JP2008260593A - 振動式部品供給装置 - Google Patents

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JP2008260593A JP2007102642A JP2007102642A JP2008260593A JP 2008260593 A JP2008260593 A JP 2008260593A JP 2007102642 A JP2007102642 A JP 2007102642A JP 2007102642 A JP2007102642 A JP 2007102642A JP 2008260593 A JP2008260593 A JP 2008260593A
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Kenji Enami
健次 江波
Takeshi Kajimoto
武志 梶本
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Abstract

【課題】搬送中の部品を吸引して減速させ、各部品間に搬送方向の隙間を付与する機構を備えた振動式部品供給装置のコスト削減を図ることである。
【解決手段】ボウル4の外壁4aに、上端がエア配管13を介してエアポンプ(図示省略)に接続され下端が開放された垂直な空気路12を設け、この空気路12の途中に、ボウル4のトラック6に開口する吸気口11を斜め上方から接続して、エアポンプから空気路12に供給された空気が吸気口11内の空気を引き込んで空気路12下端へ流れるようにすることにより、搬送中の部品Pが常時負圧のかかった吸気口11の位置で吸引されて減速し、各部品P間に搬送方向の隙間が生じるようにした。この構成では、従来用いられていた部品吸引用の真空ポンプが不要となり、真空ポンプとエアポンプとのコスト差分だけ装置全体のコストを削減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送中の各部品間に搬送方向の隙間を付与する機構を備えた振動式部品供給装置に関する。
表裏や長手方向等で方向性のあるチップ電子部品(図4参照)等の小型の部品を振動式部品供給装置により搬送しながら整列させて次工程に供給する場合、一般に、搬送中の部品の姿勢を光電センサや画像処理機器を用いて検査し、その検査結果に基づいて部品の選別を行い、部品の姿勢を揃えるようにしている。
ところで、上記のような部品姿勢の検査は、部品が所定の検査位置に到達したときに開始する必要があり、通常は、この検査開始のトリガ信号を発生させるために、部品の検査位置への到達を検出する光電センサ等の位置検出手段が設けられている。しかし、複数の部品が搬送方向に繋がった状態で搬送されてくると、搬送方向の後側に繋がる部品が検査位置に到達しても、位置検出手段がその到達を検出できず検査開始のトリガ信号を発生させないので、所定の姿勢でない部品が検査されることなく次工程に送られてしまい、次工程でのトラブルの原因となることがある。
これに対して、特許文献1に記載された振動式部品供給装置では、搬送路を搬送されてくる部品の検査位置への到達を位置検出手段で漏れなく検出するために、各部品の間に搬送方向の隙間を付与する機構を設けるようにしており、その機構の一つとして、検査位置の上流側の搬送路に、部品寸法よりも小さく、かつ常時負圧がかけられる吸気口を開口させ、搬送されてくる部品を吸気口の位置で吸引して減速させるものが採用されている。
特開2002−137820号公報
しかしながら、上記のように搬送中の部品を吸引して減速させる機構では、一般に、その吸気口を真空ポンプに接続する必要があり、コストが高くなるという難点がある。
本発明の課題は、搬送中の部品を吸引して減速させ、各部品間に搬送方向の隙間を付与する機構を備えた振動式部品供給装置のコスト削減を図ることである。
上記の課題を解決するため、本発明は、部品を振動により搬送する搬送部材の搬送路に、部品寸法よりも小さく、かつ常時負圧がかけられる吸気口を開口させ、前記搬送路を搬送されてくる部品を、前記吸気口の位置で吸引して減速させ、先行する部品との間に間隔をおいて吸気口の下流側へ送る機構を備えた振動式部品供給装置において、前記吸気口に負圧をかける手段として、前記搬送部材に一端がエア配管を介してエアポンプに接続され他端が開放された空気路を設け、この空気路の途中に前記吸気口を接続して、前記エアポンプから空気路に供給された空気が、前記吸気口内の空気を引き込んで空気路他端へ流れるようにしたものを採用した。これにより、従来のように吸気口を真空ポンプに接続する必要がなくなり、真空ポンプとエアポンプとのコスト差分だけ装置全体のコスト削減が図れる。
また、上記の構成に加えて、前記吸気口の下流側に、部品が所定の検査位置に到達したことを検出する位置検出手段と、この位置検出手段の検出出力に応じて部品の姿勢を検査する検査手段と、その検査結果に基づいて部品の選別を行う選別手段とを備えることにより、吸気口の位置から搬送されてくる部品の検査位置への到達が位置検出手段で漏れなく検出され、各部品の姿勢検査および選別が確実に行われるようになる。
本発明は、上述したように、振動式部品供給装置の搬送路に開口する吸気口を搬送部材に設けた空気路の途中に接続して、エアポンプから空気路の一端に供給された空気が吸気口内の空気を引き込んで空気路他端へ流れるようにすることにより、搬送中の部品が常時負圧のかかった吸気口の位置で吸引されて減速し、各部品間に搬送方向の隙間が生じるようにしたので、従来用いられていた部品吸引用の真空ポンプを不要として、真空ポンプとエアポンプとのコスト差分だけ装置全体のコストを削減することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この振動式部品供給装置は、図4に示した、長手方向一端寄りの表面側に特徴部Aを有する扁平な直方体形状のチップ電子部品(以下、単に「部品」と記す。)Pの整列供給を行うもので、図1に示すように、振動式のボウルフィーダ1に振動式の直進フィーダ2が接続されている。各フィーダ1、2は、それぞれ基台3上に設けた振動体(図示省略)に搬送部材としてのボウル4およびシュート5が連結され、その搬送路上で部品Pを振動させて次工程まで搬送するようになっている。
前記ボウルフィーダ1は、ボウル4の内側にその底部から螺旋状に上昇する搬送路としてのトラック6が形成されており、このトラック6の最上部の排出端が、前記直進フィーダ2のシュート5の供給端に接続されている。また、ボウル4には、部品Pを一列一層でかつ長手方向が搬送方向に向くように整列させて搬送する整列搬送部7と、その下流側で部品Pの姿勢を検査し、その検査結果により部品Pを選別する部品検査部8とが設けられている。
前記部品検査部8には、部品Pが所定の検査位置に到達したことを検出する位置検出手段としての光電センサ(図示省略)と、この光電センサの検出出力に応じて部品Pの特徴部Aの位置すなわち部品姿勢を検査する検査手段としての画像処理機器9と、その検査結果に基づいてエアを吹き出し、所定の姿勢でない部品Pをボウル4底部へ戻す選別手段としての部品排除ノズル10(図2参照)とが設けられている。
従って、ボウル4の底部に投入された部品は、ボウル4から受ける振動でトラック6を搬送されていき、整列搬送部7において一列一層でかつ長手方向が搬送方向に向くように整列された状態で部品検査部8に送られ、画像処理機器9による検査の結果、所定の姿勢でないものはボウル4底部へ戻され、所定姿勢のもののみがトラック6最上部の排出端から直進フィーダ2のシュート5へ搬送されて次工程に供給される。
ここで、図2に示すように、前記部品検査部8の上流側のトラック6には、部品寸法よりも小さく、かつ後述の機構により常時負圧がかけられる吸気口11が開口しており、トラック6を搬送されてくる部品Pが、吸気口11の位置で吸引されて減速し、先行する部品Pとの間に間隔をおいて部品検査部8へ送られるようになっている。
前記吸気口11は、図3に示すように、ボウル4の外壁4aに設けられた垂直な空気路12の途中に斜め上方から接続されている。空気路12の上端はエア配管13を介して図示省略したエアポンプに接続され、下端は開放されている。これにより、前記エアポンプから空気路12に供給された空気が、吸気口11内の空気を引き込んで空気路12下端へ流れ、吸気口11に常時負圧がかかるようになっている。
なお、図1に示したように、前記整列搬送部7と吸気口11の間には、トラック6に滞留する部品Pを図示省略した光電センサで検出し、部品Pの滞留が検出されたときにエアを吹き出して部品Pをボウル4底部へ戻す滞留規制部14が設けられている。この滞留規制部14は、吸気口11の上流側に滞留する部品Pを所定量以下に規制することにより、部品Pが吸気口11の位置で後続の部品Pに押し進められることなく、確実に減速して部品検査部8へ送られるようにするものである。
この振動式部品供給装置は、上記の構成であり、ボウル4のトラック6に開口する吸気口11に負圧をかける手段として、従来のように真空ポンプを用いず、吸気口11をボウル4に設けた垂直な空気路12の途中に斜め上方から接続して、図示省略したエアポンプから空気路12上端に供給される空気の流れを利用する方法を採用したので、真空ポンプとエアポンプとのコスト差分だけ従来よりも装置全体のコストが安くなっている。
なお、本発明は、実施形態のようなボウルフィーダと直進フィーダを組み合わせた振動式部品供給装置に限らず、搬送中の部品を吸引して減速させる機構を備えておれば、ボウルフィーダ単体のもの、直進フィーダ単体のもの等、どのようなタイプの部品供給装置にも適用できる。
実施形態の振動式部品供給装置の平面図 図1の部品検査部付近における部品搬送状態の説明図 図1のIII−III線に沿った断面図 整列供給される部品の斜視図
符号の説明
1 ボウルフィーダ
2 直進フィーダ
3 基台
4 ボウル
4a 外壁
5 シュート
6 トラック
7 整列搬送部
8 部品検査部
9 画像処理機器
10 ノズル
11 吸気口
12 空気路
13 エア配管
14 滞留規制部
P 部品
A 特徴部

Claims (2)

  1. 部品を振動により搬送する搬送部材の搬送路に、部品寸法よりも小さく、かつ常時負圧がかけられる吸気口を開口させ、前記搬送路を搬送されてくる部品を、前記吸気口の位置で吸引して減速させ、先行する部品との間に間隔をおいて吸気口の下流側へ送る機構を備えた振動式部品供給装置において、前記吸気口に負圧をかける手段が、前記搬送部材に一端がエア配管を介してエアポンプに接続され他端が開放された空気路を設け、この空気路の途中に前記吸気口を接続して、前記エアポンプから空気路に供給された空気が、前記吸気口内の空気を引き込んで空気路他端へ流れるようにしたものであることを特徴とする振動式部品供給装置。
  2. 前記吸気口の下流側に、部品が所定の検査位置に到達したことを検出する位置検出手段と、この位置検出手段の検出出力に応じて部品の姿勢を検査する検査手段と、その検査結果に基づいて部品の選別を行う選別手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の振動式部品供給装置。
JP2007102642A 2007-04-10 2007-04-10 振動式部品供給装置 Pending JP2008260593A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105084006A (zh) * 2015-07-31 2015-11-25 苏州普京真空技术有限公司 一种真空抽吸装置

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