるという観点から45m2/g以上であり、耐外傷性が良好であるという観点から50m2/g以上が好ましい。また、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、低発熱性および耐空気透過性を向上させるという観点から85m2/g以下であり、耐空気透過性が良好であるという観点から80m2/g以下が好ましい。なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K 6217−2のチッ素吸着法の比表面積の求め方にしたがって測定することができる。
本発明のサイドウォール用ゴム組成物には、さらに、シリカなどの補強剤、アロマオイルなどの軟化剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤など、一般的にタイヤ工業において使用される添加剤を適宜配合することができる。
ゴム成分中に外殻部分の熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルが含有されると、該熱膨張マイクロカプセルの密度が小さいためにゴム組成物全体の密度を相対的に低下させることができる。
外殻部分の熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルは、コストが一般的にゴムよりも高い材料であるが、極めて密度の低い材料であるので、使用するゴムによっては、熱膨張マイクロカプセルの方が体積コスト比較では安くなる場合がある。そのような場合は、熱膨張マイクロカプセルを含有することにより、ゴムの性能の向上に加え、軽量化やコストダウンといった特性を付与することが可能となる。
ゴム組成物の密度は、耐亀裂成長性および補強性が良好であるという観点から0.96g/cm3以上が好ましく、0.97g/cm3以上がより好ましい。また、ゴム組成物の密度は、軽量化することができるという観点から1g/cm3未満が好ましく、0.99g/cm3以下がより好ましく、0.98g/cm3以下がさらに好ましい。
本発明における熱膨張マイクロカプセルは、外殻部分が熱可塑性樹脂であるため、柔軟性があり、また、熱膨張する前の液体内包熱可塑性樹脂は、粒子径が小さいため、ゴムの混練り工程において熱膨張マイクロカプセルの破壊が少ない。
さらに、熱膨張マイクロカプセルにおける外殻部分の熱可塑性樹脂は、一般的に空気または水分を通しにくい。そのため、ゴム成分中を抜けようとする空気や水分は、熱膨張マイクロカプセルの球周辺を迂回しなければならず、移動距離が長くなる。その結果、耐空気透過性能が向上する。
通常のサイドウォール用ゴム組成物は、加硫剤および加硫促進剤以外の薬品を混練りする第一の工程、ならびに第一の工程により得られた混練り物に加硫剤および加硫促進剤をさらに添加して混練りする第二の工程からなる2つの混練り工程を用いて製造されることが一般的である。また、本発明のサイドウォール用ゴム組成物における熱膨張マイクロカプセルの配合は、混練りする第一の工程および混練り物に加硫剤および加硫促進剤をさらに添加して混練りする第二の工程のどちらの工程で配合してもよいが、第一の工程で熱膨張マイクロカプセルを配合した場合、液体を内包した熱可塑性樹脂を熱膨張させて熱膨張マイクロカプセルを製造する際に、ゴムの混練り工程の際に液体を内包した熱可塑性樹脂を配合させると、ゴム組成物の体積が増加しミキサーから出せなくなったり、その後の工程で所定の寸法に押出すことができなくなってしまうため、混練りする際の温度は液体を内包した熱可塑性樹脂の液体が気化して膨張しない温度に設定する必要がある。
よって、第二の工程で液体を内包した熱可塑性樹脂を配合し、加硫機中で加熱・加圧する際に熱膨張させて熱膨張マイクロカプセルを形成することが好ましい。
本発明のタイヤは、サイドウォール用ゴム組成物をタイヤのサイドウォールに用いて、通常の方法により製造される。すなわち、前記ゴム組成物を未加硫の段階でタイヤのサイドウォールの形状に押し出し加工し、タイヤ成形機上で通常の方法により貼り合わせて未加硫タイヤを成形する。該未加硫タイヤを加硫機中で加熱・加圧して空気入りタイヤを得る。
次に、実施例および比較例で用いた各種薬品について詳細に説明する。
天然ゴム(NR):RSS♯3
ポリブタジエンゴム(BR):宇部興産(株)製のBR150B
カーボンブラック(CB HAF):三菱化学(株)製のダイヤブラックHA(チッ素吸着比表面積:74m2/g)
カーボンブラック(CB FEF):キャボットジャパン(株)製のN550(チッ素吸着比表面積:40m2/g)
熱膨張マイクロカプセル1:松本油脂製薬(株)製の液体内包熱可塑性樹脂粒子(マツモトマイクロスフェアー F−80VS(膨張後の平均粒子径:20〜40μm))
熱膨張マイクロカプセル2:松本油脂製薬(株)製の液体内包熱可塑性樹脂粒子(マツモトマイクロスフェアー F−82(膨張後の平均粒子径:100〜160μm))
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸
粘着樹脂:丸善石油化学(株)製のマルカレッツT−100A
老化防止剤6C:フレキシス(株)製の6PPD
ワックス:日本精鑞(株)製のオゾエース0355
粉末硫黄:日本乾硫工業(株)製の5%オイル処理硫黄
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)
実施例1〜3および比較例1〜8
表1に示す配合処方にしたがい、熱膨張マイクロカプセルの原料となる液体内包熱可塑性樹脂粒子、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を、バンバリーミキサーを用いて、排出温度160℃の条件下で2.5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に、液体内包熱可塑性樹脂粒子、硫黄および加硫促進剤を添加し、バンバリーミキサーを用いて、排出温度100℃の条件下で2分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間プレス加硫し、実施例1〜3および比較例1〜8の加硫ゴム組成物を得た。
(引張強度)
作製したゴム組成物からJIS−K6251に準じて3号ダンベルを用いてサンプルを作製し、引っ張り試験を実施した。破断時のモジュラス(TB)の値が高いほど、ゴム強度が高い。
(デマチャ屈曲亀裂成長試験)
JIS K6260「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴムのデマチャ屈曲亀裂試験方法」に準じて、温度23℃、相対湿度55%の条件下で、加硫ゴム組成物のサンプルに関して、500万回試験後の亀裂長さ、あるいは成長が5mm以上になっているものは×、5mm未満のものは○とした。
(ゴム密度)
厚さ2mmの加硫ゴム組成物シートからゴム組成物を0.5g切り出し、比重計によって測定した。なお、ゴム密度が1g/cm3未満であれば軽量化できていると判断した。
(空気透過性)
空気透過性をASTM P−1434−75M法に従い、(株)東洋精機製作所製の空気透過率測定装置(GTR TESTER M−C1)を用いて、40℃の温度で測定した。前記測定により空気透過性を指数化した。指数化は、比較例1の数値を他水準の個数にて割った値に100を掛けて指数化した。比較例1を100として値が大きいほど良好である。なお、耐空気透過性が向上していると判断されるのは、110%以上である。
各評価結果を表1に示す。
Figure 2008260882

Claims (3)

  1. 平均粒子径が10〜95μmの独立した外殻部分が熱可塑性樹脂である熱膨張マイクロカプセルをゴム成分100重量部に対して3〜15重量部、およびチッ素吸着比表面積が45〜85m2/gのカーボンブラックを40〜60重量部含有するサイドウォール用ゴム組成物。
  2. ゴム組成物の密度が1g/cm3未満である請求項1記載のサイドウォール用ゴム組成物。
  3. 請求項1および2記載のサイドウォール用ゴム組成物を含むサイドウォールを有するタイヤ。
JP2007105882A 2007-04-13 2007-04-13 サイドウォール用ゴム組成物 Expired - Fee Related JP5383004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105882A JP5383004B2 (ja) 2007-04-13 2007-04-13 サイドウォール用ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105882A JP5383004B2 (ja) 2007-04-13 2007-04-13 サイドウォール用ゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008260882A true JP2008260882A (ja) 2008-10-30
JP5383004B2 JP5383004B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=39983605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105882A Expired - Fee Related JP5383004B2 (ja) 2007-04-13 2007-04-13 サイドウォール用ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5383004B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037551A (ja) * 2008-01-23 2014-02-27 Ube Ind Ltd サイドウォール用ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04198241A (ja) * 1990-11-27 1992-07-17 Bridgestone Corp タイヤ用ゴム組成物
JP2003327749A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤサイドウォール用ゴム組成物
JP2004042858A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2004099804A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2006063287A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤサイドウォール用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2006241342A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ランフラットタイヤの補強ライナー用ゴム組成物

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04198241A (ja) * 1990-11-27 1992-07-17 Bridgestone Corp タイヤ用ゴム組成物
JP2003327749A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤサイドウォール用ゴム組成物
JP2004042858A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2004099804A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2006063287A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤサイドウォール用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2006241342A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ランフラットタイヤの補強ライナー用ゴム組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037551A (ja) * 2008-01-23 2014-02-27 Ube Ind Ltd サイドウォール用ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5383004B2 (ja) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5434118B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物の製造法
JP5440028B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2007039499A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP2011157473A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
EP2103649A1 (en) Rubber composition for tire
JP2010059248A (ja) スタッドレスタイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP2006299031A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP2009046547A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP5380962B2 (ja) 空気入りスタッドレスタイヤ
JP2013213129A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2012131920A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5515867B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2008248230A (ja) インナーライナー用ゴム組成物
JP2006249324A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP5487559B2 (ja) サイドウォール用ゴム組成物
JP5383004B2 (ja) サイドウォール用ゴム組成物
JP2008163234A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP6720874B2 (ja) タイヤ加硫ブラダーの使用方法
JP2004263098A (ja) 空気入りタイヤ用ゴム組成物
JP2007284554A (ja) ベーストレッド用ゴム組成物
JP5617316B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2011089081A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP2005082620A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP2006241342A (ja) ランフラットタイヤの補強ライナー用ゴム組成物
JP6070137B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100324

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5383004

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees